JP3104884B2 - 光磁気ディスク装置 - Google Patents
光磁気ディスク装置Info
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- JP3104884B2 JP3104884B2 JP03315270A JP31527091A JP3104884B2 JP 3104884 B2 JP3104884 B2 JP 3104884B2 JP 03315270 A JP03315270 A JP 03315270A JP 31527091 A JP31527091 A JP 31527091A JP 3104884 B2 JP3104884 B2 JP 3104884B2
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、消去、書換可能な光磁
気ディスク装置に関し、特に、磁界変調オ−バライト可
能な光磁気ディスクと光変調記録方式の光磁気ディスク
とが混在して使用される状況下で好適な光磁気ディスク
装置に関する。
気ディスク装置に関し、特に、磁界変調オ−バライト可
能な光磁気ディスクと光変調記録方式の光磁気ディスク
とが混在して使用される状況下で好適な光磁気ディスク
装置に関する。
【0002】
【従来の技術】図9および図10は、特開平3−734
49号公報に記載されている従来の磁界変調型光磁気デ
ィスク装置を示しており、そこでは、対物レンズ駆動装
置を備えた光ヘッドおよび磁気ヘッド、並びに、前記磁
気ヘッドの退避機構がある。前記光ヘッドと磁気ヘッド
とは、互いに連動するように一体的に連結され、また、
前記光ヘッド上には、ディスク及びディスクカセットを
前記光磁気ディスク装置のディスク装填部位に対して装
着、離脱する際に前記磁気ヘッドを前記カセットの装着
領域から退避する機構が搭載されている。そして、ここ
では、ディスクの種別を判断することなく、ただ、単に
カートリッジの装填のみを検出、確認して、ディスクに
対する磁気ヘッドのロードを行っていた。
49号公報に記載されている従来の磁界変調型光磁気デ
ィスク装置を示しており、そこでは、対物レンズ駆動装
置を備えた光ヘッドおよび磁気ヘッド、並びに、前記磁
気ヘッドの退避機構がある。前記光ヘッドと磁気ヘッド
とは、互いに連動するように一体的に連結され、また、
前記光ヘッド上には、ディスク及びディスクカセットを
前記光磁気ディスク装置のディスク装填部位に対して装
着、離脱する際に前記磁気ヘッドを前記カセットの装着
領域から退避する機構が搭載されている。そして、ここ
では、ディスクの種別を判断することなく、ただ、単に
カートリッジの装填のみを検出、確認して、ディスクに
対する磁気ヘッドのロードを行っていた。
【0003】
【発明が解決しようとしている課題】上述の従来技術に
おける光磁気ディスク装置は、その磁気ヘッド退避機構
の動作制御が、上述のように限定されているため、以下
のような欠点を有している。すなわち、図9に示す装置
構成で、図10に示すアルゴリズムにより、装置の立ち
上げを準備した場合、以下に示す不具合を生じる。
おける光磁気ディスク装置は、その磁気ヘッド退避機構
の動作制御が、上述のように限定されているため、以下
のような欠点を有している。すなわち、図9に示す装置
構成で、図10に示すアルゴリズムにより、装置の立ち
上げを準備した場合、以下に示す不具合を生じる。
【0004】規格化された、特に、磁界変調オーバーラ
イトのための対応がなされていない光磁気ディスクが、
従来方式の磁界変調オーバーライトの光磁気ディスク装
置に装填された場合、そこには、ディスクの種別を検出
する検出手段および判断回路がないため、光ヘッドに対
向するディスク面の背面側にあるディスクの記録媒体膜
の部分に前記浮上型磁気ヘッドがロードされてしまう。
イトのための対応がなされていない光磁気ディスクが、
従来方式の磁界変調オーバーライトの光磁気ディスク装
置に装填された場合、そこには、ディスクの種別を検出
する検出手段および判断回路がないため、光ヘッドに対
向するディスク面の背面側にあるディスクの記録媒体膜
の部分に前記浮上型磁気ヘッドがロードされてしまう。
【0005】この場合、磁界変調オーバーライトに対し
て未対応な前記ディスクの記録媒体膜を損傷あるいは破
壊する危険性が大きく、同時に、磁気ヘッドの浮上が困
難なため、前記磁気ヘッドも破損するおそれがある。さ
らに、前記のような事故を未然に防ぐため、磁界変調オ
ーバーライトに未対応な前記ディスクを、装置の装填部
位に対して物理的に装着できないように構成した場合、
既に普及しているディスクについて、再生およびデータ
の継承性が著しく損なわれる。
て未対応な前記ディスクの記録媒体膜を損傷あるいは破
壊する危険性が大きく、同時に、磁気ヘッドの浮上が困
難なため、前記磁気ヘッドも破損するおそれがある。さ
らに、前記のような事故を未然に防ぐため、磁界変調オ
ーバーライトに未対応な前記ディスクを、装置の装填部
位に対して物理的に装着できないように構成した場合、
既に普及しているディスクについて、再生およびデータ
の継承性が著しく損なわれる。
【0006】
【発明の目的】本発明は、上記事情に基いてなされたも
ので、ディスクカセットの装着検出の他に、ディスクの
種別によって記録禁止の有無を検出できるようにし、磁
界変調オーバーライト未対応のディスクについても、再
生およびデータの継承性が損なわれることなく、使用で
きるようにした光磁気ディスク装置を提供しようとする
ものである。
ので、ディスクカセットの装着検出の他に、ディスクの
種別によって記録禁止の有無を検出できるようにし、磁
界変調オーバーライト未対応のディスクについても、再
生およびデータの継承性が損なわれることなく、使用で
きるようにした光磁気ディスク装置を提供しようとする
ものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】このため、本発明では、
光磁気記録媒体を挟んで対向配置される光ピックアップ
及び磁気ヘッドと、前記光ピックアップと磁気ヘッドを
一体的、あるいは、個別に移動させるキャリッジを備え
る光磁気ディスク装置において、前記ディスクを収納す
るディスクカセットが装着された時、前記ディスクに対
して前記磁気ヘッドをロード/アンロードする機構と、
装着された前記ディスクカセット及び/またはディスク
から前記ディスクの種別を検出する種別検出手段と、前
記検出手段の検出結果に基づいて前記ロード/アンロー
ド機構を駆動する手段とを具備している。そして、前記
種別検出手段がディスク上に設けられた記録情報から前
記光ピックアップによって読み取った信号と、前記ディ
スクカセット上に設けられた被検出部から検出した検出
信号とにより、前記ディスクの種別を判別すること、前
記ロード/アンロード機構が、前記磁気ヘッドを保持す
るヘッド保持部材上に設けた転動摺接部と、前記転動摺
接部を押圧するためシャーシ上に向けた押圧付勢部材と
を具備し、この押圧付勢部材を前記磁気ヘッドの、ディ
スク径方向の移動軌跡全域で前記転動摺接部に当接し
て、押圧付勢するように、前記押圧付勢部材をディスク
径方向に延在したこと、あるいは、前記ロード/アンロ
ード機構が、前記磁気ヘッドを保持するヘッド保持部材
上に係合部材を設け、前記キャリッジ上に設けたバネ部
材により、前記ヘッド部材を前記磁気ヘッドのロード方
向に常時付勢すると共に、前記係合部材を前記キャリッ
ジ上に設けた係止部に係合することで、前記磁気ヘッド
のロード位置を規定するように構成されていることを特
徴とする。
光磁気記録媒体を挟んで対向配置される光ピックアップ
及び磁気ヘッドと、前記光ピックアップと磁気ヘッドを
一体的、あるいは、個別に移動させるキャリッジを備え
る光磁気ディスク装置において、前記ディスクを収納す
るディスクカセットが装着された時、前記ディスクに対
して前記磁気ヘッドをロード/アンロードする機構と、
装着された前記ディスクカセット及び/またはディスク
から前記ディスクの種別を検出する種別検出手段と、前
記検出手段の検出結果に基づいて前記ロード/アンロー
ド機構を駆動する手段とを具備している。そして、前記
種別検出手段がディスク上に設けられた記録情報から前
記光ピックアップによって読み取った信号と、前記ディ
スクカセット上に設けられた被検出部から検出した検出
信号とにより、前記ディスクの種別を判別すること、前
記ロード/アンロード機構が、前記磁気ヘッドを保持す
るヘッド保持部材上に設けた転動摺接部と、前記転動摺
接部を押圧するためシャーシ上に向けた押圧付勢部材と
を具備し、この押圧付勢部材を前記磁気ヘッドの、ディ
スク径方向の移動軌跡全域で前記転動摺接部に当接し
て、押圧付勢するように、前記押圧付勢部材をディスク
径方向に延在したこと、あるいは、前記ロード/アンロ
ード機構が、前記磁気ヘッドを保持するヘッド保持部材
上に係合部材を設け、前記キャリッジ上に設けたバネ部
材により、前記ヘッド部材を前記磁気ヘッドのロード方
向に常時付勢すると共に、前記係合部材を前記キャリッ
ジ上に設けた係止部に係合することで、前記磁気ヘッド
のロード位置を規定するように構成されていることを特
徴とする。
【0008】
【実施例】以下、本発明の一実施例を、図1ないし図5
を参照して具体的に説明する。図1は、本発明の光磁気
ディスク装置の駆動部を示しており、ここでは、シーク
モータ1で、キャリッジ2に搭載された光ヘッド3(光
ピックアップ)と浮上型磁気ヘッド4とを、同時にシー
ク動作を行うようになっている。前記磁気ヘッド4は、
そこに設けられた磁気ヘッド跳ね上げ機構5で跳ね上げ
られるようになっている。すなわち、前記磁気ヘッド4
は、板バネなどのロードビームを介して回動部材11に
連結、支持されており、前記回動部材11は、前記キャ
リッジ2に支軸12で回動自在に支持されている。そし
て、前記ヘッド跳ね上げ機構5は、シャーシ側に設けら
れた磁気ヘッド退避機構(図2参照)に装備されたバネ
部材からなる押圧付勢部材7に対して転接する転動摺接
部6を前記回動部材11に備えており、前記押圧付勢部
材7が図において上下に動作するとき、前記転動摺接部
6を押圧付勢させることによって、前記回動部材11を
回動し、光磁気ディスク8に対する前記磁気ヘッドの退
避を実現できる。
を参照して具体的に説明する。図1は、本発明の光磁気
ディスク装置の駆動部を示しており、ここでは、シーク
モータ1で、キャリッジ2に搭載された光ヘッド3(光
ピックアップ)と浮上型磁気ヘッド4とを、同時にシー
ク動作を行うようになっている。前記磁気ヘッド4は、
そこに設けられた磁気ヘッド跳ね上げ機構5で跳ね上げ
られるようになっている。すなわち、前記磁気ヘッド4
は、板バネなどのロードビームを介して回動部材11に
連結、支持されており、前記回動部材11は、前記キャ
リッジ2に支軸12で回動自在に支持されている。そし
て、前記ヘッド跳ね上げ機構5は、シャーシ側に設けら
れた磁気ヘッド退避機構(図2参照)に装備されたバネ
部材からなる押圧付勢部材7に対して転接する転動摺接
部6を前記回動部材11に備えており、前記押圧付勢部
材7が図において上下に動作するとき、前記転動摺接部
6を押圧付勢させることによって、前記回動部材11を
回動し、光磁気ディスク8に対する前記磁気ヘッドの退
避を実現できる。
【0009】前記磁気ヘッドの退避メカニズム(磁気ヘ
ッド退避機構)の動作態様は、図2および図3に示され
ている。ここでは、光磁気ディスク装置のシャーシ上
に、ディスク種別検出手段としての検出センサー15
と、前記光磁気ディスクを収納したディスクカセット1
0の装填を確認する確認センサーを兼ねる書き込み禁止
検出センサー16とが配設されている。そして、前記デ
ィスク8は、スピンドルモータ20により回転走査さ
れ、光ヘッド3によるレーザスポットの照射で記録・再
生を行う。
ッド退避機構)の動作態様は、図2および図3に示され
ている。ここでは、光磁気ディスク装置のシャーシ上
に、ディスク種別検出手段としての検出センサー15
と、前記光磁気ディスクを収納したディスクカセット1
0の装填を確認する確認センサーを兼ねる書き込み禁止
検出センサー16とが配設されている。そして、前記デ
ィスク8は、スピンドルモータ20により回転走査さ
れ、光ヘッド3によるレーザスポットの照射で記録・再
生を行う。
【0010】上記磁気ヘッド4は、図8に示すように、
ソレノイド21と反転機構22と、前記押圧付勢部材7
を下方に付勢するバネ機構23との構成で、常にアンロ
ード状態を維持することができるようになっている。
ソレノイド21と反転機構22と、前記押圧付勢部材7
を下方に付勢するバネ機構23との構成で、常にアンロ
ード状態を維持することができるようになっている。
【0011】図2に示すように、前記ディスクカセット
10が非装填状態の時、前記検出センサー15および検
出センサー16は各々、未出力(出力信号はLレベル)
である。この状態では、磁気ヘッド駆動手段24は非駆
動状態で、前記押圧付勢部材7は下降位置に保持され、
磁気ヘッドはね上げ機構の転動摺接部(係合部)6は前
記押圧付勢部材7で押圧、保持されている。
10が非装填状態の時、前記検出センサー15および検
出センサー16は各々、未出力(出力信号はLレベル)
である。この状態では、磁気ヘッド駆動手段24は非駆
動状態で、前記押圧付勢部材7は下降位置に保持され、
磁気ヘッドはね上げ機構の転動摺接部(係合部)6は前
記押圧付勢部材7で押圧、保持されている。
【0012】図3は、磁界変調オーバーライト可能なデ
ィスクが光磁気ディスク装置の装填部位に装填された状
態を示しており、この時、磁気ヘッド4はディスク面に
接するように動作される。この場合の制御を、図6およ
び図7のアルゴリズムに従って、以下に説明する。
ィスクが光磁気ディスク装置の装填部位に装填された状
態を示しており、この時、磁気ヘッド4はディスク面に
接するように動作される。この場合の制御を、図6およ
び図7のアルゴリズムに従って、以下に説明する。
【0013】ここでは、先ず、ディスクカセットの装填
を、確認センサー16で検出する(ステップeの段階
で)。次に、前記ディスクカセット10に設けられたデ
ィスク種別の被検出部110(図5参照)を、前記ディ
スク種別検出センサー15で検出する(ステップhの段
階で)。この場合、検出センサー16の検出信号はHレ
ベルとなり、前記ディスクは制御回路(コントローラ)
25で磁界変調用ディスクと判断され、その判断に基く
制御信号が、前記駆動回路24に送られる。しかして、
前記押圧付勢部材7は上昇し、転動摺接部6から離れる
ように動作する。この場合、前記回動部材11は、支軸
12を中心にキャリッジ2において磁気ヘッドのロード
方向にバネ付勢(図示せず)されているため、前記回動
部材11上に設けられた、磁気ヘッドのロード位置を規
定するための係合部材9がキャリッジ2に配設された係
止部13に当接するまで、前記支軸12回りで回動し、
これによって、ディスク面に対して磁気ヘッドのロード
を完了する。
を、確認センサー16で検出する(ステップeの段階
で)。次に、前記ディスクカセット10に設けられたデ
ィスク種別の被検出部110(図5参照)を、前記ディ
スク種別検出センサー15で検出する(ステップhの段
階で)。この場合、検出センサー16の検出信号はHレ
ベルとなり、前記ディスクは制御回路(コントローラ)
25で磁界変調用ディスクと判断され、その判断に基く
制御信号が、前記駆動回路24に送られる。しかして、
前記押圧付勢部材7は上昇し、転動摺接部6から離れる
ように動作する。この場合、前記回動部材11は、支軸
12を中心にキャリッジ2において磁気ヘッドのロード
方向にバネ付勢(図示せず)されているため、前記回動
部材11上に設けられた、磁気ヘッドのロード位置を規
定するための係合部材9がキャリッジ2に配設された係
止部13に当接するまで、前記支軸12回りで回動し、
これによって、ディスク面に対して磁気ヘッドのロード
を完了する。
【0014】一方、図4は、例えば、ROMディスクや
磁界変調オーバーライトに対応しない光磁気ディスク8
が前記装填部位に装填された状態を示している。ここで
は、ディスク種別検出センサー15からは検出信号が出
力されず(すなわち、出力信号はHレベル)、従って、
磁気ヘッドのロードは行われない。しかし、押圧付勢部
材7がキャリッジ2のシーク方向に延在し、かつ、転動
摺接部6が押圧付勢部材7に転動摺接しているため、磁
気ヘッドがアンロード状態のままで、シークが可能であ
る。
磁界変調オーバーライトに対応しない光磁気ディスク8
が前記装填部位に装填された状態を示している。ここで
は、ディスク種別検出センサー15からは検出信号が出
力されず(すなわち、出力信号はHレベル)、従って、
磁気ヘッドのロードは行われない。しかし、押圧付勢部
材7がキャリッジ2のシーク方向に延在し、かつ、転動
摺接部6が押圧付勢部材7に転動摺接しているため、磁
気ヘッドがアンロード状態のままで、シークが可能であ
る。
【0015】
【他の実施例】上述の実施例では、ディスクカセット上
のディスク種別検出のみで、ディスクの種別判定を行っ
ているが、以下に説明する構成を含むことも可能であ
る。すなわち、図7で示すアルゴリズムに従えば、磁気
ヘッド4を、先述の図6で示したREADY状態までア
ンロード状態に保持し、そこで、先に、前記ディスクカ
セットについてディスク種別検出を行い(ステップpの
段階で)、これを制御回路25で、そのディスク上の記
録情報と比較し(ステップqおよびtの段階で)、ディ
スクカセットの部分に設けた被検出部での誤検出及び他
のカセットとの誤認を防止することができるような、優
先順位とする形式を採用することも可能である。この場
合、ディスクの種別検出センサーには、光ヘッドでの情
報検出部が兼用されることになる。
のディスク種別検出のみで、ディスクの種別判定を行っ
ているが、以下に説明する構成を含むことも可能であ
る。すなわち、図7で示すアルゴリズムに従えば、磁気
ヘッド4を、先述の図6で示したREADY状態までア
ンロード状態に保持し、そこで、先に、前記ディスクカ
セットについてディスク種別検出を行い(ステップpの
段階で)、これを制御回路25で、そのディスク上の記
録情報と比較し(ステップqおよびtの段階で)、ディ
スクカセットの部分に設けた被検出部での誤検出及び他
のカセットとの誤認を防止することができるような、優
先順位とする形式を採用することも可能である。この場
合、ディスクの種別検出センサーには、光ヘッドでの情
報検出部が兼用されることになる。
【0016】また、前記ディスク種別検出手段は、ディ
スク種別検出センサー15としてマイクロスィッチの構
造を採用しており、また、被検出部100(書き込み禁
止用)のための穴とは別に、被検出部110に穴が用い
られているが、図5(a)ないし(c)に示すように,
以下の組み合わせとすることも可能である。すなわち、
図5(a)では、穴と光学式の近接センサー(戻り光の
有無を検出)の組合わせ、図5(b)では、強磁性体と
磁気センサー(ホール素子/磁気抵抗素子)の組合わ
せ、図5(c)では、高光反射材テープまたは塗膜と光
学式センサー(戻り光量を検出)との組合わせが考えら
れる。
スク種別検出センサー15としてマイクロスィッチの構
造を採用しており、また、被検出部100(書き込み禁
止用)のための穴とは別に、被検出部110に穴が用い
られているが、図5(a)ないし(c)に示すように,
以下の組み合わせとすることも可能である。すなわち、
図5(a)では、穴と光学式の近接センサー(戻り光の
有無を検出)の組合わせ、図5(b)では、強磁性体と
磁気センサー(ホール素子/磁気抵抗素子)の組合わ
せ、図5(c)では、高光反射材テープまたは塗膜と光
学式センサー(戻り光量を検出)との組合わせが考えら
れる。
【0017】
【発明の効果】以上述べたように、本発明の光磁気ディ
スク装置は、従来のオーバーライトに対応しない、流通
済みのディスクについても、再生およびデータの継承性
を発揮でき、磁界変調オーバーライト用のディスクとの
混在した使用を可能とすることが出来る。
スク装置は、従来のオーバーライトに対応しない、流通
済みのディスクについても、再生およびデータの継承性
を発揮でき、磁界変調オーバーライト用のディスクとの
混在した使用を可能とすることが出来る。
【図1】本発明の一実施例を示す構成部分の斜視図であ
る。
る。
【図2】本発明の制御部分の構成図である。
【図3】本発明の制御部分の構成図である。
【図4】本発明の制御部分の構成図である。
【図5】本発明のディスクカセットの斜視図である。
【図6】本発明の制御プロセスを示すフローチャートで
ある。
ある。
【図7】本発明の制御プロセスを示すフローチャートで
ある。
ある。
【図8】磁気ヘッドのロード/アンロードのための駆動
機構を示す概略図である。
機構を示す概略図である。
【図9】従来例を観念的に示す概略構成図である。
【図10】従来例の制御プロセスを示すフローチャート
である。
である。
1 シークモータ 2 キャリッジ 3 光ヘッド 4 磁気ヘッド 5 磁気ヘッドはね上げ機構 6 転動摺接部 7 押圧付勢部材 8 ディスク 9 係合部材 10 カセット 11 回動部材 12 支軸 13 係止部 15、16 検出センサー 100、110 被検出部 21 ソレノイド 22 反転機構 23 バネ機構 24 磁気ヘッド駆動手段 25 制御回路(コントローラ)
Claims (4)
- 【請求項1】 光磁気記録媒体を挟んで対向配置される
光ピックアップ及び磁気ヘッドと、前記光ピックアップ
と磁気ヘッドを一体的、あるいは、個別に移動させるキ
ャリッジを備える光磁気ディスク装置において、 前記ディスクを収納するディスクカセットが装着された
時、前記ディスクに対して前記磁気ヘッドをロード/ア
ンロードする機構と、装着された前記ディスクカセット
及び/またはディスクから前記ディスクの種別を検出す
る種別検出手段と、前記検出手段の検出結果に基づいて
前記ロード/アンロード機構を駆動する手段とを具備
し、 前記種別検出手段はディスク上に設けられた記録情報か
ら前記光ピックアップによって読み取った信号と、前記
ディスクカセット上に設けられた被検出部から検出した
検出信号とにより、前記ディスクの種別を判別すること
を特徴とする光磁気ディスク装置。 - 【請求項2】 光磁気記録媒体を挟んで対向配置される
光ピックアップ及び磁気ヘッドと、前記光ピックアップ
と磁気ヘッドを一体的、あるいは、個別に移動させるキ
ャリッジを備える光磁気ディスク装置において、 前記ディスクを収納するディスクカセットが装着された
時、前記ディスクに対して前記磁気ヘッドをロード/ア
ンロードする機構と、装着された前記ディスクカセット
及び/またはディスクから前記ディスクの種別を検出す
る種別検出手段と、前記検出手段の検出結果に基づいて
前記ロード/アンロード機構を駆動する手段とを具備
し、 前記ロード/アンロード機構は、前記磁気ヘッドを保持
するヘッド保持部材上に設けた転動摺接部と、前記転動
摺接部を押圧するためシャーシ上に向けた押圧付勢部材
とを具備し、この押圧付勢部材を前記磁気ヘッドの、デ
ィスク径方向の移動軌跡全域で前記転動摺接部に当接し
て、押圧付勢するように、前記押圧付勢部材をディスク
径方向に延在したことを特徴とする光磁気ディスク装
置。 - 【請求項3】 前記押圧付勢部材を駆動する駆動手段
は、通電状態で、前記転動摺接部に対する前記押圧付勢
部材の付勢を解除するように制御されることを特徴とす
る請求項2に記載の光磁気ディスク装置。 - 【請求項4】 光磁気記録媒体を挟んで対向配置される
光ピックアップ及び磁気ヘッドと、前記光ピックアップ
と磁気ヘッドを一体的、あるいは、個別に移動させるキ
ャリッジを備える光磁気ディスク装置において、 前記ディスクを収納するディスクカセットが装着された
時、前記ディスクに対して前記磁気ヘッドをロード/ア
ンロードする機構と、装着された前記ディスクカセット
及び/またはディスクから前記ディスクの種別を検出す
る種別検出手段と、前記検出手段の検出結果に基づいて
前記ロード/アンロード機構を駆動する手段とを具備
し、 前記ロード/アンロード機構は、前記磁気ヘッドを保持
するヘッド保持部材上に係合部材を設け、前記キャリッ
ジ上に設けたバネ部材により、前記ヘッド部材を前記磁
気ヘッドのロード方向に常時付勢すると共に、前記係合
部材を前記キャリッジ上に設けた係止部に係合すること
で、前記磁気ヘッドのロード位置を規定するように構成
されていることを特徴とする光磁気ディスク装置。
Priority Applications (5)
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