JP3070842B1 - 緊急通報システム端末機器および緊急通報システム - Google Patents
緊急通報システム端末機器および緊急通報システムInfo
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Abstract
ッテリーからの電源供給が不可能な場合、電源供給をメ
インバッテリーから補助バッテリーに切り替える電源制
御回路を有する緊急通報システム端末機器において、電
源制御回路が、メンテナンスのためのメインバッテリー
交換の際にも電源遮断を検出して補助バッテリーに電源
を切り替えるので、補助バッテリーの電源が無駄に消費
される。 【解決手段】 電源制御回路18は、メインバッテリー
7から補助バッテリー19への電源切り替えを、緊急通
報発信釦3の押下信号または事故を検出するセンサから
の信号に基づいて行うため、メインバッテリー7の交換
時における補助バッテリー19の電源消費を防止でき
る。
Description
に搭載されて、交通事故、急病などの緊急時に、警察、
緊急通報センターなどに、現在の車両の位置情報、登録
車両などのデータを送信する緊急通報システム端末機器
および緊急通報システムに関する。
て、警察、緊急通報センターなどの緊急通報システムを
管轄するセンターに通信事業者の基地局などを経由して
電話発信処理を行う緊急通報連絡手段を備えた緊急通報
システム端末機器が知られている。緊急通報システム端
末機器は、通常は車両のメインバッテリーから電源の供
給を受けているが、交通事故などにより車両が衝突した
場合、メインバッテリーそのものが破損したり、メイン
バッテリーから電源供給を行う配線が断線したりして、
電源の供給が不可能になった場合には、メインバッテリ
ーの代わりに補助バッテリーから電源供給を受けるため
の電源制御回路を備えている。
緊急通報システム端末機器における電源制御回路は、絶
えず車両に搭載されるメインバッテリーの電源の監視を
行い、メインバッテリーが、交通事故、故障などにより
電源の供給が不可能になった場合、メインバッテリーの
代わりに補助バッテリーによる緊急通報システムを動作
させる処理を行っているが、メインバッテリー交換など
のメンテナンス時における緊急通報システム端末機器へ
メインバッテリーからの電源供給の遮断状態において
も、補助バッテリーから緊急通報システム端末機器へ電
源供給を行うため、補助バッテリーを無駄に消費してし
まうという問題点があった。
課題を解決するものであり、補助バッテリーの電源を消
費することなく、交通事故、急病などの緊急通報発信時
に補助バッテリーからの電源供給を可能にすることによ
り、確実な緊急通報連絡処理を行うことのできる緊急通
報システム端末機器および緊急通報システムを提供する
ことを目的とする。
に、本発明は、車両に搭載される鉛畜電池などのメイン
バッテリーが、交通事故、故障などにより電源の供給が
不可能になった場合に、メインバッテリーの代わりに緊
急通報システム端末機器を動作させるために搭載された
補助バッテリーを備え、この補助バッテリーからの電源
供給を、緊急通報発信釦の押下または事故を検出するセ
ンサからの信号により起動することにより、緊急通報連
絡処理時以外の通常状態においては、補助バッテリーの
電源を消費することなく、交通事故、急病などの緊急通
報発信時に補助バッテリーからの電源供給を可能にする
ことにより、確実な緊急通報連絡処理を行うことが可能
になる。
は、緊急事態発生時に、緊急通報発信釦の押下により緊
急通報発信信号をセンターへ通報する緊急通報システム
端末機器において、車両に搭載されたメインバッテリー
からの電源供給が不可能な場合、電源供給をメインバッ
テリーから補助バッテリーに切り替える電源制御回路を
有し、前記メインバッテリーから補助バッテリーへの電
源の切り替えを、前記緊急通報発信釦の押下により起動
させることを特徴とする緊急通報システム端末機器であ
り、緊急通報連絡処理時以外の通常状態においては、補
助バッテリーの電源を消費することなく、交通事故、急
病などの緊急通報発信時に補助バッテリーからの電源供
給を可能にすることにより、確実な緊急通報連絡処理を
行うことができるという作用を有する。
御回路が、緊急通報発信釦の押下信号に基づいてメイン
バッテリーから補助バッテリーへの電源の切り替えを行
うスイッチ手段を備えた請求項1記載の緊急通報システ
ム端末機器であり、緊急通報発信釦の押下と同時に補助
バッテリーからの電源供給を行うことができるという作
用を有する。
御回路が、緊急通報発信釦の押下信号のみならず、交通
事故を検出するセンサからの信号があった場合にも、メ
インバッテリーから補助バッテリーへの電源の切り替え
を行う請求項1または2記載の緊急通報システム端末機
器であり、緊急通報発信釦の押下と同様に、交通事故を
検出するセンサからの信号があった場合にも、補助バッ
テリーからの電源供給に切り替えることができるという
作用を有する。
御回路が、補助バッテリーが正常に動作しているかを監
視する手段を備えた請求項1から3のいずれかに記載の
緊急通報システム端末機器であり、補助バッテリーの電
圧や電流を監視することにより、補助バッテリーを常に
最適な状態に維持できるという作用を有する。
御回路が、補助バッテリーが正常に動作しているかを定
期的に監視する手段を備えた請求項1から3のいずれか
に記載の緊急通報システム端末機器であり、補助バッテ
リーを定期的に監視することにより、補助バッテリーを
常に最適な状態に維持できるという作用を有する。
御回路が、補助バッテリーが正常に動作しているかを車
両のアクセサリー電源をオンにした時に監視する手段を
備えた請求項1から3のいずれかに記載の緊急通報シス
テム端末機器であり、補助バッテリーを車両のアクセサ
リー電源オン時に監視することにより、補助バッテリー
を常に最適な状態に維持できるという作用を有する。
御回路が、補助バッテリーが正常に動作しているかを車
両のアクセサリー電源をオンした時に監視するととも
に、前回アクセサリー電源をオンした時との時間間隔を
計測してその時間が一定時間以内ならば補助バッテリー
の監視を中止する手段を備えた請求項1から3のいずれ
かに記載の緊急通報システム端末機器であり、補助バッ
テリーを車両のアクセサリー電源オン時に監視するとと
もに、それが前回から一定時間が経過してない場合は監
視を中止することにより、補助バッテリーの電源消費を
できるだけ抑え、補助バッテリーを常に最適な状態に維
持できるという作用を有する。
ッテリーが正常に動作していない場合に、そのことを利
用者に知らせる手段を備えた請求項4から7のいずれか
に記載の緊急通報システム端末機器であり、補助バッテ
リーを常に最適な状態に維持して、緊急通報発信時には
補助バッテリーから確実に電源を供給できるという作用
を有する。
ッテリーが正常に動作していない場合に、そのデータを
記憶する手段と、記憶されたデータを緊急通報システム
端末機器に接続された外部機器に出力する手段とを備え
た請求項4から8のいずれかに記載の緊急通報システム
端末機器であり、補助バッテリーが正常に動作していな
いことを、後から外部機器により確認できるという作用
を有する。
項1から9のいずれかに記載の緊急通報システム端末機
器と、緊急通報システムを統括して、前記緊急通報シス
テム端末機器からの緊急通報発信信号を受信して緊急出
動を発動するセンターとを含む緊急通報システムであ
り、緊急通報発信時に補助バッテリーから確実に電源供
給を行うことにより、確実に緊急通報発信ができるとい
う作用を有する。
の実施の形態について図面を参照して詳細に説明する。 (実施の形態1)図1は本発明の第1の実施の形態にお
ける緊急通報システム端末機器の構成を示すブロック図
である。図1において、1は緊急通報システム端末機器
であり、自動車などの車両に搭載されて、交通事故、急
病などの緊急時に、警察、緊急通報センターなどに、現
在の車両の位置情報、登録車両などのデータを送信して
緊急車両出動を要請するものである。2は通信アンテナ
であり、緊急通報連絡手段11からの発信信号を通信事
業者の基地局に発信する処理を行うと共に、通信事業者
からの受信信号を緊急通報連絡手段11に出力する処理
を行う。3は緊急通報発信釦であり、利用者が、交通事
故、急病などの緊急時に押下し、発信処理を開始するた
めの操作信号を生成する。4はGPSアンテナであり、
GPS衛星からの位置データや時間データを受信する。
5はマイクであり、ハンズフリー通話を行う際に、緊急
通報システム端末機器1を搭載する車両に乗車する利用
者の送信音声信号を入力する。6はスピーカであり、ハ
ンズフリー通話を行う際に、警察、緊急通報センターな
どからの受信音声信号の鳴音を行う。7はメインバッテ
リーであり、緊急通報システム端末機器1を搭載する車
両の電装機器および緊急通報システム端末機器1に電源
の供給を行うものである。
1は緊急通報連絡手段であり、制御部12からの発信要
求信号に対し、制御部12から入力した電話番号によ
り、通信事業者の基地局などを経由してその電話番号に
該当する通話相手に電話発信処理を開始すると共に、通
話相手からの発信応答、もしくは通話中信号などの通話
中に移行する信号を受信した場合、通話状態に移行した
ことを認識し、音声通話制御、もしくはデータ通信制御
に移行すると共に、通話中に移行したことを知らせる信
号を制御部12に出力し、さらに、制御部12から入力
した、車両の進行方向、向きなどの情報、および位置情
報などのデータを、通信事業者の基地局などを経由して
当該電話番号に対応する通話相手である警察、緊急通報
センターなどに発信する処理を行う。
らの操作信号により緊急通報要求があったことを認識
し、緊急通報処理を開始するために、位置情報取得処理
部14に現在の位置情報を要求する信号を出力すると共
に、位置情報取得処理部14より、車両の進行方向、向
きなどの情報、および位置情報などのデータを入力し、
さらに、記憶部15から、警察、緊急通報センターなど
の電話番号を取得すると共に、その電話番号を用いて緊
急通報連絡手段11に電話の発信要求を行い、さらに、
緊急通報連絡手段11から、その電話番号に該当する通
話相手からの発信応答、もしくは通話中信号などの通話
中に移行する信号を受信した場合、通話状態に移行した
と認識し、位置情報取得処理部14から入手した車両の
進行方向、向きなどの情報、および位置情報などのデー
タを、通信事業者の基地局などを経由して当該電話番号
に対応する通話相手である警察、緊急通報センターなど
に発信するための信号を緊急通報連絡手段11に出力す
る処理を行う。
方向、向きなどの情報を生成する。14は位置情報取得
処理部であり、制御部12からの位置情報要求信号に対
し、ジャイロセンサー13からのデータを入力すると共
に、GPS受信機17がGPSアンテナ4から受信した
データより生成した位置情報などのデータを入力し、さ
らに、ジャイロセンサー13から入力した車両の進行方
向、向きなどのデータと、GPS受信機17から入力し
た位置情報などのデータを、制御部12に出力する処理
を行う。
ターなどの電話番号、および緊急通報システム端末機器
1を搭載する車両の登録ナンバー、および登録者などの
情報を格納すると共に、制御部12からの要求信号によ
り、該当する警察、緊急通報センターなどの電話番号、
および緊急通報システム端末機器1を搭載する車両の登
録ナンバー、および登録者などの情報を出力する処理を
行う。16はハンズフリーシステムであり、警察、緊急
通報センターなどと、緊急通報システム端末機器1を搭
載する車両に乗車する利用者との間でハンズフリー通話
を行う。17はGPS受信機であり、GPSアンテナ4
から入力したデータより、位置情報などのデータを位置
情報取得処理部14に出力する処理を行う。
うに、緊急通報発信釦3が押下されたことによる緊急通
報連絡処理を実行する場合、緊急通報システム端末機器
1に対して補助バッテリー19からダイオードを介して
電源供給を開始する電源制御処理を行う、もしくは緊急
通報連絡処理時に、車両に搭載されるメインバッテリー
7の電源供給状態を監視し、交通事故などによりメイン
バッテリー7が破損し、緊急通報システム端末機器1へ
の電源供給が不可能になった場合、メインバッテリー7
からの電源供給が不可能になったことを検知し、電源供
給を補助バッテリー19からダイオードを介した供給に
切り替える制御を行う。19は補助バッテリーであり、
交通事故などによりメインバッテリー7からの電源供給
が不可能な場合、メインバッテリー7からの電源の代わ
りに緊急通報システム端末機器1に動作電源を供給す
る。
する。図1において、利用者は、交通事故、急病などの
緊急時に、緊急通報発信釦3を押下する。緊急通報発信
釦3の押下により、電源制御回路18は、補助バッテリ
ー19からの電源供給の開始制御を行う。補助バッテリ
ー19は、車両に搭載されるメインバッテリー7が正常
に動作を行い、緊急通報システム端末機器1に電源を供
給している場合は、供給をしない、もしくはメインバッ
テリー7と共に緊急通報システム端末機器1に電源の供
給を行い、さらにメインバッテリー7が故障などにより
電源を供給できない場合は、補助バッテリー19単独で
緊急通報システム端末機器1への電源の供給を行う。
より、押下されたことを示す操作信号を緊急通報システ
ム端末機器1の内部に有する制御部12に出力する。制
御部12は、位置情報取得処理部14に現在の位置情報
を要求する信号を出力する。位置情報取得処理部14
は、制御部12からの位置情報要求信号に対し、車両の
進行方向、向きなどの情報を生成するジャイロセンサー
13からのデータを入力すると共に、GPS受信機17
がGPSアンテナ4から受信したデータより生成した位
置情報などのデータを入力する。位置情報取得処理部1
4は、ジャイロセンサー13から入力した車両の進行方
向、向きなどのデータと、GPS受信機17から入力し
た位置情報などのデータを、制御部12に出力する。
急通報センターなどの電話番号を取得すると共に、その
電話番号を用いて緊急通報連絡手段11に電話発信など
の発信要求を行う。緊急通報連絡手段11は、通信アン
テナ2を用いて、通信事業者の基地局などを経由してそ
の電話番号に該当する通話相手に電話発信処理を開始す
る。緊急通報連絡手段11は、通話相手からの発信応
答、もしくは通話中信号などの通話中に移行する信号を
受信した場合、通話状態に移行したと認識し、音声通話
制御、もしくはデータ通信制御に移行すると共に、通話
中に移行したことを知らせる信号を制御部12に出力す
る。制御部12は、通話に成功したと判断し、位置情報
取得処理部14から入手した車両の進行方向、向きなど
の情報、および位置情報などのデータを、通信事業者の
基地局などを経由して当該電話番号に対応する通話相手
である警察、緊急通報センターなどに発信する処理を行
う。
急事態発生時に、車両に搭載されたメインバッテリー7
からの電源供給が不可能な場合、電源制御回路18が、
緊急通報発信釦3の押下に連動して、電源供給をメイン
バッテリー7から補助バッテリー19に切り替えるの
で、緊急通報連絡処理時以外の通常状態においては、補
助バッテリー19の電源を消費することなく、交通事
故、急病などの緊急通報発信時に補助バッテリー19か
らの電源供給を可能にすることにより、確実な緊急通報
連絡処理を行うことができる。
施の形態における電源制御回路18の構成を示すもので
あり、緊急通報システム端末機器1の全体構成は、図1
に示した第1の実施の形態と同じである。図3におい
て、電源制御回路18は緊急通報発信釦3からの操作信
号を受ける補助バッテリー電源制御回路181と、補助
バッテリー電源制御回路181からの制御信号により動
作する補助バッテリー電源供給スイッチ182と、それ
ぞれ補助バッテリー19およびメインバッテリー7から
の電流の逆流を防止するダイオードを有する。補助バッ
テリー電源供給スイッチ182は、図4に示すようなリ
レーであっても、図5に示すようなNPNまたはPNP
トランジスタであってもよい。
合、緊急通報発信釦3が押下されたことを示す信号を電
源制御回路18に出力する。電源制御回路18の内部に
有する補助バッテリー電源制御回路181は、緊急通報
発信釦3が押下されたことを示す信号を入力し、電源制
御回路18の内部に有する補助バッテリー電源供給スイ
ッチ182をオンにする。補助バッテリー電源供給スイ
ッチ182がオンされることにより、補助バッテリー1
9からの電源供給が可能になる。補助バッテリー19か
らの電源供給と、メインバッテリー7からの電源供給を
ダイオードを介して接続することにより、メインバッテ
リー7からの供給が可能な場合は、補助バッテリー19
と共に電源供給を行い、メインバッテリー7が供給不可
能になった場合は、補助バッテリー19からの電源供給
によって緊急通報システム端末機器1を動作する。
源制御回路18が、緊急通報発信釦3の押下信号に基づ
いてメインバッテリー7から補助バッテリー19への電
源の切り替えを行う補助バッテリー電源供給スイッチ1
82を備えているので、緊急通報発信釦3の押下と同時
に補助バッテリー19からの電源供給を行うことができ
る。
施の形態における電源制御回路18の構成を示すもので
あり、緊急通報システム端末機器1の全体構成は、図1
に示した第1の実施の形態と同じである。図6におい
て、電源制御回路18は、緊急通報発信釦3からの操作
信号だけでなく、交通事故を検出するセンサからの信号
を受ける補助バッテリー電源制御回路181と、補助バ
ッテリー電源制御回路181からの制御信号により動作
する補助バッテリー電源供給スイッチ182と、それぞ
れ補助バッテリー19およびメインバッテリー7からの
電流の逆流を防止するダイオードを有する。補助バッテ
リー電源供給スイッチ182は、図4に示すようなリレ
ーであっても、図5に示すようなNPNまたはPNPト
ランジスタであってもよい。
エアバッグが開放した場合、エアバッグなどのセンサー
からの信号や、車両の衝突などによりある一定以上の重
力が働いたときに信号を出力される衝突センサーからの
信号、車両の横転などの車両がある一定以上傾いたとき
に検出信号を出力する横転センサーからの信号、車両の
火災などある一定以上の温度を検出した場合、検出信号
を出力する温度センサーからの信号を用いることができ
る。これらのセンサからの信号は、電源制御回路18に
入力されるとともに、図1の制御部12にも入力され、
制御部12は、緊急通報発信釦3が押下されたと同様に
して、緊急通報連絡手段11を通じてセンターに緊急通
報発信を行う。
181に入力されると、補助バッテリー電源制御回路1
81は補助バッテリー電源供給スイッチ182をオンに
する。補助バッテリー電源供給スイッチ182がオンさ
れることにより、補助バッテリー19からの電源供給が
可能になる。補助バッテリー19からの電源供給と、メ
インバッテリー7からの電源供給をダイオードを介して
接続することにより、メインバッテリー7からの供給が
可能な場合は、補助バッテリー19と共に電源供給を行
い、メインバッテリー7が供給不可能になった場合は、
補助バッテリー19からの電源供給によって緊急通報シ
ステム端末機器1を動作する。
源制御回路18が、緊急通報発信釦3の押下のみなら
ず、交通事故を検出するセンサ信号に基づいてメインバ
ッテリー7から補助バッテリー19への電源の切り替え
を行うので、緊急通報発信釦3の押下と同様に、センサ
信号の入力あった場合にも補助バッテリー19からの電
源供給を行うことができる。
施の形態における電源制御回路18の構成を示すもので
あり、緊急通報システム端末機器1の全体構成は、図1
に示した第1の実施の形態と同じである。図7におい
て、電源制御回路18は、緊急通報発信釦3からの操作
信号を受ける補助バッテリー電源制御回路181と、補
助バッテリー電源制御回路181からの制御信号により
動作する補助バッテリー電源供給スイッチ182と、そ
れぞれ補助バッテリー19およびメインバッテリー7か
らの電流の逆流を防止するダイオードと、補助バッテリ
ー19が正常に動作しているかを監視する電源監視装置
183と、補助バッテリー19が正常に動作しているか
の監視を定期的に行うための時間監視装置184を備え
ている。電源監視装置183は、補助バッテリー19の
電圧や電流を監視することにより、断線、消耗などによ
り正常に動作してないかどうかを監視する。
する時間監視装置184は、一定時間経過したことを知
らせる信号を出力する。電源監視装置183は、一定時
間経過したことを知らせる信号を入力した場合、補助バ
ッテリー19の電圧などを確認し、補助バッテリー19
が正常に動作しているかどうかの確認を行う。補助バッ
テリー19が断線、消耗などにより異常であることを示
す信号を入力した場合、電源監視装置183は、制御部
12に補助バッテリー19が異常であることを示す信号
を出力する。制御部12は、補助バッテリー19が異常
の場合、異常であることを記憶部15に記憶すると共
に、異常であることを利用者に知らせるために、緊急通
報発信釦3内部に有する照明手段などを用いて、利用者
に補助バッテリー19が異常であることを知らせる。緊
急通報発信釦3が押下された時の動作は上記した実施の
形態1または2と同じである。
施の形態における電源制御回路の構成を示すブロック図
である。本実施の形態5は、実施の形態4における時間
監視装置184の代わりに、アクセサリー電源監視装置
185を用いたものである。アクセサリー電源監視装置
185は、緊急通報システム端末機器が搭載された車両
のアクセサリー電源がオン状態に移行した場合、そのこ
とを知らせる信号を出力する。電源監視装置183は、
アクセサリー電源がオンされたことを知らせる信号を入
力した場合、補助バッテリー19の電圧などを確認し、
補助バッテリー19が正常に動作しているかどうかの確
認を行う。補助バッテリー19が断線、消耗などにより
異常であることを示す信号を入力した場合、電源監視装
置183は、制御部12に補助バッテリー19が異常で
あることを示す信号を出力する。制御部12は、補助バ
ッテリー19が異常の場合、異常であることを記憶部1
5に記憶するとともに、異常であることを利用者に知ら
せるために、緊急通報発信釦3内部に有する照明手段な
どを用いて、利用者に補助バッテリー19が異常である
ことを知らせる。
施の形態における電源制御回路の構成を示すブロック図
である。本実施の形態6は、実施の形態4における時間
監視装置184の代わりに、アクセサリー電源監視装置
185と経過時間監視装置186を用いたものである。
アクセサリー電源監視装置185は、緊急通報システム
端末機器が搭載された車両のアクセサリー電源がオン状
態に移行した場合、そのことを知らせる信号を出力す
る。電源監視装置183は、アクセサリー電源がオンさ
れたことを知らせる信号を入力した場合、経過時間監視
装置186からの信号を確認し、前回アクセサリー電源
を立ち上げた時間との時間間隔を確認する。時間間隔が
少ない場合、一定時間内にエンジン始動が複数回行われ
たと判断し、補助バッテリー19の電源の監視を見送
る。また、前回アクセサリー電源を立ち上げた時間との
時間間隔を確認し、時間間隔が大きい場合、一定時間内
にエンジン始動が行われたれていないと判断し、補助バ
ッテリー19の電圧を確認し、補助バッテリー19が正
常に動作しているかの確認を行う。このように補助バッ
テリー19を一定時間内に監視する回数を減らすことに
よって、補助バッテリー19の電源消費を削減すること
ができる。補助バッテリー19が断線、消耗などにより
異常であることを示す信号を入力した場合、電源監視装
置183は、制御部12に補助バッテリー19が異常で
あることを示す信号を出力する。制御部12は、補助バ
ッテリー19が異常の場合、異常であることを記憶部1
5に記憶すると共に、異常であることを利用者に知らせ
るために、緊急通報発信釦3内部に有する照明手段など
を用いて、利用者に補助バッテリー19が異常であるこ
とを知らせる。
実施の形態における電源制御回路の構成を示すブロック
図である。本実施の形態7は、実施の形態4または5ま
たは6において、補助バッテリー19が正常に動作して
いない場合に、そのことを利用者に知らせる異常報知手
段を備えたものである。異常報知手段8としては、照明
などのインジケータ、液晶表示装置、ブザーなどの警告
音、音声合成による音声メッセージなどを利用すること
ができる。補助バッテリー19が断線、消耗などにより
異常であることを示す信号を入力した場合、電源監視装
置183は、制御部12に補助バッテリー19が異常で
あることを示す信号を出力する。制御部12は、補助バ
ッテリー19が異常であることを示す信号を入力した場
合、照明などの利用者に異常を知らせる異常報知手段8
に異常伝達信号を出力する。異常報知手段8は、異常伝
達信号により照明などを用いて利用者に補助バッテリー
19が異常であることを伝達する。
実施の形態における電源制御回路の構成を示すブロック
図である。本実施の形態8は、実施の形態7において、
補助バッテリー19が正常に動作していない場合に、そ
のデータを記憶する記憶部15と、記憶されたデータを
緊急通報システム端末機器に接続された外部機器に出力
するための外部接続機器インターフェース9を備えたも
のである。補助バッテリー19が断線、消耗などにより
異常であることを示す信号を入力した場合、電源監視装
置183は、制御部12に補助バッテリー19が異常で
あることを示す信号を出力する。制御部12は、補助バ
ッテリー19が異常であることを示す信号を入力した場
合、照明などで利用者に異常を知らせるために異常報知
手段8に異常伝達信号を出力するとともに、記憶部15
に異常であることを記録するデータ、およびその発生時
刻データを出力し、記憶部15はその記憶処理を行う。
制御部12は、外部接続機器インターフェース9に外部
接続機器が接続され、外部接続機器よりデータを要求す
る信号が入力された場合、記憶部15に記憶された異常
であることを示すデータ、およびその発生時刻データを
外部接続機器インターフェース9を介して外部接続機器
に出力する。
によれば、車両に搭載される鉛畜電池などのメインバッ
テリーが、交通事故、故障などにより電源の供給が不可
能になった場合に、メインバッテリーの代わりに緊急通
報システム端末機器を動作させるために搭載された補助
バッテリーを備え、この補助バッテリーからの電源供給
を、緊急通報発信釦の押下または事故を検出するセンサ
からの信号により起動することにより、緊急通報連絡処
理時以外の通常状態においては、補助バッテリーの電源
を消費することなく、交通事故、急病などの緊急通報発
信時に補助バッテリーからの電源供給を可能にすること
により、確実な緊急通報連絡処理を行うことができると
いう効果を有する。
ム端末機器の構成を示すブロック図
示すブロック図
構成を示すブロック図
構成を示すブロック図
構成を示すブロック図
構成を示すブロック図
構成を示すブロック図
構成を示すブロック図
構成を示すブロック図
の構成を示すブロック図
の構成を示すブロック図
Claims (10)
- 【請求項1】 緊急事態発生時に、緊急通報発信釦の押
下により緊急通報発信信号をセンターへ通報する緊急通
報システム端末機器において、車両に搭載されたメイン
バッテリーからの電源供給が不可能な場合、電源供給を
メインバッテリーから補助バッテリーに切り替える電源
制御回路を有し、前記メインバッテリーから補助バッテ
リーへの電源の切り替えを、前記緊急通報発信釦の押下
により起動させることを特徴とする緊急通報システム端
末機器。 - 【請求項2】 電源制御回路が、緊急通報発信釦の押下
信号に基づいてメインバッテリーから補助バッテリーへ
の電源の切り替えを行うスイッチ手段を備えた請求項1
記載の緊急通報システム端末機器。 - 【請求項3】 電源制御回路が、緊急通報発信釦の押下
信号のみならず、交通事故を検出するセンサからの信号
があった場合にも、メインバッテリーから補助バッテリ
ーへの電源の切り替えを行う請求項1または2記載の緊
急通報システム端末機器。 - 【請求項4】 電源制御回路が、補助バッテリーが正常
に動作しているかを監視する手段を備えた請求項1から
3のいずれかに記載の緊急通報システム端末機器。 - 【請求項5】 電源制御回路が、補助バッテリーが正常
に動作しているかを定期的に監視する手段を備えた請求
項1から3のいずれかに記載の緊急通報システム端末機
器。 - 【請求項6】 電源制御回路が、補助バッテリーが正常
に動作しているかを車両のアクセサリー電源をオンにし
た時に監視する手段を備えた請求項1から3のいずれか
に記載の緊急通報システム端末機器。 - 【請求項7】 電源制御回路が、補助バッテリーが正常
に動作しているかを車両のアクセサリー電源をオンした
時に監視するとともに、前回アクセサリー電源をオンし
た時との時間間隔を計測してその時間が一定時間以内な
らば補助バッテリーの監視を中止する手段を備えた請求
項1から3のいずれかに記載の緊急通報システム端末機
器。 - 【請求項8】 補助バッテリーが正常に動作していない
場合に、そのことを利用者に知らせる手段を備えた請求
項4から7のいずれかに記載の緊急通報システム端末機
器。 - 【請求項9】 補助バッテリーが正常に動作していない
場合に、そのデータを記憶する手段と、記憶されたデー
タを緊急通報システム端末機器に接続された外部機器に
出力する手段とを備えた請求項4から8のいずれかに記
載の緊急通報システム端末機器。 - 【請求項10】 請求項1から9のいずれかに記載の緊
急通報システム端末機器と、緊急通報システムを統括し
て、前記緊急通報システム端末機器からの緊急通報発信
信号を受信して緊急出動を発動するセンターとを含む緊
急通報システム。
Priority Applications (1)
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---|---|---|---|
JP11024510A JP3070842B1 (ja) | 1999-02-02 | 1999-02-02 | 緊急通報システム端末機器および緊急通報システム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11024510A JP3070842B1 (ja) | 1999-02-02 | 1999-02-02 | 緊急通報システム端末機器および緊急通報システム |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP3070842B1 true JP3070842B1 (ja) | 2000-07-31 |
JP2000222659A JP2000222659A (ja) | 2000-08-11 |
Family
ID=12140181
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP11024510A Expired - Lifetime JP3070842B1 (ja) | 1999-02-02 | 1999-02-02 | 緊急通報システム端末機器および緊急通報システム |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP3070842B1 (ja) |
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-
1999
- 1999-02-02 JP JP11024510A patent/JP3070842B1/ja not_active Expired - Lifetime
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