JP3067732B2 - 半導体装置のアライメント装置及びアライメント方法 - Google Patents
半導体装置のアライメント装置及びアライメント方法Info
- Publication number
- JP3067732B2 JP3067732B2 JP10089885A JP8988598A JP3067732B2 JP 3067732 B2 JP3067732 B2 JP 3067732B2 JP 10089885 A JP10089885 A JP 10089885A JP 8988598 A JP8988598 A JP 8988598A JP 3067732 B2 JP3067732 B2 JP 3067732B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- alignment
- mark
- alignment mark
- layer
- detecting
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
- 239000004065 semiconductor Substances 0.000 title claims description 23
- 238000000034 method Methods 0.000 title claims description 22
- 238000001514 detection method Methods 0.000 claims description 21
- 230000002787 reinforcement Effects 0.000 claims 1
- 239000010410 layer Substances 0.000 description 45
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 9
- 230000010354 integration Effects 0.000 description 3
- 238000010276 construction Methods 0.000 description 1
- 230000007423 decrease Effects 0.000 description 1
- 239000011229 interlayer Substances 0.000 description 1
- 230000001678 irradiating effect Effects 0.000 description 1
Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01L—SEMICONDUCTOR DEVICES NOT COVERED BY CLASS H10
- H01L21/00—Processes or apparatus adapted for the manufacture or treatment of semiconductor or solid state devices or of parts thereof
-
- G—PHYSICS
- G03—PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
- G03F—PHOTOMECHANICAL PRODUCTION OF TEXTURED OR PATTERNED SURFACES, e.g. FOR PRINTING, FOR PROCESSING OF SEMICONDUCTOR DEVICES; MATERIALS THEREFOR; ORIGINALS THEREFOR; APPARATUS SPECIALLY ADAPTED THEREFOR
- G03F9/00—Registration or positioning of originals, masks, frames, photographic sheets or textured or patterned surfaces, e.g. automatically
- G03F9/70—Registration or positioning of originals, masks, frames, photographic sheets or textured or patterned surfaces, e.g. automatically for microlithography
- G03F9/7073—Alignment marks and their environment
- G03F9/7084—Position of mark on substrate, i.e. position in (x, y, z) of mark, e.g. buried or resist covered mark, mark on rearside, at the substrate edge, in the circuit area, latent image mark, marks in plural levels
-
- G—PHYSICS
- G03—PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
- G03F—PHOTOMECHANICAL PRODUCTION OF TEXTURED OR PATTERNED SURFACES, e.g. FOR PRINTING, FOR PROCESSING OF SEMICONDUCTOR DEVICES; MATERIALS THEREFOR; ORIGINALS THEREFOR; APPARATUS SPECIALLY ADAPTED THEREFOR
- G03F9/00—Registration or positioning of originals, masks, frames, photographic sheets or textured or patterned surfaces, e.g. automatically
- G03F9/70—Registration or positioning of originals, masks, frames, photographic sheets or textured or patterned surfaces, e.g. automatically for microlithography
- G03F9/7073—Alignment marks and their environment
- G03F9/7076—Mark details, e.g. phase grating mark, temporary mark
Landscapes
- Physics & Mathematics (AREA)
- General Physics & Mathematics (AREA)
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Condensed Matter Physics & Semiconductors (AREA)
- Manufacturing & Machinery (AREA)
- Computer Hardware Design (AREA)
- Microelectronics & Electronic Packaging (AREA)
- Power Engineering (AREA)
- Exposure Of Semiconductors, Excluding Electron Or Ion Beam Exposure (AREA)
- Exposure And Positioning Against Photoresist Photosensitive Materials (AREA)
- Container, Conveyance, Adherence, Positioning, Of Wafer (AREA)
- Length Measuring Devices By Optical Means (AREA)
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、半導体装置のアラ
イメント装置及びアライメント方法に係わり、特に、チ
ップに占めるアライメントマークの面積を減少させた半
導体装置、及び、この半導体装置に好適なアライメント
時間を短縮させたアライメント装置に関する。
イメント装置及びアライメント方法に係わり、特に、チ
ップに占めるアライメントマークの面積を減少させた半
導体装置、及び、この半導体装置に好適なアライメント
時間を短縮させたアライメント装置に関する。
【0002】
【従来の技術】アライメント装置において、異なる下地
に形成したアライメントマークを用いてアライメントす
る場合、例えば、最下層に形成したマークを用いて上層
でアライメントする場合、アライメント光が層間膜を透
過することでアライメント誤差が生じ、その結果、アラ
イメント精度が低下する。
に形成したアライメントマークを用いてアライメントす
る場合、例えば、最下層に形成したマークを用いて上層
でアライメントする場合、アライメント光が層間膜を透
過することでアライメント誤差が生じ、その結果、アラ
イメント精度が低下する。
【0003】一方、上層で形成したアライメントマーク
を用いてマスクとウエーハとの相対的な位置合わせ、即
ち、アライメントする場合には、各工程で形成されたマ
ークは、夫々累積された誤差を含むから、この場合も、
アライメント誤差が問題になる。そして、一般的には、
アライメントの都度、どの層に形成したマークを用いて
アライメントするのが最適であるかを選択しながらアラ
イメントを行っている。
を用いてマスクとウエーハとの相対的な位置合わせ、即
ち、アライメントする場合には、各工程で形成されたマ
ークは、夫々累積された誤差を含むから、この場合も、
アライメント誤差が問題になる。そして、一般的には、
アライメントの都度、どの層に形成したマークを用いて
アライメントするのが最適であるかを選択しながらアラ
イメントを行っている。
【0004】この為、より上層でのアライメントは、各
層に形成したアライメントマークの精度を検出して得ら
れたデータを比較し、最良のマークを選択するようにし
ているから、アライメントに多くの時間を費やすという
問題があった。又、従来のアライメントマークは、図5
に示したように、走査方向に(回析格子の距離X)×
(回析格子の本数)の幅、具体的には100μm以上の
幅を持ち、しかも、複数の下地でのアライメントを行う
から、図5のアライメントマーク21、22のように必
然的にかなりの面積を必要とし、この為、半導体集積回
路の高集積化を阻害しているという問題があった。
層に形成したアライメントマークの精度を検出して得ら
れたデータを比較し、最良のマークを選択するようにし
ているから、アライメントに多くの時間を費やすという
問題があった。又、従来のアライメントマークは、図5
に示したように、走査方向に(回析格子の距離X)×
(回析格子の本数)の幅、具体的には100μm以上の
幅を持ち、しかも、複数の下地でのアライメントを行う
から、図5のアライメントマーク21、22のように必
然的にかなりの面積を必要とし、この為、半導体集積回
路の高集積化を阻害しているという問題があった。
【0005】なおアライメント装置としては、特開昭6
3−237522、実開昭64−25413号公報等が
知られているが、上記したような問題点を解決するもの
ではない。
3−237522、実開昭64−25413号公報等が
知られているが、上記したような問題点を解決するもの
ではない。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、上記
した従来技術の欠点を改良し、特に、アライメントに要
する時間を短縮した新規な半導体装置のアライメント装
置とそのアライメント方法を提供するものである。
した従来技術の欠点を改良し、特に、アライメントに要
する時間を短縮した新規な半導体装置のアライメント装
置とそのアライメント方法を提供するものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は上記した目的を
達成するため、基本的には、以下に記載されたような技
術構成を採用するものである。
達成するため、基本的には、以下に記載されたような技
術構成を採用するものである。
【0008】又、本発明に係わるアライメント装置の第
1態様は、第1の層に形成した第1のアライメントマー
クと、前記第1の層と異なる第2の層に形成した第2の
アライメントマークとを備えた半導体装置のアライメン
ト装置において、前記第1のアライメントマークに対す
る第2のアライメントマークの位置座標を求める第1の
検出手段と、前記第1の検出手段が検出した第1のアラ
イメントマークの位置と第2のアライメントマークの位
置とのずれを検出する第2の検出手段と、前記第2の検
出手段が検出したずれの分布が予め定めた所定の値以内
であるか否かを検出する第3の検出手段と、前記第3の
検出手段が前記ずれの分布が予め定めた所定の値以内で
あることを検出した時、前記第2のアライメントマーク
を選択することでアライメントを行うアライメント手段
と、で構成したことを特徴とするものであり、 又、第2
態様は、第1の層に形成した第1のアライメントマーク
と、前記第1の層と異なる第2の層に形成した第2のア
ライメントマークとを備えた半導体装置のアライメント
装置において、前記第1のアライメントマークに対する
第2のアライメントマークの位置座標を求める第1の検
出手段と、前記第1の検出手段が検出した第1のアライ
メントマークの位置と第2のアライメントマークの位置
とのずれを検出する第2の検出手段と、前記第2の検出
手段が検出したずれの分布が予め定めた所定の値以内で
あるか否かを検出する第3の検出手段と、前記第1の検
出手段が検出した位置座標から、第1のアライメントマ
ークの位置に対する第2のアライメントマークの位置の
オフセット等の線形誤差成分を補正し、その残留誤差を
検出する第4の検出手段と、前記第4の検出手段が検出
した残留誤差が予め定めた所定の値以内であるか否かを
検出する第5の検出手段と、前記第3の検出手段が前記
ずれの分布が予め定めた所定の値以内であることを検出
し、且つ、前記第5の検出手段が前記残留誤差が予め定
めた所定の値以内であることを検出した時、前記第2の
アライメントマークを選択することでアライメントを行
うアライメント手段と、で構成したことを特徴とするも
のであり、又、第3態様は、前記第2のアライメントマ
ークは、前記第1のアライメントマークが形成された層
より上の層に形成されているものであることを特徴とす
るものであり、又、第4態様は、前記第1のアライメン
トマークと第2のアライメントマークとが回析格子間の
距離程度に近接して配置されていることを特徴とするも
のである。
1態様は、第1の層に形成した第1のアライメントマー
クと、前記第1の層と異なる第2の層に形成した第2の
アライメントマークとを備えた半導体装置のアライメン
ト装置において、前記第1のアライメントマークに対す
る第2のアライメントマークの位置座標を求める第1の
検出手段と、前記第1の検出手段が検出した第1のアラ
イメントマークの位置と第2のアライメントマークの位
置とのずれを検出する第2の検出手段と、前記第2の検
出手段が検出したずれの分布が予め定めた所定の値以内
であるか否かを検出する第3の検出手段と、前記第3の
検出手段が前記ずれの分布が予め定めた所定の値以内で
あることを検出した時、前記第2のアライメントマーク
を選択することでアライメントを行うアライメント手段
と、で構成したことを特徴とするものであり、 又、第2
態様は、第1の層に形成した第1のアライメントマーク
と、前記第1の層と異なる第2の層に形成した第2のア
ライメントマークとを備えた半導体装置のアライメント
装置において、前記第1のアライメントマークに対する
第2のアライメントマークの位置座標を求める第1の検
出手段と、前記第1の検出手段が検出した第1のアライ
メントマークの位置と第2のアライメントマークの位置
とのずれを検出する第2の検出手段と、前記第2の検出
手段が検出したずれの分布が予め定めた所定の値以内で
あるか否かを検出する第3の検出手段と、前記第1の検
出手段が検出した位置座標から、第1のアライメントマ
ークの位置に対する第2のアライメントマークの位置の
オフセット等の線形誤差成分を補正し、その残留誤差を
検出する第4の検出手段と、前記第4の検出手段が検出
した残留誤差が予め定めた所定の値以内であるか否かを
検出する第5の検出手段と、前記第3の検出手段が前記
ずれの分布が予め定めた所定の値以内であることを検出
し、且つ、前記第5の検出手段が前記残留誤差が予め定
めた所定の値以内であることを検出した時、前記第2の
アライメントマークを選択することでアライメントを行
うアライメント手段と、で構成したことを特徴とするも
のであり、又、第3態様は、前記第2のアライメントマ
ークは、前記第1のアライメントマークが形成された層
より上の層に形成されているものであることを特徴とす
るものであり、又、第4態様は、前記第1のアライメン
トマークと第2のアライメントマークとが回析格子間の
距離程度に近接して配置されていることを特徴とするも
のである。
【0009】又、本発明に係るアライメント方法の第1
態様は、第1の層に形成した第1のアライメントマーク
と、前記第1の層と異なる第2の層に形成した第2のア
ライメントマークとを備えた半導体装置のアライメント
方法において、前記第1のアライメントマークに対する
第2のアライメントマークの位置座標を求める第1の工
程と、前記第1の工程で検出した第1のアライメントマ
ークの位置と第2のアライメントマークの位置とのずれ
を検出する第2の工程と、前記第2の工程で検出したず
れの分布が予め定めた所定の値以内であるか否かを検出
する第3の工程と、前記第3の工程で前記ずれの分布が
予め定めた所定の値以内であることを検出した時、前記
第2のアライメントマークを選択することでアライメン
トを行う第4の工程と、を含むことを特徴とするもので
あり、又、第2態様は、第1の層に形成した第1のアラ
イメントマークと、前記第1の層と異なる第2の層に形
成した第2のアライメントマークとを備えた半導体装置
のアライメント方法において、前記第1のアライメント
マークに対する第2のアライメントマークの位置座標を
求める第1の工程と、前記第1の工程で検出した第1の
アライメントマークの位置と第2のアライメントマーク
の位置とのずれを検出する第2の工程と、前記第2の工
程で検出したずれの分布が予め定めた所定の値以内であ
るか否かを検出する第3の工程と、前記第1の工程で検
出した位置座標から、第1のアライメントマークの位置
に対する第2のアライメントマークの位置のオフセット
等の線形誤差成分を補正し、その残留誤差を検出する第
4の工程と、前記第4の工程で検出した残留誤差が予め
定めた所定の値以内であるか否かを検出する第5の工程
と、前記第3の工程で前記ずれの分布が予め定めた所定
の値以内であることを検出し、且つ、前記第5の工程で
前記残留誤差が予め定めた所定の値以内であることを検
出した時、前記第2のアライメントマークを選択するこ
とでアライメントを行う第6の工程と、を含むことを特
徴とするものである。
態様は、第1の層に形成した第1のアライメントマーク
と、前記第1の層と異なる第2の層に形成した第2のア
ライメントマークとを備えた半導体装置のアライメント
方法において、前記第1のアライメントマークに対する
第2のアライメントマークの位置座標を求める第1の工
程と、前記第1の工程で検出した第1のアライメントマ
ークの位置と第2のアライメントマークの位置とのずれ
を検出する第2の工程と、前記第2の工程で検出したず
れの分布が予め定めた所定の値以内であるか否かを検出
する第3の工程と、前記第3の工程で前記ずれの分布が
予め定めた所定の値以内であることを検出した時、前記
第2のアライメントマークを選択することでアライメン
トを行う第4の工程と、を含むことを特徴とするもので
あり、又、第2態様は、第1の層に形成した第1のアラ
イメントマークと、前記第1の層と異なる第2の層に形
成した第2のアライメントマークとを備えた半導体装置
のアライメント方法において、前記第1のアライメント
マークに対する第2のアライメントマークの位置座標を
求める第1の工程と、前記第1の工程で検出した第1の
アライメントマークの位置と第2のアライメントマーク
の位置とのずれを検出する第2の工程と、前記第2の工
程で検出したずれの分布が予め定めた所定の値以内であ
るか否かを検出する第3の工程と、前記第1の工程で検
出した位置座標から、第1のアライメントマークの位置
に対する第2のアライメントマークの位置のオフセット
等の線形誤差成分を補正し、その残留誤差を検出する第
4の工程と、前記第4の工程で検出した残留誤差が予め
定めた所定の値以内であるか否かを検出する第5の工程
と、前記第3の工程で前記ずれの分布が予め定めた所定
の値以内であることを検出し、且つ、前記第5の工程で
前記残留誤差が予め定めた所定の値以内であることを検
出した時、前記第2のアライメントマークを選択するこ
とでアライメントを行う第6の工程と、を含むことを特
徴とするものである。
【0010】
【発明の実施の形態】本発明のアライメント方法による
半導体装置は、第1の層に形成した第1のアライメント
マークと、前記第1の層と異なる第2の層に形成した第
2のアライメントマークとを備えた半導体装置におい
て、前記第1のアライメントマークと第2のアライメン
トマークとが回析格子間の距離程度に近接して配置され
ていることを特徴とするものであるから、チップ上でア
ライメントマークが占有する面積が小さくなり、高集積
化が可能になる。
半導体装置は、第1の層に形成した第1のアライメント
マークと、前記第1の層と異なる第2の層に形成した第
2のアライメントマークとを備えた半導体装置におい
て、前記第1のアライメントマークと第2のアライメン
トマークとが回析格子間の距離程度に近接して配置され
ていることを特徴とするものであるから、チップ上でア
ライメントマークが占有する面積が小さくなり、高集積
化が可能になる。
【0011】又、本発明のアライメント装置は、第1の
層に形成した第1のアライメントマークと、前記第1の
層と異なる第2の層に形成した第2のアライメントマー
クとを備えた半導体装置のアライメント装置において、
前記第1のアライメントマークに対する第2のアライメ
ントマークの位置座標を求める第1の検出手段と、前記
第1の検出手段が検出した第1のアライメントマークの
位置と第2のアライメントマークの位置とのずれを検出
する第2の検出手段と、前記第2の検出手段が検出した
ずれの分布が予め定めた所定の値以内であるか否かを検
出する第3の検出手段と、前記第3の検出手段が前記ず
れの分布が予め定めた所定の値以内であることを検出し
た時、前記第2のアライメントマークを選択することで
アライメントを行うアライメント手段とで構成したもの
であるから、アライメントマークの選定に多くの時間を
要しない。このため、アライメントに要する時間が短縮
され、生産性が向上する。
層に形成した第1のアライメントマークと、前記第1の
層と異なる第2の層に形成した第2のアライメントマー
クとを備えた半導体装置のアライメント装置において、
前記第1のアライメントマークに対する第2のアライメ
ントマークの位置座標を求める第1の検出手段と、前記
第1の検出手段が検出した第1のアライメントマークの
位置と第2のアライメントマークの位置とのずれを検出
する第2の検出手段と、前記第2の検出手段が検出した
ずれの分布が予め定めた所定の値以内であるか否かを検
出する第3の検出手段と、前記第3の検出手段が前記ず
れの分布が予め定めた所定の値以内であることを検出し
た時、前記第2のアライメントマークを選択することで
アライメントを行うアライメント手段とで構成したもの
であるから、アライメントマークの選定に多くの時間を
要しない。このため、アライメントに要する時間が短縮
され、生産性が向上する。
【0012】
【実施例】以下に、本発明に係わる半導体装置のアライ
メント装置及びアライメント方法の具体例を図面を参照
しながら詳細に説明する。図1(a)〜(c)は、本発
明に係わる半導体装置の具体例を示す図であって、これ
らの図には、第1の層5に形成した第1のアライメント
マーク1と、前記第1の層5と異なる第2の層6に形成
した第2のアライメントマーク2とを備えた半導体装置
において、前記第1のアライメントマーク1と第2のア
ライメントマーク2とが回析格子間の距離X程度に近接
して配置されている半導体装置が示されている。
メント装置及びアライメント方法の具体例を図面を参照
しながら詳細に説明する。図1(a)〜(c)は、本発
明に係わる半導体装置の具体例を示す図であって、これ
らの図には、第1の層5に形成した第1のアライメント
マーク1と、前記第1の層5と異なる第2の層6に形成
した第2のアライメントマーク2とを備えた半導体装置
において、前記第1のアライメントマーク1と第2のア
ライメントマーク2とが回析格子間の距離X程度に近接
して配置されている半導体装置が示されている。
【0013】又、図2は本発明のアライメント装置の機
能ブロック図であり、図2には、第1の層5に形成した
第1のアライメントマーク1と、前記第1の層5と異な
る第2の層6に形成した第2のアライメントマーク2と
を備えた半導体装置のアライメント装置において、前記
第1のアライメントマーク1に対する第2のアライメン
トマーク2の位置座標を求める第1の検出手段11と、
前記第1の検出手段11が検出した第1のアライメント
マーク1の位置と第2のアライメントマーク2の位置と
のずれΔXを検出する第2の検出手段12と、前記第2
の検出手段12が検出したずれΔXの分布が予め定めた
所定の値以内であるか否かを検出する第3の検出手段1
3と、前記第3の検出手段13が前記ずれΔXの分布が
予め定めた所定の値以内であることを検出した時、前記
第2のアライメントマーク2を選択することでアライメ
ントを行う選択アライメント実行手段(アライメント手
段)14とで構成したことを特徴とするアライメント装
置が示されている。
能ブロック図であり、図2には、第1の層5に形成した
第1のアライメントマーク1と、前記第1の層5と異な
る第2の層6に形成した第2のアライメントマーク2と
を備えた半導体装置のアライメント装置において、前記
第1のアライメントマーク1に対する第2のアライメン
トマーク2の位置座標を求める第1の検出手段11と、
前記第1の検出手段11が検出した第1のアライメント
マーク1の位置と第2のアライメントマーク2の位置と
のずれΔXを検出する第2の検出手段12と、前記第2
の検出手段12が検出したずれΔXの分布が予め定めた
所定の値以内であるか否かを検出する第3の検出手段1
3と、前記第3の検出手段13が前記ずれΔXの分布が
予め定めた所定の値以内であることを検出した時、前記
第2のアライメントマーク2を選択することでアライメ
ントを行う選択アライメント実行手段(アライメント手
段)14とで構成したことを特徴とするアライメント装
置が示されている。
【0014】更に、第2のアライメント装置の具体例と
して、前記第1のアライメントマーク1に対する第2の
アライメントマーク2の位置座標を求める第1の検出手
段11と、前記第1の検出手段11が検出した第1のア
ライメントマーク1の位置と第2のアライメントマーク
2の位置とのずれΔXを検出する第2の検出手段12
と、前記第2の検出手段12が検出したずれΔXの分布
が予め定めた所定の値以内であるか否かを検出する第3
の検出手段13と、前記第1の検出手段11が検出した
位置座標から、第1のアライメントマーク1の位置に対
する第2のアライメントマーク2の位置のオフセット等
の線形誤差成分を補正し、その残留誤差を検出する第4
の検出手段15と、前記第4の検出手段15が検出した
残留誤差が予め定めた所定の値以内であるか否かを検出
する第5の検出手段16と、前記第3の検出手段13が
前記ずれΔXの分布が予め定めた所定の値以内であるこ
とを検出し、且つ、前記第5の検出手段16が前記残留
誤差が予め定めた所定の値以内であることを検出した
時、前記第2のアライメントマーク2を選択することで
アライメントを行うアライメント手段17とで構成した
アライメント装置も示されている。
して、前記第1のアライメントマーク1に対する第2の
アライメントマーク2の位置座標を求める第1の検出手
段11と、前記第1の検出手段11が検出した第1のア
ライメントマーク1の位置と第2のアライメントマーク
2の位置とのずれΔXを検出する第2の検出手段12
と、前記第2の検出手段12が検出したずれΔXの分布
が予め定めた所定の値以内であるか否かを検出する第3
の検出手段13と、前記第1の検出手段11が検出した
位置座標から、第1のアライメントマーク1の位置に対
する第2のアライメントマーク2の位置のオフセット等
の線形誤差成分を補正し、その残留誤差を検出する第4
の検出手段15と、前記第4の検出手段15が検出した
残留誤差が予め定めた所定の値以内であるか否かを検出
する第5の検出手段16と、前記第3の検出手段13が
前記ずれΔXの分布が予め定めた所定の値以内であるこ
とを検出し、且つ、前記第5の検出手段16が前記残留
誤差が予め定めた所定の値以内であることを検出した
時、前記第2のアライメントマーク2を選択することで
アライメントを行うアライメント手段17とで構成した
アライメント装置も示されている。
【0015】次に、本発明を更に詳細に説明する。図1
のアライメントマーク(以下、単にマークという)は、
回析格子に単色光を当てながら走査することで、回析光
を検出するタイプのマークであり、このマークがチップ
を形成する夫々の領域7に隣接し、且つ、X方向とY方
向との位置座標の検出を行うために夫々二個所マークM
1、M2が設けられている。
のアライメントマーク(以下、単にマークという)は、
回析格子に単色光を当てながら走査することで、回析光
を検出するタイプのマークであり、このマークがチップ
を形成する夫々の領域7に隣接し、且つ、X方向とY方
向との位置座標の検出を行うために夫々二個所マークM
1、M2が設けられている。
【0016】そして、第1層のマーク1と、この第1層
の上層に形成されたマーク2とが回析格子の距離X程度
に近接して配置され、マークM1又はM2を構成してい
る。第1のマークと第2のマークとは、重ね合わせ誤
差、ステージ移動誤差、レチクル上のマーク位置誤差等
の要因により、ΔXだけずれると共にばらつく。図1
(a)では、第1工程で形成した下層のマーク(白四角
で示した)1が左右両側に配置され、第2工程で形成し
た上層のマーク(黒四角で示した)2がマーク1の間に
形成されているが、第1工程で形成したマーク1と第2
工程で形成したマーク2とが回析格子の距離X程度に近
接して配置されていれば、これらの配置はどのような配
置でも構わない。
の上層に形成されたマーク2とが回析格子の距離X程度
に近接して配置され、マークM1又はM2を構成してい
る。第1のマークと第2のマークとは、重ね合わせ誤
差、ステージ移動誤差、レチクル上のマーク位置誤差等
の要因により、ΔXだけずれると共にばらつく。図1
(a)では、第1工程で形成した下層のマーク(白四角
で示した)1が左右両側に配置され、第2工程で形成し
た上層のマーク(黒四角で示した)2がマーク1の間に
形成されているが、第1工程で形成したマーク1と第2
工程で形成したマーク2とが回析格子の距離X程度に近
接して配置されていれば、これらの配置はどのような配
置でも構わない。
【0017】図2は、上記した半導体装置のアライメン
トに好適なアライメント装置の機能ブロック図であり、
このブロック図を参照して本発明のアライメント装置と
そのアライメント方法を説明する。図2において、11
は第1のアライメントマーク1に対する第2のアライメ
ントマーク2の位置座標を求める第1の検出手段、12
は前記第1の検出手段11が検出した第1のアライメン
トマーク1の位置と第2のアライメントマーク2の位置
とのずれΔXを検出する第2の検出手段である。又、1
3は前記第2の検出手段12が検出した各マークのずれ
ΔXの分布が予め定めた所定の値、具体的には、3σ以
内であるか否かを検出する第3の検出手段13であり、
14は前記第3の検出手段13が前記ずれΔXの分布が
予め定めた所定の値3σ以内であることを検出した時、
前記第2のアライメントマーク2を選択することでアラ
イメントを行うアライメント手段である。
トに好適なアライメント装置の機能ブロック図であり、
このブロック図を参照して本発明のアライメント装置と
そのアライメント方法を説明する。図2において、11
は第1のアライメントマーク1に対する第2のアライメ
ントマーク2の位置座標を求める第1の検出手段、12
は前記第1の検出手段11が検出した第1のアライメン
トマーク1の位置と第2のアライメントマーク2の位置
とのずれΔXを検出する第2の検出手段である。又、1
3は前記第2の検出手段12が検出した各マークのずれ
ΔXの分布が予め定めた所定の値、具体的には、3σ以
内であるか否かを検出する第3の検出手段13であり、
14は前記第3の検出手段13が前記ずれΔXの分布が
予め定めた所定の値3σ以内であることを検出した時、
前記第2のアライメントマーク2を選択することでアラ
イメントを行うアライメント手段である。
【0018】なお、第3の検出手段13が前記ずれΔX
の分布が予め定めた所定の値3σ以内であることを検出
しなかった時には、第1のアライメントマーク1を選択
することでアライメントを行うように構成している。こ
のように構成した本発明のアライメント装置では、第1
層のマーク1と第2層のマーク2とを回析格子の距離X
程度に近接して配置しているため、1回の走査で選択す
べきマークを自動的に選択することができるから、従来
の装置に比べて、短時間にアライメントを終了させるこ
とが可能である。
の分布が予め定めた所定の値3σ以内であることを検出
しなかった時には、第1のアライメントマーク1を選択
することでアライメントを行うように構成している。こ
のように構成した本発明のアライメント装置では、第1
層のマーク1と第2層のマーク2とを回析格子の距離X
程度に近接して配置しているため、1回の走査で選択す
べきマークを自動的に選択することができるから、従来
の装置に比べて、短時間にアライメントを終了させるこ
とが可能である。
【0019】この場合、勿論、マーク2の検出信号波形
が良好であることが絶対条件であることは当然である。
次に、本発明の他の具体例を図3、4を参照して説明す
る。図3に示したように、ウエーハ10の上側のチップ
10aの第1のマーク1と第2のマーク2のずれがΔX
であり(点線のようにずれ、第2のマークが右方向にず
れている状態)、一方、同じウエーハ10の反対側であ
る下側のチップ10bの第1のマーク1と第2のマーク
2のずれが−ΔXである(点線のようにずれ、第2のマ
ークが左方向にずれている状態)ような場合、一般に線
形誤差成分として補正可能であるから、この場合補正後
の残留誤差分を求め、この残留誤差が予め決めた設定値
以内である場合、第2のマーク2を用いてアライメント
を行っても、精度良いアライメントを行うことが出来
る。
が良好であることが絶対条件であることは当然である。
次に、本発明の他の具体例を図3、4を参照して説明す
る。図3に示したように、ウエーハ10の上側のチップ
10aの第1のマーク1と第2のマーク2のずれがΔX
であり(点線のようにずれ、第2のマークが右方向にず
れている状態)、一方、同じウエーハ10の反対側であ
る下側のチップ10bの第1のマーク1と第2のマーク
2のずれが−ΔXである(点線のようにずれ、第2のマ
ークが左方向にずれている状態)ような場合、一般に線
形誤差成分として補正可能であるから、この場合補正後
の残留誤差分を求め、この残留誤差が予め決めた設定値
以内である場合、第2のマーク2を用いてアライメント
を行っても、精度良いアライメントを行うことが出来
る。
【0020】図4は、このようなオフセット等の線形誤
差成分を補正してアライメントする場合のアライメント
装置の具体例を示すブロック図である。このアライメン
ト装置は、第1の具体例の装置の手段の他に、前記第1
の検出手段11が検出した位置座標から、第1のアライ
メントマーク1の位置に対する第2のアライメントマー
ク2の位置のオフセット等の線形誤差成分を補正し、そ
の残留誤差を検出する第4の検出手段15と、前記第4
の検出手段15が検出した残留誤差が予め定めた所定の
値(例えば、3σ)以内であるか否かを検出する第5の
検出手段16と、前記第3の検出手段13が前記ずれΔ
Xの分布が予め定めた所定の値以内であることを検出
し、且つ、前記第5の検出手段16が前記残留誤差が予
め定めた所定の値以内であることを検出した時、前記第
2のアライメントマーク2を選択することでアライメン
トを行う選択アライメント実行手段(アライメント手
段)17とで構成している。
差成分を補正してアライメントする場合のアライメント
装置の具体例を示すブロック図である。このアライメン
ト装置は、第1の具体例の装置の手段の他に、前記第1
の検出手段11が検出した位置座標から、第1のアライ
メントマーク1の位置に対する第2のアライメントマー
ク2の位置のオフセット等の線形誤差成分を補正し、そ
の残留誤差を検出する第4の検出手段15と、前記第4
の検出手段15が検出した残留誤差が予め定めた所定の
値(例えば、3σ)以内であるか否かを検出する第5の
検出手段16と、前記第3の検出手段13が前記ずれΔ
Xの分布が予め定めた所定の値以内であることを検出
し、且つ、前記第5の検出手段16が前記残留誤差が予
め定めた所定の値以内であることを検出した時、前記第
2のアライメントマーク2を選択することでアライメン
トを行う選択アライメント実行手段(アライメント手
段)17とで構成している。
【0021】なお、上記の説明では、上層と下層にそれ
ぞれアライメントマーク1、2を設け、これら2つのマ
ークでアライメントする場合を説明したが、画像処理ア
ライメント等の場合も同様に考えて良い。又、3つ以上
の異なる下地で形成したアライメントマーク群に対して
適用しても良いことは勿論である。
ぞれアライメントマーク1、2を設け、これら2つのマ
ークでアライメントする場合を説明したが、画像処理ア
ライメント等の場合も同様に考えて良い。又、3つ以上
の異なる下地で形成したアライメントマーク群に対して
適用しても良いことは勿論である。
【0022】
【発明の効果】本発明に係るアライメント装置とその方
法は、上述のように構成したので、アライメント残留誤
差・信号波形強度などから、最適なアライメントマーク
を自動的に選択するため、アライメント精度を向上させ
ることができる。又、異なる下地に形成したアライメン
トマークを近接させて配置しているため、一度での走査
・検知が可能であり、従来例のように異なる下地で形成
したアライメントマークを検知する時間に比較してアラ
イメントに要する時間が大幅に短縮される。
法は、上述のように構成したので、アライメント残留誤
差・信号波形強度などから、最適なアライメントマーク
を自動的に選択するため、アライメント精度を向上させ
ることができる。又、異なる下地に形成したアライメン
トマークを近接させて配置しているため、一度での走査
・検知が可能であり、従来例のように異なる下地で形成
したアライメントマークを検知する時間に比較してアラ
イメントに要する時間が大幅に短縮される。
【0023】更に、本発明のアライメント方法による半
導体装置によれば、上層のアライメントマークと下層の
アライメントマークとを近接させて配置しているため、
チップに占めるアライメントマーク面積を縮小でき、チ
ップの高集積化が可能となるなど優れた特長を有する。
導体装置によれば、上層のアライメントマークと下層の
アライメントマークとを近接させて配置しているため、
チップに占めるアライメントマーク面積を縮小でき、チ
ップの高集積化が可能となるなど優れた特長を有する。
【図1】本発明に係る半導体装置のアライメントマーク
を説明するための図であり、(a)はアライメントマー
クの平面図、(b)はチップとアライメントマークとの
位置関係を示す図、(c)はアライメントマークが異な
る層に形成されている状態を示す断面図である。
を説明するための図であり、(a)はアライメントマー
クの平面図、(b)はチップとアライメントマークとの
位置関係を示す図、(c)はアライメントマークが異な
る層に形成されている状態を示す断面図である。
【図2】本発明のアライメント装置の機能ブロック図で
ある。
ある。
【図3】オフセット等の線形誤差成分を説明する図であ
る。
る。
【図4】本発明の他の具体例のアライメント装置の機能
ブロック図である。
ブロック図である。
【図5】従来のアライメントマークを示す図である。
1 第1のアライメントマーク 2 第2のアライメントマーク 5 第1の層 6 第2の層 10 ウエーハ 11 第1の検出手段 12 第2の検出手段 13 第3の検出手段 14、17 アライメント手段 15 第4の検出手段 16 第5の検出手段 M1、M2 アライメントマーク X 回析格子の距離 ΔX ずれ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI H01L 21/30 522D
Claims (6)
- 【請求項1】 第1の層に形成した第1のアライメント
マークと、前記第1の層と異なる第2の層に形成した第
2のアライメントマークとを備えた半導体装置のアライ
メント装置において、 前記第1のアライメントマークに対する第2のアライメ
ントマークの位置座標を求める第1の検出手段と、 前記第1の検出手段が検出した第1のアライメントマー
クの位置と第2のアライメントマークの位置とのずれを
検出する第2の検出手段と、 前記第2の検出手段が検出したずれの分布が予め定めた
所定の値以内であるか否かを検出する第3の検出手段
と、 前記第3の検出手段が前記ずれの分布が予め定めた所定
の値以内であることを検出した時、前記第2のアライメ
ントマークを選択することでアライメントを行うアライ
メント手段と、 で構成したことを特徴とするアライメント装置。 - 【請求項2】 第1の層に形成した第1のアライメント
マークと、前記第1の層と異なる第2の層に形成した第
2のアライメントマークとを備えた半導体装置のアライ
メント装置において、 前記第1のアライメントマークに対する第2のアライメ
ントマークの位置座標を求める第1の検出手段と、 前記第1の検出手段が検出した第1のアライメントマー
クの位置と第2のアライメントマークの位置とのずれを
検出する第2の検出手段と、 前記第2の検出手段が検出したずれの分布が予め定めた
所定の値以内であるか否かを検出する第3の検出手段
と、 前記第1の検出手段が検出した位置座標から、第1のア
ライメントマークの位置に対する第2のアライメントマ
ークの位置のオフセット等の線形誤差成分を補正し、そ
の残留誤差を検出する第4の検出手段と、 前記第4の検出手段が検出した残留誤差が予め定めた所
定の値以内であるか否 かを検出する第5の検出手段と、 前記第3の検出手段が前記ずれの分布が予め定めた所定
の値以内であることを検出し、且つ、前記第5の検出手
段が前記残留誤差が予め定めた所定の値以内であること
を検出した時、前記第2のアライメントマークを選択す
ることでアライメントを行うアライメント手段と、 で構成したことを特徴とする アライメント装置。 - 【請求項3】 前記第2のアライメントマークは、前記
第1のアライメントマークが形成された層より上の層に
形成されているものであることを特徴とする請求項1又
は2の何れかに記載のアライメント装置。 - 【請求項4】 前記第1のアライメントマークと第2の
アライメントマークとが回析格子間の距離程度に近接し
て配置されていることを特徴とする請求項1乃至3の何
れかに記載のアライメント装置。 - 【請求項5】 第1の層に形成した第1のアライメント
マークと、前記第1の層と異なる第2の層に形成した第
2のアライメントマークとを備えた半導体装置のアライ
メント方法において、 前記第1のアライメントマークに対する第2のアライメ
ントマークの位置座標を求める第1の工程と、 前記第1の工程で検出した第1のアライメントマークの
位置と第2のアライメントマークの位置とのずれを検出
する第2の工程と、 前記第2の工程で検出したずれの分布が予め定めた所定
の値以内であるか否かを検出する第3の工程と、 前記第3の工程で前記ずれの分布が予め定めた所定の値
以内であることを検出した時、前記第2のアライメント
マークを選択することでアライメントを行う第4の工程
と、 を含むことを特徴とするアライメント方法。 - 【請求項6】 第1の層に形成した第1のアライメント
マークと、前記第1の層と異なる第2の層に形成した第
2のアライメントマークとを備えた半導体装置のアライ
メント方法において、 前記第1のアライメントマークに対する第2のアライメ
ントマークの位置座標 を求める第1の工程と、 前記第1の工程で検出した第1のアライメントマークの
位置と第2のアライメントマークの位置とのずれを検出
する第2の工程と、 前記第2の工程で検出したずれの分布が予め定めた所定
の値以内であるか否かを検出する第3の工程と、 前記第1の工程で検出した位置座標から、第1のアライ
メントマークの位置に対する第2のアライメントマーク
の位置のオフセット等の線形誤差成分を補正し、その残
留誤差を検出する第4の工程と、 前記第4の工程で検出した残留誤差が予め定めた所定の
値以内であるか否かを検出する第5の工程と、 前記第3の工程で前記ずれの分布が予め定めた所定の値
以内であることを検出し、且つ、前記第5の工程で前記
残留誤差が予め定めた所定の値以内であることを検出し
た時、前記第2のアライメントマークを選択することで
アライメントを行う第6の工程と、 を含むことを特徴とするアライメント方法。
Priority Applications (4)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10089885A JP3067732B2 (ja) | 1998-04-02 | 1998-04-02 | 半導体装置のアライメント装置及びアライメント方法 |
US09/285,024 US6271919B1 (en) | 1998-04-02 | 1999-04-01 | Semiconductor device and alignment apparatus and alignment method for same |
KR1019990011415A KR100319999B1 (ko) | 1998-04-02 | 1999-04-01 | 반도체 장치와 그의 얼라인먼트 장치 및 얼라인먼트 방법 |
US09/875,879 US20010028457A1 (en) | 1998-04-02 | 2001-06-08 | Semiconductor device and alignment apparatus and alignment method for same |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10089885A JP3067732B2 (ja) | 1998-04-02 | 1998-04-02 | 半導体装置のアライメント装置及びアライメント方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH11288865A JPH11288865A (ja) | 1999-10-19 |
JP3067732B2 true JP3067732B2 (ja) | 2000-07-24 |
Family
ID=13983223
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10089885A Expired - Lifetime JP3067732B2 (ja) | 1998-04-02 | 1998-04-02 | 半導体装置のアライメント装置及びアライメント方法 |
Country Status (3)
Country | Link |
---|---|
US (2) | US6271919B1 (ja) |
JP (1) | JP3067732B2 (ja) |
KR (1) | KR100319999B1 (ja) |
Families Citing this family (18)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100598091B1 (ko) * | 1999-10-29 | 2006-07-07 | 삼성전자주식회사 | 웨이퍼 척을 갖는 웨이퍼 수리 시스템 |
US7068833B1 (en) * | 2000-08-30 | 2006-06-27 | Kla-Tencor Corporation | Overlay marks, methods of overlay mark design and methods of overlay measurements |
KR100373714B1 (ko) * | 2001-05-08 | 2003-02-25 | 아남반도체 주식회사 | 스텝퍼의 얼라이먼트 방법 |
CN1495540B (zh) | 2002-09-20 | 2010-08-11 | Asml荷兰有限公司 | 利用至少两个波长的光刻系统的对准系统和方法 |
KR100608350B1 (ko) * | 2002-11-25 | 2006-08-09 | 주식회사 하이닉스반도체 | 오버레이 판독 정확도 개선용 오버레이 버어니어 및 그제조방법 |
US7351779B2 (en) * | 2005-11-22 | 2008-04-01 | Exxonmobil Chemical Patents Inc. | Polymerization process and reactor system |
US8609441B2 (en) * | 2006-12-12 | 2013-12-17 | Asml Netherlands B.V. | Substrate comprising a mark |
US8722179B2 (en) * | 2006-12-12 | 2014-05-13 | Asml Netherlands B.V. | Substrate comprising a mark |
US8627134B2 (en) | 2007-07-13 | 2014-01-07 | SK Hynix Inc. | Semiconductor apparatus and local skew detecting circuit therefor |
KR100892646B1 (ko) | 2007-07-13 | 2009-04-09 | 주식회사 하이닉스반도체 | 반도체 메모리 장치의 로컬 스큐 감지회로 |
KR20120086073A (ko) | 2011-01-25 | 2012-08-02 | 삼성전자주식회사 | 오버레이 계측 방법 및 그 장치 |
US8455162B2 (en) | 2011-06-28 | 2013-06-04 | International Business Machines Corporation | Alignment marks for multi-exposure lithography |
JP2014072313A (ja) * | 2012-09-28 | 2014-04-21 | Toshiba Corp | アライメント計測システム、重ね合わせ計測システム及び半導体装置の製造方法 |
JP6218686B2 (ja) * | 2014-07-17 | 2017-10-25 | Towa株式会社 | 基板切断装置および基板切断方法 |
JP2017053999A (ja) * | 2015-09-09 | 2017-03-16 | 株式会社東芝 | 半導体装置および検査パターン配置方法 |
US10461038B1 (en) * | 2018-08-31 | 2019-10-29 | Micron Technology, Inc. | Methods of alignment marking semiconductor wafers, and semiconductor packages having portions of alignment markings |
CN109816729B (zh) * | 2019-04-02 | 2020-12-29 | 英特尔产品(成都)有限公司 | 用于视觉对准的参考对准图案确定方法和装置 |
JP7649188B2 (ja) | 2021-04-21 | 2025-03-19 | キヤノン株式会社 | 処理システム、計測装置、基板処理装置及び物品の製造方法 |
Family Cites Families (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2550979B2 (ja) | 1987-03-26 | 1996-11-06 | 株式会社ニコン | アライメント方法 |
JPS6420529A (en) | 1987-07-15 | 1989-01-24 | Canon Kk | Shutter for camera |
JPS6425413A (en) | 1987-07-22 | 1989-01-27 | Hitachi Ltd | Optical aligner |
JPH0263287A (ja) | 1988-08-30 | 1990-03-02 | Canon Inc | テレビジヨン電話装置 |
JPH02150013A (ja) | 1988-11-30 | 1990-06-08 | Sony Corp | 露光位置合わせ方法 |
JPH0629183A (ja) | 1992-07-07 | 1994-02-04 | Seiko Epson Corp | 位置合わせ方法、露光装置、半導体装置の製造方法 |
JP3884098B2 (ja) * | 1996-03-22 | 2007-02-21 | 株式会社東芝 | 露光装置および露光方法 |
-
1998
- 1998-04-02 JP JP10089885A patent/JP3067732B2/ja not_active Expired - Lifetime
-
1999
- 1999-04-01 US US09/285,024 patent/US6271919B1/en not_active Expired - Fee Related
- 1999-04-01 KR KR1019990011415A patent/KR100319999B1/ko not_active IP Right Cessation
-
2001
- 2001-06-08 US US09/875,879 patent/US20010028457A1/en not_active Abandoned
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
US20010028457A1 (en) | 2001-10-11 |
US6271919B1 (en) | 2001-08-07 |
KR100319999B1 (ko) | 2002-01-10 |
KR19990082828A (ko) | 1999-11-25 |
JPH11288865A (ja) | 1999-10-19 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP3067732B2 (ja) | 半導体装置のアライメント装置及びアライメント方法 | |
US6071656A (en) | Photolithography technique utilizing alignment marks at scribe line intersections | |
CN115268228B (zh) | 套刻标记、利用其的套刻测量方法及半导体器件制造方法 | |
KR20020016586A (ko) | 2개 이상의 반도체 웨이퍼층에서 오버레이 레지스트레이션에러를 동시에 측정하는 방법 및 장치 | |
US7336352B2 (en) | Position detection apparatus | |
US20070035039A1 (en) | Overlay marker for use in fabricating a semiconductor device and related method of measuring overlay accuracy | |
JP2616676B2 (ja) | 半導体装置の製造方法 | |
US7916295B2 (en) | Alignment mark and method of getting position reference for wafer | |
US6340547B1 (en) | Method of forming circuit patterns on semiconductor wafers using two optical steppers having nonaligned imaging systems | |
US6596603B1 (en) | Semiconductor device and manufacturing method thereof, and registration accuracy measurement enhancement method | |
US6396160B1 (en) | Fill strategies in the optical kerf | |
JP4525067B2 (ja) | 位置ずれ検出用マーク | |
EP0538675B1 (en) | Electron beam lithography method | |
US20120308788A1 (en) | Overlay mark set and method for positioning two different layout patterns | |
JPH0982612A (ja) | 重ね合せずれの検査方法 | |
KR20010021289A (ko) | 전자빔노광방법 및 반도체장치 제조방법 | |
US5734594A (en) | Method and system for enhancement of wafer alignment accuracy | |
EP0890983A1 (en) | Measurement pattern set and method for measuring dimension accuracy and overlay accuracy of circuit pattern | |
JPH06324475A (ja) | レチクル | |
JP2000260702A (ja) | 半導体装置のアライメント方法 | |
JP3814982B2 (ja) | 重ね合わせ精度測定方法及び測定機 | |
JPS5951529A (ja) | 相対位置検出パタ−ン | |
JP3054909B2 (ja) | 電子ビーム露光方法 | |
JPH10186634A (ja) | フォトマスク | |
JPH0555111A (ja) | 半導体装置の製造方法 |