JP3076306U - 冷却ファン - Google Patents
冷却ファンInfo
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- JP3076306U JP3076306U JP2000006652U JP2000006652U JP3076306U JP 3076306 U JP3076306 U JP 3076306U JP 2000006652 U JP2000006652 U JP 2000006652U JP 2000006652 U JP2000006652 U JP 2000006652U JP 3076306 U JP3076306 U JP 3076306U
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- Japan
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- air bearing
- cooling fan
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- Expired - Lifetime
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- Structures Of Non-Positive Displacement Pumps (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 無接触摩擦効果を有し、騒音が低く、回転速
度を上げることが可能で、製造コストが及び組立が簡単
な冷却ファンを提供する。 【解決手段】 固定ベース台20には耐磨耗の第一接触
部221が設けられ、平行して第一エア軸受リング面2
51が設けられている第一リング部25をする。磁性発
生部35と、耐磨耗の第二接触部311が設けられてい
る中心部31と、第二リング部33とを有するファン羽
板セット30は、スタータセット21により駆動されて
回転する。第二エア軸受リング面331が設けられてい
る第二リング部33は第一リング部25と対応し、第一
接触部221と第二接触部311とは単点で接触し、第
一リング部の第一エア軸受リング面251と第二リング
部の第二エア軸受リング面331の間には、微小なすき
間を有し、ファン羽板セットが回転した時にエアの薄い
膜を形成してエア軸受の効果を生じる。
度を上げることが可能で、製造コストが及び組立が簡単
な冷却ファンを提供する。 【解決手段】 固定ベース台20には耐磨耗の第一接触
部221が設けられ、平行して第一エア軸受リング面2
51が設けられている第一リング部25をする。磁性発
生部35と、耐磨耗の第二接触部311が設けられてい
る中心部31と、第二リング部33とを有するファン羽
板セット30は、スタータセット21により駆動されて
回転する。第二エア軸受リング面331が設けられてい
る第二リング部33は第一リング部25と対応し、第一
接触部221と第二接触部311とは単点で接触し、第
一リング部の第一エア軸受リング面251と第二リング
部の第二エア軸受リング面331の間には、微小なすき
間を有し、ファン羽板セットが回転した時にエアの薄い
膜を形成してエア軸受の効果を生じる。
Description
【0001】
本考案は、冷却ファンの構造に関し、特に単点接触とエア軸受の特性を利用し た冷却ファンに関する。
【0002】
従来のボール軸受を有する冷却ファンは図1に示すようにファン羽板構造体1 1、磁石12、スタータ13、はめ筒14、回路板15、二つのボール軸受16 、押し止めバネ17、押し止めワッシャ18および殻台19を含む。ボール軸受 16はファン羽板構造体11の運転時の支えに使用されるものである。
【0003】
しかしながら、上記の構成では騒音が大きく、回転速度を上げることができな い。この冷却ファンは多数がコンピュータの内部の電子パーツ上に使用されてい るので、体積は小さくなり(その横断面は通常コンピュータのCPUの頂面より 小さく、約12cm×12cmよりも小さい)、このために採用する軸受の体積 は更に小さいので、この軸受は精密さが要求され、コストは比較的高く組立もま た複雑になる。 したがって、本考案の主な目的は、無接触摩擦効果を有し、騒音が低く、回転 速度を上げることが可能で、製造コストが低く及び組立が簡単な冷却ファンを提 供することにある。
【0004】
上述の目的を達成するための本考案の請求項1に記載の冷却ファンは、固定ベ ース台上にスタータセットが設けられ、前記ベース台の中央部には耐磨耗の第一 接触部が設けられている。 第一接触部に平行して第一エア軸受リング面が設けられている第一リング部を 有し、磁性発生部と、耐磨耗の第二接触部が設けられている中心部と、複数個の 羽板が設けられている第二リング部とを有するファン羽板セットは、スタータセ ットにより駆動されて回転する。 第二エア軸受リング面が設けられている第二リング部は第一リング部と互いに 対応し、第一接触部と第二接触部とは単点で接触し、且つ第一リング部の第一エ ア軸受リング面と第二リング部の第二エア軸受リング面の間には、微小のすき間 を有し、ファン羽板セットが回転した時にエアの薄い膜を形成してエア軸受の効 果を生じる。
【0005】 本考案の請求項2に記載の冷却ファンは、ファン羽板セットが脱離するのを防 止するために保護カバーが設けられている。 本考案の請求項3に記載の冷却ファンは、第一接触部と第二接触部との一方は 平面に、他方は球面或いは凸弧面に形成されている。 本考案の請求項4に記載の冷却ファンは、第一接触部および第二接触部が皆球 面或いは凸弧面である。
【0006】 本考案の請求項5に記載の冷却ファンによると、微小すき間が5から40マイ クロメータの間である。 本考案は固定ベース台、回転ができるファン羽板セット及び保護カバーを含む 構造で騒音を下げ、回転速度を上げることができ、コストを下げる外に組立も簡 単にする効果を達成可能である。
【0007】
以下、本考案の実施例を図面に基づいて説明する。 本考案の冷却ファンの改良構造は、散熱、冷却或いは対流が必要の系統ユニッ ト又は装置に取り付けができる、特にコンピュータのCPUに取り付けして強制 的に対流を行う、このために、体積では本考案は小型の冷却ファン(その横断面 は一般ではコンピュータのCPUの頂面よりも小さく、約12cm×12cmよ りも小さい)に属する。
【0008】 図2および図3は本考案の第一実施例を示し、その構造は主に固定ベース台2 0、回転可能であるファン羽板セット30及び保護カバー40を含む。 固定ベース台20にはスタータセット21が設けられている。ベース台20の 中央部22には耐磨耗の第一接触部221が設けられ、中央部22に平行(或い は同軸と称する)した第一リング部25が設けられている。第一リング部25は 第一エア軸受リング面251を有する。
【0009】 ファン羽板セット30はスタータセット21によって駆動され回転可能となり 、ファン羽板セット30には磁性発生部35、中心部31、複数個の羽板32及 び第二リング部33が設けられている。中心部31には一つの耐磨耗の第二接触 部311が設けられ、第二リング部33は第一リング部25と相対応し、第二リ ング部33には一つの第二エア軸受リング面331が設けられている。
【0010】 保護カバー40は、ファン羽板セット30の脱離を防止するのに使用されるも のである、そしてこの保護カバー40は状況によって省略可能である。 ファン羽板セット30の磁性発生部35とベース台20のスタータセット21 の間には磁性の吸引力があり、この吸引力により第一接触部221と第二接触部 311は単点で接触している。
【0011】 第一リング部25の第一エア軸受リング面251と該第二リング部33の第二 エア軸受リング面331の間には微小なすき間が設けられ、このすき間の適する 幅は5から40マイクロメータの間となる。ファン羽板セット30の回転時、す き間は一つのエアの薄い膜になり、これによってエア軸受の効果を生じる。
【0012】 本実施例の中では、第一接触部221は耐摩耗の嵌入されているスチールボー ル(或いは一体で成型した凸弧面)で、第二接触部311は耐摩耗の平面である 。第一接触部221および第二接触部311は皆スチールボール或いは皆凸弧円 の形状をとることも可能である。
【0013】 ファン羽板セット30の第二リング部33外側に一つの第三リング部34を設 けることも可能である。その上に複数個の羽板32が設けられる。但し、第一リ ング部25と第三リング部34の間のすき間は第一リング部25の第一エア軸受 リング面251と第二リング部33上第二エア軸受リング面331との間の微小 すき間よりも大きい。この第一リング部25と第三リング部34との間を修正し て微小のすき間に変えることも可能である。これによって第一リング部25と第 二リング部33との間を比較的大きいすき間に変える。
【0014】 第一リング部25と第二リング部33の設置位置は最小二種類あり、上記の第 一実施例は羽板の内側型で、第二実施例は羽板の外側型である、下記で詳細に説 明する。 図4および図5は本考案の冷却ファンの第二実施例を示す。第一リング部25 と該第二リング部33とは皆羽板32の外側に設けられている。同様に、第一接 触部221と第二接触部311は単点接触で、且つ第一リング部25の第一エア 軸受リング面251と該第二リング部33の第二エア軸受リング面331の間に は微小なすき間が形成され、ファン羽板セット30の回転時は、微小なすき間は 一つのエアの薄い膜となり、エア軸受の効果を生じる。
【0015】 図6、図7、図8、図9は本考案の冷却ファンの第三実施例である。第二実施 例と同様であるので、細部の構造の説明は省略をする。ベース台20の分離が可 能である中央部22の長さは比較的短く、中央部22には耐摩耗でかつ掛け込み 可能である第一接触部221が設けられている。このために製造上簡素になる。
【0016】 ベース台20の中央部22およびファン羽板セット30の中心部31のうち一 つは、一体成形ができる軸状又は分離ができる軸である。別の一つは一体成形が できる平面或いは掛け込み可能である平板塊となり、これらは皆同じの効果を達 成および同じ効果の変化に属するものである。
【0017】 次に、第一接触部221および第二接触部311のうちの一つも、凸軸或いは 凸円錐形(図の中には表示していない)に修改することが可能である。その頂端 は球面或いは凸弧面で、別の一つは互いに対応した凹軸或いは凹円錐形であって 、その底面は一つの平面である。この凸軸或いは凸円錐形の部分は導正輔助の機 能があり、これも本考案の同じ効果の一つに属するものである。
【0018】 第一エア軸受リング面251と第二エア軸受リング面331の間にも予定形状 の溝(図の中に表示していない)を増設し、エア軸受が運転している時に更に平 順にすることがきでる。
【0019】
上記で説明したように本考案には以下の優点と効果がある。 1.接触による摩擦効果がなく、騒音も低く、回転速度を上げることが可能で ある。本考案による構造は、回転しているファン羽板セット30と固定ベース台 20の間を単点の接触のみとし、エア軸受で支えることにより、上記の優点を達 成することが可能となる。 2.製造のコストが低く、組立も簡単である。本考案は従来のはめ筒14、二 つのボール軸受16、押し止めバネ17及び押し止めワッシャ18を使用してい ないので、コストを下げかつ組立も更に容易に成る。
【0020】 以上は本考案の比較的良い実施例で本考案を説明したものであって、実施例に 対して行った任意なる簡単な修正と変化は皆本考案の範囲と精神と見なすべきで あることを付け加え強調する。
【図1】従来のボール軸受がある冷却ファンの立体分解
図である。
図である。
【図2】本考案の第一実施例による冷却ファンの構成を
示す立体図である。
示す立体図である。
【図3】本考案の第一実施例による冷却ファンの断面を
示す図である。
示す図である。
【図4】本考案の第二実施例による冷却ファンの構成を
示す立体図である。
示す立体図である。
【図5】本考案の第二実施例による冷却ファンを示す断
面図である。
面図である。
【図6】本考案の第三実施例による冷却ファンの構成を
示す第1立体図である。
示す第1立体図である。
【図7】本考案の第三実施例による冷却ファンの構成を
示す第2立体図である。
示す第2立体図である。
【図8】本考案の第三実施例による冷却ファンを示す断
面図である。
面図である。
【図9】図8中の標示区域を示す拡大図である。
20 ベース台 21 スタータセット 22 中央部 25 第一リング部 30 ファン羽板セット 31 中心部 32 複数個羽板 33 第二リング部 34 第三リング部 35 磁性発生部 40 保護カバー 221 第一接触部 251 第一エア軸受リング面 311 第二接触部 331 第二エア軸受リング面
Claims (5)
- 【請求項1】 固定ベース台上にスタータセットが設け
られ、 前記ベース台の中央部には耐磨耗の第一接触部が設けら
れ、 前記第一接触部に平行して第一エア軸受リング面が設け
られている第一リング部を有し、 磁性発生部と、耐磨耗の第二接触部が設けられている中
心部と、複数個の羽板が設けられている第二リング部と
を有するファン羽板セットは、前記スタータセットによ
り駆動されて回転し、 第二エア軸受リング面が設けられている前記第二リング
部は前記第一リング部と互いに対応し、 前記第一接触部と前記第二接触部とは単点で接触し、且
つ前記第一リング部の第一エア軸受リング面と前記第二
リング部の前記第二エア軸受リング面の間には、前記フ
ァン羽板セットが回転した時にエアの薄い膜を形成して
エア軸受の効果を生じるための微小のすき間を有するこ
とを特徴とする冷却ファン。 - 【請求項2】 前記ファン羽板セットが脱離するのを防
止するために保護カバーが設けられていることを特徴と
する請求項1記載の冷却ファン。 - 【請求項3】 前記第一接触部および前記第二接触部の
一方は平面に、他方は球面或いは凸弧面に形成されてい
ることを特徴とする請求項1記載の冷却ファン。 - 【請求項4】 前記第一接触部および前記第二接触部が
ともに球面或いは凸弧面に形成されていることを特徴と
する請求項1記載の冷却ファン。 - 【請求項5】 前記微小すき間は5から40マイクロメ
ータの間であることを特徴とする請求項1記載の冷却フ
ァン。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000006652U JP3076306U (ja) | 2000-09-13 | 2000-09-13 | 冷却ファン |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000006652U JP3076306U (ja) | 2000-09-13 | 2000-09-13 | 冷却ファン |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP3076306U true JP3076306U (ja) | 2001-03-30 |
Family
ID=43209373
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2000006652U Expired - Lifetime JP3076306U (ja) | 2000-09-13 | 2000-09-13 | 冷却ファン |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3076306U (ja) |
-
2000
- 2000-09-13 JP JP2000006652U patent/JP3076306U/ja not_active Expired - Lifetime
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Legal Events
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