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JP2956808B2 - 光磁気ディスク装置 - Google Patents

光磁気ディスク装置

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JP2956808B2
JP2956808B2 JP7211892A JP7211892A JP2956808B2 JP 2956808 B2 JP2956808 B2 JP 2956808B2 JP 7211892 A JP7211892 A JP 7211892A JP 7211892 A JP7211892 A JP 7211892A JP 2956808 B2 JP2956808 B2 JP 2956808B2
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optical disk
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雅彦 茶谷
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ディスク状の光磁気記
録媒体に対して、光学ヘッドの対物レンズを、シーク方
向、トラッキング方向、フォーカシング方向に移動制御
する対物レンズ駆動装置、および、上記対物レンズから
のレーザ光が光スポットを形成する微小領域に対して、
異なる変調方式で情報の記録を行うための第1および第
2のバイアス磁界発生装置を備える光磁気ディスク装置
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】この種の光磁気ディスク装置は、光磁気
記録媒体の記録領域にバイアス磁界発生装置により一定
磁界を与えるとともに、記録情報により変調したレーザ
ー光を光学ヘッドから上記記録領域に与える、例えば、
3.5インチ光磁気ディスクのような、第1世代ISO
(以後ISOと称す)に準拠した、光変調方式で記録す
る光磁気記録媒体に対しても、また、光学ヘッドから一
定のレーザー光を記録領域に与えるとともに、記録情報
により変調された磁界をバイアス磁界発生装置から上記
記録領域に与える、所謂、磁界変調方式で記録する光磁
気記録媒体に対しても、情報の記録・再生が可能な、互
換性を確保する必要がある。
【0003】このため、上記光磁気ディスク装置では、
図9および図10に示されているような、2種類のバイ
アス磁界発生装置を選択的に使用する構造が採用されて
いる。ここでは、2種類のバイアス磁界発生装置の内、
符号102で示されるものは、ISOに対応する光変調
記録用光磁気記録媒体に一定磁界を印加し、光学ヘッド
側からの記録情報に基いて記録を行う場合に採用される
固定バイアス磁界発生装置であり、また、符号101で
示されるものは、高速に磁界を変調するためのターン数
の少ない磁界発生部(図示せず)を有する磁界変調記録
方式のためのバイアス磁界発生装置である。上記バイア
ス磁界発生装置101は、限られた微小領域で所要の磁
界強度を得るために、光磁気記録媒体のディスク表面よ
り数μm程度の間隔を保つ必要があり、そのための制御
機構(図示せず)を備えている。
【0004】そして、固定光学系の光源(図示せず)か
ら出射されたレーザー光を、例えば、折曲げミラーで反
射し、対物レンズ103で集光して、上記光磁気記録媒
体の記録層上に光スポットを形成する。上記対物レンズ
103はレンズホルダー103Aに支持され、上記レン
ズホルダー103Aは板バネなどの弾性支持機構103
Bを介して対物レンズ駆動装置105に取り付けられて
いる。そして、上記レンズホルダー103Aの移動制御
により、上記対物レンズ103を上記記録媒体に対して
フォーカシングし、また、上記対物レンズ駆動装置10
5の移動制御により、シーク動作、トラッキングを行
う。
【0005】上記光スポットおよびその周辺を含む微小
領域には、磁界変調記録用のバイアス磁界発生装置10
1に構成された磁界発生部(磁気ヘッド)より一定磁界
が与えられ、この磁界の極性に対応して、上記記録媒体
に情報が書き込まれる。なお、前記バイアス磁界発生装
置101は、第2の駆動機構104に固定されている。
また、前記対物レンズ駆動装置105および上記駆動機
構104は、それぞれ、ディスクの半径方向に独立して
移動制御される。
【0006】また、このように変調磁界記録方式で、バ
イアス磁界発生装置101が使用されている時、上記固
定バイアス磁界発生装置102は、適当な駆動手段(図
示せず)で、矢印a方向に退避されている(図10参
照)。このため、上記バイアス磁界発生装置101が、
光磁気ディスク(光磁気記録媒体)の全記録領域を移動
することができるようになり、上記固定バイアス磁界発
生装置102が上記バイアス磁界発生装置101および
その駆動機構に対して干渉することもない。
【0007】
【発明が解決しようとしている課題】このように、図9
および図10に示す従来例では、ISOの光変調記録用
光磁気ディスクと磁界変調記録用光磁気ディスクに対応
するため、2種類のバイアス磁界発生装置を用意してい
るが、磁界変調記録用のバイアス磁界発生装置101が
動作している時、固定バイアス磁界発生装置102が上
記バイアス磁界発生装置101の上方に退避するような
構成になっているので、装置の小型・簡素化、薄型化に
対して不利である。特に、対物レンズ駆動装置と、各バ
イアス磁界発生装置との相対位置を検出する手段、その
位置合せなどの機構が複雑で、構造上の複雑化が避けら
れない。
【0008】
【発明の目的】本発明は、上記事情にもとづいてなされ
たもので、第1世代ISO対応の光変調記録光磁気ディ
スクに対しても、磁界変調記録光磁気ディスクに対して
も、情報の記録再生を行うことができるようにした、2
種類の記録方式に対して互換性のある光磁気ディスク装
置において、装置を小型化、薄型化することができると
ともに、退避動作のための機構を簡素化して、その構成
の部品点数の削減、コストダウンが実現できる光磁気デ
ィスク装置を提供しようとするものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】このため、本発明では、
ディスク状の光磁気記録媒体に対して、光学ヘッドの対
物レンズを、シーク方向、トラッキング方向、フォーカ
シング方向に移動制御する対物レンズ駆動装置、およ
び、対物レンズからのレーザ光が光スポットを形成する
微小領域に対して、磁界変調記録用バイアス磁界を印加
する第1のバイアス磁界発生装置、光変調用バイアス磁
界を印加する第2のバイアス磁界発生装置を装備してい
る光磁気ディスク装置において、第1のバイアス磁界発
生装置は、その磁界発生部を浮上型スライダーに取り付
け、上記記録媒体のカートリッジ開口部内で、記録媒体
との相対運動により、ディスク面に対して所要間隔を介
して、上記スライダーを浮上するように支持した構成に
なっており、また、第2のバイアス磁界発生装置は、電
磁石および一部にギャップ部を有する略リング状のコア
部材で構成され、上記コア部材は、そのギャップ部に対
して上記光スポットの微小領域が対応するように、その
両端部を上記記録媒体の両側に位置してなり、上記両バ
イアス磁界発生装置は、上記対物レンズ駆動装置と一体
に動作するように構成してある。
【0010】
【作用】これにより、装置全体が小型化、薄型化でき、
また、退避機構の部品点数の削減、コストダウンがはか
れ、しかも光変調記録用の光磁気記録媒体に対しても、
磁界変調記録用の光磁気記録媒体に対しても、情報の記
録再生を行うことができ、光磁気ディスク装置としての
汎用性を発揮できる。
【0011】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図1ないし図5を
参照して具体的に説明する。図1には本発明の光磁気デ
ィスク装置が示されており、ここでは、第1のバイアス
磁界発生装置として磁界変調方式の記録用のバイアス磁
界発生装置Aが、また、第2のバイアス磁界発生装置と
して光変調方式の記録用バイアス磁界発生装置Bが装備
してある。
【0012】上記バイアス磁界発生装置Aは、良く知ら
れているように、バイアス磁界発生部としての磁気ヘッ
ドを装着した浮上式スライダー2を、ロードビームとし
ての支持バネ2Aを介して、支持部材2Bに支持し、上
記支持部材2Bを、回動支軸12を介して、光学系を搭
載したキャリッジ10に枢支した構成になっている。そ
して、上記キャリッジ10は、磁気回路9およびコイル
(これは上記キャリッジ10に装着してある)11より
なるリニアモーターによって、光磁気記録媒体(以下、
光磁気ディスクと称す)40のラジアル方向(ディスク
の半径方向)に延設したガイドレール8に沿って、移動
することができるように構成してある。そして、上記ガ
イドレール8の先端側には、上記光磁気ディスク40
が、そのディスクカセット30に内装された状態で、装
置本体の装填部であるカセットホルダー20に装填され
るようになっている。
【0013】また、上記装填部への上記ディスクカセッ
ト30の装填あるいは取出しに際して、上記バイアス磁
界発生装置Aの磁気ヘッドを上記光磁気ディスク40の
面から退避するために、上記装置本体には、はね上げ機
構として、退避レバー50を有するソレノイド駆動機構
53が装備してある。そして、上記退避レバー50で上
記支持部材2Bの後端に設けたロール状の係合当接部7
を押し下げることができるようになっている。
【0014】上記バイアス磁界発生装置Bは、上記キャ
リッジ10に装備した、電磁石4、および、一部にギャ
ップ部を有する略リング状のコア部材1で構成されお
り、上記コア部材1は、そのギャップ部に対して、上記
キャリッジ10に搭載された光学系(後述)を介して上
記光磁気ディスクのディスク面上に形成される光スポッ
トの微小領域が対応するように、その両端部1a、1b
を上記光磁気ディスク40の両側に位置している。な
お、上記光学系は、この実施例では、対物レンズ6を装
備し、これをコイル6Aで上下に摺動するレンズホルダ
ー6Bに装備したもので、上記コイル6Aへの電圧の印
加で、上下に対物レンズ6を動作し、フォーカシング制
御するのである。
【0015】上記コア部材1は、少なくとも2つ以上の
部材(この実施例では、上下2個の部材および1個の中
継コア部材の、計3個の部材)で構成され、その一つの
部材は、第1のバイアス磁界発生装置が配置される側
で、上記ギャップ部の一端部1aを構成する可動コア部
材である。また、上記可動コア部材をディスク面に対し
てロード/アンロードする機構は、上記回動支軸12を
共通軸として上記キャリッジ10に枢支された上部コア
支持部材3で構成されていて、これには上記可動コア部
材が取り付けられている。上記上部コア支持部材3に
は、係合部3aが設けてあり、ディスクカセット30の
取出しの際、カセットホルダー20が装填部から上昇す
るとき、上記カセットホルダー20に設けた突起部20
aが上記係合部3aに係合し、上記可動コア部材をはね
上げることが出来るように、構成されている。なお、こ
の実施例では、上記電磁石4のコイルは、上記ギャップ
部の一端部1bを構成する他方のコア部材(下部コア部
材)に捲装されている。また、下部コア部材と中継コア
部材(符号1cで示す)とは、互いに接続した状態で上
記キャリッジ10に固定支持されていて、上記可動コア
部材の一端部1aが上記光磁気ディスク40の記録面に
近接している時に、上記中継コア部材1cの上端1dと
上記可動コア部材の基端1eとが、互いに接触し、全体
として磁気的に連続するC字形の(ギャップを持った略
リング状の)コア部材1を構成する。なお、図3ないし
図5には、上記バイアス磁界発生装置Bを特定するため
に、その構成部分にハッチングを施して示している。
【0016】また、上記装置本体には、ディスク種別検
出センサー(検出手段)51が、ディスクカセット装填
確認センサー(検出手段)52と共に装備してあり、上
記カセットホルダー20内に配設されている。なお、後
者のセンサーは書き込み禁止センサーの機能も兼ねてい
る。そして、これらのセンサーで検出された情報は制御
回路54にもたらされ、上記制御回路54からは、上記
ソレノイド駆動機構53を駆動するための駆動回路55
に、制御信号が出される。なお、上記光学系での光学信
号は検出回路56を介して上記制御回路54にもたらさ
れ、判断され、所要の制御信号の発生をもたらす。これ
によって、必要な記録、再生動作がなされる(このため
の諸機構は図示していない)。
【0017】次に、図3ないし図5を参照して、装填部
に装着されたディスクの種別に応じたバイアス磁界発生
装置AおよびBの対応動作を説明する。カセットホルダ
ー20にディスクカセット30が装填される前(図3参
照)、上記ソレノイド駆動機構53は、その退避レバー
50を降下しており、このため、支持部材2Bを上記回
動支軸12を中心に回動し、スライダー2、すなわち、
第1のバイアス磁界発生装置の磁気ヘッドを上方に退避
させており、また、上部コア支持部材3は、その係合部
3aを上記カセットホルダー20の突起部20aに係合
していて、可動コア部材の端部1aを上方に退避してい
る。
【0018】そして、上記カセットホルダー20が降下
して装置本体の装填部にセットされると、、各センサー
51および52が働き、上記ディスクカセット30内の
光磁気ディスク40の種別、ディスクカセットの装填状
態、書き込み禁止か否かの検出がなされ、所要の信号を
制御回路54にもたらす。同時に上記光磁気ディスク4
0は、スピンドルモーター80によって回転駆動され
る。そして、制御回路54からの制御信号で、上記対物
レンズ駆動装置のキャリッジ10がシーク動作され、対
物レンズ6を介して上記ディスク40の記録面にレーザ
ー光を照射し、その反射光から、情報を得て、トラッキ
ングおよびフォーカシング制御なされ、上記ディスク上
の所要アドレスに光スポットをアクセスする。この状態
で、記録あるいは再生がなされるのである。なお、上記
カセットホルダー20が降下するとき、係合部3aを突
起部20aに係合させたまま、上記コア支持部材3が降
下して、その可動コア部材の一端部1aを上記光磁気デ
ィスク40の記録面に近接することになる。この時、可
動コア部材は、既に述べたように、中継コア部材1cと
接触することで、全体としてC字形の(ギャップを持っ
た略リング状の)コアを形成し、また、そのギャップを
規制している。
【0019】この場合、上記センサー51の働きで、上
記光磁気ディスク40が磁界変調用のものであると判断
されたならば、図3に示すように、制御回路54から信
号が駆動回路55に与えられ、上記ソレノイド駆動機構
53を駆動し、退避レバー50を上昇させ、支持部材2
Bを退避位置から稼動位置に戻し、上記スライダー2を
所定の間隙を保って、上記光磁気ディスク40の記録面
上に浮上する。これによって、第1のバイアス磁界発生
装置Aによる記録、再生が行なわれる。
【0020】また、上記センサー51の働きで、上記光
磁気ディスク40が光変調用のものであると判断された
ならば、図4に示すように、退避レバー50をそのまま
にして、上記支持部材2Bを退避位置に残しているの
で、図5に示すように、上記コア部材1のみが、稼動状
態にあり、第2のバイアス磁界発生装置Bによる記録、
再生が行なわれる。
【0021】このような構成では、キャリッジ10のシ
ーク動作、トラッキング方向の制御に対して、何れのバ
イアス磁界発生装置のバイアス磁界発生部も、一緒に移
動することになるので、光スポットに対する上記磁界発
生部の位置検出、調整などが全く不要となり、そのため
の装置が省かれ、構造の簡素化を図ることができる。ま
た、光変調用の磁界発生部も、小型化され、上方への退
避空間も大幅に縮小され、装置全体として、薄型化でき
ることになる。
【0022】なお、上記光変調用の電磁石4は、その放
磁面をデイスクの面振れ幅寸法よりも大きく上記ディス
クの記録面より離して設定しても、十分な磁界を与える
ことが可能なので、上記磁界変調用の磁気ヘッドの場合
のように浮上型にする必要がない。また、上記電磁石4
は、浮上型スライダー2(磁気ヘッド)の位置、状態に
かかわらず、ロード/アンロードできるため、光変調用
のディスクの装着時、あるいは、停電/故障などの緊急
時の磁界変調用磁気ヘッドの退避機構の構造が簡素化で
きる。また、上記実施例において、上記可動コア部材を
ディスク面に対してロード/アンロードする機構(上部
コア支持部材3)を上記ディスクカセットのロード/ア
ンロード機構に連動する構成にしても良い。
【0023】図6ないし図8に示す実施例では、上記コ
ア部材1は、上下2個の部材および中継部材1cの他
に、スプリングコア1fを備えており、また、電磁石4
のコイルは、第1のバイアス磁界発生装置が配置される
側で、可動コア部材に捲回されている。また、上記可動
コア部材をディスク面に対してロード/アンロードする
機構は、前記実施例と同様に、上記回動支軸12を共通
軸として上記キャリッジ10に枢支された上部コア支持
部材3で構成されているが、特に、この実施例では、こ
れには、高熱伝導率の弾性シート部材16を介して、上
記可動コア部材が取り付けられている。上記弾性シート
部材16は、あくまでも、熱伝導性の観点から密着性の
高い材料を選ぶのであり、電気絶縁性は問題としない。
そのため、シリコンゴム、これにマイカなどをフィラー
として混入したものなど、更には銅箔などが採用でき
る。
【0024】上記弾性シート部材16は上記可動コア部
材に密着され、その放熱性を高めるだけでなく、その弾
性変形の利用により上記コア部材1のギャップを管理す
ることができる。すなわち、上記実施例では、可動コア
部材はネジ17a、17bで上記支持部材3に取り付け
られており、例えば、上記ネジ17aを締め付けること
で、上記可動コア部材と支持部材3との間で上記弾性シ
ート部材16を撓わませ、図8(a)に示すように、中
継コア部材1cに対して、ピボットpを中心として可動
コア部材を回動させ、ギャップを狭める(ギャップG
S )。また、上記ネジ17bを締め付けることで、ピボ
ットがqに移動し、ギャップを拡大する(図8(b)に
示すようなギャップGI )。なお、要すれば、上記支持
部材3には、前記浮上型スライダー2に設けた磁気ヘッ
ドの駆動回路基板15などが装着されるが、この場合、
そこでの発熱性が高い電流増幅素子22などの部品を、
上記支持部材3に接触させた状態で取り付け、その放熱
性を向上するとよい。また、上記支持部材3の材料に
は、重量軽減と放熱性の両面からみて、アルミ合金やマ
グネシウム合金などが用いられるとよい。
【0025】なお、この実施例では、上記下部コア部材
は、上記対物レンズ6のフォーカシング制御のためのア
クチュエータ近傍まで延在され、上記スプリングコア1
fは上記コイル6Aに対応する周回ヨークに弾性的に接
触している。
【0026】
【発明の効果】以上のように本発明の光磁気ディスク装
置は、3.5インチ光磁気ディスクの第1世代ISO対
応の光変調記録用の光磁気ディスクに対しても、磁界変
調記録用の光磁気ディスクに対しても、情報の記録再生
を行うことができる点で、光磁気ディスク装置としての
互換性を確保でき、しかも、磁界変調方式の記録用バイ
アス磁界発生装置が動作している時、光変調方式の記録
用バイアス磁界発生装置を退避させる必要がなく、退避
機構をより簡素化することができ、また、上記両バイア
ス磁界発生装置を対物レンズ駆動装置に連動させたの
で、位置検出手段、位置調整手段などを省略でき、全体
として、部品点数を削減することができ、また低コスト
で、2種類の記録方法の光磁気ディスクに対応すること
ができる光磁気ディスク装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の斜視図である。
【図2】上記実施例において、カセットホルダーとの関
係位置を示す斜視図である。
【図3】上記実施例の使用態様を示す側面図である。
【図4】上記実施例の使用態様を示す側面図である。
【図5】同じく、上記実施例の使用態様を示す側面図で
ある。
【図6】本発明の別の実施例の斜視図である。
【図7】上記実施例の側面図である。
【図8】同じく、上記実施例の使用態様を(a)および
(b)で示す側面図である。
【図9】従来例の斜視図である。
【図10】従来例の使用態様を(a)および(b)で示
す斜視図である。
【符号の説明】
A 磁気変調用バイアス磁界発生装置 1 コア部材(磁界発生部) 1a、1b 端部 1c 中継コア部材 1f スプリングコア 3 上部可動コア支持部材 4 電磁石 B 光変調用バイアス磁界発生装置 2 浮上型スライダー(磁気ヘッド) 2A 板バネ 2B 支持部材 6 対物レンズ 7 係合当接部 10 キャリッジ 12 回動支軸 16 弾性シート部材 17a、17b ネジ 20 カセットホルダー 30 ディスクカセット 40 光磁気ディスク 50 退避レバー
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI G11B 5/02 G11B 5/02 T

Claims (9)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ディスク状の光磁気記録媒体に対して、
    光学ヘッドの対物レンズを、シーク方向、トラッキング
    方向、フォーカシング方向に移動制御する対物レンズ駆
    動装置、および、対物レンズからのレーザ光が光スポッ
    トを形成する微小領域に対して、磁気変調記録用バイア
    ス磁界を印加する第1のバイアス磁界発生装置、光変調
    用バイアス磁界を印加する第2のバイアス磁界発生装置
    を装備している光磁気ディスク装置において、第1のバ
    イアス磁界発生装置は、その磁界発生部を浮上型スライ
    ダーに取り付け、上記記録媒体のカートリッジ開口部内
    で、記録媒体との相対運動により、ディスク面に対して
    所要間隔を介して、上記スライダーを浮上するように支
    持した構成になっており、また、第2のバイアス磁界発
    生装置は、電磁石および一部にギャップ部を有する略リ
    ング状のコア部材で構成され、上記コア部材は、そのギ
    ャップ部に対して上記光スポットの微小領域が対応する
    ように、その両端部を上記記録媒体の両側に位置してな
    り、上記両バイアス磁界発生装置は、上記対物レンズ駆
    動装置と一体に動作するように構成してあることを特徴
    とする光磁気デイスク装置。
  2. 【請求項2】 上記コア部材は少なくとも2つ以上の部
    材で構成され、その一つの部材は、第1のバイアス磁界
    発生装置が配置される側で、上記ギャップ部の一端を構
    成する可動コア部材であり、また、上記可動コア部材を
    ディスク面に対してロード/アンロードする機構、およ
    び、上記記録媒体のカセット装着を検出する検出手段を
    装備していることを特徴とする請求項1に記載した光磁
    気ディスク装置。
  3. 【請求項3】 上記コア部材は少なくとも2つ以上の部
    材で構成され、その一つの部材は、第1のバイアス磁界
    発生装置が配置される側で、上記ギャップ部の一端を構
    成する可動コア部材であり、また、上記可動コア部材を
    ディスク面に対してロード/アンロードする機構を装備
    し、上記ロード/アンロード機構を上記記録媒体のカセ
    ットのロード/アンロード機構に連動する構成にしたこ
    とを特徴とする請求項1に記載した光磁気ディスク装
    置。
  4. 【請求項4】 上記コア部材は少なくとも2つ以上の部
    材で構成され、その一つの部材は、第1のバイアス磁界
    発生装置が配置される側で、上記ギャップ部の一端を構
    成する可動コア部材であり、また、上記可動コア部材お
    よび上記浮上型スライダーをそれぞれ独立してディスク
    面に対してロード/アンロードする機構を装備するとと
    もに、記録媒体の種別を検出する検出手段および記録媒
    体のカセット装填を検出する検出手段を装備し、上記記
    録媒体の種別を検出した時、その判別に基いて上記浮上
    型スライダーをディスク面上より退避するように、上記
    ロード/アンロード機構を駆動することを特徴とする請
    求項1に記載した光磁気ディスク装置。
  5. 【請求項5】 上記ロード/アンロード機構による上記
    可動コア部材および上記浮上型スライダーのロード/ア
    ンロード動作は、共通回動支軸におけるそれぞれの回動
    動作でなされることを特徴とする請求項4に記載した光
    磁気ディスク装置。
  6. 【請求項6】 上記コア部材は、その一端の磁界放出部
    分を、上記光スポットの微小領域が対応するように、上
    記磁界変調用の磁界発生部の近傍に配置するとともに、
    その他端を上記対物レンズのアクチュエータを構成する
    磁気回路のコアまで延在させてなり、上記コア部材を放
    熱部材を介して保持する形で、上記両バイアス磁界発生
    装置を、上記対物レンズ駆動装置と一体に動作する構成
    にしたことを特徴とする請求項1に記載の光磁気デイス
    ク装置。
  7. 【請求項7】 上記コア部材は、一部にギャップ部を有
    する略リング状を成すように組み合わされた、少なくと
    も2つ以上の部材で構成され、その一つの部材は、第1
    のバイアス磁界発生装置が配置される側で、上記ギャッ
    プ部の一端を構成する可動コア部材であり、また、上記
    可動コア部材をディスク面に対してロード/アンロード
    する機構を装備し、上記ロード/アンロード機構の一部
    を、放熱効果のある材料および形状にて構成したことを
    特徴とする請求項1に記載した光磁気ディスク装置。
  8. 【請求項8】 上記コア部材は、一部にギャップ部を有
    する略リング状を成すように構成された部材であり、上
    記部材は、これを保持する保持部材との間に熱伝導性の
    高い弾性部材を介在させた状態で、上記保持部材に取り
    付けられていることを特徴とする請求項1に記載した光
    磁気ディスク装置。
  9. 【請求項9】 上記コア部材を保持する放熱部材に、上
    記磁界変調用の磁気ヘッドの駆動回路に取り付けた発熱
    素子を密着していることを特徴とする請求項1に記載し
    た光磁気ディスク装置。
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