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JP3103025U - 滑走用あるいは転動用の板材 - Google Patents

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JP3103025U
JP3103025U JP2004000286U JP2004000286U JP3103025U JP 3103025 U JP3103025 U JP 3103025U JP 2004000286 U JP2004000286 U JP 2004000286U JP 2004000286 U JP2004000286 U JP 2004000286U JP 3103025 U JP3103025 U JP 3103025U
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Abstract

【課題】滑走用あるいは転動用の板材の操作をよくすること、とりわけ板材を方向転換させる場合に板材の操作を容易にする。
【解決手段】第一の端部2から第二の端部3までの間に、第一の端部区域8と、中央区域9と、第二の端部区域10を有する滑走用あるいは転動用の板材1であってこの板材1は、或る一定の高さを有する少なくとも1の第一の補強材22を有する。中央区域9では、補強材22、24の少なくとも一方が、その補強材22、24の構造の残余部分よりも機械的に弱められた少なくとも1の部分30を有する。
【選択図】図1

Description

本考案は雪上あるいは水上サーフィン、雪上あるいは水上スキー、スケートボード等を行うために用いる滑走板の分野に属する。
この板材は、常套的には、第一の端部と第二の端部との間で長手方向に沿って測った長さと、第一の縁部と第二の縁部との間で横断方向に沿って測った幅と、滑走面(あるいは転動面)と受け面との間で測った高さとを有する。
この板材(ボード)は、第一の端部から第二の端部まで、第一の端部区域と、中央区域と、第二の端部区域とを有する。
この板材は、最終的には、第一の補強材と第二の補強材とで形成し、その間に第一の芯部を配設したサンドイッチ状のパネルから成る。これらの補強材は板材の大部分に機械的特性を付与し、また芯部はこれら2の補強材間に在る空隙を充填する役目をする。なお、1または複数個の補強材を有するこれ以外の構造の板材を考えてもよい。
板材を操作するために、その使用者は該板材を付勢する。このような操作はとりわけスノーボードにより雪上サーフィンを行う場合、例えば、板材の縁部が斜面に乗り掛かっている場合に必要となる。方向転換を開始したい場合、使用者は自分の体の重心を一端へ向けてずらしてもよい。すると、使用者の体重により、板材の端部は大地を押圧して、斜面の方向に滑走しようとする。
同時に、細長く伸びた別の端部もまた、縁部の箇所で地面に引っ掛かり、板材全体はほぼ長手方向軸に沿って可逆的に捩れ変形する。一方の端部は斜面に沿って滑動し、他方の端部は滑動しないので、該板材は回動して方向転換を行う。
方向転換を始める場合のように、板材を捩れ変形させて操縦することは必ずしも容易でないことは明らかである。体重の軽い使用者は、体重の重い使用者のように板材を力強く付勢することはない。また、背の低い使用者は、背の高い使用者よりも重心が余りずれていないので、板材の縁部は斜面の傾きに従うようには引っ掛からない。
本考案の目的の一つは、板材の操作を容易にすること、とりわけ板材を方向転換させる場合に、該板材の操作を容易にすることにある。
この目的のために、本考案は、以下のような滑走用あるいは転動用の板材を提案する。すなわち、第一の端部と第二の端部との間にあって長手方向に沿って測った或る一定の長さと、第一の縁部と第二の縁部との間にあって横断方向に沿って測った或る一定の幅と、また滑走面と足部受け面との間で測った或る一定の高さを有するものであって、該板材は、上部に、少なくとも第一の補強材を備え、また、この板材は第一の端部から第二の端部まで、第一の端部区域と、中央区域と、第二の端部区域とを有するものである。
本考案によるこの板材の特徴は、該中央区域において、該補強材の少なくとも1が、該補強材の構造の残余部分よりも機械的に弱められた少なくとも1の構造部分を有することにある。
該補強材の構造が軟弱であれば、板部材が所定の付勢でより大きく変形可能になるか、あるいはより少ない付勢で同一の変形が可能になる。したがって、種々の付勢に対して該板材の変形がより容易になる。とりわけ、方向転換の開始時に、可逆的な捩れをより容易に生じさせることができる。
これにより、全体として、板材の操作がより容易となる。
本考案の他の特徴ならびに利点は、本考案がどのようにして実現できるかを非限定的な例で示す添付の図面を参照して以下に記載の説明を読むことによって、より良く理解することができよう。
ここに示す実施態様はスノーボード用の板材に関するものであるけれども、前述したような各種スポーツの実施に適合した他の板材にも当て嵌まり得ると理解すべきである。
図1ないし図3を参照して本考案の第一実施態様につき以下に記載する。
とりわけ図1から分かるように、スノーボード用の板材1は、公知のやり方で、第一の端部2と第二の端部3の間で長手方向Lに沿って測った長さを有する。また、この板材1は第一の側縁部4と第二の側縁部5との間で横断方向に沿って測った幅ならびに滑走面6と足部受け面7との間で測った高さを有する。
もちろん、この横断方向は長手方向Lに対して垂直であるとともに、滑走面6に対して平行である。
この板材1はまた、第一の端部2から第二の端部3まで、第一の端部区域8と、第一の接触線W1と、中央区域9と、第二の接触線W2と、第二の端部区域10とを有する。該中央区域9自体は、該接触線W1とW2の間に、第一の中間区域15と、第一の保持区域16と、第二の中間区域17と、第二の保持区域18と、第三の中間区域19とを連続して有する。
各保持区域16、18は、使用者の足部を保持するための装置を受け入れるために設けられている。図には示さないが、この足保持装置は、ねじ等の手段により板材1に一体的に取り付けられている。この目的のために、各保持区域16、18はねじ切りを施した孔20を備えている。
各々の接触線W1、W2は、該板材1が外部からの影箸を受けることなく地面に乗っているとき、その滑走面6が平面と接触する箇所で、該板材1のほぼ横断方向に延在する線分である。
該板材1の高さは図2および図3に断面で示す通りである。
滑走面6から足部受け面7までの間に、該板材1は底部21と、第一の補強材22と、芯部23と、第二の補強材24と、保護層25とを有する。
板材の型式によっては、補強材の数を変えてもよい。すなわち、2以下であっても、あるいは2以上であってもよい。
底部21は、例えば、ポリエチレンを含むプラスチック材で製作してもよい。保護層25は、例えば、アセチル−ブタヂ工ン−スチレンを含むプラスチック材で製作してもよい。
各補強材22、24は樹脂を含浸させた繊維で作るのが好ましい。繊維はどのような材質で作ってもよい。すなわち、ガラス繊維、炭素繊維、アラミド繊維、金属繊維、等で作ってもよい。芯部23は、木材あるいは合成発泡材などの低密度材料を含み、軽質量のものである。もちろん、木材と発泡材とを一緒に用いてもよい。
補強材22、24と芯部23とでサンドイッチ状のパネルを形成する。このパネルは板材の面積の少なくとも50%、好ましくは該面積のほぼ全体に亙って延在するのが好ましい。これにより、該板材の構造を均質なものにする。
本考案によれば、中央区域9にて、補強材22、24の少なくとも1は、該補強材の少なくとも一部分の構造がその残余部分よりも機械的に弱められた構造部分を有する。この機械的に弱められた構造部分により、板材1を可逆的に変形させることが容易となる。
図1ないし図3から分かるように、本考案の第一実施態様によれば、機械的に弱められた構造の第一部分30を有するのは2番目の補強材24である。この第一部分30は、保持区域16と18の間に存在する第二の中間区域17内にある。該第一部分は、第一の縁部4から第二の縁部5まで、また二組のねじ切りを施した孔20の間で、該第二の中間区域17のほぼ全体に沿って延在する。このような弱められた部分を局在させることにより、該保持区域16と18(したがって、使用者の両足)の間で、可逆的な変形が容易となる。
この第一部分30の機械的軟弱牲は、第二の補強材24を構成する材料の使用量を減らすことによって実現される。この材料の減少は、例えば機械加工によって材料を取り除くことにより行われる。それゆえ、該板材1を製作するためには、在来の補強材を使用し、次いで該板材を、例えばフライス盤を用いて機械加工するだけで十分である。保護層25は補強材と同時に加工する。この技術は製作が簡単であるという利点を有する。
もちろん、他の技術を用いてもよい。例えば、板材の構成部材を組み立てる前に、該補強材24を切り出すようにしても良かろう。
本考案の第一実施態様によれば、材料の削減は溝切り加工を施すことにより行われる。
第二の補強材24は、第一の側縁部4の近傍に位置する第一の溝31と、ほぼ側縁部4、5の間に位置する第二の溝32と、ほぼ第二の側縁部5の近くに位置する第三の溝33とを有するが、この態様に限定されるものではない。溝31、32、33の各々はほぼ直線的な形状をしており、また該板材1のほぼ長手方向Lに沿って方向づけられている。
この配置は、横断方向に該補強材24の面積を僅かに減少させるが、長手方向の面積を顕著に減少させる。このため、該板材1は、第二の中間区域内で、横断方向紬に沿ってその撓曲抵抗を顕著に保持し続けるが、第二の中間区域内では、長手方向軸に沿って捩じれ抵抗を僅かに失う。それゆえ、長手方向に沿って板材を捩れるのがより容易となる。この捩れは、保持区域16、18同士、あるいは第一中間区域15と第三中間区域19とを互いに異なる角度で傾斜させるという、板材の操作におけるより優れた性能となって現れる。このため、板材の端部2、3で使用者の重心の移動により、該端部2、3の一方の滑りが良好となり、それと相まって他端部のフッキングが良好となる。したがって、カーブを切る際の板材1の内接がより易しくなる。
溝の長さは5ないし50cm、幅は数10mmないし数センチメートル、また深さは数10mmないし数センチメートルあればよい。
各溝31、32、33は補強材24を貫通するが、これは必須のことではない。
各溝31、32、33は正方形あるいは長方形の断面形状を取るのが好ましいが、これ以外の形状(例えば、丸みを帯びた形状)であってもよい。
長さ方向において、各溝は直線状あるいは非直線状であってもよい。例えば、この溝は長手方向に湾曲していてもよく、また一連の線分を成していてもよいが、互いに離間しているか、あるいは湾曲部分と直線部分とを同時に含んでいてもよい。
溝の本数は3本に限らず、3本より多くても少なくてもよい。
これらの溝は同じ長さであってもよく、あるいは互いに長さが異なっていてもよい。
複数本の溝を別々に並べてもよく、また一直線上に並べてもよい。
図3からよく分かるように、3個の取付具34、35、36をそれぞれ3本の溝31、32、33に設ける。各取付具は保護層25、第二の補強材24、および芯部23の箇所にまで延在する。各取付具は受け面7の仕上がり状態を良好にする。各取付具34、35、36は、とりわけ芯部23と補強材24との間に水が侵入しないよう該板材1の構造を水蜜なものとする。
取付具34、35、36は、例えばアセチル−ブタヂエン−スチレンや、ポリウレタン等のプラスチック材料で作ることができる。
該取付具34、35、36は、好ましくは糊付けにより板材の構造体に付加する。なぜなら、糊材は溝31、32、33を水蜜にするからである。しかしながら、他の技術(例えば、強制的に取付られて継ぎ目を形成する柔軟な取付具を用いる技術など)を考えることもできる。
該取付具34、35、36はU字状、中実状、中空状等、何れの断面形状であってもよい。この取付具は雪が溝31、32、33に充満するのを減じたり、あるいは回避したりする働きをする。何れの場合にも、この取付具は板材に加わる振動をも緩和できるようにする。
本考案の別の実施態様を以下に記載する。説明の便宜上、上述した第一実施態様に比べて特異点を主に記す。
第二実施態様について、図4を参照して説明する。
板材50は、底部51、第一の補強材52、芯部53、第二の補強材54、および保護層55から成る積層部材により或る一定の高さに形成される。本考案によれば、溝56は、保護層55、第二の補強材54、および芯部53の一部分を貫通して、板材50の上部に設けられる。第一実施態様に比べて、取付具57は芯部に沿ってのみ延在し、該芯部53の近くで第二の補強材54と同じ高さになることによって該溝56の底部を形成する。
上に示した板材の構造は以下に述べる手順により製作することができる。
芯部53だけを形成して、取付具57を付ける。次いで、先に述べた積層部材を形成して鋳型内に配設する。温度と圧力を上げていくと、板材50を構成する諸部材を互いに一体連結する。最後に、例えば機械加工等で材料を取り除くことにより、溝56を形成する。この製作方法に従えば、取付具57は中間作業時に所定の位置に配置される。なお、この取付具57を溝56と同時に機械加工してもよく、その場合、溝自体は機械加工しなくてもよい。
図5を用いて本考案の第三実施態様を説明する。
板材70は、底部71、第一の補強材72、芯部73、第二の補強材74、および保護層75から成る積層部材により或る一定の高さに形成される。本考案によれば、溝76は、底部71と第一の補強材72とを貫通して、板材70の下部に設けられる。溝76は、とりわけ水の侵入を防ぐ取付具77で閉塞される。この取付具は底部71を構成する材料と同一あるいは類似の材料で製作してもよい。この取付具は底部71の滑走を良好に保とうとする傾向をもつ。第一の補強材72が有する軟弱性によって得られる技術的効果は第二の補強材の軟弱性によって得られる技術的効果と同じである。
図6から図9を参照して本考案の第四実施態様を説明する。
図6で分かるように、板材90は第一の端部91、第二の端部92、第一の側縁部93、第二の側縁部94、滑走面95、および受け面96を有する。
板材90は第一の端部区域97、第一の接触線W3、中央区域98、第二の接触線W4、および第二の端部区域99を有する。
中央区域98で、板材90は第一の中間区域105、第一の保持区域106、第二の中間区域107、第二の保持区域108、および第三の中間区域109を有する。各保持区域106、108はねじ切りを施した孔110を有する。
図7および図8に示すように、板材90は、その高さ方向に、底部111と、第一の補強材112と、芯部113と、第二の補強材114と、保護層115とを含む。
更に、本考案によれば、中央区域98において、補強材112、114の少なくとも一方には、該補強材の構造体の残余部分より機械的に弱められた少なくとも1の構造部分が設けられる。この軟弱性により板材90の可逆的な変形が容易になる。
図6、図7および図8から分かるように、本考案の第四実施態様によると、機械的に弱められた構造の第一部分120を有するのは第二の補強材114である。この第一の部分120は、保持区域106、108の間にある第二の中間区域内に含まれる。第一の部分120は、ほぼ第一の側縁部93から第二の側縁部94まで、またねじ切りを施した2対の孔部110間で、第二の中間区域107のほぼ全体に亙って延在する。この軟弱部分の配置により、保持区域106、108間(したがって、使用者の足部間)での可逆的な変形が可能になる。
第二の補強材114は畝溝121を有し、この畝溝は機械的な軟弱牲を第一の部分120に付与する。
各畝溝121は補強材114が伸び出る方向の厚みを減少させる。
この畝溝121は、板材90のほぼ長手方向に延在する。これら畝溝の或るものは板材の側縁部93、94の近くにあり、その他の畝溝はこれら側縁部93、94の間にある。
これらの畝溝121は異なる長さと、異なる深さと、異なる形状を有してもよい。
図8から良く分かるように、該畝溝121は丸みを帯びた形状をしている。この形状により、補強材114の破損の発端となる危険を回避するか、あるいは少なくとも減少させる。丸みを帯びた形状に限らず、これ以外の形状の畝溝を採用してもよい。
図6から良く分かるように、該畝溝121の配置は「ディアボロ(空中独楽)」の形状を想起させるような図柄にしたがって作られる。この配置は例示的なものであり、他の任意の配置であってもよい。
板材90は、図9を参照すればより良く理解できるような方法で製作される。
底部111、第一の補強材112、芯部113、第二の補強材114、および保護層115は鋳型130内で積層される。鋳型は台座131と蓋132とを含む。鋳型130を閉鎖し、鋳型を加圧し、また鋳型に対する温度を上昇させることより、板材90に結合力を付与する。鋳型130の蓋内に配置したランゲット(小舌状部)133により畝溝121を作り上げる。ランゲット133が押し当たる場所で、該補強材114は変形して畝溝121となる。この現象は、ランゲット133が圧力上昇を生ずることにより、材料を切断するナイフのような働きをする。そのうえ、固化に先立って、該補強材114は容易に変形可能となる。実際、該補強材114は粘度の高い樹脂と繊維の混合物である。このようにして、過圧力が局在する。樹脂の固化に先立って、補強材114内で繊維の移動を生じさせ、それにより畝溝121を形成する。該繊維は畝溝121の両側を押圧する。
ほぼ一定の厚みを保ちつづけることによって、該保護層115が自然と該補強材114の形状に合致することは明らかである。
畝溝121の構造は、補強材114の横断方向における広がりを僅かしか減少させないが、その長手方向における広がりを著しく減少させる。このことにより、板材90は、横断方向軸に沿って、第二の中間区域107における撓曲抵抗をほぼ完全に保存する。しかしながら、該板材90は、長手方向軸に沿って、第二の中間区域107における捩れ抵抗を僅かしか失わない。それゆえ、長手方向紬に捩れがより容易となる。このことは、カーブを切る際の該板材90の内接を改善する。
上述した実施態様の全てにつき、本考案は種々の材料を用いて、また当業者に公知となっている諸技術にしたがって実施することができる。
もちろん、本考案は上述した各種の実施態様に限定されるものではなく、冒頭に記載した実用新案登録請求の範囲に入り得るあらゆる均等物を含むものとする。
特に板材に関して、軟弱加工を行う箇所は、第一の補強材、あるいは第二の補強材、またはその両者のいずれであってもよい。
同一の板材については、軟弱加工技術は全て均一であってもよいし、あるいはまた異なっていてもよい。
軟弱加工を施した一部分は保持区域内に広がってもよく、あるいは該保持区域を越えて広がってもよい。
本考案はスノーボードに限らず、解決すべき同一または類似の問題を抱えているあらゆる種類の滑走用あるいは転動用の板材にも応用することができる。
本考案の第一実施態様による板材(ボード)を示す斜視図である。 図1のII−II線に沿って見た断面図である。 図1のIII−III線に沿って見た断面図である。 本考案の第二実施態様を示す、図3と同様の部分拡大断面図である。 本考案の第三実施態様を示す、図3と同様の部分拡大断面図である。 本考案の第四実施態様による板材を示す斜視図である。 図6のVII−VII線に沿って見た断面図である。 図6のVIII−VIII線に沿って見た断面図である。 本考案の第四実施態様による板材の製作用鋳型を示す概略横断面図である。
符号の説明
1、50、70、90 ・・・・ 滑走(転動)用の板材
2、3、91、92 ・・・・・ 端部
4、5、93、94 ・・・・・ 縁部
6、95 ・・・・・・・・・・ 滑走面
7、96 ・・・・・・・・・・ 受け面
8、10、97、99 ・・・・ 端部区域
9、98 ・・・・・・・・・・ 中央区域
16、18、106、108・・ 保持区域
17、107 ・・・・・・・・ 中間区域
22、24、52、54、72、74、112、114・・ 補強材
23、53 ・・・・・・・・・ 芯部
30、120 ・・・・・・・・ 機械的に柔軟な部分
31、32、33、56、76 ・・・ 溝
34、35、36、57、77 ・・・ 取付具
121 ・・・・・・・・・・・ 畝溝

Claims (10)

  1. 第一の端部(2、91)と第二の端部(3、92)間で長手方向(L)に沿って測った長さと、第一の縁部(4、93)と第二の縁部(5、94)間で横断方向に沿って測った幅と、滑走面(6、95)と受け面(7、96)間で測った高さとを有する滑走用あるいは転動用の板材(1、50、70、90)であって、該板材(1、50、70、90)は、上部に、少なくとも第一の補強材(22、52、72、112)を有し、また第一の端部(2、91)から第二の端部(3、92)まで第一の端部区域(8、97)と、中央区域(9、98)と、第二の端部区域(10、99)とを有するものにおいて、
    前記中央区域(9、98)に、補強材(22、24、52、54、72、74、112、114)のうち少なくとも1が、該補強材の構造体の残余部分よりも機械的に軟弱な構造を付与された少なくとも1の部分(30、120)を有することを特徴とする滑走板あるいは転動板。
  2. 前記中央区域(9、98)が、第一の保持区域(16、106)と、第二の中間区域(17、107)と、第二の保持区域(18、108)とを含むこと;および軟弱な構造を付与された部分(30、120)が前記第二の中間区域内にあることを特徴とする請求項1による板材(1、50、70、90)。
  3. 前記部分(30)の機械軟弱性が、前記補強材(22、24、52、54、72、74)を構成する材料の減量により得られることを特徴とする請求項1または2による板材(1、50、70)。
  4. 前記補強材(22、24、52、72、74)が少なくとも1の溝(31、32、33)を有し、各溝はほぼ直線形状をしていて前記板材(1、50、70)のほぼ長手方向(L)に沿って方向づけられていることを特徴とする請求項1、2または3による板材(1、50、70)。
  5. 取付具(34、35、36)が前記溝(31、32、33)の内側を画定し、前記取付具は前記補強材(22、24)および芯部(23)と向き合って延在することを特徴とする請求項4による板材(1)。
  6. 芯部(53)が取付具(57)用の受け溝を有し、前記取付具(57)は、前記芯部(53)の側で前記補強材(52、54)と同じ高さに設定されることにより、前記補強材(52、54)の溝(56)の基部を形成することを特徴とする請求項4による板材(50)。
  7. 前記補強材(72、74)の溝(76)が取付具(77)により閉塞されることを特徴とする請求項4による板材(70)。
  8. 前記補強材(112、114)が少なくとも1の畝溝(121)を有し、前記畝溝(121)は前記補強材(112、114)が延在する箇所で、該補強材の厚みを減少させることを特徴とする請求項1または2による板材(90)。
  9. 前記畝溝(121)が、前記板材(90)に対してほぼ長手方向に向けられていることを特徴とする請求項8による板材(90)。
  10. 前記畝溝が丸みを帯びた形状をしていることを特徴とする請求項8または9による板材(90)。
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