JP3104871U - 仏壇 - Google Patents
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Abstract
【課題】 台輪1の内部に、極めてわかり難い状態で隠し収納ボックス3を設けて、大切な物を発見されないように隠す。
【解決手段】仏壇は、上部に仏壇本体6を、下部に台輪1を有する。台輪1は、前後に引き出しできる引出し2備える。台輪1は、引出し2の上方にスペースを設けて、このスペースに、物を出し入れできる隠し収納ボックス3を設けている。
【選択図】図1
【解決手段】仏壇は、上部に仏壇本体6を、下部に台輪1を有する。台輪1は、前後に引き出しできる引出し2備える。台輪1は、引出し2の上方にスペースを設けて、このスペースに、物を出し入れできる隠し収納ボックス3を設けている。
【選択図】図1
Description
本考案は、仏壇の改良に関し、とくに、隠し収納ボックスを設けてなる仏壇に関する。
台輪に、収納部を設けた仏壇は開発されている。(特許文献1参照)
実開平4−7818
特許文献1の公報に記載される仏壇は、台輪に収納部を設けている、この仏壇は、台輪の上に載せている下台に引出しを設けている。台輪と下台からなる仏壇の下部構造は、大きなスペースがあるので、ここに設ける引出しは収納容量を大きくできる。ただ、台輪と下台からなる下部構造は相当に大きいので、ひとつの引出しを設けると、大き過ぎて便利に使用できない。この弊害を避けるために、特許文献1に記載する仏壇は、下台に引出しを設けて、台輪に収納部を設けている。台輪の収納部は、下台の引出しを奥に押し込んだ状態で上方を開口して、物を出し入れできるようにしている。ただ、台輪の収納部は、引出しを押し込んだ状態では上方を開口するので、隠し収納部としては使用できない。収納部の上方開口部を底板で閉塞して、引出しを押し込んだ状態で見えないようにはできる。ただ、引出しを押し込んだ状態で、さらに下部に収納部があることがは推測されるので、大切な物を隠すための隠し収納部としては使用できない。
本考案は、従来の仏壇が有するこのような欠点を解決するために考案されたもので、本考案の重要な目的は、台輪の内部に、極めてわかり難い状態で隠し収納ボックスを設けて、大切な物を発見されないように隠すことができる隠し収納ボックスを設けてなる仏壇を提供することにある。
この考案の仏壇は、台輪1の上に仏壇本体を載せて、上部に仏壇本体を下部に台輪1を設けている。台輪1は、前後に引き出しできる引出し2備える。さらに、台輪1は、引出し2の上方にスペースを設けている。このスペースは台輪1の前板と両側の側板で囲まれた領域にあるので、引出し2を引き出し、あるいは引き抜いても、スペースがあることは外部から判らない。台輪1に設けている外部から確認できないスペースに隠し収納ボックス3を設けている。
本考案の請求項2の仏壇は、台輪1に、引出し2を収納する中空部を設け、この中空部の上方に、下側を開口しているスペースを設けている。このスペースに隠し収納ボックス3を配設している。台輪1から引出し2が引き出されると、中空部の前面が開口される。この開口部から、台輪1内のスペースに配置している、隠し収納ボックス3に収納物を出し入れする。
本考案の請求項3の仏壇は、台輪1を下段部1Bと上段部1Aからなる多段形状としている。下段部1Bの内部には中空部を設けて引出し2を配設している。上段部1Aの内部にはスペースを設けて、ここに隠し収納ボックス3を配設している。
本考案の請求項4の仏壇は、手前部を上下に移動させる状態で傾動可能なようにに台輪1の内部に配設されている。この構造は、たとえば、隠し収納ボックス3の奥部を蝶番4で台輪1の天板に連結して実現できる。さらに、台輪1の内部には、隠し収納ボックス3の前部を上昇位置に停止させるストッパ5を設けている。
さらに、本考案の請求項5の仏壇は、傾動させる姿勢で、前後に引き出しできるように台輪1のスペースに隠し収納ボックス3を配設している。
この考案の仏壇は、台輪の内部に、極めてわかり難い状態で隠し収納ボックスを設けて、大切な物を発見されないように隠すことができるる。とくに、侵入者が想像もできない場所に隠し収納ボックスを設けているので、大事な物、たとえば、現金や通帳等を盗難等から有効に防止して保護できる特徴がある。それは、この考案の仏壇が、前後に引き出しできる引出しを台輪に設けると共に、この引出しの上方にスペースを設けて、このスペースに隠し収納ボックスを設けているからである。この状態で台輪に設けている隠し収納ボックスは、台輪の引出しを引き出しても見えない。ただ、引出しを引き出して物を出し入れすることができる。
以下、本考案の実施例を図面に基づいて説明する。ただし、以下に示す実施例は、本考案の技術思想を具体化するための仏壇を例示するものであって、本考案は仏壇を以下のものに特定しない。
さらに、この明細書は、実用新案登録請求の範囲を理解しやすいように、実施例に示される部材に対応する番号を、「実用新案登録請求の範囲」および「課題を解決するための手段の欄」に示される部材に付記している。ただ、実用新案登録請求の範囲に示される部材を、実施例の部材に特定するものでは決してない。
図1と図2に示す仏壇は、仏壇本体6と台輪1との間に下台7を設けている。すなわち、台輪1の上に下台7を載せ、下台7の上に仏壇本体6を載せている。この構造の仏壇は、下台7と台輪1とが一体構造となり、下台7の上に仏壇本体6を載せている。ただ、仏壇本体6と下台7と台輪1とを別構造として、上に載せることもでき、また下台7と仏壇本体6とを一体構造として、台輪1に載せる構造とすることもできる。台輪1とを備える。仏壇本体6は下部に下台7を備える。一般的な仏壇は、仏壇本体6の下台7とと台輪1とを下台7とを別体として、下台7の上に仏壇本体6を載せる構造としている。さらに、仏壇本体6と下台7と台輪1とを一体的に固定する構造とし、あるいは下台7を設けない構造とすることもできる。
仏壇本体6は、内部に仏具や位牌等を収納するもので従来からすでに使用され、あるいは、これから開発される全ての構造のものが使用できる。
下台7は、仏壇本体6よりも多少低く形成される。下台7は、引出し(図示せず)と引戸(図示せず)からなる収納スペースのある収納部を設けている。このように、下台7に引出しと引戸をからなる収納部を備える仏壇は、この収納部を収納スペースとして種々の物を便利に収納できる。ただ、下台7の収納部は、引出しと引戸の両方を備える必要はなく、引出しのみとし、あるいは引戸のみとすることもできる。また、本考案の仏壇は、必ずしも下台7に収納部を設ける必要はなく、たとえば、台輪の上に仏壇本体を固定した構造とすることもできる。
図の台輪1は、複数の段差形状としている。図に示す台輪1は、ひも台8の上に、下段部1Bと上段部1Aを積層しており、下段部1Bを上段部1Aよりも外側に突出させる2段形状としている。ただ、台輪1は、図示しないが、3段以上の段差部を備える段差形状とし、あるいは1段形状とすることもできる。
さらに、台輪1は、前後に引き出しできる引出し2を設けている。図に示す2段の台輪1は、下段部1Bの内側の中空部に引出し2を設けている。台輪1は、両側に側面板9を配置すると共に、背面を背面板(図示せず)で閉塞している。台輪1は下段部1Bの内側に中空部を設けて、この中空部に引出し2を入れている。引出し2は、上方を開口している箱形で、前面に前面板2Aを固定している。引出し2は、側板の前端に前面板2Aを固定している。図の引出し2は、一対の側板の後端に背面板2Bを、前面に前面板2Aを固定すると共に、これらの下面に底板2Cを固定して全体を箱形に成形している。引出し2の前面板2Aは台輪1と同じ材質としており、引出し2を中空部に収納した状態で、前面板2Aが中空部の前面開口部を閉塞して、台輪1の下段部1Bの前面を装飾するようにしている。この引出し2は、前面板の高さを下段部1Bの高さと等しくして、引出し2の前面板を目立たなくして外観を良くしている。さらに、引出し2は、前面板の両端を下台7の側板よりも両側に突出させて、その幅を下段部1Bの幅と等しくして、さらに目立たなくしている。ただ、引出し2の前面板は、下段部1Bの幅より狭くすることもできる。
さらに、台輪1は、引出し2を収納する中空部の上方に、下方を開口しているスペースを設けている。図の台輪1は、上段部1Aを、両側面部と背面部と前面部と互いに連結してなる枠形状としており、この上段部1Aの内側にスペースを設けている。上段部1Aの外形は、下段部1Bの外形よりも小さく成形されており、台輪1を段差形状としている。枠形状である上段部1Aは、下段部1Bの上面に固定されると共に、さらに、その上面に配設される収納部によって上面が閉塞される。上段部1Aを枠形状として上面を閉塞するのは、スペースを下方のみが開口されてなる形状として、中空部に連結するためである。上段部1Aの内部に形成されるスペースには、隠し収納ボックス3が配設される。
隠し収納ボックス3は、物を出し入れできるように、上方を開口している箱形である。ただし、隠し収納ボックス3は、箱の上方の開口部を、開閉できる上蓋で閉塞する構造とすることもできる。また、隠し収納ボックス3は、上方を開口する箱形で、前面板を低くする形状とすることもできる。上方を開口して、前面板を低くしている隠し収納ボックス3は、台輪1から引き出さない状態で、台輪1の内部で、手前部を向かって下り勾配に傾斜する姿勢に傾動させて、物を出し入れすることができる。
図に示す隠し収納ボックス3は、ガイドレール10を介して、手前に引出しできるように台輪1に連結している。図のガイドレール10は、隠し収納ボックス3の両側にあって、その後端を、蝶番4を介して傾動できるように台輪1の天板に連結している。隠し収納ボックス3は、ガイドレール10に沿って前後に移動できるように連結している。図のガイドレール10は、隠し収納ボックス3との対向面にガイド溝を有し、このガイド溝を摺動する凸部を隠し収納ボックス3の両側に固定している。収納ボックスはガイドレール10に沿って前後に引出しでき、また、蝶番4でもって、後端を中心として傾動できるように台輪1の天板に連結している。さらに、隠し収納ボックス3を台輪1の内部で水平に保持するために、台輪1の内部には、隠し収納ボックス3の手前部を上昇位置に停止し、あるいはガイドレール10の手前部を上昇位置に停止させるストッパ5を設けている。ストッパ5は磁気的な吸着力で、隠し収納ボックス3やガイドレール10を上昇位置に停止する永久磁石、あるいは係止して、上昇位置に停止させる係止具等が使用される。ストッパ5は、隠し収納ボックス3の上面と、台輪1天板の下面とに設けられて、隠し収納ボックス3やガイドレール10を上昇位置に停止させる。
隠し収納ボックス3は、引出しできない構造で台輪1のスペースに設けることもできる。この隠し収納ボックス3は、後端を蝶番4で台輪1の天板に連結して、手前部に向かって下り勾配に傾斜する姿勢から水平な姿勢に傾動できるようにする。
1…台輪 1A…上段部 1B…下段部
2…引出し 2A…前面板 2B…背面板 2C…底板
3…隠し収納ボックス
4…蝶番
5…ストッパ
6…仏壇本体
7…下台
8…ひも台
9…側面板
10…ガイドレール
2…引出し 2A…前面板 2B…背面板 2C…底板
3…隠し収納ボックス
4…蝶番
5…ストッパ
6…仏壇本体
7…下台
8…ひも台
9…側面板
10…ガイドレール
Claims (5)
- 上部に仏壇本体(6)を、下部に台輪(1)を有する仏壇であって、台輪(1)が、前後に引き出しできる引出し(2)備えると共に、この引出し(2)の上方にスペースを有し、台輪(1)のスペースに、物を出し入れできる隠し収納ボックス(3)を設けてなることを特徴とする仏壇。
- 台輪(1)が、引出し(2)を収納する中空部の上方に、下側を開口してスペースを設けて、このスペースに隠し収納ボックス(3)を配設しており、台輪(1)から引出しを引き出した状態で、中空部の前面開口部から隠し収納ボックス(3)に収納物を出し入れするようにしてなる請求項1に記載される仏壇。
- 台輪(1)が下段部(1B)と上段部(1A)からなる多段形状であって、下段部(1B)の内部に中空部を設けて引出し(2)を配設すると共に、上段部の内部にスペースを設けて隠し収納ボックス(3)を配設してなる請求項2に記載される仏壇。
- 隠し収納ボックス(3)が、手前部を上下に移動できるように傾動可能な状態で台輪(1)の内部に配設されており、さらに、台輪(1)の内部には、隠し収納ボックス(3)の手前部を上昇位置に停止させるストッパ(5)を設けている請求項1に記載される仏壇。
- 隠し収納ボックス(3)が、傾動する状態で前後に引き出しできるように台輪(1)のスペースに配設されている請求項1に記載される仏壇。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2004002345U JP3104871U (ja) | 2004-04-27 | 2004-04-27 | 仏壇 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2004002345U JP3104871U (ja) | 2004-04-27 | 2004-04-27 | 仏壇 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP3104871U true JP3104871U (ja) | 2004-10-14 |
Family
ID=43258259
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2004002345U Expired - Lifetime JP3104871U (ja) | 2004-04-27 | 2004-04-27 | 仏壇 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3104871U (ja) |
-
2004
- 2004-04-27 JP JP2004002345U patent/JP3104871U/ja not_active Expired - Lifetime
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