JP3096516B2 - グランドパッキン - Google Patents
グランドパッキンInfo
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Description
し、さらに詳しくは、高温高圧用途に好適に使用される
グランドパッキンに関するものである。
ッキンとして、例えば、石綿糸を数本ないし数十本束ね
るか、あるいは石綿、潤滑剤、バインダーを混練して、
押し出し又はプレスによって成形したものを中芯とし、
その表面を直径0.15〜0.2mm程度の金属線と撚り
合わせた3P石綿糸で表面を袋編みして、さらにその表
面を黒鉛で処理した構成のグランドパッキンが知られて
いる。しかし、石綿は塵肺等の問題を起こし環境衛生上
好ましくないため、このようなグランドパッキンは最近
ではその使用が制限されている。
mのステンレス鋼線を2〜3本補強用に入れたセラミッ
ク繊維を8打角編みしたものを中芯とし、その表面を金
属繊維で16打袋編みして、さらにその表面を黒鉛、潤
滑油、フェノール樹脂、NBR(アクリロニトリル−ブ
タジエン共重合ゴム)で目詰め処理した構成のグランド
パッキン、あるいは数mm幅にスリットして重ねた膨張
黒鉛テープを中芯とし、その表面を金属繊維で袋編みし
て、さらにその表面を黒鉛、潤滑剤、防蝕剤で処理した
構成のグランドパッキン等が知られている。
用非石綿グランドパッキンに使用されている金属繊維
は、何れも繊維径が10μm以上であり、石綿の繊維径
(0.15〜0.3μm)の数10倍程度の太さであり、
石綿と比較した場合、繊維間の隙間が粗くなり、充填
剤、潤滑剤の保持性能が低下する。そのうえ、繊維が太
いため、繊維を引っ張った場合に抜けによる破断が発生
し、高圧が負荷された場合にシール性が低下することが
ある。
ランドパッキン表面の潤滑剤としては黒鉛が使用されて
いる。黒鉛は摩擦抵抗が低く潤滑剤として優れている
が、400℃近辺より焼損し始めるため、それ以上の温
度領域では、バルブステムとの接面の状態が不安定にな
り、接面漏洩が発生してシール材としての機能を果たさ
なくなることがあり、そのうえバルブの操作トルクも上
昇してしまうという問題が発生する。また、中芯材とし
て膨張黒鉛を使用した場合も、黒鉛は400℃近辺より
焼損し始めるため、高温領域ではシール性が低下する。
あるため、バルブのステム等に使用されているステンレ
ス鋼との接触でガルバニック電池を形成する。このとき
ハロゲンイオン等が存在すると、隙間の溶存酸素は黒鉛
電極側での還元反応によって消費され、同時にステンレ
ス鋼表面にハロゲンイオンが泳動し、不動態皮膜を局部
破壊することとなる。そのため、従来の高温高圧用グラ
ンドパッキンでは、バルブステムの腐蝕を抑制するため
に、製品表面に防蝕剤を含浸しているが、そのためさら
に高温で焼損する量が増加してシール性に悪影響を及ぼ
してしまう。また、グランドパッキンが未使用の状態で
も長期間にわたって保管された場合や、短期間でも保管
状態が悪い場合には防蝕剤が劣化して防蝕効果が低下す
ることがある。このような問題を解決するために、潤滑
材としてマイカを使用したグランドパッキンがあるが、
マイカの摩擦係数は黒鉛に比べて非常に高く、バルブの
操作性が低下するという問題を有する。
ためになされたものであって、高温、高圧条件下におい
ても、シール性の低下が少なく、応力緩和が少なく、か
つ、バルブステムとの接面での腐蝕が発生し難く、しか
もバルブの操作性に優れる非石綿グランドパッキンを提
供することを目的としている。
は、中芯材と、該中芯材を囲繞する表面編組材とを具備
するグランドパッキンにおいて、上記中芯材が、平均繊
維径の異なる少なくとも2種以上の繊維が混紡されてな
り、上記2種以上の繊維のうち平均繊維径が最も太いも
のの平均繊維径(D1)と、平均繊維径が最も細いもの
の平均繊維径(D2)との比(D1/D2)が2/1以上
であることを特徴としている。
中芯材と、該中芯材を囲繞する表面編組材とを具備する
グランドパッキンにおいて、上記表面編組材が、平均繊
維径の異なる少なくとも2種以上の繊維が混紡されてな
り、上記2種以上の繊維のうち平均繊維径が最も太いも
のの平均繊維径(D1)と、平均繊維径が最も細いもの
の平均繊維径(D2)との比(D1/D2)が2/1以上
であることを特徴としている。
中芯材と、該中芯材を囲繞する表面編組材とを具備する
グランドパッキンにおいて、上記中芯材および表面編組
材が、平均繊維径の異なる少なくとも2種以上の繊維が
混紡されてなり、上記2種以上の繊維のうち平均繊維径
が最も太いものの平均繊維径(D1)と、平均繊維径が
最も細いものの平均繊維径(D2)との比(D1/D2)
が2/1以上であることを特徴としている。
維は、金属繊維と無機繊維であることが好ましい。本発
明に係るグランドパッキンにおいては、表面編組材が、
窒化硼素を主成分とする表面潤滑剤で被覆されてなるこ
とが好ましい。
は、高温高圧条件下においても優れたシール性を有し、
しかもバルブの操作性に優れている。
るグランドパッキンの一実施例について具体的に説明す
る。
実施例を示す縦断面図である。図1に示すように、本発
明に係るグランドパッキンは、充填剤3と中芯材1とか
らなる中芯5と、この中芯5を囲繞する表面編組材2お
よび表面編組材2を被覆する表面潤滑剤4とからなって
いる。
ッキンでは、中芯材1は、平均繊維径の異なる2種以上
の繊維が混紡されてなり、かつ、上記2種以上の繊維の
うち平均繊維径が最も太いものの平均繊維径(D1)
と、平均繊維径が最も細いものの平均繊維径(D2)と
の比(D1/D2)が2/1以上であるものが用いられ
る。中芯材1に用いられる繊維としては、酸化性雰囲気
中の耐熱温度が600℃以上の繊維を用いることが好ま
しく、具体的には、SUS304、SUS316等のス
テンレス、チタン合金、ニッケル合金からなる繊維等の
金属繊維、セピオライト、イビウールTM、ロックウー
ル、アルミナ繊維、シリカ繊維等のSiO2、MgOま
たはAl2O3 を主成分とする天然あるいは人工の無機
繊維が挙げられる。これらの繊維の平均繊維径は10μ
m以下であることが好ましい。
が600℃以上であるとは、空気中での分解温度または
酸化開始温度が600℃以上であることを意味する。中
芯材1は、上記のような繊維から選ばれる平均繊維径の
異なる少なくとも2種以上の繊維を混紡したものであ
る。平均繊維径の異なる少なくとも2種以上の繊維は、
そのうち平均繊維径が最も太いものの平均繊維径
(D1)と、平均繊維径が最も細いものの平均繊維径
(D2)との比(D1/D2)が2/1以上、好ましくは
3/1〜10/1程度であることが望ましい。
することが好ましく、平均繊維径の比(金属繊維/無機
繊維)が2/1以上であるような、平均繊維径が10μ
m以下の金属繊維と平均繊維径が5μm以下の無機繊維
とを混紡することがより好ましい。
を混紡することにより、繊維間の隙間を小さくすること
ができ、浸透漏洩の防止および充填剤の保持性能の向上
を図ることができる。また、得られた芯材繊維は弾性に
優れ、しかも、繊維を引っ張った場合に抜けによる破断
が発生しにくい。
が太い繊維(F1)と平均繊維径が細い繊維(F2)との
混紡比は、金属繊維同士または無機繊維同士を組み合わ
せる場合は重量比(F1:F2)で1:9〜9:1、好ま
しくは3:7〜7:3であることが望ましく、金属繊維
と無機繊維とを組み合わせる場合は重量比(F1:F2)
で2:8〜8:2、好ましくは6:4〜8:2であるこ
とが望ましい。繊維径の異なる3種以上の繊維を組み合
わせる場合には、各繊維の混紡比率は任意であるが、何
れの繊維も中芯材1の重量を基準として90重量%以上
の割合で用いられることはなく、また5重量%以下の量
で用いられることはない。
されている。充填剤3は、粉末状の固形充填剤からなる
か、または粉末状の固形充填剤と充填剤バインダとから
なっている。固形充填剤としては、空気中での耐熱温度
が600℃以上であるような粉末状のもの、例えばマイ
カ、クレー、シリカ、ワラストナイト、タルク等が用い
られる。固形充填剤は、平均粒子径が10μm以下のも
のが好ましく用いられる。
600℃以上であるとは、空気中での分解温度または酸
化開始温度が600℃以上であることを意味する。充填
剤バインダとしては、SBR(スチレン−ブタジエンゴ
ム)等の各種ゴム及びシリコン系、エポキシ系、ポリウ
レタン系、アクリル系、フェノール系などのバインダが
用いられる。この場合充填剤バインダは、充填剤3の全
重量に対し1〜10%の量であることが好ましい。本発
明において充填剤3に含まれる固形充填材および充填剤
バインダは、2種以上混合して用いることもできる、ま
た充填剤3は、上記の固形充填剤および充填剤バインダ
以外の他の成分を含んでいてもよい。
0〜80重量%の量で含浸されていることが好ましい。
本発明に係る第2のグランドパッキンにおいては、中芯
材1は、従来公知のグランドパッキンに用いられている
ような、金属繊維または無機繊維の単糸を多数本合わせ
たもの、無機繊維に金属繊維を補強用に加えたもの、ま
たはそれらに充填剤を含浸させたもの、あるいは金属繊
維または無機繊維のチョップドファイバと充填剤等を少
量のバインダ等と混練し、押し出したもの、あるいはプ
レス成形によって成形されたもの等を用いることができ
る。
うに編組されている。編組方法としては、従来よりグラ
ンドパッキンの編組方法として知られている八編み、袋
編み、格子編み等が挙げられる。
ッキンにおいては、表面編組材2には、前記中芯材1と
同様のものが用いられる。これらの繊維の平均繊維径は
10μm以下であることが好ましい。
ばれ、かつ平均繊維径の異なる少なくとも2種以上の繊
維を混紡したものが用いられる。繊維径の異なる少なく
とも2種以上の繊維は、そのうち平均繊維径が最も太い
ものの平均繊維径(D1)と、平均繊維径が最も細いも
のの平均繊維径(D2)との比(D1/D2)が2/1以
上、好ましくは3/1〜10/1程度であることが望ま
しい。
混紡することが好ましく、平均繊維径の比(金属繊維/
無機繊維)が2/1以上であるような、平均繊維径が1
0μm以下の金属繊維と平均繊維径が5μm以下の無機
繊維とを混紡することがより好ましい。
を混紡することにより、繊維間の隙間を小さくすること
ができ、浸透漏洩の防止および表面潤滑剤の保持性能の
向上を図ることができる。また、得られる表面編組材は
弾性に優れ、しかも繊維を引っ張った場合に抜けによる
破断が発生しにくい。
が太い繊維(F1)と平均繊維径が細い繊維(F2)の混
紡比は、金属繊維同士または無機繊維同士を組み合わせ
る場合は重量比(F1:F2)で1:9〜9:1、好まし
くは3:7〜7:3であることが望ましく、金属繊維と
無機繊維とを組み合わせる場合は重量比(F1:F2)で
2:8〜8:2、好ましくは6:4〜8:2であること
が望ましい。繊維径の異なる3種以上の繊維を組み合わ
せる場合には、各繊維の混紡比率は任意であるが、何れ
の繊維も表面編組材2の重量を基準として90重量%以
上の割合で用いられることはなく、また5重量%以下の
量で用いられることはない。
いては、表面編組材2として従来のグランドパッキンに
用いられているような、ほぼ単一の繊維径を有する金属
繊維からなる表面編組材、あるいはほぼ同一の繊維径を
有する金属繊維と無機繊維とからなる表面編組材を用い
ることができる。この場合、金属繊維の平均繊維径は3
〜10μmであることが好ましい。
組材2が表面潤滑剤4によって被覆されている。表面潤
滑剤4は、固形潤滑剤と潤滑剤バインダとからなってい
ることが好ましい。
気中での耐熱温度が600℃以上でなお且つ電気絶縁性
に優れた粉末状の固形潤滑剤が好ましく用いられる。こ
のような固形潤滑剤としては、六方晶系、斜方晶系の鉱
物等、例えば窒化硼素(BN〔六方晶系〕)等が挙げら
れる。固形潤滑剤は、平均粒子径が1〜10μm程度の
ものが好ましく用いられる。
が600℃以上であるとは、空気中での分解温度または
酸化開始温度が600℃以上であることを意味し、電気
絶縁性に優れるとは、抵抗率が1.0×10 10 Ω・cm
以上であることを意味する。
ン−ブタジエンゴム)等の各種ゴム及びシリコン系、エ
ポキシ系、ポリウレタン系、アクリル系、フェノール系
などのバインダが挙げられる。このような表面潤滑剤4
では、固形潤滑剤は1重量%以上の量で、好ましくは5
0〜99重量%の量で含有されていること望ましく、潤
滑剤バインダは5〜20重量%の量で含有されているこ
とが望ましい。特に、表面潤滑剤中の固形潤滑剤が窒化
硼素である場合には、該窒化硼素を3重量%以上の割合
で含む表面潤滑剤であることが好ましい。本発明におい
て表面潤滑剤4に含まれる固形潤滑材および潤滑剤バイ
ンダは、2種以上混合して用いることもできる、また本
発明で用いられる表面潤滑剤4は、上記の固形潤滑剤お
よび潤滑剤バインダ以外の他の成分を含んでいてもよ
い。
の全重量に対し1〜20%の量で被覆されていることが
好ましい。以下、実施例に基づいて本発明に係るグラン
ドパッキンをさらに具体的に説明するが、本発明はこれ
ら実施例に限定されるものではない。
繊維(平均繊維径:2.1μm)とを、ステンレス繊維
/無機繊維比(重量)7/3で混紡した撚り糸に、充填
剤(タルク95重量%、SBR〔スチレン−ブタジエン
ゴム〕5重量%)を含浸させたものを中芯とし、その表
面を、中芯で用いたものと同様の金属繊維と無機繊維と
を混紡した撚り糸に、ステンレス繊維(繊維径:0.1
9mm)を補強用に混入した編み糸を袋編みに編組し、
さらにその表面を表面潤滑剤(窒化硼素80重量%、シ
リコンオイル10重量%、SBR10重量%)で被覆し
た構成のグランドパッキンを用いて、加熱温度と減量率
との関係を調べた(減量率が大きくなるほどシール性が
低下する)。結果を図2に示す。
たステンレス繊維、無機繊維、タルクおよび窒化硼素の
特性を示す。また、第5表に本実施例のグランドパッキ
ンの材料構成比を示す。
3本補強用に入れた無機繊維を8打角編みしたものを中
芯とし、その表面をステンレス繊維で16打袋編みし
て、さらにその表面を黒鉛、潤滑油、フェノール樹脂、
NBR(アクリロニトリル−ブタジエン共重合ゴム)で
目詰め処理した構成のグランドパッキンを用いて、実施
例1と同様にして、加熱温度と減量率との関係を調べ
た。結果を図2に示す。また、第6表に本比較例のグラ
ンドパッキンの材料構成比を示す。
ープを中芯とし、その表面をステンレス繊維で袋編みし
て、さらにその表面を黒鉛、潤滑剤、防蝕剤で処理した
構成のグランドパッキンを用いて、実施例1と同様にし
て、加熱温度と減量率との関係を調べた。結果を図2に
示す。また、第6表に本比較例のグランドパッキンの材
料構成比を示す。
キンは、減量率が極めて低く、特に500〜600℃の
範囲で比較例との差が顕著である。
繊維径の異なる少なくとも2種以上の繊維が混紡されて
なり、上記2種以上の繊維のうち平均繊維径が最も太い
ものの平均繊維径(D1)と、平均繊維径が最も細いも
のの平均繊維径(D2)との比(D1/D2)が2/1以
上である混紡繊維を、中芯材および/または表面編組材
として用いているので、繊維間の隙間を小さくすること
ができるため浸透漏洩を起こし難く、しかも強度に優れ
ている。
た素材を用いると、高温高圧下においてもシール性が低
下することがなく、バルブの操作性にも優れている。ま
た、本発明で用いられる固形潤滑剤は、従来から固形潤
滑剤として用いられている黒鉛(電気比抵抗:1.3〜
2.5Ω・m)に比べて、電気抵抗率が高い(例えば窒
化硼素の電気比抵抗は1.0×1016Ω・m)ので、バ
ルブステムとの接面での電気的腐蝕が発生しシール性を
損なうことがなく、しかもこのような効果は低下するこ
とがない。
れた素材から構成されているので、高温条件下における
減量率が少なく、高温高圧下において優れたシール性を
有している。
す縦断面図である。
ンドパッキンの加熱温度と減量率との関係を示す図であ
る。
Claims (5)
- 【請求項1】 中芯材と、該中芯材を囲繞する表面編組
材とを具備するグランドパッキンにおいて、 上記中芯材が、平均繊維径の異なる少なくとも2種以上
の繊維が混紡されてなり、かつ、 上記2種以上の繊維のうち平均繊維径が最も太いものの
平均繊維径(D1)と、平均繊維径が最も細いものの平
均繊維径(D2)との比(D1/D2)が2/1以上であ
ることを特徴とするグランドパッキン。 - 【請求項2】 中芯材と、該中芯材を囲繞する表面編組
材とを具備するグランドパッキンにおいて、 上記表面編組材が、平均繊維径の異なる少なくとも2種
以上の繊維が混紡されてなり、かつ、 上記2種以上の繊維のうち平均繊維径が最も太いものの
平均繊維径(D1)と、平均繊維径が最も細いものの平
均繊維径(D2)との比(D1/D2)が2/1以上であ
ることを特徴とするグランドパッキン。 - 【請求項3】 中芯材と、該中芯材を囲繞する表面編組
材とを具備するグランドパッキンにおいて、 上記中芯材および表面編組材が、平均繊維径の異なる少
なくとも2種以上の繊維が混紡されてなり、かつ、 上記2種以上の繊維のうち平均繊維径が最も太いものの
平均繊維径(D1)と、平均繊維径が最も細いものの平
均繊維径(D2)との比(D1/D2)が2/1以上であ
ることを特徴とするグランドパッキン。 - 【請求項4】 少なくとも2種以上の繊維が、金属繊維
と無機繊維である請求項1ないし請求項3の何れか1項
に記載のグランドパッキン。 - 【請求項5】 表面編組材が、窒化硼素を3重量%以上
の割合で含む表面潤滑剤で被覆されてなる請求項1ない
し請求項4の何れか1項に記載のグランドパッキン。
Priority Applications (1)
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---|---|---|---|
JP04063616A JP3096516B2 (ja) | 1992-03-19 | 1992-03-19 | グランドパッキン |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP04063616A JP3096516B2 (ja) | 1992-03-19 | 1992-03-19 | グランドパッキン |
Publications (2)
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JPH05263946A JPH05263946A (ja) | 1993-10-12 |
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Family
ID=13234428
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP04063616A Expired - Lifetime JP3096516B2 (ja) | 1992-03-19 | 1992-03-19 | グランドパッキン |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP3096516B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2014014290A (ja) * | 2012-07-06 | 2014-01-30 | Kozen Honten:Kk | 味付海苔及びその製造方法 |
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JP4836216B2 (ja) | 2008-08-28 | 2011-12-14 | Thk株式会社 | 運動案内装置のシールプレート |
JP5491873B2 (ja) * | 2009-08-26 | 2014-05-14 | 日本バルカー工業株式会社 | グランドパッキン |
JP2017187087A (ja) * | 2016-04-04 | 2017-10-12 | 東洋リコー株式会社 | 編組パッキン |
-
1992
- 1992-03-19 JP JP04063616A patent/JP3096516B2/ja not_active Expired - Lifetime
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