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JP3062240B2 - 釣り用リールのクラッチ操作構造 - Google Patents

釣り用リールのクラッチ操作構造

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JP3062240B2
JP3062240B2 JP2324432A JP32443290A JP3062240B2 JP 3062240 B2 JP3062240 B2 JP 3062240B2 JP 2324432 A JP2324432 A JP 2324432A JP 32443290 A JP32443290 A JP 32443290A JP 3062240 B2 JP3062240 B2 JP 3062240B2
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clutch
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博明 栗山
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【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は釣り糸巻上げ用の巻上げハンドルとスプール
とを連係するスプール駆動系にクラッチを設け、前記ク
ラッチを切状態より入状態に切換えるアクチュエータを
設けてある釣り用リールのクラッチ操作構造に関する。
〔従来の技術〕
上記構成を使用する形態としては、クラッチを切操作
してスプールを自由回転状態にして“仕掛け”を投入
し、所定の棚深さでクラッチ入状態にしてスプールの自
由回転を停止させるといったもので、アクチュエータや
巻上げハンドルの巻上げ操作によってクラッチを入状態
にして“仕掛け”の下降を停止する。
この種の釣り用リールのクラッチ操作構造として、例
えば特開昭62−248441号公報に開示された発明があっ
た。その要旨は、スプールを糸巻取り方向に駆動する電
動モータを、前記クラッチを入状態に切換えるアクチュ
エータとして兼用利用するものであった。
〔発明が解決しようとする課題〕
上記構成の場合によると、電動モータの兼用化によっ
て構造の簡素化を達成したようにみえるが、実際には、
スプールを駆動するに最適な位置に電動モータを設置す
れば、クラッチに対する設置位置が最適位置とはいい難
い状態となるので、電動モータからクラッチまで伝動機
構が大がかりなものとなり、又、その伝動機構の設置ス
ペースを見出すのに工夫を要するものである。一方、ク
ラッチを入状態に切換えるに最適な位置に設置すれば、
今度は、スプールから電動モータまでの伝動系を設置す
るのに一工夫を要することになる。
又、電動モータがスプールの駆動モータを兼用する為
に、電動モータでスプールを駆動する際には、巻上げハ
ンドルの伴回りを阻止する為に、巻上げハンドルと取付
回転軸との間にワンウェイクラッチを介装し、巻上げハ
ンドルでスプールを駆動する場合には、電動モータに駆
動力が作用しないように、ローラクラッチを設けること
になり、クラッチを切状態から入状態に切換えるときの
みにアクチュエータ又は巻上げハンドルがクラッチに作
用するように、クラッチへの連係作用部位に融通を設け
る以外に更に前記ワンウェイクラッチ及びローラクラッ
チが必要となり構造上複雑な構成となっていた。
本第1発明の目的はクラッチに対するアクチュエータ
を合理的に選定することによって、前記アクチュエータ
の設置位置を容易に選定できるとともに、機器構成を簡
素に行えるものを提供する点にある。
〔課題を解決するための手段〕
第1の本発明による釣り用リールのクラッチ操作構造
の特徴は、 釣り糸巻上げ用の巻上げハンドル(4)とスプール
(2)とを連係するスプール駆動系にクラッチ(D)を
設け、 前記クラッチ(D)を切状態より入状態に切換えるア
クチュエータ(36)を設けてある釣り用リールのクラッ
チ操作構造であって、 前記アクチュエータ(36)をクラッチ入状態に切換え
る専用アクチュエータに構成するとともに、 前記巻上げハンドル(4)の巻上げ動作に連動してク
ラッチ入状態に切換える伝動機構(13)を、前記巻上げ
ハンドル(4)と前記クラッチ(D)とに亘って設け、 前記伝動機構(13)と前記クラッチとの関係部位に、
前記専用アクチュエータの作動に影響を与えずに、かつ
前記クラッチ(D)用の操作部材(27)に係合し前記巻
上げハンドル(4)によるクラッチ入作動のみを単独で
許す第1融通手段(35)と、 前記専用アクチュエータと前記クラッチ(D)との連
係部位に、前記伝動機構(13)の作動に影響を与えず
に、かつ前記クラッチ(D)用の操作部材(27)に係合
し前記専用アクチュエータによるクラッチ入作動のみを
単独で許す第2融通手段(37,42)とを有する点にあ
り、その作用効果は次の通りである。
〔作 用〕
前記専用のアクチュエータを作動させるとクラッチを
入状態にでき、その際前記巻上げハンドルは前記融通に
よって作動しない。巻上げハンドルを作動させた場合も
アクチュエータへの影響はない。しかも、アクチュエー
タ及び巻上げハンドル共に前記融通によってクラッチ入
方向にだけ作用する。
〔発明の効果〕
したがって、アクチュエータによって自動的にクラッ
チの入切換を行うことができるとともに、任意のタイミ
ングでかつ動作速度の決まっているアクチュエータより
も迅速にハンドル操作を行って、高速にクラッチ入切操
作を行うことができる。
しかも、前記アクチュエータを専用ものにしてあるの
で、クラッチを入駆動するに適した位置を設置位置とし
て選定でき、それに応じてアクチュエータとクラッチと
の連係機構も必要最小限のものにできるところから、リ
ール本体に対する部品配置の自由度を大きくできる。
又、前記専用のアクチュエータをクラッチ入側に作用さ
せるだけの融通及び巻上げハンドルの伝動機構をクラッ
チ入側に作用させるだけの融通を設けることによって、
必然的に専用アクチュエータと伝動機構とは独立した状
態にあり、従来のように、前記融通以外に巻上げハンド
ルとその取付回転軸との間のワンウェイクラッチを設け
る等の工夫を必要としない利点を奏することができる。
本第2発明の目的はクラッチの入切を円滑に行うこと
のできる釣り用リールのクラッチ操作構造を提供する点
にある。
〔課題を解決するための手段〕
第2の本発明による釣り用リールのクラッチ操作構造
の特徴は、 前述した第1の発明において、 前記専用アクチュエータが電動モータであり、この電
動モータと回転出力を受けて前記操作部材(27)を正逆
スライド駆動する送りネジ機構とで構成してあるもので
あり、その作用効果は次の通りである。
〔作 用〕
つまり、電動モータを正転作動させると、例えば操作
部材を正方向にスライド駆動でき、クラッチを入状態に
でき、電動設を逆転作動させるとクラッチを切作動でき
る。
〔発明の効果〕
したがって、自動でクラッチの入切を行えるととも
に、電動モータの送りネジ機構とによって、ソレノイ
ド、既存のシリンダ等他のアクチュエータに比べて、操
作部材のストロークを任意に設定でき、かつ、全ストロ
ークに亘って一定の駆動を現出できるので、クラッチの
入切を司るアクチュエータとして有用なものを提供でき
るに至った。
〔実施例〕
以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明する。
第2図乃び第3図に示すように、左右のサイドケース
(1),(1)の間にレベルワインド機構(A)、スプ
ール(2)夫々を前後位置に配置すると共に、右側のサ
イドケース(1)の外部にドラグ操作具(3)、巻上げ
ハンドル(4)夫々を備え、又、左右のサイドケース
(1),(1)の上部同士の間に亘って制御ケース
(5)を備えて釣り用リールを構成する。
このリールではスプール(2)の内部にスプール駆動
用電動モータ(6)、遊星減速機構(B)夫々が内装さ
れ、この遊星減速機構(B)の筒状軸(7)には右側の
サイドケース(1)の内部に立設した軸体(8)を挿通
してあり、この軸体(8)には、筒状軸(7)の端部と
係脱自在なクラッチ部材(9)が外嵌されている。
又、右側のサイドケース(1)に立設した支軸(10)
と同軸状に遊転支承したハンドル軸(11)に対して、前
記ドラグ操作具(3)を螺合させると共に、前記ハンド
ル(4)を固設してあり、このハンドル軸(11)の内端
側にはドラグ機構(12)、及び、ラチェット機構(C)
が備えられている。
そして、ハンドル(4)を巻取り方向に回動操作した
場合には、ハンドル(4)の回動力がドラグ機構(12)
の出力ギヤ(12a)を介してクラッチ部材(9)の入力
ギヤ(9a)に伝えられ、更に、筒状軸(7)、遊星減速
機構(B)夫々を介してスプール(2)に伝えられる結
果、スプール(2)を回転させるようになっている。
尚、ドラグ機構(12)は、ドラグ操作具(3)の回転
操作によって、その内部の摩擦板同士の圧接力を調節し
得るよう構成され、ラチェット機構(C)は、ラチェッ
トホイール(13)と、ラチェット爪(14)と、このラチ
ェット爪(14)の姿勢を切換操作する切換レバー(15)
とで成り、ラチェットホイール(13)との係合が許され
るようラチェット爪(14)の姿勢を設定しておくと、ハ
ンドル(4)の巻取り方向のみの回動操作が許されると
共に、後述する電動モータ(6)による巻取り方向への
スプール(2)の駆動が可能となり、ラチェット爪(1
4)をラチェットホイール(13)から離間する姿勢に設
定すると、スプール(2)の自由転動が可能になると同
時に、電動モータ(6)による巻取方向へのスプール
(2)の駆動が不能となる。
又、遊星減速機構(B)は電動モータ(6)の出力軸
(6a)に直結した第1太陽ギヤ(16)と、これに咬合す
る第1遊星ギヤ(17)と、第1遊星ギヤ(17)のキャリ
ヤ(18)に固設した第2太陽ギヤ(19)と、これに咬合
する第2遊星ギヤ(20)とで成り、第1、第2遊星ギヤ
(17),(20)はスプール(2)の内歯ギヤ部(2a)に
咬合し、第2遊星ギヤ(20)のキャリヤ部と一体的に前
記筒状軸(7)が形成され、この遊星減速機構(B)で
は、前記ラチェット機構(C)が機能し、筒状軸(7)
の繰出し方向への回転が阻止されている状態(ハンドル
(4)の巻取り方向への回転操作が行われている状態も
含む)で電動モータ(6)の駆動力によりスプール
(2)を巻取り方向に回転できるように構成されてい
る。
尚、レベルワインド機構(A)は、螺軸(21)の回転
によりガイド杆(22)に案内される状態で往復移動する
糸案内具(23)を備えて成り、このレベルワインド機構
(A)がスプール(2)の回転に連係して駆動させるよ
う、螺軸(21)の入力ギヤ(21a)とスプール(2)に
一体形成された出力ギヤ(24)との間には複数の中間ギ
ヤ(25)‥が介装されている。
又、このリールでは筒状軸(7)の係合部とクラッチ
部材(9)とを合わせてクラッチ(D)と称し、このク
ラッチ(D)では、クラッチ部材(9)に係合するシフ
タ(26)を有すると共に、このシフタ(26)を介してク
ラッチ部材(9)を係合解除方向に操作するようカム面
(27a),(27a)が形成されたスライド型の操作部材
(27)を有している。
尚、第1図に示すように、前記シフタ(26)は、その
両端部が軸(28),(28)にスライド移動自在に支持さ
れると共に、この軸(28),(28)に外嵌する圧縮バネ
(29),(29)の付勢力により、クラッチ部材(9)を
入り位置に向けて移動させ得るよう構成されている。
第1図及び第2図に示すように、右側のサイドケース
(1)には、ピン(30)を介して操作部材(27)をスラ
イド操作するクラッチレバー(31)を備え、このクラッ
チレバー(31)には、操作部材(27)をクラッチ(D)
の入り側に作動させるトーションバネ(32)の付勢力を
作用させてある。
次に、クラッチ(D)を入作動させる駆動機構につい
て説明する。前記操作部材(27)の先端近くにウォーム
ホイール(33)を軸支するとともに、このウォームホイ
ール(33)を駆動するウォーム(34)を咬合させ、ウォ
ーム(34)を電動モータ軸(36)に取付けてある。前記
ウォームホイール(33)に接当駆動ピン(37)を突設
し、前記電動モータ(36)を駆動すると、ウォームホイ
ール(33)が所定角度だけ回転して、前記接当駆動ピン
(37)が操作部材(27)の先端に接当してその操作部材
(27)を押し移動させてクラッチ入位置に切換える。ウ
ォームホイール(33)近くに接当駆動ピン(37)が所定
位置に至ることを検出するセンサ(44)を設置し、操作
部材(27)をクラッチ入位置に駆動移動させる操作前時
には、前記接当駆動ピン(37)をセンサ(44)の検出対
向する位置に待機させ、この待機位置を起点としてウォ
ームホイール(33)を回転させることによって、操作部
材(27)の移動量を確保する構成を採っている。
この電動モータ(36)の使用形態としては、人為的に
クラッチ(D)を切操作してスプール(2)を自由回転
状態にし、仕掛を投入し、所定の棚深さに相当する糸の
繰出し長さになると、前記制御ケース(5)内の制御装
置によって電動モータ(36)を起動させ、クラッチ
(D)を入作動させ、スプール(2)の自由回転を停止
させる形態を採る。
一方、ラチェットホイール(13)にも同じく接当ピン
(35)を立設し、ハンドル(4)を巻上げ操作すると、
ラチェットホイール(13)が回転し、前記接当ピン(3
5)が操作部材(27)の先端に接当して、操作部材(2
7)をクラッチ入位置に押移動させ、任意にクラッチ
(D)を入作動させる。
ここに、前記クラッチ(D)と、ラチェットホイール
(13)、及び、ウォームホイール(33)とは、接当ピン
(35)、及び、接当駆動ピン(37)が操作部材(27)に
接当する状態でのみ連係状態にある。したがって、これ
ら接当ピン(35)、及び接当駆動ピン(37)はクラッチ
入方向への切換時のみ作用するとともに、接当ピン(3
5)の操作部材(27)への接当作動がラチェットホイー
ル(13)に影響を与えることはない。このように、接当
ピン(35)を利用した押圧形態を、前記電動モータ(3
6)、及び、ハンドル(4)のクラッチ入作動のみを単
独で許す融通(a)と称す。
尚、前記制御ケース(5)には液晶ディスプレイ(3
8)と多数のスイッチ類(39)‥とを備え、液晶ディス
プレイ(38)には、スプール(2)の回転数に基づいて
計測される釣り糸の繰出し量、及び、棚の深さを示す値
夫々がデジタル数字で表示されるよう構成され、前記電
動モータ(36)は、棚の深さを示す値と、釣り糸の繰出
し量を示す値とが一致したタイミングで駆動され、この
ように電動モータ(36)が駆動されることにより、クラ
ッチ(D)が入り状態に達し、前記ラチェット機構
(C)によりスプール(2)の回転の停止が行われるよ
うになっている。(制御動作は詳述せず)。
〔別実施例〕 前記した実施例では、電動モータ(36)を右サイド
ケース(1)内に設けているが、左サイドケース(1)
内に設ける形態について説明する。第4図及び第5図に
示すように、左右サイドケース(1),(1)間に亘っ
て伝動軸(40)を架設するとともに、その伝動軸(40)
の右サイドケース(1)がわ側端に、駆動歯車(41)を
取付け、この駆動歯車(41)を、接当駆動ピン(37)を
突設する作動歯車(42)に咬合し、クラッチ(D)を入
作動させる。一方、左サイドケース(1)内の伝動軸
(40)端部にフェースギヤ機構(43)を介して電動モー
タ(36)を連係してある。
第6図に示すように、クラッチ(D)用の操作部材
(27)を駆動する別形態について説明する。電動モータ
(36)の回転軸先端にネジ部(36a)を形成し、このネ
ジ部(36a)の回転によって回転軸軸心方向に進行する
移動部材(45)をネジ部(36a)に螺合してある。電動
モータ(36)の取付固定ベース(46)を前方に延出し、
その延出部を移動部材(45)の側面に当て付け、移動部
材(45)の回り止め機能と移動案内機能とを持たせてい
る。この移動部材(45)を操作部材(27)に接当させて
クラッチ入状態に切換える。
このような移動部材(45)を利用することによって、
ストロークが長くなると極端に駆動力の落ちるソレノイ
ド等に比べて全ストロークに亘って安定した駆動力を発
揮できる有利さがある。第7図に示すように、移動部材
(45)と操作部材(27)との間に揺動アーム(47)を入
れて倍力構造を形成してもよい。
電動モータ(36)の替りに各種シリンダ,ソレノイ
ド等を適用でき、これを総称してアクチュエータとす
る。これはクラッチ(D)入に切換える専用アクチュエ
ータである。
クラッチ(D)への操作部材(27)に接当して駆動
する接当ピン(35)を突設したラチェツトホイール(1
3)を、ハンドル(4)の巻上げ動作に連動してクラッ
チ入状態に切換える伝動機構と称し、このように回転す
るものではないスライド移動するものであってもよい。
クラッチ(D)と前記伝動機構(13)及びアクチュ
エータ(36)との一方の連係部位における融通(a)と
しては、第10図に示すように、操作部材(27)の一端を
長孔(27a)を介して相手側係合ピンに連結する形態を
採ってもよい。
尚、特許請求の範囲の項に図面との対照を便利にする
為に符号を記すが、該記入により本発明は添付図面の構
成に限定されるものではない。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明に係る釣り用リールのクラッチ操作構造の
実施例を示し、第1図はクラッチ用アクチュエータの取
付状態を示す側面図、第2図は釣り用リールの縦断正面
図、第3図は釣り用リールの斜視図、第4図及び第5図
は各々アクチュエータを左側サイドケースに収納した状
態を示す側面図、及び、一部切欠要部拡大背面図、第6
図ないし第7図は、各々、クラッチ用アクチュエータの
取付状態における別実施例を示す側面図、第8図は、ア
クチュエータとクラッチとの連係部位における融通の別
実施例を示す側面図である。 (2)……スプール、(4)……巻上げハンドル、(1
3)……伝動機構、(27)……操作部材、(36)……ア
クチュエータ,電動モータ、(D)……クラッチ、
(a)……融通。

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】釣り糸巻上げ用の巻上げハンドル(4)と
    スプール(2)とを連係するスプール駆動系にクラッチ
    (D)を設け、 前記クラッチ(D)を切状態より入状態に切換えるアク
    チュエータ(36)を設けてある釣り用リールのクラッチ
    操作構造であって、 前記アクチュエータ(36)をクラッチ入状態に切換える
    専用アクチュエータに構成するとともに、 前記巻上げハンドル(4)の巻上げ動作に連動してクラ
    ッチ入状態に切換える伝動機構(13)を、前記巻上げハ
    ンドル(4)と前記クラッチ(D)とに亘って設け、 前記伝動機構(13)と前記クラッチとの関係部位に、前
    記専用アクチュエータの作動に影響を与えずに、かつ前
    記クラッチ(D)用の操作部材(27)に係合し前記巻上
    げハンドル(4)によるクラッチ入作動のみを単独で許
    す第1融通手段(35)と、 前記専用アクチュエータと前記クラッチ(D)との連係
    部位に、前記伝動機構(13)の作動に影響を与えずに、
    かつ前記クラッチ(D)用の操作部材(27)に係合し前
    記専用アクチュエータによるクラッチ入作動のみを単独
    で許す第2融通手段(37,42)と を有する釣り用リールのクラッチ操作構造。
  2. 【請求項2】請求項1に記載の釣り用リールのクラッチ
    操作構造において、 前記専用アクチュエータが電動モータであり、この電動
    モータの回転出力を受けて前記操作部材(27)を正逆ス
    ライド駆動する送りネジ機構とで構成してある ことを特徴とする釣り用リールのクラッチ操作構造。
  3. 【請求項3】請求項1に記載の釣り用リールのクラッチ
    操作構造において、 前記第1融通手段(35)は、 前記伝動機構(13)を構成し前記巻上げハンドル(4)
    の巻上げ動作のみを許容するためのラチェット(36)に
    設けられ、かつ前記操作部材(27)に接離する接当ピン
    (35)である ことを特徴とする釣り用リールのクラッチ操作構造。
  4. 【請求項4】請求項1に記載の釣り用リールのクラッチ
    操作構造において、 前記第2融通手段(37,42)は、 前記専用アクチュエータに駆動され、前記操作部材に接
    離する接離部材(37,45,47,27a)である ことを特徴とする釣り用リールのクラッチ操作構造。
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