JP3097960U - ポケット付き開閉式下着 - Google Patents
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Abstract
【課題】身体の不自由な人が簡単に着用できる開閉式下着を提供し、介護用オムツ使用による自尊心を傷つけないようにすること。
【解決手段】開閉式下着本体身頃1の身頃前面を任意幅にウエストより脚部にかけて、股部5を残して切り開き、本体開口部2と前面身頃3の開口部4に沿うて着脱可能なマジックファスナー4−1,4−2,4−3,及び4−1′、4−2′、4−3′の複数個を取り付け、衛生パット挿入ポケット7を本体身頃1の前面の内側のほぼ中央付近に設けたポケット付き開閉式下着。
【選択図】 図2
【解決手段】開閉式下着本体身頃1の身頃前面を任意幅にウエストより脚部にかけて、股部5を残して切り開き、本体開口部2と前面身頃3の開口部4に沿うて着脱可能なマジックファスナー4−1,4−2,4−3,及び4−1′、4−2′、4−3′の複数個を取り付け、衛生パット挿入ポケット7を本体身頃1の前面の内側のほぼ中央付近に設けたポケット付き開閉式下着。
【選択図】 図2
Description
【0001】
【考案の属する技術分野】
この考案は突然の怪我や病気に逢ったとき、身体の不自由でいきなり介護オムツになるのではなく、外観上は一般の下着形状と同様でしかも同様の布地のものを着用できる開閉式下着に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来の下着は胴部挿入部から腰部を覆う部分が、筒状に形成されており、下着を付ける場合、片足を曲げて挿入するように形成されている。また、これらの下着には衛生パットの挿入ポケットは設けられていない。
【0003】
【本考案が解決しようとする課題】
従来の下着は従来の技術で述べたような構成になっているので、下記の問題点を有していた。
(1)足又は腰を痛めている人が、足を持ち上げて着用するときは、付添者の介護がなければ困難であった。
(2)患者は片足立ちでないと着用ができないため、ひとりで着用する時に転倒する危険があった。
(3)またギブスなどをした場合は、曲がらない足に下着を通すことは一人ではできず介護の手を必要であった。
(4)怪我等で一時的に身体が不自由になったとき、いきなり介護オムツを着用することは、患者の自尊心を傷つけるものであった。
(5)開閉式下着を着用中に、急に若干の尿や、おりものをもよおす場合に応急処置のため衛生パット(生理用ナプキン)をバッグ等から取り出すのに時間がかかり、いざと言う時に間に合わず下着を汚すこともあった。
本考案はこれらの問題点を解決するために考案したものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】
下着本体の身頃前面を任意幅にウエストから下方の脚部にかけて、股部を残して切り開き、本体身頃の開口部に沿って複数個のマジックファスナーを取付け、この本体開口部のマジックファスナーに対応するマジックファスナーを、切り開いた前面身頃の開口部に沿って設ける。下着本体と身頃前面開口部は離脱しないように、股部を連結した状態で下着を形成する。下着の材質は一般の下着の布地や柄を利用する。
【0005】
【発明の実施の形態】
以下実施の形態を図面を参照して説明する。図1、図2、図2において
(1)開閉式下着本体身頃1の前面身頃をウエスト部より脚部にかけて任意幅切り開き、本体身頃開口部2に沿ってマジックファスナー4−1,4−2,4−3の複数個を設ける。
(2)前面身頃3は下着の股部5を連結しておき、本体身頃開口部2に取り付けたマジックファスナーと対応する前面身頃開口部4に添うてマジックファスナーを複数個4−1′,4−2′,4−3′を設ける。
(3)本体身頃開口部2のウエスト部には開口部を連結するマジックファスナー付き補助ひも6をウエストのゴムの下方に設けて着用時に留めて下着がずり落ちないようにする。
(4)本体身頃1の前面内側のマジックファスナー付き補助ひもの下付近に、上部開口の衛生パット収納ポケット7を設ける。ポケット7は本体身頃1の前面内側に片方又は両側に設けても良い。
衛生パット収納ポケット7は本体身頃1の前面内側の、2本体身頃開口部より若干出っ張る位置に縫い糸等で取り付ける。7ポケットは挿入した衛生パットが本下着着用中に取り出し易く、かつ自然の動作で衛生パットが脱落しないために2本体身頃開口部側の縫い目は、ほぼポケットの中間の高さまでとする。
【0006】
本考案は以上の構成よりなっている。本考案を使用するときは、次のように着用する。例えば寝たままで着用するときは、開閉式下着の前面身頃3を開いて腰の下に敷き、本下着の本体身頃1で腰を包むようにし、ウエスト部に取り付けた補助ゴムひも6のマジックファスナーを止め、前面身頃3を引き上げ本体身頃1のマジックファスナー4−1,4−2,4−3と前面身頃3のマジックファスナー4−1′,4−2′,4−3′を留めて着用する。脱ぐ場合はその反対の動作をすれば容易に外すことができる。また本ポケット付き開閉式下着を着用しているとき、急に若干の尿やおりものをもよおす場合には、速やかにポケット7内に収納されている衛生パット(生理用ナプキン)を取り出して応急処置をすることができる。
この結果、使用者の精神的負担を軽くすることができる。
【0007】
【考案の効果】
本考案は、上述の通り構成されているので、次に記載する効果を奏する。
【0008】
本考案品を使用することのよって、無理な姿勢で着用することなく、一人で楽に着用することができる。特に懸命に働いてきて、ある日突然病気、怪我に遭った時、いきなり介護オムツになるのは、患者の自尊心を傷付けつらくなりますが、この下着を使用すれば、外観的にも通常の下着と変わらず他人に対する恥ずかしさが一挙に解消し、健康回復にも大いに役立てることができる。
一方、寝たままでも着用することができるので、応用範囲も広く介護用としても応用できる。また本考案品を着用しているとき、若干の尿やおりものをもよおすような場合に、本体の前面身頃内側のポケッットに収納されている衛生パット(生理用ナプキン)を速やかに取り出して応急処置をすることができる。
本考案は男性用に限らず、女性用下着にも応用可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の実施例の着用時の構造図である。
【図2】本考案の実施例の開放時の平面図である。
【図3】本考案の収納ポケットの取付平面図である
【符号の説明】
1 下着本体身頃
2 本体身頃開口部
3 前面身頃
4 前面身頃開口部
4−1,4−2,4−3 マジックファスナー
4−1′,4−2′,4−3′ マジックファスナー
5 股部
6 補助ひも
7 収納ポケット
7−1ポケット縫い目
7−2パット脱落防止縫い目
【考案の属する技術分野】
この考案は突然の怪我や病気に逢ったとき、身体の不自由でいきなり介護オムツになるのではなく、外観上は一般の下着形状と同様でしかも同様の布地のものを着用できる開閉式下着に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来の下着は胴部挿入部から腰部を覆う部分が、筒状に形成されており、下着を付ける場合、片足を曲げて挿入するように形成されている。また、これらの下着には衛生パットの挿入ポケットは設けられていない。
【0003】
【本考案が解決しようとする課題】
従来の下着は従来の技術で述べたような構成になっているので、下記の問題点を有していた。
(1)足又は腰を痛めている人が、足を持ち上げて着用するときは、付添者の介護がなければ困難であった。
(2)患者は片足立ちでないと着用ができないため、ひとりで着用する時に転倒する危険があった。
(3)またギブスなどをした場合は、曲がらない足に下着を通すことは一人ではできず介護の手を必要であった。
(4)怪我等で一時的に身体が不自由になったとき、いきなり介護オムツを着用することは、患者の自尊心を傷つけるものであった。
(5)開閉式下着を着用中に、急に若干の尿や、おりものをもよおす場合に応急処置のため衛生パット(生理用ナプキン)をバッグ等から取り出すのに時間がかかり、いざと言う時に間に合わず下着を汚すこともあった。
本考案はこれらの問題点を解決するために考案したものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】
下着本体の身頃前面を任意幅にウエストから下方の脚部にかけて、股部を残して切り開き、本体身頃の開口部に沿って複数個のマジックファスナーを取付け、この本体開口部のマジックファスナーに対応するマジックファスナーを、切り開いた前面身頃の開口部に沿って設ける。下着本体と身頃前面開口部は離脱しないように、股部を連結した状態で下着を形成する。下着の材質は一般の下着の布地や柄を利用する。
【0005】
【発明の実施の形態】
以下実施の形態を図面を参照して説明する。図1、図2、図2において
(1)開閉式下着本体身頃1の前面身頃をウエスト部より脚部にかけて任意幅切り開き、本体身頃開口部2に沿ってマジックファスナー4−1,4−2,4−3の複数個を設ける。
(2)前面身頃3は下着の股部5を連結しておき、本体身頃開口部2に取り付けたマジックファスナーと対応する前面身頃開口部4に添うてマジックファスナーを複数個4−1′,4−2′,4−3′を設ける。
(3)本体身頃開口部2のウエスト部には開口部を連結するマジックファスナー付き補助ひも6をウエストのゴムの下方に設けて着用時に留めて下着がずり落ちないようにする。
(4)本体身頃1の前面内側のマジックファスナー付き補助ひもの下付近に、上部開口の衛生パット収納ポケット7を設ける。ポケット7は本体身頃1の前面内側に片方又は両側に設けても良い。
衛生パット収納ポケット7は本体身頃1の前面内側の、2本体身頃開口部より若干出っ張る位置に縫い糸等で取り付ける。7ポケットは挿入した衛生パットが本下着着用中に取り出し易く、かつ自然の動作で衛生パットが脱落しないために2本体身頃開口部側の縫い目は、ほぼポケットの中間の高さまでとする。
【0006】
本考案は以上の構成よりなっている。本考案を使用するときは、次のように着用する。例えば寝たままで着用するときは、開閉式下着の前面身頃3を開いて腰の下に敷き、本下着の本体身頃1で腰を包むようにし、ウエスト部に取り付けた補助ゴムひも6のマジックファスナーを止め、前面身頃3を引き上げ本体身頃1のマジックファスナー4−1,4−2,4−3と前面身頃3のマジックファスナー4−1′,4−2′,4−3′を留めて着用する。脱ぐ場合はその反対の動作をすれば容易に外すことができる。また本ポケット付き開閉式下着を着用しているとき、急に若干の尿やおりものをもよおす場合には、速やかにポケット7内に収納されている衛生パット(生理用ナプキン)を取り出して応急処置をすることができる。
この結果、使用者の精神的負担を軽くすることができる。
【0007】
【考案の効果】
本考案は、上述の通り構成されているので、次に記載する効果を奏する。
【0008】
本考案品を使用することのよって、無理な姿勢で着用することなく、一人で楽に着用することができる。特に懸命に働いてきて、ある日突然病気、怪我に遭った時、いきなり介護オムツになるのは、患者の自尊心を傷付けつらくなりますが、この下着を使用すれば、外観的にも通常の下着と変わらず他人に対する恥ずかしさが一挙に解消し、健康回復にも大いに役立てることができる。
一方、寝たままでも着用することができるので、応用範囲も広く介護用としても応用できる。また本考案品を着用しているとき、若干の尿やおりものをもよおすような場合に、本体の前面身頃内側のポケッットに収納されている衛生パット(生理用ナプキン)を速やかに取り出して応急処置をすることができる。
本考案は男性用に限らず、女性用下着にも応用可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の実施例の着用時の構造図である。
【図2】本考案の実施例の開放時の平面図である。
【図3】本考案の収納ポケットの取付平面図である
【符号の説明】
1 下着本体身頃
2 本体身頃開口部
3 前面身頃
4 前面身頃開口部
4−1,4−2,4−3 マジックファスナー
4−1′,4−2′,4−3′ マジックファスナー
5 股部
6 補助ひも
7 収納ポケット
7−1ポケット縫い目
7−2パット脱落防止縫い目
Claims (1)
- 下着本体身頃1をウエスト部より脚部にかけて、股部5を残して任意幅を切り開き、本体身頃開口部2に沿ってマジックファスナーを複数個設けて前面身頃3の開口部4に設けたマジックファスナーで留めるようにした開閉式下着で、本体身頃1の前面内側のほぼ中央に衛生パット収納ポケット7を設けたことを特長とするポケット付き開閉式下着。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002008551U JP3097960U (ja) | 2002-12-25 | 2002-12-25 | ポケット付き開閉式下着 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002008551U JP3097960U (ja) | 2002-12-25 | 2002-12-25 | ポケット付き開閉式下着 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP3097960U true JP3097960U (ja) | 2004-02-12 |
Family
ID=43251732
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2002008551U Expired - Lifetime JP3097960U (ja) | 2002-12-25 | 2002-12-25 | ポケット付き開閉式下着 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3097960U (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP7406280B1 (ja) | 2023-01-25 | 2023-12-27 | 拓己 山縣 | 介護用パンツ |
-
2002
- 2002-12-25 JP JP2002008551U patent/JP3097960U/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP7406280B1 (ja) | 2023-01-25 | 2023-12-27 | 拓己 山縣 | 介護用パンツ |
US12178261B2 (en) | 2023-01-25 | 2024-12-31 | Takumi YAMAGATA | Care underwear and manufacturing method of care underwear |
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