JP2752994B2 - 無線電話装置 - Google Patents
無線電話装置Info
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- JP2752994B2 JP2752994B2 JP63209861A JP20986188A JP2752994B2 JP 2752994 B2 JP2752994 B2 JP 2752994B2 JP 63209861 A JP63209861 A JP 63209861A JP 20986188 A JP20986188 A JP 20986188A JP 2752994 B2 JP2752994 B2 JP 2752994B2
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- wireless telephone
- wireless
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Description
【発明の詳細な説明】 [発明の目的] (産業上の利用分野) 本発明は、無線電話装置に関するものである。
(従来の技術) 従来において、複数の無線チャンネルのうち空きの無
線チャンネルを検出して音声等の送受信を行うマルチチ
ャンネルアクセス方式の無線電話装置として第2図に示
すように構成のものが知られている。
線チャンネルを検出して音声等の送受信を行うマルチチ
ャンネルアクセス方式の無線電話装置として第2図に示
すように構成のものが知られている。
第2図において、親装置1は無線電話機2と無線回線
を介して接続されると共に、有線電話回線3と接続され
ている。
を介して接続されると共に、有線電話回線3と接続され
ている。
有線電話回線3から送られて来た信号はラインスイッ
チ4およびハイブリッド回路5を介して送信機6の変調
入力となる。送信機6で変調された送信電波はアンテナ
7によって無線電話機2に送出される。
チ4およびハイブリッド回路5を介して送信機6の変調
入力となる。送信機6で変調された送信電波はアンテナ
7によって無線電話機2に送出される。
一方、無線電話機2より送信された電波は受信アンテ
ナ8で受信され、受信機9で復調される。復調された信
号はハイブリッド回路5およびラインスイッチ4を介し
て有線電話回線3に送出される。
ナ8で受信され、受信機9で復調される。復調された信
号はハイブリッド回路5およびラインスイッチ4を介し
て有線電話回線3に送出される。
シンセサイザ10は無線チャンネル(通話チャンネルお
よび制御チャンネル)に応じた周波数の信号を送信機6
および受信機9に出力する。
よび制御チャンネル)に応じた周波数の信号を送信機6
および受信機9に出力する。
受信機9の出力の一つは受信電界検出回路11に入力さ
れ、電界強度の判定のために使用される。この回路11は
一般にはキャリアスケルチ回路あるいはノイズスケルチ
回路などと呼ばれる。またもう一つの復調出力は受信復
調波に含まれるデータ信号として出力され、親装置1と
無線電話機2の組み合わせにより決められる識別信号を
照合する識別信号検出回路12に入力される。この識別信
号は一般にはIDコードと呼ばれる。
れ、電界強度の判定のために使用される。この回路11は
一般にはキャリアスケルチ回路あるいはノイズスケルチ
回路などと呼ばれる。またもう一つの復調出力は受信復
調波に含まれるデータ信号として出力され、親装置1と
無線電話機2の組み合わせにより決められる識別信号を
照合する識別信号検出回路12に入力される。この識別信
号は一般にはIDコードと呼ばれる。
これら検出回路11,12の出力およびデータ信号の復調
出力は制御回路13に入力され、接続制御に用いられる。
制御回路13はシンセサイザ10を制御することにより無線
チャンネルの切替制御を行なったり、送信機6に送信デ
ータ信号を変調入力として送出するなどの制御を行なう
ものである。
出力は制御回路13に入力され、接続制御に用いられる。
制御回路13はシンセサイザ10を制御することにより無線
チャンネルの切替制御を行なったり、送信機6に送信デ
ータ信号を変調入力として送出するなどの制御を行なう
ものである。
一方、無線電話機2にも同様に受信アンテナ15,受信
機16,が設けられており、受信機16の復調出力は受話器1
7に出力される。また、送話器18より入力された音声は
送信機19の変調入力となり、送信アンテナ13により送信
される。
機16,が設けられており、受信機16の復調出力は受話器1
7に出力される。また、送話器18より入力された音声は
送信機19の変調入力となり、送信アンテナ13により送信
される。
シンセサイザ21,受信電界検出回路22,識別信号検出回
路23は親装置1内のものと同等であり、制御回路24が無
線電話機2の制御を行なう。スピーカ25は着呼時の呼出
音を発するサウンダである。
路23は親装置1内のものと同等であり、制御回路24が無
線電話機2の制御を行なう。スピーカ25は着呼時の呼出
音を発するサウンダである。
また親装置1内のメモリ14は短縮ダイヤル番号等の情
報を記憶するものであり、無線電話機2内の液晶表示器
26はメモリ14に登録した短縮ダイヤル番号等の情報を返
信させ、これを確認するために表示させるものである。
さらに、27は短縮ダイヤル番号等を登録したり、有線電
話回線3の保留操作を行うための各種のキーを備えたキ
ーユニットである。
報を記憶するものであり、無線電話機2内の液晶表示器
26はメモリ14に登録した短縮ダイヤル番号等の情報を返
信させ、これを確認するために表示させるものである。
さらに、27は短縮ダイヤル番号等を登録したり、有線電
話回線3の保留操作を行うための各種のキーを備えたキ
ーユニットである。
しかるに、この従来例における着信時の概略制御は次
のように行なわれる。
のように行なわれる。
親装置1は待受時に有線電話回線3からの呼出信号を
検出すると、シンセサイザ10の発振周波数を制御チャン
ネル周波数に設定し、送信機6をオンとし、着信信号を
送信させる。この場合、着信信号中には通話チャンネル
(S−CH)の指定信号を含んでいる。
検出すると、シンセサイザ10の発振周波数を制御チャン
ネル周波数に設定し、送信機6をオンとし、着信信号を
送信させる。この場合、着信信号中には通話チャンネル
(S−CH)の指定信号を含んでいる。
一方、無線電話機2は、待受時に一定時間の間シンセ
サイザ21をオンとし、その発振周波数を制御チャンネル
周波数に設定するとともに、受信機19をオンとする。こ
の時、着信信号が受信されると、送信機19をオンとし、
自己に割当てられたIDコードを含む着信応答信号を送出
し、親装置1から指定された通話チャンネル(S−CH)
に切替える。
サイザ21をオンとし、その発振周波数を制御チャンネル
周波数に設定するとともに、受信機19をオンとする。こ
の時、着信信号が受信されると、送信機19をオンとし、
自己に割当てられたIDコードを含む着信応答信号を送出
し、親装置1から指定された通話チャンネル(S−CH)
に切替える。
親装置1は無線電話機2からの電波を受信電界検出回
路11で検出すると、着信信号の送出を停止する。次に、
着信応答信号の中に含まれるIDコードが一致すると、着
信信号で指定したS−CHに切り替える。ここで、IDコー
ドが一致しない場合は、他の組の無線電話機の応答であ
るので、有線電話回線3からの呼出しがなくなるのを待
って、待受けに戻る。
路11で検出すると、着信信号の送出を停止する。次に、
着信応答信号の中に含まれるIDコードが一致すると、着
信信号で指定したS−CHに切り替える。ここで、IDコー
ドが一致しない場合は、他の組の無線電話機の応答であ
るので、有線電話回線3からの呼出しがなくなるのを待
って、待受けに戻る。
S−CHに切替えた後、親装置1はベル鳴動信号を送出
する。無線電話機2はこれを受信すると、サウンダ25か
ら呼出し音を送出する。そこで、これに応答して発呼ス
イッチ(図示せず)のオン操作によってオフフックする
と、無線電話機2はオフフック信号を送出し、通話状態
となる。
する。無線電話機2はこれを受信すると、サウンダ25か
ら呼出し音を送出する。そこで、これに応答して発呼ス
イッチ(図示せず)のオン操作によってオフフックする
と、無線電話機2はオフフック信号を送出し、通話状態
となる。
一方、親装置1はオフフック信号を受信すると、ベル
鳴動信号送出を停止し、ラインリレー4を閉じて有線電
話回線3との通話ループを形成して通話状態となる。
鳴動信号送出を停止し、ラインリレー4を閉じて有線電
話回線3との通話ループを形成して通話状態となる。
一方、無線電話機2から発呼する場合の動作は第3図
のシーケンスに示すようなものとなる。すなわち、有線
電話回線3に対する発呼のために発呼スイッチ(図示せ
ず)をオンにしてオフフックすると、制御回路24は発呼
スイッチがオンされたことによって発呼動作に移るべき
ものと判定し、シンセサイザ21の発振周波数を制御チャ
ンネルにロックしたうえ、受信機16をオンとし、制御チ
ャンネル(C−CH)での電波を受信させる。そして、制
御チャンネルでの受信電話の電界強度を受信電界検出回
路22の検出信号によって検出し、一定値以上の受信電界
強度が無ければ制御チャンネルは空いているものと判定
し、送信機19をオンとして自己に割当てられたIDコード
を含む発呼信号を発信させる(S30)。一方、親装置1
は制御チャンネルの受信電話の有無を監視しているが、
無線電話機2からの発呼信号を受信すると、その中のID
コードが無線電話機2との組合せに対して割当てられて
いるIDコードと一致するか否かを判定し、一致している
ならば送信機6をオンとして無線電話機2に対して発呼
応答信号(IDコード,S−CHの指定情報を含む)を送信さ
せる(S31)。
のシーケンスに示すようなものとなる。すなわち、有線
電話回線3に対する発呼のために発呼スイッチ(図示せ
ず)をオンにしてオフフックすると、制御回路24は発呼
スイッチがオンされたことによって発呼動作に移るべき
ものと判定し、シンセサイザ21の発振周波数を制御チャ
ンネルにロックしたうえ、受信機16をオンとし、制御チ
ャンネル(C−CH)での電波を受信させる。そして、制
御チャンネルでの受信電話の電界強度を受信電界検出回
路22の検出信号によって検出し、一定値以上の受信電界
強度が無ければ制御チャンネルは空いているものと判定
し、送信機19をオンとして自己に割当てられたIDコード
を含む発呼信号を発信させる(S30)。一方、親装置1
は制御チャンネルの受信電話の有無を監視しているが、
無線電話機2からの発呼信号を受信すると、その中のID
コードが無線電話機2との組合せに対して割当てられて
いるIDコードと一致するか否かを判定し、一致している
ならば送信機6をオンとして無線電話機2に対して発呼
応答信号(IDコード,S−CHの指定情報を含む)を送信さ
せる(S31)。
無線電話機2は制御チャンネルで親装置1からの発呼
応答信号を受信し、その中に含まれているIDコードが自
己のものと一致するか否かを検出し、一致しているなら
ばシンセサイザ21の発振周波数を親装置1から指定され
た通話チャンネルの周波数に切替える。一方、親装置1
も応答信号を送信した後、シンセサイザ10の発振周波数
を通話のために指定した通話チャンネルの周波数に切替
える。親装置1と無線電話機2はこのようにして通話チ
ャンネルに切替えた後、その切替えた通話チャンネルが
未使用であることを受信電界強度によって確認し、一定
時間以上に亘って一定値以上の受信電界が有れば既に使
用されている通話チャンネルであるものと判定し、タイ
ムアウトの条件が成立した時点で待受け状態に戻る。し
かし、未使用の通話チャンネルであればチャンネル切替
完了信号を送信した後(S32)、送信機6の音声回路を
オンとし通話状態とする。一方、親装置1はチャンネル
切替完了信号を受信したことによって送信機6の音声回
路をオン状態とする(S33)。これによって、親装置1
と無線電話機2とは、親装置1が指定した通話チャンネ
ルで接続され、その後のキーユニット27(図示せず)を
用いたダイヤル操作によって有線電話回線3に接続され
た電話機を呼無し、通話状態にすることができる。
応答信号を受信し、その中に含まれているIDコードが自
己のものと一致するか否かを検出し、一致しているなら
ばシンセサイザ21の発振周波数を親装置1から指定され
た通話チャンネルの周波数に切替える。一方、親装置1
も応答信号を送信した後、シンセサイザ10の発振周波数
を通話のために指定した通話チャンネルの周波数に切替
える。親装置1と無線電話機2はこのようにして通話チ
ャンネルに切替えた後、その切替えた通話チャンネルが
未使用であることを受信電界強度によって確認し、一定
時間以上に亘って一定値以上の受信電界が有れば既に使
用されている通話チャンネルであるものと判定し、タイ
ムアウトの条件が成立した時点で待受け状態に戻る。し
かし、未使用の通話チャンネルであればチャンネル切替
完了信号を送信した後(S32)、送信機6の音声回路を
オンとし通話状態とする。一方、親装置1はチャンネル
切替完了信号を受信したことによって送信機6の音声回
路をオン状態とする(S33)。これによって、親装置1
と無線電話機2とは、親装置1が指定した通話チャンネ
ルで接続され、その後のキーユニット27(図示せず)を
用いたダイヤル操作によって有線電話回線3に接続され
た電話機を呼無し、通話状態にすることができる。
そして、通話が終了し、オンフック操作が行なわれる
と、無線電話機2は終話信号を送信した後、無線回線
(通話チャンネル)を切断する(S34)。
と、無線電話機2は終話信号を送信した後、無線回線
(通話チャンネル)を切断する(S34)。
一方、メモリ14に予め登録しておいた短縮ダイヤル番
号を確認するために、キーユニット27に設けられた「短
縮」というキーを操作した後、短縮ダイヤル番号のキー
コードをキーユニット27の数値キーで設定すると、これ
らのキーの信号が親装置1に送信される。すると、親装
置1は、受信したキーコードに対応した短縮ダイヤル番
号をメモリ14の中から探索し、無線電話機2に返信す
る。この返信されてきた短縮ダイヤル番号は表示器26に
表示される。この表示によって短縮ダイヤル番号が確認
され、オンフック操作が行なわれると、終話信号が親装
置に1に送信され、親装置1と無線電話機2との間の通
話チャンネルは切断される。
号を確認するために、キーユニット27に設けられた「短
縮」というキーを操作した後、短縮ダイヤル番号のキー
コードをキーユニット27の数値キーで設定すると、これ
らのキーの信号が親装置1に送信される。すると、親装
置1は、受信したキーコードに対応した短縮ダイヤル番
号をメモリ14の中から探索し、無線電話機2に返信す
る。この返信されてきた短縮ダイヤル番号は表示器26に
表示される。この表示によって短縮ダイヤル番号が確認
され、オンフック操作が行なわれると、終話信号が親装
置に1に送信され、親装置1と無線電話機2との間の通
話チャンネルは切断される。
(発明が解決しようとする課題) 上記のように、従来の無線電話装置においては、通常
の通話を行っている場合は無線電話機2または有線電話
回線3に接続された電話機のいずれか一方でオンフック
操作が行なわれることにより、オンフック操作を行った
方から終話信号が送信され、親装置1と無線電話機2と
の間の通話チャンネルは切断され、待ち受け状態に戻
る。しかし、メモリ14に記憶された短縮ダイヤル番号等
の情報を確認する場合は、無線電話機2においてオンフ
ック操作が行なわれるまで通話チャンネルは切断されな
い。このため、短縮ダイヤル番号等の返信後、オンフッ
ク操作が行なわれるまでの時間が長い場合には、この間
に通話に使用しない不要な電波が送出し続けられるとい
う問題が生じていた。
の通話を行っている場合は無線電話機2または有線電話
回線3に接続された電話機のいずれか一方でオンフック
操作が行なわれることにより、オンフック操作を行った
方から終話信号が送信され、親装置1と無線電話機2と
の間の通話チャンネルは切断され、待ち受け状態に戻
る。しかし、メモリ14に記憶された短縮ダイヤル番号等
の情報を確認する場合は、無線電話機2においてオンフ
ック操作が行なわれるまで通話チャンネルは切断されな
い。このため、短縮ダイヤル番号等の返信後、オンフッ
ク操作が行なわれるまでの時間が長い場合には、この間
に通話に使用しない不要な電波が送出し続けられるとい
う問題が生じていた。
本発明の目的は、短縮ダイヤル番号等の情報確認時の
不要電波の送出を防止することができる無線電話装置を
提供することにある。
不要電波の送出を防止することができる無線電話装置を
提供することにある。
[発明の構成] (課題を解決するための手段) 上記目的を達成するため、本発明は、 有線電話回線に接続される親装置と、 前記親装置と無線回線で接続される無線電話機と、 前記親装置内に設けられる記憶手段と、 前記無線電話機における前記記憶手段の記憶情報の確
認操作に対応して該無線電話機と前記親装置との間の無
線回線を確立し、前記親装置から該無線電話機に対して
前記記憶手段の所望の記憶情報を送信する記憶情報送信
制御手段と を具備する無線電話装置において、 前記親装置から前記無線電話機への前記記憶情報の送
信終了に際して前記親装置と前記無線電話機との間の無
線回線を強制切断する強制切断制御手段 を設けたことを特徴とする。
認操作に対応して該無線電話機と前記親装置との間の無
線回線を確立し、前記親装置から該無線電話機に対して
前記記憶手段の所望の記憶情報を送信する記憶情報送信
制御手段と を具備する無線電話装置において、 前記親装置から前記無線電話機への前記記憶情報の送
信終了に際して前記親装置と前記無線電話機との間の無
線回線を強制切断する強制切断制御手段 を設けたことを特徴とする。
(作用) 無線電話機における確認操作に対応して無線電話機と
親装置との間の無線回線を確立して親装置から無線電話
機に対して記憶手段の所望の記憶情報を送信した場合
は、親装置から無線電話機への記憶手段の記憶情報の送
信終了に際してオンフック操作若しくは終話操作を行う
ことなく親装置と無線電話機との間の無線回線を自動的
に強制切断する。
親装置との間の無線回線を確立して親装置から無線電話
機に対して記憶手段の所望の記憶情報を送信した場合
は、親装置から無線電話機への記憶手段の記憶情報の送
信終了に際してオンフック操作若しくは終話操作を行う
ことなく親装置と無線電話機との間の無線回線を自動的
に強制切断する。
このような構成によると、無線電話機で上記確認操作
を行った後オンフック操作若しくは終話操作を忘れた場
合でも親装置の記憶手段の記憶情報確認のために確立さ
れた無線回線が不要に接続され続けるという不都合を解
消することができる。
を行った後オンフック操作若しくは終話操作を忘れた場
合でも親装置の記憶手段の記憶情報確認のために確立さ
れた無線回線が不要に接続され続けるという不都合を解
消することができる。
(実施例) 第1図は本発明における短縮ダイヤル番号等の確認時
の動作を示すシーケンスの一実施例を示す図であり、第
3図のS30〜S33の動作によって親装置1と無線電話機2
との間が通話状態となった後、無線電話機2において親
装置1内のメモリ14に予め登録しておいた短縮ダイヤル
番号を確認すべく、キーユニット27の「短縮」というキ
ーを操作すると、このことを示す信号が親装置1に送信
される(S35)。なお、通話状態になっていることは図
示しないランプによって表示されている。また、「短
縮」というキーを操作すると、図示しない「確認」とい
うランプが点灯する。
の動作を示すシーケンスの一実施例を示す図であり、第
3図のS30〜S33の動作によって親装置1と無線電話機2
との間が通話状態となった後、無線電話機2において親
装置1内のメモリ14に予め登録しておいた短縮ダイヤル
番号を確認すべく、キーユニット27の「短縮」というキ
ーを操作すると、このことを示す信号が親装置1に送信
される(S35)。なお、通話状態になっていることは図
示しないランプによって表示されている。また、「短
縮」というキーを操作すると、図示しない「確認」とい
うランプが点灯する。
続いて、短縮ダイヤル番号のキーコードとして例えば
「6」,「0」という2桁のキーコードをキーユニット
27の数値キーで入力すると、これらのキーコードがダイ
ヤル信号として親装置1に送信される(S36,S37)。親
装置1は「短縮」キーの信号に続く2桁のキーコード
「60」の信号を受信したならば、このキーコード「60」
に対応する短縮ダイヤル番号をメモリ14の中から探索す
る。この結果、例えば「0425:853317」という短縮ダイ
ヤル番号が得られたならば、「60」というキーコードと
区切り用の符号「凵」および短縮ダイヤル番号「0425:8
53317」をそれぞれ示す信号を1桁ずつ順次に返信する
(S38〜S42)。そして、全ての桁の返信を終了したなら
ば、強制終話信号を送信し、無線電話機2との間の通話
チャンネルを切断する(S43)。
「6」,「0」という2桁のキーコードをキーユニット
27の数値キーで入力すると、これらのキーコードがダイ
ヤル信号として親装置1に送信される(S36,S37)。親
装置1は「短縮」キーの信号に続く2桁のキーコード
「60」の信号を受信したならば、このキーコード「60」
に対応する短縮ダイヤル番号をメモリ14の中から探索す
る。この結果、例えば「0425:853317」という短縮ダイ
ヤル番号が得られたならば、「60」というキーコードと
区切り用の符号「凵」および短縮ダイヤル番号「0425:8
53317」をそれぞれ示す信号を1桁ずつ順次に返信する
(S38〜S42)。そして、全ての桁の返信を終了したなら
ば、強制終話信号を送信し、無線電話機2との間の通話
チャンネルを切断する(S43)。
従って、無線電話機2においてオンフック操作が行な
われなくても強制的に通話チャンネルが切断されること
になり、短縮ダイヤル番号等の情報の返信後において不
要電波が送出されることはなくなる。この場合、最後の
桁の情報を強制終話信号と同じ意味の制御ビットを付加
し、この制御ビットによって通話チャンネルを切断する
ように構成すれば、切断終了までの時間がさらに短くな
り、不要電波の送出時間をさらに短くすることができ
る。
われなくても強制的に通話チャンネルが切断されること
になり、短縮ダイヤル番号等の情報の返信後において不
要電波が送出されることはなくなる。この場合、最後の
桁の情報を強制終話信号と同じ意味の制御ビットを付加
し、この制御ビットによって通話チャンネルを切断する
ように構成すれば、切断終了までの時間がさらに短くな
り、不要電波の送出時間をさらに短くすることができ
る。
[発明の効果] 以上説明したように本発明によれば、無線電話機から
要求された情報を返信した後、直ちに強制終話信号を返
信し、親装置と無線電話機との間の無線回線を切断する
ようにしたため、無線電話機側で終話のための操作が行
なわれるのを待つことなく、無線回線を切断することが
でき、その結果として不要な電波の送出をなくすことが
できる。
要求された情報を返信した後、直ちに強制終話信号を返
信し、親装置と無線電話機との間の無線回線を切断する
ようにしたため、無線電話機側で終話のための操作が行
なわれるのを待つことなく、無線回線を切断することが
でき、その結果として不要な電波の送出をなくすことが
できる。
第1図は本発明の一実施例を示す情報確認手順のシーケ
ンス図、第2図は無線電話装置の一般的構成を示すブロ
ック図、第3図は無線電話機からの発呼動作時の従来の
接続シーケンスを示すシーケンス図である。 1……親装置、2……無線電話機、3……有線電話回
線、4……ラインリレー、6,19……送信機、7,20……送
信アンテナ、8,15……受信アンテナ、9,16……受信機、
10,21……シンセサイザ、13,24……制御回路、14……メ
モリ、17……受話器、18……送話器、26……液晶表示
器、27……キーユニット。
ンス図、第2図は無線電話装置の一般的構成を示すブロ
ック図、第3図は無線電話機からの発呼動作時の従来の
接続シーケンスを示すシーケンス図である。 1……親装置、2……無線電話機、3……有線電話回
線、4……ラインリレー、6,19……送信機、7,20……送
信アンテナ、8,15……受信アンテナ、9,16……受信機、
10,21……シンセサイザ、13,24……制御回路、14……メ
モリ、17……受話器、18……送話器、26……液晶表示
器、27……キーユニット。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 遠山 秀樹 東京都千代田区内幸町1丁目1番6号 日本電信電話株式会社内 (72)発明者 太田 祐治 東京都千代田区内幸町1丁目1番6号 日本電信電話株式会社内 (72)発明者 志村 行浩 東京都港区芝5丁目33番1号 日本電気 株式会社内 (72)発明者 三枝 伸 東京都港区芝5丁目33番1号 日本電気 株式会社内 (72)発明者 市川 友久 東京都日野市旭が丘3丁目1番地の1 株式会社東芝日野工場内 (72)発明者 布施 庄司 東京都日野市旭が丘3丁目1番地の1 株式会社東芝日野工場内 (56)参考文献 特開 昭55−45288(JP,A) 特開 昭52−45805(JP,A)
Claims (1)
- 【請求項1】有線電話回線に接続される親装置と、 前記親装置と無線回線で接続される無線電話機と、 前記親装置内に設けられる記憶手段と、 前記無線電話機における前記記憶手段の記憶情報の確認
操作に対応して該無線電話機と前記親装置との間の無線
回線を確立し、前記親装置から該無線電話機に対して前
記記憶手段の所望の記憶情報を送信する記憶情報送信制
御手段と を具備する無線電話装置において、 前記親装置から前記無線電話機への前記記憶情報の送信
終了に際して前記親装置と前記無線電話機との間の無線
回線を強制切断する強制切断制御手段 を設けたことを特徴とする無線電話装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63209861A JP2752994B2 (ja) | 1988-08-24 | 1988-08-24 | 無線電話装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63209861A JP2752994B2 (ja) | 1988-08-24 | 1988-08-24 | 無線電話装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0258458A JPH0258458A (ja) | 1990-02-27 |
JP2752994B2 true JP2752994B2 (ja) | 1998-05-18 |
Family
ID=16579840
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP63209861A Expired - Lifetime JP2752994B2 (ja) | 1988-08-24 | 1988-08-24 | 無線電話装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2752994B2 (ja) |
Families Citing this family (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0433446A (ja) * | 1990-05-29 | 1992-02-04 | Sharp Corp | コードレス電話機 |
JPH0496563A (ja) * | 1990-08-14 | 1992-03-27 | Canon Inc | コードレスファクシミリ装置 |
JPH0548732A (ja) * | 1991-08-12 | 1993-02-26 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | コードレス電話装置 |
DE4336995A1 (de) * | 1993-10-29 | 1995-05-04 | Sel Alcatel Ag | Verfahren und Vorrichtung zur Bestimmung der Zuordnung eines Mobilfunkgerätes zu Geräte-Listen |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5245805A (en) * | 1975-10-09 | 1977-04-11 | Tamura Electric Works Ltd | Automatic telephone answering set |
JPS5545288A (en) * | 1978-09-27 | 1980-03-29 | Nec Corp | Mobile radiotelephone unit |
-
1988
- 1988-08-24 JP JP63209861A patent/JP2752994B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0258458A (ja) | 1990-02-27 |
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