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JP3110778U - 卓上仏壇 - Google Patents

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JP3110778U
JP3110778U JP2005001747U JP2005001747U JP3110778U JP 3110778 U JP3110778 U JP 3110778U JP 2005001747 U JP2005001747 U JP 2005001747U JP 2005001747 U JP2005001747 U JP 2005001747U JP 3110778 U JP3110778 U JP 3110778U
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亮行 長
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株式会社日蓮宗新聞社
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Abstract

【課題】 箱型構造であって、蓋部材を開けた時は仏壇として機能し、蓋部材を閉じた時は直ちに元の箱型構造に戻すことができる卓上仏壇を提供すること。
【解決手段】 仏壇が、上面が開口している箱主体2と、箱主体2に蝶番3を介して開閉自在に設けた蓋部材4とからなる。蓋部材4の内側面に本尊表記部41と戒名表記部42を設け、また、箱主体2には引出し及び格納が可能な載置板26を設けている。箱主体2内には故人の写真又は故人に所縁の品、あるいは、供物皿などの仏具を収納する。
【選択図】 図1

Description

本考案は、卓上仏壇に関するものである。
古くから我国の文化として各家庭には仏壇があったが、生活形態が著しく変化し、マンション形式の住居に住むようになるに伴い、住環境の空間にゆとりが少なくなり、仏間は勿論のこと仏壇を設置するスペースを確保することが困難になってきており、近時は、仏壇を備えていない家庭が急増している。
仏具メーカーから、小型で改良された仏壇が提供されており、小さな住空間にも設置可能なものが提供されているが、価格の問題もあって必ずしも多くの家庭に普及しているとはいえないのが実情である。
従来から、箱型に形成され、卓上に設置できる仏壇が提案されており、一例として下記の特許文献1ないし3に記載されたものが知られている。
特開2003−61811号公報 実用新案登録第3095603号公報 実用新案登録第3098188号公報
特許文献1に記載の仏壇は、箱本体10内に三具足等の仏具を載置するための檀座12を配置するとともに、箱本体10に対し檀座12を前後方向にスライド可能としたものであって、檀座12には内側に御本尊の掛け軸等の礼拝対象物を配置可能とした蓋部材14を蝶番16を介して開閉自在に取付けたものである。使用時には、閉じられた蓋部材14を前方に若干移動した状態で起し、直立状態を保持して箱本体10の内側に配置した御本尊の掛け軸等を現わしている(特許文献1の図6を参照)。
特許文献2に記載の仏壇は、上面が開口された箱主体aと、箱主体aの上面開口に対して開閉自在に設けた蓋体兼祭壇板bとを有し、蓋体兼祭壇板bの裏面に差込み用溝7を形成した祭器祭具支持部cを設けたものであって、箱主体aに供物皿13、花器14、位牌用台板15等を収容する。使用時には、蓋体兼祭壇板bを裏面を上に向けて箱主体aの上面開口に載置し、蓋体兼祭壇板bに供物皿13、花器14を載せ、祭器祭具支持部cの差込み用溝7に写真支持具e及び位牌用台板15を差込むものである(特許文献2の図1を参照)。
また、特許文献3に記載の仏壇は、箱型の本体1と、本体1の開口部に被せる蓋2とからなり、本体1は、取外し可能な位牌3を収容するとともに内面に本尊(絵や写真)又は遺影4を配置したものであり、蓋2は、内面に経典5などが印刷されているものである。使用時には、蓋2を外して本体1に収容した位牌3を表面に向けて設置し、蓋2は内面を表に向けて本体1の前方に置く(特許文献3の図1を参照)。
上記した特許文献1ないし3に記載の仏壇は、いずれも蓋部材を備えており、使用しない時は蓋部材を閉じて箱状に形成できることの特徴を有している。特許文献3は、使用する時に本体1の前面に蓋2を置くだけで仏壇として機能するものであるから、使用中であっても蓋部材を閉じれば直ちに元の箱形状に戻すことができるが、特許文献1及び2は、蓋部材を仏具の載置台として利用しているので、蓋部材を閉じる前に仏具を整理しなくてはならないものとなっている。
すなわち、特許文献1では、檀座12上に三具足等の仏具を載置しているから、仏具を箱本体10に収容してからでないと蓋部材を閉じることができず、特許文献2では、写真支持具e及び位牌用台板15を祭器祭具支持部cから取外してからでないと蓋部材を閉じることができないので、仏壇を元の箱形状に戻すのに手間取り、例えば、急な来客があって急いで元の箱形状に戻したい時に迅速に対処できないといった問題がある。
本考案は、仏壇が開閉自在な蓋部材を有する箱型構造であって、蓋部材を開けた時は仏壇として機能し、蓋部材を閉じた時は直ちに元の箱型構造に戻すことができる卓上仏壇を提供することを課題としている。
解決手段の第1は、仏壇が、上面が開口している箱主体と、該箱主体に蝶番を介して開閉自在に設けた蓋部材とからなり、上記蓋部材の内側面に戒名表記部を設けたことを特徴とする。
解決手段の第2は、解決手段の第1において、蓋部材が、内側面に設けた戒名表記部に隣接して本尊表記部を設けていることを特徴とする。
解決手段の第3は、解決手段の第1又は第2において、箱主体が、引出し及び格納可能な載置板を設けていることを特徴とする。
請求項1は、蓋部材の内側面に戒名表記部が設けられているので、蓋部材を開けただけで直ぐに故人を拝み又は偲ぶことができるものであり、迅速かつ容易に仏事を行なうことができる効果がある。
請求項2は、蓋部材の内側面に戒名表記部とともに本尊表記部が設けられているので、蓋部材を開けただけで直ぐに本尊とともに故人を拝み又は偲ぶことができるものでき、迅速かつ容易に仏事を行なうことができる効果がある。
請求項3は、箱主体に載置板を引出し及び格納可能に設けられているので、仏壇の使用時に載置板を引出して供物又は鈴などを載せることができる効果がある。
図1は蓋部材を開け載置板を引出した状態を示す全体の斜視図であり、図2は蓋部材を閉じた状態を示すもので前方から見た全体の斜視図であり、図3は蓋部材を閉じた状態を示すもので後方から見た全体の斜視図であり、図4は蓋部材を閉じた状態で縦方向に破断した断面図である。
各図において、本考案の卓上仏壇1は、上面が開口している箱主体2と、該箱主体2の開口部に蝶番3を介して開閉自在に設けた蓋部材4とからなるものである。
箱主体2は、底板20、正面板21、二つの側面板22、背面板23を有する箱型形状を呈しており、底板20の周縁部に当該底板20との間に空間が形成できる袴台24を設けている。また、正面板21には、上記の袴台24の内側に形成された空間部分と貫通する差込口25が形成されており、該差込口25から袴台24の空間部分に向かって載置板26が摺動自在に挿入され、箱主体2に対し引出し及び格納可能に設けられている。
載置板26は、前面端部(箱主体2の正面板21に向う側端部)に引出し用の摘み片261を設けるとともに、前面端部の両側部に平面視三角形状の係合突起262が形成されており、当該載置板26を箱主体2に挿入した時に上記係合突起262を正面板21に当接して停止させている。また、箱主体2から抜け出ないようにするために後面端部(箱主体2の背面板22に向う側端部)にストッパー263が設けられている。なお、載置板26は、袴台24の空間部分に設けた横桟27に支持されていて箱主体2から脱落しないようになっている。
上記した載置板26は、底板20の下側に設けられているから箱主体2の開口からは見えないようになっているが、箱主体2の内側面を形成する底板20、正面板21、二つの側面板22、背面板23の各内側部分に内張り化粧布5を貼付している。
蓋部材4は、内側表面に表示版40を埋め込んだものであって、該表示版40に本尊表記部41と戒名表記部42を形成したものである。実施形態では、表示版40の正面中央位置に本尊表記部41を形成し、その両側に戒名表記部42を形成している。なお、戒名表記部42は、片側で3名分の戒名が表記できるものとし、両側で6名が表記できるように形成しているが、本尊表記部41と戒名表記部42の配置並びに大きさの配分は任意である。
図4を参照して、箱主体2と蓋部材4を結合する蝶番3の取付け部分は、蓋部材4の端縁及び背面板23の端縁をいずれも斜状に削成しているから、図1に示すように、蓋部材4を開けた時に当該蓋部材4が垂直位置から僅かに後方に傾斜して、この傾斜状態を維持できるものとなっている。
本考案の卓上仏壇は、蓋部材4に戒名を表記して位牌を兼ねたものとしているので、仏壇に「開眼」を施している。箱主体2の背面板23に開眼板5を貼付し、戒名表記部42に戒名を記載した時に、僧侶による開眼が施せるようにしている。
次に、本考案の卓上仏壇の使用方法を説明する。蓋部材4の本尊表記部41には予め本尊が表記されているものとする。仏壇の使用者は、戒名表記部42に戒名を記載し、僧侶による開眼を受ける。開眼は、仏の魂を迎え入れるものであるから、開眼をした年月日と僧侶の氏名を開眼板6に記載する。このようにすることにより、仏壇としての体裁が整ったことになる。また、箱主体2には、故人の写真など故人に所縁の品を収納するか、あるいは、仏壇が通常備えている仏具、例えば、供物皿又は鈴などを収納する。
本考案の卓上仏壇は、家具の上などの適当なところに置き、図1に示すように、蓋部材4を開けて故人を拝み故人を偲ぶものである。蓋部材4を開けた時は、箱主体2内に収納した故人所縁の品を同時に見ることができるので、蓋部材4を開けただけで故人を身近に感じることができるものとなる。また、箱主体2の前面に載置板26を引き出せば、該載置板26に供物又は鈴などを載せることができる。
なお、本考案の卓上仏壇は、箱主体2の開口部を覆う蓋部材4の内側面に仏具としての装飾が全て施されているので、蓋部材4を閉じた状態では、卓上に置かれた室内装飾品となるものであり、例えば、急の来客があった時など、当該蓋部材4を閉めるだけで仏壇のイメージを客に与えないようにすることができるものとなる。
この他、本考案は、蓋部材4を閉じた状態で室内装飾品となるものであるから、箱主体2に図示しないオルゴール装置を設置し、例えば、故人が好んでいたメロディーを選択した場合は、オルゴールを奏でる度に写真や故人所縁の品とは異なる思いに浸ることができるものとなる。
蓋部材を開け載置板を引出した状態を示す全体の斜視図。 蓋部材を閉じた状態を示すもので前方から見た全体の斜視図。 蓋部材を閉じた状態を示すもので後方から見た全体の斜視図。 蓋部材を閉じた状態で縦方向に破断した断面図。
符号の説明
1 卓上仏壇
2 箱主体
20 底板
21 正面板
22 側板
23 背面板
24 袴台
25 差込口
26 載置板
261 摘み片
262 突起
263 ストッパー
27 横桟
3 蝶番
4 蓋部材
40 表示版
41 本尊表記部
42 戒名表記部
5 内張り化粧布
6 開眼板

Claims (3)

  1. 仏壇が、上面が開口している箱主体(2)と、該箱主体に蝶番を介して開閉自在に設けた蓋部材(4)とからなり、上記蓋部材の内側面に戒名表記部(42)を設けたことを特徴とする卓上仏壇。
  2. 蓋部材(4)は、内側面に設けた戒名表記部(42)に隣接して本尊表記部(41)を設けたことを特徴とする請求項1に記載の卓上仏壇。
  3. 箱主体(2)は、引出し及び格納可能な載置板(26)を設けたことを特徴とする請求項1又は2に記載の卓上仏壇。
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