JP3064889B2 - 防水コネクタ - Google Patents
防水コネクタInfo
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Description
えた防水コネクタに関する。
に、外部に露出して水分に曝されやすい箇所で使用され
るコネクタでは、強固な防水構造が必要となる。例えば
通常の防水コネクタは、端子金具の後方に設けたゴム栓
を端子収容室の入口に嵌着するとともに、雌雄のハウジ
ングの嵌合部分にシールリングを介設することでハウジ
ング外部からの水の浸入を阻止するようになっている
が、それ以外に、コネクタから引き出された電線の他端
側が水分に曝されると、毛細管現象によりその電線内を
水が伝って端子収容室内に漏れ、隣合う端子金具の間で
短絡するおそれがある。そのため、各端子収容室の間を
もシールする、いわゆる個室防水を行う必要がある。
コネクタの一例として、以下のようなものが知られてい
る。雌側のコネクタハウジングには複数の端子収容室が
設けられて、それらの先端側が互いに空隙を開けた分離
状に形成される一方、相手の雄側のコネクタハウジング
には、それらの端子収容室の先端部分がまとめて嵌合さ
れる嵌合凹部が形成されている。またシール部材は、全
端子収容室の先端部の回りを覆い、かつ空隙を埋めるよ
うに装着可能な形状とされており、その空隙を埋める部
分の前面には、嵌合凹部の奥面から突設された進入部が
差し込まれる溝が形成されている。
た雌ハウジングを、雄ハウジングの嵌合凹部内に嵌合す
ると、シール部材の外周部が端子収容室と嵌合凹部の間
で挟み付けられることで、両ハウジング間がシールされ
るとともに、差込部が溝を広げつつ差し込まれて、空隙
に埋められた部分を各独立した端子収容室の回りに押し
付ることで、各端子収容室間がシールされるようになっ
ている。
のは、シール部材の外周面が雄ハウジングの嵌合凹部の
内周面の略全面にわたって接触し、また進入部と溝との
接触面積も大きく取られた構造であったため、両ハウジ
ングを嵌合する際の摩擦抵抗が大きくて、それだけ大き
な嵌合力を要し、作業性が悪い欠点があった。本発明は
上記のような事情に基づいて完成されたものであって、
両ハウジング間の防水機能ならびに個室防水機能を損ね
ることなく、嵌合操作力を低減し得るようにした防水コ
ネクタを提供することを目的とする。
めの手段として、請求項1の発明は、雌型端子金具が収
容される端子収容室を複数個並べて設けた雌側のコネク
タハウジングと、その雌側のコネクタハウジングが内側
に嵌合される嵌合凹部が設けられ、前記各雌型端子金具
に接続される雄型端子金具がその嵌合凹部内に突出した
状態で収容される雄側のコネクタハウジングと、雌側の
コネクタハウジングの回りに装着可能とされるシール部
材とを備え、そのシール部材を前記嵌合凹部との間で挟
むことにより、両コネクタハウジング間ならびに雌側の
コネクタハウジングの各端子収容室間をシール可能とし
た防水コネクタであって、前記シール部材の長さ方向に
おける後端側の大径部が前記嵌合凹部の内周に嵌まるこ
とで前記コネクタハウジング間がシールされるととも
に、前記シール部材の先端側が挟圧されることで各端子
収容室間がシールされ、前記シール部材における前記端
子収容室間のシール部分と前記大径部との間には小径部
が形成され、前記両コネクタハウジングが嵌合した状態
では前記小径部の外周が前記嵌合凹部の内周に対してク
リアランスをもって対応する構成としたところに特徴を
有する。
て、前記雌側のコネクタハウジングの各端子収容室は、
少なくともその先端側が互いに空隙を開けて分離状に形
成され、前記シール部材の先端側には、前記各端子収容
室の分離部分を各別に覆いかつ雄型端子金具の挿入口を
開口したキャップ部が設けられるとともに、各キャップ
部の外周にそれぞれリップが周設されており、そのリッ
プを前記嵌合凹部の奥側との間で押し潰すことで、前記
各端子収容室間のシールを行う構成としたところに特徴
を有する。
て、前記シール部材の先端面には、前記各端子収容室の
先端面を覆いかつ雄型端子金具の挿入口を開口した覆い
部が形成されるとともに、その覆い部の表面における各
挿入口の回りにはそれぞれリップが形成されており、そ
のリップを前記嵌合凹部の奥面との間で押し潰すこと
で、前記各端子収容室間のシールを行う構成としたとこ
ろに特徴を有する。
たは請求項3の発明において、前記シール部材は、先端
側と後端側の挟圧部分に分けて別体に形成されており、
先端側の挟圧部分を後端側の挟圧部分に比べて軟らかい
材質により形成した構成としたところに特徴を有する。
部材はその先端側と後端側でのみ挟圧されるようにし、
それぞれによってハウジング間の防水と個室防水とを賄
うようにし、両挟圧部分の間では嵌合凹部の内周面との
間に隙間を持たせる構造としたから、それだけ両ハウジ
ング間の嵌合時における摩擦抵抗を減じることができ、
嵌合操作を円滑に行うことができる効果がある。
に、キャップ部の外周に設けたリップを押し潰す構造と
したから、個室防水を担保しつつ嵌合時の摩擦抵抗を小
さく抑えることができる。請求項3の発明では、個室防
水を行うのに、挿入口の回りに設けたリップを押し潰す
構造としたから、同じく個室防水を担保しつつ嵌合時の
摩擦抵抗を小さく抑えることができる。請求項4の発明
では、個室防水用の挟圧部分がより変形しやすくでき
て、嵌合力をさらに減じることができる。
面に基づいて説明する。 <第1実施形態>本発明の第1実施形態を図1ないし図
5によって説明する。本実施形態の防水コネクタは、図
1、2に示すように、大きく分けて雌側のコネクタハウ
ジング1(以下単に雌ハウジングという)と、雄側のコ
ネクタハウジング2(以下単に雄ハウジングという)
と、シール部材3とから構成されている。
な横長形状に形成されており、本体部5の前面(図2の
左側)に、上下2段に分かれた図示8個ずつ収容筒部6
が、互いに空隙を開け、かつ上下の段で互い違いに配さ
れて突設されており、本体部5内から各収容筒部6にわ
たって、それぞれ端子収容室7が形成されている。各端
子収容室7には、電線8の端末に固着された雌型端子金
具9が後面側から挿入され、雌型端子金具9の後方に固
着された防水ゴム栓10が端子収容室7の入り口に緊密
に嵌着されるとともに、端子収容室7の底部側に設けら
れたランス11で係止されることで、抜け止め状態で収
容されるようになっている。
の外側を連続して覆うようにして周面部13が形成され
ている。また、本体部5の前面から収容筒部6の先端よ
りも前方の領域にわたってフード部14が形成されてお
り、そのフード部14の上面における幅方向の中央部に
はロックアーム15が設けられている。このロックアー
ム15は、後記する雄ハウジング2と嵌合された場合に
嵌合状態にロックするためのものであって、支点16を
中心に揺動変形可能であり、雄ハウジング2の上面に設
けられた突部17を嵌めて係止する係止孔18が設けら
れている。
って上記した雌ハウジング1のフード部14内に緊密に
嵌合可能な形状に形成されている。この雄ハウジング2
の前面には、雌ハウジング1の全収容筒部6をまとめて
内側に嵌めることのできる嵌合凹部21が穿設されてい
る。この嵌合凹部21の内周側は、先端側の所定寸法が
フラットな薄肉状であり、そこから奥端の少し手前に向
けて次第に厚肉となり、奥端側ではフラットな厚肉状と
なった段付き形状に形成されている。
は、雌ハウジング1の各収容筒部6の位置と対応するよ
うにして、上下2段合計16個の端子挿入孔26が貫通
状に形成されている。各端子挿入孔26には、L字形に
曲成された雄型端子金具27が後面側から圧入され、嵌
合凹部21内に所定寸法ずつ突出して、対応する雌型端
子金具9と接続可能な状態で収容されている。各雄型端
子金具27の他端は、雄ハウジング2の後面から突出し
て下向きに同一高さまで降ろされている。そしてこの雄
ハウジング2は、後面の両端部に設けられた取付部28
を介して、図示しないプリント配線基板の端部に固定さ
れ、各雄型端子金具27の下端が基板上の接点に半田付
け等で接続されるようになっている。
このシール部材3はゴム製であって、雌ハウジング1の
全収容筒部6の前面から外周部にわたり密着して被せる
ことができるキャップ状に形成されている。詳細には、
図3にも示すように、その後端側(同図の右側)が、収
容筒部6の付け根部分に形成された周面部13の外周に
嵌められる大径部31となっており、その大径部31の
外周面は、雄ハウジング2の嵌合凹部21の薄肉部22
の内周側に嵌まるようになっていて、3条のリップ32
が形成されている。
径となった小径部33となっており、さらにその小径部
33の先端側の部分には、各収容筒部6の先端に各別に
嵌められるキャップ部34が設けられている。上記の小
径部33の外周面は、雌雄のハウジング1、2が嵌合さ
れた場合に、雄ハウジング2の嵌合凹部21のテーパ部
23との間にクリアランス38を持って対応するように
なっている(図5参照)。
に空隙35を持って形成されており、その前面には、雄
型端子金具27が挿入可能な挿入口36が開口されてい
る。また、各キャップ部34の前端部の外周は、後端側
に向けて次第に広がったテーパ状に形成されていて、そ
の裾の部分によりリップ37が形成されている。
面には、上記したシール部材3における各キャップ部3
4の間の空隙35に進入可能な進入部39が突設されて
いる。その進入部39はリップ37を潰しつつ空隙35
内に進入される。また、各キャップ部34の外側のリッ
プ37は、嵌合凹部21の厚肉部24に押し付けられる
ようになっている。
て、続いて組付手順を説明する。まず、雌ハウジング1
の各端子収容室7内に、電線8の端末に固着された雌型
端子金具9ならびに防水ゴム栓10が挿入されて収容さ
れる。防水ゴム栓10により各端子収容室7が外部から
シールされる。続いて、雌ハウジング1の各収容筒部6
の前面側から、図2の矢線に示すように、シール部材3
を嵌合する。シール部材3は、図4に示すように、周面
部13を含む各収容筒部6の外側の面に密着し、かつ各
収容筒部6の先端の間の空隙を埋めつつ密着して装着さ
れる。
た雌ハウジング1を、図4の矢線に示すように、プリン
ト配線基板に固定された雄ハウジング2に向けて嵌合す
る。雌ハウジング1は、シール部材3を嵌合凹部21の
内周面との間に挟みつつ押し込まれ、図5に示すよう
に、キャップ部34の前面が嵌合凹部21の奥面に突き
当たったところで、押し込みが停止される。この間に、
雄型端子金具27がキャップ部34の挿入口36を通し
て対応する端子収容室7内に進入し、相手の雌型端子金
具9と接続されるとともに、ロックアーム15が揺動し
つつその係止孔18に突部17が嵌められて、両ハウジ
ング1、2が嵌合状態にロックされる。また、嵌合凹部
21の奥面に突設された進入部39が、各キャップ部3
4の間の空隙35に突入する。
ると、シール部材3の後端側の大径部31が、リップ3
2を潰しつつ周面部13と嵌合凹部21の薄肉部22の
間で挟み付けられ、それにより両ハウジング1、2の間
がシールされる。また、シール部材3の先端側では、各
キャップ部34に設けられたリップ37が、嵌合凹部2
1の奥面から突出した進入部39、および嵌合凹部21
の厚肉部24の内周面に押し付けられることで、各端子
収容室7の間がシールされる。
に、嵌合凹部21の先端側ではシール部材3の大径部3
1を挟み付けることから、ある程度の摩擦抵抗が生ずる
が、嵌合凹部21の奥側ではキャップ部34のリップ3
7を潰すだけであるから、摩擦抵抗はごく僅かであり、
全体として摩擦抵抗が小さく抑えられて、それだけ嵌合
操作をスムーズに行うことができる。
形態を図6および図7に基づいて説明する。第2実施形
態の雌ハウジング1aでは、本体部41の前面側に突設
された収容部42が、第1実施形態の収容筒部6のよう
に間に空隙を設けることなくブロック状に形成されてお
り、本体部41から収容部42内にわたって上下2段に
複数ずつの端子収容室7が形成されている。すなわち、
上下の端子収容室7の間隔が第1実施形態と比べて小さ
くなっている。その他の構造は第1実施形態と基本的に
同様であって、同一機能を有する部位については同一符
号を付すことで改めて説明することは省略するが、上下
の端子収容室7間の間隔が狭くなった分、雌ハウジング
1a全体がより偏平化された形状となっている。
グ1aの収容部42を内側に嵌めることのできる嵌合凹
部44が形成されており、その内周面は、先端側の所定
範囲がフラット面45で、そこから奥端に向かって次第
に窄んだテーパ面46となっている。嵌合凹部44の奥
面から突出している雄型端子金具27は、雌ハウジング
1aの端子収容室7の上下の間隔が狭まったのに対応し
て、上下の間隔が狭められている。また、第1実施形態
の進入部39に相当する部分は設けられていない。その
他の構造は第1実施形態と同様であり、上下の雄型端子
金具27間の間隔が狭くなった分、雄ハウジング2a全
体が偏平な形状となっている。
容部42の前面から外周面にわたって密着状に被せるこ
とができるキャップ状に形成されており、後端(図6の
右端)が大径部51で、先端側が小径部52となった段
付き形状となっている。その大径部51の外周面は、雄
ハウジング2aの嵌合凹部44のフラット面45に接触
するようになっていて、3条のリップ53が形成されて
いる。一方の小径部52の外周面は、嵌合凹部44のテ
ーパ面46との間にクリアランス58を持って対応する
ようになっている。
端子収容室7の位置と対応して、雄型端子金具27を挿
入可能とする挿入口54が開口されている。そして各挿
入口54の回りには、環形突条をなすリップ55が形成
されている。
である。雌ハウジング1aの各端子収容室7内に、電線
8の端末に固着された雌型端子金具9ならびに防水ゴム
栓10を挿入して収容したのち、雌ハウジング1aの収
容部42の前面側から、図6の矢線に示すようにシール
部材50を嵌合する。シール部材50は、収容部42の
前面から外周面にわたって密着して装着される。
ング1aを、雄ハウジング2aに向けて嵌合する。雌ハ
ウジング1aが図7に示すように所定位置まで押し込ま
れると、シール部材50の前面板56に設けられたリッ
プ55が嵌合凹部44の奥面に押し付けられ、この間に
雄型端子金具27が挿入口54を通して対応する雌型端
子金具9と接続されるとともに、ロックアーム15の係
止孔18に突部17が嵌まって、両ハウジング1a、2
aが嵌合状態にロックされる。
されると、シール部材50の後端側の大径部51が、リ
ップ53を潰しつつ、収容部42の付け根部分の外周
と、嵌合凹部44のフラット面45との間で挟み付けら
れて、両ハウジング1a、2aの間がシールされる。ま
た、シール部材50の挿入口54の回りに設けられた環
形突条のリップ55が嵌合凹部44の奥面に押し付けら
れることで、各端子収容室7の間がシールされる。
る際には、シール部材50の大径部51を挟み付けるこ
とである程度の摩擦抵抗が生ずるが、嵌合凹部44の奥
側では環形突条のリップ55を押し潰すだけであるか
ら、全体として摩擦抵抗が小さく、小さな力で嵌合操作
を行うことができる。また本第2実施形態では、雌雄の
ハウジング1a、2aがより偏平な形状となっていて、
コネクタのコンパクト化が図られる。
明の第3実施形態を示す。この第3実施形態では、雌雄
のハウジング1、2は、前記の第1実施形態と同一であ
って、シール部材が図8に示すように2つのシール部材
61、62から構成されている。
形態のシール部材3の大径部31を単体としたような環
状に形成されており、収容筒部6の付け根側の周面部1
3の外周に密着状に装着可能とされ、外周面には同じく
3条のリップ32が形成されている。この第1シール部
材61は硬質ゴムにより形成されている。
態のシール部材3における各キャップ部34を一体化し
て取り出したような蓋状に形成されており、各収容筒部
6の先端部分の外側ならびに各収容筒部6の空隙の間に
密着状に装着可能となっている。雄型端子金具27の挿
入口36ならびに各キャップ部34のテーパの裾の部分
にリップ37が形成されていることも同様である。この
第2シール部材62は、第1シール部材61とは異なっ
て軟質ゴムにより形成されている。
る。図9に示すように、まず第1シール部材61が雌ハ
ウジング1の周面部13の外周に装着され、続いて第2
シール部材62が各収容筒部6の前面に装着される。こ
の状態で雌雄のハウジング1、2を嵌合してロックする
と、第1シール部材61が、リップ32を潰しつつ周面
部13と嵌合凹部21の薄肉部22の間で挟み付けられ
ることで、両ハウジング1、2間がシールされるととも
に、第2シール部材62のリップ37が、嵌合凹部21
の奥面から突出した進入部39、および嵌合凹部21の
厚肉部24の内周面に押し付けられることで、各端子収
容室7の間がシールされる。
材62を軟質ゴムで形成したことによって、第1実施形
態に比べてさらに抵抗が小さく抑えられ、両ハウジング
1、2の嵌合操作をよりスムーズに行うことができる。
また、軟質ゴムを使用したことで潰し量が大きく取れる
ので、シール性にも優れたものとなる。
ある。
ある。
る。
である。
Claims (4)
- 【請求項1】 雌型端子金具が収容される端子収容室を
複数個並べて設けた雌側のコネクタハウジングと、 その雌側のコネクタハウジングが内側に嵌合される嵌合
凹部が設けられ、前記各雌型端子金具に接続される雄型
端子金具がその嵌合凹部内に突出した状態で収容される
雄側のコネクタハウジングと、 雌側のコネクタハウジングの回りに装着可能とされるシ
ール部材とを備え、 そのシール部材を前記嵌合凹部との間で挟むことによ
り、両コネクタハウジング間ならびに雌側のコネクタハ
ウジングの各端子収容室間をシール可能とした防水コネ
クタであって、前記シール部材の長さ方向における後端側の大径部が前
記嵌合凹部の内周に嵌まることで前記コネクタハウジン
グ間がシールされるとともに、前記シール部材の先端側
が挟圧されることで各端子収容室間がシールされ、 前記シール部材における前記端子収容室間のシール部分
と前記大径部との間には小径部が形成され、前記両コネ
クタハウジングが嵌合した状態では前記小径部の外周が
前記嵌合凹部の内周に対してクリアランスをもって対応
する構成とした ことを特徴とする防水コネクタ。 - 【請求項2】 前記雌側のコネクタハウジングの各端子
収容室は、少なくともその先端側が互いに空隙を開けて
分離状に形成され、前記シール部材の先端側には、前記
各端子収容室の分離部分を各別に覆いかつ雄型端子金具
の挿入口を開口したキャップ部が設けられるとともに、
各キャップ部の外周にそれぞれリップが周設されてお
り、そのリップを前記嵌合凹部の奥側との間で押し潰す
ことで、前記各端子収容室間のシールを行う構成とした
ことを特徴とする請求項1記載の防水コネクタ。 - 【請求項3】 前記シール部材の先端面には、前記各端
子収容室の先端面を覆いかつ雄型端子金具の挿入口を開
口した覆い部が形成されるとともに、その覆い部の表面
における各挿入口の回りにはそれぞれリップが形成され
ており、そのリップを前記嵌合凹部の奥面との間で押し
潰すことで、前記各端子収容室間のシールを行う構成と
したことを特徴とする請求項1記載の防水コネクタ。 - 【請求項4】 前記シール部材は、先端側と後端側の挟
圧部分に分けて別体に形成されており、先端側の挟圧部
分を後端側の挟圧部分に比べて軟らかい材質により形成
したことを特徴とする請求項1、請求項2または請求項
3記載の防水コネクタ。
Priority Applications (1)
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JP7317445A JP3064889B2 (ja) | 1995-11-10 | 1995-11-10 | 防水コネクタ |
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JPH09134756A JPH09134756A (ja) | 1997-05-20 |
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JP7317445A Expired - Lifetime JP3064889B2 (ja) | 1995-11-10 | 1995-11-10 | 防水コネクタ |
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