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JP3095574U - 携帯電話用補助充電器 - Google Patents

携帯電話用補助充電器

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Publication number
JP3095574U
JP3095574U JP2003000390U JP2003000390U JP3095574U JP 3095574 U JP3095574 U JP 3095574U JP 2003000390 U JP2003000390 U JP 2003000390U JP 2003000390 U JP2003000390 U JP 2003000390U JP 3095574 U JP3095574 U JP 3095574U
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mobile phone
auxiliary charger
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JP2003000390U
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Inventor
文雄 鈴木
毅一 高瀬
Original Assignee
株式会社ジップチャージ
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 何時でも、何処でも太陽或いは白熱電灯又は
蛍光灯等の光源があれば、容易に充電操作が出来る予備
電源して使用出来る携帯電話用補助充電器を提供する。 【解決手段】 携帯電話10に着脱自在に接続可能に構
成された太陽電池2を含む携帯電話用補助充電器1であ
って、当該補助充電器1には、当該携帯電話10の外部
接続端子部13に係合する接続部3が設けられており、
かつ当該接続部3には、複数個のコネクター部4が設け
られている携帯電話用補助充電器1。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は、携帯電話用補助充電器に関するものであり、特には、緊急時、或い は災害発生時に於けるライフラインを維持する必要のある場合に有効に使用する 事の出来る携帯電話用補助充電器に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
現在、携帯電話の普及は全国で若者のみで約3000万台の大台に迫るほど一 般化しており、ビジネスマンはもとより、高齢者、更には殆どの中高生の若者た ちまでが保持しており、一家で2、3台の保有が珍しくなくなって来ている。
【0003】 然しながら、上記携帯電話に内蔵されている充電池の充電は、殆ど、自宅或い は職場で行っており、一般の電源から取る充電コードとA/Cアダプターは、相 当長期間の旅行以外には、それぞれの携帯電話のユーザーは、一般的には、携帯 していないのが普通の生活モードである。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
処で、上記した携帯電話のユーザーの生活モードに於いて、万一電池の充電両 が通話、情報の送受信、呼び出し操作等の途中でなくなってしまった場合には、 今までは、家庭や職場である事務所に置いてある充電コードを有する充電器を使 用して充電しなければ当該携帯電話は役に立たなくなっている。
【0005】 勿論、NTTドコモ、J−フォン、或いはau等の専用販売店等にて、又は、 スーパーやコンビニエンストア等に行って、場合によっては有料にて充電を行わ なければならない。
【0006】 そうした緊急用の充電用ツールとして、マンガン電池を2個程度内蔵したライ ターの形態をした充電器が市販品として大量に出回っている。
【0007】 しかし、どのような緊急用差込型簡易充電器(携帯電話の底部の外部接続端子 部、或いはソケット部に差し込める)も使用している電池は充電不可能な第1次 電池であり、使い捨てタイプあること、更には、当該携帯電話そのものが、表示 画面11の大型化、カラー化によって、消費電力が大きくなり、当該簡易充電器 を使用したとしても電池は長く持たずに切れてしまい、再び新らしい第1次電池 を補充しなければならない。
【0008】 又、例え、上記の簡易充電器をユーザーが所持していても、長い間使用しない と電池が自然放電して、緊急用に充電する場合は、おのおの少量の電池エネルギ ーしか携帯電話側に補充することが出来ないので、このような第1次電池の緊急 用の電源に遺贈する事に不安を感ずるのがユーザーの声である。
【0009】 同様に、携帯電話を電気が来ておらず、通常の充電器が使用出来ない場所に長 期間滞在するとか、前記した簡易充電器を購入する場所すら無い辺鄙な場所に長 期間滞在する様な場合、或いは、地震、台風等の災害、テロ事件等の発生によっ て都市部の電力ラインが壊滅した場合や、山中若しくは海上での遭難事件が発生 した様な場合には、当該携帯電話は緊急ライフラインとしての機能を発揮するも のではあるが、携帯電話本体の充電池の電気エネルギーが無くなってしまうと最 早、緊急ライフラインとしても機能し得ない事になる。
【0010】 一方、本考案が対象とする携帯電話は、全世界で一般的に使用され、莫大な量 の携帯電話が実用に供されている。
【0011】 然しながら、当該携帯電話の構造は、規格が全て統一されているものではなく 、世界中にある携帯電話製造メーカーがそれぞれ独自の設計の基に製造している 結果、例えば、当該携帯電話を外部の機器に接続させるための端子、例えば、充 電用端子、或は、適宜の情報送信用の出力端子等、それぞれのメーカー毎に異な っており、それぞれ純正、或いは専用のコネクターを使用している充電装置或い は情報記憶装置が用意されていて、必要に応じて当該専用の装置を使用しなけれ ばならないという問題有った。
【0012】 例えば、国内では、DoCoMo、CDMA、Tu−Ka、外国では、Nok ia、Ericsson、Motorola等の携帯電話の当該外部接続端子部 はそれぞれ異なっている。
【0013】 従って、携帯電話の使用者は、所定の操作を行う必要が出てきた場合には、充 電装置等、当該専用の部品或いは装置を別途購入するか必要があり不便であると 同時に経済的に高価なものとなっていた。
【0014】 本考案の目的は、上記した従来に於ける問題点を解決し、何時でも、何処でも 太陽或いは白熱電灯があれば、容易に充電操作が出来る予備電源して使用出来、 緊急時に於けるバッテリー切れの際にその威力を発揮出来る安価で軽量で然も携 帯可能な携帯電話用補助充電器を提供するものであると同時に、異なる携帯電話 で有っても、容易に対応する事が可能な携帯電話用補助充電器を提供するもので ある。
【0015】
【課題を解決するための手段】
本考案は、上記目的を達成する為に、基本的には、以下に示す技術構成を採用 するものである。
【0016】 即ち、本考案にかかる携帯電話用補助充電器は、携帯電話に着脱自在に接続可 能に構成された太陽電池を含む携帯電話用補助充電器であって、当該補助充電器 には、当該携帯電話の外部接続端子部に係合する接続部が設けられており、かつ 当該接続部には、複数個のコネクター部が設けられている携帯電話用補助充電器 である。
【0017】
【考案の実施の形態】 本考案にかかる当該携帯電話用補助充電器は、上記した様な基本的な技術構成 を採用しているので、扁平で且つ、手帳、名刺等のサイズ或いはテレフォンカー ド若しくはクレジットカードのサイズと同一或いはポケットサイズと同等或いは それに近似した形状乃至は大きさ又はそれよりも細長い形に形成されているので 形態に極めて便利な太陽電池からなる携帯電話用補助充電器であって、携帯電話 のユーザーは、本考案の補助充電器を衣服のポケット或いはかばん等の外側ポケ ット等に入れて携帯し、何時でも取り出して使用することが可能であり、当該携 帯電話の充電池の電気エネルギーがなくなってきた際には、本考案の補助充電器 を当該携帯電話の外部接続端子部に差込挿入して且つ当該補助充電器の太陽電池 部分を光に照射させることによって、当該携帯電話の充電池を充電させることが 可能となるので、緊急時或いは、災害時のライフラインを維持するために有効に 使用する事が可能となる。
【0018】 又、本考案に於いては、一つの携帯電話用補助充電器で、異なる外部接続端子 部を持つ携帯電話でも容易に充電処理操作が実行出来る携帯電話用補助充電器が 提供される。
【0019】
【実施例】
以下、本考案の携帯電話用補助充電器について詳細に説明する。
【0020】 即ち、図1(A)は、本考案にかかる携帯電話用補助充電器1の一具体例の構 成を示す正面図であり、又、図1(B)は、本考案にかかる携帯電話用補助充電 器1の一具体例の構成を示す側面図である。
【0021】 図1中、携帯電話10に着脱自在に接続可能に構成された太陽電池2を含む携 帯電話用補助充電器1であって、当該補助充電器1には、当該携帯電話10の外 部接続端子部13に係合する接続部3が設けられており、かつ当該接続部3には 、複数個のコネクター部4が設けられている携帯電話用補助充電器1が示されて いる。
【0022】 本考案における当該携帯電話用補助充電器1に使用される当該個々のコネクタ 部4は、当該携帯電話10の外部接続端子部13に係合するコネクター端子構造 部40を有している事が望ましい。
【0023】 当該本考案に使用される当該コネクター部4の端部に形成される当該コネクタ ー端子構造部40の構造の一具体例を図3に示すが、本考案ではこの構造に特定 されるものではない。
【0024】 更に、本考案に於いては、当該複数個のコネクター部に於ける個々のコネクタ ー端子構造部40のそれぞれは、相互に異なる端子構造を有しているものである 。
【0025】 更に、本考案に於ける当該接続部3の構造と複数個の当該コネクター部4と配 置関係は特に限定されるものではないが、例えば、図1に示す様に、当該接続部 3は、T字型を有し、その中央部の下方に突出している脚部分131が当該太陽 電池2の電力出力部と接続されており、左右方向に突出した端部132及び13 3の少なくとも一方、好ましくは双方に当該コネクター部4(141、142) が設けられており、更には、当該T字型接続部3の端部132及び133を含ん で左右方向に延在している頭部134の上縁面135に別のコネクター部143 を個別に配置したような構造が好ましい。
【0026】 かかる構造によって、例えば、特定の携帯電話10の外部接続端子部構造13 が、当該接続部3の当該コネクター部142と相互に嵌合しえるものである場合 には、図1に示す様に、当該携帯電話10を横向きに当該携帯電話用補助充電器 1に取り付けることが可能となる。
【0027】 勿論、本考案に於いては、別の携帯電話10’の当該外部接続端子部構造13 が、当該コネクター部141と相互に嵌合しえるものである場合には、図1の点 線に示す様に、当該携帯電話10’を当該携帯電話用補助充電器1に取り付ける ことが可能となり、又同様に、更に別の携帯電話10”を、当該コネクター部4 3に取り付けることも可能となる。
【0028】 その他、当該接続部3の他の構成としては、図2(A)に示す様に、当該接続 部3を十字型に形成し、当該太陽電池2と接続される部分を除いた、端部のそれ ぞれに、コネクター部144〜146を個別に配置したものであってもよく、又 、図2(B)に示す様に、図1に示した接続部3と略同一のT字型をした接続部 3であるが、当該接続部3の頭部134の上縁面135に複数個のコネクター部 147、148を個別に配置したような構造も好ましい。
【0029】 更に、本考案にあっては、図3(C)に示す様に、当該太陽電池2の電力出力 部と接続されている脚部分136に接続されている扇形状部137とから構成さ れた接続部3の当該扇形状部137の外周縁部138に沿って複数個のコネクタ ー部149〜153が所定の間隔で放射状に配置されているように構成されたも のであっても良い。
【0030】 本考案に於ける当該複数種のコネクター部4のそれぞれのコネクター端子構造 部140は、異なる携帯電話10、10’、10”・・・・のそれぞれが持つ相 互に異なる外部接続端子部構造13の一つに適合する構造を有するものである事 が望ましい。
【0031】 つまり、本考案に於ける当該携帯電話用補助充電器1の特徴としては、携帯電 話10に着脱自在に接続可能に構成された太陽電池2を含む携帯電話用補助充電 器1であって、当該補助充電器1には、当該携帯電話10の外部接続端子部13 に係合する接続部3が設けられており、かつ当該接続部3には、複数種の携帯電 話10、10’、10”・・・・の外部接続端子部13、13’、13”・・・ ・の何れかと係合しうる複数個のコネクター部141、142、142・・・・ が設けられている携帯電話用補助充電器1である。
【0032】 一方、本考案に於ける当該携帯電話用補助充電器1においては、当該コネクタ ー部4は、上記した様に、当該接続部3の所定の部位に適宜の手段を用いて固定 されて配置されているものであっても良いが、図4に示す様に、当該接続部3と 当該コネクター部4とは、着脱自在に構成されているもので有っても良い。
【0033】 つまり、本考案に於ける他の具体例としては、当該接続部3に於ける当該複数 個のコネクター部4の配置位置の少なくとも一つには、一つのコネクタ部4が着 脱自在に挿入しうるように構成されているコネクター部挿入孔155が設けられ ているものである。
【0034】 従って、本考案に於ける上記具体例に於いては、例えば、当該コネクター部挿 入孔155には、当該コネクター部挿入孔155内に所定のコネクター部4が挿 入された場合に、当該コネクター部4を自然落下、或いは容易に当該コネクター 部挿入孔155から離脱しない様に、適宜のストッパー156と適宜のリリース 機構157とが設けられている事が望ましい。
【0035】 本考案の上記具体例に於いては、従って、当該一つのコネクター部挿入孔15 5には、相互に異なるコネクター端子構造部140をもつ複数種のコネクター部 141、142、142・・・・の一つが選択的に挿入される様に構成されるも のである。
【0036】 係る本考案に於ける具体例を採用すれば、一つの携帯電話用補助充電器1と当 該携帯電話用補助充電器1の当該接続部3に既に搭載されているコネクター部4 とは異なる構成を有する、国内で使用されている他の複数種の携帯電話10のみ ならず海外で使用されている他の複数種の携帯電話10のそれぞれの外部接続端 子部構造13に係合し得る別の複数種の当該コネクター部141、142、14 2・・・・とをセットにして携行する事によって何れの国で何れの携帯電話を使 用している場合でも当該太陽電池2による充電処理操作を容易に且つ簡便に実行 することが可能となる。
【0037】 本考案に於ける別の具体例に於いては、図5に示す様に、当該複数個のコネク ター部部141、142、142・・・・の少なくとも一部がUSBポート15 8を構成しているものである。
【0038】 より好ましい具体例としては、図4に示す様な、当該挿入孔155が、USB ポート158を構成しているものである。
【0039】 本考案に於ける上記具体例に於いては、当該USBポート158には、例えば 、一方の端部にユニバーサルコネクタ―部161が接続されたUSBケーブル1 60の他端部に接続されているUSB接続端子159が挿入される様に構成され ている事が望ましい。
【0040】 そして、本具体例に於いては、当該ユニバーサルコネクタ部161には、相互 に異なる当該コネクター端子構造部140を有する複数の種のコネクター部14 1、142、142・・・・が任意にかつ選択的に着脱自在に挿入しえる様に構 成されている事が好ましい。
【0041】 尚、上記具体例に於ける当該USBケーブル160を使用する場合には、本考 案に於ける当該太陽電池2をは別に、当該ユニバーサルコネクタ―部161に携 帯電話10が接続されている状態の時に、当該USBケーブル160の他端部に 接続されているUSB接続端子159をパソコン等のUSBポートに接続する事 によって、当該携帯電話をパソコンの電源から直接充電する事も可能である。
【0042】 本考案に於いては、図1に示す様に、当該補助充電器1は薄厚平板状に形成さ れている事が好ましい。
【0043】 又、本考案に於いては、当該太陽電池2の構成は特に限定されるものではなく 、周知の太陽電池2を使用する事が可能であるが、好ましくは、シリコン系太陽 電池2を使用することが好ましい。
【0044】 本考案に於ける当該シリコン系太陽電池は、単結晶シリコン、多結晶シリコン で構成されているものである事が望ましく、その他アモルファスで構成された太 陽電池を使用することも望ましい。
【0045】 又、本考案に於いて、本考案者等が鋭意検討した結果では、103mm×10 3mmの寸法を有する平板状の単結晶シリコンを使用した太陽電池では、1.6 Wattsの出力が得られ、変換効率は16%であったが、上記と同一寸法を有 する平板状の多結晶シリコンを使用した太陽電池では、1.3Wattsの出力 が得られ、変換効率は13%であった。
【0046】 一方、上記と同一寸法を有する平板状のアモルファスを使用した太陽電池では 、0.6Wattsの出力が得られ、変換効率は6%であった。
【0047】 上記実験結果から判断すると太陽電池としての素材としては、単結晶シリコン 、多結晶シリコン及びアモルファスの順にコストが安くなると同時に変換効率も 低下することが理解しえるので、当該携帯電話用補助充電器としての必要性、販 売可能価格等を勘案しながら何れのシリコンを当該太陽電池として採用すべきか を決定すればよい。
【0048】 又、本考案に於ける当該太陽電池2の具体的な構成としては、特に限定される ものではないが、例えば、図6に示す様に、15個の太陽電池ユニットセル20 が平板上にアレイ状に配列されたものであって、隣接する各々の太陽電池の陰極 22と正極21とが適宜の配線手段によって接続され当該複数個の太陽電池ユニ ットセル20が直列に接続される様に構成されている。
【0049】 又、本考案に於いては、当該太陽電池ユニットセル20は、短冊状にして、そ の長手方向と直交する幅が細い方が出力が高い事が判明した。
【0050】 一方、本考案に於ける当該携帯電話用補助充電器1にあっては、使用される当 該太陽電池2の本体部は、出来るだけ薄い厚みを持った扁平な平板で構成されて いる事が望ましく、又、その大きさ、つまりサイズは、例えば手帳、名刺、クレ ジットカード若しくはテレホンカード等のサイズと同じかそれに近似する大きさ 又はそれよりも細長い形に形成されている事が好ましい。
【0051】 本考案の補助充電器1に使用される太陽電池2を製造するには、例えば、大き い扁平若しくは平坦なパネル状に形成した太陽電池を、当該太陽電池を切断する 為に予め構成された切断装置を使用して切断し、上記した大きさの形状やサイズ に分割するものであり、その後、各分離された個々の太陽電池2をプラスチック 製のカバー或いはケース8を使用して被覆し、当該太陽電池2の受光面が外部に 露出する様に構成するものである。
【0052】 又、本考案に於いては、当該平板状の太陽電池は、一枚の平板で構成されてい るものであっても良く、又、複数個の当該太陽電池からなる平板を複数個隣接配 置し、その接続部分が折り畳み自在に形成される様に構成することも可能である 。
【0053】 このように、当該太陽電池を折り畳み状に構成する事によって、収納状態では 、ポケットサイズにコンパクトにまとめられるが、太陽に向けて充電する際には 、当該太陽電池の実質的な表面面積を拡大する事が可能となるので、発電量を大 幅に増大させることが可能となる。
【0054】 一方、本考案にかかる当該携帯電話用補助充電器1に於いては、当該補助充電 器1に、当該携帯電話10の外部接続端子部13が係合する接続部3が設けられ ている事が望ましく、更には、図1に示す様に、当該接続部3内部には、当該太 陽電池2から出力される電流、即ち電気エネルギーを当該携帯電話10の充電用 バッテリー12に充電させるための適宜の電流或いは電圧の制御回路9が配置さ れている事が必要である。
【0055】 当該制御回路9は、それぞれのコネクター部4に対して個別に設ける事も可能 であるが、当該複数個のコネクター部4に対して一個設けるものであっても良い 。
【0056】 また、本考案に於ける当該接続部3に於いては、当該太陽電池2の出力部(図 示せず)と当該制御回路9及び当該コネクタ部4とは、適宜の配線或いは適宜の 回路により電気的に接続されていることは勿論のことである。
【0057】 又、本考案に於ける他の具体的としては、当該接続部3には、当該携帯電話1 0の外部接続端子部13に嵌合するコネクタ部4が信号線25を介して移動可能 に設けられている様に構成されている事も望ましい。
【0058】 即ち、図7に示す様に、当該複数個のコネクター部4の内の少なくとも一つを 当該太陽電池2に接続されている当該接続部3の内部回路と電気的に接続されて いる信号線25として出力する様にし、当該信号線25を当該接続部3から延展 させ、当該信号線25の自由端部に、当該携帯電話10の外部接続端子部13に 嵌合するコネクタ部4を取り付けた構造を有するものである。
【0059】 かかる具体例に於いては、当該携帯電話用補助充電器1と当該携帯電話との接 続が固定的ではなく、両者の位置関係がフレキシブルであるので、使用形態を大 幅に拡張することが可能となる。
【0060】 又、上記具体的に於いては、当該信号線25の自由端に設けられている当該コ ネクタ部4は、不使用時には、当該接続部3に設けられている適宜の嵌合溝部2 6内に嵌合収納されるように構成されている事が望ましい。
【0061】 又、本考案の別の具体例としては、図1に示す様に、当該接続部3には、当該 コネクタ部4を保護するキャップ部5が着脱自在に設けられている事も望ましい 。
【0062】 当該キャップ5は、適宜の紐、鎖、テープ、ストラップ等7を介して当該補助 充電器1の一部に保持されていることが望ましい。
【0063】 同様に、本考案に於ける当該補助充電器1には、ユーザーが保持し易い様に、 適宜の紐、鎖、テープ、ストラップ等15が取り付けられているものであっても 良い。
【0064】 一方、本考案に於いては、太陽電池を用いて充電装置を構成するものであるが 、 基本的には、太陽光はその強度が一定ではなく、絶えず変動しているので、充電 量も絶えず変化する事になるので、当該太陽電池が発電した電圧を直接、当該携 帯電話に電源として入力することは不可能である。
【0065】 その為、当該太陽電池と当該携帯電話を接続する接続部3に、図1に示す様に 、適宜の電圧制御回路9が設けられているものである。
【0066】 本考案に於ける当該制御回路9には、例えば、図6或いは図7に示す様に、電 圧調整回路15が設けられていても良く、あるいは、当該太陽電池2が発電した 電圧を所定の電圧に昇圧させるか降圧させる電圧変更駆動回路部16が設けられ ている事が好ましい。
【0067】 より具体的には、上記した当該接続部3には、当該太陽電池2から出力される 電圧の変動の少なくとも一部を吸収する電圧調整回路15が設けられているもの であって、当該太陽電池の出力電圧が高い時に、所定の電気エネルギーを蓄積し ておき、当該太陽電池の出力電圧が低い時には、当該蓄積した電気エネルギーを 補助的に使用して、瞬間的な電圧変動を吸収する機能を発揮させるものである。
【0068】 かかる電圧調整回路15は、図8に例示する様に、当該太陽電池2の正極28 と負極29との間に並列に挿入されており、当該電圧調整回路15は、少なくと も一つの小型で容量の大きい電気二重層コンデンサ31で構成されている事が望 ましい。
【0069】 本考案に於ける一具体例に於いては、当該電圧調整回路15は、複数個(図8 では2個の例を示す)の当該若しくは並列に接続されているか、或いは複数個の 当該電気二重層コンデンサ31、32、・・・・が互いに直列及び並列に接続さ れて形成されているものである。
【0070】 本考案で使用される当該小型で容量の大きい電気二重層コンデンサ31は、そ れぞれが、数mmの大きさで少なくとも0.22Fの容量以上を有するものであ る事が望ましい。
【0071】 更に、本具体例に於いては、当該接続部3には、当該太陽電池2が発電した電 圧を所定の電圧に維持する為の電圧変更駆動回路16が設けられている事も望ま しい。
【0072】 本考案に於ける当該電圧変更駆動回路16は、図9に例示する様に、例えば、 電圧変更駆動部60と、当該接続部3の出力電圧を検出する電圧検出部48と、 当該電圧検出部48の検出情報を予め設定されている当該接続部3の基準出力電 圧値Vrefとを比較する比較手段62及び当該比較手段62の比較結果に基ずいて 、当該接続部3の出力電圧値を所定の基準出力電圧値に一致する様に当該電圧変 更駆動部60を制御する制御部63とから構成されている事が好ましい。
【0073】 更に、本具体例における当該制御演算回路部63は、適宜のコンピュータ(C PU)を含む適宜の演算手段と適宜の制御ソフトウェア及び必要によってはパル ス波形変調手段(PWM)を含み、当該比較手段62からの出力信号に基づいて 、当該電圧変更駆動回路16に設けられている適宜のプログラム及び所定のデー タを記憶している記憶手段46に予め記憶されている特定の制御データから対応 する制御データを選択して、制御手段44で所望の駆動制御信号を発生させて当 該電圧変更駆動部60を駆動させるものである。
【0074】 尚、本考案の上記具体例に於いては、当該当該制御演算回路部63は、上記し た制御回路44の中に包含されているもので有っても良いことは、言うまでもな い。
【0075】 本具体例に於ける当該電圧変更駆動回路16は、当該太陽電池2が発電した電 圧を所定の電圧まで昇圧させる電圧昇圧回路部60を含んでいても良く、又、当 該昇圧回路部60と当該太陽電池2が発電した電圧を所定の電圧まで降圧させる 電圧降圧回路部65の双方とを含んでいるものであっても良い。
【0076】 本考案の上記具体的に於いては、当該電圧変更駆動回路16の当該電圧昇圧回 路部60或いは電圧降圧回路部65は、コイル37、トランジスタ36、45、 及びコンデンサ41とから構成されており、当該制御手段63は、当該トランジ スタ36、45を適宜のタイミングと適宜のパルス幅でオンオフさせる制御信号 を出力する機能を有している事が望ましい。
【0077】 更に、本具体例に於ける当該電圧変更駆動回路16の回路図の一例が図8に示 されており、図から理解される様に、太陽電池2の正極28及び負極29に対し て並列的に2個の互いに直列に接続された電気二重層コンデンサ31、32がシ ョットキダイオード30を介して並列に接続されており、当該太陽電池の正極2 8側端子には、更に第1のトランジスタ36(Q1)とコイル37とショットキ ダイオード40互いに直列に接続されて当該接続部3の一方の出力端子部に接続 されており、当該接続部3の他方の出力端子部は、当該太陽電池2の負極29と 接続されている。
【0078】 一方、コンデンサ41が当該接続部3の両端子と並列に接続されている。
【0079】 又、当該接続部3の両端子間に並列的に、2個の抵抗体42と43とが直列に 接続されており、且つ、上記抵抗体42と43の接続ノード部に当該接続部3の 両端子間に於ける電圧値の分圧値を検出する電圧検出手段48が設けられており 、当該電圧検出手段48は、更に適宜の比較回路62の一方の入力端子に接続さ れている。
【0080】 かかる比較回路62の他の入力は基準電圧値が入力される様に構成されており 、本考案で当該接続部3から出力させたい電圧値が、例えば、5Vであるとすれ ば、当該基準電圧端子には5Vの電圧を入力させておくものである。
【0081】 又、当該コイル37の入力端部には、ショットキダイオード38が接続されて おり、又、当該コイル部37の出力端部には、第2のトランジスタ45(Q2) のコレクタ部が接続されていると同時に当該第2のトランジスタ45のエミッタ 部が接地されている。
【0082】 一方、当該第1と第2のトランジスタ36、45のベース端子は、何れも当該 制御回路63に接続されており、当該各トランジスタは、当該制御回路から出力 される制御信号に応答して適宜にオン―オフ制御される。
【0083】 尚、図8中、R1、R2、R3は適宜の抵抗であり又C3は適宜のコンデンサ である。
【0084】 上記具体例に於いては、上記第1のトランジスタ36、コイル37、第2のト ランジスタ45及びコンデンサ41で電圧昇圧回路60が形成されており、又、 上記第1のトランジスタ36、コイル37及びコンデンサ41で、電圧降圧回路 65が形成されている。
【0085】 即ち、上記昇圧回路60においては、第1のトランジスタ36と第2のトランジ スタ45を同期させてオン―オフのスイッチング動作を実行させ、図6に示す様 に、上記両トランジスタ36、45のON期間では、電流はi1の経路で流れる のでコイル37にエネルギーが蓄積される。
【0086】 この時、第2のトランジスタ45もONしているので、ダイオード40を通し て出力側に電流が流れる事はない。
【0087】 その後、両トランジスタ36、45のOFF期間では、コイル37に逆起電力 が発生し、i2の経路を介して電流が流れコンデンサに蓄積される事になる。
【0088】 従って、当該トランジスタのON−OFFを繰り返す事によって当該コンデン サ40の電圧が上昇して当該接続部の出力端子電圧が昇圧されることになる。
【0089】 一方、太陽電池の出力電圧が、高い場合には、当該第1のトランジスタ36のみ をON−OFFさせ、当該第2のトランジスタ45は非駆動状態に制御し、当該 第1のトランジスタ36の駆動パルスのデューティ比を低下させた状態でON− OFF駆動させる事によって当該太陽電池の出力電圧を降下させる様にするもの である。
【0090】 尚、上記具体例に於いては、当該記憶手段46には、予め実験等を通じて確認 されている、検出された電圧と予め定められた基準電圧との差分値のそれぞれに 対応する制御データが記憶されているので、当該差分値が検出されると当該差分 値に最適な制御データを当該制御手段に含まれる制御プログラムが自動的に選択 して当該制御データに基づいて上記各トランジスタを制御する様に構成されてい る。
【0091】 この太陽電池を使用すると、4時間の照射時間で略100%の充電が可能であ り、それによって最大40分間の送話時間若しくは最大8時間の受信待ち時間を 確保することが可能となる。
【0092】 本考案にかかる当該携帯電話用補助充電器1は、上記した通り、例えば、厚み が数mm〜10mm程度の平板状に形成された太陽電池2であって、その大きさ が例えば、ポケットサイズ或いは名刺サイズの大きさにカットされた太陽電池2 を主体とする本体部20で構成されているもので有って、当該太陽電池2を予備 電源として使用して携帯電話10の二次電池で構成されたバッテリー12に充電 する様に構成されているものである。
【0093】 従って、上記した様な緊急時にバッテリー切れしてしまった際に、その威力を 発揮することが可能である。
【0094】 従来の使い捨て型の一次電池からなる緊急用充電装置では、電池が使い捨てで あるので、エコロジーの観点から全くの資源の無駄であり、又、公害を招く原因 となる。
【0095】 これに対し、本考案の携帯電話用補助充電器1にあっては、太陽電池2は、半 永久的に使用する事が出来、エネルギー源が太陽或いは発光光源であるので公害 の発生も無く、エコロジーに適した携帯電話用補助充電器である。
【0096】 特に、地震や他の災害時では、家庭や事務所の電気が使用出来なかったり、冬 山、夏山等で遭難した場合は、救難を求める緊急避難のライフラインとしては、 携帯電話10に限定される。
【0097】 特に、地震等における瓦礫で生き埋めになった被害者が自己の居場所を知らせ たいために、発信を続けたり、着信音を鳴らして居場所を知らせるとかに使用出 来るので、ライフラインとしての携帯電話の効用は大きいものがある。
【0098】 然しながら、当該携帯電話10に内蔵されている充電池や緊急用の一次電池の 容量が無くなった場合には、変換効率の良い太陽電池2しか頼るものが無い。
【0099】 従って、本考案の様に、小型で軽量で然もシャツのポケット等に入る程度の大 きさの太陽電池2があれば、電池交換せずに、半永久的にライフラインとして使 用出来うるし、一次電池のように自然放電することは無い。 然も、太陽光さえあれば長期間に亘って当該携帯電話を使用して発信を続けた り、着信音を鳴らして居場所を知らせるとかに利用できるので信頼性も高まる事 になる。
【0100】 本考案に於いて使用される当該携帯電話用補助充電器1の対象となる携帯電話 10が内蔵する充電電池のスペックは、一般的には、3.6Vで550mAh程 度のものが使用されている。
【0101】 従って、本考案に於ける当該携帯電話用補助充電器1で使用する太陽電池2と しては、例えば、その大きさが名刺サイズであるとすると、6.72Vで50m Ahの充電能力をもっているので、当該携帯電話10をフルに100%充電する には8時間もあれば十分である。
【0102】 尚、緊急時に通話したり情報を受信或いは発信するためには、少なくとも30 %の充電状態で十分である。
【0103】 即ち、一般的には、満充電ではなくとも、一回の充電処理に於いて、50%或 いは30%の充電容量を得るのみで、2、3日の待ち時間と30分程度の通話時 間を十分に確保することが可能である。
【0104】 又、太陽のみでなく、災害時でない夜間等は、白熱灯の光でも十分充電するこ とが可能である。
【0105】 本考案に於いては、当該太陽電池2による携帯電話10のバッテリー12への 充電操作は、一般的には、トリクル充電方式が採用されるので、バッテリー12 への悪影響は殆ど無い。
【0106】 又、本考案に於ける図5に示す様な具体例に於いては、図8に示す様に当該太 陽電池2の+側の出力部から例えばショットキ―ダイオードを介してUSBポー ト158の+側の入力端子と接続させる配線と双方のマイナス側を接続する配線 とを設け、当該双方の配線間を例えば、ツェナーダイオードで接続した様な回路 を当該接続部3内に設けるものである。 尚、本考案の別の具体例としては、USBポート用の制御回路以外の当該接続部 3に設けたコネクタ部4に接続される制御回路9を、全て図8に示す回路200 とする事も出来る。
【0107】 一方、前記した様に、当該携帯電話10は、形式に応じてそれぞれ電圧が異な っているので、例えば、当該接続部3内に、超小型のレギュレータを装着して、 携帯電話10の作動がミスなく円滑に行われる様に構成することも望ましい。
【0108】 又、本考案の他の具体例としては、一つの携帯電話用補助充電器1の当該接続 部3に既に当該されているコネクター部とは異なる構造のコネクター部であって 、別の複数種の携帯電話10のそれぞれの外部接続端子部13に適合したコネク タ部4を複数種用意して、当該携帯電話用補助充電器1とセットの形で販売する 様にすることも可能であり、この場合には、当該コネクタ部4は、当該接続部3 に対して着脱自在となる様な機構として、ユーザーが必要に応じて適切なコネク タ部4を装着して使用するように構成するものである。
【0109】 その為、上記のいずれの具体例に於いても、複数種の異なるコネクタ部4を装 着した携帯電話用補助充電器1と複数種の異なるコネクタ部4をセットとして組 み合わせた包装箱にその表示をして、消費者の選択に任せる事になる。
【0110】 つまり本考案に於ける他の具体例としては、上記で説明された携帯電話用補助 充電器と当該携帯電話用補助充電器の当該接続部に設けられた少なくとも一つの 特定のコネクタ―挿入孔に着脱自在に取り付けられる相互に異なるコネクター端 子構造部を有する複数種のコネクター部とを組み合わせて包装した携帯電話用補 助充電器パッケージであり、又更に別の具体例としては、上記で説明された携帯 電話用補助充電器と当該携帯電話用補助充電器の当該接続部に設けられた少なく とも一つの特定のUSBポートに挿入可能なUSB接続端子が一方の端部に設け られ、他方の端部には、当該ユニバーサルコネクタ部が設けられているUSBケ ーブルと、当該ユニバーサルコネクタ部に着脱自在に接続し得る相互に異なるコ ネクター端子構造部を有する複数種のコネクター部とを組み合わせて包装した携 帯電話用補助充電器パッケージである。
【0111】
【考案の効果】
本考案に於ける携帯電話用補助充電器は、上記した様な技術構成を有している ので、上記した従来に於ける問題点を解決し、何時でも、何処でも太陽或いは白 熱電灯又は蛍光灯等の光源があれば、容易に充電操作が出来る予備電源して使用 出来、緊急時に於けるバッテリー切れの際にその威力を発揮出来る安価で軽量で 然も携帯可能な携帯電話用補助充電器を提供するという作用効果を発揮するもの である。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1(A)は、本考案にかかる携帯電話用補助
充電器の一具体例の構成を示す正面図であり、図1
(B)は、その側面図である。
【図2】図2は、本考案にかかる携帯電話用補助充電器
に使用される接続部の具体例を示す図である。
【図3】図3は、本考案にかかる携帯電話用補助充電器
の接続部3に取り付けられる外部接続端子部構造の一具
体例の構成を示す図である。
【図4】図4は、本考案にかかる携帯電話用補助充電器
に於ける当該接続部の別の具体例を示す図である。
【図5】図5は、本考案にかかる携帯電話用補助充電器
に於ける当該接続部の他の具体例を示す図である。
【図6】図6は、本考案にかかる携帯電話用補助充電器
の一具体例の詳細な構成例を示す図である。
【図7】図7は、本考案にかかる携帯電話用補助充電器
に於ける別の具体例を示す図である。
【図8】図8は、本考案にかかる携帯電話用補助充電器
の一具体例に於ける回路図の構成例を示すブロックダイ
アグラムである。
【図9】図9は、図8に示すブロックダイアグラムに於
ける駆動状況を示す図である。
【符号の説明】
1 携帯電話用補助充電器 2 太陽電池 3 接続部 4 コネクタ部 5 キャップ部 6、7 紐、鎖、テープ、ストラップ 8 被覆部 9 制御手段 10 携帯電話 11 表示部 12 バッテリー 13 外部接続端子部 15 電圧調整回路 16 電圧変更駆動回路 20 太陽電池ユニットセル 21 正極 22 負極 25 信号線 26 溝部 28、29 太陽電池の出力端子部 30、38、40 ショットキダイオード 31、32 電気二重層コンデンサ 33、34、35、42、43 抵抗体 39、41 コンデンサ 36 第1のトランジスタ 37 コイル 44 制御回路 45 第2のトランジスタ 46 記憶手段 48 電圧検出回路 60 昇圧回路 62 比較回路 63 制御演算回路、 65 降圧回路 140 外部接続端子部構造 141、142、142・・・・ コネクター部 132、133 T字型接続部の端部 134 接続部の頭部 135 上縁面 136 脚部分 137 扇形状部 138 外周縁部 155 コネクター部挿入孔 156 ストッパー 157 リリース機構 158 USBポート 161 ユニバーサルコネクタ―部 159 USB接続端子 160 USBケーブル

Claims (29)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 携帯電話に着脱自在に接続可能に構成さ
    れた太陽電池を含む携帯電話用補助充電器であって、当
    該補助充電器には、当該携帯電話の外部接続端子部に係
    合する接続部が設けられており、かつ当該接続部には、
    複数個のコネクター部が設けられている事を特徴とする
    携帯電話用補助充電器。
  2. 【請求項2】 当該個々のコネクタ部は、当該携帯電話
    の外部接続端子部に係合するコネクター端子構造部を有
    している事を特徴とする請求項1に記載の携帯電話用補
    助充電器。
  3. 【請求項3】 当該複数個のコネクター端子構造部のそ
    れぞれは、相互に異なる端子構造を有している事を特徴
    とする請求項1又は2に記載の携帯電話用補助充電器。
  4. 【請求項4】 当該複数種のコネクター部のそれぞれの
    コネクター端子構造部は、異なる携帯電話のそれぞれが
    持つ相互に異なる外部接続端子部構造の一つに適合する
    構造を有するものである事を特徴とする請求項1乃至3
    の何れかに記載の携帯電話用補助充電器。
  5. 【請求項5】 携帯電話に着脱自在に接続可能に構成さ
    れた太陽電池を含む携帯電話用補助充電器であって、当
    該補助充電器には、当該携帯電話の外部接続端子部に係
    合する接続部が設けられており、かつ当該接続部には、
    複数種の携帯電話の外部接続端子部の何れかと係合しう
    る複数個のコネクター部が設けられている事を特徴とす
    る携帯電話用補助充電器。
  6. 【請求項6】 当該接続部に於ける当該複数個のコネク
    ター部の配置位置の少なくとも一つには、一つのコネク
    タ部が着脱自在に挿入しうるように構成されているコネ
    クター部挿入孔が設けられている事を特徴とする請求項
    1乃至5の何れかに記載の携帯電話用補助充電器。
  7. 【請求項7】 当該一つのコネクター部挿入孔には、相
    互に異なるコネクター端子構造部をもつ複数種のコネク
    ター部の一つが選択的に挿入される様に構成されている
    事を特徴とする請求項6に記載の携帯電話用補助充電
    器。
  8. 【請求項8】 当該複数個のコネクター部の少なくとも
    一部がUSBポートを構成している事を特徴とする請求
    項1記載の携帯電話用補助充電器。
  9. 【請求項9】 当該挿入孔が、USBポートを構成して
    いる事を特徴とする請求項6又は7記載の携帯電話用補
    助充電器。
  10. 【請求項10】 当該USBポートには、一方の端部に
    ユニバーサルコネクタ―部が接続されたUSBケーブル
    の他端部に接続されているUSB接続端子が挿入される
    様に構成されている事を特徴とする請求項8又はに記載
    の携帯電話用補助充電器。
  11. 【請求項11】 当該ユニバーサルコネクタ部には、相
    互に異なる当該コネクター端子構造部を有する複数の種
    のコネクター部が任意にかつ選択的に着脱自在に挿入し
    える様に構成されている事を特徴とする請求項10に記
    載携帯電話用補助充電器。
  12. 【請求項12】 当該補助充電器は薄厚平板状に形成さ
    れている事を特徴とする請求項1乃至11の何れかに記
    載の携帯電話用補助充電器。
  13. 【請求項13】 当該太陽電池はシリコン系太陽電池で
    ある事を特徴とする請求項1ないし12の何れかに記載
    の携帯電話用補助充電器。
  14. 【請求項14】 当該補助充電器は、衣服類のポケット
    のサイズ、手帳、名刺、クレジットカード若しくはテレ
    ホンカード等のサイズと同じかそれに近似する大きさ又
    はそれよりも細長い形に形成されている事を特徴とする
    請求項1乃至13の何れかに記載の携帯電話用補助充電
    器。
  15. 【請求項15】 当該接続部には、当該コネクター部の
    少なくとも一つに接続されており、且つ当該太陽電池か
    ら出力される電圧の変動を制御する少なくとも一つの電
    圧制御回路が設けられている事を特徴とする請求項1乃
    至14の何れかに記載の携帯電話用補助充電器。
  16. 【請求項16】 当該電圧制御回路は、当該コネクター
    部若しくは当該USBポートのそれぞれに対応して設け
    られている事を特徴とする請求項15に記載のは携帯電
    話用補助充電器。
  17. 【請求項17】 当該電圧制御回路には、当該太陽電池
    から出力される電圧の変動の少なくとも一部を吸収する
    電圧調整回路が設けられている事を特徴とする請求項1
    5乃至16に記載の携帯電話用補助充電器。
  18. 【請求項18】 当該電圧調整回路は、当該太陽電池の
    正極と負極との間に並列に挿入されており、当該電圧調
    整回路は、少なくとも一つの小型で容量の大きい電気二
    重層コンデンサで構成されている事を特徴とする請求項
    17に記載の携帯電話用補助充電器。
  19. 【請求項19】 当該電圧調整回路は、複数個の当該電
    気二重層コンデンサが互いに直列若しくは並列に接続さ
    れているか、或いは複数個の当該電気二重層コンデンサ
    が互いに直列及び並列に接続されて形成されている事を
    特徴とする請求項17又は18に記載の携帯電話用補助
    充電器。
  20. 【請求項20】 当該太陽電池は、単結晶シリコン、多
    結晶シリコン及びアモルファスからなる群から選択され
    た一つで構成されている事を特徴とする請求項1乃至1
    9の何れかに記載の携帯電話用補助充電器。
  21. 【請求項21】 当該電圧制御回路には、当該太陽電池
    が発電した電圧を所定の電圧に維持する為の電圧変更駆
    動回路が設けられている事を特徴とする請求項15乃至
    20の何れかに記載の携帯電話用補助充電器。
  22. 【請求項22】 当該電圧変更駆動回路は、電圧変更駆
    動部と、当該接続部の出力電圧を検出する電圧検出部
    と、当該電圧検出部の検出情報を予め設定されている当
    該接続部からの基準出力電圧値とを比較する比較手段及
    び当該比較手段の比較結果に基ずいて、当該接続部の出
    力電圧値を所定の基準出力電圧値に一致する様に当該電
    圧変更駆動部を制御する制御部とから構成されている事
    を特徴とする請求項21に記載の携帯電話用補助充電
    器。
  23. 【請求項23】 当該電圧変更駆動部は、当該太陽電池
    が発電した電圧を所定の電圧まで昇圧させる電圧昇圧回
    路部を含んでいる事を特徴とする請求項22に記載の携
    帯電話用補助充電器。
  24. 【請求項24】 当該電圧変更駆動部は、当該電圧昇圧
    回路部と当該太陽電池が発電した電圧を所定の電圧まで
    降圧させる電圧降圧回路部とを含んでいる事を特徴とす
    る請求項22又は23に記載の携帯電話用補助充電器。
  25. 【請求項25】 当該電圧変更駆動部の当該電圧昇圧回
    路部或いは電圧降圧回路部は、コイル、トランジスタ、
    及びコンデンサとから構成されており、当該制御手段
    は、当該トランジスタをオンオフさせる制御信号を出力
    する機能を有している事を特徴とする請求項22乃至2
    4のいずれかに記載の携帯電話用補助充電器。
  26. 【請求項26】 当該接続部には、当該携帯電話の外部
    接続端子部に嵌合するコネクタ部が信号線を介して移動
    可能に設けられている事を特徴とする請求項1乃至25
    の何れかに記載の携帯電話用補助充電器。
  27. 【請求項27】 当該平板状の太陽電池は、折り畳み自
    在に形成されている事を特徴とする請求項1乃至26の
    何れかに記載の携帯電話用補助充電器。
  28. 【請求項28】 請求項1乃至27の何れかにより規定
    されている携帯電話用補助充電器と当該携帯電話用補助
    充電器の当該接続部に設けられた少なくとも一つの特定
    のコネクタ―挿入孔に着脱自在に取り付けられる相互に
    異なるコネクター端子構造部を有する複数種のコネクタ
    ー部とを組み合わせて包装した携帯電話用補助充電器パ
    ッケージ。
  29. 【請求項29】 請求項1乃至27の何れかにより規定
    されている携帯電話用補助充電器と当該携帯電話用補助
    充電器の当該接続部に設けられた少なくとも一つの特定
    のUSBポートに挿入可能なUSB接続端子が一方の端
    部に設けられ、他方の端部には、当該ユニバーサルコネ
    クタ部が設けられているUSBケーブルと、当該ユニバ
    ーサルコネクタ部に着脱自在に接続し得る相互に異なる
    コネクター端子構造部を有する複数種のコネクター部と
    を組み合わせて包装した携帯電話用補助充電器パッケー
    ジ。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2010104155A (ja) * 2008-10-23 2010-05-06 Strapya Next:Kk 携帯電子機器用充電器

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