JP3045683U - 入浴時専用耳掻き - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【課題】 本考案は、耳穴の洗浄のためにプラスチック
の柄の先端に球状スポンジを設けた耳掻きを、入浴時専
用とするために、柄の一方の端に吸盤を設けて、浴室の
壁や鏡に付着させて収納できるようにした入浴時専用耳
掻きを提供する。 【解決手段】 プラスチックの柄（１）の先端に抗菌性
の球状スポンジ（２）を設け、前記プラスチックの柄
（１）の片方の一端を曲げて、その先端に吸盤（３）を
設ける。

Description

【考案の詳細な説明】

【０００１】

【考案の属する技術分野】

この考案は、入浴時の耳穴の洗浄のために、浴室の壁や鏡に備え付けられるよう にした入浴時専用耳掻きに関するものである。

【０００２】

【従来の技術】

従来より、耳掻きは数多くあったが、これらは掻き部分がカップ状になっており 、単に耳穴の垢を取り除くためのものであった。そして、普段使用しないときは 、机や薬箱の中に収納していた。そのため、入浴時耳穴を洗浄する場合は、指先 やタオルを使用していた。

【０００３】

【考案が解決しょうとする課題】

これらには次のような欠点があった。 イ、このままでは入浴時の耳穴の洗浄には使用できなかった。 ロ、そのため、入浴の度に耳掻きと脱脂綿を浴室に持参しなければならないと いう、面倒さがあった。 ハ、指先やタオルを使用しても、耳穴の奥のほうまでは行き届かないという、 もどかしさがあった。 ニ、浴室の壁や鏡に備え付けられるような構造にはなっていなかった。 本考案は、以上の欠点を解決するためになされたものである。

【０００４】

【課題を解決するための手段】

プラスチックの柄（１）の先端に抗菌性の球状スポンジ（２）を設ける。そして 、前記プラスチックの柄（１）の片方の一端を曲げて、その先端に吸盤（３）を 設ける。 本考案は、以上の構成よりなる入浴時専用耳掻きである。

【０００５】

【考案の実施の形態】

以下、本考案の実施の形態を説明する。 （イ）プラスチックの柄（１）の先端に耳穴に入る程度の大きさで抗菌性の球状 スポンジ（２）を設ける。 （ロ）プラスチックの柄（１）の片方の一端を曲げて、その先端に小型のゴム製 吸盤（３）を設ける。 本考案は、以上の構成よりなっている。 本考案を使用するときは、入浴時、先端の球状スポンジ（２）に軽くお湯か、水 を含ませ、耳穴を洗浄する。使用後はスポンジ（２）を水にて洗浄し、吸盤（３ ）で浴室の壁や鏡に付着させておけく。 なお、柄（１）の部分は、使用者を区別するため、色分けしておくこともできる 。

【０００６】

【考案の効果】

本考案を使用することによって、入浴時、耳穴の洗浄に指先やタオルを使用し ても、耳奥のほうまで行き届かないという、もどかしさが解消された。 しかも、吸盤にて、浴室の手の届くところの壁や鏡に付着させておくことができ るので、入浴の度に繰り返し手軽に使用できる。

【図面の簡単な説明】

【図１】本考案の斜視図である。

【図２】本考案の側面図である。

【図３】本考案の使用状態を示す斜視図である。

【符号の説明】

１ プラスチックの柄 ２ 球状スポンジ ３ 吸盤

Claims (1)

【実用新案登録請求の範囲】
1. 【請求項１】 プラスチックの柄（１）の先端に抗菌性
   の球状スポンジ（２）を設け、前記プラスチックの柄
   （１）の片方の一端を曲げて、その先端に吸盤（３）を
   設けたことを特徴とする入浴時専用耳掻き。