JP3054755U - ワインボトルスタンド - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【課題】 一枚の加工した木材に、ワインボトル等の瓶
上部を貫通して、バランスよく斜立させ、温度計を設置
する事により、保管性においても他よりすぐれている。 【解決手段】 接地面２を、天板１に対して４５゜の角
度で加工し、支持孔５にボトル７の瓶上部６を貫通させ
る事でバランスを取り、展示、陳列により効果を発揮す
る。また、温度計は保管の点で利用価値がある。

Description

【考案の詳細な説明】

【０００１】

【考案の属する技術分野】

本考案は、ワインボトル等を天板に対して平行に保持し、なおかつ適温にて保 管する為のボトルスタンドに関するものである。

【０００２】

【従来の技術】

従来、ワインボトル等の保管に関しては、天板上に水平に直接保管するか、あ るいは、当該ボトルスタンドに類似したものもあるが、温度計を設置し、適温に 保管するということに関しては、まったく考えられていない。

【０００３】

【考案が解決しようとする課題】

本考案においては、店頭等での展示、陳列に際し、ワインボトル等を適温に保 ちつつ、インテリアとしての宣伝効果が得られるという利点があるが、従来例は 満足のいくものではない。

【０００４】

【課題を解決する為の手段】

テーブル天板等の水平面上に接地する接地面と、当該接地面に対して傾斜させ た立面部を備えた縦長主体板から成り、当該主体板の適所には、前記接地面に対 し平行にワインボトル等の瓶上部を貫通させ、なおかつ係止させる為の支持孔を 設け、しかも主体板上部には、ワインボトル等を適温で保管する為の温度計を設 けた構成となっている。

【０００５】

【考案の実施の形態】

考案の実施の形態を、図１（使用状態での側面図）、図２（正面図）、図３（ 側面図）により説明する。

【０００６】 天板１と、４５゜の角度から成る当該ボトルスタンド唯一の接地面２は、ワイ ンボトル７の瓶上部６を、支持孔５に貫通させて、ワインボトル７を天板１と平 行に保持し、バランスを取ることにより構成されている。

【０００７】 また、温度計８を設ける事により、ワインボトル等の温度管理が容易となる。

【０００８】 実施例の素材は木製であるが、木の材質、種類は問わず、プラスティック、合 成樹脂等でも可能である。

【０００９】 実施例の寸法は、全長が２９５ｍｍ、全幅９０ｍｍ、天板１に対しての主体板 ４の角度は４５゜とし、支持孔は最下部３より１４５ｍｍの地点に天板１に対し て平行に、半径１６ｍｍの円形孔を開口して支持孔とする。

【００１０】 当該ボトルスタントに保管出来うる瓶の形態は幅広く、支持孔に瓶上部を貫通 する深さの度合いでバランスを取ることにより、多種の瓶を保管する事が出来る 。

【００１１】

【考案の効果】

本考案は前述の通りの構成であり、一枚の板によりワインボトル等の瓶類を水 平に保持させ、なおかつ、温度計の設置により温度の管理が容易となった。その 結果、展示、陳列と温度管理を同時に出来る事となった。

【図面の簡単な説明】

【図１】使用状態の側面図

【図２】正面図

【図３】側面図

【図４】使用状態の斜視図

【符号の説明】

１ 天板（水平面） ２ 接地面 ３ 最下部 ４ 縦長主体板 ５ 支持孔 ６ 瓶上部 ７ ワインボトル等 ８ 温度計

Claims (1)

【実用新案登録請求の範囲】
1. 【請求項１】 テーブル天板等の水平面上に接地する接
   地面と、その接地面に対して傾斜させた立面部を備えた
   縦長主体板から成り、当該主体板の適所には、前記接地
   面に対し平行にワインボトル等の瓶上部を貫通させ、な
   おかつ、係止させる為の支持孔を設け、しかも当該主体
   板前面上部には、ワインボトル等を適温で保管する為の
   温度計を設けたボトルスタンド。