JP3077728B2 - 給湯機の燃焼制御装置 - Google Patents
給湯機の燃焼制御装置Info
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- JP3077728B2 JP3077728B2 JP05164531A JP16453193A JP3077728B2 JP 3077728 B2 JP3077728 B2 JP 3077728B2 JP 05164531 A JP05164531 A JP 05164531A JP 16453193 A JP16453193 A JP 16453193A JP 3077728 B2 JP3077728 B2 JP 3077728B2
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Landscapes
- Control Of Combustion (AREA)
- Instantaneous Water Boilers, Portable Hot-Water Supply Apparatuses, And Control Of Portable Hot-Water Supply Apparatuses (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は給湯機の燃焼制御装置
に係り、特に加熱消火後のポストパージ中に給湯要求が
ある場合の再点火を制御する給湯機の燃焼制御装置に関
する。
に係り、特に加熱消火後のポストパージ中に給湯要求が
ある場合の再点火を制御する給湯機の燃焼制御装置に関
する。
【0002】
【従来の技術】従来の給湯機の燃焼制御装置は、給湯時
の点火に先立って強制換気(プレパージ)および給湯停
止時の消火後の強制換気(ポストパージ)を行い、給湯
機の加熱部に滞留するガスの換気をするよう構成されて
いる。また、従来の給湯機の燃焼制御装置は、実公平3
―18839号公報に開示されているように、給湯停止
時のポストパージ中に給湯要求がある場合、再点火開始
は、消火からの経過時間がポストパージ時間より短く設
定された所定のプレパージ時間と同じ時間を経過した場
合には給湯要求と同時に実行し、消火からの経過時間が
所定のプレパージ時間を下回る場合には所定のプレパー
ジ時間経過後に再点火を実施するよう構成されている。
の点火に先立って強制換気(プレパージ)および給湯停
止時の消火後の強制換気(ポストパージ)を行い、給湯
機の加熱部に滞留するガスの換気をするよう構成されて
いる。また、従来の給湯機の燃焼制御装置は、実公平3
―18839号公報に開示されているように、給湯停止
時のポストパージ中に給湯要求がある場合、再点火開始
は、消火からの経過時間がポストパージ時間より短く設
定された所定のプレパージ時間と同じ時間を経過した場
合には給湯要求と同時に実行し、消火からの経過時間が
所定のプレパージ時間を下回る場合には所定のプレパー
ジ時間経過後に再点火を実施するよう構成されている。
【0003】さらに、給湯停止時のポストパージ中に給
湯要求がある場合の再点火の開始時間をポストパージ時
間より短く設定された給湯機の燃焼制御装置は知られて
いる。
湯要求がある場合の再点火の開始時間をポストパージ時
間より短く設定された給湯機の燃焼制御装置は知られて
いる。
【0004】このように構成された給湯機の燃焼制御装
置は、給湯を停止した後のポストパージ時間内に再び給
湯要求がある場合、ポストパージ終了を待たずに給湯停
止の消火から所定時間経過後に再点火して速やかに給湯
を再開できるよう構成されている。
置は、給湯を停止した後のポストパージ時間内に再び給
湯要求がある場合、ポストパージ終了を待たずに給湯停
止の消火から所定時間経過後に再点火して速やかに給湯
を再開できるよう構成されている。
【0005】このようにして、ポストパージの強制換気
により熱交換器が冷却され、熱交換器近傍の湯の温度が
吸熱されて温度低下を招き、再給湯要求時にすぐに所望
温度の湯が得られない現象が防止される。
により熱交換器が冷却され、熱交換器近傍の湯の温度が
吸熱されて温度低下を招き、再給湯要求時にすぐに所望
温度の湯が得られない現象が防止される。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】従来の給湯機の燃焼制
御装置は、給湯停止時のポストパージ時間内に再給湯要
求がある場合、再点火開始が消火からプレパージ時間相
当、またはポストパージ時間以内の比較的長い時間経過
後に設定されているため、再給湯要求時点からすぐに所
望温度の給湯が得たいというユーザの要求を満たせない
場合がある。
御装置は、給湯停止時のポストパージ時間内に再給湯要
求がある場合、再点火開始が消火からプレパージ時間相
当、またはポストパージ時間以内の比較的長い時間経過
後に設定されているため、再給湯要求時点からすぐに所
望温度の給湯が得たいというユーザの要求を満たせない
場合がある。
【0007】この発明はこのような課題を解決するため
なされたもので、その目的はポストバージ時間内の再給
湯開始までの時間を短縮し、速やかに所望温度の湯を供
給できる給湯機の燃焼制御装置を提供することにある。
なされたもので、その目的はポストバージ時間内の再給
湯開始までの時間を短縮し、速やかに所望温度の湯を供
給できる給湯機の燃焼制御装置を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するため
この発明に係る給湯機の燃焼制御装置は、消火後のポス
トパージ中に給湯要求がある場合、消火後の経過時間と
ポストパージ時間内に設定された所定の消火バック防止
時間に基づいて消火後の再点火開始を判定する再点火判
定手段を備えたことを特徴とする。
この発明に係る給湯機の燃焼制御装置は、消火後のポス
トパージ中に給湯要求がある場合、消火後の経過時間と
ポストパージ時間内に設定された所定の消火バック防止
時間に基づいて消火後の再点火開始を判定する再点火判
定手段を備えたことを特徴とする。
【0009】また、この発明に係る給湯機の燃焼制御装
置の再点火判定手段は、消火後のポストパージ中の給湯
要求が所定の消火バック防止時間以上の場合には給湯要
求と同時に再点火情報を発生するとともに、給湯要求が
所定の消火バック防止時間を下回る場合には消火後の経
過時間が所定の消火バック防止時間に達した時点で再点
火情報を発生するタイマ手段を備えたことを特徴とす
る。
置の再点火判定手段は、消火後のポストパージ中の給湯
要求が所定の消火バック防止時間以上の場合には給湯要
求と同時に再点火情報を発生するとともに、給湯要求が
所定の消火バック防止時間を下回る場合には消火後の経
過時間が所定の消火バック防止時間に達した時点で再点
火情報を発生するタイマ手段を備えたことを特徴とす
る。
【0010】さらに、この発明に係る給湯機の燃焼制御
装置の再点火判定手段は、消火後のポストパージ中の給
湯要求が所定の消火バック防止時間を下回る場合、給湯
要求時から所定の消火バック防止時間経過後に再点火情
報を発生するタイマ手段を備えたことを特徴とする。
装置の再点火判定手段は、消火後のポストパージ中の給
湯要求が所定の消火バック防止時間を下回る場合、給湯
要求時から所定の消火バック防止時間経過後に再点火情
報を発生するタイマ手段を備えたことを特徴とする。
【0011】
【作用】この発明に係る給湯機の燃焼制御装置は再点火
判定手段を備え、給湯停止時のポストパージ時間内の再
給湯要求に対する再点火を消火から消火バック防止時
間、または消火バック防止時間の2倍以内の短い時間内
に実行するので、速やかに所望温度の給湯を実現するこ
とができる。
判定手段を備え、給湯停止時のポストパージ時間内の再
給湯要求に対する再点火を消火から消火バック防止時
間、または消火バック防止時間の2倍以内の短い時間内
に実行するので、速やかに所望温度の給湯を実現するこ
とができる。
【0012】
【実施例】以下、この発明の実施例を添付図面に基づい
て説明する。図1はこの発明に係る給湯機の燃焼制御装
置を適用した給湯機の全体構成図である。図1におい
て、給湯機は、熱交換器2に接続して水道水を供給する
給水管1と、熱交換器2に接続して給湯栓4から設定温
度の湯を供給する給湯管3と、プレパージおよびポスト
パージの強制換気、または燃焼時に必要な空気供給のた
めに加熱部へ送風するファン5と、ガス供給/停止のた
めの電磁弁6と、ガスバーナ9へ供給するガス量を調節
するガス比例弁7と、カスバーナ9に点火を行う点火器
(イグナイタ)8と、燃焼を制御する燃焼制御装置10
と、ファン5を駆動するファン駆動部11と、電磁弁
6、ガス比例弁7および点火器(イグナイタ)8を駆動
する加熱駆動部12とから構成する。
て説明する。図1はこの発明に係る給湯機の燃焼制御装
置を適用した給湯機の全体構成図である。図1におい
て、給湯機は、熱交換器2に接続して水道水を供給する
給水管1と、熱交換器2に接続して給湯栓4から設定温
度の湯を供給する給湯管3と、プレパージおよびポスト
パージの強制換気、または燃焼時に必要な空気供給のた
めに加熱部へ送風するファン5と、ガス供給/停止のた
めの電磁弁6と、ガスバーナ9へ供給するガス量を調節
するガス比例弁7と、カスバーナ9に点火を行う点火器
(イグナイタ)8と、燃焼を制御する燃焼制御装置10
と、ファン5を駆動するファン駆動部11と、電磁弁
6、ガス比例弁7および点火器(イグナイタ)8を駆動
する加熱駆動部12とから構成する。
【0013】また、給湯管3には給湯および給湯停止を
検出する水流スイッチ(SW)13および給湯温度Tm
を検出する給湯温度センサ14を設け、給水管1には給
水温度Tcを検出する給水温度センサ15および流量Q
を検出する流量センサ16を設ける。さらに、給湯時の
設定温度Tsを設定する温度設定部17を備える。
検出する水流スイッチ(SW)13および給湯温度Tm
を検出する給湯温度センサ14を設け、給水管1には給
水温度Tcを検出する給水温度センサ15および流量Q
を検出する流量センサ16を設ける。さらに、給湯時の
設定温度Tsを設定する温度設定部17を備える。
【0014】燃焼制御装置10はマイクロプロセッサを
基本に構成され、熱量演算部20、パージタイマ手段3
0、再点火判定手段40、加熱制御手段50を備える。
熱量演算部20は、温度設定部17で設定する設定温度
Ts、給水温度センサ15、流量センサ16および給湯
温度センサ14がそれぞれ検出する給水温度Tc、流量
Qおよび給湯温度Tmに基づいて燃焼に必要な熱量を演
算し、加熱制御手段50は熱量演算部20から出力され
る熱量情報に基づいてファン駆動部11および加熱駆動
部12を制御する。
基本に構成され、熱量演算部20、パージタイマ手段3
0、再点火判定手段40、加熱制御手段50を備える。
熱量演算部20は、温度設定部17で設定する設定温度
Ts、給水温度センサ15、流量センサ16および給湯
温度センサ14がそれぞれ検出する給水温度Tc、流量
Qおよび給湯温度Tmに基づいて燃焼に必要な熱量を演
算し、加熱制御手段50は熱量演算部20から出力され
る熱量情報に基づいてファン駆動部11および加熱駆動
部12を制御する。
【0015】パージタイマ手段30は水流スイッチ(S
W)13からのスイッチ情報13aに基づいて給湯時の
点火に先立つプレパージ時間、および給湯停止時の消火
に続くポストパージ時間を制御する。再点火判定手段4
0はポストパージ時間中の再給湯要求に対し、消火時点
から所定の消火バック防止時間、または消火バック防止
時間の2倍以内に再点火するよう加熱制御手段50を制
御する。
W)13からのスイッチ情報13aに基づいて給湯時の
点火に先立つプレパージ時間、および給湯停止時の消火
に続くポストパージ時間を制御する。再点火判定手段4
0はポストパージ時間中の再給湯要求に対し、消火時点
から所定の消火バック防止時間、または消火バック防止
時間の2倍以内に再点火するよう加熱制御手段50を制
御する。
【0016】図2はこの発明に係る給湯機の燃焼制御装
置のブロック構成図である。図2において、燃焼制御装
置10は、熱量演算部20、パージタイマ手段30、再
点火判定手段40、加熱制御手段50を備える。熱量演
算部20は、温度設定部17で設定された設定温度(T
s)情報17a、給水温度センサ15からの給水温度
(Tc)情報15a、および流量センサ16からの流量
(Q)情報16aに基づいて必要熱量Fsを演算すると
ともに、給湯温度センサ14からの給湯温度(Tm)情
報14aおよび設定温度(Ts)情報17aに基づいて
フィードバック熱量Frを演算し、熱量Frと熱量Fs
を加算した補正熱量Foを算出して補正熱量(Fo)情
報20aをパージタイマ手段30および加熱制御手段5
0に送る。
置のブロック構成図である。図2において、燃焼制御装
置10は、熱量演算部20、パージタイマ手段30、再
点火判定手段40、加熱制御手段50を備える。熱量演
算部20は、温度設定部17で設定された設定温度(T
s)情報17a、給水温度センサ15からの給水温度
(Tc)情報15a、および流量センサ16からの流量
(Q)情報16aに基づいて必要熱量Fsを演算すると
ともに、給湯温度センサ14からの給湯温度(Tm)情
報14aおよび設定温度(Ts)情報17aに基づいて
フィードバック熱量Frを演算し、熱量Frと熱量Fs
を加算した補正熱量Foを算出して補正熱量(Fo)情
報20aをパージタイマ手段30および加熱制御手段5
0に送る。
【0017】パージタイマ手段30は、タイマ制御部3
1、プレパージタイマ32、ポストパージタイマ33を
備える。タイマ制御部31は、補正熱量(Fo)情報2
0aおよび水流スイッチ13からのスイッチ(SW)情
報13aに基づいて給湯開始または給湯停止を検出し、
給湯開始時にはプレパージ駆動(C1)信号31aをプ
レパージタイマ32、再点火判定手段40および加熱制
御手段50のファン制御部52に出力し、給湯停止時に
はポストパージ駆動(C2)信号31bをポストパージ
タイマ33および加熱制御手段50の加熱制御部51に
出力する。また、この実施例ではタイマ制御部31の給
湯開始または給湯停止の検出を補正熱量(Fo)情報2
0aおよびスイッチ(SW)情報13aに基づいて実施
するよう構成したが、補正熱量(Fo)情報20a、ま
たはスイッチ(SW)情報13aのみで実施するよう構
成することもできる。
1、プレパージタイマ32、ポストパージタイマ33を
備える。タイマ制御部31は、補正熱量(Fo)情報2
0aおよび水流スイッチ13からのスイッチ(SW)情
報13aに基づいて給湯開始または給湯停止を検出し、
給湯開始時にはプレパージ駆動(C1)信号31aをプ
レパージタイマ32、再点火判定手段40および加熱制
御手段50のファン制御部52に出力し、給湯停止時に
はポストパージ駆動(C2)信号31bをポストパージ
タイマ33および加熱制御手段50の加熱制御部51に
出力する。また、この実施例ではタイマ制御部31の給
湯開始または給湯停止の検出を補正熱量(Fo)情報2
0aおよびスイッチ(SW)情報13aに基づいて実施
するよう構成したが、補正熱量(Fo)情報20a、ま
たはスイッチ(SW)情報13aのみで実施するよう構
成することもできる。
【0018】プレパージタイマ32は、プレパージ駆動
(C1)信号31aをトリガにしてプレパージ時間(T
pa)経過後、例えば、比較的時間幅の短いパルスのプ
レパージ(Tpa)信号32aを加熱制御手段50の加
熱制御部51に提供する。ポストパージタイマ33は、
例えば、比較的時間幅の短いパルスのポストパージ駆動
(C2)信号31bをトリガにしてポストパージ(Tp
o)信号33aを再点火判定手段40および加熱制御手
段50のファン制御部52に出力する。
(C1)信号31aをトリガにしてプレパージ時間(T
pa)経過後、例えば、比較的時間幅の短いパルスのプ
レパージ(Tpa)信号32aを加熱制御手段50の加
熱制御部51に提供する。ポストパージタイマ33は、
例えば、比較的時間幅の短いパルスのポストパージ駆動
(C2)信号31bをトリガにしてポストパージ(Tp
o)信号33aを再点火判定手段40および加熱制御手
段50のファン制御部52に出力する。
【0019】再点火判定手段40は、比較手段41、温
度記憶手段42、タイマ手段43を備える。比較手段4
1は、ポストパージ(Tpo)信号33aと、ポストパ
ージ時間中に再給湯要求(水流スイッチ13のオンを検
知するスイッチ(SW)情報13a)がある場合に供給
されるプレパージ駆動(C1)信号31aに基づき、消
火から給湯要求までの時間tと、ROM等のメモリで構
成する温度記憶手段42に予め記憶されている所定の消
火バック防止時間Tbを比較して比較結果(t−Tb)
に対応する判定信号41bをタイマ手段43および加熱
制御手段50の加熱制御部51に提供する。
度記憶手段42、タイマ手段43を備える。比較手段4
1は、ポストパージ(Tpo)信号33aと、ポストパ
ージ時間中に再給湯要求(水流スイッチ13のオンを検
知するスイッチ(SW)情報13a)がある場合に供給
されるプレパージ駆動(C1)信号31aに基づき、消
火から給湯要求までの時間tと、ROM等のメモリで構
成する温度記憶手段42に予め記憶されている所定の消
火バック防止時間Tbを比較して比較結果(t−Tb)
に対応する判定信号41bをタイマ手段43および加熱
制御手段50の加熱制御部51に提供する。
【0020】時間tが所定の消火バック防止時間Tb以
上(t≧Tb)の場合、例えば、比較的時間幅の短いパ
ルスの判定信号41bを加熱制御手段50の加熱制御部
51に送り再点火を制御するとともに、この時間幅の短
いパルス判定信号41bではタイマ手段43が駆動され
ないよう構成する。一方、時間tが所定の消火バック防
止時間Tbを下回る(t<Tb)場合、タイマ手段43
を駆動するとともに、加熱制御手段50の加熱制御部5
1を駆動しないよう構成する。
上(t≧Tb)の場合、例えば、比較的時間幅の短いパ
ルスの判定信号41bを加熱制御手段50の加熱制御部
51に送り再点火を制御するとともに、この時間幅の短
いパルス判定信号41bではタイマ手段43が駆動され
ないよう構成する。一方、時間tが所定の消火バック防
止時間Tbを下回る(t<Tb)場合、タイマ手段43
を駆動するとともに、加熱制御手段50の加熱制御部5
1を駆動しないよう構成する。
【0021】タイマ手段43は、時間tが所定の消火バ
ック防止時間Tbを下回る(t<Tb)場合にのみ判定
信号41bに基づいて(Tb−t)のタイマ時間を計時
し、t=Tbの時点で、例えば、比較的時間幅の短いパ
ルスの駆動(Td)信号43aを加熱制御手段50の加
熱制御部51に送り、再点火を制御する。
ック防止時間Tbを下回る(t<Tb)場合にのみ判定
信号41bに基づいて(Tb−t)のタイマ時間を計時
し、t=Tbの時点で、例えば、比較的時間幅の短いパ
ルスの駆動(Td)信号43aを加熱制御手段50の加
熱制御部51に送り、再点火を制御する。
【0022】また、タイマ手段43は時間tが所定の消
火バック防止時間Tbを下回る(t<Tb)場合にのみ
判定信号41bに基づいてTbのタイマ時間を計時し、
消火から(t+Tb)時間後に再給湯の再点火を行うよ
う構成することもできる。
火バック防止時間Tbを下回る(t<Tb)場合にのみ
判定信号41bに基づいてTbのタイマ時間を計時し、
消火から(t+Tb)時間後に再給湯の再点火を行うよ
う構成することもできる。
【0023】このように、再点火判定手段40は、ポス
トパージ時間内に再給湯の要求がある場合、消火から再
給湯要求までの時間tを予め設定(記憶)してある所定
の消火バック防止時間Tbと比較し、(t−Tb)の状
態に基づいて再点火のタイミングを決定する。
トパージ時間内に再給湯の要求がある場合、消火から再
給湯要求までの時間tを予め設定(記憶)してある所定
の消火バック防止時間Tbと比較し、(t−Tb)の状
態に基づいて再点火のタイミングを決定する。
【0024】加熱制御手段50は、加熱制御部51、フ
ァン制御部52を備える。加熱制御部51は、熱量演算
部20から供給される補正熱量(Fo)情報20aを4
種の制御信号に基づいて制御し、燃焼に必要な補正熱量
Foの加熱駆動部12への供給/停止を行うため、加熱
制御情報50aを発生する。
ァン制御部52を備える。加熱制御部51は、熱量演算
部20から供給される補正熱量(Fo)情報20aを4
種の制御信号に基づいて制御し、燃焼に必要な補正熱量
Foの加熱駆動部12への供給/停止を行うため、加熱
制御情報50aを発生する。
【0025】最初またはポストパージ後の給湯要求があ
る場合、加熱制御部51はプレパージタイマ32から出
力されるプレパージ(Tpr)信号32aにより制御さ
れ、給湯要求開始(水流スイッチ13オン)からプレパ
ージ時間経過後に加熱制御情報50aが出力され、点火
および燃焼が開始される。次に、給湯が停止(水流スイ
ッチ13オフ)された場合、加熱制御部51はタイマ制
御部31から出力されるポストパージ駆動(C2)信号
31bにより制御され、給湯が停止した時点で加熱制御
情報50aが出力され、ガス供給が停止され消火状態と
なる。また、ポストパージ中に再給湯要求がある場合、
加熱制御部51は比較手段41から出力される判定信号
41bにより制御され、消火から再給湯要求までの時間
経過tが消火バック防止時間Tb以上ならば、再給湯要
求の時点でただちに加熱制御情報50aが出力され、再
点火および再燃焼が開始される。さらに、ポストパージ
中の再給湯要求で、消火から再給湯要求までの時間経過
tが消火バック防止時間Tbを下回る場合、加熱制御部
51はタイマ手段43から出力される駆動(Td)信号
43aにより制御され、消火から消火バック防止時間T
b後に加熱制御情報50aが出力され、再点火および再
燃焼が開始される。
る場合、加熱制御部51はプレパージタイマ32から出
力されるプレパージ(Tpr)信号32aにより制御さ
れ、給湯要求開始(水流スイッチ13オン)からプレパ
ージ時間経過後に加熱制御情報50aが出力され、点火
および燃焼が開始される。次に、給湯が停止(水流スイ
ッチ13オフ)された場合、加熱制御部51はタイマ制
御部31から出力されるポストパージ駆動(C2)信号
31bにより制御され、給湯が停止した時点で加熱制御
情報50aが出力され、ガス供給が停止され消火状態と
なる。また、ポストパージ中に再給湯要求がある場合、
加熱制御部51は比較手段41から出力される判定信号
41bにより制御され、消火から再給湯要求までの時間
経過tが消火バック防止時間Tb以上ならば、再給湯要
求の時点でただちに加熱制御情報50aが出力され、再
点火および再燃焼が開始される。さらに、ポストパージ
中の再給湯要求で、消火から再給湯要求までの時間経過
tが消火バック防止時間Tbを下回る場合、加熱制御部
51はタイマ手段43から出力される駆動(Td)信号
43aにより制御され、消火から消火バック防止時間T
b後に加熱制御情報50aが出力され、再点火および再
燃焼が開始される。
【0026】また、ポストパージ中の再給湯要求で、消
火から再給湯要求までの時間経過tが消火バック防止時
間Tbを下回る場合、加熱制御部51はタイマ手段43
から出力される駆動(Td)信号43aにより制御さ
れ、再給湯要求から消火バック防止時間Tb後に加熱制
御情報50aが出力され、再点火および再燃焼が開始さ
れるようにできる。
火から再給湯要求までの時間経過tが消火バック防止時
間Tbを下回る場合、加熱制御部51はタイマ手段43
から出力される駆動(Td)信号43aにより制御さ
れ、再給湯要求から消火バック防止時間Tb後に加熱制
御情報50aが出力され、再点火および再燃焼が開始さ
れるようにできる。
【0027】ファン制御手段52は、タイマ制御部31
からのプレパージ駆動(C1)信号31aおよびポスト
パージタイマ33からのポストパージ(Tpo)信号3
3aに基づいてファン駆動部11にファン駆動/停止の
ためのファン制御情報50bを提供する。
からのプレパージ駆動(C1)信号31aおよびポスト
パージタイマ33からのポストパージ(Tpo)信号3
3aに基づいてファン駆動部11にファン駆動/停止の
ためのファン制御情報50bを提供する。
【0028】給湯要求があると、タイマ制御部31から
のプレパージ駆動(C1)信号31aに基づいてファン
制御部52はファン制御信号50bをファン駆動部11
に出力し、給湯要求時点で図1のファン5が駆動されプ
レパージが開始され、燃焼に入ると燃焼に必要な空気量
を提供する。給湯を停止すると、ポストパージタイマ3
3からのポストパージ(Tpo)信号33aに基づいて
ファン制御部52はファン制御信号50bをファン駆動
部11に出力し、給湯停止(消火)時点からポストパー
ジ時間(Tpo)後にファン5を停止する。また、ポス
トパージ時間内に再給湯要求がある場合、ポストパージ
(Tpo)信号33aは停止され、タイマ制御部31か
らのプレパージ駆動(C1)信号31aに基づいてファ
ン制御部52はファン制御信号50bをファン駆動部1
1に出力し、ファン5を駆動してプレパージ時間(Tp
r)経過後、ファン5の能力を変化して燃焼に応じた空
気量を送る。
のプレパージ駆動(C1)信号31aに基づいてファン
制御部52はファン制御信号50bをファン駆動部11
に出力し、給湯要求時点で図1のファン5が駆動されプ
レパージが開始され、燃焼に入ると燃焼に必要な空気量
を提供する。給湯を停止すると、ポストパージタイマ3
3からのポストパージ(Tpo)信号33aに基づいて
ファン制御部52はファン制御信号50bをファン駆動
部11に出力し、給湯停止(消火)時点からポストパー
ジ時間(Tpo)後にファン5を停止する。また、ポス
トパージ時間内に再給湯要求がある場合、ポストパージ
(Tpo)信号33aは停止され、タイマ制御部31か
らのプレパージ駆動(C1)信号31aに基づいてファ
ン制御部52はファン制御信号50bをファン駆動部1
1に出力し、ファン5を駆動してプレパージ時間(Tp
r)経過後、ファン5の能力を変化して燃焼に応じた空
気量を送る。
【0029】加熱駆動部12は、図示しない熱量(F
o)―比例弁開度(Xo)変換部、電磁弁駆動部および
点火器駆動部を備え、電磁弁駆動(X)信号12a、比
例弁駆動(Xo)信号12b、点火器(Ig)駆動信号
12cをそれぞれ図1の電磁弁6、ガス比例弁7および
点火器(イグナイタ)8に提供してガスバーナ9を燃焼
駆動する。
o)―比例弁開度(Xo)変換部、電磁弁駆動部および
点火器駆動部を備え、電磁弁駆動(X)信号12a、比
例弁駆動(Xo)信号12b、点火器(Ig)駆動信号
12cをそれぞれ図1の電磁弁6、ガス比例弁7および
点火器(イグナイタ)8に提供してガスバーナ9を燃焼
駆動する。
【0030】ファン駆動部11は、ファン駆動(Fa)
信号11aを図1のファン5に送り、プレパージ、燃
焼、ポストパージに対応する空気量を送ったり、停止し
たりする。
信号11aを図1のファン5に送り、プレパージ、燃
焼、ポストパージに対応する空気量を送ったり、停止し
たりする。
【0031】
【発明の効果】以上説明したようにこの発明に係る給湯
機の燃焼制御装置は、再点火判定手段を備え、給湯停止
時のポストパージ時間内の再給湯要求に際し、消火後の
経過時間が所定の消火バック防止時間以上の場合には再
給湯要求時点でただちに再点火し、一方、消火後の経過
時間が所定の消火バック防止時間を下回る場合には所定
の消火バック防止時間後、または再給湯要求時点から所
定の消火バック防止時間後に再点火するよう構成したの
で、給湯停止してから短い時間で給湯を再開することが
できる。
機の燃焼制御装置は、再点火判定手段を備え、給湯停止
時のポストパージ時間内の再給湯要求に際し、消火後の
経過時間が所定の消火バック防止時間以上の場合には再
給湯要求時点でただちに再点火し、一方、消火後の経過
時間が所定の消火バック防止時間を下回る場合には所定
の消火バック防止時間後、または再給湯要求時点から所
定の消火バック防止時間後に再点火するよう構成したの
で、給湯停止してから短い時間で給湯を再開することが
できる。
【0032】よって、短時間で所望温度の再給湯ができ
る使い勝手のよい給湯機の燃焼制御装置を実現すること
ができる。
る使い勝手のよい給湯機の燃焼制御装置を実現すること
ができる。
【図1】この発明に係る給湯機の燃焼制御装置を適用し
た給湯機の全体構成図
た給湯機の全体構成図
【図2】この発明に係る給湯機の燃焼制御装置のブロッ
ク構成図
ク構成図
1 給水管 2 熱交換器 3 給湯管 4 給湯栓 5 ファン 6 電磁弁 7 ガス比例弁 8 点火器(イグナイタ) 9 ガスバーナ 10 燃焼制御装置 11 ファン駆動部 12 加熱制御部 13 水流スイッチ(SW) 14 給湯温度センサ(Tm) 15 給水温度センサ(Tc) 16 流量センサ(Q) 17 温度設定部(Ts) 20 熱量演算部 30 パージタイマ手段 31 タイマ制御部 32 プレパージタイマ 33 ポストパージタイマ 40 再点火判定手段 41 比較手段 42 温度記憶手段 43 タイマ手段 50 加熱制御手段 51 加熱制御部 51 ファン制御部
フロントページの続き (56)参考文献 特開 平4−356615(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) F23N 5/20 101 F24H 1/10 303
Claims (3)
- 【請求項1】 熱量演算部と、プレパージおよびポスト
パージの時間を設定するパージタイマ手段と、このパー
ジタイマ手段のタイマ情報および前記熱量演算部の熱量
情報に基づいて加熱を制御する加熱制御手段とから構成
され、プレパージ後の点火、および消火後のポストパー
ジを制御する給湯機の燃焼制御装置において、 消火後のポストパージ中に給湯要求がある場合、消火後
の経過時間とポストパージ時間内に設定された所定の消
火バック防止時間に基づいて消火後の再点火開始を判定
する再点火判定手段を備えたことを特徴とする給湯機の
燃焼制御装置。 - 【請求項2】 前記再点火判定手段は、消火後のポスト
パージ中の給湯要求が前記所定の消火バック防止時間以
上の場合には給湯要求と同時に再点火情報を発生すると
ともに、給湯要求が前記所定の消火バック防止時間を下
回る場合には消火後の経過時間が前記所定の消火バック
防止時間に達した時点で再点火情報を発生するタイマ手
段を備えたことを特徴とする請求項1記載の給湯機の燃
焼制御装置。 - 【請求項3】 前記再点火判定手段は、消火後のポスト
パージ中の給湯要求が前記所定の消火バック防止時間を
下回る場合、給湯要求時から前記所定の消火バック防止
時間経過後に再点火情報を発生するタイマ手段を備えた
ことを特徴とする請求項1記載の給湯機の燃焼制御装
置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP05164531A JP3077728B2 (ja) | 1993-07-02 | 1993-07-02 | 給湯機の燃焼制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP05164531A JP3077728B2 (ja) | 1993-07-02 | 1993-07-02 | 給湯機の燃焼制御装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0719464A JPH0719464A (ja) | 1995-01-20 |
JP3077728B2 true JP3077728B2 (ja) | 2000-08-14 |
Family
ID=15794939
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP05164531A Expired - Lifetime JP3077728B2 (ja) | 1993-07-02 | 1993-07-02 | 給湯機の燃焼制御装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3077728B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6418113B1 (en) | 1998-11-05 | 2002-07-09 | Tdk Corporation | Disk cartridge |
-
1993
- 1993-07-02 JP JP05164531A patent/JP3077728B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0719464A (ja) | 1995-01-20 |
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