JP3078061U - 収納ケース - Google Patents
収納ケースInfo
- Publication number
- JP3078061U JP3078061U JP2000008547U JP2000008547U JP3078061U JP 3078061 U JP3078061 U JP 3078061U JP 2000008547 U JP2000008547 U JP 2000008547U JP 2000008547 U JP2000008547 U JP 2000008547U JP 3078061 U JP3078061 U JP 3078061U
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- medium
- disk
- main body
- storage case
- shaped medium
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Landscapes
- Packaging For Recording Disks (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 ディスク状媒体及びカード型媒体に共通の収
納ケースを提供する。 【解決手段】 この収納ケースは、媒体51,52を収
納する本体10と、本体に対し回動し開閉する蓋体20
とを具備し、媒体の中心孔と嵌合して媒体を保持するよ
うに本体の中央に設けられた保持部15と、ディスク状
媒体52の外周で位置規制をするように本体に設けられ
た外周リブ17とを備える。媒体としてカード型媒体等
の非ディスク状媒体を収納できるように外周リブを分断
している。
納ケースを提供する。 【解決手段】 この収納ケースは、媒体51,52を収
納する本体10と、本体に対し回動し開閉する蓋体20
とを具備し、媒体の中心孔と嵌合して媒体を保持するよ
うに本体の中央に設けられた保持部15と、ディスク状
媒体52の外周で位置規制をするように本体に設けられ
た外周リブ17とを備える。媒体としてカード型媒体等
の非ディスク状媒体を収納できるように外周リブを分断
している。
Description
【0001】
本考案は、カートリッジに入っていないコンパクトディスクなどのディスク状 媒体やカード型媒体等を収納する収納ケースに関するものである。
【0002】
従来からCD等のディスク状媒体を収納するケースとして、特開平10−10 6203号公報には、本体、蓋体、ディスクの中心孔に係合する保持突起部を備 えたトレイを組み合わせた収納ケースが開示されている。また、特開平8−20 7978号公報には、本体(べースプレート)にディスク保持突起部を一体に形 成し、部品点数を削減した収納ケースが開示され、内部に卜レイを設ける収納ケ ースよりも薄型にできるメリットがある。
【0003】 一般的にCDやDVDといったディスク状媒体は直径が12cmであり、また 、音楽用としてCDシングル(記録済み、再生専用)という直径8cmのディス ク状媒体があるが、近年、この小径のサイズのものを記録可能なディスク状媒体 として使用することが行われている。更に、これらのディスク状媒体と互換性の あるカード型の媒体も提案されている。
【0004】
本考案は、ディスク状媒体及びカード型媒体に共通の収納ケースを提供するこ とを目的とする。
【0005】
上記目的を達成するために、本考案による収納ケースは、媒体を収納する本体 と、前記本体に対し回動し開閉する蓋体と、前記媒体の中心孔と嵌合して前記媒 体を保持するように前記本体の中央に設けられた保持部と、ディスク状の前記媒 体の外周に位置するように前記本体に設けられた外周リブと、を備える収納ケー スであって、前記媒体として非ディスク状媒体を収納できるように前記外周リブ を分断し、前記ディスク状媒体及び前記非ディスク状媒体の一方を前記中心孔で 保持しながら収納できることを特徴とする。
【0006】 この収納ケースによれば、ディスク状媒体を収納したときにその外周に位置す る外周リブを分断することにより、カード型媒体などのような非ディスク状媒体 を収納するときに外周リブが邪魔にならないので、収納ケースにディスク状媒体 及びカード型媒体のどちらをも収納可能となり、ディスク状媒体及びカード型媒 体に共通の収納ケースを実現できる。
【0007】 また、前記本体に前記非ディスク状媒体の位置規制をする規制部が形成されて いることにより、カード型媒体などのような非ディスク状媒体を収納したときに 、位置規制ができ、回転等による位置ずれを防止できる。この規制部は、外周リ ブと連結するように設けてよく、また、離れて設けてもよい。また、外周リブの 端部にかかる機能を持たせてもよい。
【0008】 また、前記非ディスク状媒体を前記収納ケースに対して収納方向を変えて収納 できるように前記外周リブが分割されていることが好ましい。例えば、非ディス ク状媒体が長方形状のカード型媒体であるとき、収納ケースに対して縦方向にま たは横方向に収納できるように外周リブを分割できる。
【0009】 また、前記ディスク状媒体が直径8cmのディスク状媒体であり、前記非ディ スク状媒体が外形85.5mm×54mmのカード型媒体とすることができる。
【0010】
以下、本考案による実施の形態について図面を用いて説明する。図1は本考案 の実施の形態による収納ケースの蓋体の内面側平面図(a)及び本体の内面側平 面図(b)であり、図2は図1の収納ケースの側面図(a)及び図1(b)のI IB−IIB線方向に切断してみた断面図(b)であり、図3は図1(b)の本 体の変形例を示す内面側平面図である。
【0011】 図1(a),(b)に示すように、収納ケースは、直径8cmの小径のディス ク状媒体51または長辺85.5mm×短辺54mmのカード型媒体52を収納 する本体10と、本体10をカバーする蓋体20とから矩形状に構成されている 。本体10及び蓋体20はポリスチレン樹脂(PC)からそれぞれ射出成形によ り形成される。この樹脂材料としては、ABS、スチレンアクリロニトリル樹脂 (SAN)、AS、メタクリル樹脂(PMMA)、ポリカーボネイト(PC)等 も使用可能である。カード型媒体52にはディスク状媒体51と同じ径の中心孔 が形成されている。また、両媒体51,52の厚さは等しく、1.2mmである 。
【0012】 図1(b),図2(b)に示すように、本体10は、角形の主面を構成する底 壁11を有し、底壁11の周囲に、前壁13と、側壁12、12と、後壁14と を有する。底壁11の略中央には、を保持する保持突起部15が一体に設けられ ている。保持突起部15は底壁11側から突き出るように全体として環状に構成 されている。保持突起部15の付け根部15aは底壁11に連結し、その周囲が コ字状に包囲されて溝15bが形成され、保持突起部15は弾性変形可能となっ ている。保持突起部15が本体に形成されているので、トレイを別に設ける構造 よりも薄型になっている。また、ディスク状媒体等を保持突起部15に取り付け たときにその記録面が底壁11と接触しないように記録面の記録領域より内周に 対応する位置にリング状突起16が形成されている。
【0013】 また、本体10には、ディスク状媒体51の外周位置であってディスク状媒体 51の直径より大きな径の外周リブ17が分割されて四隅近傍に複数形成されて おり、ディスク状媒体51の外周51aの位置規制をするようになっている。外 周リブ17は、一方の側壁22側の端部17a,17aと他方の側壁22側の端 部17b,17bとの間の最短距離wがカード型媒体52の短辺の長さ54mm を越えるように分断されている。カード型媒体52を図1(b)のように収納し たとき、外周リブ17の端部17a,17bがカード型媒体52の各長辺52a に接近して位置し、位置規制をし、カード型媒体52の各短辺52bを本体10 の前壁13、後壁14に対してほぼ平行に位置決めするようになっている。
【0014】 また、本体10の左右端部の側壁12、12には後壁14より後方側に突出す る延長部18,18が形成され、延長部18には蓋体20を回動可能に取り付け る支軸19,19が外側に突き出るように設けられている。また、側壁12、1 2の中央部にはディスク状媒体の着脱を容易にするために側壁12を切除した切 除部12a,12aが設けられている。
【0015】 図1(a),図2(a),(b)に示すように、蓋体20は、角形の主面を構 成する上壁21を有し、上壁21の周囲の三方に側壁22、22と後壁24とを 有する。側壁22の中央部には本体の側壁12の切除部12aに対応して凸部2 2aが形成されている。また、蓋体20の側壁22には保持片25が各側壁22 から上壁21に対向して突き出るように2つずつ設けられ、上壁21の内面との 間の隙間でインデックスカード等を保持するようになっている。また、後壁24 に対向してインデックスカード等の位置決めのための位置規制リブ23が形成さ れている。
【0016】 蓋体20の上壁21は、本体10の側壁の延長部18に対応して延びており、 本体10の底壁11よりも広くなっている。本体10の側壁の延長部18に対応 した側壁22、22の延長部26には、本体10の支軸19が取り付けられる孔 26,26が設けられるとともに延長部18が入り込むことができるように切欠 27,27が形成されている。
【0017】 本体10の支軸19を蓋体20の孔26内に取り付けることにより、本体10 と蓋体20とを回動可能に一体にして組み立てることができる。そして、図1( b)に示すように、本体10の保持突起部15にディスク状媒体51をその中心 孔から差し込んで保持して収納することができ、また、カード型媒体52をその 中心孔から差し込んで保持して収納することができる。そして、カード型媒体5 2を収納したとき、各長辺52aが外周リブ17の端部17a、17bに接近し 、各端部17a、17bが位置規制し、回転等による位置ずれを防止する。また 、ディスク状媒体51を収納したとき、各外周リブ17がその外周51aの位置 規制をする。このようにして、図1,図2の収納ケースは80mmのディスク状 媒体51を収納する比較的薄型でかつ小型に構成され、ディスク状媒体51の代 わりに85.5mm×54mmのカード型媒体52をも収納できる。
【0018】 以上のように、図1,図2の収納ケースは、ディスク状媒体51及びカード型 媒体52を収納可能に構成され、互換性のある両者共通の収納ケースにでき、使 用上便利である。
【0019】 次に、図3により本体10の変形例を説明する。図3に示す本体10は、図1 (b)の外周リブ17の端部17a及び端部17bから、側壁22に対しほぼ平 行に前壁13,後壁14側にそれぞれ直線状に延びるように規制リブ17c及び 17dを設けている。一方側の規制リブ17cと他方側の規制リブ17dとの間 の最短距離w’がカード型媒体52の短辺の長さ54mmを越えるようになって いる。カード型媒体52を収納したとき、各長辺52aが規制リブ17c及び1 7dに対向するように接近し、カード型媒体52の位置を規制し、回転等による 位置ずれを防止する。なお、規制リブ17c、17dは外周リブ17と連結して 設けたが、分離して設けてもよい。
【0020】 以上のように本考案を実施の形態により説明したが、本考案はこれらに限定さ れるものではなく、本考案の技術的思想の範囲内で各種の変形が可能である。例 えば、本実施の形態の図1,図3では、カード型媒体を図の横方向に長辺が位置 して収納するように外周リブを分割したが、図の縦方向に長辺が位置して収納す るように外周リブを分割してもよい。また、収納する非ディスク状媒体として長 方形状のカード型媒体以外であってもよく、例えば略正方形状の媒体等でもよい 。
【0021】
本考案によれば、ディスク状媒体及びカード型媒体等の非ディスク状媒体に対 し互換性のある共通の収納ケースを提供できる。
【図1】本考案の実施の形態による収納ケースの蓋体の
内面側平面図(a)及び本体の内面側平面図(b)であ
る。
内面側平面図(a)及び本体の内面側平面図(b)であ
る。
【図2】図1の収納ケースの側面図(a)及び図1
(b)のIIB−IIB線方向に切断してみた断面図
(b)である。
(b)のIIB−IIB線方向に切断してみた断面図
(b)である。
【図3】図1(b)の本体の変形例を示す内面側平面図
である。
である。
10 本体 15 保持突起部(保持部) 17 外周リブ 17a,17b 外周リブの端部(規制部) 17c,17d 規制リブ(規制部) 20 蓋体 51 ディスク状媒体 52 カード型媒体
Claims (4)
- 【請求項1】 媒体を収納する本体と、 前記本体に対し回動し開閉する蓋体と、 前記媒体の中心孔と嵌合して前記媒体を保持するように
前記本体の中央に設けられた保持部と、 ディスク状の前記媒体の外周に位置するように前記本体
に設けられた外周リブと、を備える収納ケースであっ
て、 前記媒体として非ディスク状媒体を収納できるように前
記外周リブを分断し、 前記ディスク状媒体及び前記非ディスク状媒体の一方を
前記中心孔で保持しながら収納できることを特徴とする
収納ケース。 - 【請求項2】 前記本体に前記非ディスク状媒体の位置
規制をする規制部が形成されていることを特徴とする請
求項1に記載の収納ケース。 - 【請求項3】 前記非ディスク状媒体を前記収納ケース
に対して収納方向を変えて収納できるように前記外周リ
ブが分割されていることを特徴とする請求項1または2
に記載の収納ケース。 - 【請求項4】 前記ディスク状媒体が直径8cmのディ
スク状媒体であり、前記非ディスク状媒体が外形85.
5mm×54mmのカード型媒体であることを特徴とす
る請求項1,2または3に記載の収納ケース。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000008547U JP3078061U (ja) | 2000-12-01 | 2000-12-01 | 収納ケース |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000008547U JP3078061U (ja) | 2000-12-01 | 2000-12-01 | 収納ケース |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP3078061U true JP3078061U (ja) | 2001-06-22 |
Family
ID=43211024
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2000008547U Expired - Lifetime JP3078061U (ja) | 2000-12-01 | 2000-12-01 | 収納ケース |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3078061U (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0551747A (ja) * | 1991-08-27 | 1993-03-02 | Nec Yamagata Ltd | 常圧cvd装置 |
-
2000
- 2000-12-01 JP JP2000008547U patent/JP3078061U/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0551747A (ja) * | 1991-08-27 | 1993-03-02 | Nec Yamagata Ltd | 常圧cvd装置 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US7066325B2 (en) | Storage container for recorded media | |
JP3744727B2 (ja) | ディスク収納ケース | |
JP3078061U (ja) | 収納ケース | |
JP4202965B2 (ja) | ディスクカートリッジ | |
US7103899B2 (en) | Disk cartridge which accommodates an information-recording disk | |
JPH08235807A (ja) | 磁気ディスクカートリッジ | |
JPH06392Y2 (ja) | デイスクケ−ス | |
JP3827782B2 (ja) | 保存用ケース | |
JP2002029586A (ja) | ディスク状媒体収納ケース | |
JP3908254B2 (ja) | ディスクカートリッジ | |
JP4005743B2 (ja) | 記録媒体駆動装置 | |
JP3868570B2 (ja) | ミニディスクカートリッジ用収納ケース | |
JP2594767Y2 (ja) | 光ディスク | |
JP4534867B2 (ja) | ディスクカートリッジ | |
JP2555012Y2 (ja) | ディスクカートリッジ | |
JP4352638B2 (ja) | 記録媒体収納ケース | |
JP2007035137A (ja) | カートリッジケースおよびディスクカートリッジ | |
JPH089035Y2 (ja) | ディスクカートリッジ用キャリングケース | |
JP2547405Y2 (ja) | ディスクカートリッジ | |
JP3226941B2 (ja) | デイスクカートリツジ収納ケース | |
KR200357617Y1 (ko) | 시디케이스용 트레이 | |
JPH10302431A (ja) | 磁気ディスクカートリッジおよび磁気ディスクドライブ装置 | |
JP2002284274A (ja) | 兼用ディスクケース | |
JP2006323972A (ja) | ディスクカートリッジ | |
JP2003095365A (ja) | 記録媒体収容体 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
R350 | Written notification of registration of transfer |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350 |
|
EXPY | Cancellation because of completion of term |