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JP3079566B2 - 薄膜トランジスタとその製造方法 - Google Patents

薄膜トランジスタとその製造方法

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JP3079566B2
JP3079566B2 JP32751690A JP32751690A JP3079566B2 JP 3079566 B2 JP3079566 B2 JP 3079566B2 JP 32751690 A JP32751690 A JP 32751690A JP 32751690 A JP32751690 A JP 32751690A JP 3079566 B2 JP3079566 B2 JP 3079566B2
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thin film
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layer
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康由 三島
稔一 田中
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Fujitsu Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 〔概要〕 薄膜トランジスタとその製法方法に関し、 アクティブマトリクス型液晶表示装置に用いる薄膜ト
ランジスタのソースおよびドレイン電極と動作半導体層
間のリーク電流を低減して、薄膜トランジスタならびに
それを用いるアクティブマトリクス型の液晶表示パネル
の品質・信頼性を向上させることを目的とし、 基板上にソース電極およびドレイン電極のそれぞれに
接続され、第1の不純物が添加されてなるコンタクト層
と、該コンタクト層に接合する動作半導体層とが形成さ
れ、該動作半導体層の上にゲート絶縁膜を介してゲート
が形成されてなる薄膜トランジスタにおいて、該動作半
導体層と該コンタクト層との接合部分には、第2の不純
物が添加されており、該第2の不純物は、該コンタクト
層に含まれている第1の不純物よりも拡散係数が大き
く、かつ、低い添加濃度で添加されるものであって、該
動作半導体層の中の濃度勾配が、該コンタクト層側で高
くなっているように薄膜トランジスタを構成する。
また、基板上にソース電極およびドレイン電極のそれ
ぞれに接続され、第1の不純物が添加されるコンタクト
層と、該コンタクト層に接合する動作半導体層とが形成
され、該動作半導体層の上にゲート絶縁膜を介してゲー
トが形成されている薄膜トランジスタの製造方法におい
て、該コンタクト層を形成した後、該コンタクト層の表
面に第2の不純物を被着させ、次いで、該動作半導体層
を形成する工程において該第2の不純物を該動作半導体
層中に拡散させるように薄膜トランジスタの製造方法を
構成する。
〔産業上の利用分野〕
本発明はアクティブマトリクス型液晶表示装置に用い
る薄膜トランジスタとその製造方法の改良に関する。
近年、液晶表示装置の改良普及にともない大容量化と
カラー化への要請が強くなってきた。とくに、薄膜トラ
ンジスタをスイッチング素子として使用するアクティブ
マトリクス型液晶表示装置はその性能品質が優れ巾広い
ニーズが期待されており、今後ますます歩留りの向上,
品質安定性および長期信頼性の改善が強く求められてい
る。
〔従来の技術〕
第7図はアクティブマトリクス型液晶表示パネルの外
観斜視図である。
図中、1はアクティブマトリクス基板で透明な基板11
の上に薄膜トランジスタ素子アレイが形成され、各素子
には表示画素に対応して透明な画素電極が配設されてい
る。40および50は各薄膜トランジスタ素子のゲート電極
およびドレイン電極が結合されたゲートバスラインおよ
びドレインバスラインであり、その上には配向膜12が設
けられている。一方、2は共通電極基板で透明な基板20
の上に透明なベタ電極21と配向膜22が積層形成されてい
る。両基板は配向膜面を中にして狭い空間が形成される
ように図示してないスペーサを挟み基板の周縁部を同じ
く図示してないシール材で密閉接着し、その空間に液晶
3を注入封止してアクティブマトリクス型の液晶表示パ
ネルが構成されている。なお、本図は白黒表示用の場合
であるが、これにカラーフィルタを付加すればカラー液
晶表示パネルが構成される。
第8図は薄膜トランジスタの構成例を示す図で前記第
7図で説明したアクティブマトリクス基板1の薄膜トラ
ンジスタ素子群の一部を概念的に拡大して示したもので
ある。
図中、10は薄膜トランジスタで、ゲートバスライン40
から張り出したゲート電極14,たとえば、Al,Tiなどの金
属薄膜配線と図示してないゲート絶縁膜の上に動作半導
体層15,たとえば、アモルファスシリコン膜(α−Si
膜)が形成され、その両側からドレインバスライン50に
接続されるドレイン電極と、たとえば,ITO(In2O3−SnO
2)からなる透明な画素電極19に接続されるソース電極
が配設されて薄膜トランジスタが構成されている。その
動作メカニズムは公知であるので説明は省略する。な
お、本図ではゲート電極14が最上層に配置される,いわ
ゆる、トップ・ゲート・スタガー型の例について図示説
明した。
これとは逆にゲート電極14が最下層に配置される,い
わゆる、ボトム・ゲート・スタガー型のものは、比較的
安定した特性が得られることから現在主として実用的に
普及している。
しかし、ボトム・ゲート・スタガー型は構造がが複雑
で製造工程も難しいといった点からトップ・ゲート・ス
タガー型構造の薄膜トランジスタの製造方法の改良が強
く求められている。
第9図は従来の薄膜トランジスタの製造例を示す図
で、同図(イ),(ロ),(ハ)はいずれもトップ・ゲ
ート・スタガー型構造の場合の例である。
図中、16,17はコンタクト層,たとえば、n+Si層、9
はゲート絶縁膜,たとえば、SiNx膜、4,5はソースおよ
びドレイン電極、7は保護膜、160,170はイオン注入領
域である。
なお、前記の諸図面で説明したものと同等の部分につ
いては同一符号を付し、かつ、同等部分についての説明
は省略する。
同図(イ)ではコンタクト層16,17と動作半導体層15
との間に急峻な接合,いわゆる、Abrupt接合を取ってチ
ャネル長が短くなるように構成している。一方、同図
(ロ),(ハ)ではコンタクト層16,17と動作半導体層1
5との間に、それぞれイオン注入領域160,170を設けて傾
斜接合が形成されるようにしている。
〔発明が解決しようとする課題〕
しかし、上記従来のトップ・ゲート・スタガー型構造
の薄膜トランジスタにおいては、前記第9図(イ)のAb
rupt接合を取る場合にはコンタクト層16,17と動作半導
体層15との間で電界集中に基づくOFF時のリーク電流が
生じ易い。一方、同図(ロ),(ハ)のイオン注入領域
を設ける方法ではチャネル間の抵抗値を高めON電流を低
下させるばかりでなく、イオン注入工程に長時間を要し
大画面の液晶表示パネルの製造には適しないなど多くの
問題があり、その解決が求められていた。
〔課題を解決するための手段〕
上記の課題は、基板上11に、ソース電極およびドレイ
ン電極のそれぞれに接続されるコンタクト層16,17が形
成され、該コンタクト層16,17に接合して動作半導体層1
5,さらに、その上にゲート絶縁膜9を介してゲート電極
14が積層形成されてなる薄膜トランジスタにおいて、前
記両コンタクト層の主面および側面と動作半導体層15と
の接合部分に第2の不純物の濃度勾配が形成された薄膜
トランジスタによって解決することができる。また、前
記コンタクト層16,17および動作半導体層15を多結晶シ
リコンで形成して高速素子を含む多機能回路を構成する
ことができる。具体的には、前記不純物の濃度勾配が、
前記コンタクト層16,17にドープされた第1の不純物と
異なる第2の不純物をコンタクト層16,17上に被着した
あと動作半導体層15を積層処理して形成される薄膜トラ
ンジスタの製造方法によって解決することができる。そ
して、前記コンタクト層16,17にドープされている第1
の不純物は、その上に被着される第2の不純物よりも濃
度が高く,かつ、シリコン中での拡散係数が小さいよう
に選択すればよい。
また、前記第2の不純物の濃度勾配が前記コンタクト
層16,17の気相成長(CVD)の際にドープする第1の不純
物を含むガスの流量変化によって形成されるように薄膜
トランジスタの製造方法を構成しても効果的に解決でき
る。
〔作用〕
本発明によれば、薄膜トランジスタ10のコンタクト層
16,17の主面および側面と動作半導体層15との接合部分
に第2の不純物の濃度勾配が形成されているので、適度
の傾きを持ったエネルギー障壁が構成され電界集中を防
ぎ,たとえば、OFF時のリーク電流の発生が防止できる
のである。
そして、前記第2の不純物の濃度勾配を前記コンタク
ト層16,17にドープされた第1の不純物と異なる第2の
不純物をコンタクト層16,17上に被着したあと動作半導
体層15を積層処理して形成するが、コンタクト層16,17
にドープされている第1の不純物は、その上に被着され
る不純物よりも濃度が高く,かつ、シリコン中での拡散
係数が小さいように選択することによりその形成は極め
て容易になる。さらに、前記第2の不純物の濃度勾配が
前記コンタクト層16,17の気相成長(CVD)の際にドープ
する第2の不純物を含むガスの流量変化によっても容易
に形成可能である。
〔実施例〕
第1図は本発明方法による薄膜トランジスタの構造を
示す図である。図中、18は第2の不純物の濃度勾配のあ
る領域である。
なお、前記の諸図面で説明したものと同等の部分につ
いては同一符号を付し、かつ、同等部分についての説明
は省略する。
コンタクト層16,17の主面および側面と動作半導体15
との接合部分に第2の不純物の濃度勾配のある領域18が
形成されているので、その接合部分のエネルギーバンド
プロファイルは適度の傾きを持ったエネルギー障壁が構
成される。
第2図はエネルギープロファイルを示す模式図で、前
記第1図のY−Y軸上で見た状態である。図中、[9]
の領域はゲート絶縁膜9,たとえば、SiO2膜、[15]の領
域は動作半導体層15,たとえば、多結晶シリコン層、[1
8]の領域は第2の不純物の濃度勾配のある領域18,たと
えば、AsまたはP拡散層、[17]はコンタクト層17,た
とえば、Asドープの多結晶シリコン層を示す。また、
EC,EVは伝導帯および価電子帯レベル、EFはフェルミレ
ベルを示す。なお、の破線は従来のAbrupt接合〔第9
図(イ)参照〕の場合を比較参考のために図示した。
コンタクト層17と動作半導体層15との接合部分,すな
わち、第2の不純物の濃度勾配のある領域[18]に見ら
れるバンドプロファイルの傾きはの実線で示した本発
明の場合は従来の場合のの破線に比較して緩やかな適
度の勾配を形成しており,たとえば、薄膜トランジスタ
動作のOFF時の電界集中が防止されリーク電流の増加な
どの障害が除去できる。なお、コンタクト層16と動作半
導体層15との接合部分においても全く同様であるので説
明は省略する。
第3図は本発明の一実施例方法を示す図で、主な工程
の概略を工程順に図示したものである。
工程(1):透明な基板11,たとえば、ガラス基板の上
に、厚さ50〜100mmの,たとえば、Asドープの多結晶シ
リコン膜(ドープ量2×102程度)をSiH4+AsH3の混合
ガス中において600℃で低圧気相成長(CVD)させ、公知
のホトリソグラフィ技術を用いて図示したごとく第1の
不純物を含有するコンタクト層16,17を形成する。
工程(2):上記処理基板のコンタクト層16,17の主面
および側面に、コンタクト層にドープされた第1の不純
物たとえば、Asよりもシリコン中での拡散係数が大きい
第2の不純物,たとえば、Pを低濃度で被着して第2の
不純物層6を形成する。形成方法としては,たとえば、
基板を400℃に加熱し、たとえば、10-1TorrのPH3プラズ
マ中で処理を行って燐(P)の薄層からなる第2の不純
物層6を被着する。
工程(3):上記処理基板の上に動作半導体層15,たと
えば、厚さ150nmのノンドープの多結晶シリコン膜をSiH
4ガス中において600℃で低圧気相成長(CVD)させる。
この時、基板11は600℃に加熱されているので、コンタ
クト層16,17にドープされたAsおよびコンタクト層16,17
の上に被着されたPはそれぞれのドープまたは被着量と
拡散係数の大きさに対応してコンタクト層と動作半導体
層の界面の両側に熱拡散し、第2の不純物の濃度勾配の
ある領域18が形成される。なお、必要により不純物の熱
拡散処理を別個に行ってもよいことは言うまでもない。
工程(4):上記処理基板の動作半導体層15の上にゲー
ト絶縁膜9,たとえば、厚さ200nmのSiNx膜を基板温度300
℃でプラズマCVDにより形成したあと、図示したごとき
配置で,たとえば、厚さ200nmのAlからなるゲート電極1
4を形成し、必要によりこゝには図示してない保護膜を
形成すれば本発明の薄膜トランジスタが作製される。
第4図は不純物の濃度勾配形成状態の例を示す図(そ
の1)で、縦軸に不純物濃度を横軸に深さ方向の距離,
すなわち、基板とコンタクト層界面からの距離を取って
いる。
コンタクト層にドープされる第1の不純物(As)はコ
ンタクト層の主面および側面に被着される第2の不純物
(P)よりも濃度が高く、かつ,シリコン中での拡散係
数が小さいように選択されているので、AsとPそれぞれ
の不純物は図示したごとき濃度プロファイルが接合部分
に生じて、総合するとの一点鎖線のごとくゆるやかな
適度の不純物濃度勾配が実現される。なお、従来例のAs
単独の拡散による接合部分の状態はの破線と同様にな
ることは言うまでもない。
第5図は本発明の他の実施例を示す図で、主な工程の
概略を工程順に図示したものである。
工程(1):透明な基板11,たとえば、ガラス基板の上
に、たとえば,第2の不純物としてPをドープした厚さ
100nmの多結晶シリコン膜を上層に行くほど不純物濃度
が少なくなるように成長させ、公知のホトリソグラフィ
技術を用いてパターニングしてコンタクト層16,17を形
成する。このような膜を具体的に形成するには、基板温
度600℃でガス流量比としてPH3/SiH4の比率を、たとえ
ば,2×10-2から0へと徐々に変化させて低圧気相成長
(CVD)させればよい。
工程(2):上記処理基板の上に動作半導体層15,たと
えば、厚さ150nmのノンドープの多結晶シリコン膜をSiH
4ガス中において600℃で低圧気相成長(CVD)させる。
工程(3):上記処理基板の動作半導体層15の上にゲー
ト絶縁膜9,たとえば、厚さ200nmのSiNx膜を基板温度300
℃でプラズマCVDにより形成したあと、図示したごとき
配置で,たとえば、厚さ200nmのAlからなるゲート電極1
4を形成し、必要によりこゝには図示していない保護膜
を形成すれば本発明の他の実施例の薄膜トランジスタが
作製される。
第6図は不純物の濃度勾配形成状態の例を示す図(そ
の2)で、縦軸に不純物濃度を横軸に深さ方向の距離,
すなわち、基板とコンタクト層界面からの距離を取って
ある。
図示したごとく、コンタクト層の上層,すなわち、動
作半導体層15に接する領域に第2の不純物,たとえば、
Pの濃度勾配が形成され、両者間に,いわゆる、傾斜接
合が形成されるので、OFF動作時にもリーク電流が生じ
ることがないのである。
なお、上記いずれの実施例においても動作半導体層15
としては、画素電極のスイッチング素子以外の周辺回路
の高速トランジスタにも適用できるように、移動度の高
いノンドープの多結晶シリコンを用いたが、用途によっ
てはアモルファスSiを用いてもよいことは勿論である。
また、多結晶シリコンからなる動作半導体層15を形成
する方法としては、上記実施例のように直接多結晶シリ
コンを生成する代わりに、先ず,アモルファスSi膜を生
成したあと580℃以上で熱アニールしたり、レーザ光を
照射して多結晶化させてもよい。
〔発明の効果〕
以上説明したように、本発明によれば薄膜トランジス
タ10のコンタクト層16,17の主面および側面と動作半導
体層15との接合部分に第2の不純物の濃度勾配が形成さ
れているので、適度の傾きを持ったエネルギー障壁が構
成され電界集中を防ぎ,たとえば、OFF時のリーク電流
の発生が防止できるのである。
そして、前記不純物の濃度勾配を前記コンタクト層1
6,17にドープされた第1の不純物と異なる第2の不純物
をコンタクト層16,17上に被着したあと動作半導体層15
を積層処理して形成するが、コンタクト層16,17にドー
プされる第1の不純物は、その上に被着される第2の不
純物よりも濃度が高く,かつ、シリコン中での拡散係数
が小さいように選択することによりその形成は極めて容
易になる。さらに、前記第2の不純物の濃度勾配が前記
コンタクト層16,17の気相成長(CVD)の際にドープする
第2の不純物を含むガスの流量変化によっても容易に形
成可能である。
したがって、薄膜トランジスタとそれを用いたアクテ
ィブマトリクス型の液晶表示装置の歩留り・品質・信頼
性の向上および価格の低下に寄与するところが極めて大
きい。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明方法による薄膜トランジスタの構造を示
す図、 第2図はエネルギープロファイルを示す模式図、 第3図は本発明の一実施例方法を示す図、 第4図は不純物の濃度勾配形成状態の例を示す図(その
1)、 第5図は本発明の他の実施例方法を示す図、 第6図は不純物の濃度勾配形成状態の例を示す図(その
2)、 第7図はアクティブマトリクス型液晶表示パネルの外観
斜視図、 第8図は薄膜トランジスタの構成例を示す図、 第9図は従来の薄膜トランジスタの構造例を示す図であ
る。 図において、 1はアクティブマトリクス基板、 2は共通電極基板、3は液晶、 4はソース電極、5はドレイン電極、 6は第2の不純物の被着層、7は保護膜、 9はゲート絶縁膜、 10は薄膜トランジスタ、 11は基板、 14はゲート電極、 15は動作半導体層、 16,17はコンタクト層、 18は第2の不純物の濃度勾配のある領域、 19は画素電極である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平1−136373(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H01L 29/786 H01L 21/336 G02F 1/1368

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】基板上にソース電極およびドレイン電極の
    それぞれに接続され、第1の不純物が添加されてなるコ
    ンタクト層と、該コンタクト層に接合する動作半導体層
    とが形成され、該動作半導体層の上にゲート絶縁膜を介
    してゲートが形成されてなる薄膜トランジスタにおい
    て、 該動作半導体層と該コンタクト層との接合部分には、第
    2の不純物が添加されており、 該第2の不純物は、該コンタクト層に含まれている第1
    の不純物よりも拡散係数が大きく、かつ、低い添加濃度
    で添加されるものであって、該動作半導体層の中の濃度
    勾配が、該コンタクト層側で高くなっていること特徴と
    する薄膜トランジスタ。
  2. 【請求項2】基板上にソース電極およびドレイン電極の
    それぞれに接続され、第1の不純物が添加されるコンタ
    クト層と、該コンタクト層に接合する動作半導体層とが
    形成され、該動作半導体層の上にゲート絶縁膜を介して
    ゲートが形成されている薄膜トランジスタの製造方法に
    おいて、 該コンタクト層を形成した後、該コンタクト層の表面に
    第2の不純物を被着させ、次いで、該動作半導体層を形
    成する工程において該第2の不純物を該動作半導体層中
    に拡散させることを特徴とする薄膜トランジスタの製造
    方法。
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KR101829309B1 (ko) * 2010-01-22 2018-02-19 가부시키가이샤 한도오따이 에네루기 켄큐쇼 반도체 장치

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