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JP3083879U - 替芯ケース - Google Patents

替芯ケース

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Publication number
JP3083879U
JP3083879U JP2001005132U JP2001005132U JP3083879U JP 3083879 U JP3083879 U JP 3083879U JP 2001005132 U JP2001005132 U JP 2001005132U JP 2001005132 U JP2001005132 U JP 2001005132U JP 3083879 U JP3083879 U JP 3083879U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
frame
middle frame
rear end
refill
discharge hole
Prior art date
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Expired - Fee Related
Application number
JP2001005132U
Other languages
English (en)
Inventor
文夫 水野
Original Assignee
株式会社エムパワー
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 株式会社エムパワー filed Critical 株式会社エムパワー
Priority to JP2001005132U priority Critical patent/JP3083879U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3083879U publication Critical patent/JP3083879U/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
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  • Mechanical Pencils And Projecting And Retracting Systems Therefor, And Multi-System Writing Instruments (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 操作が容易で、構成部品の動作がスムースで
使いやすく、意に反して替芯が落下することのない替芯
ケースを提供する。 【解決手段】 内側に替芯18を囲い込む状態で貯蔵す
る中枠2を後端ノック操作により前進・後退させ、その
中枠2を前進させたときに、その前端に設けた割れ目1
2が自ら開いて替え芯18が吐出するようになし、又、
中枠2が後退するときに外筐1に設けたテーパ状内壁面
9による締め付けで割れ目12が閉じるようになし、ま
た、外筐1の前端に芯吐出孔19を設けた回転ヘッド3
を取り付けて、その回転ヘッド3を回転させて芯吐出孔
19の向きを変えることにより替芯18の吐出を不能と
した。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案はシャープペンシルの替芯を貯蔵する替芯ケースに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来の一般的な替芯ケースは、替芯を収納するケース本体の上端に替芯の吐出 口を開閉する蓋部材を取り付けた構成になっている。そして、替芯を取り出す場 合は、蓋部材を操作して替芯の吐出口を開き、その吐出口が下向きとなるように ケース本体を上下反転させて、替芯を落下させることにより取り出していた。し かしながら、蓋部材の開閉操作がやりにくいという不満があった。
【0003】 そこで、操作を容易化するために、後端ノック操作方式の替芯ケースが考案さ れた。これは、外筐の内部に、前端中心部を開閉自在になすとともに後端にノッ ク部を設けてその内側に替芯を囲い込む状態で貯蔵可能とした中枠を前後方向へ スライド自在に収容し、その中枠の後端ノック部を前方へ押すことにより中枠を 前進させ且つ中枠の前端中心部を開いて替芯を取り出し可能となし、又、中枠の 後端ノック部に対する押力を解除することにより中枠を後退させ且つ中枠の前端 中心部を閉じて替芯を取り出し不能となす構成であった。しかしながら、外筐の 内部に設けたカム壁に中枠の前端部を押し付けることによりその中心部を開き、 また、中枠の前端外周部をゴム等弾性部材で締め付けることにより閉じる構造と なっていて、中枠の前進・後退動作、及び中枠の前端中心部の開閉動作がスムー スでなく使いにくいという不満がある。また、中枠の後端ノック部に外力が作用 して中枠の前端中心部が開くことにより、意に反して替芯が吐出してしまうとい う問題もある。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
そこで本考案は、操作が容易な後端ノック操作方式で替芯を取り出し可能又は 取り出し不能となすことができ、かつ、その中枠の前進・後退動作と中枠の前端 中心部の開閉動作を滑らかにして使いやすくすることができ、さらに、中枠の後 端ノック部に外力が作用しても意に反して替芯が吐出して落下するのを防止でき る替芯ケースの提供を課題とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するために、本考案の替芯ケースは、前後両端を開口してその 前端部にテーパ状内壁面9を設けた外筐1と、前枠部11の中心部に開閉自在で 外力が加わらない状態で自ら開く割れ目12を設けるとともに両側の横枠部15 a,15bにおける前端部に凸部16a,16bを突設しさらに後端にノック部 13を設けてその内側に替芯18を囲い込む状態で貯蔵可能とした中枠2と、芯 吐出孔19を設けた回転ヘッド3と、バネ4とを備え、その中枠2を外筐1の内 部に前後方向へスライド自在に収容して凸部16a,16bをテーパ状内壁面9 に接触させるとともに、その中枠2をバネ4で後方へ付勢して後端ノック部13 を外筐1の後端開口から突出させ、又、回転ヘッド3を外筐1の前端に回動自在 に取り付け、その回転ヘッド3を回転させて芯吐出孔19の向きを前後方向とな した状態で、中枠2の後端ノック部13を指等で前方へ押して中枠2を前進させ 且つ凸部16a,16bをテーパ状内壁面9の前方部位へ移動させることにより 中枠2の割れ目12を開いて、替芯18を割れ目12から中枠2の外へ吐出する とともに、その替芯18をさらに回転ヘッド3の芯吐出孔19を通過させて外部 へ取り出し可能となし、又、中枠2の後端ノック部13から指等を離してバネ4 の力で中枠2を後退させ且つ凸部16a,16bをテーパ状内壁面9の後方部位 へ移動させることにより中枠2の割れ目12を閉じて中枠2から替芯18を吐出 不能となし、また、回転ヘッド3を芯吐出孔19の向きが前後方向とならないよ うに回転させることによって替芯18を外部へ取り出し不能となしたことを特徴 とする、という構成を採るものである。
【0006】
【考案の実施の形態】
以下、図を用いて本考案の実施の形態について説明する。本考案の替芯ケース は、図3に示すように、外筐1と、中枠2と、回転ヘッド3と、バネ4とによっ て構成している。
【0007】 まず、外筐1は、中空の板状で、前端及び後端にそれぞれ開口5,6を設けて いる。この外筐1は、図1及び図2に示すように、前端部に幅広の内部空間7を 設けるとともに、その後方に幅狭の内部空間8を連続的に設け、それらの境界に テーパ状内壁面9を設けている。また、後端内面部にバネ受け10を突設してい る。なお、この外筐1は硬質プラスチック製とし、透明にすることが望ましい。
【0008】 次ぎに、中枠2は複数本の替芯18を内側に囲い込み可能な枠状を呈している 。この中枠2は、前枠部11がくの字形に曲がって中心部が前方へ突出し、その 中心部に開閉自在な割れ目12を設けている。この割れ目12は中枠2に外力が 加わらない自然状態で、自ら替芯18の外径より僅かに広く開く性質を有してい る。また、中枠2は後端にノック部13を設けるとともに、そのノック部13の 前面側にバネ保持溝14を設けている。また、中枠2は左右の横枠部15a,1 5bにおける前端部の外面側にそれぞれ凸部16a,16bを設けるとともに、 後端部の外面側にそれぞれストッパ17a,17bを突設している。なお、この 中枠2も硬質プラスチック製とすることができる。
【0009】 次ぎに、回転ヘッド3は、略円板状を呈して、その中心部を通る替芯吐出孔1 9を設けている。この回転ヘッド3も硬質プラスチック製とすることができる。
【0010】 また、バネ4にはコイルバネを用いることができ、材質は金属製とすることが できる。
【0011】 中枠2は外筐1の内部に前後方向へスライド自在に収容して、後端のノック部 13を外筐1の後端開口6から突出させている。また、バネ保持溝14にバネ4 を収容して、そのバネ4の前端を上記の外筐1に設けたバネ受け10に当接させ ることにより中枠2を後方へ付勢している。したがって、中枠2は外力を加えな いときに、バネ4の力で後退した状態を維持する。
【0012】 中枠2の横枠部15a,15bの前端部に設けた凸部16a,16bは外筐1 のテーパ状内壁面9に接触している。そして、中枠2が後退した状態のとき、図 2に示すように、その凸部16a,16bは外筐1のテーパ状内壁面9における 後端部位に位置している。このとき、中枠2の横枠部15a,15bは凸部16 a,16bを介してテーパ状内壁面9から中心側へ押されて締め付けられた状態 となり、これにより、中枠2の前枠部11の中心部に設けた割れ目12は閉じた 状態となる。
【0013】 また、中枠2は後端部に設けたストッパ17a,17bが外筐1の後端開口6 の内縁部に掛止して後方へ脱出しないように抜け止めされている。
【0014】 回転ヘッド3は外筐1の前端に芯吐出孔19の向きを任意に変更できるように 回動自在に取り付けている。
【0015】 替芯18を取り出すには、図1に示すように、芯吐出孔19の向きが前後方向 となるように回転ヘッド3を回転させるとともに、外筐1の前端を下向きにした 状態で、中枠2の後端に設けたノック部13を指等で前方へ押す操作を行なえば よい。すなわち、中枠2の後端に設けたノック部13を指等で前方へ押すと、中 枠2はバネ4を圧縮しながら前進して、横枠部15a,15bの前端部に設けた 凸部16a,16bはテーパ状内壁面9における後端部位から前方へ移動する。 これにより、横枠部15a,15bに対する締め付け力が弛んで前枠部11の中 心部の割れ目12が自ら開くことになる。したがって、中枠2の内側に貯蔵され た替芯18は落下して割れ目12を通過し、さらに、回転ヘッド3の芯吐出孔1 9を通過して外部へ吐出可能となる。
【0016】 また、中枠2の後端ノック部13から指等を離すと、図2に示すように、バネ 4の力で中枠2は後退して、凸部16a,16bはテーパ状内壁面9における後 端部位へ戻り、再び、横枠部15a,15bが締め付けられて、前枠部11の割 れ目12が閉じ、替芯18は中枠2から脱出不能となる。
【0017】 替芯18を取り出す必要のないときは、図2に示すように、回転ヘッド3を回 転させて、その芯吐出孔19の向きを前後方向とは異なる向きにすることができ る。こうすれば、中枠2の後端ノック部13に意に反して外力が作用しても、替 芯18が中枠2から吐出して外部へ落下することはない。
【0018】
【考案の効果】
本考案の替芯ケースは、中枠3の後端ノック部13を指等で押すことにより中 枠3の前端に設けた割れ目12を開いて替芯18を吐出可能とし、又、後端ノッ ク部13から指等を離すことにより割れ目12を閉じて替芯18の吐出を不能と するので、操作が容易である。また、中枠3を前進させるときはバネ4を圧縮さ せればよく、中枠3の後退はバネ4の力で自動的に行なわれるので、中枠3の前 進・後退動作がスムースであり、また、割れ目12は中枠2が前進することによ り自ら開き、中枠2が後退するときにテーパ状内壁面9の締め付け作用で閉じる ので、割れ目の12の開閉動作もスムースで操作性が良く使いやすい。また、回 転ヘッド3を、その芯吐出孔19の向きが前後方向とは異なる向きとなるように 回転させることによって、中枠2の後端ノック部13に意に反して外力が作用し ても、替芯18が中枠2から吐出して外部へ落下するのを防止することができる 。
【図面の簡単な説明】
【図1】替芯を取り出す状態を示す断面図である。
【図2】替芯を取り出さない状態を示す断面図である。
【図3】分解斜視図である。
【符号の説明】
1 外筐 2 中枠 3 回転ヘッド 4 バネ 5 開口 6 開口 7 幅広の内部空間 8 幅狭の内部空間 9 テーパ状内壁面 10 バネ受け 11 前枠部 12 割れ目 13 ノック部 14 バネ保持溝 15a,15b 横枠部 16a,16b 凸部 17a,17b ストッパ 18 替芯 19 芯吐出孔

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 前後両端を開口してその前端部にテーパ
    状内壁面9を設けた外筐1と、前枠部11の中心部に開
    閉自在で外力が加わらない状態で自ら開く割れ目12を
    設けるとともに両側の横枠部15a,15bにおける前
    端部に凸部16a,16bを突設しさらに後端にノック
    部13を設けてその内側に替芯18を囲い込む状態で貯
    蔵可能とした中枠2と、芯吐出孔19を設けた回転ヘッ
    ド3と、バネ4とを備え、その中枠2を外筐1の内部に
    前後方向へスライド自在に収容して凸部16a,16b
    をテーパ状内壁面9に接触させるとともに、その中枠2
    をバネ4で後方へ付勢して後端ノック部13を外筐1の
    後端開口から突出させ、又、回転ヘッド3を外筐1の前
    端に回動自在に取り付け、その回転ヘッド3を回転させ
    て芯吐出孔19の向きを前後方向となした状態で、中枠
    2の後端ノック部13を指等で前方へ押して中枠2を前
    進させ且つ凸部16a,16bをテーパ状内壁面9の前
    方部位へ移動させることにより中枠2の割れ目12を開
    いて、替芯18を割れ目12から中枠2の外へ吐出する
    とともに、その替芯18をさらに回転ヘッド3の芯吐出
    孔19を通過させて外部へ取り出し可能となし、又、中
    枠2の後端ノック部13から指等を離してバネ4の力で
    中枠2を後退させ且つ凸部16a,16bをテーパ状内
    壁面9の後方部位へ移動させることにより中枠2の割れ
    目12を閉じて中枠2から替芯18を吐出不能となし、
    また、回転ヘッド3を芯吐出孔19の向きが前後方向と
    ならないように回転させることによって替芯18を外部
    へ取り出し不能となしたことを特徴とする替芯ケース。
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