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JP3097545B2 - トラヒックシェイパーおよびシェイピング方法 - Google Patents

トラヒックシェイパーおよびシェイピング方法

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JP3097545B2
JP3097545B2 JP3100096A JP3100096A JP3097545B2 JP 3097545 B2 JP3097545 B2 JP 3097545B2 JP 3100096 A JP3100096 A JP 3100096A JP 3100096 A JP3100096 A JP 3100096A JP 3097545 B2 JP3097545 B2 JP 3097545B2
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勉 村瀬
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NEC Corp
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、非同期転送モード
(以下ATMという)の蓄積交換通信網におけるトラヒ
ックシェイパーに関する。
【0002】
【従来の技術】ATMやパケット方式の蓄積交換通信網
では、固定長の入力データを単位セルとして通信網中の
各段階で一旦バッファメモリに蓄積し、宛先別の分類、
速度変換、遅延及び廃棄などの処理をした後、変換して
生成された新たなセルを次の段階へ送出している。これ
らの入力データは、画像、データ、音声などの伝送上の
要求品質に応じて遅延、廃棄などの転送処理上の優先度
が付与されていて、ネットワーク内で必要に応じてこの
優先度により遅延、廃棄等の処理が行なわれる。この優
先度は、例えばATMシステムにおいては、ヘッダのC
LP(Cell LossPriority セル廃棄優先度)ビットを
高優先度は0、低優先度は1とすることによって表示さ
れる。また、各段階のバッファメモリでは、蓄積された
セルの数を待ち行列長として周期的に検出し、その待ち
行列長と各セルに付加された優先度とにより、入力して
くるセルを蓄積するか、または廃棄処理して通信網のト
ラヒックを制御している。
【0003】トラヒックシェイパーは、ATMやパケッ
ト通信においてトラヒックのバースト性を抑制して通信
網の効率的な運用を図るための装置である。この装置
は、図5乃至図8に示すP・ボイヤ等(Pierre Boyer e
t al. )の報告「Spacing Cells Protects and Enhance
s Utilization of ATM Network Links: IEEE Networkin
g,September 1992, pp. 38-49 )に述べられているよう
に、入力するセルの流れのトラヒックのCDV(Cell D
elay Variance セルの遅延揺らぎ)をできるだけ除去
し、直前のセルとの間隔を規定値A以上に保つように動
作する。すなわち、2つの連続したセルが規定値A以下
の時間間隔でトラヒックシェイパーに到着すると、後の
時間に到着したセルをバッファで遅延させて、セル送出
間隔が規定値A以上となるように制御するものである。
【0004】セル間隔を理想的に保つためには、先ず、
シェイピングアルゴリズムによって到着したセルごとに
送出予定時刻が求められ、その送出予定時刻までの現在
時刻からの遅延時間に相当する相対的なアドレス間隔m
が割り当てられて、バッファの該当のセル格納領域に不
連続的に格納される。
【0005】一方、このセル遅延用のバッファは、論理
的にリング状のM個のセル格納領域からなる。このバッ
ファは、M個のセルメモリスペースを論理的にリング状
のアドレスメモリスペースにより指示する構造でもよ
い。したがって、セルの最大アドレス間隔は、格納領域
の物理的な大きさであるセル容量Mと等しい。例えば、
先頭ポインタがアドレスXを示しているとき入力したセ
ルに対しては、シェイピングアルゴリズムが現時点から
送出時刻までの送出遅延時間間隔およびその時間間隔に
相当するアドレス間隔mを直前の到着セルの送出条件を
基として設定し、セル容量Mをモードとするアドレス間
隔mのアドレス(X+m,mod M)の格納領域が割
り当てられる。
【0006】一方、トラヒックシェイパーからセルを出
力するときは、アドレスポインタで指示される先頭アド
レスのセル格納領域が割り当てられる。アドレスポイン
タは、セル送出のタイミング毎にアドレスが1つずつ進
められるので、アドレスポインタがそのリングの先頭の
セル格納領域、例えばアドレス1を示しているとする
と、アドレス1からアドレス2へ、次はアドレス3へ
と、そのアドレスにセルが格納されているか否かに拘ら
ず順に移動し、リングの最後、例えばアドレスMの次に
はアドレス1へ連続するように循環的に移動する。従っ
て、バッファメモリに格納されているセルも論理的に循
環して格納領域の間隔ごとにリング状に読み出される構
造になっている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】上述のように、シェイ
ピングアルゴリズムがリング状のメモリの物理的な大き
さであるメモリ容量Mをモードとして循環的にセルの格
納領域のアドレス間隔mを割り当てるので、送出遅延時
間に対応して割り当てられたアドレス間隔mがメモリ容
量Mより大きい場合には、連続してトラヒックシェイパ
ーから出力されるセルの間隔が正常に保たれないことが
あるという問題点がある。
【0008】すなわち、物理的な最大遅延量Mを超える
大きなアドレス間隔mによりアドレスを移動すると、セ
ルの格納位置がリングを一周して先頭ポインターを超え
てしまい、アドレス(X+m,mod M)が最早遅延
時間を意味しないことになる。そのために、セルの間隔
が目的の値から大きく外れてしまったり、遅延させるは
ずのセルが前のセルの格納メモリアドレスより先のアド
レスのメモリに格納されて、出力順序が逆転するような
ことが起こる。したがって、トラヒックシェイパーから
出力するセル間隔が正常に保たれないということは、ト
ラヒックシェイパー本来の目的を達成できないのみなら
ず通信品質の低下をも招いてしまうという問題点があ
る。
【0009】本発明の目的は、リングバッファへのセル
の格納方法を改善して、セル送出の順序逆転の発生を防
止し、セル送出間隔の適正化を図ることができるトラヒ
ックシェイパーを提供することにある。
【0010】さらに、所定の値と異なる送出間隔のセル
を廃棄することによる通信品質の劣化を回避することが
できるトラヒックシェイパーを提供することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明のトラヒックシェ
イパーのシェイピング方法は、シェイピングアルゴリズ
ムにより各到着セルごとにアドレス間隔mを求め、シェ
イピングアルゴリズムにより求められたアドレス間隔m
とバッファメモリのセル格納領域の物理的な最大個数M
との大きさを比較し、求められたアドレス間隔mがセル
格納領域の個数Mより大きいと判定されたとき、到着セ
ルをセル格納領域の個数Mに等しいアドレス間隔Mの格
納領域に格納することを特徴とする。
【0012】また、先に到着した第1のセルについて求
められたアドレス間隔mがセル格納領域の個数Mより大
きいと判定され、求められた格納領域mがアドレス間隔
Mに変更されたときは、次に到着する第2のセルの格納
領域のアドレス間隔mを求める場合、 A. 第1のセルの変更されたアドレス間隔Mをシェイ
ピングアルゴリズムに通知することにより、第1の到着
セルの送出予定時刻を変更されたアドレス間隔Mの格納
領域に対応する時刻とすることができる。
【0013】B. または、第1のセルの変更されたア
ドレス間隔Mをシェイピングアルゴリズムに通知せず、
第1の到着セルの送出予定時刻があたかも当初の設定値
のアドレス間隔mに対応する時刻のままであったものと
して、次に到着する第2のセルの格納領域のアドレス間
隔mを求めることができる。
【0014】C. または、シェイピングアドレスに記
憶された該セルのアドレス間隔mをセル格納領域の個数
Mより大きく、かつ、アドレス間隔の決定値mより小さ
い1つの値m’とすることができる。
【0015】また、到着したセルについて求められたア
ドレス間隔mがセル格納領域の個数Mより大きいと判定
され、求められた格納領域mがアドレス間隔Mに変更さ
れたときは、該到着セルの送出時の優先度を低位の優先
度とすることができる。
【0016】また、このとき、該到着セルの送出時に低
優先度の記号を付加して出力することができる。
【0017】また、低位の優先度とされたセルは、この
セルの後に到着するセルが同一格納領域を割り当てられ
たとき、後に到着するセルの上書きを許すのが望まし
い。
【0018】本発明のトラヒックシェイパーは、シェイ
ピングアルゴリズムにより各到着セルごとに設定された
送出条件が各セルごとに記憶される第1次送出条件記憶
手段と、シェイピングアルゴリズムにより求められた各
到着セルの格納領域のアドレス間隔mをバッファメモリ
のセル格納領域の物理的個数Mと比較する比較手段と、
比較手段により求められたアドレス間隔mがセル格納領
域の物理的個数Mより大きいと判定されたとき、該到着
セルのアドレス間隔mをセル格納領域の物理的個数Mに
変更するアドレス間隔変更手段と、アドレス間隔変更手
段によりアドレス間隔Mに変更されたセルの優先度を変
更する優先度変更手段と、アドレス間隔変更手段により
アドレス間隔Mに変更されたセルを、アドレスポインタ
が現在指示するアドレス領域から変更されたアドレス間
隔Mだけ隔てた格納領域に格納するセル格納手段とを有
することを特徴とする。
【0019】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施の形態につい
て図面を参照して説明する。
【0020】図1は本発明の1実施例のトラヒックシェ
イパー100のブロック図である。図1において、本実
施例のトラヒックシェイパー100は、各到着セルごと
に設定された送出条件が各セルごとに格納される第1次
送出条件記憶手段を有する従来と同様なシェイピングア
ルゴリズム101と、リングバッファ104とに加え
て、シェイピングアルゴリズム101から通知されたア
ドレス間隔mをセルメモリ容量Mと比較し、通知された
アドレス間隔mがセルメモリ容量Mより大であることを
検出したとき、アドレス間隔をセル格納領域の個数Mと
同じ値に設定する比較手段およびアドレス間隔変更手段
に相当する時刻調整部102と、アドレス間隔の設定値
mがセル個数Mより大きいことを検出したとき、到着セ
ルの優先度を低優先度とするセル優先度調整部103と
を有する。
【0021】リングバッファ104は、指定された到着
セルの格納領域に既に空きセルでない他のセルが格納さ
れており、しかもそのセルの優先度が高い場合は、該到
着セルを空きセルの格納されている別のメモリ領域に格
納する。もし、この既に格納されていた他のセルの優先
度が低い場合は、到着セルをその領域に上書きで格納す
る。このとき、セルの格納領域は、CLPビット301
の優先度とは無関係である。
【0022】各セルの優先度は、図3および図4に示す
ように、装置内の優先度表示ビット302,402によ
って示される。ここでは、優先度ビットとして1ビット
を用いて、高優先度を0、低優先度を1としているが、
2ビット以上の多値優先度であってもよい。
【0023】そして、セル送出タイミングごとにアドレ
スポインタの指示する領域から1セルずつ読み出されて
シェイパー100から出力される。
【0024】アドレスポインタは、指示しているアドレ
ス領域からセルを読み出すと、その領域に空きセルを書
き込み、論理的に隣接する次のアドレス領域に移動す
る。
【0025】また、シェイピングアルゴリズム101が
設定するアドレス間隔mをセルメモリ容量Mと比較し
て、mがMに等しいかまたはMより小さい場合は、従来
と同じ動作をする。しかし、mがMより大きい場合は、
アドレス間隔mをセルメモリ容量Mと同じ値とする。
【0026】すなわち、シェイパー100に到着したセ
ルは、シェイピングアルゴリズム101により従来と同
様のアルゴリズムでその到着時刻Tに基づいて出力予定
時刻までの遅延時間間隔tと、遅延時間間隔tに相当す
るアドレス間隔mがセルメモリ容量Mをモードとして設
定され、現在のアドレスポインタの指示アドレスXから
そのアドレス間隔mに相当するリングバッファ104内
のセルメモリ領域(X+m)に格納される。
【0027】本実施例のシェイピングアルゴリズム10
1は、前述のボイヤ等の開示したアルゴリズムによるも
のとして説明するが、他のアルゴリズムを用いてもよ
い。
【0028】シェイピングアルゴリズム101は、到着
したセルと同じコネクションに属する直前のセルの最適
出力時刻を第1次送出条件記憶部に記憶しており、到着
したセルが記憶した直前のセルの最適出力時刻から所定
の最小許容時間以上で、しかも、できる限り短い時間経
過後に出力できるように、到着したセルの最適出力時刻
までの遅延時間tとアドレス間隔mとを設定する。
【0029】時刻調整部102は、シェイピングアルゴ
リズム101の後に接続され、シェイピングアルゴリズ
ム101が決定したアドレス間隔mとリングバッファ1
04のセル容量Mとを比較して、アドレス間隔mがセル
容量Mより大であることを検出したとき、到着セルを現
在のポインタ指示アドレスXからセル容量Mと同じ値の
アドレス間隔の領域(X+M)に変更して格納する。
【0030】この基本的な実施例により、到着セルの格
納領域が到着時点のリングバッファの最終アドレスに順
次限定されるので、セル送出順序の逆転を防止できる。
【0031】次に、上述のようなアドレス間隔の変更が
行なわれた第1のセルの後に到着する第2のセルの送出
条件設定について説明する。この後続の第2の到着セル
の送出条件は、その到着時刻と、シェイピングアルゴリ
ズム101に記憶されている直前のアドレス間隔の変更
された第1のセルの送出条件とによって決定されるの
で、直前のアドレス間隔の変更された第1のセルの送出
条件として何がシェイピングアルゴリズム101に記憶
されているが問題である。
【0032】これに対する第1の実施例では、第1のセ
ルのセル格納領域のアドレス間隔mをセル容量Mと同じ
値に変更したことをシェイピングアルゴリズム101に
通知して第1次送出条件記憶部に格納されたアドレス間
隔mをMに変更する。
【0033】また、第2の実施例では、第1のセルのセ
ル格納領域のアドレス間隔mをセル容量Mと同じ値に変
更したことをシェイピングアルゴリズム101に通知せ
ず、第1次送出条件記憶部に格納された第1のセルのア
ドレス間隔mを当初求められた理想値のままとする。
【0034】第3の実施例は、変更遅延時間をMとして
第1の到着セルの格納領域を変更するが、シェイピング
アルゴリズム101の第1次送出条件記憶部には、第1
のセルの送出予定時刻がアドレス間隔Mとmとの中間の
1つの値m’、例えばm’=(m+M)/2など、に対
応する時間間隔であったものとして記憶する。
【0035】これらの実施例は、そのいずれかをトラヒ
ック状況に応じて選択することにより、シェイピングア
ルゴリズム101は、第1の到着セルの送出時刻が理想
的な時刻に設定されたものとして第2のセル以後のセル
送出時間間隔を理想的な送出時間間隔で選択することが
できる。
【0036】次に、セルの廃棄、または遅延時間の延長
に関する優先度の処理について説明する。
【0037】第4の実施例は、第1乃至第3の実施例に
よって到着セルをリングバッファメモリに格納すると
き、セル優先度調整部103がそのセルの優先度を表示
するCLPビット301またはフラグの優先度を低下さ
せるもので、ATMセルの場合は、優先度の低下はAT
MセルのヘッダのCLPビットを高優先度を表す0から
低優先度を表す1に変えることにより行なわれる。
【0038】第5の実施例は、ATMヘッダとは別に装
置内セルに優先度表示ビット302を設けて、この優先
度表示ビット302により優先度の低下を表示する。こ
のとき、ATMヘッダのCLPビット301は変更しな
いこととするが、優先度表示ビット302とともに変更
してもよい。
【0039】あるいは、図4に示すように、該当のセル
のリングバッファ404内の格納領域に低優先度表示ビ
ット402を付加してもよい。
【0040】
【発明の効果】上述のように本発明は、到着セルについ
てシェイピングアルゴリズムにより1つのアドレス間隔
mを決定し、シェイピングアルゴリズムにより決定され
たアドレス間隔mとバッファメモリのセル格納領域の個
数Mとの大きさを比較し、アドレス間隔の決定値mがセ
ル格納領域の個数Mより大きいと判定されたとき、該ア
ドレス間隔決定値mをセル格納領域の個数Mと等しい値
に変更し、到着セルを変更されたアドレス間隔Mの格納
領域に格納することにより、全ての到着セルの格納領域
が到着時点のリングバッファの最終アドレス以下に順次
限定されるので、セル送出順序の逆転を防止できる効果
がある。
【0041】また、シェイピングアルゴリズムは、先に
到着した第1のセルについて設定した格納領域が変更さ
れたとき、トラヒック状況に応じてこの第1の到着セル
の送出予定時刻の変更をシェイピングアルゴリズムにそ
のまま通知するか否か、または中間の値とするかのいず
れかを選択できるので、セル送出間隔を適性にしてAT
M通信網の効率を向上できる効果がある。
【0042】また、シェイピングアルゴリズムにより決
定された到着セルの格納領域の当初のアドレス間隔mが
セル格納領域の個数Mより大きいと判定されたとき、該
到着セルの優先度を低位の優先度とし、送出セルに低優
先度の記号を付加して出力することができるので、送出
時間間隔が当初設定された値から変更されたセルを必要
に応じて遅延、または廃棄等の処理をしてネットワーク
や他のトラヒックへの悪影響を防止することができる効
果がある。また、低位の優先度とされたセルは、そのセ
ルの後に到着するセルが同一格納領域を割り当てられた
とき、後に到着するセルの上書きを許すことにより、送
出時刻の変更されたセルによる後続のセルの送出処理を
適性に復旧できる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のトラヒックシェイパーの1実施例のブ
ロック図である。
【図2】リングバッファの構造の異なる第2の実施例の
ブロック図である。
【図3】装置内ヘッダを付したATMセルの構造を示す
図である。
【図4】優先度表示付きリングバッファの構造を示す図
である。
【図5】従来のシェーピングアルコリズムの1例のフロ
ーチャートである。
【図6】従来のシェーピングアルコリズムの1例のフロ
ーチャートである。
【図7】従来のシェーピングアルコリズムのセル間隔制
御部の1例を示す図である。
【図8】従来のシェーピングアルコリズムの1例のフロ
ーチャートである。
【符号の説明】 100 トラヒックシェイパー 101 シェイピングアルゴリズム 102 時刻調整部 103 セル優先度調整部 104 リングバッファ 3OO,400 セル 301 CLPビット 302,402 優先度表示ビット

Claims (8)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 各格納領域のアドレスがセル単位でスロ
    ットごとに割り振られる複数M個のセルの格納領域が論
    理的にリング状に連結されたバッファメモリと、優先度
    および送出予定時刻を含む各セルの送出条件を記憶し、
    セルが到着したとき、その直前に到着したセルの前記優
    先度および送出予定時刻を含む送出条件を基として該到
    着セルの送出条件を設定するシェイピングアルゴリズム
    とを備え、前記設定した送出予定時刻までの現時点から
    の遅延時間に対応する前記バッファメモリのアドレス間
    隔mを求めて到着したセルを前記アドレス間隔mの領域
    に格納し、出力の単位タイミングごとに1つずつ進むア
    ドレスポインタにより、読み出し先頭の格納領域からア
    ドレス順に前記バッファメモリをセルの格納されていな
    い領域を含んで1つずつ読み出し、読み出したセルを出
    力する蓄積交換方式のトラヒックシェイパーのシェイピ
    ング方法において、 前記シェイピングアルゴリズムにより各到着セルごとに
    前記アドレス間隔mを求め、 前記シェイピングアルゴリズムにより求められたアドレ
    ス間隔mと前記バッファメモリのセル格納領域の物理的
    な最大個数Mとの大きさを比較し、 前記求められたアドレス間隔mが前記セル格納領域の個
    数Mより大きいと判定されたとき、前記到着セルを前記
    セル格納領域の個数Mに等しいアドレス間隔Mの格納領
    域に格納することを特徴とするトラヒックシェイパーの
    シェイピング方法。
  2. 【請求項2】 先に到着した第1のセルについて求めら
    れたアドレス間隔mがセル格納領域の個数Mより大きい
    と判定され、前記求められた格納領域mがアドレス間隔
    Mに変更されたとき、前記第1のセルの変更されたアド
    レス間隔Mがシェイピングアルゴリズムに通知され、前
    記第1の到着セルの送出予定時刻が変更されたアドレス
    間隔Mの格納領域に対応する時刻として、次に到着する
    第2のセルの格納領域のアドレス間隔mを求める請求項
    1に記載のトラヒックシェイパーのシェイピング方法。
  3. 【請求項3】 先に到着した第1のセルについて求めら
    れたアドレス間隔mがセル格納領域の個数Mより大きい
    と判定され、前記求められた格納領域mがアドレス間隔
    Mに変更されたとき、前記第1のセルの変更されたアド
    レス間隔Mがシェイピングアルゴリズムに通知されず、
    前記第1の到着セルの送出予定時刻があたかも当初の設
    定値のアドレス間隔mに対応する時刻のままであったも
    のとして、次に到着する第2のセルの格納領域のアドレ
    ス間隔mを求める請求項1に記載のトラヒックシェイパ
    ーのシェイピング方法。
  4. 【請求項4】 先に到着した第1のセルについて求めら
    れたアドレス間隔mがセル格納領域の個数Mより大きい
    と判定され、前記求められた格納領域mがアドレス間隔
    Mに変更されたとき、シェイピングアドレスに記憶され
    た該セルのアドレス間隔mを前記セル格納領域の個数M
    より大きく、かつ、前記アドレス間隔の決定値mより小
    さい1つの値m’とし、次に到着する第2のセルの格納
    領域のアドレス間隔mを求める請求項1に記載のトラヒ
    ックシェイパーのシェイピング方法。
  5. 【請求項5】 シェイピングアルゴリズムにより求めら
    れた到着セルのアドレス間隔mがセル格納領域の個数M
    より大きいと判定され、前記求められた格納領域mがア
    ドレス間隔Mに変更されたとき、該到着セルの送出時の
    優先度を低位の優先度とする請求項1乃至4のいずれか
    1項に記載のトラヒックシェイパーのシェイピング方
    法。
  6. 【請求項6】 シェイピングアルゴリズムにより求めら
    れた到着セルのアドレス間隔mがセル格納領域の個数M
    より大きいと判定され、前記求められた格納領域mがア
    ドレス間隔Mに変更されたとき、該到着セルの送出時に
    低優先度の記号を付加して出力する請求項5に記載のト
    ラヒックシェイパーのシェイピング方法。
  7. 【請求項7】 低位の優先度とされたセルは、前記セル
    の後に到着するセルが同一格納領域を割り当てられたと
    き、後に到着するセルの上書きを許す請求項5に記載の
    トラヒックシェイパーのシェイピング方法。
  8. 【請求項8】 各格納領域のアドレスがセル単位でスロ
    ットごとに割り振られる複数M個のセルの格納領域が論
    理的にリング状に連結されたバッファメモリと、優先度
    および送出予定時刻を含む各セルの送出条件を記憶し、
    セルが到着したとき、その直前に到着したセルの前記優
    先度および送出予定時刻を含む送出条件を基として該到
    着セルの送出条件を設定するシェイピングアルゴリズム
    とを備え、前記設定した送出予定時刻までの現時点から
    の遅延時間に対応する前記バッファメモリのアドレス間
    隔mを求めて到着したセルを前記アドレス間隔mの領域
    に格納し、出力の単位タイミングごとに1つずつ進むア
    ドレスポインタにより、読み出し先頭の格納領域からア
    ドレス順に前記バッファメモリをセルの格納されていな
    い領域を含んで1つずつ読み出し、読み出したセルを出
    力する蓄積交換方式のトラヒックシェイパーにおいて、 前記シェイピングアルゴリズムにより各到着セルごとに
    設定された送出条件が各セルごとに記憶される第1次送
    出条件記憶手段と、 前記シェイピングアルゴリズムにより求められた各到着
    セルの格納領域のアドレス間隔mを前記バッファメモリ
    のセル格納領域の物理的個数Mと比較する比較手段と、 前記比較手段により求められたアドレス間隔mが前記セ
    ル格納領域の物理的個数Mより大きいと判定されたと
    き、該到着セルのアドレス間隔mを前記セル格納領域の
    物理的個数Mに変更するアドレス間隔変更手段と、 前記アドレス間隔変更手段によりアドレス間隔Mに変更
    されたセルの優先度を変更する優先度変更手段と、 前記アドレス間隔変更手段によりアドレス間隔Mに変更
    されたセルを、アドレスポインタが現在指示するアドレ
    ス領域から前記変更されたアドレス間隔Mだけ隔てた格
    納領域に格納するセル格納手段とを有することを特徴と
    するトラヒックシェイパー。
JP3100096A 1996-02-19 1996-02-19 トラヒックシェイパーおよびシェイピング方法 Expired - Fee Related JP3097545B2 (ja)

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