JP3055985B2 - ホワイトバランス調整装置 - Google Patents
ホワイトバランス調整装置Info
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- Processing Of Color Television Signals (AREA)
Description
ホワイトバランスを行うホワイトバランス調整装置にお
いて、カラーフェリアの発生を防ぐよう工夫したもので
ある。
画像撮影装置では、白い被写体を白く再現するようにホ
ワイトバランスの調整をしている。ホワイトバランスの
調整は、カメラの赤信号回路の利得と青信号回路の利得
を、緑信号を基準として制御して行う。ホワイトバラン
スを合わせるには、撮影環境の光の色あい(色温度)を
計測する必要がある。ホワイトバランスの方式として
は、色温度計測手法の異なる、外部測光方式と内部測光
方式とがある。
色温度を検出し、検出データを基にR(赤)信号用のホ
ワイトバランス制御信号及びB(青)信号用のホワイト
バランス制御信号を作り、ホワイトバランスをとるよう
にしている。色温度センサは、例えば、赤フィルタを付
けたフォトセンサと緑フィルタを付けたフォトセンサと
青フィルタを付けたフォトセンサを一体に組み込んで形
成されており、各フォトセンサの出力電圧からR,B信
号用のホワイトバランス制御信号を作っている。
を検出しており、ホワイトバランスが合っている場合に
画面全体を平均化すれば無彩色(灰色)になるという知
見をもとに制御をしている。つまり、基準色温度条件下
で画面全体の色を平均すると無彩色となる色差信号R−
Y,B−Yの積分平均値を、基準値として設定してお
き、撮影時にビデオカメラで生成した実際の色差信号R
−Y,B−Yの積分平均値が基準値とほぼ等しくなるよ
うに、R信号及びB信号に対するゲインを制御してい
る。
平均化すれば無彩色(灰色)になる」という条件は、各
種の色がランダムに混入している一般の風景を撮影した
ときには成立する。しかし、例えば青い空と青い海を背
景とした被写体や、赤い壁を背景とした被写体などを撮
影したときには、前述した条件は成立せず、平均すると
青や赤にかたよった色になってしまう。したがって背景
が単色となっている被写体(人物)を撮影したときに、
内部測光方式を用いてホワイトバランス調整を行うと、
画面を平均した色が無彩色でないにもかかわらず無彩色
とみなしてホワイトバランスをとるため基準白レベルが
ズレてしまい、背景が退色するとともにメイン被写体
(人物)の色が補色(背景色に対する補色)の方向に補
正制御され、いわゆるカラーフェリアが生じてしまう。
ンスをとっているビデオカメラでは、各色がランダムに
混入した一般風景を撮影したときには正しくホワイトバ
ランスがとれるが、特定の色の割合の多い特殊な風景を
撮影したときにはカラーフェリアが生じてしまう。
の割合の多い被写体を撮影した場合でも、カラーフェリ
アの発生を防ぐことのできるホワイトバランス調整装置
を提供することを目的とする。
明の構成は、赤、緑、青の原色信号のうち、赤、青の原
色信号の増幅度を制御してホワイトバランス調整をする
ホワイトバランス回路と、ホワイトバランス調整された
原色信号を処理して2種類の色差信号R−Y,B−Yを
出力するマトリクス回路と、被写体の輝度を求めるとと
もに、基準色温度条件下で画面全体を平均すると無彩色
となる各色差信号R−Y,B−Yのそれぞれの積分平均
値が、基準値としてあらかじめ設定されており、色差信
号R−Y,B−Yの積分平均値と基準値とが等しくなる
ようホワイトバランス回路を作動させるホワイトバラン
ス制御信号を、ホワイトバランス回路に送る処理部とを
有し、更に前記処理部は、電源投入後にホワイトバラン
ス制御信号が収束した以降は、色差信号の積分平均値と
基準値との差が所定値以上で、今回の輝度が前回の収束
時または前回の固定時の輝度から所定値以上変化し、且
つ、ホワイトバランス制御信号の値が前回の収束値また
は前回の固定値を中心とした可動領域内に納まることを
条件として、ホワイトバランス制御信号の値を1ステッ
プ値変化させるとともに、前記処理部は、1ステップ値
づつ変化してきたホワイトバランス制御信号の値が可動
領域の境界値になったら、ホワイトバランス制御信号の
値を固定するとともに、ホワイトバランス制御信号の値
が固定したり、可動領域内で収束したら、可動領域を今
回の固定値または収束値を中心とした新たな可動領域に
変更することを特徴とする。
積分平均値と基準値との差が所定値以上で、輝度が所定
値以上変化すると、1ステップ値づつ変化するが、変化
領域は可動領域内に制限される。
説明する。図1は本発明の実施例に係るホワイトバラン
ス調整装置を備えたビデオカメラを示すブロック図であ
る。同図に示すように、レンズ1により形成された被写
体像はアイリス2を通して電荷結合素子(CCD)3の
撮像面に入射される。CCD3の撮像面には補色(シア
ン、マゼンタ、イエロー、グリーン)フィルターが備え
られており、被写体像を示す電荷信号Eは、サンプルホ
ールド(S/H)及び自動利得制御(AGC)回路4を
経て信号処理回路5に入力される。信号処理回路5は、
電荷信号Eを信号処理して輝度信号Y及び原色信号R,
G,Bを出力する。原色信号R,G,Bは、ホワイトバ
ランス回路6でホワイトバランスが調整された後に、γ
補正回路7でγ補正されてからマトリクス回路8に入力
される。マトリクス回路8は原色信号R,G,Bをマト
リクス処理して、色差信号R−Y,B−Yを出力する。
エンコーダ9では、色差信号R−Y,B−Yを直交二相
変調した信号と輝度信号Yとを加算してNTSC方式の
ビデオ信号を出力する。
によりデジタル化され積分回路19で積分されてからマ
イコン10に入力される。マイコン10は、AGC回路
4の出力の積分値を基に、D/A変換器11を通してA
GC回路4にAGC制御信号を送る。またマイコン10
には、レンズ駆動部からズーム情報P1が送られ、アイ
リス開度を検出するホール素子12からアイリス開度を
示すアイリスデータP2が送られてくる。
C4のゲイン及び電子シャッタスピードを基に被写体の
輝度を算出する。つまり被写体の輝度が高いほどアイリ
ス2が絞られ、暗くなるほどアイリス2が開けられ、ア
イリス2が開放してさらに暗くなるとAGC4のゲイン
が大きくなり、電子シャッタを動作させた時には、シャ
ッタスピードが高速になった分だけアイリス2の開度及
びAGC4のゲイン情報は暗くなるので、これらの情報
をマイコン10により演算処理して被写体の輝度を検出
することができる。
差信号R−Y,B−Yは、ローパスフィルタ13,14
で平均化され、A/D変換器15,16でデジタル化さ
れてからマイコン10へ送られる。マイコン10には、
基準色温度条件下で被写体の画面全体を平均すると無彩
色となる色差信号R−Y,B−Yを積分平均した値が、
基準値として設定されている。そして色差信号R−Yの
積分平均値とR−Y用基準値とを等しくするような赤信
号用ホワイトバランス制御信号Rcontならびに、色差信
号B−Yの積分平均値とB−Y用基準値とを等しくする
ような青信号用ホワイトバランス制御信号Bcontが、マ
イコン10からシリアルデータとして出力され、D/A
変換器17でアナログ化されホワイトバランス回路6へ
送られる。このため、ホワイトバランス回路6では、ホ
ワイトバランス制御信号Rcont,Bcontの値に応じて原
色赤信号R及び原色青信号Bのゲインを調整し、ホワイ
トバランスのフィードバック制御が実行される。なお、
ホワイトバランス制御信号Rcont,Bcontの変化量の制
限等、本発明のポイントとなる技術については、後述す
る。
の動作を中心として説明する。図2のフロー図に示すよ
うに、ステップ1にて電源が投入されると、ステップ2
にてホワイトバランス調整の初期動作が行なわれる。つ
まりマイコン10からは、図3に示すように値がr−0
となっている赤信号用ホワイトバランス制御信号RCONT
及び値がb−0となっている青信号用ホワイトバランス
制御信号BCONTがまず出力される。値r−0,b−0は
プリセットされている。次にマイコン10は、値がr−
0,b−0となっているホワイトバランス制御信号R
CONT,BCONTに応じてホワイトバランス調整された色差
信号R−Y,B−Yの積分平均値を入力し、このときの
色差信号R−Y,B−Yの積分平均値と基準値とを比較
する。比較した結果、色差信号の積分平均値と基準値と
の差が所定値よりも大きいときには、1ステップ値だけ
ずらした(増加または減少した)値のホワイトバランス
制御信号RCONT,BCONTを出力する。このようにして、
色差信号R−Y,B−Yの積分平均値と基準値との差が
所定値以下になるまでホワイトバランス制御信号
RCONT,BCONT(一方の制御信号だけのときもある)を
1ステップ値づつ変化させて出力する。そして色差信号
R−Y,B−Yの積分平均値と基準値との差が所定値
(例えば10LSB(Least Significant Bit ))以下
になったら、RCONT,BCONTの値を一定とする。このよ
うにしてRCONT,BCONTの値を一定とすることを、「収
束」と称す。
r−0,b−0)が、それぞれ4ステップづつ増加して
収束したときのRCONT,BCONTのステップ値r−1,b
−1を示している。
BCONTは、それぞれ1ステップ値づつ増加または減少す
ることができるので、1回当りの変化パターンは、図5
に示すように8通りある。
したらステップ3に移り、RCONT,BCONTの現在値r−
1,b−1(図4の例)をメモリするとともに、収束時
の輝度を求めてメモリする。更に図4に示すように可動
領域αを設定する。この例の可動領域αは収束したR
CONT,BCONTの値(r−1,b−1)から増加方向に4
ステップ値、減少方向に4ステップ値だけ広げた領域と
なっている。
積分平均値を入力し、ステップ5ではR−Y,B−Yの
積分平均値と基準値との差が所定値以下かどうかを判定
する。差が所定値を越えるときには、ホワイトバランス
調整が良好でないことを示しているので、ステップ6に
移り、良好なホワイトバランスをとるにはRCONT,B
CONTをそれぞれ増加した方がよいのか減少した方がよい
のかを演算する。
した輝度(ステップ3にてメモリした輝度)から所定値
(例えば0.4BV:Brightness Value)以上変化した
かどうか判定する。所定量以上変化したときには、被写
体が変化したと判定し、ステップ8に移る。このように
被写体の変化を、輝度の変化から検出することが、本発
明の1つの特徴になっている。
CONTが、ステップ3で設定した可動領域α内にあるかど
うか判定し、可動領域α内にあるときには、ステップ9
に移る。ステップ9では、1ステップ値だけ増加または
減少させたRCONT,BCONTを出力する。増加させるか減
少させるかは、ステップ6にて決定している。
行う制御フロー動作を繰り返すと、ホワイトバランス制
御信号RCONT,BCONTが変化していく。図6は、ステッ
プ4〜9の制御フロー動作が3回繰り返されてRCONTが
3ステップ値増加しBCONTも3ステップ値増加し、R
CONTの値がr−1からr−2に増え、BCONTの値がb−
1からb−2に増えた状態を示している。
CONTの値がr−2,b−2となったところで収束したと
きには、つまり図2のフロー図のステップ5でYESと
判定したときには、ステップ3に戻り、収束したときの
RCONT,BCONTの値(r−2,b−2)をメモリすると
ともにこのときの輝度をメモリする。更にステップ値r
−2,b−2を中心として±4ステップ値広げた新たな
可動領域α−1を設定する。つまり可動領域をαからα
−1に更新する。
領域がαであるときにホワイトバランス制御信号
RCONT,BCONTの値がr−1,b−1から4ステップ値
増加してr−3,b−3となり可動領域αの境界値にな
ったときには、色差信号R−Y,B−Yの積分平均値と
基準値との差が所定値以上であっても、RCONT,BCONT
の値を変化させずに固定する。図2のフロー図ではステ
ップ8でNOと判定されてステップ9に進まないように
している。このようにRCONT,BCONTの値が可動領域の
境界値になったら、たとえ色差信号積分平均値と基準値
との差が所定値以上になっていてもRCONT,BCONTの値
を固定する。このようにRCONT,BCONTの値が可動領域
の境界値になって変化させないように制御することを
「固定」と称す。「固定」のとき及び「収束」のときに
は共に、RCONT,BCONTが変化しなくなるが、「固定」
のときには色差信号積分平均値と基準値との差が所定値
以上になっているが、「収束」のときには前記差は所定
値より小さくなっている。
BCONTの値を固定したら、ステップ3に戻り、固定した
RCONT,BCONTの値(図7の例ではr−3,b−3)を
メモリし、このときの輝度をメモリし、ステップ値r−
3,b−3を中心として±4ステップ値広げた新たな可
動領域α−2を設定する。
の移動できる範囲が可動領域内に制限されているため、
急に単色の被写体等を撮影したときでも、RCONT,B
CONTの値が大きく変化することはない。したがって、カ
ラーフェリアの発生を防ぐことができる。このことが本
発明の最大のポイントである。具体的な撮影態様は後述
する。
回収束時、または前回固定時から所定値以上変化してい
ないと判定されたときには、ステップ4に戻る。
フロー制御の適用を説明する。この例としては、当初は
浜辺を撮影していて、その後、輝く青い海を撮影する態
様を説明する。
調整の初期動作が行なわれてホワイトバランス制御信号
RCONT,BCONTが収束し(ステップ1,2)、収束値及
び浜辺の輝度がメモリされ、可動領域が設定される。
変化することはなく、制御がステップ5に進んでも判定
はYESとなり、ステップ9側に進むことはなく、ホワ
イトバランス制御信号RCONT,BCONTは変化することは
ない。また赤い水着を撮影し、R−Y,B−Yの積分平
均値と基準値との差が大きくなったとしても(ステップ
5 NO)、輝度変化が小さい場合はステップ7でNO
となり、ステップ9側に進むことはなく、ホワイトバラ
ンス制御信号RCONT,BCONTは変化しないのでカラーフ
ェリアが生じることはない。
と、R−Y,B−Yの積分平均値と基準値との差が大き
くなり(ステップ5 NO)、浜辺の輝度に対し海の輝
度が大きくなると(ステップ7 YES)、1ステップ
値変化したRCONT,BCONTが出力される(ステップ
9)。ステップ4〜9が数回続くうちに、RCONT,B
CONTは可動領域の境界に達するため(ステップ8 N
O)、ステップ9側に進むことはなくRCONT,BCONTは
固定される。
−Y,B−Yの積分平均値と、基準値との差は大きいけ
れども、RCONT,BCONTが可動領域境界に達したところ
でRCONT,BCONTを固定してしまう。したがって、青い
海を撮影していてもRCONT,BCONTが大きく変化するこ
とはなく、カラーフェリアは生じることはない。仮に可
動領域を設定していないとすると、RCONT,BCONTが大
きく変化し、画面の色を平均した色が青色であるにもか
かわらずこれを無彩色とみなしてホワイトバランスをと
るため、青い海が灰色となり、カアーフェリアが生じて
しまう。
CONTの変化を制限していることが本発明の特長である。
RCONT,BCONT及び海の輝度をメモリし、このメモリ値
を中心として新たな可動領域を設定する(ステップ
3)。ステップ7では前回の海の輝度も今回の海の輝度
も同一であるので判定はNOとなり、ステップ9に進む
ことはなくRCONT,BCONTは変化しない。
する。第2実施例では、第1実施例(図2)に比べて、
ステップ2−1が追加されており、他のステップは第1
実施例と同じである。
P1を入力する。そしてテレ側にあるときには、ステッ
プ3にて設定する可動領域の範囲を狭くし(例えば±2
ステップ値)、ワイド側にあるときには、ステップ3に
て設定する可動領域の範囲を通常の広さ(例えば±4ス
テップ値)とする。
囲を狭くしたのは次の理由による。即ち、テレ側にして
撮影したときには、画面のほとんどの部分を1つの被写
体で占めてしまうことがあり、このとき被写体の色が単
色であると、色温度が変化していないのに色温度変化が
生じたと誤認識してカラーフェリアが生じてしまう。そ
こで、テレ側にしたときには、可動領域の範囲を狭めて
ホワイトバランス制御信号RCONT,BCONTの変化量をき
びしく制限してカラーフェリアの発生を抑えているので
ある。
うに本発明によれば、ホワイトバランス制御信号の変化
量を可動領域内に限定したので、特定の色の割合の多い
被写体を撮影しても、カラーフェリアの発生を防ぐこと
ができる。また可動領域は、ホワイトバランス制御信号
が収束したり固定したりしたら更新されるため、実際に
色温度が変化したときでも良好なホワイトバランス調整
ができる。また、ズーム状態でテレ側になると可動領域
の大きさを狭めているため、テレ側で撮影したときにお
こりやすいカラーフェリアの発生を防止できる。
たビデオカメラを示すブロック図である。
を示す説明図である。
明図である。
明図である。
範囲の更新状態を示す説明図である。
す説明図である。
Claims (2)
- 【請求項1】 赤、緑、青の原色信号のうち、赤、青の
原色信号の増幅度を制御してホワイトバランス調整をす
るホワイトバランス回路と、 ホワイトバランス調整された原色信号を処理して2種類
の色差信号R−Y,B−Yを出力するマトリクス回路
と、 被写体の輝度を求めるとともに、基準色温度条件下で画
面全体を平均すると無彩色となる各色差信号R−Y,B
−Yのそれぞれの積分平均値が、基準値としてあらかじ
め設定されており、色差信号R−Y,B−Yの積分平均
値と基準値とが等しくなるようホワイトバランス回路を
作動させるホワイトバランス制御信号を、ホワイトバラ
ンス回路に送る処理部とを有し、 更に前記処理部は、電源投入後にホワイトバランス制御
信号が収束した以降は、色差信号の積分平均値と基準値
との差が所定値以上で、今回の輝度が前回の収束時また
は前回の固定時の輝度から所定値以上変化し、且つ、ホ
ワイトバランス制御信号の値が前回の収束値または前回
の固定値を中心とした可動領域内に納まることを条件と
して、ホワイトバランス制御信号の値を1ステップ値変
化させるとともに、 前記処理部は、1ステップ値づつ変化してきたホワイト
バランス制御信号の値が可動領域の境界値になったら、
ホワイトバランス制御信号の値を固定するとともに、ホ
ワイトバランス制御信号の値が固定したり、可動領域内
で収束したら、可動領域を今回の固定値または収束値を
中心とした新たな可動領域に変更することを特徴とする
ホワイトバランス調整装置。 - 【請求項2】 請求項1において、前記処理部は、撮影
状態がテレ側にあるかワイド側にあるかを検出し、テレ
側にあるときには可動領域を狭め、ワイド側にあるとき
には可動領域を広げることを特徴とするホワイトバラン
ス調整装置。
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KR940000969Y1 (ko) | 자동 백바란스 조정장치 |
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