JP3058523U - 傘用束ねリング装置 - Google Patents
傘用束ねリング装置Info
- Publication number
- JP3058523U JP3058523U JP1998008694U JP869498U JP3058523U JP 3058523 U JP3058523 U JP 3058523U JP 1998008694 U JP1998008694 U JP 1998008694U JP 869498 U JP869498 U JP 869498U JP 3058523 U JP3058523 U JP 3058523U
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- umbrella
- ring
- main body
- closed
- ring main
- Prior art date
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- Expired - Lifetime
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- Walking Sticks, Umbrellas, And Fans (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 傘を閉じた時に、手を濡らさず、簡単、確
実、迅速に生布を束ねられ、取扱い容易で、構成簡素
で、耐久性に優れ、量産に適し、低廉で、リング本体や
連結体が邪魔にならず、外観上の体裁も良い傘用束ねリ
ング装置を提供する。 【解決手段】 傘を閉じた時に、隣設する親骨14間毎
に略三角形状に畳まれる生布15部分に外装可能なリン
グ本体Aを形成し、傘の受骨13のランナー12寄り部
分に装着可能な取付体Bを形成し、リング本体Aと取付
体Bとを可撓性を有する連結体Cで連結し、リング本体
Aは、傘の中棒11が挿通している状態にセットし、傘
を開いた状態の時に、リング本体Aが中棒11の長手方
向略中央がわに位置し、傘を閉じた状態の時に、リング
本体Aが柄10部分に位置するように構成し、閉じた状
態の傘の生布15部分を纏めて束ねられるよう構成す
る。
実、迅速に生布を束ねられ、取扱い容易で、構成簡素
で、耐久性に優れ、量産に適し、低廉で、リング本体や
連結体が邪魔にならず、外観上の体裁も良い傘用束ねリ
ング装置を提供する。 【解決手段】 傘を閉じた時に、隣設する親骨14間毎
に略三角形状に畳まれる生布15部分に外装可能なリン
グ本体Aを形成し、傘の受骨13のランナー12寄り部
分に装着可能な取付体Bを形成し、リング本体Aと取付
体Bとを可撓性を有する連結体Cで連結し、リング本体
Aは、傘の中棒11が挿通している状態にセットし、傘
を開いた状態の時に、リング本体Aが中棒11の長手方
向略中央がわに位置し、傘を閉じた状態の時に、リング
本体Aが柄10部分に位置するように構成し、閉じた状
態の傘の生布15部分を纏めて束ねられるよう構成す
る。
Description
【0001】
本考案は、傘を閉じた時に、隣設する親骨間毎に略三角形状に畳まれる生布を 、簡単に、確実に、且つ迅速に束ねておけるようにした傘用束ねリング装置に関 する。
【0002】
従来、傘を閉じた時に、隣設する親骨間毎に略三角形状に畳まれる生布を束ね る場合、これらを巻き付けるようにした後、生布に固定した止帯によって束ねて いる。 また、実開昭55−179520号公報に記載されているような傘開き留めリ ングを利用したものも提案されており、これは、リングに紐を付けて、この紐を 傘の柄に付けて構成したものである。
【0003】
ところが、前述の如き生布に固定した止帯によって束ねるものは、止帯を探し たり、束ねる時に、手が濡れてしまう難点があり、更に、止帯先端部分の係止が 以外と面倒で、迅速に行い難い等の難点があった。 また、前述の如き傘開き留めリングを利用したものは、傘を開いて使用してい るときにリングや紐が手に当たったりして邪魔になる問題点があった。しかも、 紐が全て露出した状態となっており、外観上の体裁にも課題があった。
【0004】
そこで、本考案は、前述の如き難点等を解消すると共に、傘を閉じた時に、手 を濡らすことなく、簡単に、確実に、且つ迅速に生布を束ねておけ、傘を開いて 使用しているときにリング本体や連結体が邪魔にならず、更に、外観上の体裁が 良く、しかも、取扱い容易で、構成簡素で、耐久性に優れ、量産に適し、低廉と なる傘用束ねリング装置を提供すべく案出されたもので、請求項1記載の傘用束 ねリング装置Sは、傘を閉じた時に、隣設する親骨14間毎に略三角形状に畳ま れる生布15部分に外装可能なリング本体Aを形成し、一方、傘の受骨13のラ ンナー12寄り部分に装着可能な取付体Bを形成し、前記リング本体Aと前記取 付体Bとを可撓性を有する連結体Cで連結して構成され、リング本体Aは、傘の 中棒11が挿通されている状態にセットされ、傘を開いた状態の時に、リング本 体Aが中棒11の長手方向略中央がわに位置し、傘を閉じた状態の時に、リング 本体Aが柄10部分に位置するように構成し、リング本体Aで、閉じた状態の傘 の生布15部分を纏めて束ねられるよう構成する手段を採用した。
【0005】 また、請求項2記載の傘用束ねリング装置Sは、取付体Bを、取付枠材1と、 この取付枠材1に内嵌される弾性を備えた内嵌材2とで構成し、内嵌材2には切 欠溝3を設け、この切欠溝3内に受骨13を強制的に収容せしめられるように形 成して、取付体Bを受骨13に装着できるよう構成する手段を採用した。
【0006】 更に、請求項3記載の傘用束ねリング装置Sは、連結体Cを伸縮材で構成する 手段を採用した。
【0007】
以下、本考案を図示例に基づいて説明する。 図中Sは、傘を閉じた時に、隣設する親骨14間毎に略三角形状に畳まれる生 布15を、束ねておけるようにした本考案の傘用束ねリング装置を示し、この傘 用束ねリング装置Sは、生布15部分に外装可能なリング本体Aと、傘の受骨1 3のランナー12寄り部分に装着可能な取付体Bと、リング本体Aと取付体Bと を連結する可撓性を有する連結体Cとを備えたものである(図1、図5参照)。 そして、リング本体Aは、傘の中棒11が挿通されている状態にセットされ、傘 を開いた状態の時には、リング本体Aが中棒11の長手方向略中央がわに位置し (図2参照)、傘を閉じた状態の時には、リング本体Aが柄10部分に位置する ように構成されており(図3参照)、リング本体Aで、閉じた状態の傘の生布1 5部分を纏めて束ねられるよう構成されている(図4参照)。
【0008】 リング本体Aは、合成樹脂材や、金属材や、木材や、ゴム材や、その他の適宜 材料によって略環状に形成され、例えば、図1に示すような断面円形の円環状に 形成したり、図5に示すような帯環状に形成したり、その他適宜形状に形成され るものである。その内径は、傘を閉じた時に、隣設する親骨14間毎に略三角形 状に畳まれる生布15全体を、無理なく束ねておけるような寸法に設定される。 また、リング本体Aには、適宜キャラクターや模様等を付して、年少者が楽しめ るように形成しても良いし、適宜名前記入欄等を設けておき、所有者が容易に視 認できるように形成しても良い。
【0009】 取付体Bは、例えば、適宜合成樹脂材や、適宜金属材等によって、略リップ溝 形状に形成される取付枠材1と、適宜合成樹脂材や、適宜金属材等によって形成 されると共に、取付枠材1に内嵌される弾性を備えた内嵌材2とで構成され、内 嵌材2には切欠溝3を設け、この切欠溝3内に受骨13を強制的に収容せしめる ことで、取付体Bを受骨13の所定位置に装着できるように構成されている(図 1参照)。すなわち、内嵌材2が滑止めとなって受骨13の所定位置にズレるこ となく装着しておけるようになる。
【0010】 また、取付体Bは、適宜金属材等によって、略C字状に形成される取付枠材1 と、適宜合成樹脂材や、適宜金属材等によって形成されると共に、取付枠材1に 内嵌される弾性を備えた内嵌材2と、取付基枠1の一端部に揺動自在に装着され るレバー5と、このレバー5に揺動自在に装着されると共に、取付基枠1の他端 部に係止されて取付基枠1の開放部分を閉鎖可能な閉鎖杆4とで構成され、内嵌 材2に設けた切欠溝3内に受骨13を強制的に収容せしめ、レバー5の操作によ って取付基枠1の開放部分を閉鎖杆4で閉鎖することで、取付体Bが受骨13か ら逸脱することがないように構成されている(図5参照)。
【0011】 連結体Cは、例えば、ゴム紐や、紐や、スプリングや、チェーン(ボールチェ ーン)や、その他可撓性を備えた適宜構成のものを利用できる。また、例えば、 ゴム紐や、スプリング等のように伸縮可能なものを利用することもできる。更に 、連結体Cは、螺旋状に形成して、撓曲且つ伸縮し易くなるようにすることもで きる。ところで、連結体Cは、傘を開いた状態の時には、リング本体Aが中棒1 1の長手方向略中央がわに位置し、傘を閉じた状態の時には、リング本体Aが柄 10部分に位置するような長さに設定され、傘を開いた状態の時にリング本体A が邪魔にならないように配慮してある。 尚、連結体Cの両端部分は、例えば、リング本体Aに固着した小リング部分や 、リング本体Aに穿設した小孔部分や、取付体Bに固着した小リング部分や、取 付体Bに穿設した小孔部分等に固定できるように構成されている。
【0012】 ところで、傘用束ねリング装置Sの具体的構成、リング本体Aの具体的構成、 形状、寸法、材質、取付体Bの具体的構成、形状、寸法、材質、取付基枠1の具 体的構成、形状、寸法、材質、内嵌材2の具体的構成、形状、寸法、材質、切欠 溝3の具体的形状、寸法、閉鎖杆4の具体的構成、形状、寸法、材質、レバー5 の具体的構成、形状、寸法、材質、連結体Cの具体的構成、形状、寸法、材質、 リング本体Aや取付体Bへの固定手段等は、図示例のもの等に限定されることな く適宜自由に設定、変更できるものである。
【0013】
従って、請求項1記載の傘用束ねリング装置Sは、傘を閉じた時に、隣設する 親骨14間毎に略三角形状に畳まれる生布15部分に外装可能なリング本体Aを 形成し、一方、傘の受骨13のランナー12寄り部分に装着可能な取付体Bを形 成し、前記リング本体Aと前記取付体Bとを可撓性を有する連結体Cで連結して 構成され、リング本体Aは、傘の中棒11が挿通されている状態にセットされ、 傘を開いた状態の時に、リング本体Aが中棒11の長手方向略中央がわに位置し 、傘を閉じた状態の時に、リング本体Aが柄10部分に位置するように構成し、 リング本体Aで、閉じた状態の傘の生布15部分を纏めて束ねられるよう構成し たので、傘を閉じた時に、手を濡らすことなく、簡単に、確実に、且つ迅速に生 布15をリング本体Aで束ねておけるようになる。しかも、取扱い容易で、構成 簡素で、耐久性に優れ、量産に適し、低廉な傘用束ねリング装置Sを提供できる ようになる。
【0014】 特に、傘を開いて使用しているときには、リング本体Aが中棒11の長手方向 略中央がわに位置しているので、リング本体Aや連結体Cが邪魔にならないもの となると共に、外観上の体裁も良いものとなる。
【0015】 加えて、傘を閉じた状態の時に、リング本体Aが柄10部分に位置するように 構成したので、リング本体Aを手指で掴み易くなると共に、この掴んだリング本 体Aを、閉じた状態の傘の生布15部分に移動させ易くなり、スムーズに纏めて 束ねられるようになる。
【0016】 また、請求項2記載の傘用束ねリング装置Sは、取付体Bを、取付枠材1と、 この取付枠材1に内嵌される弾性を備えた内嵌材2とで構成し、内嵌材2には切 欠溝3を設け、この切欠溝3内に受骨13を強制的に収容せしめられるように形 成して、取付体Bを受骨13に装着できるよう構成したので、内嵌材2が滑止め となって取付体Bを受骨13の所定位置にズレることなく安定的に装着しておけ るようになる。
【0017】 更に、請求項3記載の傘用束ねリング装置Sは、連結体Cを伸縮材で構成した ので、リング本体Aや、取付体Bや、連結体Cに無理な外力等が加えられたとき に、この外力を連結体Cの伸縮で吸収できるようになり、これらを損傷すること がないものとなる。すなわち、傘用束ねリング装置Sをより長く利用できるよう になる。
【図1】本考案の傘用束ねリング装置を例示する斜視図
である。
である。
【図2】本考案の傘用束ねリング装置の使用例を示す一
部切欠正面図である。
部切欠正面図である。
【図3】本考案の傘用束ねリング装置の使用例を示す一
部切欠正面図である。
部切欠正面図である。
【図4】本考案の傘用束ねリング装置の使用例を示す一
部切欠正面図である。
部切欠正面図である。
【図5】本考案の他の傘用束ねリング装置を例示する斜
視図である。
視図である。
S 傘用束ねリング装置 A リング本体 B 取付
体 C 連結体 1 取付基枠 2 内嵌
材 3 切欠溝 4 閉鎖
杆 5 レバー 10 柄 11 中棒 12 ランナー 13 受骨 14 親骨 15 生布
体 C 連結体 1 取付基枠 2 内嵌
材 3 切欠溝 4 閉鎖
杆 5 レバー 10 柄 11 中棒 12 ランナー 13 受骨 14 親骨 15 生布
Claims (3)
- 【請求項1】 傘を閉じた時に、隣設する親骨間毎に略
三角形状に畳まれる生布部分に外装可能なリング本体を
形成し、一方、傘の受骨のランナー寄り部分に装着可能
な取付体を形成し、前記リング本体と前記取付体とを可
撓性を有する連結体で連結して構成され、リング本体
は、傘の中棒が挿通されている状態にセットされ、傘を
開いた状態の時に、リング本体が中棒の長手方向略中央
がわに位置し、傘を閉じた状態の時に、リング本体が柄
部分に位置するように構成し、リング本体で、閉じた状
態の傘の生布部分を纏めて束ねられるよう構成したこと
を特徴とする傘用束ねリング装置。 - 【請求項2】 取付体を、取付枠材と、この取付枠材に
内嵌される弾性を備えた内嵌材とで構成し、内嵌材には
切欠溝を設け、この切欠溝内に受骨を強制的に収容せし
められるように形成して、取付体を受骨に装着できるよ
う構成したことを特徴とする請求項1記載の傘用束ねリ
ング装置。 - 【請求項3】 連結体を伸縮材で構成したことを特徴と
する請求項1または請求項2記載の傘用束ねリング装
置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1998008694U JP3058523U (ja) | 1998-10-16 | 1998-10-16 | 傘用束ねリング装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1998008694U JP3058523U (ja) | 1998-10-16 | 1998-10-16 | 傘用束ねリング装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP3058523U true JP3058523U (ja) | 1999-06-18 |
Family
ID=43192417
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1998008694U Expired - Lifetime JP3058523U (ja) | 1998-10-16 | 1998-10-16 | 傘用束ねリング装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3058523U (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2017202275A (ja) * | 2016-05-09 | 2017-11-16 | 勝枝 横川 | 傘ひだ部束ね用環 |
-
1998
- 1998-10-16 JP JP1998008694U patent/JP3058523U/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2017202275A (ja) * | 2016-05-09 | 2017-11-16 | 勝枝 横川 | 傘ひだ部束ね用環 |
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