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JP3051042B2 - 携帯無線装置の置忘れ防止方法及び置忘れ防止機能付携帯無線装置 - Google Patents

携帯無線装置の置忘れ防止方法及び置忘れ防止機能付携帯無線装置

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Publication number
JP3051042B2
JP3051042B2 JP6638895A JP6638895A JP3051042B2 JP 3051042 B2 JP3051042 B2 JP 3051042B2 JP 6638895 A JP6638895 A JP 6638895A JP 6638895 A JP6638895 A JP 6638895A JP 3051042 B2 JP3051042 B2 JP 3051042B2
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JP
Japan
Prior art keywords
signal
baseband
monitoring
wireless device
portable wireless
Prior art date
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Application number
JP6638895A
Other languages
English (en)
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JPH08265855A (ja
Inventor
恭裕 小野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Kokusai Electric Inc
Original Assignee
Hitachi Kokusai Electric Inc
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Publication date
Application filed by Hitachi Kokusai Electric Inc filed Critical Hitachi Kokusai Electric Inc
Priority to JP6638895A priority Critical patent/JP3051042B2/ja
Publication of JPH08265855A publication Critical patent/JPH08265855A/ja
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Publication of JP3051042B2 publication Critical patent/JP3051042B2/ja
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  • Mobile Radio Communication Systems (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、無線電話装置や無線呼
び出し装置などの携帯無線装置の置忘れ防止法と、その
方法を用いて置忘れ防止機能を付加した携帯無線装置に
関するものである。
【0002】
【従来の技術】図3は従来の無線電話装置の構成を示す
ブロック図で、基地局1からアンテナ2を介して送られ
てきた無線電話信号は、無線電話装置11の受信部3で
発振器5からの局部発振信号を用いてベースバンド信号
(音声)に変換され、制御部6を介してスピーカ8へ出
力される。またマイク9からのベースバンド信号(音
声)は、制御部6を介して送信部4へ送られ、ここで無
線電話信号に変換され、アンテナ2から送信される。操
作部10は押しボタンダイヤル、スイッチ等から成り、
発信などの操作を行う。本無線電話装置11の動作状態
や送信時の宛先番号等は表示部7に表示される。
【0003】制御部6は、通話していないとき、コント
ロールチャンネルを1分〜30秒に1回程度間欠的に受
信するようにシンセサイザ5を制御し、又通話時には、
割り当てられたチャンネルを連続的に受信するようにシ
ンセサイザ5を制御する。
【0004】又、無線呼び出し装置の場合は、図3にお
いて送信部4及びマイク9がないだけで、他の構成は同
様である。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】無線電話装置や無線呼
び出し装置などは、携帯して持ち歩くものであるから、
置忘れる可能性がある。しかし、従来の携帯無線装置に
は、この置忘れを防止する対策はなされていなかった。
本発明の目的は、置忘れ防止機能を実現する携帯無線装
置の置忘れ防止方法と、その方法を用いて置忘れ防止機
能を付加した携帯無線装置を提供するにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、無線周波数の
信号を受信し、シンセサイザ出力の局部発信信号により
ベースバンド信号に変換して受信処理を行う携帯無線装
置の置忘れ防止方法に於て、上記無線周波数信号とは異
なる周波数を有した監視信号を送信するための携帯無線
装置とは別の筐体に収納された子機を設けると共に、携
帯無線装置は、上記無線周波数信号または上記監視信号
をベースバンド信号に変換するための局部発信信号を上
記シンセサイザから交互に出力してベースバンド信号ま
たはベースバンド監視信号を交互に生成し、上記ベース
バンド監視信号をチェックして、異常があれば置忘れと
みなし、警報音を携帯無線装置に設けられたスピーカか
ら出力することにより達成される。
【0007】
【作用】子機は極めて簡単な小型の回路であり、これを
身体又は身体周辺から離さないようにしていれば、本体
から離れたとき警報音でそのことを知ることができる。
このため本体に付加するのは簡単な切替え手段と制御機
能のみであり、安価に置忘れ防止機能を付加できる。又
子機を荷物などに入れておけば、その荷物の置き忘れや
置き引きを防止することができる。
【0008】
【実施例】以下、本発明を実施例により詳細に説明す
る。図1は本発明になる無線電話装置の一実施例を示す
ブロック図で、無線電話装置の本体12と、この本体と
は別の筐体に収納された子機13から成っている。本体
12の構成は図3の従来のものとほぼ同じで、同一回路
又は部材には同一符号が付されている。異なっているの
は制御部6Aの構成である。また子機13は置忘れ防止
用に付加されたもので、発振器16、制御部17、送信
部18、アンテナ19、及びこれらの各回路に電力を供
給するバッテリー20から成っている。
【0009】次に本実施例の動作を説明する。図2は本
実施例の各部における信号のスペクトルを示したもの
で、無線電話信号SRFと子機からの監視信号PRFはとも
にUHF帯の周波数を持つ信号で、かつその周波数が異
なっているものとする。制御部6Aは、無線電話信号S
RFまたは監視信号PRFをベースバンドの電話信号SBB
たはベースバンドの監視信号PBBに変換するための局部
発信信号をシンセサイザ5が交互に出力するように制御
する。これにより受信部3からはベースバンドの電話信
号SBBとベースバンドの監視信号PBBが交互に出力さ
れ、制御部6Aへ送られる。
【0010】ここで子機13からの監視信号PRFとして
は単周波信号とする。制御部6Aは、入力された信号が
信号SRFをベースバンドに落とした信号SBBのときは、
これを復調してスピーカ8へ送る。また入力された信号
が監視信号PRIFをベースバンドに落とした信号PBB
ときは、この信号PBBのレベルをチェックする。そして
このレベルが予め定めた値以下のときは子機13と本体
12とが離れたものと見なして制御部6Aは警報をスピ
ーカ8の鳴動により出力する。従って子機13を必ず身
体に着けるか身近に保持しておれば、本体の置忘れをス
ピーカの鳴動で知ることができる。
【0011】尚、監視信号PRFを選択している間は本来
の無線電話信号の方が受信されない。このため、基地局
との接続状態にあるときに監視を行うには、監視信号P
RFを選択する頻度及び1回の接続時間をできるだけ減ら
す必要がある。しかし、監視は例えば2秒に1回も行え
ば十分で、それも極めて短い時間でチェックできるか
ら、通常の通話などに対する影響は小さい。又、置忘れ
は通常使用していないときに発生するものであるから、
基地局との接続状態にあるとき又は呼出信号受信時に
は、周期的切替えを停止し、常に信号SRF側を選択する
ようにすれば、通信への影響をなくすことができる。
【0012】又特に、TDMA方式(時分割多重方式)
の無線電話装置の場合は、無線電話装置で入力データの
中から自装置宛のタイムスロットのみを取り出してこれ
を一旦バッファへ格納し、このバッファを改めて読み出
すことによって連続した音声信号を再生する。そして自
装置宛のタイムスロット以外のデータは捨ててしまうか
ら、この自装置宛以外のタイムスロットに同期して監視
信号PRF側に接続するようにすれば、送信されてきたデ
ータを失うことなく置き忘れの監視を行うことが出来
る。
【0013】又、上記の実施例では監視信号を単周波信
号としたが、これを一定符号で変調した信号とし、これ
を受信した制御部6Aでは、監視信号の受信レベルに代
わってこの一定符号の誤り率をチェックし、その誤り率
が所定値を越えたら警報を出す、というようにしてもよ
い。
【0014】又、子機13のアンテナ19は、子機13
と本体12が少し離れたときには置忘れと見なされれば
よいから、そう見なされる距離以内で監視信号の送信が
できる程度の性能で十分である。従ってこのアンテナと
しては、小型の簡単なものでよい。このアンテナを含
め、本発明のために付加した子機は、低電力の発振器な
ど簡単な回路構成でよく、小型で携帯に便利で、且つ低
価格で実現できる。
【0015】又、子機を複数個用意し、それぞれに異な
った周波数の監視信号PRFを割り当てるようにすること
もできる。この場合には、子機を荷物などに装着してお
けば、荷物の置き忘れや置き引きを防止することができ
る。
【0016】なお、以上の説明では、無線電話装置の実
施例を説明したが、無線呼び出し装置の場合は図1の送
信部4及びマイク9が無いこと以外は同様な構成であ
り、無線電話装置と同様な効果がある。
【0017】
【発明の効果】本発明によれば、小型で安価な子機を用
いることで、無線電話装置や無線呼び出し装置に置忘れ
防止機能を付加できる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明になる無線電話装置の一実施例を示すブ
ロック図である。
【図2】図1の実施例における各部信号のスペクトルを
示す図である。
【図3】従来の無線電話装置を示すブロック図である。
【符号の説明】
1 基地局 2 アンテナ 3 受信部 5 シンセサイザ 6A 制御部 8 スピーカ 12 本体 13 子機
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04B 1/38 H04B 7/26 H04M 1/00 H04Q 7/00 - 7/38

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 無線周波数の信号を受信し、シンセサイ
    ザ出力の局部発信信号によりベースバンド信号に変換し
    て受信処理を行う携帯無線装置の置忘れ防止方法に於
    て、 上記無線周波数信号とは異なる周波数を有した監視信号
    を送信するための、携帯無線装置とは別の筐体に収納さ
    れた子機を設けると共に、 携帯無線装置は、上記無線周波数信号または上記監視信
    号をベースバンド信号に変換するための局部発信信号を
    上記シンセサイザから交互に出力してベースバンド信号
    またはベースバンド監視信号を交互に生成し、上記ベー
    スバンド監視信号をチェックして、異常があれば置忘れ
    とみなし、警報音を携帯無線装置に設けられたスピーカ
    から出力することを特徴とする携帯無線装置の置忘れ防
    止方法。
  2. 【請求項2】 前記ベースバンド信号とベースバンド監
    視信号の交互の生成及び該ベースバンド監視信号のチェ
    ックを、携帯無線装置が基地局と非接続状態にあるとき
    だけ行うことを特徴とする請求項1記載の携帯無線装置
    の置忘れ防止方法。
  3. 【請求項3】 携帯無線装置が時分割多重により多重化
    されたディジタル方式の装置であるときに、前記ベース
    バンド信号とベースバンド監視信号の交互の生成及び該
    ベースバンド監視信号のチェックを、上記時分割多重の
    ためのタイムスロットの内、自装置あてのタイムスロッ
    ト以外のタイムスロットに同期して行うことを特徴とす
    る請求項1記載の携帯無線装置の置忘れ防止方法。
  4. 【請求項4】 前記子機の送信する監視信号は単周波信
    号で、前記チェックは、ベースバンドに変換された監視
    信号のレベルチェックであることを特徴とする請求項1
    記載の携帯無線装置の置忘れ防止方法。
  5. 【請求項5】 前記子機の送信する監視信号は一定符号
    による変調信号で、前記チェックは、ベースバンドに変
    換された監視信号の符号誤り率のチェックであることを
    特徴とする請求項1記載の携帯無線装置の置忘れ防止方
    法。
  6. 【請求項6】 本体と該本体とは別の筐体に収納された
    子機とから成り、 上記本体は、 アンテナと、 該アンテナから受信した基地局からの高周波信号または
    該高周波信号とは異なる周波数を有した上記子機からの
    監視信号をベースバンド信号に変換するためのコンバー
    タと、 該コンバータに局部発信信号を供給するためのシンセサ
    イザと、 上記基地局からの高周波信号または子機からの監視信号
    をベースバンド信号に変換するための局部発信信号が交
    互に出力されるように上記シンセサイザを制御するため
    の制御手段と、 上記監視信号をベースバンドに変換した信号を監視し、
    異常があれば異常報知する信号を出力する異常検出手段
    と、 を備え、 上記子機は、 上記監視信号を生成するための監視信号発生回路と、 該回路が発生した監視信号を送信するための子機用アン
    テナと、 を備えたことを特徴とする置忘れ防止機能付携帯無線装
    置。
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