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JP3074299B2 - シャッター付きコネクタ - Google Patents

シャッター付きコネクタ

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Publication number
JP3074299B2
JP3074299B2 JP07033033A JP3303395A JP3074299B2 JP 3074299 B2 JP3074299 B2 JP 3074299B2 JP 07033033 A JP07033033 A JP 07033033A JP 3303395 A JP3303395 A JP 3303395A JP 3074299 B2 JP3074299 B2 JP 3074299B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
shutter
base plate
connector
stopper
mating connector
Prior art date
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Application number
JP07033033A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH08203594A (ja
Inventor
篤志 延与
Original Assignee
エスエムケイ株式会社
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Filing date
Publication date
Application filed by エスエムケイ株式会社 filed Critical エスエムケイ株式会社
Priority to JP07033033A priority Critical patent/JP3074299B2/ja
Publication of JPH08203594A publication Critical patent/JPH08203594A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3074299B2 publication Critical patent/JP3074299B2/ja
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は主として電源プラグに使
用するシャッター付きコネクタに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、バッテリーパックを接続する電源
コネクタとしては、図7〜図9に示す構造のシャッター
付きコネクタが知られている。これはハウジング1の底
板2上に、バッテリーパックと一体化された相手方コネ
クタaを沿わせて嵌め合わせるコネクタ嵌合部3が設け
られ、その嵌合部3には底板2に沿って一対の棒状雄接
触子4,4を突出させている。
【0003】また雄接触子4,4の上方には、これを覆
うシャッター5がスプリングにより前方方向に附勢され
て押し込み自在に備えられている。
【0004】シャッター5は、相手方コネクタaをベー
ス板2に沿って嵌合方向にスライドさせることにより後
退し、逆に嵌合された相手方コネクタaを逆方向に引き
抜くことにより雄接触子4,4上に覆う位置に押し出さ
れるようになっている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来のシャッ
ター付きコネクタは、相手方コネクタの嵌合によってシ
ャッターが押されて嵌合方向にスライドするようになっ
ているものであるが、相手方コネクタが未嵌合の状態時
にはスプリングにより附勢されているのみであるため、
外力によってシャッターが後退し、突出している雄接触
子を損傷したり、静電気による高電圧の印加により内部
の電子回路を損傷することがあるという問題があった。
【0006】本発明はこのような従来の問題にかんが
み、相手方コネクタの嵌合操作以外の場合にはシャッタ
ーが容易に後退しない構造のシャッター付きコネクタの
提供を目的としてなされたものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】上述の如き従来の問題を
解決し、所期の目的を達成するための本発明の特徴は、
ハウジングの前面に複数の雄接触子が突出され、該ハウ
ジングの前面下部前方に相手方コネクタの嵌合ガイド用
のベース板を突設するとともに、前記ハウジングには相
手方コネクタが未嵌の状態で前記雄接触子の外側を覆う
シャッターを前記ベース板に沿って相手方コネクタの嵌
合方向にスライド自在に備え、該シャッターを前方側に
スプリングにより附勢させてなるシャッター付きコネク
タにおいて、前記シャッターの前面下縁にはベース板に
沿ってスライドする係止縁を有し、前記ベース板には前
記係止縁の背面に係合する係止鉤部を有するストッパー
を、該ベース板の上面に出入自在で、かつ、バネ材によ
りベース板の上面側に附勢させて備え、該ストッパーに
は前記係止縁の前面側に相手方コネクタの挿入によって
ベース板の下面側へ押し下げられる操作突部を一体に有
し、該操作用突部の押し下げによって係止鉤部の係止縁
に対する係合が解除されるようにしたことにある。
【0008】尚、ストッパーをシャッターの係止縁に沿
って少なくとも二箇所に設け、各ストッパーにそれぞれ
操作用突部を備えて個別に動作されるようにすること、
及びバネ材は一本の線材よりなり、該線材の中央部分を
ベース板下面に固定し、該バネ材の両端にて各ストッパ
ーをベース板の上面方向側に附勢することが好ましい。
【0009】
【作用】本発明のシャッター付きコネクタは、相手方コ
ネクタが未嵌合の状態では、シャッターの係止縁がベー
ス板の上面より突出しているストッパーに係止され、嵌
合方向の動作が阻止されている。
【0010】この状態で相手方コネクタをベース板に接
触させて嵌合方向にスライドさせることにより操作突部
が相手方コネクタに押され、これによってストッパーが
ベース板の下面側に押し下げられ、シャッターのスライ
ドが自由な状態になり、相手方コネクタによって押され
ることによって嵌合方向にスライドする。
【0011】また、嵌合状態にある相手方コネクタを引
き抜くと、シャッターはスプリングによって閉鎖方向に
附勢されているため、相手方コネクタの移動に伴って前
面側にスライドされ、その動作末端部にて相手方コネク
タが操作突部上を通り過ぎることによりストッパーがベ
ース板の上面に突出し、係止縁に係合して嵌合方向側の
動作を阻止させる。
【0012】またストッパーを一対設け、それぞれを個
別に動作させるようにすることにより、いたずらによる
シャッターの後退が防止される。
【0013】更に一対のストッパーを一本の線材からな
るバネ材の両端側を個別に使用することにより、部品数
を少なくすることができる。
【0014】
【実施例】次に本発明の実施例を図1〜図6について説
明する。
【0015】図において、10はハウジングであり、1
1はハウジング底部のベース板である。ベース板11
は、ハウジング10の前面下部より前方側に延長状態に
突出されている。
【0016】ハウジング10の両側部前方には側板1
2,12が延長され、その下縁がベース板11と一体と
なっており、この両側板12,12間が相手方コネクタ
嵌合部13となっている。
【0017】ハウジング10の前面には相手方コネクタ
嵌合部13内にあって、両側板12,12の内側に沿っ
て一対の雄接触子14,14がベース板11と平行に突
設されている。
【0018】相手方コネクタ嵌合部13には、その前面
及び上面を閉鎖するシャッター15が備えられている。
このシャッター15は、上面閉鎖部15aと前面閉鎖部
15bとが直角配置に一体成形されているものであり、
前面閉鎖部15bの両側端部に雄接触子14,14が挿
通される切欠窓16,16が形成されている。シャッタ
ー15は上面閉鎖部15aの両側縁が側板12,12の
内面に形成されたスライド溝17,17内に嵌められて
いるとともに、上面閉鎖部15a下の中央部分に前後に
向けてスライド溝18が形成され、これにベース板11
の上面に突設した前後方向のガイドレール19が嵌め合
わされている。
【0019】そして、上面閉鎖部両縁がスライド溝1
7,17内の最前部に位置した時、前面閉鎖部15bが
雄接触子14,14の先端より前方位置にあるように構
成されている。
【0020】前面閉鎖部15bとハウジング10の背面
板20との間には一対のコイルスプリング21,21が
介在され、これによってシャッター15を前方側に附勢
している。
【0021】前面閉鎖部15bの下縁が係止縁22とな
っており、この係止縁22を、突出側の動作末端部にお
いて係止する一対のストッパー23,23が、ベース板
11の上面に突出されるようになっている。
【0022】各ストッパー23は、図4,図5に示すよ
うに基端側に一体に設けた軸部24がベース板11の先
端部下面に設けた軸受部25に回動自在に支持されてお
り、先端側上面には基端側に直立辺部26aを有し、先
端側をテーパ辺26bとした三角形状の係止鉤部26が
一体成形されている。
【0023】係止鉤部26より基端側に間隔を隔てて操
作用突部27が一体に突設されている。この操作用突部
27はストッパー23の基端側をテーパ辺27bとし、
係止鉤部26に対向する側を直立辺27aとした三角形
状を示している。
【0024】これらの係止鉤部26及び操作用突部27
は共にベース板11の下面側から上面側に窓穴28を通
して出入自在に突出されており、バネ材29によってベ
ース板11の上面側に附勢されている。
【0025】バネ材29は、図4に示すように一本の線
材の中央部分をU字状に折り曲げて固定部30とし、そ
の両先端側を左右に互いに延長上配置となるように折り
曲げ、更にその先端を直角に折り曲げて押圧部31,3
1としており、この押圧部31,31によってストッパ
ー23の底面をベース板11の上面側に附勢している。
【0026】尚、図において32は底カバーである。
【0027】このように構成されるシャッター付きコネ
クタは、シャッター15が相手方コネクタが未嵌合の状
態にあるときは、両ストッパー23,23の各係止鉤2
6が係止縁22の背面側に突出され、これによってシャ
ッター15の嵌合方向の動作が阻止されている。
【0028】この状態で図6(イ)に示すように、ベー
ス板11上に相手方コネクタaを接触させて嵌合方向に
スライドさせると、図6(ロ)に示すように係止縁前面
側に突出している操作用突部27,27が押され、スト
ッパー23,23が軸部24を中心にしてベース板11
の下面側に回動し、図6(ハ)に示すように係止鉤部2
6がベース板11の上面より低い位置まで引き下げら
れ、シャッター15の嵌合方向の動作阻止が解かれ、相
手方コネクタaによって押され、その嵌合位置まで後退
する。
【0029】また、嵌合状態にある相手方コネクタaを
引き抜くことにより、シャッター15はコイルスプリン
グ21,21によって押し出され、元の位置まで戻り、
ストッパー23,23はバネ材29の押圧部31,31
に押し上げられ、係止鉤部26が係止縁22の背面側に
突出され、元の位置に戻る。
【0030】
【発明の効果】上述したように本発明のシャッター付き
コネクタは、相手方コネクタが接して嵌合動作されるベ
ース板の上面に操作用突部を突出させたストッパーにて
シャッターの後退動作を阻止させ、相手方コネクタの嵌
合動作によって後退方向の動作が自由となるようにした
ことにより、シャッターの後退が良好に阻止され、必要
な時にのみ後退することとなり、高い安全性が得られ
る。
【0031】また少なくとも一対のストッパーを個別に
設けることにより、いたずらに対してより後退しにくい
ものとなり、安全性がより高いものとなる。
【0032】更に、一対のストッパーを一本の線材より
なるバネ材によって附勢させるようにすることにより、
部品数が少なく、組み込みが容易になり、コスト減が図
られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るシャッター付きコネクタの右半分
を横断して示す平面図である。
【図2】同、正面図である。
【図3】図1中のA−A線断面図である。
【図4】図1に示す実施例の底カバーを取り外した状態
の底面図である。
【図5】同、ストッパー部分の拡大断面図である。
【図6】(イ)〜(ハ)は動作状態を示す縦断面図であ
る。
【図7】従来例の正面図である。
【図8】同、平面図である。
【図9】図8中のB−B線断面図である。
【符号の説明】
a 相手方コネクタ 10 ハウジング 11 ベース板 12 側板 13 嵌合部 14 雄接触子 15 シャッター 15a 上面閉鎖部 15b 前面閉鎖部 16 切欠窓 17,18 スライド溝 19 ガイドレール 20 背面板 21 コイルスプリング 22 係止縁 23 ストッパー 24 軸部 25 軸受部 26 係止鉤部 27 操作用突部 27a 直立辺 27b テーパ辺 28 窓穴 29 バネ材 30 固定部 31 押圧部 32 底カバー
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H01R 13/453

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ハウジングの前面に複数の雄接触子が突
    出され、該ハウジングの前面下部前方に相手方コネクタ
    の嵌合ガイド用のベース板を突設するとともに、前記ハ
    ウジングには相手方コネクタが未嵌の状態で前記雄接触
    子の外側を覆うシャッターを前記ベース板に沿って相手
    方コネクタの嵌合方向にスライド自在に備え、該シャッ
    ターを前方側にスプリングにより附勢させてなるシャッ
    ター付きコネクタにおいて、前記シャッターの前面下縁
    にはベース板に沿ってスライドする係止縁を有し、前記
    ベース板には前記係止縁の背面に係合する係止鉤部を有
    するストッパーを、該ベース板の上面に出入自在で、か
    つ、バネ材によりベース板の上面側に附勢させて備え、
    該ストッパーには前記係止縁の前面側に相手方コネクタ
    の挿入によってベース板の下面側へ押し下げられる操作
    突部を一体に有し、該操作用突部の押し下げによって係
    止鉤部の係止縁に対する係合が解除されるようにしたこ
    とを特徴としてなるシャッター付きコネクタ。
  2. 【請求項2】 ストッパーをシャッターの係止縁に沿っ
    て少なくとも二箇所に設け、各ストッパーにそれぞれ操
    作用突部を備えて個別に動作されるようにしてなる請求
    項1に記載のシャッター付きコネクタ。
  3. 【請求項3】 バネ材は一本の線材よりなり、該線材の
    中央部分をベース板下面に固定し、該バネ材の両端にて
    各ストッパーをベース板の上面方向側に附勢してなる請
    求項1もしくは2に記載のシャッター付きコネクタ。
JP07033033A 1995-01-30 1995-01-30 シャッター付きコネクタ Expired - Fee Related JP3074299B2 (ja)

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