JP3059136B2 - 脱硝触媒の再生方法 - Google Patents
脱硝触媒の再生方法Info
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Description
法に関し、さらに詳しくは、脱硝性能が低下して再生困
難とされる脱硝触媒を再生し、再度有効利用を可能とす
る脱硝触媒の再生方法に関する。
や各種燃焼炉から発生する窒素酸化物(以下、NOx と
いう。)の除去方法として、アンモニアを還元剤に用
い、触媒によって接触的に窒素と水に分解するアンモニ
ア接触還元方式が広く用いられている。現在実用化され
ているNOx 除去触媒は、排ガス中のダストによる閉塞
を防止するため、およびガス接触面積を広くするため、
正方形の孔形状を有するハニカム形状触媒が主流となっ
ている。また、触媒成分としては、酸化チタンを主成分
としたものが優れており、活性成分としてバナジウム,
タングステン等を含んだものが一般的に用いられ、主に
二元系のTiO2 −WO3 触媒若しくはTiO2 −Mo
O3 触媒、および三元系のTiO2 −V2 O5 −WO3
触媒若しくはTiO2 −V2 O5 −MoO3 触媒等が用
いられている。これらの脱硝触媒は、触媒としての使用
時間が増加すると、徐々に触媒としての性能が低下する
傾向にあり、性能低下原因もボイラ等の排ガス発生源の
燃料の違いにより異なっている。
主に排ガス中のダストに含有されるナトリウムが触媒に
蓄積して、触媒の性能が低下する。また、石炭焚ボイラ
排ガスにおいては、主に排ガス中のダストに含有される
カルシウム分が触媒表面に付着し、排ガス中に含まれる
無水硫酸カルシウムを生成して、触媒表面を覆い、触媒
内部へのNOおよびNH3 ガスの拡散が妨げられ、触媒
の性能が低下する。従来、これらの劣化原因による性能
低下触媒の再生に際しては、水および塩酸水溶液による
洗浄が効果的であることが知られている。
ボイラ排ガスで用いられた触媒の再生試験を行っていく
過程で、従来の水あるいは塩酸水溶液による洗浄では、
触媒性能の再生効果がほとんど見られない触媒があるこ
とを確認した。この原因について調査した結果、水ある
いは塩酸水溶液で再生効果が見られない触媒の表面に
は、ヒ素(As2 O 5 )が高濃度で存在することが判明
した。
に、脱硝触媒を適用した場合には、ほとんど性能の劣化
が見られない。しかしながら、近年、増加傾向にある劣
悪な石炭を用いた石炭焚ボイラの排ガス中で使用した触
媒では、性能劣化が大きいものが見られた。そこで、こ
れらの劣化した触媒を調査した結果、上記したように触
媒表面にヒ素が高濃度で存在しており、従来の水あるい
は塩酸による洗浄では再生効果はほとんど見られなかっ
た。さらに、この石炭焚触媒の表面に、ヒ素が蓄積する
原因を排ガス発生源の燃料について調査した結果、この
石炭中には高濃度のヒ素化合物が存在し、燃焼ガス中に
はAs2 O3 (三酸化二砒素)の状態で存在し、触媒に
吸着し、下記の反応式(1)によって触媒上で酸化さ
れ、安定なAs2 O5 (五酸化二砒素)の形で触媒上に
固定される。 As2 O3 + O2 → As2 O5 ・・・ (1) これらのことから、触媒劣化原因が触媒表面に蓄積した
ヒ素化合物である場合には、従来の水あるいは塩酸水溶
液による洗浄では、ほとんど再生効果がないという問題
点があった。
媒の使用時間が増加して触媒性能が低下する場合に、従
来からのナトリウム分あるいはカルシウム分による性能
低下を回避して再生できるとともに、触媒の表面にヒ素
が存在して、水又は塩酸水溶液による洗浄では再生効果
が得られないような脱硝触媒を再生できる再生方法を開
発すべく、鋭意検討を行った。その結果、本発明者ら
は、使用後の脱硝触媒を硫酸水溶液又はアンモニア水溶
液で洗浄することにより、ヒ素化合物を水溶性の化合物
に変換し、触媒表面に蓄積したヒ素化合物を除去するこ
とによって、かかる問題点が解決されることを見い出し
た。本発明は、かかる見地より完成されたものである。
硝性能が低下した脱硝触媒の再生にあたり、洗浄液中の
硫酸又はアンモニアの濃度を0.05〜20重量%と
し、洗浄液の温度を10〜90℃に維持して触媒を洗浄
することを特徴とする脱硝触媒の再生方法を提供するも
のである。ここで、洗浄液の温度は20〜80℃にする
ことにより、より効果的に触媒表面に蓄積した難溶性の
ヒ素化合物を除去することができる。また、本発明は、
上記条件で脱硝性能が低下した脱硝触媒を洗浄した後、
該脱硝触媒に触媒活性成分を含浸担持する脱硝触媒の再
生方法も提供するものである。ここで、含浸担持する触
媒活性成分としては、例えば、溶出が起こり易いバナジ
ウムあるいはタングステン等が挙げられる。本発明の再
生方法によれば、従来、再生不可能として廃棄されてき
たヒ素化合物の蓄積した触媒が再生可能となり、脱硝触
媒として再度有効に利用することができる。以下、本発
明について、詳細に説明する。
物除去に用いられている脱硝触媒において、その性能低
下原因が触媒表面に蓄積したAs化合物である場合、触
媒を硫酸(H 2 SO4 )又はアンモニア(NH3 )水溶
液で洗浄し、触媒表面に蓄積したAsO5 を溶解し、触
媒を再生するものである。ここで、本発明により再生さ
れる脱硝触媒は、酸化チタンを主成分とし、活性成分と
してバナジウム,タングステン又はモリブデン等を含ん
だものであり、具体的には、二元系のTiO2 −WO3
触媒,TiO2 −MoO3 触媒、あるいは三元系のTi
O2 −V2 O5 −WO3触媒,TiO2 −V2 O5 −M
oO3 触媒等が挙げられる。
ニア水の濃度を0.05〜20重量%とし、洗浄液の温
度を10〜90℃に維持して、性能低下した脱硝触媒を
洗浄する。洗浄方法は特に限定されることはなく、洗浄
液である硫酸水又はアンモニア水に脱硝触媒が接触する
ことによって洗浄の目的は達成される。具体的には、ア
ルカリ水溶液中に脱硝触媒を浸漬する方法、あるいは硫
酸水溶液もしくはアンモニア水溶液中に脱硝触媒を静地
する方法又は静地脱硝触媒にバブリング空気や強制対流
を発生させて、液の更新を促進する方法等が挙げられ
る。この洗浄において、硫酸水溶液又はアンモニア水溶
液の濃度が低濃度の場合には、十分な再生効果が得られ
ない。一方、高濃度の場合には、再生効果は認められる
ものの、触媒成型時に触媒の強度を保持させるために、
酸性白土,ケイソウ土等の粘土やシリカを主成分とした
ガラス繊維が数%〜十数%添加されている。このため、
これらの物質に含有されているシリカ分の一部が溶解す
るため、触媒の強度が低下して実プラントで必要な強度
を下回ることになる。したがって、触媒の強度を維持
し、再生効果を得るには、0.05〜20重量%の硫酸
水溶液又はアンモニア水溶液で洗浄することが必要であ
る。
溶けにくい形態で存在する場合、低温の硫酸水溶液又は
アンモニア水溶液では、大きな再生効果が見られないこ
とがある。このような場合には、硫酸水溶液又はアンモ
ニア水溶液の洗浄液の温度を10〜90℃、好ましくは
20〜80℃にすることにより、触媒表面に蓄積した難
溶性のヒ素化合物を除去することができる。一方、硫酸
水溶液又はアンモニア水溶液の洗浄液の液温が高くなる
と、触媒の活性成分であるバナジウムやタングステンが
触媒から溶出して、触媒中の活性成分濃度の低下に起因
する脱硝性能の低下が起こる場合がある。そこで、本発
明においては、必要に応じて、ヒ素化合物を除去した
後、水洗,乾燥後、触媒中の活性成分濃度が再生前と同
じになるようにバナジウムあるいはタングステンを含
浸,担持することもできる。バナジウムの担持法として
は、五酸化バナジウム,メタバナジン酸アンモニウム,
硫酸バナジル等のバナジウム化合物を、水,有機酸,ア
ミン溶液で溶解した水溶液中に触媒を浸漬する方法が挙
げられる。タングステンの担持法としては、パラタング
ステン酸アンモニューム,三酸化タングステン,塩化タ
ングステン等のタングステン化合物を、水,塩酸,アミ
ン溶液,有機酸で溶解した水溶液中に触媒を浸漬する方
法が挙げられる。
触媒に蓄積したヒ素化合物(主に五酸化二砒素:As2
O5 )を洗浄により除去することができる。すなわち、
硫酸水溶液で洗浄を行う場合には、ヒ素化合物を下記反
応式(2)に示すように、ヒ酸(H3 AsO4 )水溶液
として溶解を促進し、触媒表面に蓄積したヒ素化合物を
除去することができる。 As2 O5 + 3H2 O → 2H3 AsO4 ・・・ (2) また、アンモニア水溶液で洗浄を行う場合には、ヒ素化
合物を下記反応式(3)に示すように、水溶性のヒ素ア
ンモニウム(( NH4)3 AsO4 )に変換し、容易に触
媒表面に蓄積したヒ素化合物を除去することができる。 As2 O5 + 6NH3 + 6H2 O→ 2( NH4)3 AsO4 ・3 H2 O・・・ (3)
積した場合には、洗浄効果を高めるために洗浄液の温度
を高くすることが有効である。ところが、温度を高くす
ると洗浄効果は増大するものの、触媒の活性成分である
バナジウム等の溶出が大きくなり、触媒中に残留する活
性成分濃度が低下する場合がある。これでは性能低下の
原因物質であるヒ素化合物は除去したにもかかわらず、
見かけ上は脱硝性能が回復しないことにもなるので、洗
浄条件によって触媒中の活性成分の溶出が大きいような
場合には、適宜、触媒にバナジウム等を含浸,担持し
て、触媒性能の回復をはかることが有効である。以下、
実施例により本発明をより詳細に説明するが、本発明は
これらの実施例によって何ら制限されるものではない。
脱硝触媒(TiO2 =89.2重量%、WO3 =10.
2重量%、V2 O5 =0.6重量%)を、石炭焚ボイラ
Aプラント排ガス中で約23,000時間使用した。こ
の使用により脱硝性能が低下した上記脱硝触媒を再生す
るにあたり、H2 SO4 濃度が0.03%,0.05
%,0.3%,1%,20%又は30%である水溶液を
それぞれ洗浄液として用い、洗浄液と該脱硝触媒との体
積比(洗浄液/脱硝触媒)が4.0となるようにして、
該脱硝触媒を20℃で4時間、洗浄液中に浸漬した後、
水洗,乾燥した。これら再生触媒を、硫酸濃度の低い方
から順に、触媒1〜6とする。
ハニカム形状の脱硝触媒を再生するにあたり、NH3 濃
度が0.03%,0.05%,1%,20%又は30%
である水溶液をそれぞれ洗浄液として用い、洗浄液と該
脱硝触媒との体積比が4.0となるようにして、該脱硝
触媒を20℃で4時間、洗浄液中に浸漬した後、水洗,
乾燥した。これら再生触媒を、アンモニア濃度の低い方
から順に、触媒7〜11とする。
にあたり、水又はHCl濃度1%水溶液をそれぞれ洗浄
液として用い、洗浄液と該触媒との体積比が4.0とな
るようにして、該触媒を20℃で4時間、洗浄液中に浸
漬した後、水洗、乾燥した。上記水で処理を行った触媒
を触媒51、HCl水溶液で処理を行った触媒を触媒6
1とする。
=89.2重量%、WO3 =10.2重量%、V2 O5
=0.6重量%)を、石炭焚ボイラBプラントで約4
5,000時間使用した。この使用により脱硝性能が低
下した上記脱硝触媒を再生するにあたり、H2 SO4 濃
度が0.3%,1%又は20%である水溶液をそれぞれ
洗浄液として用い、洗浄液と該脱硝触媒との体積比が
4.0となるようにし、洗浄液の温度がそれぞれ10
℃,20℃,80℃,90℃にて、該脱硝触媒を4時
間、洗浄液中に浸漬した後、水洗,乾燥した。これらの
再生触媒を、下記表3に示すように触媒12〜23とす
る。さらに、これらの触媒12〜23について、五酸化
バナジウムをシュウ酸に溶解した溶液中に浸漬して、触
媒中のバナジウム濃度が洗浄前と同じになるように調製
した。これらの再生触媒を、下記表3に示すように触媒
24〜35とする。
ハニカム形状の脱硝触媒を再生するにあたり、NH3 濃
度が1.0%の水溶液を洗浄液として用い、洗浄液と該
脱硝触媒との体積比が4.0となるようにして、洗浄液
の温度がそれぞれ10℃,20℃,80℃,90℃に
て、該脱硝触媒を4時間、洗浄液中に浸漬した後、水
洗,乾燥した。これらの再生触媒を、洗浄液温度の低い
方から順に、触媒36〜39とする。さらに、これらの
触媒36〜39について、五酸化バナジウムをシュウ酸
に溶解した溶液中に浸漬して、触媒中のバナジウム濃度
が洗浄前と同じになるように調製した。これらの再生触
媒を、触媒40〜44とする。
にあたり、水又はHCl濃度1%水溶液をそれぞれ洗浄
液として用い、洗浄液と該脱硝触媒との体積比が4.0
となるようにして、該脱硝触媒を20℃で4時間、洗浄
液中に浸漬した後、水洗、乾燥した。ここで、上記水で
処理を行った触媒を触媒52、HCl水溶液で処理を行
った触媒を触媒62とする。さらに、この触媒62につ
いて、五酸化バナジウムをシュウ酸に溶解した溶液中に
浸漬して、触媒中のバナジウム濃度が洗浄前と同じにな
るように調製した。この再生触媒を、触媒63とする。
び使用済触媒と、実施例1および実施例2の再生触媒
と、比較例1および比較例2の再生触媒と、を対比して
表1に示す条件で脱硝性能を測定した。また、実施例1
および実施例2の再生触媒については、触媒中の平均ヒ
素含有量および触媒の圧縮強度を測定した。得られた結
果を、表2および表3に示す。なお、表2および表3に
おいて、脱硝率(%),圧縮強度比は、それぞれ以下の
ように定義される値である。 脱硝率(%)={(入口NOx −出口NOx )/入口N
Ox }×100 圧縮強度比 =供試料/未使用触媒
媒量 NH3 /NOx : モル比
して、脱硝性能が低下した触媒を再生するにあたり、洗
浄液中の硫酸又はアンモニアの濃度は0.03重量%以
下では、ヒ素の除去効果が小さいことがわかった。一
方、硫酸又はアンモニアの濃度が30重量%以上では、
脱硝性能の回復は見られるものの、触媒成型時に触媒の
強度を保つために添加された粘土およびガラス繊維中の
シリカ分の一部が溶解して、強度が低下してしまう。し
たがって、硫酸又はアンモニアの濃度は0.03重量%
より大きく30重量%より小さい範囲にあることが必要
である。
蓄積したヒ素の化合物が溶解しにくい場合は、洗浄液の
温度が10℃程度ではヒ素が溶解しにくいため、十分な
再生効果が得られないことから、洗浄液の温度を20℃
以上に加熱することが好ましい。一方、洗浄液の温度が
90℃になると、上記ハニカム形状の触媒の強度が低下
するので、好ましくは20℃〜80℃の範囲で処理する
ことが望ましい。さらに、洗浄液の温度を20℃以上に
する場合には、洗浄時に触媒の活性成分であるバナジウ
ムの溶出によって触媒性能が低下することが起こり得る
が、この場合には、ヒ素の化合物を溶解除去した後、溶
出したバナジウムを触媒に含浸することにより、触媒性
能の十分な回復(再生)が可能であることもわかった。
不可能として廃棄されてきたヒ素化合物の蓄積した触媒
が再生可能となり、脱硝触媒として再度有効に利用する
ことができる。また、触媒を再生して利用することによ
り、産業廃棄物の減少に寄与し、環境面においても産業
上大きな意義を有する。
状の脱硝触媒の斜視図である。
Claims (2)
- 【請求項1】 石炭焚ボイラの排ガス中でヒ素化合物の
被毒により脱硝性能が低下した脱硝触媒の再生にあた
り、洗浄液中の硫酸又はアンモニアの濃度を0.05〜
20重量%とし、洗浄液の温度を10〜90℃に維持し
て、脱硝触媒を該洗浄液中に浸漬した後、水洗すること
を特徴とするヒ素被毒脱硝触媒の再生方法。 - 【請求項2】 請求項1の条件で脱硝性能が低下した脱
硝触媒を洗浄した後、該脱硝触媒に触媒活性成分を含浸
担持することを特徴とするヒ素被毒脱硝触媒の再生方
法。
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