JP3111750B2 - 可変長符号復号方式 - Google Patents
可変長符号復号方式Info
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- JP3111750B2 JP3111750B2 JP05137349A JP13734993A JP3111750B2 JP 3111750 B2 JP3111750 B2 JP 3111750B2 JP 05137349 A JP05137349 A JP 05137349A JP 13734993 A JP13734993 A JP 13734993A JP 3111750 B2 JP3111750 B2 JP 3111750B2
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、可変長符号化の可変長
符号復号方式に関するものである。
符号復号方式に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図5は従来の可変長符号復号方式を実現
する可変長符号復号装置であり、51は可変長符号デー
タをシフトクロックによって1ビットずつ入力し上位ビ
ットに向かってシフトするシフトレジスタ、52はシフ
トレジスタ51の出力するパラレルデータの最上位ビッ
トから始まる可変長符号の検出手段、53は検出手段5
2の検出した可変長符号の符号長分のシフトクロックを
出力するカウンタ、54はシフトレジスタ51の出力す
るパラレルデータの最上位ビットから検出手段52の検
出した可変長符号の符号長分のデータを分離出力する符
号分離手段である。
する可変長符号復号装置であり、51は可変長符号デー
タをシフトクロックによって1ビットずつ入力し上位ビ
ットに向かってシフトするシフトレジスタ、52はシフ
トレジスタ51の出力するパラレルデータの最上位ビッ
トから始まる可変長符号の検出手段、53は検出手段5
2の検出した可変長符号の符号長分のシフトクロックを
出力するカウンタ、54はシフトレジスタ51の出力す
るパラレルデータの最上位ビットから検出手段52の検
出した可変長符号の符号長分のデータを分離出力する符
号分離手段である。
【0003】以上のように構成された従来の可変長符号
復号装置においては、シフトレジスタ51の出力するパ
ラレルデータの最上位ビットから始まる可変長符号の符
号長は検出手段52によって検出され、カウンタ53と
符号分離手段54に出力される。
復号装置においては、シフトレジスタ51の出力するパ
ラレルデータの最上位ビットから始まる可変長符号の符
号長は検出手段52によって検出され、カウンタ53と
符号分離手段54に出力される。
【0004】カウンタ53は検出された符号長分のシフ
トクロックをシフトレジスタ51に対して出力する。
トクロックをシフトレジスタ51に対して出力する。
【0005】続いて、シフトレジスタ51はカウンタ5
3が出力するシフトクロックによって検出済みの可変長
符号をシフトアウトし、次に続く可変長符号をパラレル
データの最上位ビットから位置づける。
3が出力するシフトクロックによって検出済みの可変長
符号をシフトアウトし、次に続く可変長符号をパラレル
データの最上位ビットから位置づける。
【0006】一方、符号分離手段54はシフトレジスタ
51から出力されるパラレルデータから検出された符号
長分のデータを分離出力していくことで可変長符号化さ
れたデータを符号化単位迄復号するものである。
51から出力されるパラレルデータから検出された符号
長分のデータを分離出力していくことで可変長符号化さ
れたデータを符号化単位迄復号するものである。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記のよ
うな構成では、復号しようとするデータの一部に誤りが
生じた場合、誤ったデータを包含するビットパターンの
符号長の検出が不能となり、以降のデータの復号が正し
く行えないという課題を有していた。
うな構成では、復号しようとするデータの一部に誤りが
生じた場合、誤ったデータを包含するビットパターンの
符号長の検出が不能となり、以降のデータの復号が正し
く行えないという課題を有していた。
【0008】本発明はかかる点に鑑み、復号しようとす
るデータの一部に誤りが生じても、誤った部分以降の復
号を継続して行え、誤ったビットパターンが、他のビッ
トパターンとして誤検出することを低減し、仮に誤検出
した場合でも、所定の範囲内でこの誤検出を検知できる
可変長符号復号方式を提供することを目的とする。
るデータの一部に誤りが生じても、誤った部分以降の復
号を継続して行え、誤ったビットパターンが、他のビッ
トパターンとして誤検出することを低減し、仮に誤検出
した場合でも、所定の範囲内でこの誤検出を検知できる
可変長符号復号方式を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明の可変長符号復号方式は、ハフマン符号化によ
り可変長符号化された情報である第1のビット列をビッ
トシフト情報に従って入力しパラレル出力を備えたビッ
トシフト手段と、ビットシフト手段のパラレル出力の最
上位ビットから始まる第2のビット列と、ハフマン符号
化で割り当てられている所定の複数のビットパターンを
比較し、該当するビットパターンを検出すればビットパ
ターンのビット長を出力する検出手段と、検出手段の検
出したビットパターンのビット長分をビットシフト手段
に対しビットシフト情報として出力するビットシフト制
御手段と、ビットシフト手段のパラレル出力の最上位ビ
ットから検出手段の検出したビットパターンのビット長
分のデータを分離出力する符号分離手段とを備え、ビッ
トシフト手段が切り出した第2のビット列中に含まれる
所定のビットパターンのビット長を検出手段が検出し、
ビットシフト制御手段がこのビット長を基にビットシフ
ト手段に順次ビットシフト情報を繰り返し与え続ける復
号手順を有している。
に本発明の可変長符号復号方式は、ハフマン符号化によ
り可変長符号化された情報である第1のビット列をビッ
トシフト情報に従って入力しパラレル出力を備えたビッ
トシフト手段と、ビットシフト手段のパラレル出力の最
上位ビットから始まる第2のビット列と、ハフマン符号
化で割り当てられている所定の複数のビットパターンを
比較し、該当するビットパターンを検出すればビットパ
ターンのビット長を出力する検出手段と、検出手段の検
出したビットパターンのビット長分をビットシフト手段
に対しビットシフト情報として出力するビットシフト制
御手段と、ビットシフト手段のパラレル出力の最上位ビ
ットから検出手段の検出したビットパターンのビット長
分のデータを分離出力する符号分離手段とを備え、ビッ
トシフト手段が切り出した第2のビット列中に含まれる
所定のビットパターンのビット長を検出手段が検出し、
ビットシフト制御手段がこのビット長を基にビットシフ
ト手段に順次ビットシフト情報を繰り返し与え続ける復
号手順を有している。
【0010】
【作用】本発明は上記した構成により、 (1) 第1のビット列中に誤りが生じた等で第1のビ
ット列から順次切り出される新たな第2のビット列の正
しいビットパターンの検出が不可能となり、ビット長を
誤った場合、ビットシフト制御手段は新たな第2のビッ
ト列の切り出し位置を制御するビットシフト情報を増減
させ復号手順が所定回数連続してビットパターン検出不
能を起こさないビット列切り出し位置を検索し、同位置
からの復号の継続を行う。
ット列から順次切り出される新たな第2のビット列の正
しいビットパターンの検出が不可能となり、ビット長を
誤った場合、ビットシフト制御手段は新たな第2のビッ
ト列の切り出し位置を制御するビットシフト情報を増減
させ復号手順が所定回数連続してビットパターン検出不
能を起こさないビット列切り出し位置を検索し、同位置
からの復号の継続を行う。
【0011】(2) 8×8画素単位のブロックを直交
変換した周波数成分係数の2次元配列を周波数成分の低
い順に1次元配列に変換し、係数が0の連続する部分は
連続数を係数0のRUN長としてハフマン符号化された
ビット列の最後にブロックの終端を示す情報を付加した
ビット列を復号する上記復号過程において、ビットシフ
ト制御手段はブロック毎に係数の個数を積算する際にブ
ロックの終端を検出した時点で、ブロックを構成する6
4個の係数が過不足なく揃ったことを確認することをも
って、復号の成功と判断する。
変換した周波数成分係数の2次元配列を周波数成分の低
い順に1次元配列に変換し、係数が0の連続する部分は
連続数を係数0のRUN長としてハフマン符号化された
ビット列の最後にブロックの終端を示す情報を付加した
ビット列を復号する上記復号過程において、ビットシフ
ト制御手段はブロック毎に係数の個数を積算する際にブ
ロックの終端を検出した時点で、ブロックを構成する6
4個の係数が過不足なく揃ったことを確認することをも
って、復号の成功と判断する。
【0012】(3) 8×8画素単位のブロックを直交
変換した周波数成分係数の2次元配列を周波数成分の低
い順に1次元配列に変換し、係数が0の連続する部分は
連続数を係数0のRUN長としてハフマン符号化された
ビット列の最後にブロックの終端を示す情報を付加した
ビット列を復号する上記復号過程において、64個の係
数を順次復号していく各復号点の直後に続くビットパタ
ーンには各々出現し得ないRUN長を持ったビットパタ
ーンが存在することに着目し、このビットパターンを各
々の復号点での検出手段の検出対象ビットパターンから
除き、その地点で出現し得ないビットパターンの誤検出
を防ぐ。
変換した周波数成分係数の2次元配列を周波数成分の低
い順に1次元配列に変換し、係数が0の連続する部分は
連続数を係数0のRUN長としてハフマン符号化された
ビット列の最後にブロックの終端を示す情報を付加した
ビット列を復号する上記復号過程において、64個の係
数を順次復号していく各復号点の直後に続くビットパタ
ーンには各々出現し得ないRUN長を持ったビットパタ
ーンが存在することに着目し、このビットパターンを各
々の復号点での検出手段の検出対象ビットパターンから
除き、その地点で出現し得ないビットパターンの誤検出
を防ぐ。
【0013】
【実施例】以下、本発明の一実施例について、図面を参
照しながら説明する。
照しながら説明する。
【0014】図1は本発明の第1の実施例における可変
長符号復号化方式を実装する可変長符号復号化装置の構
成を示すものである。図1において、ビットシフト手段
11はハフマン符号化により可変長符号化された情報で
ある第1のビット列をビットシフト情報に従って入力し
パラレル出力し、検出手段12はビットシフト手段のパ
ラレル出力の最上位ビットから始まる第2のビット列
と、ハフマン符号化で割り当てられている所定の複数の
ビットパターンを比較し、該当するビットパターンを検
出すればビットパターンのビット長を出力する。ビット
シフト制御手段13は検出手段12の検出したビットパ
ターンのビット長分をビットシフト手段11に対しビッ
トシフト情報として出力する。符号分離手段14はビッ
トシフト手段11のパラレル出力の最上位ビットから検
出手段12の検出したビットパターンのビット長分のデ
ータを分離出力する。
長符号復号化方式を実装する可変長符号復号化装置の構
成を示すものである。図1において、ビットシフト手段
11はハフマン符号化により可変長符号化された情報で
ある第1のビット列をビットシフト情報に従って入力し
パラレル出力し、検出手段12はビットシフト手段のパ
ラレル出力の最上位ビットから始まる第2のビット列
と、ハフマン符号化で割り当てられている所定の複数の
ビットパターンを比較し、該当するビットパターンを検
出すればビットパターンのビット長を出力する。ビット
シフト制御手段13は検出手段12の検出したビットパ
ターンのビット長分をビットシフト手段11に対しビッ
トシフト情報として出力する。符号分離手段14はビッ
トシフト手段11のパラレル出力の最上位ビットから検
出手段12の検出したビットパターンのビット長分のデ
ータを分離出力する。
【0015】以上のように構成された本実施例の可変長
符号復号化方式について、以下その動作について図2を
併用して説明する。図2は第1のビット列がビットシフ
ト手段11によってシフトされ、パラレル出力から第2
のビット列として取り出されていく様子の模式図であ
る。先ず、図2のstep1では各々ビット長の異なる符号
1,2,3,・・・と連続する第1のビット列がビット
シフト手段11によって先頭の符号1がパラレル出力よ
り第2のビット列として切り出された状態にある。
符号復号化方式について、以下その動作について図2を
併用して説明する。図2は第1のビット列がビットシフ
ト手段11によってシフトされ、パラレル出力から第2
のビット列として取り出されていく様子の模式図であ
る。先ず、図2のstep1では各々ビット長の異なる符号
1,2,3,・・・と連続する第1のビット列がビット
シフト手段11によって先頭の符号1がパラレル出力よ
り第2のビット列として切り出された状態にある。
【0016】図2のstep1のビットシフト手段11が切
り出した第2のビット列先頭から含まれる、符号化時に
用いられた所定のビットパターンを検出手段12によっ
て検出する。このとき、検出されるのは符号1であり、
ビットシフト制御手段13は符号1のビット長をビット
シフト手段11にビットシフトするようビットシフト情
報を与える。同時に、符号分離手段14は第2のビット
列先頭から検出手段12が検出したビット長、つまり符
号1を分離出力する。続いて、新たなビットシフト情報
を得たビットシフト手段11は第1のビット列を符号1
と符号2の境界までシフトすると図2のstep2の状態で
ある。
り出した第2のビット列先頭から含まれる、符号化時に
用いられた所定のビットパターンを検出手段12によっ
て検出する。このとき、検出されるのは符号1であり、
ビットシフト制御手段13は符号1のビット長をビット
シフト手段11にビットシフトするようビットシフト情
報を与える。同時に、符号分離手段14は第2のビット
列先頭から検出手段12が検出したビット長、つまり符
号1を分離出力する。続いて、新たなビットシフト情報
を得たビットシフト手段11は第1のビット列を符号1
と符号2の境界までシフトすると図2のstep2の状態で
ある。
【0017】このようにしてstep3,step4と復号を繰返
していく。さて、復号の過程で第1のビット列中に誤り
が生じた場合、図3の模式図に示すように、図3のstep
1,step2,step3と復号が進んでいくとデータが誤って
いる符号3の復号時に検出手段12が正しいビットパタ
ーンを検出不能となり、ビット長をビットシフト制御手
段13に渡せなくなる。このときビットシフト制御手段
13は図3のstep4,step5,step6,step7,step8に示
すように符号化時に用いられた所定のビットパターン中
で最短のビット長分ビットシフトを指示するビットシフ
ト情報をビットシフト手段11に出力し、検出手段12
の検出回復を待つ。
していく。さて、復号の過程で第1のビット列中に誤り
が生じた場合、図3の模式図に示すように、図3のstep
1,step2,step3と復号が進んでいくとデータが誤って
いる符号3の復号時に検出手段12が正しいビットパタ
ーンを検出不能となり、ビット長をビットシフト制御手
段13に渡せなくなる。このときビットシフト制御手段
13は図3のstep4,step5,step6,step7,step8に示
すように符号化時に用いられた所定のビットパターン中
で最短のビット長分ビットシフトを指示するビットシフ
ト情報をビットシフト手段11に出力し、検出手段12
の検出回復を待つ。
【0018】結果、図8のstep8に到達し誤りのない符
号4の境界まで進んだ時点で復号を継続できる。
号4の境界まで進んだ時点で復号を継続できる。
【0019】図4は本発明の第2の実施例の説明に用い
る、8×8画素単位のブロックを直交変換した周波数成
分係数の2次元配列を周波数成分の低い順に1次元配列
に変換し、係数が0の連続する部分は連続数を係数0の
RUN長としてハフマン符号化されたビット列の最後に
ブロックの終端を示す情報を付加したビット列の模式図
である。同図において、係数1〜5には各々符号1〜5
に割り付けられ、6〜64の係数0の連続する部分はR
UN長として符号6を割り付け、最後にブロックの終端
情報として符号7を付加している。このように符号化さ
れたビット列の復号過程は第1の実施例と同様である。
第1の実施例と異なるのはビットシフト制御手段13は
ブロック毎に係数の個数を積算する機能を有している点
である。
る、8×8画素単位のブロックを直交変換した周波数成
分係数の2次元配列を周波数成分の低い順に1次元配列
に変換し、係数が0の連続する部分は連続数を係数0の
RUN長としてハフマン符号化されたビット列の最後に
ブロックの終端を示す情報を付加したビット列の模式図
である。同図において、係数1〜5には各々符号1〜5
に割り付けられ、6〜64の係数0の連続する部分はR
UN長として符号6を割り付け、最後にブロックの終端
情報として符号7を付加している。このように符号化さ
れたビット列の復号過程は第1の実施例と同様である。
第1の実施例と異なるのはビットシフト制御手段13は
ブロック毎に係数の個数を積算する機能を有している点
である。
【0020】第1の実施例と同様に、図3のstep3まで
復号が進んだ時点で誤ったデータである符号3と直後の
符号4が見かけ上1つの符号として検出手段12に誤検
出されてしまった場合、次は図3のstep9となりそのま
ま復号を続ける。最終的にブロックの終端を示す符号7
まで到達する。この時点で本来なら1ブロック分64個
の係数が復号されているはずであるので、ビットシフト
制御手段13は復号した係数の個数が64に対して63
個しかないことでブロック単位の復号中にデータ誤り等
が発生したと判断する。
復号が進んだ時点で誤ったデータである符号3と直後の
符号4が見かけ上1つの符号として検出手段12に誤検
出されてしまった場合、次は図3のstep9となりそのま
ま復号を続ける。最終的にブロックの終端を示す符号7
まで到達する。この時点で本来なら1ブロック分64個
の係数が復号されているはずであるので、ビットシフト
制御手段13は復号した係数の個数が64に対して63
個しかないことでブロック単位の復号中にデータ誤り等
が発生したと判断する。
【0021】本発明の第3の実施例として、上記第2の
実施例の復号過程で、仮に、誤った符号が係数0のRU
N長として検出手段12により誤検出されてしまった場
合、直後に続く符号が取り得るビットパターンは1個の
係数を表すものとブロック先頭からの係数の合計が64
を越えない範囲の係数0のRUN長を含むものに限定さ
れることになる。従って、検出手段12は、限定された
ものだけを検出対象とすることでブロック内の各復号時
点で出現する可能性のないビットパターンの誤検出を防
ぐことができる。
実施例の復号過程で、仮に、誤った符号が係数0のRU
N長として検出手段12により誤検出されてしまった場
合、直後に続く符号が取り得るビットパターンは1個の
係数を表すものとブロック先頭からの係数の合計が64
を越えない範囲の係数0のRUN長を含むものに限定さ
れることになる。従って、検出手段12は、限定された
ものだけを検出対象とすることでブロック内の各復号時
点で出現する可能性のないビットパターンの誤検出を防
ぐことができる。
【0022】なお、上記実施例において可変長符号復号
装置としたが、可変長符号復号ソフトウェアのアルゴリ
ズムとしても良い。
装置としたが、可変長符号復号ソフトウェアのアルゴリ
ズムとしても良い。
【0023】
【発明の効果】以上のように本発明は、ビットシフト手
段が切り出した第2のビット列中に含まれる所定のビッ
トパターンのビット長を検出手段が検出し、ビットシフ
ト制御手段がこのビット長を基にビットシフト手段に順
次ビットシフト情報を繰り返し与え続ける復号手順を有
し、第1のビット列中に誤りが生じた等で第1のビット
列から順次切り出される新たな第2のビット列の正しい
ビットパターンの検出が不可能となり、ビット長を誤っ
た場合、ビットシフト制御手段は新たな第2のビット列
の切り出し位置を制御するビットシフト情報を増減させ
復号手順が所定回数連続してビットパターン検出不能を
起こさないビット列切り出し位置を検索し、同位置から
の復号の継続を行う。
段が切り出した第2のビット列中に含まれる所定のビッ
トパターンのビット長を検出手段が検出し、ビットシフ
ト制御手段がこのビット長を基にビットシフト手段に順
次ビットシフト情報を繰り返し与え続ける復号手順を有
し、第1のビット列中に誤りが生じた等で第1のビット
列から順次切り出される新たな第2のビット列の正しい
ビットパターンの検出が不可能となり、ビット長を誤っ
た場合、ビットシフト制御手段は新たな第2のビット列
の切り出し位置を制御するビットシフト情報を増減させ
復号手順が所定回数連続してビットパターン検出不能を
起こさないビット列切り出し位置を検索し、同位置から
の復号の継続を行う。
【0024】また、8×8画素単位のブロックを直交変
換した周波数成分係数の2次元配列を周波数成分の低い
順に1次元配列に変換し、係数が0の連続する部分は連
続数を係数0のRUN長としてハフマン符号化されたビ
ット列の最後にブロックの終端を示す情報を付加したビ
ット列を復号する上記復号過程に於て、ビットシフト制
御手段はブロック毎に係数の個数を積算する際にブロッ
クの終端を検出した時点で、ブロックを構成する64個
の係数が過不足なく揃ったことを確認することをもっ
て、復号の成功と判断する。
換した周波数成分係数の2次元配列を周波数成分の低い
順に1次元配列に変換し、係数が0の連続する部分は連
続数を係数0のRUN長としてハフマン符号化されたビ
ット列の最後にブロックの終端を示す情報を付加したビ
ット列を復号する上記復号過程に於て、ビットシフト制
御手段はブロック毎に係数の個数を積算する際にブロッ
クの終端を検出した時点で、ブロックを構成する64個
の係数が過不足なく揃ったことを確認することをもっ
て、復号の成功と判断する。
【0025】さらに、64個の係数を順次復号していく
各復号点の直後に続くビットパターンには各々出現し得
ないRUN長を持ったビットパターンが存在することに
着目し、このビットパターンを各々の復号点での検出手
段の検出対象ビットパターンから除き、その地点で出現
し得ないビットパターンの誤検出を防ぐことができる。
各復号点の直後に続くビットパターンには各々出現し得
ないRUN長を持ったビットパターンが存在することに
着目し、このビットパターンを各々の復号点での検出手
段の検出対象ビットパターンから除き、その地点で出現
し得ないビットパターンの誤検出を防ぐことができる。
【図1】本発明の第1の実施例における可変長符号復号
装置の構成を示すブロック図
装置の構成を示すブロック図
【図2】同第1の実施例におけるビットシフト手段11
のビット列切出し様子を示す模式図
のビット列切出し様子を示す模式図
【図3】同第1の実施例におけるデータ誤りを持ったビ
ットシフト手段のビット列切出しの様子を示す模式図
ットシフト手段のビット列切出しの様子を示す模式図
【図4】本発明の第2の実施例における係数の2次元配
列から1次元配列への変換を示す模式図
列から1次元配列への変換を示す模式図
【図5】従来例の可変長符号復号装置の構成を示すブロ
ック図
ック図
11 ビットシフト手段 12 ビット検出手段 13 ビットシフト制御手段 14 符号分離手段 51 シフトレジスタ 52 ビット検出手段 53 カウンタ 54 符号分離手段
Claims (3)
- 【請求項1】 ハフマン符号化により可変長符号化され
た情報である第1のビット列をビットシフト情報に従っ
て入力しパラレル出力を備えたビットシフト手段と、 前記ビットシフト手段のパラレル出力の最上位ビットか
ら始まる第2のビット列と、前記ハフマン符号化で割り
当てられている所定の複数のビットパターンを比較し、
該当するビットパターンを検出すればビットパターンの
ビット長を出力する検出手段と、 前記検出手段の検出したビットパターンのビット長分を
前記ビットシフト手段に対しビットシフト情報として出
力するビットシフト制御手段と、 前記ビットシフト手段のパラレル出力の最上位ビットか
ら前記検出手段の検出したビットパターンのビット長分
のデータを分離出力する符号分離手段とを備え、 前記ビットシフト手段が切り出した第2のビット列中に
含まれる所定のビットパターンのビット長を前記検出手
段が検出し、前記ビットシフト制御手段がこのビット長
を基に前記ビットシフト手段に順次ビットシフト情報を
繰り返し与え続ける復号手順において、前記第1のビッ
ト列中に誤りが生じた等で前記第1のビット列から順次
切り出される新たな第2のビット列の正しいビットパタ
ーンの検出が不可能となりビット長を誤った場合、前記
ビットシフト制御手段は新たな第2のビット列の切り出
し位置を制御するビットシフト情報を増減させ、前記復
号手順が所定回数連続してビットパターン検出不能を起
こさないビット列切り出し位置を検索し、同位置からの
復号の継続を行うことを特徴とする可変長符号復号方
式。 - 【請求項2】 8×8画素単位のブロックを直交変換し
た周波数成分係数の2次元配列を周波数成分の低い順に
1次元配列に変換し、係数が0の連続する部分は連続数
を係数0のRUN長としてハフマン符号化されたビット
列の最後にブロックの終端を示す情報を付加したビット
列を復号する復号過程において、前記ビットシフト制御
手段はブロック毎に係数の個数を積算する際にブロック
の終端を検出した時点で、ブロックを構成する64個の
係数が過不足なく揃ったことを確認することをもって、
復号の成功と判断することを特徴とする請求項1記載の
可変長符号復号方式。 - 【請求項3】 8×8画素単位のブロックを直交変換し
た周波数成分係数の2次元配列を周波数成分の低い順に
1次元配列に変換し、係数が0の連続する部分は連続数
を係数0のRUN長としてハフマン符号化されたビット
列の最後にブロックの終端を示す情報を付加したビット
列を復号する復号過程において、64個の係数を順次復
号していく各復号点の直後に続くビットパターンには各
々出現し得ないRUN長を持ったビットパターンが存在
することに着目し、このビットパターンを各々の復号点
での前記検出手段の検出対象ビットパターンから除き、
その地点で出現し得ないビットパターンの誤検出を防ぐ
ことを特徴とする請求項1記載の可変長符号復号方式。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP05137349A JP3111750B2 (ja) | 1993-06-08 | 1993-06-08 | 可変長符号復号方式 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
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