JP3094354B2 - ファイバーマットバーナ - Google Patents
ファイバーマットバーナInfo
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- JP3094354B2 JP3094354B2 JP05204208A JP20420893A JP3094354B2 JP 3094354 B2 JP3094354 B2 JP 3094354B2 JP 05204208 A JP05204208 A JP 05204208A JP 20420893 A JP20420893 A JP 20420893A JP 3094354 B2 JP3094354 B2 JP 3094354B2
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- Japan
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ファイバーマットの表
面で燃料ガスを燃焼させる表面燃焼方式のファイバーマ
ットバーナに関する。特には、長尺形状のバーナ板の各
部に均一に燃料ガスを拡散供給することのできるファイ
バーマットバーナに関する。
面で燃料ガスを燃焼させる表面燃焼方式のファイバーマ
ットバーナに関する。特には、長尺形状のバーナ板の各
部に均一に燃料ガスを拡散供給することのできるファイ
バーマットバーナに関する。
【0002】
【従来の技術】本発明者らは、先に、特開平2−279
908に開示されている繊維焼結バーナ板を有する表面
燃焼方式のバーナを開発した。この従来のバーナを添付
図を参照しつつ説明する。
908に開示されている繊維焼結バーナ板を有する表面
燃焼方式のバーナを開発した。この従来のバーナを添付
図を参照しつつ説明する。
【0003】図5はバーナの正面図、図6は側面図であ
る。図において、110はバーナ板101を取り付けた
バーナ本体、112は燃料ガスの供給装置で、燃料ガス
をガスボンベ113からバーナ本体101内に設けられ
たノズル114に供給するようになっている。燃料ガス
にはプロパンガスを用いている。116は空気を供給す
るプロワーで、バーナ本体101の上流側でノズル11
4から噴出する燃料ガスと空気との予混合気体をつくる
ようになっている。120は点火プラグで、121は点
火プラグ120及び燃料ガス用電磁弁115の電源であ
る。
る。図において、110はバーナ板101を取り付けた
バーナ本体、112は燃料ガスの供給装置で、燃料ガス
をガスボンベ113からバーナ本体101内に設けられ
たノズル114に供給するようになっている。燃料ガス
にはプロパンガスを用いている。116は空気を供給す
るプロワーで、バーナ本体101の上流側でノズル11
4から噴出する燃料ガスと空気との予混合気体をつくる
ようになっている。120は点火プラグで、121は点
火プラグ120及び燃料ガス用電磁弁115の電源であ
る。
【0004】上記のように構成されたバーナにおいて、
燃料ガスと空気との予混合気体は、バーナ板101の全
面から均一に噴出する。次いで、点火プラグ120によ
り点火すれば、火炎はバーナ板101全面に伝播し、そ
の表面に付着した状態で燃焼を開始し表面から浮上しな
い。かくして、バーナ板101の表面が均一に赤熱さ
れ、高温ガスからの熱と、高い放射による熱が発生す
る。
燃料ガスと空気との予混合気体は、バーナ板101の全
面から均一に噴出する。次いで、点火プラグ120によ
り点火すれば、火炎はバーナ板101全面に伝播し、そ
の表面に付着した状態で燃焼を開始し表面から浮上しな
い。かくして、バーナ板101の表面が均一に赤熱さ
れ、高温ガスからの熱と、高い放射による熱が発生す
る。
【0005】この従来のバーナ板は、空隙率がきわめて
高いので、面負荷を上げることが容易となり、高負荷燃
焼が達成できる。また、放射効率、熱効率が向上し、大
面積のバーナ板であっても、表面での均一燃焼が可能に
なるという効果がある。
高いので、面負荷を上げることが容易となり、高負荷燃
焼が達成できる。また、放射効率、熱効率が向上し、大
面積のバーナ板であっても、表面での均一燃焼が可能に
なるという効果がある。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上述の従来のバーナ
は、図5のような縦横寸法のほぼ等しいバーナ板有する
場合は、表面各部での均一燃焼性に優れていた。しか
し、被加熱部の形状によっては、縦横寸法の多いに異な
る長尺形状のバーナが必要となる場合もある。このと
き、バーナ板が長尺となると(例えば長手/短手比が2
以上)、燃料ガスがバーナの隅々まで均一に行渡りにく
くなり燃焼ムラを起こしていた。そのため、バーナ板各
部での均一燃焼性が悪化していた。
は、図5のような縦横寸法のほぼ等しいバーナ板有する
場合は、表面各部での均一燃焼性に優れていた。しか
し、被加熱部の形状によっては、縦横寸法の多いに異な
る長尺形状のバーナが必要となる場合もある。このと
き、バーナ板が長尺となると(例えば長手/短手比が2
以上)、燃料ガスがバーナの隅々まで均一に行渡りにく
くなり燃焼ムラを起こしていた。そのため、バーナ板各
部での均一燃焼性が悪化していた。
【0007】本発明は、バーナ内での燃料ガスの拡散性
に優れ、その結果長尺バーナ板各部の均一燃焼性に優れ
たファイバーマットバーナを提供することを目的とす
る。
に優れ、その結果長尺バーナ板各部の均一燃焼性に優れ
たファイバーマットバーナを提供することを目的とす
る。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、本発明のファイバーマットバーナは、長尺形状のフ
ァイバーマットバーナ板と、このファイバーマットバー
ナ板の周縁部でファイバーマットバーナ板に連結され
た、ファイバーマット板の一方の面(裏面)の側に燃料
ガス拡散室を形成するケーシングと、このケーシンクの
底面に前記ファイバーマットバーナ板の長手方向に延び
るように配設されると共に、前記底面との接線に沿うよ
うに多数の燃料ガス噴射口を有する燃料ガス拡散管と、
この燃料ガス拡散管に燃料ガスを供給する燃料ガス供給
管と、を具備し、前記燃料ガス拡散管の燃料ガス噴出口
が、上記燃料ガス拡散室の壁に面していることを特徴と
するものである。
め、本発明のファイバーマットバーナは、長尺形状のフ
ァイバーマットバーナ板と、このファイバーマットバー
ナ板の周縁部でファイバーマットバーナ板に連結され
た、ファイバーマット板の一方の面(裏面)の側に燃料
ガス拡散室を形成するケーシングと、このケーシンクの
底面に前記ファイバーマットバーナ板の長手方向に延び
るように配設されると共に、前記底面との接線に沿うよ
うに多数の燃料ガス噴射口を有する燃料ガス拡散管と、
この燃料ガス拡散管に燃料ガスを供給する燃料ガス供給
管と、を具備し、前記燃料ガス拡散管の燃料ガス噴出口
が、上記燃料ガス拡散室の壁に面していることを特徴と
するものである。
【0009】また、長尺形状のファイバーマットバーナ
板と、このファイバーマットバーナ板の周縁部でファイ
バーマットバーナ板に連結された、ファイバーマット板
の一方の面(裏面)の側に燃料ガス拡散室を形成するケ
ーシングと、このケーシング内に、前記ファイバーマッ
トバーナ板の長手方向に延びるように配設され、燃料ガ
ス噴出口の開口面積密度が、前記燃料ガス拡散管の周辺
部において、同管の中央部におけるよりも低い燃料ガス
噴出口を有する燃料ガス拡散管と、この燃料ガ ス拡散管
に燃料ガスを供給する燃料ガス供給管と、具備し、前記
燃料ガス拡散管の燃料ガス噴出口が、上記燃料ガス拡散
室の壁に面していることを特徴とするものである。
板と、このファイバーマットバーナ板の周縁部でファイ
バーマットバーナ板に連結された、ファイバーマット板
の一方の面(裏面)の側に燃料ガス拡散室を形成するケ
ーシングと、このケーシング内に、前記ファイバーマッ
トバーナ板の長手方向に延びるように配設され、燃料ガ
ス噴出口の開口面積密度が、前記燃料ガス拡散管の周辺
部において、同管の中央部におけるよりも低い燃料ガス
噴出口を有する燃料ガス拡散管と、この燃料ガ ス拡散管
に燃料ガスを供給する燃料ガス供給管と、具備し、前記
燃料ガス拡散管の燃料ガス噴出口が、上記燃料ガス拡散
室の壁に面していることを特徴とするものである。
【0010】さらに、前記燃料ガスバーナ拡散管とファ
イバーマットバーナ板との間に、多孔板がさらに配設さ
れているものである。
イバーマットバーナ板との間に、多孔板がさらに配設さ
れているものである。
【0011】
【作用】ファイバーマットバーナ板は、金属やセラミッ
クの繊維を焼結した多孔板からなるバーナ板を意味す
る。このバーナ板中を、裏側(ケーシング内の燃料ガス
拡散室)から燃料ガスが表側に流れ、バーナ板表面で燃
料ガスが燃焼する。燃料ガス拡散室には、燃料ガス拡散
管がファイバーマットバーナ板の長手方向に延びるよう
に設けられている。この燃料ガス拡散管に開けられてい
る燃料ガス噴出口は燃料ガス拡散室の壁に面しているの
で、この噴出口から噴出する燃料ガスは、一度拡散室の
壁に当たって拡散される。
クの繊維を焼結した多孔板からなるバーナ板を意味す
る。このバーナ板中を、裏側(ケーシング内の燃料ガス
拡散室)から燃料ガスが表側に流れ、バーナ板表面で燃
料ガスが燃焼する。燃料ガス拡散室には、燃料ガス拡散
管がファイバーマットバーナ板の長手方向に延びるよう
に設けられている。この燃料ガス拡散管に開けられてい
る燃料ガス噴出口は燃料ガス拡散室の壁に面しているの
で、この噴出口から噴出する燃料ガスは、一度拡散室の
壁に当たって拡散される。
【0012】
【実施例】以下、本発明の実施例に係る図面を参照しつ
つ説明する。図1は、本発明の1実施例に係るファイバ
ーマットバーナの一部断面側面図である。図2は、図1
のファイバーマットバーナの一部断面平面図である。図
3は、図1のIII −III 断面を示す断面図である。
つ説明する。図1は、本発明の1実施例に係るファイバ
ーマットバーナの一部断面側面図である。図2は、図1
のファイバーマットバーナの一部断面平面図である。図
3は、図1のIII −III 断面を示す断面図である。
【0013】本実施例のファイバーマットバーナは、フ
ァイバーマット1、多孔板2、燃料ガス拡散管3、燃料
ガス供給管4、ケーシング5等から構成されている。フ
ァイバーマット1は、ケーシング5の上端部のフランジ
部53の上面に、押えフランジ51によって押えられて
取付けられている。このファイバーマット1は、細長い
長方形をしており、ステンレス(SUS316)の長繊
維(平均径25μm、平均長さ50mm)を焼結して形
成されている。ファイバーマット1の空隙率は約85%
である。
ァイバーマット1、多孔板2、燃料ガス拡散管3、燃料
ガス供給管4、ケーシング5等から構成されている。フ
ァイバーマット1は、ケーシング5の上端部のフランジ
部53の上面に、押えフランジ51によって押えられて
取付けられている。このファイバーマット1は、細長い
長方形をしており、ステンレス(SUS316)の長繊
維(平均径25μm、平均長さ50mm)を焼結して形
成されている。ファイバーマット1の空隙率は約85%
である。
【0014】ケーシング5は、細長いとい状をしてお
り、ステンレス鋼の溶接構造でできている。ケーシング
5の内部は、燃料ガス拡散室59と呼ばれる空間となっ
ている。この拡散室59は、ケーシング5の端壁板5
4、底板55、側壁板56(図3)で囲われている。
り、ステンレス鋼の溶接構造でできている。ケーシング
5の内部は、燃料ガス拡散室59と呼ばれる空間となっ
ている。この拡散室59は、ケーシング5の端壁板5
4、底板55、側壁板56(図3)で囲われている。
【0015】ケーシング5の底板55上には、長手方向
に延びる燃料ガス拡散管3が設けられている。この燃料
ガス拡散管3は、図3に示されているように、伏せられ
た半割の円形パイプのような形をしている。この拡散管
3の長手方向中央部には、燃料ガス供給管4が、下から
ケーシング底板55を貫通して、接続されている。
に延びる燃料ガス拡散管3が設けられている。この燃料
ガス拡散管3は、図3に示されているように、伏せられ
た半割の円形パイプのような形をしている。この拡散管
3の長手方向中央部には、燃料ガス供給管4が、下から
ケーシング底板55を貫通して、接続されている。
【0016】また、燃料ガス拡散管3の側壁部には、ケ
ーシング底板55との接線に沿うように、多数の燃料ガ
ス噴射口31が設けられている。この噴出口31は、図
1に示されているように、全て径が同じであるが、開口
ピッチが、長手方向中央部は密で、両端部は粗になって
いる。管に一方向から気体を入れ、この気体を管壁の穴
から吹き出させると、一般的にその管の先端部(端板3
3に近い方)の方がガスの噴出量が多くなる事が実験
上、理論上で確かめられている。上述のように、噴出口
の開口面積密度を、拡散管の周辺部において中央部より
も低くすることにより、拡散管長手方向での燃料ガスの
噴出量が均一になるよう調整できる。もちろん、中央部
の噴出口31の径を大きくし、両端部を小さくしてもよ
い。
ーシング底板55との接線に沿うように、多数の燃料ガ
ス噴射口31が設けられている。この噴出口31は、図
1に示されているように、全て径が同じであるが、開口
ピッチが、長手方向中央部は密で、両端部は粗になって
いる。管に一方向から気体を入れ、この気体を管壁の穴
から吹き出させると、一般的にその管の先端部(端板3
3に近い方)の方がガスの噴出量が多くなる事が実験
上、理論上で確かめられている。上述のように、噴出口
の開口面積密度を、拡散管の周辺部において中央部より
も低くすることにより、拡散管長手方向での燃料ガスの
噴出量が均一になるよう調整できる。もちろん、中央部
の噴出口31の径を大きくし、両端部を小さくしてもよ
い。
【0017】図3に示されているように、燃料ガス拡散
管3の噴出口31は、ケーシング5の側壁板56に対面
するように設けられている。そのため、噴出口31から
噴出した燃料ガスは、側壁板56に向かって流れ、同板
56に当たる。このような燃料ガスの側壁板56への衝
突により、燃料ガスが拡散室59内で均一に拡散する。
もちろん、燃料ガスが側壁板56に直接当たるまで行か
なくてもよい場合もある。
管3の噴出口31は、ケーシング5の側壁板56に対面
するように設けられている。そのため、噴出口31から
噴出した燃料ガスは、側壁板56に向かって流れ、同板
56に当たる。このような燃料ガスの側壁板56への衝
突により、燃料ガスが拡散室59内で均一に拡散する。
もちろん、燃料ガスが側壁板56に直接当たるまで行か
なくてもよい場合もある。
【0018】燃料ガス拡散室59の中央部には、多孔板
2がファイバーマット1と平行に広がるように取付けら
れている。多孔板2は、具体的には、ケーシング側壁版
56に立てられたリブ57に、ビス等により取付けられ
ている。多孔板2は、ステンレスのパンチメタル等から
なっている。この多孔板2は、拡散管3から拡散室59
に供給された燃料ガスをさらに均一に拡散させるために
役立つ。ターンダウン比(燃料ガスの最大流量を最小流
量に割った値)の大きいバーナの場合や、バーナ板の長
尺度の著しい場合等には、以下の理由で、多孔板2があ
った方がよい。すなわち、多孔板2によって、ファイバ
ーマットバーナ1の裏面の隅々に至るまで、より均一に
燃料ガスを供給できるようになり、バーナ出力のいかん
にかかわらず、均一燃焼というファイバーマットを使用
したバーナの本来の特性を十分発揮できる。
2がファイバーマット1と平行に広がるように取付けら
れている。多孔板2は、具体的には、ケーシング側壁版
56に立てられたリブ57に、ビス等により取付けられ
ている。多孔板2は、ステンレスのパンチメタル等から
なっている。この多孔板2は、拡散管3から拡散室59
に供給された燃料ガスをさらに均一に拡散させるために
役立つ。ターンダウン比(燃料ガスの最大流量を最小流
量に割った値)の大きいバーナの場合や、バーナ板の長
尺度の著しい場合等には、以下の理由で、多孔板2があ
った方がよい。すなわち、多孔板2によって、ファイバ
ーマットバーナ1の裏面の隅々に至るまで、より均一に
燃料ガスを供給できるようになり、バーナ出力のいかん
にかかわらず、均一燃焼というファイバーマットを使用
したバーナの本来の特性を十分発揮できる。
【0019】ファイバーマットバーナは、ターンダウン
比を大きくとれるため、燃料ガスの投入量の変化が大き
い。このバーナ出力の上限と下限とが定められた後、燃
料ガス拡散管の噴出口の径やピッチを最適に定める。ま
た、必要に応じて、多孔板の採用、その穴径、ピッチ等
を適宜選択することができる。
比を大きくとれるため、燃料ガスの投入量の変化が大き
い。このバーナ出力の上限と下限とが定められた後、燃
料ガス拡散管の噴出口の径やピッチを最適に定める。ま
た、必要に応じて、多孔板の採用、その穴径、ピッチ等
を適宜選択することができる。
【0020】図4は、本発明の他の実施例に係るファイ
バーマットバーナの断面図である(図3相当部分)。こ
のファイバーマットバーナは、長方形断面パイプ製の燃
料ガス拡散管31’を有する。拡散管31’の側壁に
は、やはりケーシング側壁板56と対面して、燃料ガス
噴出口33’が開けられている。燃料ガス拡散管は、こ
のように多様な形状とすることができる。
バーマットバーナの断面図である(図3相当部分)。こ
のファイバーマットバーナは、長方形断面パイプ製の燃
料ガス拡散管31’を有する。拡散管31’の側壁に
は、やはりケーシング側壁板56と対面して、燃料ガス
噴出口33’が開けられている。燃料ガス拡散管は、こ
のように多様な形状とすることができる。
【0021】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
のファイバーマットバーナは、バーナ内での燃料ガスの
拡散性に優れ、その結果、長尺バーナ板各部の均一燃焼
性に優れる。
のファイバーマットバーナは、バーナ内での燃料ガスの
拡散性に優れ、その結果、長尺バーナ板各部の均一燃焼
性に優れる。
【図1】本発明の一実施例に係るファイバーマットバー
ナの一部断面側面図である。
ナの一部断面側面図である。
【図2】図1のファイバーマットバーナの一部断面平面
図である。
図である。
【図3】図1のIII −III 断面を示す断面図である。
【図4】本発明の他の実施例に係るファイバーマットバ
ーナの断面図である。(図3相当部分)。
ーナの断面図である。(図3相当部分)。
【図5】特開平2−279908に開示されているバー
ナの正面図である。
ナの正面図である。
【図6】図5のバーナの側面図である。
1 ファイバーマット 2 多孔板 3 燃料ガス拡散管 4 燃料ガス供給管 5 ケーシング 31 燃料ガス噴出口 33 端板 51 押えフランジ 53 フランジ部 54 端壁板 55 底板 56 側壁板 57 リブ 59 燃料ガス拡散室
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 早瀬 保 神奈川県横浜市鶴見区弁天町3番地 エ ヌケーケー総合設計株式会社内 (72)発明者 龍田 英世 神奈川県横浜市鶴見区弁天町3番地 エ ヌケーケー総合設計株式会社内 (72)発明者 田岡 幸保 神奈川県横浜市鶴見区弁天町3番地 エ ヌケーケー総合設計株式会社内 (56)参考文献 特開 昭60−42504(JP,A) 特開 昭62−114650(JP,A) 実開 昭61−192128(JP,U) 実開 昭61−4137(JP,U) 実開 昭52−131632(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) F23D 14/16
Claims (3)
- 【請求項1】 長尺形状のファイバーマットバーナ板
と、 このファイバーマットバーナ板の周縁部でファイバーマ
ットバーナ板に連結された、ファイバーマット板の一方
の面(裏面)の側に燃料ガス拡散室を形成するケーシン
グと、このケーシンクの底面に前記ファイバーマットバーナ板
の長手方向に延びるように配設されると共に、前記底 面
との接線に沿うように多数の燃料ガス噴射口を有する燃
料ガス拡散管と、 この燃料ガス拡散管に燃料ガスを供給する燃料ガス供給
管と、を具備し、 前記燃料ガス拡散管の燃料ガス噴出口が、上記燃料ガス
拡散室の壁に面していることを特徴とするファイバーマ
ットバーナ。 - 【請求項2】 長尺形状のファイバーマットバーナ板
と、 このファイバーマットバーナ板の周縁部でファイバーマ
ットバーナ板に連結された、ファイバーマット板の一方
の面(裏面)の側に燃料ガス拡散室を形成するケーシン
グと、 このケーシング内に、前記ファイバーマットバーナ板の
長手方向に延びるように配設され、燃料ガス噴出口の開
口面積密度が、前記燃料ガス拡散管の周辺部において、
同管の中央部におけるよりも低い燃料ガス噴出口を有す
る燃料ガス拡散管と、 この燃料ガス拡散管に燃料ガスを供給する燃料ガス供給
管と、を具備し、 前記燃料ガス拡散管の燃料ガス噴出口が、上記燃料ガス
拡散室の壁に面していることを特徴とするファイバーマ
ットバーナ。 - 【請求項3】 前記燃料ガスバーナ拡散管とファイバー
マットバーナ板との間に、多孔板がさらに配設されてい
る請求項1又は2記載のファイバーマットバーナ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP05204208A JP3094354B2 (ja) | 1993-08-18 | 1993-08-18 | ファイバーマットバーナ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP05204208A JP3094354B2 (ja) | 1993-08-18 | 1993-08-18 | ファイバーマットバーナ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0755117A JPH0755117A (ja) | 1995-03-03 |
JP3094354B2 true JP3094354B2 (ja) | 2000-10-03 |
Family
ID=16486628
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP05204208A Expired - Fee Related JP3094354B2 (ja) | 1993-08-18 | 1993-08-18 | ファイバーマットバーナ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3094354B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100739541B1 (ko) * | 2006-02-06 | 2007-07-18 | 엘지전자 주식회사 | 가스 복사 버너 |
US7721726B2 (en) | 2006-01-03 | 2010-05-25 | Lg Electronics Inc. | Gas radiation burner |
-
1993
- 1993-08-18 JP JP05204208A patent/JP3094354B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0755117A (ja) | 1995-03-03 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
R250 | Receipt of annual fees |
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