JP2001224427A - 筆体を収容した口紅容器に於ける筆体の筆部穂先の出没装置 - Google Patents
筆体を収容した口紅容器に於ける筆体の筆部穂先の出没装置Info
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Abstract
(57)【要約】 (修正有)
【課題】 筆体を収容した口紅容器に筆体を収納又は取
出すとき、穂先を筆体の筒状本体部に対して自動的に出
没できるようにする。 【解決手段】 筆体5は、先端部を開放した筒状本体部
5bと該筒状本体部5b内に収容される筆部11とから
成る。筒状本体部はその軸方向にスライド溝17があ
り、スライド溝17に遊挿させる突部16を筆部に設け
る。突部をスライド溝に沿ってスライドさせることによ
り、筆部の穂先11aが筒状本体部5bから出没自在に
形成する。筆体を筆体収容室6に出し入れするとき、筆
体収容室の入口6aに設けた弾性片10により、突部が
弾接されて、筆部11の穂先11aが自動的に出没でき
るように構成する。
出すとき、穂先を筆体の筒状本体部に対して自動的に出
没できるようにする。 【解決手段】 筆体5は、先端部を開放した筒状本体部
5bと該筒状本体部5b内に収容される筆部11とから
成る。筒状本体部はその軸方向にスライド溝17があ
り、スライド溝17に遊挿させる突部16を筆部に設け
る。突部をスライド溝に沿ってスライドさせることによ
り、筆部の穂先11aが筒状本体部5bから出没自在に
形成する。筆体を筆体収容室6に出し入れするとき、筆
体収容室の入口6aに設けた弾性片10により、突部が
弾接されて、筆部11の穂先11aが自動的に出没でき
るように構成する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は筆体を収容した口紅
容器に於ける筆体の筆部穂先の出没装置に関するもので
あり、特に口紅容器本体に筆体収容室を設け、該筆体収
容室に筆体を収容又は取出すとき、筆体の筆部穂先が自
動的に筒状本体部に対して出没できるように形成された
筆体を収容した口紅容器に於ける筆体の筆部穂先の出没
装置に関するものである。
容器に於ける筆体の筆部穂先の出没装置に関するもので
あり、特に口紅容器本体に筆体収容室を設け、該筆体収
容室に筆体を収容又は取出すとき、筆体の筆部穂先が自
動的に筒状本体部に対して出没できるように形成された
筆体を収容した口紅容器に於ける筆体の筆部穂先の出没
装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】従来の
口紅容器は細長い筒状容器に口紅を出没自在に収容し、
之にキャップを蓋装して成り、且つ、該口紅容器には筆
体を収容するためのスペースがない。従って、口紅容器
と筆体とは別々に任意の位置に置かれ、或いは別々に携
行されて必要時に口紅収容器と筆体が夫々別々に取出さ
れ、そして、口紅容器からキャップが引き抜かれ、該口
紅容器に収納した口紅を該口紅容器の上方へ突出させて
筆体に該口紅を付着させ、そして、該筆体にて該口紅を
唇に塗付している。このように、従来は口紅容器と筆体
とは各別に携行される関係上、往々にして筆体を忘れた
り或いは紛失する等の問題があった。
口紅容器は細長い筒状容器に口紅を出没自在に収容し、
之にキャップを蓋装して成り、且つ、該口紅容器には筆
体を収容するためのスペースがない。従って、口紅容器
と筆体とは別々に任意の位置に置かれ、或いは別々に携
行されて必要時に口紅収容器と筆体が夫々別々に取出さ
れ、そして、口紅容器からキャップが引き抜かれ、該口
紅容器に収納した口紅を該口紅容器の上方へ突出させて
筆体に該口紅を付着させ、そして、該筆体にて該口紅を
唇に塗付している。このように、従来は口紅容器と筆体
とは各別に携行される関係上、往々にして筆体を忘れた
り或いは紛失する等の問題があった。
【0003】そこで、本願出願人は別途筆体を収納した
口紅容器を出願したが、本発明はこの口紅容器に筆体を
収納し、又は取出すとき、筆体の筆部穂先を該筆部を収
容した筒状本体部に対して自動的に出没できるようにす
ることを目的とする。
口紅容器を出願したが、本発明はこの口紅容器に筆体を
収納し、又は取出すとき、筆体の筆部穂先を該筆部を収
容した筒状本体部に対して自動的に出没できるようにす
ることを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】この発明は上記目的を達
成するために提案されたものであり、平面円形又は方形
に形成され、且つ、口紅を収容した容器本体にヒンジを
介して蓋体を開閉自在に枢着して成る口紅容器に於い
て、前記容器本体の中央部位であって、且つ、前記蓋体
の開閉方向に筆体収容室を設けてその側部に口紅収容部
を形成し、更に、該筆体収容室の入口は前記蓋体のヒン
ジ部位と反対側に設けられると共に、該入口内側に、中
央に凹部を有する弾性片を突設し、一方、筆体は、先端
部を開放した筒状本体部と該筒状本体部内に収容される
筆部とから成り、該筒状本体部はその軸方向にスライド
溝が開穿されており、該スライド溝に遊挿させる突部を
前記筆部に設け、該突部を該スライド溝に沿ってスライ
ドさせることにより前記筆部の穂先が該筒状本体部より
出没自在に形成され、該筆体を前記筆体収容室に出し入
れするとき、該筆体収容室の入口に設けた前記弾性片に
より前記突部が弾接されて、該筆部の穂先が自動的に出
没できるように構成された筆体を収容した口紅容器に於
ける筆体の筆部穂先の出没装置を提供するものである。
成するために提案されたものであり、平面円形又は方形
に形成され、且つ、口紅を収容した容器本体にヒンジを
介して蓋体を開閉自在に枢着して成る口紅容器に於い
て、前記容器本体の中央部位であって、且つ、前記蓋体
の開閉方向に筆体収容室を設けてその側部に口紅収容部
を形成し、更に、該筆体収容室の入口は前記蓋体のヒン
ジ部位と反対側に設けられると共に、該入口内側に、中
央に凹部を有する弾性片を突設し、一方、筆体は、先端
部を開放した筒状本体部と該筒状本体部内に収容される
筆部とから成り、該筒状本体部はその軸方向にスライド
溝が開穿されており、該スライド溝に遊挿させる突部を
前記筆部に設け、該突部を該スライド溝に沿ってスライ
ドさせることにより前記筆部の穂先が該筒状本体部より
出没自在に形成され、該筆体を前記筆体収容室に出し入
れするとき、該筆体収容室の入口に設けた前記弾性片に
より前記突部が弾接されて、該筆部の穂先が自動的に出
没できるように構成された筆体を収容した口紅容器に於
ける筆体の筆部穂先の出没装置を提供するものである。
【0005】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施の形態を図
1乃至図6に従って詳述する。尚、説明の都合上、本発
明に関連する技術事項についても同時に説明するものと
する。図に於いて符号1は口紅容器である。該口紅容器
1は平面視略円形又は方形の容器本体2と該容器本体2
と平面視略同形の蓋体3とから成り、該蓋体3は容器本
体2の一側にヒンジ4を介して開閉自在に枢着されてい
る。
1乃至図6に従って詳述する。尚、説明の都合上、本発
明に関連する技術事項についても同時に説明するものと
する。図に於いて符号1は口紅容器である。該口紅容器
1は平面視略円形又は方形の容器本体2と該容器本体2
と平面視略同形の蓋体3とから成り、該蓋体3は容器本
体2の一側にヒンジ4を介して開閉自在に枢着されてい
る。
【0006】而して、容器本体2には該容器本体2の上
面中央部位であって、且つ、前記蓋体3の開閉方向に筆
体を出入自在に収容するための筆体収容室6が設けられ
ている。該筆体収容室6は前記蓋体3のヒンジ4と反対
側に入口6aが設けられた全面閉塞形式にて構成され
る。即ち、図3に示す如く、中央部位が断面逆凵字形に
形成され、且つ、その左右側部が断面凵字形に形成され
た中枠7を容器本体2の底板2a上面に周辺部を圧着等
の手段にて固着し、そして、該中枠7と底板2aとによ
って前記筆体収容室6が形成されると共に、該筆体収容
室6の左右側部に形成された凹部が口紅収容部8,8を
形成する。該口紅収容部8,8はこの実施の形態に於い
ては左右2ケ所に設けられているので、夫々色違いの口
紅を収容することができる。
面中央部位であって、且つ、前記蓋体3の開閉方向に筆
体を出入自在に収容するための筆体収容室6が設けられ
ている。該筆体収容室6は前記蓋体3のヒンジ4と反対
側に入口6aが設けられた全面閉塞形式にて構成され
る。即ち、図3に示す如く、中央部位が断面逆凵字形に
形成され、且つ、その左右側部が断面凵字形に形成され
た中枠7を容器本体2の底板2a上面に周辺部を圧着等
の手段にて固着し、そして、該中枠7と底板2aとによ
って前記筆体収容室6が形成されると共に、該筆体収容
室6の左右側部に形成された凹部が口紅収容部8,8を
形成する。該口紅収容部8,8はこの実施の形態に於い
ては左右2ケ所に設けられているので、夫々色違いの口
紅を収容することができる。
【0007】又、該筆体収容室6の前記入口6aの前面
には前記筆体5の根部5aを載置するための筆体根部載
置部9が設けられている。即ち、該筆体根部載置部9は
筆体5と前記入口6aから挿入したとき、該筆体5の根
部5aが該筆体根部載置部9に嵌装される状態で該筆体
5の根部5aが該筆体根部載置部9に載置されるように
形成される。
には前記筆体5の根部5aを載置するための筆体根部載
置部9が設けられている。即ち、該筆体根部載置部9は
筆体5と前記入口6aから挿入したとき、該筆体5の根
部5aが該筆体根部載置部9に嵌装される状態で該筆体
5の根部5aが該筆体根部載置部9に載置されるように
形成される。
【0008】又、該筆体収容室6には、図6に示すよう
に前記入口6a近傍の両内側面に、凹形状に形成された
弾性片10,10が突設されている。而して、該弾性片
10,10は筆体5を筆体収容室6に出し入れする際、
筆体5に収納した筆部11の穂先11aを該筆体5から
出没させるために形成されたものである。尚、その詳細
は後述する。
に前記入口6a近傍の両内側面に、凹形状に形成された
弾性片10,10が突設されている。而して、該弾性片
10,10は筆体5を筆体収容室6に出し入れする際、
筆体5に収納した筆部11の穂先11aを該筆体5から
出没させるために形成されたものである。尚、その詳細
は後述する。
【0009】又、図5に示す如く、前記蓋体3はその内
側面に鏡体12が装着されており、外側面には任意のモ
ール13が装着されている。従って、鏡体12は別製の
ものを使用する必要はない。尚、符号3aは中蓋であ
り、該中蓋3aは外蓋3bと周辺を圧着等の手段にて一
体的に形成されると共に、該中蓋3aの前面には内側方
向に向って弾片14,14が対峙して突設されており、
且つ、該弾片14,14の内側面には相互に向かい合っ
て突片14a,14aが夫々突設されている。該突片1
4a,14aは前記筆体5を筆体収容室6内に収容し、
そして、該筆体5の前記根部5aが筆体根部載置部9上
に載置されると共に、蓋体3を容器本体2に蓋着したと
き、該弾片14,14の弾性にて該筆体5の楕円形状の
根部5aの下面に圧接して該筆体5の前記収容状態を安
定させると同時に、蓋体3が該突片14a,14aにて
ロックされる。但し、該蓋体3は筆体5を筆体収容室6
から引き抜けば容易に開放されることができる。
側面に鏡体12が装着されており、外側面には任意のモ
ール13が装着されている。従って、鏡体12は別製の
ものを使用する必要はない。尚、符号3aは中蓋であ
り、該中蓋3aは外蓋3bと周辺を圧着等の手段にて一
体的に形成されると共に、該中蓋3aの前面には内側方
向に向って弾片14,14が対峙して突設されており、
且つ、該弾片14,14の内側面には相互に向かい合っ
て突片14a,14aが夫々突設されている。該突片1
4a,14aは前記筆体5を筆体収容室6内に収容し、
そして、該筆体5の前記根部5aが筆体根部載置部9上
に載置されると共に、蓋体3を容器本体2に蓋着したと
き、該弾片14,14の弾性にて該筆体5の楕円形状の
根部5aの下面に圧接して該筆体5の前記収容状態を安
定させると同時に、蓋体3が該突片14a,14aにて
ロックされる。但し、該蓋体3は筆体5を筆体収容室6
から引き抜けば容易に開放されることができる。
【0010】又、図6に示す用に、該筆体収容室6内に
は収容された筆体5が揺動しないように前面入口を八字
状に拡開された収容中枠15が設けられている。
は収容された筆体5が揺動しないように前面入口を八字
状に拡開された収容中枠15が設けられている。
【0011】次に、筆体5について説明する。該筆体5
は先端部を開放した筒状本体部5bと、該筒状本体部5
b内に収容された前記筆部11とから成る。而して、該
筒状本体部5bには扁平に形成された楕円形状の根部5
aが設けられ、且つ、該根部5aの先端面は縮径された
アール面Rに形成されている。該アール面Rは筆体5を
筆体収容室6に挿入するとき、蓋体3に設けた前記弾片
14,14の突片14a,14aに引掛しないようにす
るためである。勿論、筆体5を筆体収容室6から取出す
際に於いても該アール面Rが該突片14a,14aと相
互に干渉することはなく、該筆体5は該筆体収容室6か
ら容易に取出すことができる。
は先端部を開放した筒状本体部5bと、該筒状本体部5
b内に収容された前記筆部11とから成る。而して、該
筒状本体部5bには扁平に形成された楕円形状の根部5
aが設けられ、且つ、該根部5aの先端面は縮径された
アール面Rに形成されている。該アール面Rは筆体5を
筆体収容室6に挿入するとき、蓋体3に設けた前記弾片
14,14の突片14a,14aに引掛しないようにす
るためである。勿論、筆体5を筆体収容室6から取出す
際に於いても該アール面Rが該突片14a,14aと相
互に干渉することはなく、該筆体5は該筆体収容室6か
ら容易に取出すことができる。
【0012】又、図4乃至図6に示すように、前記筒状
本体部5b内に収容されている筆部11の穂先11aを
該筒状本体部5bの前面開放部より出没させるため、該
筆部11は筒状本体部5bより短かく形成され、且つ、
該筆部11の前方部(図に於て左方)に突部16を突設
すると共に、前記筒状本体部5bの長手方向一側にスラ
イド溝17を開穿し、該スライド溝17に前記突部16
を遊挿し、該突部16を該スライド溝17に沿って摺動
させることにより、筆部11の穂先11aを該筒状本体
部5bの前面の開放部より出没自在に形成されている。
本体部5b内に収容されている筆部11の穂先11aを
該筒状本体部5bの前面開放部より出没させるため、該
筆部11は筒状本体部5bより短かく形成され、且つ、
該筆部11の前方部(図に於て左方)に突部16を突設
すると共に、前記筒状本体部5bの長手方向一側にスラ
イド溝17を開穿し、該スライド溝17に前記突部16
を遊挿し、該突部16を該スライド溝17に沿って摺動
させることにより、筆部11の穂先11aを該筒状本体
部5bの前面の開放部より出没自在に形成されている。
【0013】又、該突部16は、筆体5を筆体収容室6
内に収容するとき、該筆体収容室6の入口内側面に設け
られている凹形状の前記弾性片10,10の何れかの凹
部10aの前端面の斜面状の突出部10bに圧接され乍
ら、該突部16が該突出部10bの位置で停止され、そ
して、該突部16が前記スライド溝17をスライドする
ようにして筒状本体部5bが前方へ押し進められ、斯く
して、筆部11の穂先11aが筒状本体部5b内に自動
的に没入され、更に、該筆体5を押し込むことにより図
6(a)に示すように、該突部16が該斜面状突出部1
0bを乗り越えて前記凹部10a内に陥入して該突部1
6が該凹部10aに嵌合され、該筆部11の不慮揺動が
阻止される。尚、図中符号10cは該凹部10aの先端
壁にて形成されたストッパー部を示す。又、筆体収容室
6内に収容された筆体5を引き抜く際には、前記突部1
6が凹部10a内に嵌合された状態で該筆体5が引き抜
かれるので、図6(b)に示すように該突部16が該凹
部10aの位置で停止した状態で筒状本体部5bが引き
抜かれるので、該突部16が前記スライド溝17を穂先
11a方向に摺動する状態で筒状本体部5bが引き抜か
れることになり、依って、該穂先11aが筒状本体部5
bの前面開放部より前方へ自動的に突出し、更に、該筆
体5を引き抜くことにより、該筆体5は該穂先11aが
該筒状本体部5b前面より突出した状態で筆体収容室6
から取り出されることになる。
内に収容するとき、該筆体収容室6の入口内側面に設け
られている凹形状の前記弾性片10,10の何れかの凹
部10aの前端面の斜面状の突出部10bに圧接され乍
ら、該突部16が該突出部10bの位置で停止され、そ
して、該突部16が前記スライド溝17をスライドする
ようにして筒状本体部5bが前方へ押し進められ、斯く
して、筆部11の穂先11aが筒状本体部5b内に自動
的に没入され、更に、該筆体5を押し込むことにより図
6(a)に示すように、該突部16が該斜面状突出部1
0bを乗り越えて前記凹部10a内に陥入して該突部1
6が該凹部10aに嵌合され、該筆部11の不慮揺動が
阻止される。尚、図中符号10cは該凹部10aの先端
壁にて形成されたストッパー部を示す。又、筆体収容室
6内に収容された筆体5を引き抜く際には、前記突部1
6が凹部10a内に嵌合された状態で該筆体5が引き抜
かれるので、図6(b)に示すように該突部16が該凹
部10aの位置で停止した状態で筒状本体部5bが引き
抜かれるので、該突部16が前記スライド溝17を穂先
11a方向に摺動する状態で筒状本体部5bが引き抜か
れることになり、依って、該穂先11aが筒状本体部5
bの前面開放部より前方へ自動的に突出し、更に、該筆
体5を引き抜くことにより、該筆体5は該穂先11aが
該筒状本体部5b前面より突出した状態で筆体収容室6
から取り出されることになる。
【0014】斯くして、本発明の前記実施の形態に於て
は、筆体5を筆体収容室6内に収納した後、蓋体3を蓋
装するか、或いは蓋体3を蓋装した後、筆体5を筆体収
容室6内に挿入して収容しても、該筆体5の根部5aは
蓋体3に設けられた前記弾片14,14の突片14a,
14aが楕円形状の根部5aの下面に弾性的に圧接する
ので、該筆体5を筆体収容室6から引き抜かない限り該
蓋体3は該突片14a,14aと楕円形状の根部5aと
によってロックされ、不慮開蓋されることはない。従っ
て、蓋体3を容器本体2に蓋装し、そして、ロックする
には筆体5が筆体収容室6に収容されねばならないの
で、該筆体5は容器本体2に常時収納された状態で携行
される。
は、筆体5を筆体収容室6内に収納した後、蓋体3を蓋
装するか、或いは蓋体3を蓋装した後、筆体5を筆体収
容室6内に挿入して収容しても、該筆体5の根部5aは
蓋体3に設けられた前記弾片14,14の突片14a,
14aが楕円形状の根部5aの下面に弾性的に圧接する
ので、該筆体5を筆体収容室6から引き抜かない限り該
蓋体3は該突片14a,14aと楕円形状の根部5aと
によってロックされ、不慮開蓋されることはない。従っ
て、蓋体3を容器本体2に蓋装し、そして、ロックする
には筆体5が筆体収容室6に収容されねばならないの
で、該筆体5は容器本体2に常時収納された状態で携行
される。
【0015】尚、本発明は、本発明の精神を逸脱しない
限り種々の改変を為すことができ、そして、本発明が該
改変されたものに及ぶことは当然である。
限り種々の改変を為すことができ、そして、本発明が該
改変されたものに及ぶことは当然である。
【0016】
【発明の効果】本発明は上記一実施の形態にて詳述した
ように、筆体は容器本体に設けられている筆体収容室に
収容でき、又は任意に取出して使用することができるの
で極めて便利である。而して、筆体の筆部穂先は使用時
に於いては筆部を収容している筒状本体部より突出した
状態で使用されるのであるが、該筆体を筆体収容室内に
収容する際には、該筆体の穂先部位を前方にして筆体収
容室の入口から該筆体収容室内に押し込む。このとき、
筆部に設けた突部は該入口に設けた弾性片にて圧接され
て停止するので、該突部がスライド溝をスライドするよ
うにして筒状本体部が筆体収容室内に押し込められる。
斯くして、筆部穂先が筒状本体部に自動的に没入した状
態で筆体が筆体収容室内に収容されることになる。
ように、筆体は容器本体に設けられている筆体収容室に
収容でき、又は任意に取出して使用することができるの
で極めて便利である。而して、筆体の筆部穂先は使用時
に於いては筆部を収容している筒状本体部より突出した
状態で使用されるのであるが、該筆体を筆体収容室内に
収容する際には、該筆体の穂先部位を前方にして筆体収
容室の入口から該筆体収容室内に押し込む。このとき、
筆部に設けた突部は該入口に設けた弾性片にて圧接され
て停止するので、該突部がスライド溝をスライドするよ
うにして筒状本体部が筆体収容室内に押し込められる。
斯くして、筆部穂先が筒状本体部に自動的に没入した状
態で筆体が筆体収容室内に収容されることになる。
【0017】又、筆体収容室内に収容された筆体はその
穂先は筒状本体部内に没入した状態で筆体収容室内に収
容されているが、筆体を使用する際は該筆体を筆体収容
室から引き抜く。このとき、筆部に突設された前記突部
が筆体収容室の入口に設けた前記弾性片の弾圧により、
該弾性片の位置で一時停止された状態で筆体の筒状本体
部のみが引き抜かれることになる。このとき、該突部は
前記スライド溝をスライドするようにして筆部穂先が筒
状本体部より突出し、そして、更に該筆体を引き抜くこ
とにより前記弾性片から突部が離脱し、筆部穂先が自動
的に突出した状態で該筆体を筆体収容室より取出すこと
ができ、依って、筆部穂先の出没動作を筆体の筆体収容
室に対する出入操作時に別途講じる必要はなく、且つ、
筆体の出入操作も極めて簡便に行われる等、正に著大な
る効果を奏する発明である。
穂先は筒状本体部内に没入した状態で筆体収容室内に収
容されているが、筆体を使用する際は該筆体を筆体収容
室から引き抜く。このとき、筆部に突設された前記突部
が筆体収容室の入口に設けた前記弾性片の弾圧により、
該弾性片の位置で一時停止された状態で筆体の筒状本体
部のみが引き抜かれることになる。このとき、該突部は
前記スライド溝をスライドするようにして筆部穂先が筒
状本体部より突出し、そして、更に該筆体を引き抜くこ
とにより前記弾性片から突部が離脱し、筆部穂先が自動
的に突出した状態で該筆体を筆体収容室より取出すこと
ができ、依って、筆部穂先の出没動作を筆体の筆体収容
室に対する出入操作時に別途講じる必要はなく、且つ、
筆体の出入操作も極めて簡便に行われる等、正に著大な
る効果を奏する発明である。
【図1】本発明の一実施の形態を示し、口紅容器の平面
図。
図。
【図2】図1の口紅容器の蓋体を開放し、筆体を挿入し
ようとする状態を示す平面図。
ようとする状態を示す平面図。
【図3】図2のA−A線断面図。
【図4】(a)筆体の根部と蓋体に設けた弾片の突片と
の相対関係を示し、筆体を筆体収容室に挿入するとき、
前記突片が筆体の根部下面に弾接する直前の底面図。 (b)図3(a)の状態から筆体の根部が前記突片にて
弾接された状態を示す底面図。
の相対関係を示し、筆体を筆体収容室に挿入するとき、
前記突片が筆体の根部下面に弾接する直前の底面図。 (b)図3(a)の状態から筆体の根部が前記突片にて
弾接された状態を示す底面図。
【図5】図1のB−B線断面図。
【図6】(a)筆体が筆体収容室に収容された状態を示
す一部切欠横断面図。 (b)図6(a)の状態から筆体が筆体収容室から取出
される状態を示す一部切欠横断面図。
す一部切欠横断面図。 (b)図6(a)の状態から筆体が筆体収容室から取出
される状態を示す一部切欠横断面図。
1 口紅容器 2 容器本体 3 蓋体 4 ヒンジ 5 筆体 5a 根部 5b 筒状本体部 6 筆体収容室 6a 入口 7 中枠 8 口紅収容部 9 筆体根部載置部 10 弾性片 10a 凹部 11 筆部 11a 穂先 14 弾片 14a 突片 16 突部 17 スライド溝
Claims (1)
- 【請求項1】 平面円形又は方形に形成され、且つ、口
紅を収容した容器本体にヒンジを介して蓋体を開閉自在
に枢着して成る口紅容器に於いて、前記容器本体の中央
部位であって、且つ、前記蓋体の開閉方向に筆体収容室
を設けてその側部に口紅収容部を形成し、更に、該筆体
収容室の入口は前記蓋体のヒンジ部位と反対側に設けら
れると共に、該入口内側に、中央に凹部を有する弾性片
を突設し、 一方、筆体は、先端部を開放した筒状本体部と該筒状本
体部内に収容される筆部とから成り、該筒状本体部はそ
の軸方向にスライド溝が開穿されており、該スライド溝
に遊挿させる突部を前記筆部に設け、該突部を該スライ
ド溝に沿ってスライドさせることにより前記筆部の穂先
が該筒状本体部より出没自在に形成され、 該筆体を前記筆体収容室に出し入れするとき、該筆体収
容室の入口に設けた前記弾性片により前記突部が弾接さ
れて、該筆部の穂先が自動的に出没できるように構成さ
れたことを特徴とする筆体を収容した口紅容器に於ける
筆体の筆部穂先の出没装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000036370A JP2001224427A (ja) | 2000-02-15 | 2000-02-15 | 筆体を収容した口紅容器に於ける筆体の筆部穂先の出没装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000036370A JP2001224427A (ja) | 2000-02-15 | 2000-02-15 | 筆体を収容した口紅容器に於ける筆体の筆部穂先の出没装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2001224427A true JP2001224427A (ja) | 2001-08-21 |
Family
ID=18560419
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2000036370A Pending JP2001224427A (ja) | 2000-02-15 | 2000-02-15 | 筆体を収容した口紅容器に於ける筆体の筆部穂先の出没装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2001224427A (ja) |
-
2000
- 2000-02-15 JP JP2000036370A patent/JP2001224427A/ja active Pending
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