JP3099692U - レバーファイル - Google Patents
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Abstract
【課題】挟み込む書類の量が多い場合でも、書類がクリップ金具から不意に外れて床等に脱落するのを防止することができるレバーファイルを提供する。
【解決手段】本考案に係るレバーファイル1は、ファイル表紙2に対して書類pを挟み込んで綴じるレバー式のクリップ金具3が取り付けられるとともに、このクリップ金具3の取り付け面と同じ面内の少なくとも2隅に平面視略L字形をした書類脱落防止用の位置規制片4が固定されている。
【選択図】 図1
【解決手段】本考案に係るレバーファイル1は、ファイル表紙2に対して書類pを挟み込んで綴じるレバー式のクリップ金具3が取り付けられるとともに、このクリップ金具3の取り付け面と同じ面内の少なくとも2隅に平面視略L字形をした書類脱落防止用の位置規制片4が固定されている。
【選択図】 図1
Description
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は、書類を整理、保管するためのレバー式のクリップ金具を備えたレバーファイルに関する。
【0002】
【従来の技術】
一般に、書類を整理、保管するためにファイルが使用されている。従来のファイルには、書類に2つのパンチ穴をあけた後、このパンチ穴をファイルに設けた差込綴じ具に差し込んで綴じるフラットファイルや、袋状の透明シートに書類を差し込んで保管するクリアファイルや、ファイル表紙に取り付けられたレバー式のクリップ金具に書類を挟み込んで綴じるレバーファイル(イージーファイルやZファイルなどとも言う)など、各種のものが提供されている。また、これらの各種ファイルは、通常、整理や保管の必要な書類の大きさ(A4サイズ、B5サイズ等)に適合する寸法に予め形成されている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
ところで、上記のフラットファイルは、書類が差込綴じ具に差し込んだ状態で綴じられているので、ファイルを持ち運びする際に書類が不意に脱落するおそれは少ないが、書類を差込綴じ具に差し込むためには、書類にパンチ穴をあける必要があるので、書類を傷めることになり、また、書類をファイルから出し入れするのにも手間がかかる。
【0004】
クリアファイルは、透明シートに書類を差し込んで保存するので、書類を傷めることはなく、また、ファイルを持ち運びする際に書類が不意に脱落するなどの不具合は生じないが、フラットファイルと同様に、書類をファイルから出し入れするのに手間がかかる。
【0005】
一方、レバーファイルは、書類をクリップ金具で挟み込んで保持するので、書類を傷めることもなく、また、クリップ金具のレバーを開閉するだけで書類をファイルから簡単に出し入れできるなどの利点がある。
【0006】
ところが、このようなレバーファイルは、クリップ金具にクリップ力を与えるバネ力が一定であるために、挟み込む書類の量が多くなると、クリップ金具のクリップ力が不足しがちになり、ファイルを持ち運びする際に書類がクリップ金具から不意に外れて床や路上に脱落し、書類を汚すなどの不具合を生じる。
【0007】
本考案は、上記の課題を解決するためになされたもので、挟み込む書類の量が多い場合でも、書類がクリップ金具から不意に外れて床等に脱落するのを防止することができるレバーファイルを提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】
上記の目的を達成するために、本考案は、ファイル表紙に書類を挟み込んで綴じるレバー式のクリップ金具が取り付けられているレバーファイルにおいて、次の構成を採用している。
【0009】
すなわち、請求項1記載の考案に係るレバーファイルは、前記ファイル表紙に対して、前記クリップ金具の取り付け面と同じ面内の少なくとも2隅に平面視略L字形をした書類脱落防止用の位置規制片が固定されていることを特徴としている。
【0010】
これにより、クリップ金具によって挟み込むべき書類の量が多い場合でも、書類は位置規制片によってファイル表紙上の所定位置に位置決めされるので、ファイルを持ち運び等する際に、書類が挟込綴じ具から外れるのが規制される。このため、書類が不意に床等に脱落するのを防止することができる。
【0011】
また、請求項2記載の考案に係るイージーファイルは、請求項1記載の考案の構成において、前記クリップ金具によって綴じられる書類の厚さに応じて前記位置規制片に対して着脱される積層用位置規制片を備えることを特徴としている。
【0012】
これにより、クリップ金具によって挟み込むべき書類の量が多くなれば、これに応じて位置規制片に対して積層用位置規制片を装着して書類の位置規制を行うことができるため、書類がクリップ金具から外れるのをさらに一層確実に防止することができる。
【0013】
【考案の実施の形態】
図1は、本考案の実施の形態におけるレバーファイルの斜視図、図2は同レバーファイルの平面図、図3はファイル表紙に位置規制片を取り付けた状態を拡大して示す斜視図である。
【0014】
この実施の形態におけるレバーファイル1は、紙あるいはプラスチックでできたファイル表紙2を有し、このファイル表紙2の内面側の中央折り部2aに近接した位置に、書類pを挟み込んで綴じるレバー式のクリップ金具3が取り付けられている。
【0015】
このクリップ金具3自体は周知のものであって、ベース3a、レバー3b、このレバー3bと一体に連結された挟圧部材3c、およびコイルばね3dを備えている。そして、レバー3bは、ベース3aから突設された支軸3eに回動自在に取り付けられるとともに、ベース3aに掛止される構成になっており、また、コイルばね3dは支軸3eに巻回されて、その一端側がレバー3bに、他端側が挟圧部材3cにそれぞれ係止されている。
【0016】
さらに、この実施の形態のレバーファイル1には、書類脱落防止用の2つの位置規制片4が接着剤によって固定されている。これらの位置規制片4は、平面視L字形をしたプラスチック製のもので、クリップ金具3によって綴じられる書類pの大きさ(A4サイズ、B5サイズ等)に適合させて、書類pの隅部を係止する位置に設けられている。すなわち、ここでは、ファイル表紙2のクリップ金具3の取り付け面と同じ面内であって、クリップ金具3の取り付け位置から離れた側端部側の上下2隅の部分に取り付けられている。
【0017】
この構成のレバーファイル1において、クリップ金具3のベース3aと挟圧部材3cとの間に書類pを挟み込み、レバー3bをコイルばね3dの力に抗して回動してベース3aに掛止することで、書類pがクリップ金具3で綴じられる。
【0018】
この場合、書類pの上下2つの隅部は位置規制片4によって係止されるので、クリップ金具3に挟み込むべき書類pの量が多い場合でも、書類pは位置規制片4によってファイル表紙2上の所定位置に位置決めされる。このため、レバーファイル1を持ち運びなどする際に、書類pがクリップ金具3から不意に外れるのが規制されるので、書類pが床等に脱落するのを防止することができる。
【0019】
上記の実施の形態に対して、次のような変形例や応用例を考えることができる。
(1)上記の実施の形態では、ファイル表紙2のクリップ金具3の取り付け面と同じ面内であって、クリップ金具3の取り付け位置から離れた側端部側の上下2隅の箇所に位置規制片4を固定しているが、図4に示すように、ファイル表紙2のクリップ金具3の取り付け面において、その4隅に位置規制片4を設けたり、あるいは、図5に示すように、クリップ金具3の取り付け面の3隅に位置規制片4を設けたり、さらには図6に示すように、クリップ金具3の取り付け箇所に近接した上下2隅に位置規制片4を設けたりすることができる。要するに、クリップ金具3で挟み込まれる書類pの位置ずれを防止するのに有効な箇所に位置規制片4を適宜配置固定することができる。
【0020】
(2)図7に示すように、クリップ金具3によって綴じられる書類pの厚さに応じて、位置規制片4に対して着脱される積層用位置規制片5を設けることもできる。すなわち、この積層用位置規制片5は、位置規制片4と略同じ材質、形状を有し、その底部に差し込み用の突起5aが形成されている。また、これに応じて、位置規制片4には上記の突起5aが嵌入される凹部4aが設けられている。
【0021】
これにより、クリップ金具3で綴じられる書類pの量が多くなれば、これに対応して位置規制片4に対して積層用位置規制片5を積層装着して書類pの位置規制を行うことができる。このため、書類pがクリップ金具3から外れるのをさらに一層確実に防止することができる。
【0022】
(3)また、上記の実施の形態では、位置規制片4は、プラスチック製のもので、これをファイル表紙2に接着固定している。しかし、これに限らず、例えば図8に示すように、位置規制片4を金属製のものとし、これをリベット6等でファイル表紙2に固定する構成とすることも可能である。このようにすれば、位置規制片3を一層確実かつ強固にファイル表紙2に取り付けることができる。
【0023】
(4)その他の点においても上記の実施の形態の構成に限定されるものではなく、考案の要旨の範囲内において種々の応用や変形を加えることが可能である。
【0024】
【考案の効果】
本考案に係るレバーファイルは次の効果が得られる。
【0025】
請求項1記載に係る考案によれば、ファイル表紙には、クリップ金具の取り付け面と同じ面内の少なくとも2隅に位置規制片を固定しているので、クリップ金具によって挟み込むべき書類の量が多い場合でも、書類は位置規制片によってファイル表紙上の所定位置に位置決めされる。このため、書類がクリップ金具から不意に外れるのが規制されるので、書類が床等に脱落するのを防止することができる。
【0026】
請求項2記載の考案によれば、請求項1記載の考案の効果に加えて、クリップ金具によって挟み込むべき書類の量が多くなれば、その書類の厚さに応じて位置規制片に対して積層用位置規制片を積層装着して書類の位置規制を行うことができるため、書類がクリップ金具から外れるのをさらに一層確実に防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の実施の形態におけるレバーファイルの斜視図である。
【図2】同レバーファイルの平面図である。
【図3】ファイル表紙に位置規制片を取り付けた状態を拡大して示す斜視図である。
【図4】ファイル表紙への位置規制片の取り付け位置の変形例を示す平面図である。
【図5】ファイル表紙への位置規制片の取り付け位置の変形例を示す平面図である。
【図6】ファイル表紙への位置規制片の取り付け位置の変形例を示す平面図である。
【図7】位置規制片に対して積層用位置規制片を積層装着する場合の分解斜視図である。
【図8】ファイル表紙に金属製の位置規制片をリベットで固定した状態を示す図で、同図(a)は平面図、同図(b)は断面図である。
【符号の説明】
1 レバーファイル
2 ファイル表紙
3 クリップ金具
4 位置規制片
5 積層用位置規制片
p 書類
【考案の属する技術分野】
本考案は、書類を整理、保管するためのレバー式のクリップ金具を備えたレバーファイルに関する。
【0002】
【従来の技術】
一般に、書類を整理、保管するためにファイルが使用されている。従来のファイルには、書類に2つのパンチ穴をあけた後、このパンチ穴をファイルに設けた差込綴じ具に差し込んで綴じるフラットファイルや、袋状の透明シートに書類を差し込んで保管するクリアファイルや、ファイル表紙に取り付けられたレバー式のクリップ金具に書類を挟み込んで綴じるレバーファイル(イージーファイルやZファイルなどとも言う)など、各種のものが提供されている。また、これらの各種ファイルは、通常、整理や保管の必要な書類の大きさ(A4サイズ、B5サイズ等)に適合する寸法に予め形成されている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
ところで、上記のフラットファイルは、書類が差込綴じ具に差し込んだ状態で綴じられているので、ファイルを持ち運びする際に書類が不意に脱落するおそれは少ないが、書類を差込綴じ具に差し込むためには、書類にパンチ穴をあける必要があるので、書類を傷めることになり、また、書類をファイルから出し入れするのにも手間がかかる。
【0004】
クリアファイルは、透明シートに書類を差し込んで保存するので、書類を傷めることはなく、また、ファイルを持ち運びする際に書類が不意に脱落するなどの不具合は生じないが、フラットファイルと同様に、書類をファイルから出し入れするのに手間がかかる。
【0005】
一方、レバーファイルは、書類をクリップ金具で挟み込んで保持するので、書類を傷めることもなく、また、クリップ金具のレバーを開閉するだけで書類をファイルから簡単に出し入れできるなどの利点がある。
【0006】
ところが、このようなレバーファイルは、クリップ金具にクリップ力を与えるバネ力が一定であるために、挟み込む書類の量が多くなると、クリップ金具のクリップ力が不足しがちになり、ファイルを持ち運びする際に書類がクリップ金具から不意に外れて床や路上に脱落し、書類を汚すなどの不具合を生じる。
【0007】
本考案は、上記の課題を解決するためになされたもので、挟み込む書類の量が多い場合でも、書類がクリップ金具から不意に外れて床等に脱落するのを防止することができるレバーファイルを提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】
上記の目的を達成するために、本考案は、ファイル表紙に書類を挟み込んで綴じるレバー式のクリップ金具が取り付けられているレバーファイルにおいて、次の構成を採用している。
【0009】
すなわち、請求項1記載の考案に係るレバーファイルは、前記ファイル表紙に対して、前記クリップ金具の取り付け面と同じ面内の少なくとも2隅に平面視略L字形をした書類脱落防止用の位置規制片が固定されていることを特徴としている。
【0010】
これにより、クリップ金具によって挟み込むべき書類の量が多い場合でも、書類は位置規制片によってファイル表紙上の所定位置に位置決めされるので、ファイルを持ち運び等する際に、書類が挟込綴じ具から外れるのが規制される。このため、書類が不意に床等に脱落するのを防止することができる。
【0011】
また、請求項2記載の考案に係るイージーファイルは、請求項1記載の考案の構成において、前記クリップ金具によって綴じられる書類の厚さに応じて前記位置規制片に対して着脱される積層用位置規制片を備えることを特徴としている。
【0012】
これにより、クリップ金具によって挟み込むべき書類の量が多くなれば、これに応じて位置規制片に対して積層用位置規制片を装着して書類の位置規制を行うことができるため、書類がクリップ金具から外れるのをさらに一層確実に防止することができる。
【0013】
【考案の実施の形態】
図1は、本考案の実施の形態におけるレバーファイルの斜視図、図2は同レバーファイルの平面図、図3はファイル表紙に位置規制片を取り付けた状態を拡大して示す斜視図である。
【0014】
この実施の形態におけるレバーファイル1は、紙あるいはプラスチックでできたファイル表紙2を有し、このファイル表紙2の内面側の中央折り部2aに近接した位置に、書類pを挟み込んで綴じるレバー式のクリップ金具3が取り付けられている。
【0015】
このクリップ金具3自体は周知のものであって、ベース3a、レバー3b、このレバー3bと一体に連結された挟圧部材3c、およびコイルばね3dを備えている。そして、レバー3bは、ベース3aから突設された支軸3eに回動自在に取り付けられるとともに、ベース3aに掛止される構成になっており、また、コイルばね3dは支軸3eに巻回されて、その一端側がレバー3bに、他端側が挟圧部材3cにそれぞれ係止されている。
【0016】
さらに、この実施の形態のレバーファイル1には、書類脱落防止用の2つの位置規制片4が接着剤によって固定されている。これらの位置規制片4は、平面視L字形をしたプラスチック製のもので、クリップ金具3によって綴じられる書類pの大きさ(A4サイズ、B5サイズ等)に適合させて、書類pの隅部を係止する位置に設けられている。すなわち、ここでは、ファイル表紙2のクリップ金具3の取り付け面と同じ面内であって、クリップ金具3の取り付け位置から離れた側端部側の上下2隅の部分に取り付けられている。
【0017】
この構成のレバーファイル1において、クリップ金具3のベース3aと挟圧部材3cとの間に書類pを挟み込み、レバー3bをコイルばね3dの力に抗して回動してベース3aに掛止することで、書類pがクリップ金具3で綴じられる。
【0018】
この場合、書類pの上下2つの隅部は位置規制片4によって係止されるので、クリップ金具3に挟み込むべき書類pの量が多い場合でも、書類pは位置規制片4によってファイル表紙2上の所定位置に位置決めされる。このため、レバーファイル1を持ち運びなどする際に、書類pがクリップ金具3から不意に外れるのが規制されるので、書類pが床等に脱落するのを防止することができる。
【0019】
上記の実施の形態に対して、次のような変形例や応用例を考えることができる。
(1)上記の実施の形態では、ファイル表紙2のクリップ金具3の取り付け面と同じ面内であって、クリップ金具3の取り付け位置から離れた側端部側の上下2隅の箇所に位置規制片4を固定しているが、図4に示すように、ファイル表紙2のクリップ金具3の取り付け面において、その4隅に位置規制片4を設けたり、あるいは、図5に示すように、クリップ金具3の取り付け面の3隅に位置規制片4を設けたり、さらには図6に示すように、クリップ金具3の取り付け箇所に近接した上下2隅に位置規制片4を設けたりすることができる。要するに、クリップ金具3で挟み込まれる書類pの位置ずれを防止するのに有効な箇所に位置規制片4を適宜配置固定することができる。
【0020】
(2)図7に示すように、クリップ金具3によって綴じられる書類pの厚さに応じて、位置規制片4に対して着脱される積層用位置規制片5を設けることもできる。すなわち、この積層用位置規制片5は、位置規制片4と略同じ材質、形状を有し、その底部に差し込み用の突起5aが形成されている。また、これに応じて、位置規制片4には上記の突起5aが嵌入される凹部4aが設けられている。
【0021】
これにより、クリップ金具3で綴じられる書類pの量が多くなれば、これに対応して位置規制片4に対して積層用位置規制片5を積層装着して書類pの位置規制を行うことができる。このため、書類pがクリップ金具3から外れるのをさらに一層確実に防止することができる。
【0022】
(3)また、上記の実施の形態では、位置規制片4は、プラスチック製のもので、これをファイル表紙2に接着固定している。しかし、これに限らず、例えば図8に示すように、位置規制片4を金属製のものとし、これをリベット6等でファイル表紙2に固定する構成とすることも可能である。このようにすれば、位置規制片3を一層確実かつ強固にファイル表紙2に取り付けることができる。
【0023】
(4)その他の点においても上記の実施の形態の構成に限定されるものではなく、考案の要旨の範囲内において種々の応用や変形を加えることが可能である。
【0024】
【考案の効果】
本考案に係るレバーファイルは次の効果が得られる。
【0025】
請求項1記載に係る考案によれば、ファイル表紙には、クリップ金具の取り付け面と同じ面内の少なくとも2隅に位置規制片を固定しているので、クリップ金具によって挟み込むべき書類の量が多い場合でも、書類は位置規制片によってファイル表紙上の所定位置に位置決めされる。このため、書類がクリップ金具から不意に外れるのが規制されるので、書類が床等に脱落するのを防止することができる。
【0026】
請求項2記載の考案によれば、請求項1記載の考案の効果に加えて、クリップ金具によって挟み込むべき書類の量が多くなれば、その書類の厚さに応じて位置規制片に対して積層用位置規制片を積層装着して書類の位置規制を行うことができるため、書類がクリップ金具から外れるのをさらに一層確実に防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の実施の形態におけるレバーファイルの斜視図である。
【図2】同レバーファイルの平面図である。
【図3】ファイル表紙に位置規制片を取り付けた状態を拡大して示す斜視図である。
【図4】ファイル表紙への位置規制片の取り付け位置の変形例を示す平面図である。
【図5】ファイル表紙への位置規制片の取り付け位置の変形例を示す平面図である。
【図6】ファイル表紙への位置規制片の取り付け位置の変形例を示す平面図である。
【図7】位置規制片に対して積層用位置規制片を積層装着する場合の分解斜視図である。
【図8】ファイル表紙に金属製の位置規制片をリベットで固定した状態を示す図で、同図(a)は平面図、同図(b)は断面図である。
【符号の説明】
1 レバーファイル
2 ファイル表紙
3 クリップ金具
4 位置規制片
5 積層用位置規制片
p 書類
Claims (2)
- ファイル表紙に書類を挟み込んで綴じるレバー式のクリップ金具が取り付けられているレバーファイルにおいて、
前記ファイル表紙には、前記クリップ金具の取り付け面と同じ面内の少なくとも2隅に平面視略L字形をした書類脱落防止用の位置規制片が固定されていることを特徴とするレバーファイル。 - 前記クリップ金具によって綴じられる書類の厚さに応じて前記位置規制片に対して着脱される積層用位置規制片を備えることを特徴とする請求項1記載のイージーファイル。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003004353U JP3099692U (ja) | 2003-08-06 | 2003-08-06 | レバーファイル |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003004353U JP3099692U (ja) | 2003-08-06 | 2003-08-06 | レバーファイル |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP3099692U true JP3099692U (ja) | 2004-04-15 |
Family
ID=43253378
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2003004353U Expired - Fee Related JP3099692U (ja) | 2003-08-06 | 2003-08-06 | レバーファイル |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3099692U (ja) |
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2003
- 2003-08-06 JP JP2003004353U patent/JP3099692U/ja not_active Expired - Fee Related
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |