JP3069319B2 - モノレーキ除塵機 - Google Patents
モノレーキ除塵機Info
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Description
において、水路に設置されたスクリーンに沿って、前記
スクリーンで捕捉された水中の塵芥をレーキにより掻き
上げて回収するモノレーキ除塵機に関する。
すように、水路501に設置されたスクリーン502に
沿って上下方向に昇降ガイド503を敷設し、この昇降
ガイド503に沿って昇降機505を昇降動作可能に設
けると共に、前記昇降機505には、前記スクリーン5
02で捕捉された水中の塵芥を掻き上げるレーキ504
と、レーキ504を開閉動作させるレーキ駆動機構50
6と、昇降機505を駆動する昇降駆動機構507とを
搭載した構造のものである。
を上昇させつつ、前記スクリーン502で捕捉された水
中の塵芥をレーキ504で掻き上げ、昇降機505が所
定の回収位置まで上昇したとき、掻き上げた塵芥を放出
して地上Sの回収機構508で回収する。
05が下降した際、前記昇降駆動機構507が水中に突
入すると、水中の塵芥などが昇降駆動機構507に付着
して動作不良を起こしたり、昇降駆動機構507が水に
濡れて腐食が早められたりするおそれがある。
め、昇降駆動機構507が水中に突入しないよう、前記
レーキ504を支持するアーム509を長くするなどの
工夫が施されているが、アーム509を長く設定する
と、昇降機505の全長も長くなり、昇降機505が上
昇した際、昇降機505の地上Sからの突出長が大きく
なる。その結果、地上Sの上方に大きな空間が必要とな
るが、フロアの階高の低い建物では、十分な空間を確保
できず、設備の設置が困難である。
建物については、従来は、水中と地上との間で、全周に
スクレーパを有する無端チェーンを回動させる方式の除
塵機を採用しているが、チェーン式の除塵機では、チェ
ーンや回動部が常時水中にあるため、塵芥が回動部など
に絡んで故障し易く、また腐食の進行も早くなり、保守
点検に手数を要し、維持費の負担も大きくなる。
れたもので、昇降機の全長を大きくせずに、下降時に昇
降駆動機構が水中へ突入するのを防止でき、しかもフロ
アの階高の低い建物にも設置できるモノレーキ除塵機を
提供することを目的とする。
スクリーンに沿って昇降動作する昇降機を備え、前記昇
降機に搭載されたレーキにより前記スクリーンで捕捉さ
れた水中の塵芥を掻き上げるようにしたモノレーキ除塵
機において、前記昇降機は、昇降機を駆動する昇降駆動
機構を支持する第1の支持部と、前記レーキおよびレー
キを開閉駆動するレーキ駆動機構を支持する第2の支持
部とを有し、第1の支持部と第2の支持部との間に、第
1の支持部に対して第2の支持部を相対的に往復動作さ
せる往復動機構を介在させたものである。
昇降機の昇降方向に沿うガイドレールと、このガイドレ
ールに移動自由に支持されるガイドローラとを有し、前
記ガイドレールとガイドローラとの一方は第1の支持部
に、他方は第2の支持部に、それぞれ設けると共に、第
1の支持部と第2の支持部との間に、第1の支持部に対
して第2の支持部を相対的に往復動作させるシリンダ機
構を設けている。
第1の支持部に対し、レーキ駆動機構を支持する第2の
支持部を離れる方向へ移行させて、昇降機の全長を伸長
させることにより、レーキが水中へ突入しても、昇降駆
動機構は水面上に定位する。また昇降機の上昇時には、
第1の支持部に対して、第2の支持部を近づける方向へ
移行させて、昇降機の全長を縮小させることにより、昇
降機の地上からの突出長さは小さくなる。
ダ機構を往復駆動することにより、ガイドローラがガイ
ドレールを転動し、第1の支持部に対して第2の支持部
が相対的に移行して、昇降機の全長が伸縮する。
ノレーキ除塵機の構成を示す。図示例のモノレーキ除塵
機は、下水処理場などの水路1の途中に設けられ、水路
1を遮るように設置されたスクリーン2に沿って水中の
塵芥を地上Sの上方位置まで掻き上げた後、塵芥搬送用
のコンベヤや塵芥回収用のコンテナなどの回収機構5へ
放出して回収する。なお図1の矢印Pは水流の方向を示
し、Hは水面を示す。
を捕捉するためのもので、水路1の断面形状に相応する
矩形枠内に縦長のバー材をすのこ状に設けて成る。スク
リーン2の下端は水路1の底面上に支持され、水路1の
下流側へ適当な角度だけ傾けた状態で複数の水平な支持
枠3により固定される。なお各支持枠3は、両端が水路
1の両側壁1a,1bにそれぞれ固定される。
クリーン2に対する上流側に、スクリーン2に沿って敷
設される昇降ガイド10と、この昇降ガイド10に沿っ
て昇降動作する昇降機20とを備えて成る。前記昇降機
20は、昇降機20を駆動する昇降駆動機構50を支持
する第1の支持部20Aと、レーキ30およびレーキ3
0を開閉動作させるレーキ駆動機構40を支持する第2
の支持部20Bとを有する。第1の支持部20Aと第2
の支持部20Bとの間には、第1の支持部20Aに対し
て、第2の支持部20Bを相対的に往復移行させる往復
動機構6が設けられる。
レール11,11と、各ガイドレール11に支持される
ガイド枠12とを備えて成るもので、前記ガイドレール
11,11は上端部が下方へ湾曲している。各ガイド枠
12は、水路幅に応じた長さの横枠12aの両端に縦枠
12b,12bがそれぞれ連結されて成る。各縦枠12
bは、前記ガイドレール11に固定され、各横枠12a
の下面の長さ中央には、前記昇降駆動機構50を構成す
るラック51が固定される。この昇降ガイド10は、高
さ中央部が固定金具13により、また上端部が支柱14
により、それぞれ地上Sに固定されると共に、水路1内
に位置する左右の縦枠12b,12bが水路1の両側壁
1a,1bに固定される。
に示すように、前後位置の両側に垂直ガイドローラ21
A,21Aがそれぞれ設けられている。各ガイドローラ
21Aは、左右のガイドレール11,11の内向きのガ
イド溝に摺動自由に係合させてある。なお、各ガイドレ
ール11の上端および下端には、昇降機20の昇降を規
制するストッパ(図示せず)がそれぞれ設けてある。
機構50の駆動源である油圧モータ52が搭載される。
この油圧モータ52の回転軸52aには、昇降ガイド1
0に沿って設けられたラック51に噛合するスプロケッ
トホイール53が装着されている。前記油圧モータ52
とスプロケットホイール53とで前記昇降駆動機構50
が構成されるもので、油圧モータ52を駆動してスプロ
ケットホイール53を正逆回転することにより、昇降機
20が昇降動作する。なお、昇降駆動機構50の駆動源
は、油圧モータ52に代えて電動モータを使用してもよ
い。
示すように、第1の支持部20Aの下方に位置するもの
で、第2の支持部20Bの前端部には、左右方向の回転
軸44が配備され、さらにその前方にレーキ30が配設
されている。
部30aによりスクリーン2で捕捉された塵芥を水面上
へ掻き上げるもので、レーキ30の両端部は左右のアー
ム31,31の先端により支持され、各アーム31の基
端は前記回転軸44に支持される。左右のアーム31,
31の先端部には、ローラ保持体32,32を介して案
内ローラ33,33がそれぞれ支持されており、各案内
ローラ33は、昇降機20の上昇時に、ガイドレール1
1に沿うレーキガイド34上を転動して、レーキ30を
図1および図4の実線で示す「閉位置」に設定する。
うに、その駆動源である油圧シリンダ41と、油圧シリ
ンダ41の動力をレーキ30に伝達して開閉動作させる
動力伝達機構42とから成る。油圧シリンダ41は、基
端部が第2の支持部20B上に設けられた枢支具43に
より上下に揺動自由に軸支される。
と、回転軸44に固定されたレバー45とを備える。油
圧シリンダ41は、ロッド41aの先端にレバー45の
先端がピン41Bで枢支連結してある。油圧シリンダ4
1は、昇降ガイド10の上端部の湾曲部分において、昇
降機20の傾き角度が変わることに追従するようストロ
ークに余裕を持たせると共に、開側および閉側に常時圧
力をかけている。
動機構40の油圧シリンダ41に作動油が供給されてロ
ッド41aが突出動作し、レバー45を介して回転軸4
4が正転する。これによりレーキ30は、図1の実線で
示す掻取可能な「閉位置」に設定される。
シリンダ41へ作動油を供給してロッド41aを引込動
作させると、レバー45を介して回転軸44が逆転し、
レーキ30は、図1および図4の鎖線で示す「開位置」
に設定される。
に対して、第2の支持部20Bを相対的に往復移動させ
ることにより、昇降機20の全長を伸縮調節可能とする
ものである。図示例の往復動機構6は、図6および図7
に示すように、第1の支持部20Aの下部の左右両端に
それぞれ固定された昇降方向に沿う一対のガイドレール
61,61と、第2の支持部20B上の前後位置に軸受
体62,62を介してそれぞれ支承された左右一対のガ
イドローラ63,63と、第1の支持部20Aに対して
第2の支持部20Bを相対移動可能に連結するシリンダ
機構64とから成る。なお、前記ガイドローラ63は第
1の支持部20Aに、ガイドレール61は第2の支持部
20Bに、それぞれ設けてもよい。
面コ字状に形成されたもである。各ガイドローラ63
は、内向きの垂直ローラで構成されており、各ガイドレ
ール61に移動自由に係合される。
に示すように、第1の支持部20Aと第2の支持部20
Aとの間の幅中央の位置に配設された油圧シリンダ65
と、第1の支持部20Aの下面後部に垂設された枢支具
66と、第2の支持部20Bの上面前部に立設された枢
支具67とを備えている。
支具66にピン68を介して揺動自由に枢支される一
方、ロッド65aの先端部をピン69を介して前記枢支
具67に枢支連結してある。この油圧シリンダ65に作
動油を供給してロッド65aを突出動作させると、第2
の支持部20Bが前進し、第1の支持部20Aとレーキ
30との距離が長くなり、昇降機20の全長が大きくな
る。一方、油圧シリンダ65に作動油を供給してロッド
65aを引込動作させると、第2の支持部20Bが後退
し、第1の支持部20Aとレーキ30との距離が短くな
り、昇降機20の全長が小さくなる。
レール61と各ガイドローラ63と油圧シリンダ65と
で構成したとき、構造が複雑化しないという利点があ
る。なお、往復動機構6は、図示例のものに限らず、第
1の支持部20Aと第2の支持部20Bとが相対的に移
行して、第1の支持部20Aとレーキ30との距離を可
変に設定できるものであれば、どのような構成であって
もよく、また第2の支持部20Bに対して、第1の支持
部20Aの方を往復動させる構造のものであってもよ
い。
と称される可撓性リンク70が支持フレーム71により
保持されている。可撓性リンク70は、短い複数のパイ
プ材を一連に連結して形成されており、この可撓性リン
ク70の内孔に可撓性を有する複数の給油管(図示せ
ず)が通してある。各給油管は、前記油圧モータ52お
よび油圧シリンダ41,65へ作動油を供給するための
ものであり、各給油管の他端は地上Sに設置された油圧
制御装置(図示せず)に接続される。
閉制御することにより、各給油管を介して前記油圧モー
タ52および油圧シリンダ41,65に対する作動油の
供給を制御し、昇降機20の昇降動作とレーキ30の開
閉動作と昇降機20の伸縮動作とを実現する。
す。図中、81はマイクロコンピュータであり、制御主
体であるCPU82と、プログラムが格納されるROM
83と、データの読み書きに供されるRAM84とを含
む。CPU82にはバス85を介して操作盤86,油圧
モータ用のポンプ87A,油圧シリンダ用のポンプポン
プ87B,87C,圧力センサ90,油圧モータ用およ
び油圧シリンダ用の各電磁弁91,92,93,リミッ
トスイッチ101などが接続されており、CPU82
は、ROM83に格納されたプログラムに従って入出力
を制御し、所定の処理を実行する。
電源スイッチ,運転モード切換スイッチ,前進スイッ
チ,後退スイッチ,停止スイッチ,レーキ開動作スイッ
チ,レーキ閉動作スイッチなどの各種スイッチが配設さ
れている。各ポンプ87A,87B,87Cは、油圧モ
ータ52および油圧シリンダ41,65Bへ作動油を供
給する。圧力センサ90および各電磁弁91,92,9
3は、油圧回路中に介装されており、圧力センサ99
は、塵芥の掻上時にロック状態となって昇降機20が停
止したとき、これを検知する。第1の油圧モータ用電磁
弁91は、油圧モータ52の正逆回転の切換を、第2の
油圧シリンダ用電磁弁92は、油圧シリンダ41の往復
動作の切換を、また第3の油圧シリンダ用電磁弁93
は、油圧シリンダ65の往復動作の切換を、それぞれ行
うためのものである。前記リミットスイッチ101は、
昇降ガイド10の昇降機20の移行経路沿いに配備され
ており、昇降機20の下降時に、第1の支持部20Aが
水面H上の所定位置に到達したとき、昇降機20の適所
により押操作されてオンする。
ュータ81による制御の流れを示しており、以下、同図
に従ってモノレーキ除塵機の動作を説明する。なお図
中、STは制御の流れにおける各ステップを示す。図9
において、ST1で操作盤86の電源スイッチがオン操
作されると、つぎにCPU82は、運転モード切換スイ
ッチが操作されたかどうかを判別する(ST2)。この
運転モード切換スイッチは、「自動運転」か「手動運
転」かを切り換えるためのものであり、CPU92は、
スイッチ操作に応じていずれかの運転モードを設定する
(ST3)。
4が「YES」となり、もし自動運転モードが設定され
ていれば、ST5からST6へ進み、CPU82は自動
運転処理を実行する。もし手動運転モードが設定されて
いれば、ST5からST7へ進み、CPU82は手動運
転処理を実行する。
流れを示す。自動運転モードのときは、図9のST4で
前進スイッチが操作されたことに応答して、CPU82
は油圧モータ52を前進駆動させて昇降機20を下降さ
せる(ST6−1)。昇降機20の下降時、レーキ30
は「開位置」に設定される。
降駆動機構50を搭載した第1の支持部20Aが水中に
突入しない所定位置でリミットスイッチ101がオンす
る(ST6−2)。このときCPU82は油圧モータ5
2の駆動を停止させ、昇降機20の下降を停止させる
(ST6−3)。
シリンダ65を駆動することにより、第1の支持部20
Aに対し、第2の支持部20Bを離れる方向へ前進移行
させる(ST6−4)。第2の支持部20Bの前進によ
りレーキ30がスクリーン2の下端に達してストッパに
突き当たると、油圧回路の油圧が上昇して圧力センサ9
0がオンする(ST6−5)。CPU82はST6−6
で油圧シリンダ65の駆動を停止させた後、レーキ駆動
機構40の油圧シリンダ41を駆動してレーキ30を閉
動作させる(ST6−7)。このとき、第1の支持部2
0Aに搭載された昇降駆動機構50は、水中に突入する
ことなく、水面H上に定位している。
82は、油圧シリンダ65を駆動して、第1の支持部2
0Aに対し、第2の支持部20Bを近づける方向へ後退
移行させ(ST6−8)、油圧モータ52を駆動させて
昇降機20を上昇させる(ST6−9)。上昇時、レー
キ30はスクリーン2に捕捉された塵芥を掻き上げてゆ
く。
てストッパに突き当たると、油圧回路の油圧が上昇して
圧力センサ90がオンし(ST6−10)、CPU82
は油圧モータ52の駆動を停止させる(ST6−1
1)。このとき、第1の支持部20Aに対して第2の支
持部20Bが後退しているので、昇降機20の全長は小
さくなっている。
駆動してレーキ30を開動作させると(ST6−1
2)、レーキ30により掻き集められた塵芥が放出さ
れ、下方に位置する回収機構5で回収される。
操作されたかどうかが判定され、その判定が「NO」で
あれば、ST6−1へ戻って同様の手順が実行される。
もし停止スイッチが操作されると、ST6−13が「Y
ES」となり、続くST6−14で電源スイッチがオフ
操作されると、自動運転モードによる一連の作業が完了
する。
流れを示す。手動運転モードのときは、図9のST4で
前進スイッチが操作されたことに応答して、CPU82
は油圧モータ52を前進駆動させて昇降機20を下降さ
せる(ST7−1)。つぎのST7−2は、停止スイッ
チが操作されたかどうか、続くST7−3は圧力センサ
90がオンしたかどうか、さらにはST7−4〜ST7
−10は他のスイッチが操作されたかどうかを判定して
いる。
は、昇降機20が昇降ガイド10の下端に到達する前
に、停止スイッチが操作される。これによりST7−2
が「YES」となり、CPU82は油圧モータ52を停
止させる(ST7−11)。もし停止スイッチが操作さ
れずに昇降機20がストッパに突き当たると、油圧回路
の油圧が上昇して圧力センサ90がオンし、ST7−3
が「YES」となって、CPU82は油圧モータ52の
駆動を強制的に停止させる(ST7−11)。
1の支持部20Aが水面上の所定位置に到達したとき
に、レーキ前進スイッチが操作されると、ST7−8の
判定が「YES」となり、第2の支持部20Bは、第1
の支持部20Aに対して離れる方向へ前進し、レーキ3
0は水中に突入する(ST7−16)。
と、ST7−7が「YES」となり、CPU82はレー
キ駆動機構40の油圧シリンダ41を駆動してレーキ3
0を閉動作させる(ST7−15)。これにより水中に
浮遊する塵芥はレーキ30により掻き集められる。
と、ST7−9の判定が「YES」となり、第2の支持
部20Bが後退動作し(ST7−17)、これにより昇
降機20の全長が短くなる。
7−4が「YES」となり、CPU82は、油圧モータ
52を後退駆動させて昇降機20を上昇させ、レーキ3
0は掻き集めた浮遊塵芥とともにスクリーン2に捕捉さ
れた塵芥を掻き上げてゆく(ST7−12)。
る前に、停止スイッチが操作されると、ST7−2が
「YES」となり、CPU82は油圧モータ52を停止
させる(ST7−11)。もし停止スイッチが操作され
ずに昇降機20がストッパに突き当たると、油圧回路の
油圧が上昇して圧力センサ90がオンし(ST7−
3)、CPU82は油圧モータ52の駆動を停止させる
(ST7−11)。
と、ST7−6が「YES」となり、CPU82はレー
キ駆動機構40の油圧シリンダ41を駆動してレーキ3
0を開動作させる(ST7−14)。これによりレーキ
30により掻き集められた塵芥が放出され、下方に位置
する回収機構5で回収される。
7−5が「YES」となり、CPU82は油圧モータ5
2を前進駆動させ、昇降機20を下降させる(ST7−
13)。もし手動運転の途中で電源スイッチがオフ操作
されると、ST7−10が「YES」となり、手動運転
モードによる一連の作業が完了する。
支持する第1の支持部に対し、レーキおよびレーキを開
閉駆動するレーキ駆動機構を支持する第2の支持部を、
往復動機構を介して相対的に往復移動可能に構成したか
ら、昇降機の下降時に、第1の支持部に対し、第2の支
持部を離れる方向へ移行させて昇降機の全長を伸長させ
ることにより、昇降駆動機構を水中に突入させることな
く、塵芥の掻上が可能となり、昇降駆動機構の動作不良
を防止でき、また腐食の進行を抑制できる。また昇降機
の上昇時に、第1の支持部に対して第2の支持部を近づ
ける方向へ移行させて昇降機の全長を縮小させることに
より、昇降機の地上からの突出長を小さくでき、フロア
の階高の低い建屋内であっても、設備を設置できる。さ
らにチェーン式の除塵機と比べて、故障が少なく、保守
点検の手数が大幅に省けると共に、維持費の負担を低減
できる。
ドレールと、このガイドレールに支持されるガイドロー
ラと、第1,第2の支持部間に設けるシリンダ機構とで
往復動機構を構成したから、構造の複雑化を招くことな
く、昇降機の伸縮動作を実現できる。
側面図である。
る。
る。
ある。
ローチャートである。
制御手順を示すフローチャートである。
制御手順を示すフローチャートである。
Claims (2)
- 【請求項1】 水路を遮るスクリーンに沿って昇降動作
する昇降機を備え、前記昇降機に搭載されたレーキによ
り前記スクリーンで捕捉された水中の塵芥を掻き上げる
ようにしたモノレーキ除塵機において、 前記昇降機は、昇降機を駆動する昇降駆動機構を支持す
る第1の支持部と、前記レーキおよびレーキを開閉駆動
するレーキ駆動機構を支持する第2の支持部とを有し、
第1の支持部と第2の支持部との間に、第1の支持部に
対して第2の支持部を相対的に往復動作させる往復動機
構を介在させて成るモノレーキ除塵機。 - 【請求項2】 前記往復動機構は、昇降機の昇降方向に
沿うガイドレールと、このガイドレールに移動自由に支
持されるガイドローラとを有し、前記ガイドレールとガ
イドローラとの一方は第1の支持部に、他方は第2の支
持部に、それぞれ設けると共に、第1の支持部と第2の
支持部との間に、第1の支持部に対して第2の支持部を
相対的に往復動作させるシリンダ機構を設けて構成され
ている請求項1に記載されたモノレーキ除塵機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9320368A JP3069319B2 (ja) | 1997-11-05 | 1997-11-05 | モノレーキ除塵機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9320368A JP3069319B2 (ja) | 1997-11-05 | 1997-11-05 | モノレーキ除塵機 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH11137913A JPH11137913A (ja) | 1999-05-25 |
JP3069319B2 true JP3069319B2 (ja) | 2000-07-24 |
Family
ID=18120706
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP9320368A Expired - Lifetime JP3069319B2 (ja) | 1997-11-05 | 1997-11-05 | モノレーキ除塵機 |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP3069319B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR101332278B1 (ko) * | 2013-09-11 | 2013-11-22 | 에이치씨테크 주식회사 | 동조기어장치를 가지는 상승개폐식 로터리 제진기 |
-
1997
- 1997-11-05 JP JP9320368A patent/JP3069319B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH11137913A (ja) | 1999-05-25 |
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