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JP3061931B2 - 孔版印刷装置のインキ供給制御装置 - Google Patents

孔版印刷装置のインキ供給制御装置

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Publication number
JP3061931B2
JP3061931B2 JP4085544A JP8554492A JP3061931B2 JP 3061931 B2 JP3061931 B2 JP 3061931B2 JP 4085544 A JP4085544 A JP 4085544A JP 8554492 A JP8554492 A JP 8554492A JP 3061931 B2 JP3061931 B2 JP 3061931B2
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JP
Japan
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ink
signal
output
sum
time
Prior art date
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Expired - Lifetime
Application number
JP4085544A
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English (en)
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JPH0596710A (ja
Inventor
昇 稲嶺
篤 原田
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Riso Kagaku Corp
Original Assignee
Riso Kagaku Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Riso Kagaku Corp filed Critical Riso Kagaku Corp
Priority to JP4085544A priority Critical patent/JP3061931B2/ja
Priority to GB9210164A priority patent/GB2258428B/en
Priority to DE4215923A priority patent/DE4215923C2/de
Publication of JPH0596710A publication Critical patent/JPH0596710A/ja
Priority to US08/236,007 priority patent/US5771800A/en
Application granted granted Critical
Publication of JP3061931B2 publication Critical patent/JP3061931B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B41PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
    • B41FPRINTING MACHINES OR PRESSES
    • B41F15/00Screen printers
    • B41F15/14Details
    • B41F15/40Inking units
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B41PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
    • B41FPRINTING MACHINES OR PRESSES
    • B41F31/00Inking arrangements or devices
    • B41F31/02Ducts, containers, supply or metering devices
    • B41F31/022Ink level control devices
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B41PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
    • B41FPRINTING MACHINES OR PRESSES
    • B41F33/00Indicating, counting, warning, control or safety devices
    • B41F33/04Tripping devices or stop-motions
    • B41F33/10Tripping devices or stop-motions for starting or stopping operation of damping or inking units
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B41PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
    • B41LAPPARATUS OR DEVICES FOR MANIFOLDING, DUPLICATING OR PRINTING FOR OFFICE OR OTHER COMMERCIAL PURPOSES; ADDRESSING MACHINES OR LIKE SERIES-PRINTING MACHINES
    • B41L13/00Stencilling apparatus for office or other commercial use
    • B41L13/18Inking units

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Inking, Control Or Cleaning Of Printing Machines (AREA)
  • Measurement Of Levels Of Liquids Or Fluent Solid Materials (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、孔版印刷装置のインキ
供給制御装置に関し、特に印刷ドラム内に設けられるイ
ンキ溜り部に対するインキ供給を制御するインキ供給制
御装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】回転式の孔版印刷装置に於いては、イン
キ通過構造の印刷ドラムの内側にインキ溜り部を設け、
インキ溜り部の印刷インキをスキージにより印刷ドラム
の外周面に巻き付け装着されている孔版原紙の裏面に対
して供給することが行われる。
【0003】上述の如き孔版印刷装置に於いては、孔版
印刷中、印刷ドラム内部に形成されるインキ溜り部に於
けるインキ量は過不足のない所定容量に保もたれる必要
がある。
【0004】このことに対して、従来の孔版印刷装置に
於いては、特開昭60−193687号公報、実開昭6
2−165527号公報に示されている如き静電容量式
のインキ量検出手段によりインキ溜り部のインキ量が所
定値以上である否かを検出し、インキ量検出手段により
インキ溜り部のインキ量が所定値以上でないと検出され
た時はインキ不足時であるとしてインキ溜り部に対する
インキ供給を直ちに開始し、インキ量検出手段によりイ
ンキ溜り部のインキ量が所定値以上であると検出されれ
ば、インキ溜り部に於けるインキ不足が解消されたとし
てインキ溜り部に対するインキ供給を停止することが行
われている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上述の如きインキ供給
制御に於いては、印刷ドラムの振動等によりインキ溜り
部に衝撃が加えられてインキ溜り部の印刷インキの面が
上下動したり波打ったり、また印刷インキが飛び跳ねた
りすると、インキ量検出手段がインキ溜り部のインキ量
を誤検出することがある。特にインキ溜り部の印刷イン
キに接触する針状電極を用いた静電容量式のインキ量検
出手段に於いては、インキ溜り部の印刷インキの面が上
下動したり波打ったり、また印刷インキが飛び跳ねたり
すると、インキ量の誤検出が生じ易い。
【0006】このため、上述の如くインキ量検出手段に
よるインキ溜り部のインキ量の検出結果によってインキ
溜り部に対するインキ供給の開始と停止の制御が行われ
ると、インキ量検出手段によるインキ量の誤検出に起因
してインキ溜り部に対する印刷インキの供給が適切に行
われなくなり、インキ溜り部に於けるインキ供給が過剰
になったり、不足になったりする不具合が発生するよう
になる。
【0007】インキ量検出手段の上述の如きインキ量誤
検出は、使用される印刷インキが低粘度の軟らかいもの
であるほど、インキ溜り部の印刷インキの面が上下動し
たり波打ったり、また印刷インキが飛び跳ねたりし易い
ために、多く生じ易くなり、特に問題になる。
【0008】また特開平3−240584号(特願平2
−37178号)公報に示されている孔版印刷装置の如
く、ブレード式のスキージ装置が用いられ、スキージブ
レードが印刷ドラムの特定の回転角(回転位相)に亘っ
て印刷ドラムの内周面より引き離され、これに伴いスキ
ージの一側部に形成されるインキ溜り部が移動、変動す
る場合は、インキ量検出手段は一時的にインキ量検出を
正確に行えなくなり、このときもインキ量検出手段によ
るインキ溜り部のインキ量の検出結果によってインキ溜
り部に対するインキ供給の開始と停止の制御が行われる
と、インキ溜り部に於けるインキ量が不適切なものにな
る。
【0009】本発明は、従来の孔版印刷装置のインキ供
給制御装置に於ける上述の如き問題点に着目してなされ
たものであり、インキ量検出手段によるインキ量の誤検
出に拘らずインキ溜り部に対するインキ供給の開始と停
止の制御が適切に行われるようにし、インキ溜り部に於
けるインキ量が常に適正値に保たれるようにする孔版印
刷装置のインキ供給制御装置を提供することを目的とし
ている。
【0010】
【課題を解決するための手段】上述の如き目的は、本発
明によれば、印刷ドラム内に設けられるインキ溜り部の
インキ量が所定値以上である時には第一の信号を出力
し、前記インキ溜り部のインキ量が所定値以上でない時
には第二の信号を出力するインキ量検出手段を用い、当
該インキ量検出手段が出力する信号に基づいて前記イン
キ溜り部に対する印刷インキの供給を制御する孔版印刷
装置のインキ供給制御装置に於いて、前記印刷ドラムの
回転下にてその所定回転角範囲、あるいは所定時間範囲
内に於いて前記インキ量検出手段が前記第一の信号を出
力する時間の和と前記第二の信号を出力する時間の和
の相対関係を数値演算する演算手段と、前記演算手段よ
り数値演算された結果により前記インキ溜り部のインキ
量が所定値以下であるか否かを判定し、当該判定に従っ
て前記インキ溜り部に対する印刷インキ供給の制御指令
信号を出力するインキ供給有無判定手段とを有している
ことを特徴とする孔版印刷装置のインキ供給制御装置に
よって達成される。
【0011】本発明による孔版印刷装置のインキ供給制
御装置に於いては、前記演算手段は、前記インキ量検出
手段が前記第一の信号を出力する時間の和と前記第二の
信号を出力する時間の和との相対関係の数値演算とし
て、前記第一の信号の出力時間の和と前記第二の信号の
出力時間の和との差を算出する演算を行うよう、あるい
は前記第一の信号の出力時間の和と前記第二の信号の出
力時間の和との合計値に対して前記第一の信号の出力時
の和、あるいは前記第二の信号の出力時間の和が占め
る割合を算出する演算を行うよう、あるいは前記第一の
信号の出力時間の和と前記第二の信号の出力時間の和
の相対比率を算出する演算を行うよう構成されているこ
とを詳細な特徴としていてよい。
【0012】本発明による孔版印刷装置のインキ供給制
御装置は、前記インキ量検出手段の出力信号をサンプリ
ング時間毎、あるいは前記印刷ドラムのサンプリング回
転角毎に繰り返し取り込み、各出力信号取り込み時に於
ける第一の信号あるいは第二の信号の取り込み個数のカ
ウントにより前記第一の信号の出力時間の和と前記第二
の信号の出力時間の和とを得るよう構成されていてよ
い。
【0013】また本発明による孔版印刷装置のインキ供
給制御装置は、印刷ドラム内に設けられるインキ溜り部
のインキ量が所定値以上である時には第一の信号を出力
し、前記インキ溜り部のインキ量が所定値以上でない時
には第二の信号を出力するインキ量検出手段を用い、当
該インキ量検出手段が出力する信号に基づいて前記イン
キ溜り部に対する印刷インキの供給を制御する孔版印刷
装置のインキ供給制御装置に於いて、前記印刷ドラムの
回転下にてその所定角度範囲または所定時間範囲内に於
いて前記インキ量検出手段の出力信号をサンプリング時
毎、あるいは前記印刷ドラムのサンプリング回転角
に繰り返し取り込み、出力信号取り込みの毎に前記第一
の信号と前記第二の信号との取り込み個数を予め定義さ
れた規則に従ってアップダウンカウントするカウンタ
と、前記カウンタのカウント値により前記インキ溜り部
のインキ量が所定値以下であるか否かを判定し、当該判
定に従って前記インキ溜り部に対する印刷インキ供給の
制御指令信号を出力するインキ供給有無判定手段とを有
していることを特徴としてもよい。
【0014】また本発明による孔版印刷装置のインキ供
給制御装置は、上述の如き構成に加えて、前記インキ供
給有無判定手段がインキ溜り部のインキ量が所定値以下
であると連続して判定している時間を監視し、これが所
定値以上なった時にはインキ溜り部に対して印刷イン
キの供給が行われ得ない状態になったと判定する印刷イ
ンキ供給不可能状態検出手段を有していてもよい。
【0015】
【作用】上述の如き構成によれば、印刷ドラムの回転下
にてその所定回転角範囲、あるいは所定時間範囲を判定
1サイクルとし、その判定1サイクル内にてインキ量検
出手段が第一の信号を出力する時間の和とインキ量検出
手段が第二の信号を出力する時間の和との相対関係が演
算手段により数値演算、例えば第一の信号の出力時間
と第二の信号の出力時間の和との差、あるいは第一の
信号の出力時間の和と第二の信号の出力時間の和との合
計値に対して第一の信号の出力時間の和または第二の信
号の出力時間の和が占める割合を算出、あるいは第一の
信号の出力時間の和と第二の信号の出力時間の和との相
対比率を算出することが行われ、この演算結果に基づい
てインキ供給有無判定手段によりインキ溜り部のインキ
量が所定値以下であると云う判定が選択的に行われる。
【0016】また本発明によるもう一つのインキ供給制
御装置に於いては、インキ量検出手段の出力信号の取り
込みの毎に第一の信号と第二の信号との取り込み個数が
カウンタにより予め定義された規則に従ってアップダウ
ンカウントされ、カウンタのカウント値に基づいてイン
キ供給有無判定手段によりインキ溜り部のインキ量が所
定値以下であると云う判定が選択的に行われる。
【0017】また印刷インキ供給不可能状態検出手段
は、インキ供給有無判定手段がインキ溜り部のインキ量
が所定値以下であると連続して判定している時間を監視
し、これが所定値以上なった時にはインキ溜り部に対し
て印刷インキの供給が行われ得ない状態になったと判定
する。
【0018】
【実施例】以下に添付の図を参照して本発明を実施例に
ついて詳細に説明する。
【0019】図1は本発明によるインキ供給制御装置が
適用される孔版印刷装置の概略構成を示している。孔版
印刷装置は全体を符号1により示されている。
【0020】孔版印刷装置1は、イメージスキャナによ
り構成され印刷すべき原稿の画像を読み取る原稿画像読
み取り部2と、原稿画像読み取り部2が読み取った原稿
画像データに応じて感熱性の孔版原紙Sに感熱式に穿孔
画像を形成するサーマルヘッド3を含む製版部4と、製
版部4により製版された孔版原紙Sを外周面に巻き付け
装着される円筒状の印刷ドラム5と、プレスローラ6
と、印刷用紙Pを一枚ずつ印刷ドラム5とプレスローラ
6との間に供給する給紙部7と、印刷済みの印刷用紙P
の排出、集積を行う排紙部8と、印刷使用済みの孔版原
紙Sを印刷ドラム5より剥ぎ取って廃棄処理する排版部
9とを有しており、印刷ドラム5内にはブレード式のス
キージ装置11が配置されている。
【0021】この孔版印刷装置1に於いては、印刷ドラ
ム5が図示されていない回転駆動手段により自身の中心
軸線の周りに図にて時計廻り方向に回転駆動され、印刷
ドラム5の回転に同期して印刷用紙Pが図にて右方より
左方へ移動する状態にてプレスローラ6との間に供給さ
れ、印刷用紙Pがプレスローラ6より印刷ドラム5の外
周面の巻き付け装着されている孔版原紙Sに対し押し付
けられることにより、印刷用紙Pに対して孔版版印刷が
行れるようになっている。
【0022】図2はブレード式のスキージ装置11の詳
細な実施例を示している。インキ供給用スキージ装置1
1は、左右のスキージ支持側板13を有しており、この
左右のスキージ支持側板13は一端部にて印刷ドラム5
の軸線方向に沿って延在する連結軸15により互いに連
結されて一体化されている。連結軸15には揺動レバー
17の一端部が枢動連結されており、揺動レバー17
は、中間部を図示されていない固定枠体に取り付けられ
た支持軸19より回転可能に支持され、他端部にカムフ
ォロアローラ21を回転可能に支持している。
【0023】カムフォロアローラ21は、揺動レバー1
7が連結軸15に取り付けられた図示されていないばね
により図2にて反時計廻り方向へ付勢されていることに
より、前記固定枠体より回転可能に支持されたカム軸2
3のカム25のカム面に係合している。カム軸23は歯
車27により印刷ドラム5の回転に同期して印刷ドラム
5の回転に対して1対1の伝達関係にて回転駆動される
ようになっている。
【0024】スキージ支持側板7は、他端部を引張コイ
ルばね31より図2にて上方へ付勢され、これにより他
端部にて前記固定枠体に取付角度調整可能に固定されて
いる偏心カム33と当接している。
【0025】左右のスキージ支持側板7には該両者間に
スキージ支持基板35とこれにねじ37により固定装着
されたスキージ支持取付板39とが印刷ドラム5の軸線
方向に平行に掛け渡された態様にて取り付けられてい
る。スキージ支持基板35とスキージ支持取付板39と
は印刷ドラム1の軸線方向に平行に延在するスキージブ
レード41の基部側を挟み込み支持している。
【0026】スキージブレード41はウレタンゴムの如
きゴム状弾性体により構成され、スキージ支持基板35
とスキージ支持取付板39より片持ち支持され、自由端
である先端縁部を所定のスキージ角をもって印刷ドラム
5の内周面に押し付けられている。
【0027】スキージブレード41は、インキ供給パイ
プ45より供給される印刷インキにより、印刷ドラム1
の回転に伴い、印刷ドラム1との接触位置より印刷ドラ
ム1の回転方向遅れ側に、即ち図2で見て前記接触位置
より右側の三角形領域にインキ溜り部Pを形成するよう
になっており、このインキ溜り部部Pにはスキージ支持
取付板39の左右の側板47間に掛け渡されて印刷ドラ
ム1の軸線方向に平行に延在する支持軸49より回転可
能に支持されたインキ撹伴パイプ51が配置されてい
る。
【0028】インキ溜り部Pに対する印刷インキの供給
はインキ供給パイプ45より行われ、インキ供給パイプ
45より印刷ドラム1の内周面上に落下した印刷インキ
は、印刷ドラム1の図2で見て時計廻り方向の回転によ
りインキ溜り部Pへ移行し、ここに溜るようになる。
【0029】インキ溜り部Pの印刷インキは、印刷ドラ
ム1の図2で見て時計廻り方向の回転に伴い自身の粘性
により、インキ撹伴パイプ51を連れ回りさせつつ、こ
れの周りに時計廻り方向の渦流を生じ、この印刷インキ
は、インキ撹伴パイプ51周りの渦流により撹伴されつ
つ横方向(インキ撹伴パイプ51の軸線方向)の容量が
概ね均一になるように横移動し、そしてスキージブレー
ド41により、これが印刷ドラム1の内周面に対し摺接
する先端縁部分より印刷ドラム1に対し押し込まれるこ
とになる。
【0030】スキージブレード41は、印刷ドラム1の
回転に同期して駆動されるカム25とカムフォロアロー
ラ21とによるカム機構により、カム25のカム形状に
より決まる印刷ドラム1の所定の回転位相区間に亘って
揺動レバー17、インキ撹伴パイプ51と共に印刷ドラ
ム1の内周面より強制的に引き離される。このスキージ
ブレード41が印刷ドラム1の内周面より強制的に引き
離される回転位相区間は、印刷ドラム5の一部に形成さ
れている非インキ通過部と対応する回転位相区間であっ
てよい。
【0031】尚、スキージブレード41が印刷ドラム1
の内周面より強制的に引き離されると、インキ溜り部P
の印刷インキはインキ撹伴パイプ51の周りに絡み付い
た状態にて上方へ持ち上げられ、インキ溜り部Pの形状
は大きく変動することになる。
【0032】上述のインキ供給パイプ45によるインキ
溜り部Pに対するインキ供給の制御はインキ量検出装置
53により検出されるインキ溜り部Pのインキ量に基づ
いて行われるようになっている。
【0033】インキ量検出装置53は固定部材55に取
付板57を介して固定されたインキ量検出用回路基板5
9と電極取付基板61とを有しており、電極取付基板6
1には針状の検出電極部材63が取り付けられている。
検出電極部材63は同軸ケーブル65の中心導体(芯
線)67によりインキ量検出用回路基板59の信号線導
通部と導通接続され、インキ溜り部Pにてインキ溜り部
Pを挟んで接地電極部材をなす印刷ドラム5と対向配置
されている。尚、同軸ケーブル65の外側導体(シール
ド導体)69はインキ量検出用回路基板59の接地導通
部に導通接続されて接地されている。
【0034】インキ量検出用回路基板59に構成されて
いるインキ量検出用回路は、インキ溜り部Pに於けるイ
ンキ量変化に伴う検出電極部材63と印刷ドラム5との
間の静電容量変化を感知し、この実施例に於いては、イ
ンキ溜り部Pのインキ量が所定値以上である時には第一
の信号としてローレベル信号を図3に示されている如き
インキ供給制御装置71へ出力し、インキ溜り部Pのイ
ンキ量が所定値以上でない時には第二の信号としてハイ
レベル信号をインキ供給制御装置71へ出力するように
なっている。
【0035】インキ供給制御装置71は、図3に示され
ている如く、CPU75と、プログラムメモリ部77
と、データメモリ部79と、入力ポート部81と、出力
ポート部83とを含むマイクロコンピュータにより構成
されている。
【0036】入力ポート部81にはインキ量検出装置5
3とロータリエンコーダ等を含むドラム回転状態検出装
置85とが接続され、入力ポート部81はインキ量検出
装置53の出力信号とドラム回転状態検出装置85より
の印刷ドラム5の回転状態に関する情報、例えば印刷ド
ラム5が回転しているか否かの情報、印刷ドラム5の回
転位相(回転角)に関する情報をCPU75の指令に基
づいて所定のタイミングにて取り込むようになってい
る。
【0037】CPU75は、プログラムの実行により、
演算手段と、インキ供給有無判定手段と、印刷インキ供
給不可能状態検出手段とを実現するものであり、印刷ド
ラム5の回転中は、ドラム回転状態検出装置85よりの
ドラム回転情報により検出される印刷ドラム5の所定回
転角範囲、例えばドラム1回転、あるいは内蔵タイマに
より時間計測される所定時間(例えばドラムが1回転程
度するのに要する時間)範囲に亘って、プログラムメモ
リ部77に格納されたプログラムを、内蔵のタイマ75
aにより時間計測されるサンプリング時間(微少時間)
毎に、あるいは印刷ドラム5のサンプリング回転角(微
少回転角)毎に繰り返し実行し、このプログラムの実行
の度にインキ量検出装置53の出力信号がローレベル信
号であるかハイレベル信号を判別し、インキ量検出装置
53の出力信号がローレベル信号である時には内蔵のロ
ーレベル信号カウンタ75bのカウント値をインクリメ
ントし、これに対しインキ量検出装置53の出力信号が
ハイレベル信号である時には内蔵のハイレベル信号カウ
ンタ75cのカウント値をインクリメントし、ローレベ
ル信号カウンタ75bのカウント値をローレベル信号出
力時間として、またハイレベル信号カウンタ75cのカ
ウント値をハイレベル信号出力時間としてデータメモリ
部79に書き込み、印刷ドラム5の回転が所定回転角範
囲、あるいは所定時間範囲に亘って行われた時点、換言
すれば判定1サイクルが終了した時点にてデータメモリ
部79に書き込まれているローレベル信号出力時間の和
とハイレベル信号出力時間の和との相対関係を数値演算
するようになっている。
【0038】このローレベル信号出力時間の和とハイレ
ベル信号出力時間の和との相対関係の数値演算は、前記
ローレベル信号出力時間の和とハイレベル信号出力時間
の和との差の算出、あるいはローレベル信号出力時間
とハイレベル信号出力時間の和との合計値に対してロ
ーレベル信号出力時間の和、あるいはハイレベル信号出
力時間の和が占める割合の算出、あるいはローレベル信
号出力時間の和とハイレベル信号出力時間の和との相対
比率の算出である。
【0039】CPU75は、上述の如く数値演算された
結果によりインキ溜り部Pのインキ量が所定値以下であ
るか否かを判定し、当該判定に従ってインキ溜り部Pに
対する印刷インキ供給の制御指令信号、即ちインキ供給
開始制御指令信号とインキ供給停止制御指令信号のいず
れかを出力ポート部83よりインキ供給ポンプ87の駆
動回路89へ出力するようになっている。尚、インキ供
給ポンプ87はインキ供給パイプ45に対して印刷イン
キを供給するポンプである。
【0040】またCPU75はインキ溜り部Pのインキ
量が所定値以下であると連続して判定している時間を内
蔵のインキレスカウンタ75dによって監視し、これが
所定値以上なった時には、インキ供給ポンプ85に接続
されている図示されていない印刷インキ供給源に於ける
印刷インキがすべて消費されたこと等により、インキ溜
り部Pに対して印刷インキの供給が行われ得ない状態に
なったと判定し、インキレス信号を出力するようになっ
ている。
【0041】図4は上述の如き構成よりなるインキ供給
制御装置の動作フロー例を示しており、この動作フロー
に示されたルーチンは、微少サンプリング時間毎、ある
いは印刷ドラム5の微少サンプリング回転角毎の割込り
ルーチンとして、繰り返し規則的に実行される。この割
込りルーチンに於いては、先ず印刷ドラム5が回転して
いるか否かの判別をドラム回転状態検出装置85よりの
信号に基づいて行う(ステップ10)。印刷ドラム5が
回転していなければ、インキ供給実行中であることを示
すフラッグFが1であるか否か、即ち、現在、インキ供
給実行中であるか否かの判別を行う(ステップ10
0)。フラッグFが1であれば、インキ供給停止指令信
号を出力し、フラッグFを0に戻す(ステップ11
0)。
【0042】これに対し印刷ドラム5が回転していれ
ば、判定1サイクルが終了したか否かの判別を行う(ス
テップ20)。判定1サイクルが終了したことの判別
は、印刷ドラム5の回転が所定回転角範囲に亘って回転
したか、例えば1回転したか、あるいは印刷ドラム5が
予め定義された所定時間範囲に亘って回転したかについ
て行われ、判定1サイクルが終了するまでは、インキ量
検出装置53よりの出力信号を取り込み、この出力信号
がローレベル信号であるか、ハイレベル信号であるかの
判別を行う(ステップ30)。
【0043】インキ量検出装置53よりの出力信号がロ
ーレベル信号である場合は、ローレベレル信号カウンタ
75bのカウント値CLを一つアップカウントしてこの
カウント値をデータメモリ部79の所定アドレスに書き
込む(ステップ40)。これに対しインキ量検出装置5
3よりの出力信号がハイレベル信号である場合は、ハイ
レベレル信号カウンタ75cのカウント値CHを一つア
ップカウントしてこのカウント値をデータメモリ部79
の所定アドレスに書き込む(ステップ50)。
【0044】判定1サイクルが終了すると、データメモ
リ部79の所定アドレスに書き込まれているローレベル
信号カウンタ75bのカウント値CLをローレベル信号
出力時間の和として、またデータメモリ部79の所定ア
ドレスに書き込まれているハイレベル信号カウンタ75
cのカウント値CHをハイレベル信号出力時間の和とし
て各々読み出し、このローレベル信号出力時間の和とハ
イレベル信号出力時間の和の相対関係を数値演算する
(ステップ60)。
【0045】この相対関係の数値演算としては、例えば
ハイレベル信号出力時間の和よりローレベル信号出力時
の和を差し引いて相対ハイレベル信号出力時間を求め
る演算、ローレベル信号出力時間の和とハイレベル信号
出力時間の和合計値に対してハイレベル信号出力時
の和が占める割合よりハイレベル信号出力時間比率を
求める演算、ローレベル信号出力時間の和に対するハイ
レベル信号出力時間の和の比率より相対ハイレベル信号
出力時間比率を求める演算がある。
【0046】上述の如き相対関係の数値演算が完了する
と、ローレベレル信号カウンタ75bのカウント値CL
とハイレベレル信号カウンタ75cのカウント値CHを
各々0に戻す(ステップ70)。
【0047】次に上述の演算結果に基づいてインキ溜り
部Pのインキ量が所定値以下であるか否かの判定、即ち
インキ量不足であるか否かを判別する(ステップ8
0)。この判別は、演算結果である相対ハイレベル信号
出力時間、ハイレベル信号出力時間、あるいは比率相対
ハイレベル信号出力時間比率が予め演算結果の種類に応
じて適切に定義された所定値以上であるか否かの判別で
あり、相対ハイレベル信号出力時間、ハイレベル信号出
力時間、あるいは比率相対ハイレベル信号出力時間比率
が所定値以上であれば、インキ量不足である判定する。
【0048】この判定がインキ量不足の判定ない場
合、即ちインキ溜り部Pのインキ量が適量である判定が
行われると、インキレスカウンタ75dのカウント値C
を0に戻し(ステップ90)、その後に上述のステップ
100へ進。この時にインキ供給実行中であれば、即
ちフラッグFが1であれば、インキ供給停止指令信号を
出力し、フラッグFをに戻す(ステップ110)。
【0049】これに対しインキ量不足である判定が行わ
れると、先ずインキレスカウンタ75dのカウント値C
を一つアツプカウントし(ステップ120)、このカウ
ント値Cが予め定義された所定値Cset以上であるか
否かを判別する(ステップ130)。
【0050】カウント値Cが所定値Cset以上でない
場合はインキ供給実行中であることを示すフラッグFが
1であるか否かの判別を行い(ステップ140)、フラ
ッグFが1でなければ、インキ供給開始指令信号を出力
し、フラッグFを1にセットする(ステップ150)。
【0051】これに対しカウント値Cが所定値Cset
以上である場合は、インキ溜り部Pのインキ量が所定値
以下である判定が所定時間以上に亘って連続して行われ
た場合であり、この場合はインキ供給開始指令信号の出
力に拘らずインキ溜り部Pに対して印刷インキの供給が
行われ得ない状態になったと判定し、インキレス信号を
出力する(ステップ160)。
【0052】図5は、上述の如き割込りルーチンに於け
る各信号のタイムチャートを示している。図5に於い
て、(a)は印刷ドラム5が1回転する度にローレベル
よりハイレベル変化する判定サイクル設定信号を、
(b)はインキ量検出装置53の出力信号を、(c)は
印刷インキ供給の制御指令信号を各々示している。印刷
インキ供給の制御指令信号は、ローレベル時はインキ供
給停止指令信号であり、ハイレベル時はインキ供給開始
指令信号である。
【0053】このタイムチャートより、インキ溜り部P
に於ける印刷インキ面が波打ったり、印刷インキが飛び
跳ねる等してインキ量検出装置53がインキ溜り部Pに
於ける印刷インキ量を一時的に誤検出しても、インキ供
給開始指令信号が出力されることはなく、インキ溜り部
Pに於ける印刷インキ量が本当に所定量以下になっては
じめてインキ供給開始指令信号が出力されることが理解
されよう。
【0054】図6は本発明による孔版印刷装置のインキ
供給制御装置の他の実施例を示している。尚、図6に於
いて、図3に対応する部分は図3に付した符号と同一の
符号により示されている。
【0055】この実施例に於いては、アップダウンカウ
ンタ91が設けられている。
【0056】この場合、CPU75は、ドラム回転状態
検出装置85よりのドラム回転情報により検出される印
刷ドラム5の所定回転角範囲、例えばドラム1回転、あ
るいは内蔵タイマにより時間計測される所定時間(例え
ばドラムが1回転程度するのに要する時間)範囲に亘っ
て、プログラムメモリ部77に格納されたプログラム
を、内蔵のタイマ75aにより時間計測されるサンプリ
ング時間(微少時間)毎に、あるいは印刷ドラム5の
ンプリング回転角(微少回転角)毎に繰り返し実行し、
このプログラムの実行の度にインキ量検出装置53の出
力信号がローレベル信号であるかハイレベル信号を判別
し、インキ量検出装置53の出力信号がローレベル信号
である時にはアップダウンカウンタ91にダウンカウン
ト指令を出力し、これに対しインキ量検出装置53の出
力信号がハイレベル信号である時にはアップダウンカウ
ンタ91にアップカウント指令を出力するようになって
いる。
【0057】これによりアップダウンカウンタ91のカ
ウント値は、ハイレベル信号の取り込み個数よりローレ
ベル信号の取り込み個数を差し引いた値、即ち上述のハ
イレベル信号出力時間の和よりローレベル信号出力時間
の和を差し引いた相対ハイレベル信号出力時間と等価の
数値となる。
【0058】従って、この場合には、CPU75は、印
刷ドラム5の回転が所定回転角範囲、あるいは所定時間
範囲に亘って行われた時点、即ち判定1サイクルが終了
した時点にてアップダウンカウンタ91が所定値以上で
あれば、インキ供給開始制御指令信号を出力し、アップ
ダウンカウンタ91が所定値以上でなければインキ供給
停止制御指令信号するようになっている。
【0059】この実施例によるインキ供給制御装置の動
作フロー例は図7に示されている。この場合には、ステ
ップ30〜50の実行により、インキ量検出装置53の
出力信号がローレベル信号である時にはダウンカウント
が行われ、インキ量検出装置53の出力信号がハイレベ
ル信号である時にはアップカウントが行われ、アップダ
ウンカウンタ91のカウント値は常にローレベル信号出
力時間の和とハイレベル信号出力時間の和の相対関係を
示すことになるから、上述の実施例に於ける相対関係の
演算ステップ(ステップ60)は省略される。
【0060】尚、インキ溜り部の印刷インキが飛び跳ね
易いドラム回転位相、スキージブレード41がドラム内
周面より離れるドラム回転位相等、印刷ドラム5の特定
の回転位相区間に於いては、この特定回転位相区間をド
ラム回転状態検出装置85よりのドラム回転位相信号、
あるいはタイマ等により検出し、この特定回転位相区間
に於いてはインキ量検出装置53よりの出力信号の取り
込みを禁止し、特定回転位相区間をデータサンプリング
区間より除外することも可能であり、この場合はインキ
溜り部Pのインキ量が所定値以下であると云う判定が、
より一層確実なものになる。
【0061】またインキ量検出装置53によるインキ溜
り部Pのインキ量検出は印刷ドラムの軸線方向の複数箇
所にて行われるようになっていてもよく、この場合は各
検出箇所に於けるインキ量検出の平均値により出力信号
が発生されればよい。
【0062】以上に於ては、本発明を特定の実施例につ
いて詳細に説明したが、本発明は、これらに限定される
ものではなく、本発明の範囲内にて種々の実施例が可能
であることは当業者にとって明らかであろう。
【0063】
【発明の効果】以上の説明から理解される如く、本発明
による孔版印刷装置のインキ供給制御装置によれば、印
刷ドラムの回転下にてその所定回転角範囲、あるいは所
定時間範囲を判定1サイクルとし、その判定1サイクル
内にてインキ量検出手段が第一の信号(ローレベル信
号)を出力する時間の和とインキ量検出手段が第二の信
号(ハイレベル信号)を出力する時間の和との相対関係
が演算手段により数値演算され、この演算結果に基づい
てインキ供給有無判定手段によりインキ溜り部のインキ
量が所定値以下であると云う判定が選択的に行われるか
ら、印刷ドラムの回転に伴うインキ溜り部の印刷インキ
面の不規則な乱れ等に起因してインキ量検出手段がイン
キ量の誤検出を行っても、インキ溜り部に対するインキ
供給の開始と停止の制御が適切に行われる。
【0064】また本発明によるもう一つのインキ供給制
御装置に於いては、インキ量検出手段の出力信号の取り
込みの毎に第一の信号と第二の信号との取り込み個数が
カウンタにより予め定義された規則に従ってアップダウ
ンカウントされ、カウンタのカウント値に基づいてイン
キ供給有無判定手段によりインキ溜り部のインキ量が所
定値以下であると云う判定が選択的に行われるから、こ
の場合もインキ溜り部の印刷インキ面の乱れ等に起因し
てインキ量検出手段がインキ量の誤検出を行っても、イ
ンキ溜り部に対するインキ供給の開始と停止の制御が適
切に行われる。
【0065】また本発明による孔版印刷装置のインキ供
給制御装置によれば、インキ溜り部のインキ量が所定値
以下であると連続して判定している時間を監視し、これ
が所定値以上なった時にはインキ溜り部に対して印刷イ
ンキの供給が行われ得ない状態になったと判定するか
ら、この判定もインキ量検出手段によるインキ量の誤検
出に拘らず適切に行われるようになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるインキ供給制御装置が適用される
孔版印刷装置の概略構成を示す概略構成図。
【図2】本発明によるインキ供給制御装置が適用される
孔版印刷装置のブレード式スギージ装置の詳細実施例を
示す部分的側面図。
【図3】本発明による孔版印刷装置のインキ供給制御装
置の一実施例を示すブロック線図。
【図4】本発明による孔版印刷装置のインキ供給制御装
置の動作フロー例を示すフローチャート。
【図5】本発明による孔版印刷装置のインキ供給制御装
置に於ける各信号のタイムチャート。
【図6】本発明による孔版印刷装置のインキ供給制御装
置の他の実施例を示すブロック線図。
【図7】図6に示された本発明による孔孔版印刷装置の
インキ供給制御装置の動作フロー例を示すフローチャー
ト。
【符号の説明】
1 孔版印刷装置 5 印刷ドラム 11 スギージ装置 17 揺動レバー 41 スキージブレード 45 インキ供給パイプ 53 インキ量検出装置 63 検出電極部材 71 インキ供給制御装置 85 ドラム回転状態検出装置
フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭64−35219(JP,A) 実開 昭62−165527(JP,U) 実開 昭58−50738(JP,U) 実開 昭61−198064(JP,U) 実開 平4−66529(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B41F 31/02 B41L 13/18 G01F 23/26

Claims (9)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 印刷ドラム内に設けられるインキ溜り部
    のインキ量が所定値以上である時には第一の信号を出力
    し、前記インキ溜り部のインキ量が所定値以上でない時
    には第二の信号を出力するインキ量検出手段を用い、当
    該インキ量検出手段が出力する信号に基づいて前記イン
    キ溜り部に対する印刷インキの供給を制御する孔版印刷
    装置のインキ供給制御装置に於いて、 前記印刷ドラムの回転下にてその所定回転角範囲に於い
    て前記インキ量検出手段が前記第一の信号を出力する時
    の和と前記第二の信号を出力する時間の和との相対関
    係を数値演算する演算手段と、 前記演算手段より数値演算された結果により前記インキ
    溜り部のインキ量が所定値以下であるか否かを判定し、
    当該判定に従って前記インキ溜り部に対する印刷インキ
    供給の制御指令信号を出力するインキ供給有無判定手段
    と、 を有していることを特徴とする孔版印刷装置のインキ供
    給制御装置。
  2. 【請求項2】 印刷ドラム内に設けられるインキ溜り部
    のインキ量が所定値以上である時には第一の信号を出力
    し、前記インキ溜り部のインキ量が所定値以上でない時
    には第二の信号を出力するインキ量検出手段を用い、当
    該インキ量検出手段が出力する信号に基づいて前記イン
    キ溜り部に対する印刷インキの供給を制御する孔版印刷
    装置のインキ供給制御装置に於いて、 前記印刷ドラムの回転下にて所定時間範囲内に於いて前
    記インキ量検出手段が前記第一の信号を出力する時間
    と前記第二の信号を出力する時間の和との相対関係を
    数値演算する演算手段と、 前記演算手段より数値演算された結果により前記インキ
    溜り部のインキ量が所定値以下であるか否かを判定し、
    当該判定に従って前記インキ溜り部に対する印刷インキ
    供給の制御指令信号を出力するインキ供給有無判定手段
    と、 を有していることを特徴とする孔版印刷装置のインキ供
    給制御装置。
  3. 【請求項3】 前記演算手段は、前記インキ量検出手段
    が前記第一の信号を出力する時間の和と前記第二の信号
    を出力する時間の和との相対関係の数値演算として、前
    記第一の信号の出力時間の和と前記第二の信号の出力時
    の和との差を算出する演算を行うよう構成されている
    ことを特徴とする請求項1また2に記載の孔版印刷装
    置のインキ供給制御装置。
  4. 【請求項4】 前記演算手段は前記インキ量検出手段が
    前記第一の信号を出力する時間の和と前記第二の信号を
    出力する時間の和との相対関係の数値演算として、前記
    第一の信号の出力時間の和と前記第二の信号の出力時間
    の和との合計値に対して前記第一の信号の出力時間
    、あるいは前記第二の信号の出力時間の和が占める割
    合を算出する演算を行うよう構成されていることを特徴
    とする請求項1また2に記載の孔版印刷装置のインキ
    供給制御装置。
  5. 【請求項5】 前記演算手段は前記インキ量検出手段が
    前記第一の信号を出力する時間の和と前記第二の信号を
    出力する時間の和との相対関係の数値演算として、前記
    第一の信号の出力時間の和と前記第二の信号の出力時間
    の和との相対比率を算出する演算を行うよう構成されて
    いることを特徴とする請求項1また2に記載の孔版印
    刷装置のインキ供給制御装置。
  6. 【請求項6】 前記インキ量検出手段の出力信号をサン
    プリング時間毎に繰り返し取り込み、各出力信号取り込
    み時に於ける第一の信号あるいは第二の信号の取り込み
    個数のカウントにより前記第一の信号の出力時間の和
    前記第二の信号の出力時間の和とを得るよう構成されて
    いることを特徴とする請求項1乃至5の何れかに記載の
    孔版印刷装置のインキ供給制御装置。
  7. 【請求項7】 前記インキ量検出手段の出力信号を前記
    印刷ドラムのサンプリング回転角毎に繰り返し取り込
    み、各出力信号取り込み時に於ける第一の信号あるいは
    第二の信号の取り込み個数のカウントにより前記第一の
    信号の出力時間の和と前記第二の信号の出力時間の和
    を得るよう構成されていることを特徴とする請求項1乃
    至5の何れかに記載の孔版印刷装置のインキ供給制御装
    置。
  8. 【請求項8】 印刷ドラム内に設けられるインキ溜り部
    のインキ量が所定値以上である時には第一の信号を出力
    し、前記インキ溜り部のインキ量が所定値以上でない時
    には第二の信号を出力するインキ量検出手段を用い、当
    該インキ量検出手段が出力する信号に基づいて前記イン
    キ溜り部に対する印刷インキの供給を制御する孔版印刷
    装置のインキ供給制御装置に於いて、前記印刷ドラムの回転下にてその所定角度範囲または所
    定時間範囲内に於いて、 前記インキ量検出手段の出力信
    号をサンプリング時間毎、あるいは前記印刷ドラムの
    ンプリング回転角毎に繰り返し取り込み、出力信号取り
    込みの毎に前記第一の信号と前記第二の信号との取り込
    み個数を予め定義された規則に従ってアップダウンカウ
    ントするカウンタと、 前記カウンタのカウント値により前記インキ溜り部のイ
    ンキ量が所定値以下であるか否かを判定し、当該判定に
    従って前記インキ溜り部に対する印刷インキ供給の制御
    指令信号を出力するインキ供給有無判定手段と、 を有していることを特徴とする孔版印刷装置のインキ供
    給制御装置。
  9. 【請求項9】 前記インキ供給有無判定手段がインキ溜
    り部のインキ量が所定値以下であると連続して判定して
    いる時間を監視し、これが所定値以上なった時にはイ
    ンキ溜り部に対して印刷インキの供給が行われ得ない状
    態になったと判定する印刷インキ供給不可能状態検出手
    段を有していることを特徴とする請求項1乃至8の何れ
    かに記載の孔版印刷装置のインキ供給制御装置。
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