JP3077161U - 鞄用携帯ハンガー - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【目的】 本考案は夏等の熱い季節にビジネス
等で外出する際、背広を脱いで運ぶと 汗が付いたり
皺がついたりし不快であるのにたいして対策しようとす
るものである。 【構成】 本考案は 背広を半折りにして掛け
る横棒を鞄の横の蓋の孔部または肩掛けバンド用金具に
引っ掛けることにより 片手で持ち運べるようにするも
のである。

Description

【考案の詳細な説明】

【０００１】

【産業上の利用分野】

本考案は 特に通勤中や外出中に背広の上着などを整然と掛けて鞄と一緒に持ち 運べるようにしたものである。

【０００２】

【従来の技術】 通勤中や外出中に特に熱い季節には上着を手に持って歩く ことが多くなるが、鞄を持っている時は 両手を使わねばならず 持ちにくい、 汗がつく、皺がよる等の不具合が多かった。

【０００３】

【考案が解決しようとする課題】

通勤中や外出中に特に熱い季節に上着を手に持って歩く場合 脇に手で持って歩 くと 汗や皺が付く等の不具合があった。

【０００４】

【課題を解決するための手段】

上着を掛ける衣類保持部と鞄に係合させる係合部を設け鞄と上着を一緒に片手で 持つ事ができるようにする。

【０００５】

【作用】

上着を衣類保持用の横棒に掛け、横棒の両端を鞄の係合部に係合させると 上着 と衣類を一緒に片手で運ぶことができ 前述の不具合を防ぐことができる。 ３

【実施例】

【０００６】 以下一実施例について説明する。 １は主に背広などの衣類を掛けるための中空の横棒、２は横棒の両端に取り付け られたフック状の係合部Ａ、３は両端の２個の係合部Ａを内向きの張力を持って 保持するゴム等より成る紐体、４は横棒の両端に取り付けられたもう一つのフッ ク状の係合部Ｂである。 この構成で係合部Ａは中空の横棒１の中で紐体 ３を伸縮させながらスライドすることができる。 鞄と背広を一緒にして運ぶときは 背広を半折りにして横棒１にかけ図２の形の 鞄の場合のように係合部Ａを引き伸ばして鞄の横の孔部５に挿入して縮めて鞄に 係合するか、 図３の形の鞄の場合のように係合部Ｂを鞄の横の肩掛けバンド用の金具６に引っ 掛けて鞄に係合することにより 背広を鞄に一体的にし鞄の取っ手を持つだけで 一緒に運ぶことができる。 勿論、商品としては係合部Ａまたは係合部Ｂいずれか一方のみの物も存在しうる 。

【考案の効果】

【０００７】 鞄と背広を一緒に片手で運ぶことができるので 夏などの熱い季節に汗をつける ことなく、また背広に皺をつけたりする事なく 快適にビジネスなどで外出でき る。

【図面の簡単な説明】

【図１】 本考案の鞄用携帯ハンガーの一実施例を示
す図。

【図２】 携帯ハンガーを鞄に取り付けた状態の一例
を示す図。

【図３】 携帯ハンガーを鞄に取り付けた状態の他の
一例を示す図。

【符号の説明】

１ 横棒 、 ２ 係合部Ａ 、 ３ 紐体 、４ 係
合部Ｂ 、 ５ 孔部、６ 金具

Claims (2)

【実用新案登録請求の範囲】
1. 【請求項１】 衣類を保持する硬質の横棒と鞄
   の両端の蓋の孔部に係合する係合部Ａおよび／または鞄
   の両端の肩掛けバンド用金具と係合する係合部Ｂを有す
   る鞄用携帯ハンガー。
2. 【請求項２】 請求項１の構成において硬質の
   横棒を中空状とし両端に係合部Ａを挿入させると共にそ
   れらの間を伸縮性のある紐状の部材で取り付けたことを
   特徴とするもの。