JP3087881B2 - 電動機 - Google Patents
電動機Info
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- JP3087881B2 JP3087881B2 JP06016457A JP1645794A JP3087881B2 JP 3087881 B2 JP3087881 B2 JP 3087881B2 JP 06016457 A JP06016457 A JP 06016457A JP 1645794 A JP1645794 A JP 1645794A JP 3087881 B2 JP3087881 B2 JP 3087881B2
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- lead wire
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- WABPQHHGFIMREM-UHFFFAOYSA-N lead(0) Chemical compound [Pb] WABPQHHGFIMREM-UHFFFAOYSA-N 0.000 claims description 27
- 238000004804 winding Methods 0.000 claims description 13
- 239000011347 resin Substances 0.000 claims description 10
- 229920005989 resin Polymers 0.000 claims description 10
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- 229910000679 solder Inorganic materials 0.000 claims 1
- XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N water Substances O XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 5
- 239000012212 insulator Substances 0.000 description 3
- 238000005476 soldering Methods 0.000 description 3
- 238000000034 method Methods 0.000 description 2
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Landscapes
- Brushless Motors (AREA)
- Motor Or Generator Frames (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、電動機に係り、詳しく
はステータの構成とリード線の実装方法に関する。
はステータの構成とリード線の実装方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、電動機は図2に示すように、ステ
ータコア1にインシュレータ2を装着し巻線3を巻装
し、該巻線のリード線16をリードブッシュ6に挟持
し、同リードブッシュを前記ステータコアとともにモー
ルド樹脂7にて成型してステータを形成し、マグネット
12を外周に有するロータ13のシャフト14の両端を
軸受10で軸支し、前記軸受の少なくとも一側をブラケ
ット11で支承して前記ロータをステータに組み込み、
その後でロータ位置検出素子9の耐熱性を考慮して、ロ
ータ位置検出素子9をプリント基板8に搭載し、同プリ
ント基板にコネクタ4を実装し、同コネクタにリード線
5を接続し、同リード線をモールド樹脂7及びブラケッ
ト11の一部に設けたリード線のガイド溝15に装着
し、その上にブラケットをかぶせて電動機を構成してい
る。この場合にリード線とモールド樹脂またはブラケッ
トのガイド溝との間に隙間が生じ、電動機を屋外で使用
する場合に前記の隙間から水が浸透して耐水性が劣化し
信頼性が低下する問題を生じている。
ータコア1にインシュレータ2を装着し巻線3を巻装
し、該巻線のリード線16をリードブッシュ6に挟持
し、同リードブッシュを前記ステータコアとともにモー
ルド樹脂7にて成型してステータを形成し、マグネット
12を外周に有するロータ13のシャフト14の両端を
軸受10で軸支し、前記軸受の少なくとも一側をブラケ
ット11で支承して前記ロータをステータに組み込み、
その後でロータ位置検出素子9の耐熱性を考慮して、ロ
ータ位置検出素子9をプリント基板8に搭載し、同プリ
ント基板にコネクタ4を実装し、同コネクタにリード線
5を接続し、同リード線をモールド樹脂7及びブラケッ
ト11の一部に設けたリード線のガイド溝15に装着
し、その上にブラケットをかぶせて電動機を構成してい
る。この場合にリード線とモールド樹脂またはブラケッ
トのガイド溝との間に隙間が生じ、電動機を屋外で使用
する場合に前記の隙間から水が浸透して耐水性が劣化し
信頼性が低下する問題を生じている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、上記
従来の問題点に鑑みなされたもので、電動機を屋外で使
用する場合に、リード線のガイド溝とリード線の間の隙
間をなくし耐水性を強化し信頼性を向上させた電動機を
提供することにある。
従来の問題点に鑑みなされたもので、電動機を屋外で使
用する場合に、リード線のガイド溝とリード線の間の隙
間をなくし耐水性を強化し信頼性を向上させた電動機を
提供することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、ステータコアに巻線を巻装し、該巻線のリード線と
ともにコネクタに接続するリード線を挟持し、同リード
ブッシュを前記ステータコアとともに樹脂モールドして
ステータを形成し、ロータのシャフトの両端を軸受で軸
支し、前記軸受の少なくとも一側をブラケットで支承し
て前記ロータをステータに組み込み、その後でロータ位
置検出素子を搭載したプリント基板とリード線をコネク
タまたはハンダ付により接続し、プリント基板をステー
タに固定し、ブラケットをかぶせて軸受の一側をブラケ
ットにより支承してなるように電動機を構成した。
に、ステータコアに巻線を巻装し、該巻線のリード線と
ともにコネクタに接続するリード線を挟持し、同リード
ブッシュを前記ステータコアとともに樹脂モールドして
ステータを形成し、ロータのシャフトの両端を軸受で軸
支し、前記軸受の少なくとも一側をブラケットで支承し
て前記ロータをステータに組み込み、その後でロータ位
置検出素子を搭載したプリント基板とリード線をコネク
タまたはハンダ付により接続し、プリント基板をステー
タに固定し、ブラケットをかぶせて軸受の一側をブラケ
ットにより支承してなるように電動機を構成した。
【0005】
【作用】上記の構成によれば、コネクタのリード線を巻
線のリード線とともにリードブッシュに挟持し、同リー
ドブッシュとステータコアとを樹脂により一体成型して
なるようにしたので、リード線のガイド溝がなくなり、
リード線がリードブッシュに密着して支持されるので、
屋外で使用する場合に水のステータ内部への浸透を阻む
ようにしている。
線のリード線とともにリードブッシュに挟持し、同リー
ドブッシュとステータコアとを樹脂により一体成型して
なるようにしたので、リード線のガイド溝がなくなり、
リード線がリードブッシュに密着して支持されるので、
屋外で使用する場合に水のステータ内部への浸透を阻む
ようにしている。
【0006】
【実施例】本発明の一実施例を添付図面を参照して詳細
に説明する。図1は本発明の電動機のシャフトの中心線
に沿った断面図で、以下に構成を説明する。まずステー
タコア1にインシュレータ2を装着し巻線3を巻装す
る。次に、コネクタ4に接続するリード線5を前記巻線
3のリード線とともにリードブッシュ6に挟持する。そ
の後で、前記リードブッシュとステータコアとをモール
ド樹脂7により一体成型し、ステータを形成する。一
方、ロータコアにシャフトを嵌合して組立られたロータ
を前記ステータに組み込む。この場合に、軸受の一側は
樹脂モールドされたステータで支承する。他方、ロータ
位置検出素子をプリント基板8に搭載し、そのプリント
基板上に前記コネクタ4を実装する。次に、前記プリン
ト基板と、リードブッシュ6で挟持されたリード線5を
コネクタ4またはハンダ付により接続し、プリント基板
をステータに固定する。その後で、ブラケットをかぶせ
て軸受の一側を支承し電動機を構成するようにしてい
る。
に説明する。図1は本発明の電動機のシャフトの中心線
に沿った断面図で、以下に構成を説明する。まずステー
タコア1にインシュレータ2を装着し巻線3を巻装す
る。次に、コネクタ4に接続するリード線5を前記巻線
3のリード線とともにリードブッシュ6に挟持する。そ
の後で、前記リードブッシュとステータコアとをモール
ド樹脂7により一体成型し、ステータを形成する。一
方、ロータコアにシャフトを嵌合して組立られたロータ
を前記ステータに組み込む。この場合に、軸受の一側は
樹脂モールドされたステータで支承する。他方、ロータ
位置検出素子をプリント基板8に搭載し、そのプリント
基板上に前記コネクタ4を実装する。次に、前記プリン
ト基板と、リードブッシュ6で挟持されたリード線5を
コネクタ4またはハンダ付により接続し、プリント基板
をステータに固定する。その後で、ブラケットをかぶせ
て軸受の一側を支承し電動機を構成するようにしてい
る。
【0007】なお、前記の実施例では軸受の一側をブラ
ケットで支承したが、ブラケットを両側に設け、両側の
軸受を該ブラケットで支承するようにしてもよい。以上
のように構成することにより、コネクタのリード線を巻
線のリード線とともにリードブッシュに挟持し、密着し
て構成することができ、且つロータ位置検出素子がステ
ータコアの樹脂モールドの際に加熱されることがなく電
動機を構成することができる。
ケットで支承したが、ブラケットを両側に設け、両側の
軸受を該ブラケットで支承するようにしてもよい。以上
のように構成することにより、コネクタのリード線を巻
線のリード線とともにリードブッシュに挟持し、密着し
て構成することができ、且つロータ位置検出素子がステ
ータコアの樹脂モールドの際に加熱されることがなく電
動機を構成することができる。
【0008】
【発明の効果】以上のように本発明においては、リード
線を巻線のリード線と共にリードブッシュに挟持し、そ
のリードブッシュとステータコアとを樹脂により一体成
型してステータを形成し、ロータを組み込み、その後で
プリント基板とリード線をコネクタまたはハンダ付によ
り接続し、プリント基板をステータに固定し、ブラケッ
トをかぶせて軸受をブラケットにより支承し、電動機を
構成するようにしたので、コネクタのリード線のガイド
溝がなくなり、リード線とリードブッシュが密着して構
成されるので、屋外で使用する場合に耐水性を強化し信
頼性を向上させ、且つステータの樹脂モールド工程の後
で、プリント基板をコネクタによりリード線と接続し、
プリント基板をステータに固定し、ブラケットをかぶせ
て電動機を構成するので、プリント基板上のロータ位置
検出素子の熱に対する信頼性向上を図ることができる。
線を巻線のリード線と共にリードブッシュに挟持し、そ
のリードブッシュとステータコアとを樹脂により一体成
型してステータを形成し、ロータを組み込み、その後で
プリント基板とリード線をコネクタまたはハンダ付によ
り接続し、プリント基板をステータに固定し、ブラケッ
トをかぶせて軸受をブラケットにより支承し、電動機を
構成するようにしたので、コネクタのリード線のガイド
溝がなくなり、リード線とリードブッシュが密着して構
成されるので、屋外で使用する場合に耐水性を強化し信
頼性を向上させ、且つステータの樹脂モールド工程の後
で、プリント基板をコネクタによりリード線と接続し、
プリント基板をステータに固定し、ブラケットをかぶせ
て電動機を構成するので、プリント基板上のロータ位置
検出素子の熱に対する信頼性向上を図ることができる。
【図1】本発明の電動機のシャフトの中心線に沿った断
面図である。
面図である。
【図2】従来の電動機のシャフトの中心線に沿った断面
図である。
図である。
1 ステータコア 2 インシュレータ 3 巻線 4 コネクタ 5 コネクタのリード線 6 リードブッシュ 7 モールド樹脂 8 プリント基板
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 相馬 裕治 川崎市高津区末長1116番地 株式会社富 士通ゼネラル内 (72)発明者 成田 憲治 川崎市高津区末長1116番地 株式会社富 士通ゼネラル内 審査官 下原 浩嗣 (56)参考文献 特開 平4−91648(JP,A) 特開 平5−103439(JP,A) 実開 昭57−183053(JP,U) 実開 平2−49362(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H02K 5/22 H02K 5/08 H02K 5/10 H02K 29/08
Claims (2)
- 【請求項1】 ステータコアに巻線を巻装し、該巻線の
リード線をリードブッシュに挟持し、同リードブッシュ
を前記ステータコアとともに樹脂モールドしてステータ
を形成するとともに、ロータのシャフトの両端を軸受で
軸支し、前記軸受の少なくとも一側をブラケットで支承
して前記ロータをステータに組み込み、ロータ位置検出
素子を搭載したプリント基板のコネクタにリード線を接
続し、同プリント基板をステータに固定し、ブラケット
をかぶせて軸受の一側をブラケットにより支承してなる
電動機において、前記リードブッシュにコネクタのリー
ド線を巻線のリード線とともに挟持し、同リードブッシ
ュを前記ステータコアとともに樹脂モールドしてなるこ
とを特徴とする電動機。 - 【請求項2】 前記ロータ位置検出素子を有するプリン
ト基板を該プリント基板上に実装されたコネクタまたは
ハンダ付により、ステータコアを樹脂モールドした後で
前記リード線と接続してなることを特徴とする請求項1
記載の電動機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP06016457A JP3087881B2 (ja) | 1994-02-10 | 1994-02-10 | 電動機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP06016457A JP3087881B2 (ja) | 1994-02-10 | 1994-02-10 | 電動機 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07231602A JPH07231602A (ja) | 1995-08-29 |
JP3087881B2 true JP3087881B2 (ja) | 2000-09-11 |
Family
ID=11916785
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP06016457A Expired - Fee Related JP3087881B2 (ja) | 1994-02-10 | 1994-02-10 | 電動機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3087881B2 (ja) |
Families Citing this family (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP4631382B2 (ja) * | 2004-10-04 | 2011-02-16 | 日本電産株式会社 | ブラシレスモータ |
JP2006288136A (ja) * | 2005-04-04 | 2006-10-19 | Kayaba Ind Co Ltd | モータ構造 |
CN101615817B (zh) * | 2008-06-26 | 2012-07-04 | 中山大洋电机股份有限公司 | 一种外转子电机 |
JP5845224B2 (ja) | 2013-09-26 | 2016-01-20 | ファナック株式会社 | ブラケットを有する固定子、固定子を備えた電動機、および電動機の製造方法 |
CN203800725U (zh) * | 2014-04-04 | 2014-08-27 | 日本电产株式会社 | 马达 |
-
1994
- 1994-02-10 JP JP06016457A patent/JP3087881B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH07231602A (ja) | 1995-08-29 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |