JP3036278B2 - 乗員拘束装置の制御装置 - Google Patents
乗員拘束装置の制御装置Info
- Publication number
- JP3036278B2 JP3036278B2 JP5010278A JP1027893A JP3036278B2 JP 3036278 B2 JP3036278 B2 JP 3036278B2 JP 5010278 A JP5010278 A JP 5010278A JP 1027893 A JP1027893 A JP 1027893A JP 3036278 B2 JP3036278 B2 JP 3036278B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- deceleration
- occupant restraint
- physical quantity
- vehicle
- threshold level
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
- 230000010354 integration Effects 0.000 claims description 11
- 238000001514 detection method Methods 0.000 claims description 3
- 238000000034 method Methods 0.000 description 25
- 101100099281 Arabidopsis thaliana THG2 gene Proteins 0.000 description 18
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 13
- 101001095435 Homo sapiens Rhox homeobox family member 2 Proteins 0.000 description 8
- 102100033848 TSC22 domain family protein 4 Human genes 0.000 description 8
- 230000000452 restraining effect Effects 0.000 description 2
- 241000269820 Euthynnus affinis Species 0.000 description 1
- 229910017435 S2 In Inorganic materials 0.000 description 1
- 230000003213 activating effect Effects 0.000 description 1
- 230000004913 activation Effects 0.000 description 1
- 230000007423 decrease Effects 0.000 description 1
- 230000003247 decreasing effect Effects 0.000 description 1
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 description 1
Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B60—VEHICLES IN GENERAL
- B60R—VEHICLES, VEHICLE FITTINGS, OR VEHICLE PARTS, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- B60R21/00—Arrangements or fittings on vehicles for protecting or preventing injuries to occupants or pedestrians in case of accidents or other traffic risks
- B60R21/01—Electrical circuits for triggering passive safety arrangements, e.g. airbags, safety belt tighteners, in case of vehicle accidents or impending vehicle accidents
- B60R21/013—Electrical circuits for triggering passive safety arrangements, e.g. airbags, safety belt tighteners, in case of vehicle accidents or impending vehicle accidents including means for detecting collisions, impending collisions or roll-over
- B60R21/0132—Electrical circuits for triggering passive safety arrangements, e.g. airbags, safety belt tighteners, in case of vehicle accidents or impending vehicle accidents including means for detecting collisions, impending collisions or roll-over responsive to vehicle motion parameters, e.g. to vehicle longitudinal or transversal deceleration or speed value
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B60—VEHICLES IN GENERAL
- B60R—VEHICLES, VEHICLE FITTINGS, OR VEHICLE PARTS, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- B60R21/00—Arrangements or fittings on vehicles for protecting or preventing injuries to occupants or pedestrians in case of accidents or other traffic risks
- B60R21/01—Electrical circuits for triggering passive safety arrangements, e.g. airbags, safety belt tighteners, in case of vehicle accidents or impending vehicle accidents
- B60R21/013—Electrical circuits for triggering passive safety arrangements, e.g. airbags, safety belt tighteners, in case of vehicle accidents or impending vehicle accidents including means for detecting collisions, impending collisions or roll-over
- B60R21/0132—Electrical circuits for triggering passive safety arrangements, e.g. airbags, safety belt tighteners, in case of vehicle accidents or impending vehicle accidents including means for detecting collisions, impending collisions or roll-over responsive to vehicle motion parameters, e.g. to vehicle longitudinal or transversal deceleration or speed value
- B60R21/0133—Electrical circuits for triggering passive safety arrangements, e.g. airbags, safety belt tighteners, in case of vehicle accidents or impending vehicle accidents including means for detecting collisions, impending collisions or roll-over responsive to vehicle motion parameters, e.g. to vehicle longitudinal or transversal deceleration or speed value by integrating the amplitude of the input signal
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Air Bags (AREA)
- Automotive Seat Belt Assembly (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、衝突時に乗員を拘束し
て保護する乗員拘束装置の制御装置に関する。
て保護する乗員拘束装置の制御装置に関する。
【0002】
【従来技術とその問題点】エアーバックやシートベルト
などの乗員拘束装置の作動を制御する制御装置が知られ
ている。この種の制御装置には、減速度センサーにより
検出された車両の減速度が予め設定されたスレッショル
ドレベルを越えたら乗員拘束装置を作動させるものや、
例えば特開昭63−503531号公報に開示された制
御装置のように、車両の減速度から積分オフセットを減
じて積分し、積分値が予め設定されたスレッショルドレ
ベルに達したら乗員拘束装置を作動させるものがある。
などの乗員拘束装置の作動を制御する制御装置が知られ
ている。この種の制御装置には、減速度センサーにより
検出された車両の減速度が予め設定されたスレッショル
ドレベルを越えたら乗員拘束装置を作動させるものや、
例えば特開昭63−503531号公報に開示された制
御装置のように、車両の減速度から積分オフセットを減
じて積分し、積分値が予め設定されたスレッショルドレ
ベルに達したら乗員拘束装置を作動させるものがある。
【0003】しかしながら、上述した従来の乗員拘束装
置の制御装置では、スレッショルドレベルや積分オフセ
ットを種々の衝突形態に応じてきめ細かく調整しなけれ
ばならず、調整が煩雑で時間がかかるという問題があ
る。
置の制御装置では、スレッショルドレベルや積分オフセ
ットを種々の衝突形態に応じてきめ細かく調整しなけれ
ばならず、調整が煩雑で時間がかかるという問題があ
る。
【0004】本発明の目的は、簡単な調整で種々の形態
の衝突に対して乗員拘束装置を的確に作動させることが
できる乗員拘束装置の制御装置を提供することにある。
の衝突に対して乗員拘束装置を的確に作動させることが
できる乗員拘束装置の制御装置を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】クレーム対応図である図
1(a)に対応づけて請求項1の発明を説明すると、請
求項1の発明は、車両の減速度を検出する減速度検出手
段100と、この減速度検出手段100で検出された車
両の減速度が予め設定されたスレッショルドレベルを越
えたら乗員拘束装置の作動を決定する作動決定手段10
1とを備えた乗員拘束装置の制御装置に適用される。そ
して、車両の減速状況を示す物理量を算出する物理量算
出手段102と、この物理量算出手段102で算出され
た物理量に応じてスレッショルドレベルを変更する時点
を設定する変更時点設定手段103と、この変更時点設
定手段103で設定された時点にスレッショルドレベル
を変更するレベル変更手段104とを備え、これによ
り、上記目的を達成する。クレーム対応図である図1
(b)に対応づけて請求項2の発明を説明すると、請求
項2の発明は、車両の減速度を検出する減速度検出手段
200と、この減速度検出手段200で検出された車両
の減速度から予め設定された積分オフセットを減じた値
を積分する積分手段201と、この積分手段201で積
分された積分値が予め設定されたスレッショルドレベル
を越えたら乗員拘束装置の作動を決定する作動決定手段
202とを備えた乗員拘束装置の制御装置に適用され
る。そして、車両の減速状況を示す物理量を算出する物
理量算出手段203と、この物理量算出手段203で算
出された物理量に応じて積分オフセットを変更する時点
を設定する変更時点設定手段204と、この変更時点設
定手段204で設定された時点に積分オフセットを変更
するレベル変更手段205とを備え、これにより、上記
目的を達成する。請求項3の乗員拘束装置の制御装置
は、車両の減速状況を示す物理量を減速度検出手段10
0または200で検出された車両の減速度としたもので
ある。請求項4の乗員拘束装置の制御装置は、車両の減
速状況を示す物理量を、減速度検出手段100または2
00で検出された車両の減速度の積分値としたものであ
る。請求項5の乗員拘束装置の制御装置は、車両の減速
状況を示す物理量を、減速度検出手段100または20
0で検出された車両の減速度の微分値としたものであ
る。
1(a)に対応づけて請求項1の発明を説明すると、請
求項1の発明は、車両の減速度を検出する減速度検出手
段100と、この減速度検出手段100で検出された車
両の減速度が予め設定されたスレッショルドレベルを越
えたら乗員拘束装置の作動を決定する作動決定手段10
1とを備えた乗員拘束装置の制御装置に適用される。そ
して、車両の減速状況を示す物理量を算出する物理量算
出手段102と、この物理量算出手段102で算出され
た物理量に応じてスレッショルドレベルを変更する時点
を設定する変更時点設定手段103と、この変更時点設
定手段103で設定された時点にスレッショルドレベル
を変更するレベル変更手段104とを備え、これによ
り、上記目的を達成する。クレーム対応図である図1
(b)に対応づけて請求項2の発明を説明すると、請求
項2の発明は、車両の減速度を検出する減速度検出手段
200と、この減速度検出手段200で検出された車両
の減速度から予め設定された積分オフセットを減じた値
を積分する積分手段201と、この積分手段201で積
分された積分値が予め設定されたスレッショルドレベル
を越えたら乗員拘束装置の作動を決定する作動決定手段
202とを備えた乗員拘束装置の制御装置に適用され
る。そして、車両の減速状況を示す物理量を算出する物
理量算出手段203と、この物理量算出手段203で算
出された物理量に応じて積分オフセットを変更する時点
を設定する変更時点設定手段204と、この変更時点設
定手段204で設定された時点に積分オフセットを変更
するレベル変更手段205とを備え、これにより、上記
目的を達成する。請求項3の乗員拘束装置の制御装置
は、車両の減速状況を示す物理量を減速度検出手段10
0または200で検出された車両の減速度としたもので
ある。請求項4の乗員拘束装置の制御装置は、車両の減
速状況を示す物理量を、減速度検出手段100または2
00で検出された車両の減速度の積分値としたものであ
る。請求項5の乗員拘束装置の制御装置は、車両の減速
状況を示す物理量を、減速度検出手段100または20
0で検出された車両の減速度の微分値としたものであ
る。
【0006】
【作用】請求項1の乗員拘束装置の制御装置では、車両
の減速状況を示す物理量に応じてスレッショルドレベル
を変更する時点を設定し、その時点にスレッショルドレ
ベルを変更するとともに、車両の減速度が変更前または
変更後のスレッショルドレベルを越えたら乗員拘束装置
の作動を決定する。請求項2の乗員拘束装置の制御装置
では、車両の減速状況を示す物理量に応じて積分オフセ
ットを変更する時点を設定し、その時点に積分オフセッ
トを変更するとともに、車両の減速度から変更前または
変更後の積分オフセットを減じた値を積分し、この積分
値が予め設定されたスレッショルドレベルを越えたら乗
員拘束装置の作動を決定する。
の減速状況を示す物理量に応じてスレッショルドレベル
を変更する時点を設定し、その時点にスレッショルドレ
ベルを変更するとともに、車両の減速度が変更前または
変更後のスレッショルドレベルを越えたら乗員拘束装置
の作動を決定する。請求項2の乗員拘束装置の制御装置
では、車両の減速状況を示す物理量に応じて積分オフセ
ットを変更する時点を設定し、その時点に積分オフセッ
トを変更するとともに、車両の減速度から変更前または
変更後の積分オフセットを減じた値を積分し、この積分
値が予め設定されたスレッショルドレベルを越えたら乗
員拘束装置の作動を決定する。
【0007】
−第1の実施例− 図2は第1の実施例の構成を示すブロック図である。減
速度センサー10は、車両の減速度Gを検出して制御回
路20へ出力する。制御回路20は、マイクロコンピュ
ーターとその周辺部品から構成され、後述する制御プロ
グラムを実行して乗員拘束装置の作動を制御する。エア
ーバックモジュール30は、不図示のステアリングホイ
ールのセンターパッド内に収納され、車両の衝突時に膨
張展開して運転席乗員を保護する。このエアーバックモ
ジュール30はエアーバックを膨張展開させるための展
開装置(以下、インフレータと呼ぶ)や、そのインフレ
ータを起動する電気着火装置(以下、スクイブと呼ぶ)
31などから構成される。駆動回路40はバッテリーな
どの電源50からスクイブ31へ給電し、インフレータ
を起動してエアーバックを膨張展開させる。
速度センサー10は、車両の減速度Gを検出して制御回
路20へ出力する。制御回路20は、マイクロコンピュ
ーターとその周辺部品から構成され、後述する制御プロ
グラムを実行して乗員拘束装置の作動を制御する。エア
ーバックモジュール30は、不図示のステアリングホイ
ールのセンターパッド内に収納され、車両の衝突時に膨
張展開して運転席乗員を保護する。このエアーバックモ
ジュール30はエアーバックを膨張展開させるための展
開装置(以下、インフレータと呼ぶ)や、そのインフレ
ータを起動する電気着火装置(以下、スクイブと呼ぶ)
31などから構成される。駆動回路40はバッテリーな
どの電源50からスクイブ31へ給電し、インフレータ
を起動してエアーバックを膨張展開させる。
【0008】図3は、制御回路30のマイクロコンピュ
ーターで実行されるメインプログラムを示すフローチャ
ートである。このフローチャートにより、第1の実施例
の動作を説明する。ステップS1において減速度センサ
ー10により車両の減速度Gを検出し、ステップS2へ
進んで図4に示す衝突開始からの経過時間計算ルーチン
を実行する。
ーターで実行されるメインプログラムを示すフローチャ
ートである。このフローチャートにより、第1の実施例
の動作を説明する。ステップS1において減速度センサ
ー10により車両の減速度Gを検出し、ステップS2へ
進んで図4に示す衝突開始からの経過時間計算ルーチン
を実行する。
【0009】図4のステップS11で検出された減速度
Gに対してローパスフィルター処理(LPF)を行い、
減速度G’を得る。続くステップS12でローパスフィ
ルター処理後の減速度G’が例えば1(G)より大きい
か否かを判別し、大きければステップS13へ進み、1
(G)以下であればステップS14へ進む。ステップS
13ではフラグFTに1を設定し、一方、ステップS1
4では衝突開始からの経過時間tccおよびフラグFT
に0を設定する。続くステップS15において、衝突開
始からの経過時間tccにフラグFTを加算して経過時
間tccを更新し、図3のメインプログラムへリターン
する。
Gに対してローパスフィルター処理(LPF)を行い、
減速度G’を得る。続くステップS12でローパスフィ
ルター処理後の減速度G’が例えば1(G)より大きい
か否かを判別し、大きければステップS13へ進み、1
(G)以下であればステップS14へ進む。ステップS
13ではフラグFTに1を設定し、一方、ステップS1
4では衝突開始からの経過時間tccおよびフラグFT
に0を設定する。続くステップS15において、衝突開
始からの経過時間tccにフラグFTを加算して経過時
間tccを更新し、図3のメインプログラムへリターン
する。
【0010】リターン後のステップS3でフラグFco
nが0か否かを判別し、0であればステップS4へ進
み、0でなければステップS4をスキップする。ステッ
プS4で図5に示す処理1サブルーチンを実行し、衝突
開始から所定時間Maxtが経過した時点における減速
度Gの積分値SGに基づいて、減速度Gのスレッショル
ドレベルTHLを変更する時間TCを決定する。
nが0か否かを判別し、0であればステップS4へ進
み、0でなければステップS4をスキップする。ステッ
プS4で図5に示す処理1サブルーチンを実行し、衝突
開始から所定時間Maxtが経過した時点における減速
度Gの積分値SGに基づいて、減速度Gのスレッショル
ドレベルTHLを変更する時間TCを決定する。
【0011】図5のステップS21において、前回まで
の減速度積分値SGに今回検出された減速度Gを加算し
て新たに減速度積分値SGを求める。続くステップS2
2で衝突開始からの経過時間tccがMaxt時間を経
過したか否かを判別し、経過したらステップS23へ進
み、そうでなければメインプログラムへリターンする。
ステップS23でフラグFconに1を設定してステッ
プS24へ進み、減速度積分値SGと所定値THSとの
比retを求める。さらにステップS25において、ス
レッショルドレベルTHLの予め設定された変更時間T
Cに比retを乗じて変更する。なお、変更後の時間T
Cに衝突開始からの経過時間Maxtを加算した時点
(TC+Maxt)が、衝突開始時点を基準にしたスレ
ッショルドレベルTHLの変更時点である。また、スレ
ッショルドレベルTHLはエアーバックを作動させるか
否かを判断するための基準値であり、減速度Gがこのス
レッショルドレベルTHLを越えたらエアーバックの作
動を決定する。以上の処理を終えると図3に示すメイン
プログラムへリターンする。
の減速度積分値SGに今回検出された減速度Gを加算し
て新たに減速度積分値SGを求める。続くステップS2
2で衝突開始からの経過時間tccがMaxt時間を経
過したか否かを判別し、経過したらステップS23へ進
み、そうでなければメインプログラムへリターンする。
ステップS23でフラグFconに1を設定してステッ
プS24へ進み、減速度積分値SGと所定値THSとの
比retを求める。さらにステップS25において、ス
レッショルドレベルTHLの予め設定された変更時間T
Cに比retを乗じて変更する。なお、変更後の時間T
Cに衝突開始からの経過時間Maxtを加算した時点
(TC+Maxt)が、衝突開始時点を基準にしたスレ
ッショルドレベルTHLの変更時点である。また、スレ
ッショルドレベルTHLはエアーバックを作動させるか
否かを判断するための基準値であり、減速度Gがこのス
レッショルドレベルTHLを越えたらエアーバックの作
動を決定する。以上の処理を終えると図3に示すメイン
プログラムへリターンする。
【0012】リターン後のステップS5において、図6
に示す処理2サブルーチンを実行し、減速度Gとスレッ
ショルドレベルTHG1またはTHG2を比較してエア
ーバックを作動させるか否かを判断する。ステップS3
1でスレッショルドレベルTHLの変更時点(TC+M
axt)か否かを判別し、変更時点であればステップS
32へ進み、そうでなければステップS34へ進む。ス
レッショルドレベルTHLの変更時点の時は、ステップ
S32で減速度GがスレッショルドレベルTHG2より
大きいか否かを判別し、大きければステップS33へ進
み、そうでなければ図3のメインプログラムへリターン
する。一方、スレッショルドレベルTHLの変更時点前
の時は、ステップS34で減速度Gがスレッショルドレ
ベルTHG1より大きいか否かを判別し、大きければス
テップS33へ進み、そうでなければメインプログラム
へリターンする。ここで、スレッショルドレベルTHG
1,THG2はTHG1>THG2となるように設定す
る。ステップS33では、減速度Gがスレッショルドレ
ベルTHG1またはTHG2を越えているのでエアーバ
ックの作動を決定し、駆動回路40へ作動信号を出力す
る。これによって、駆動回路40は電源50からスクイ
ブ31へ電力を供給し、エアーバックモジュール30を
膨張展開させる。
に示す処理2サブルーチンを実行し、減速度Gとスレッ
ショルドレベルTHG1またはTHG2を比較してエア
ーバックを作動させるか否かを判断する。ステップS3
1でスレッショルドレベルTHLの変更時点(TC+M
axt)か否かを判別し、変更時点であればステップS
32へ進み、そうでなければステップS34へ進む。ス
レッショルドレベルTHLの変更時点の時は、ステップ
S32で減速度GがスレッショルドレベルTHG2より
大きいか否かを判別し、大きければステップS33へ進
み、そうでなければ図3のメインプログラムへリターン
する。一方、スレッショルドレベルTHLの変更時点前
の時は、ステップS34で減速度Gがスレッショルドレ
ベルTHG1より大きいか否かを判別し、大きければス
テップS33へ進み、そうでなければメインプログラム
へリターンする。ここで、スレッショルドレベルTHG
1,THG2はTHG1>THG2となるように設定す
る。ステップS33では、減速度Gがスレッショルドレ
ベルTHG1またはTHG2を越えているのでエアーバ
ックの作動を決定し、駆動回路40へ作動信号を出力す
る。これによって、駆動回路40は電源50からスクイ
ブ31へ電力を供給し、エアーバックモジュール30を
膨張展開させる。
【0013】図7は衝突時の減速度Gの変化を示す図、
図8は減速度Gの積分値SGの変化を示す図である。こ
こでは2つの衝突形態を例に上げて説明する。1つは、
減速度Gが衝突直後に比較的速く増加するがすぐに減少
する場合であり、衝突の衝撃が小さいのでこのような衝
突に対してはエアーバックを作動させる必要はない。以
下では、このような形態の衝突を便宜上、軽衝突と呼
ぶ。他の1つは、衝突直後の減速度Gは緩やかに増加す
るがその後、減速度Gが大きく増加する場合であり、衝
突の衝撃が大きいのでこのような衝突に対してはエアー
バックを確実に作動させて乗員を保護しなければならな
い。以下では、このような形態の衝突を便宜上、低速衝
突と呼ぶ。
図8は減速度Gの積分値SGの変化を示す図である。こ
こでは2つの衝突形態を例に上げて説明する。1つは、
減速度Gが衝突直後に比較的速く増加するがすぐに減少
する場合であり、衝突の衝撃が小さいのでこのような衝
突に対してはエアーバックを作動させる必要はない。以
下では、このような形態の衝突を便宜上、軽衝突と呼
ぶ。他の1つは、衝突直後の減速度Gは緩やかに増加す
るがその後、減速度Gが大きく増加する場合であり、衝
突の衝撃が大きいのでこのような衝突に対してはエアー
バックを確実に作動させて乗員を保護しなければならな
い。以下では、このような形態の衝突を便宜上、低速衝
突と呼ぶ。
【0014】衝突開始からMaxt時間が経過した時の
比retは、図8から明らかなように軽衝突の場合に比
べて低速衝突の場合の方が小さく、低速衝突の場合の変
更時間TCは短くなる。したがって、スレッショルドレ
ベルTHLは低速衝突の場合の方が軽衝突の場合よりも
速く変更される。図7に示すように、軽衝突の場合は、
スレッショルドレベルがTHG1からTHG2へ変更さ
れても減速度GがスレッショルドレベルTHG2よりも
低く、エアーバックを作動させる必要はないと判断す
る。一方、低速衝突の場合は、スレッショルドレベルが
THG1からTHG2へ変更された後、減速度Gがスレ
ッショルドレベルTHG2を越えるのでエアーバックの
作動を決定する。
比retは、図8から明らかなように軽衝突の場合に比
べて低速衝突の場合の方が小さく、低速衝突の場合の変
更時間TCは短くなる。したがって、スレッショルドレ
ベルTHLは低速衝突の場合の方が軽衝突の場合よりも
速く変更される。図7に示すように、軽衝突の場合は、
スレッショルドレベルがTHG1からTHG2へ変更さ
れても減速度GがスレッショルドレベルTHG2よりも
低く、エアーバックを作動させる必要はないと判断す
る。一方、低速衝突の場合は、スレッショルドレベルが
THG1からTHG2へ変更された後、減速度Gがスレ
ッショルドレベルTHG2を越えるのでエアーバックの
作動を決定する。
【0015】このように、車両の減速状況を示す減速度
Gの積分値SGに応じて減速度Gのスレッショルドレベ
ルTHLを変更する時点を設定し、減速度Gが変更前ま
たは変更後のスレッショルドレベルTHLを越えたらエ
アーバックを作動させるようにしたので、簡単な調整で
種々の形態の衝突に対してエアーバックを的確に作動さ
せることができる。
Gの積分値SGに応じて減速度Gのスレッショルドレベ
ルTHLを変更する時点を設定し、減速度Gが変更前ま
たは変更後のスレッショルドレベルTHLを越えたらエ
アーバックを作動させるようにしたので、簡単な調整で
種々の形態の衝突に対してエアーバックを的確に作動さ
せることができる。
【0016】−第2の実施例− 上述した第1の実施例では、減速度積分値SGに応じて
減速度GのスレッショルドレベルTHLを切り換える時
点を設定したが、減速度Gに応じてスレッショルドレベ
ルTHLを変更する時点を設定するようにした第2の実
施例を説明する。なお、この第2の実施例の構成は図2
に示す第1の実施例の構成と同様であり、説明を省略す
る。また、第2の実施例の制御プログラムは処理1サブ
ルーチンを除いて図3,4,6に示す第1の実施例の制
御プログラムと同様であり、相違する処理1サブルーチ
ンを中心に説明する。
減速度GのスレッショルドレベルTHLを切り換える時
点を設定したが、減速度Gに応じてスレッショルドレベ
ルTHLを変更する時点を設定するようにした第2の実
施例を説明する。なお、この第2の実施例の構成は図2
に示す第1の実施例の構成と同様であり、説明を省略す
る。また、第2の実施例の制御プログラムは処理1サブ
ルーチンを除いて図3,4,6に示す第1の実施例の制
御プログラムと同様であり、相違する処理1サブルーチ
ンを中心に説明する。
【0017】図9は、第2の実施例の処理1サブルーチ
ンを示すフローチャートである。制御回路20のマイク
ロコンピューターは、このサブルーチンを実行して衝突
開始からMaxt時間が経過した時点の減速度Gに基づ
いて、減速度GのスレッショルドレベルTHLを変更す
る時間TCを決定する。ステップS41において、衝突
開始からMaxt時間が経過したか否かを判別し、経過
したらステップS42へ進み、経過していなければ図3
に示すメインプログラムへリターンする。ステップS4
2ではフラグFconに1を設定してステップS43へ
進み、減速度Gと所定値THGとの比retを求める。
さらにステップS44で、スレッショルドレベルTHL
の予め設定された変更時間TCに比retを乗じて変更
する。以上の処理を終えると図3に示すメインプログラ
ムへリターンする。
ンを示すフローチャートである。制御回路20のマイク
ロコンピューターは、このサブルーチンを実行して衝突
開始からMaxt時間が経過した時点の減速度Gに基づ
いて、減速度GのスレッショルドレベルTHLを変更す
る時間TCを決定する。ステップS41において、衝突
開始からMaxt時間が経過したか否かを判別し、経過
したらステップS42へ進み、経過していなければ図3
に示すメインプログラムへリターンする。ステップS4
2ではフラグFconに1を設定してステップS43へ
進み、減速度Gと所定値THGとの比retを求める。
さらにステップS44で、スレッショルドレベルTHL
の予め設定された変更時間TCに比retを乗じて変更
する。以上の処理を終えると図3に示すメインプログラ
ムへリターンする。
【0018】図10は軽衝突と低速衝突における減速度
Gを示す。衝突開始からMaxt時間が経過した時の比
retは、図10から明らかなように軽衝突の場合に比
べて低速衝突の場合の方が小さく、低速衝突の場合の変
更時間TCは軽衝突よりも短くなる。したがって、スレ
ッショルドレベルTHLは低速衝突の場合の方が軽衝突
の場合よりも速く変更される。軽衝突の場合は、スレッ
ショルドレベルがTHG1からTHG2へ変更されても
減速度GがスレッショルドレベルTHG2よりも低く、
エアーバックを作動させる必要はないと判断する。一
方、低速衝突の場合は、スレッショルドレベルがTHG
1からTHG2へ変更された後、減速度Gがスレッショ
ルドレベルTHG2を越えるのでエアーバックの作動を
決定する。
Gを示す。衝突開始からMaxt時間が経過した時の比
retは、図10から明らかなように軽衝突の場合に比
べて低速衝突の場合の方が小さく、低速衝突の場合の変
更時間TCは軽衝突よりも短くなる。したがって、スレ
ッショルドレベルTHLは低速衝突の場合の方が軽衝突
の場合よりも速く変更される。軽衝突の場合は、スレッ
ショルドレベルがTHG1からTHG2へ変更されても
減速度GがスレッショルドレベルTHG2よりも低く、
エアーバックを作動させる必要はないと判断する。一
方、低速衝突の場合は、スレッショルドレベルがTHG
1からTHG2へ変更された後、減速度Gがスレッショ
ルドレベルTHG2を越えるのでエアーバックの作動を
決定する。
【0019】このように、車両の減速状況を示す減速度
Gに応じて減速度GのスレッショルドレベルTHLを変
更する時点を設定し、減速度Gが変更前または変更後の
スレッショルドレベルTHLを越えたらエアーバックを
作動させるようにしたので、簡単な調整で種々の形態の
衝突に対してエアーバックを的確に作動させることがで
きる上に、第1の実施例に比して減速度Gの積分処理が
不要となるのでマイクロコンピューターの負担を軽減す
ることができる。
Gに応じて減速度GのスレッショルドレベルTHLを変
更する時点を設定し、減速度Gが変更前または変更後の
スレッショルドレベルTHLを越えたらエアーバックを
作動させるようにしたので、簡単な調整で種々の形態の
衝突に対してエアーバックを的確に作動させることがで
きる上に、第1の実施例に比して減速度Gの積分処理が
不要となるのでマイクロコンピューターの負担を軽減す
ることができる。
【0020】−第3の実施例− 減速度Gの微分値DGに応じて減速度Gのスレッショル
ドレベルTHLを変更する時点を設定するようにした第
3の実施例を説明する。なお、この第3の実施例の構成
は図2に示す第1の実施例の構成と同様であり、説明を
省略する。また、第3の実施例の制御プログラムは処理
1サブルーチンを除いて図3,4,6に示す第1の実施
例の制御プログラムと同様であり、相違する処理1サブ
ルーチンを中心に説明する。
ドレベルTHLを変更する時点を設定するようにした第
3の実施例を説明する。なお、この第3の実施例の構成
は図2に示す第1の実施例の構成と同様であり、説明を
省略する。また、第3の実施例の制御プログラムは処理
1サブルーチンを除いて図3,4,6に示す第1の実施
例の制御プログラムと同様であり、相違する処理1サブ
ルーチンを中心に説明する。
【0021】図11は、第3の実施例の処理1サブルー
チンを示すフローチャートである。制御回路20のマイ
クロコンピューターは、このサブルーチンを実行して衝
突開始からMaxt時間が経過した時点の減速度Gの微
分値DGに基づいてスレッショルドレベルTHLを切り
換える時間TCを決定する。ステップS51において、
今回検出された減速度Gから前回検出された減速度GB
を減算して前回と今回の減速度の差、すなわち減速度G
の微分値DGを算出する。続くステップS52で前回の
減速度GBに今回検出された減速度Gを設定し、ステッ
プS53へ進む。ステップS53では衝突開始からの経
過時間tccがMaxt時間を越えたか否かを判別し、
Maxt時間を越えていればステップS54へ進み、そ
うでなければ図3に示すメインプログラムへリターンす
る。ステップS54ではフラグFconに1を設定して
ステップS55へ進み、減速度微分値DGが正か、すな
わち減速度Gが増加しているか否かを判別する。減速度
Gが増加していればステップS56へ進み、そうでなけ
ればステップS57へ進む。ステップS56ではスレッ
ショルドレベルTHLの変更時間TCに0を設定し、一
方、ステップS57では変更時間TCに予め設定された
値をそのまま設定してメインプログラムへリターンす
る。
チンを示すフローチャートである。制御回路20のマイ
クロコンピューターは、このサブルーチンを実行して衝
突開始からMaxt時間が経過した時点の減速度Gの微
分値DGに基づいてスレッショルドレベルTHLを切り
換える時間TCを決定する。ステップS51において、
今回検出された減速度Gから前回検出された減速度GB
を減算して前回と今回の減速度の差、すなわち減速度G
の微分値DGを算出する。続くステップS52で前回の
減速度GBに今回検出された減速度Gを設定し、ステッ
プS53へ進む。ステップS53では衝突開始からの経
過時間tccがMaxt時間を越えたか否かを判別し、
Maxt時間を越えていればステップS54へ進み、そ
うでなければ図3に示すメインプログラムへリターンす
る。ステップS54ではフラグFconに1を設定して
ステップS55へ進み、減速度微分値DGが正か、すな
わち減速度Gが増加しているか否かを判別する。減速度
Gが増加していればステップS56へ進み、そうでなけ
ればステップS57へ進む。ステップS56ではスレッ
ショルドレベルTHLの変更時間TCに0を設定し、一
方、ステップS57では変更時間TCに予め設定された
値をそのまま設定してメインプログラムへリターンす
る。
【0022】図12は軽衝突と低速衝突における減速度
Gを示す図、図13は図12に示す減速度Gの微分値D
Gを示す図である。衝突開始からMaxt時間が経過し
た時点の減速度Gの微分値DGは、図13に示すように
軽衝突の場合は負、低速衝突の場合は正である。したが
って、図12に示すように、スレッショルドレベルTH
Lは低速衝突の場合の方が軽衝突の場合よりも速く変更
される。軽衝突の場合は、スレッショルドレベルがTH
G1からTHG2へ変更されても減速度Gがスレッショ
ルドレベルTHG2よりも低く、エアーバックを作動さ
せる必要はないと判断する。一方、低速衝突の場合は、
スレッショルドレベルTHG1からTHG2へ変更され
た後、減速度GがスレッショルドレベルTHG2を越え
るのでエアーバックの作動を決定する。
Gを示す図、図13は図12に示す減速度Gの微分値D
Gを示す図である。衝突開始からMaxt時間が経過し
た時点の減速度Gの微分値DGは、図13に示すように
軽衝突の場合は負、低速衝突の場合は正である。したが
って、図12に示すように、スレッショルドレベルTH
Lは低速衝突の場合の方が軽衝突の場合よりも速く変更
される。軽衝突の場合は、スレッショルドレベルがTH
G1からTHG2へ変更されても減速度Gがスレッショ
ルドレベルTHG2よりも低く、エアーバックを作動さ
せる必要はないと判断する。一方、低速衝突の場合は、
スレッショルドレベルTHG1からTHG2へ変更され
た後、減速度GがスレッショルドレベルTHG2を越え
るのでエアーバックの作動を決定する。
【0023】このように、車両の減速状況を示す減速度
Gの微分値DGに応じて減速度Gのスレッショルドレベ
ルTHLを変更する時点を設定し、減速度Gが変更前ま
たは変更後のスレッショルドレベルTHLを越えたらエ
アーバックを作動させるようにしたので、簡単な調整で
種々の形態の衝突に対してエアーバックを的確に作動さ
せることができる上に、第1の実施例の減速度Gの積分
処理に比して微分処理の方が計算が簡単になり、マイク
ロコンピューターの負担を軽減することができる。
Gの微分値DGに応じて減速度Gのスレッショルドレベ
ルTHLを変更する時点を設定し、減速度Gが変更前ま
たは変更後のスレッショルドレベルTHLを越えたらエ
アーバックを作動させるようにしたので、簡単な調整で
種々の形態の衝突に対してエアーバックを的確に作動さ
せることができる上に、第1の実施例の減速度Gの積分
処理に比して微分処理の方が計算が簡単になり、マイク
ロコンピューターの負担を軽減することができる。
【0024】−第4の実施例− 減速度Gの積分値SGに応じて積分オフセットを変更す
る時点を設定し、減速度Gから変更前または変更後の積
分オフセットを減じて積分し、積分値SGが所定値を越
えたらエアーバックを作動させるようにした第4の実施
例を説明する。なお、この第4の実施例の構成は図2に
示す第1の実施例の構成と同様であり、説明を省略す
る。
る時点を設定し、減速度Gから変更前または変更後の積
分オフセットを減じて積分し、積分値SGが所定値を越
えたらエアーバックを作動させるようにした第4の実施
例を説明する。なお、この第4の実施例の構成は図2に
示す第1の実施例の構成と同様であり、説明を省略す
る。
【0025】図14は、制御回路20のマイクロコンピ
ューターで実行されるメインプログラムを示すフローチ
ャートである。このフローチャートにより、第4の実施
例の動作を説明する。ステップS61において減速度セ
ンサー10により車両の減速度Gを検出し、続くステッ
プS62で図4に示すサブルーチンを実行して衝突開始
からの経過時間tccを求める。ステップS63におい
て、今回検出された減速度Gから積分オフセットOFF
を減じて前回までの積分値SGに加算し、減速度Gの積
分値SGを算出する。次に、ステップS64でフラグF
conが0か否かを判別し、0であればステップS65
へ進み、0でなければステップS65をスキップする。
ステップS65では図15に示す処理1サブルーチンを
実行し、減速度積分値SGに基づいて積分オフセットO
FFを変更する時間TCを決定する。
ューターで実行されるメインプログラムを示すフローチ
ャートである。このフローチャートにより、第4の実施
例の動作を説明する。ステップS61において減速度セ
ンサー10により車両の減速度Gを検出し、続くステッ
プS62で図4に示すサブルーチンを実行して衝突開始
からの経過時間tccを求める。ステップS63におい
て、今回検出された減速度Gから積分オフセットOFF
を減じて前回までの積分値SGに加算し、減速度Gの積
分値SGを算出する。次に、ステップS64でフラグF
conが0か否かを判別し、0であればステップS65
へ進み、0でなければステップS65をスキップする。
ステップS65では図15に示す処理1サブルーチンを
実行し、減速度積分値SGに基づいて積分オフセットO
FFを変更する時間TCを決定する。
【0026】図15のステップS71において、衝突開
始からの経過時間tccが所定時間Maxtを越えたか
否かを判別し、越えていればステップS72へ進み、越
えていなければ図14に示すメインプログラムへリター
ンする。ステップS72でフラグFconに1を設定し
てステップS73へ進み、減速度積分値SGを所定値T
HSで除して比retを求める。さらにステップS74
では積分オフセットOFFの予め設定された変更時間T
Cに比retを乗じて変更した後、メインプログラムへ
リターンする。
始からの経過時間tccが所定時間Maxtを越えたか
否かを判別し、越えていればステップS72へ進み、越
えていなければ図14に示すメインプログラムへリター
ンする。ステップS72でフラグFconに1を設定し
てステップS73へ進み、減速度積分値SGを所定値T
HSで除して比retを求める。さらにステップS74
では積分オフセットOFFの予め設定された変更時間T
Cに比retを乗じて変更した後、メインプログラムへ
リターンする。
【0027】メインプログラムへリターン後、ステップ
S66で図16に示す処理2サブルーチンを実行し、積
分オフセットOFFを変更するとともに、減速度積分値
SGの予め設定されたスレッショルドレベルTHL/S
に基づいてエアーバックを作動させるか否かを判断す
る。図16のステップS81において、積分オフセット
OFFの変更時点(TC+Maxt)か否かを判別し、
変更時点であればステップS82へ進んでオフセットに
OFF2を設定し、変更時点前であればステップS83
へ進んでオフセットにOFF1を設定する。ここで、オ
フセットOFF1,OFF2はOFF1>OFF2なる
関係に設定する。ステップS84で減速度Gの積分値S
GがスレッショルドレベルTHL/Sを越えているか否
かを判別し、越えていればステップS85へ進み、スレ
ッショルドレベルTHL/S以下であればメインプログ
ラムへリターンする。ステップS85では、エアーバッ
クの作動を決定して駆動回路40へ起動信号を出力す
る。
S66で図16に示す処理2サブルーチンを実行し、積
分オフセットOFFを変更するとともに、減速度積分値
SGの予め設定されたスレッショルドレベルTHL/S
に基づいてエアーバックを作動させるか否かを判断す
る。図16のステップS81において、積分オフセット
OFFの変更時点(TC+Maxt)か否かを判別し、
変更時点であればステップS82へ進んでオフセットに
OFF2を設定し、変更時点前であればステップS83
へ進んでオフセットにOFF1を設定する。ここで、オ
フセットOFF1,OFF2はOFF1>OFF2なる
関係に設定する。ステップS84で減速度Gの積分値S
GがスレッショルドレベルTHL/Sを越えているか否
かを判別し、越えていればステップS85へ進み、スレ
ッショルドレベルTHL/S以下であればメインプログ
ラムへリターンする。ステップS85では、エアーバッ
クの作動を決定して駆動回路40へ起動信号を出力す
る。
【0028】図17は軽衝突と低速衝突における減速度
Gを示し、図18は図17に示す2つの衝突形態におけ
る減速度積分値SGを示す。衝突開始からMaxt時間
が経過した時点の比retは、図18から明らかなよう
に軽衝突の場合に比べて低速衝突の場合の方が小さく、
低速衝突の場合の変更時間TCは軽衝突よりも短くな
る。したがって、低速衝突の場合の方が軽衝突の場合よ
りも速く積分オフセットOFFが変更される。ここで、
図17に示すように積分オフセットOFF2を0とする
と、低速衝突の場合は軽衝突の場合よりも速く積分オフ
セットOFFが0になるから、積分オフセットの変更時
点(TC+Maxt)を過ぎると低速衝突の減速度積分
値SGは急激に上昇し、予め設定された減速度積分値S
GのスレッショルドレベルTHL/Sに達してエアーバ
ックの作動が決定される。一方、軽衝突の場合は低速衝
突よりも遅く積分オフセットが0になるが、すでにその
時点では減速度Gが急激に減少しており、減速度積分値
SGは増加しないのでスレッショルドレベルTHL/S
には達せず、エアーバックは作動されない。
Gを示し、図18は図17に示す2つの衝突形態におけ
る減速度積分値SGを示す。衝突開始からMaxt時間
が経過した時点の比retは、図18から明らかなよう
に軽衝突の場合に比べて低速衝突の場合の方が小さく、
低速衝突の場合の変更時間TCは軽衝突よりも短くな
る。したがって、低速衝突の場合の方が軽衝突の場合よ
りも速く積分オフセットOFFが変更される。ここで、
図17に示すように積分オフセットOFF2を0とする
と、低速衝突の場合は軽衝突の場合よりも速く積分オフ
セットOFFが0になるから、積分オフセットの変更時
点(TC+Maxt)を過ぎると低速衝突の減速度積分
値SGは急激に上昇し、予め設定された減速度積分値S
GのスレッショルドレベルTHL/Sに達してエアーバ
ックの作動が決定される。一方、軽衝突の場合は低速衝
突よりも遅く積分オフセットが0になるが、すでにその
時点では減速度Gが急激に減少しており、減速度積分値
SGは増加しないのでスレッショルドレベルTHL/S
には達せず、エアーバックは作動されない。
【0029】このように、車両の減速状況を示す減速度
積分値SGに応じて減速度Gの積分オフセットを変更す
る時点を設定し、検出された減速度Gから変更前または
変更後の積分オフセットを減じた値を積分し、減速度積
分値SGがスレッショルドレベルTHL/Sを越えたら
エアーバックを作動させるようにしたので、簡単な調整
で種々の形態の衝突に対してエアーバックを的確に作動
させることができる。
積分値SGに応じて減速度Gの積分オフセットを変更す
る時点を設定し、検出された減速度Gから変更前または
変更後の積分オフセットを減じた値を積分し、減速度積
分値SGがスレッショルドレベルTHL/Sを越えたら
エアーバックを作動させるようにしたので、簡単な調整
で種々の形態の衝突に対してエアーバックを的確に作動
させることができる。
【0030】なお、上記各実施例では乗員拘束装置とし
て運転席乗員を保護するエアーバックを例に上げて説明
するが、助手席または後部座席の乗員を保護するエアー
バックまたはシートベルトなどの乗員拘束装置に対して
も本発明を応用することができる。
て運転席乗員を保護するエアーバックを例に上げて説明
するが、助手席または後部座席の乗員を保護するエアー
バックまたはシートベルトなどの乗員拘束装置に対して
も本発明を応用することができる。
【0031】以上の実施例の構成において、減速度セン
サー10が減速度検出手段を、制御回路20のマイクロ
コンピューターおよび図14に示すプログラムのステッ
プS63が積分手段を、制御回路20のマイクロコンピ
ューターおよび図5,9,11,15に示す処理1サブ
ルーチンが物理量算出手段および変更時点設定手段を、
制御回路20のマイクロコンピューターおよび図6,1
6に示す処理2サブルーチンがレベル変更手段および作
動決定手段をそれぞれ構成する。
サー10が減速度検出手段を、制御回路20のマイクロ
コンピューターおよび図14に示すプログラムのステッ
プS63が積分手段を、制御回路20のマイクロコンピ
ューターおよび図5,9,11,15に示す処理1サブ
ルーチンが物理量算出手段および変更時点設定手段を、
制御回路20のマイクロコンピューターおよび図6,1
6に示す処理2サブルーチンがレベル変更手段および作
動決定手段をそれぞれ構成する。
【0032】
【発明の効果】以上説明したように請求項1の発明によ
れば、車両の減速状況を示す物理量に応じてスレッショ
ルドレベルを変更する時点を設定し、その時点にスレッ
ショルドレベルを変更するとともに、車両の減速度が変
更前または変更後のスレッショルドレベルを越えたら乗
員拘束装置の作動を決定するようにしたので、簡単な調
整で種々の形態の衝突に対してエアーバックを的確に作
動させることができる。また、請求項2の発明によれ
ば、車両の減速状況を示す物理量に応じて積分オフセッ
トを変更する時点を設定し、その時点に積分オフセット
を変更するとともに、車両の減速度から変更前または変
更後の積分オフセットを減じた値を積分し、この積分値
が予め設定されたスレッショルドレベルを越えたら乗員
拘束装置の作動を決定するようにしたので、請求項1の
発明と同様に、簡単な調整で種々の形態の衝突に対して
エアーバックを的確に作動させることができる。
れば、車両の減速状況を示す物理量に応じてスレッショ
ルドレベルを変更する時点を設定し、その時点にスレッ
ショルドレベルを変更するとともに、車両の減速度が変
更前または変更後のスレッショルドレベルを越えたら乗
員拘束装置の作動を決定するようにしたので、簡単な調
整で種々の形態の衝突に対してエアーバックを的確に作
動させることができる。また、請求項2の発明によれ
ば、車両の減速状況を示す物理量に応じて積分オフセッ
トを変更する時点を設定し、その時点に積分オフセット
を変更するとともに、車両の減速度から変更前または変
更後の積分オフセットを減じた値を積分し、この積分値
が予め設定されたスレッショルドレベルを越えたら乗員
拘束装置の作動を決定するようにしたので、請求項1の
発明と同様に、簡単な調整で種々の形態の衝突に対して
エアーバックを的確に作動させることができる。
【図1】クレーム対応図。
【図2】第1の実施例の構成を示すブロック図。
【図3】第1の実施例のマイクロコンピューターのメイ
ンプログラムを示すフローチャート。
ンプログラムを示すフローチャート。
【図4】第1の実施例のマイクロコンピューターの衝突
開始からの経過時間計算ルーチンを示すフローチャー
ト。
開始からの経過時間計算ルーチンを示すフローチャー
ト。
【図5】第1の実施例のマイクロコンピューターの処理
1サブルーチンを示すフローチャート。
1サブルーチンを示すフローチャート。
【図6】第1の実施例のマイクロコンピューターの処理
2サブルーチンを実行するフローチャート。
2サブルーチンを実行するフローチャート。
【図7】2つの衝突形態における減速度Gの変化を示す
図。
図。
【図8】図7に示す減速度Gの積分値SGを示す図。
【図9】第2の実施例のマイクロコンピューターの処理
1サブルーチンを示すフローチャート。
1サブルーチンを示すフローチャート。
【図10】2つの衝突形態における減速度Gの変化を示
す図。
す図。
【図11】第3の実施例のマイクロコンピューターの処
理1サブルーチンを示すフローチャート。
理1サブルーチンを示すフローチャート。
【図12】2つの衝突形態における減速度Gの変化とス
レッショルドレベルTHLの変化を示す図。
レッショルドレベルTHLの変化を示す図。
【図13】図12に示す減速度Gの微分値DGを示す
図。
図。
【図14】第4の実施例のマイクロコンピューターのメ
インプログラムを示すフローチャート。
インプログラムを示すフローチャート。
【図15】第4の実施例のマイクロコンピューターの処
理1サブルーチンを示すフローチャート。
理1サブルーチンを示すフローチャート。
【図16】第4の実施例のマイクロコンピューターの処
理2サブルーチンを示すフローチャート。
理2サブルーチンを示すフローチャート。
【図17】2つの衝突形態における減速度Gの変化とオ
フセットOFFレベルを示す図。
フセットOFFレベルを示す図。
【図18】図17に示す減速度Gの積分値SGを示す
図。
図。
10 減速度センサー 20 制御回路 30 エアーバックモジュール 31 スクイブ 40 駆動回路 50 電源 100,200 減速度検出手段 101,202 作動決定手段 102,203 物理量算出手段 103,204 変更時点設定手段 104,205 レベル変更手段 201 積分手段
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 福住 周三 神奈川県横浜市神奈川区宝町2番地 日 産自動車株式会社内 (72)発明者 ▲吉▼川 寛規 神奈川県横浜市神奈川区宝町2番地 日 産自動車株式会社内 (72)発明者 一ツ松 敦史 神奈川県横浜市神奈川区宝町2番地 日 産自動車株式会社内 (72)発明者 橋本 幸夫 神奈川県横浜市神奈川区宝町2番地 日 産自動車株式会社内 (72)発明者 山ノ井 利美 神奈川県横浜市神奈川区宝町2番地 日 産自動車株式会社内 (72)発明者 高谷 清二 神奈川県横浜市神奈川区宝町2番地 日 産自動車株式会社内 (56)参考文献 特開 平3−243445(JP,A) 特開 平4−146845(JP,A) 特開 平4−176752(JP,A) 実開 平4−119760(JP,U) 特表 平4−503339(JP,A) 特表 昭63−503531(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B60R 21/32 B60R 22/46
Claims (5)
- 【請求項1】 車両の減速度を検出する減速度検出手段
と、 この減速度検出手段で検出された車両の減速度が予め設
定されたスレッショルドレベルを越えたら乗員拘束装置
の作動を決定する作動決定手段とを備えた乗員拘束装置
の制御装置において、 車両の減速状況を示す物理量を算出する物理量算出手段
と、 この物理量算出手段で算出された物理量に応じて前記ス
レッショルドレベルを変更する時点を設定する変更時点
設定手段と、 この変更時点設定手段で設定された時点に前記スレッシ
ョルドレベルを変更するレベル変更手段とを備えること
を特徴とする乗員拘束装置の制御装置。 - 【請求項2】 車両の減速度を検出する減速度検出手段
と、 この減速度検出手段で検出された車両の減速度から予め
設定された積分オフセットを減じた値を積分する積分手
段と、 この積分手段で積分された積分値が予め設定されたスレ
ッショルドレベルを越えたら乗員拘束装置の作動を決定
する作動決定手段とを備えた乗員拘束装置の制御装置に
おいて、 車両の減速状況を示す物理量を算出する物理量算出手段
と、 この物理量算出手段で算出された物理量に応じて前記積
分オフセットを変更する時点を設定する変更時点設定手
段と、 この変更時点設定手段で設定された時点に前記積分オフ
セットを変更するレベル変更手段とを備えることを特徴
とする乗員拘束装置の制御装置。 - 【請求項3】 請求項1または請求項2に記載の乗員拘
束装置の制御装置において、 前記車両の減速状況を示す物理量は、前記減速度検出手
段で検出された車両の減速度であることを特徴とする乗
員拘束装置の制御装置。 - 【請求項4】 請求項1または請求項2に記載の乗員拘
束装置の制御装置において、 前記車両の減速状況を示す物理量は、前記減速度検出手
段で検出された車両の減速度の積分値であることを特徴
とする乗員拘束装置の制御装置。 - 【請求項5】 請求項1または請求項2に記載の乗員拘
束装置の制御装置において、 前記車両の減速状況を示す物理量は、前記減速度検出手
段で検出された車両の減速度の微分値であることを特徴
とする乗員拘束装置の制御装置。
Priority Applications (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5010278A JP3036278B2 (ja) | 1993-01-25 | 1993-01-25 | 乗員拘束装置の制御装置 |
US08/178,171 US5407228A (en) | 1993-01-25 | 1994-01-06 | Control system for occupant restraint system |
US08/369,445 US5542700A (en) | 1993-01-25 | 1995-01-06 | Control system for occupant restraint system |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5010278A JP3036278B2 (ja) | 1993-01-25 | 1993-01-25 | 乗員拘束装置の制御装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06219238A JPH06219238A (ja) | 1994-08-09 |
JP3036278B2 true JP3036278B2 (ja) | 2000-04-24 |
Family
ID=11745847
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5010278A Expired - Fee Related JP3036278B2 (ja) | 1993-01-25 | 1993-01-25 | 乗員拘束装置の制御装置 |
Country Status (2)
Country | Link |
---|---|
US (2) | US5407228A (ja) |
JP (1) | JP3036278B2 (ja) |
Families Citing this family (21)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5504379A (en) * | 1994-09-23 | 1996-04-02 | Trw Vehicle Safety Systems Inc. | Method and apparatus for sensing a vehicle crash using a velocity displacement metric |
KR970001747B1 (ko) * | 1994-10-31 | 1997-02-15 | 대우전자 주식회사 | 3방향(3축) 감속신호와 가변 기준치를 이용한 자동차용 에어백 제어장치 |
EP0728624A3 (en) * | 1995-02-24 | 1996-11-06 | Trw Inc | Method and device for controlling an actuatable restraint device with advance detection of collisions |
US6070113A (en) * | 1996-06-21 | 2000-05-30 | Automotive Systems Laboratory, Inc. | Hybrid vehicle crash discrimination system |
JP3230146B2 (ja) * | 1996-09-30 | 2001-11-19 | 豊田合成株式会社 | 乗員拘束装置 |
JP3333813B2 (ja) * | 1996-11-20 | 2002-10-15 | トヨタ自動車株式会社 | 乗員保護装置の起動制御装置 |
US5825098A (en) * | 1997-02-21 | 1998-10-20 | Breed Automotive Technologies, Inc. | Vehicle safety device controller |
US5835873A (en) * | 1997-02-21 | 1998-11-10 | Breed Automotive Technology, Inc. | Vehicle safety system with safety device controllers |
JP3044709B2 (ja) | 1997-09-19 | 2000-05-22 | トヨタ自動車株式会社 | 乗員保護装置の起動制御装置 |
JPH11263188A (ja) * | 1998-03-19 | 1999-09-28 | Asuko Kk | 乗員保護装置の起動制御方法及び乗員保護装置の起動制御装置並びに乗員保護装置の起動制御プログラムを記録した記録媒体 |
JP3063731B2 (ja) | 1998-04-02 | 2000-07-12 | トヨタ自動車株式会社 | 乗員保護装置の起動制御装置 |
JPH11334527A (ja) * | 1998-05-25 | 1999-12-07 | Asuko Kk | 乗員保護装置の起動制御方法及び乗員保護装置の起動制御装置並びに乗員保護装置の起動制御プログラムを記録した記録媒体 |
JP2000079866A (ja) * | 1998-09-04 | 2000-03-21 | Asuko Kk | 乗員保護装置の起動制御方法及び乗員保護装置の起動制御装置並びに乗員保護装置の起動制御プログラムを記録した記録媒体 |
BR9916164A (pt) * | 1998-12-15 | 2001-09-04 | Siemens Automotive Corp Lp | Sistema de discriminação de eventos de atuação de air bag |
JP3346472B2 (ja) | 1999-02-01 | 2002-11-18 | トヨタ自動車株式会社 | 乗員保護装置の起動制御装置 |
JP3436185B2 (ja) | 1999-02-09 | 2003-08-11 | トヨタ自動車株式会社 | 乗員保護装置の起動制御装置 |
US6236921B1 (en) | 1999-08-04 | 2001-05-22 | Visteon Global Technologies, Inc. | Three speed algorithm for airbag sensor activation |
DE10010633A1 (de) * | 2000-03-03 | 2001-09-06 | Siemens Ag | Verfahren zum Erkennen einer Rollover-Situation |
US7424354B2 (en) * | 2004-10-05 | 2008-09-09 | Delphi Technologies, Inc. | Supplemental restraint deployment method using dynamic crash classification |
JP5518520B2 (ja) * | 2010-02-17 | 2014-06-11 | ダイハツ工業株式会社 | 乗員保護装置 |
JP7510116B2 (ja) * | 2020-12-17 | 2024-07-03 | トヨタ自動車株式会社 | 車両運転支援装置 |
Family Cites Families (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE3621580C2 (de) * | 1986-06-27 | 1995-06-29 | Bosch Gmbh Robert | Vorrichtung zum Auslösen von Insassenschutzsystemen |
JP2817101B2 (ja) * | 1989-02-09 | 1998-10-27 | 本田技研工業株式会社 | 乗員保護装置の作動制御装置 |
JPH0747238Y2 (ja) * | 1989-04-12 | 1995-11-01 | アスコ株式会社 | エアバック用制御装置 |
JPH02270656A (ja) * | 1989-04-12 | 1990-11-05 | Zexel Corp | 車輌用安全装置の制御装置 |
JP2543839B2 (ja) * | 1990-01-29 | 1996-10-16 | センサー・テクノロジー株式会社 | 衝突センサ |
US5262949A (en) * | 1990-02-20 | 1993-11-16 | Zexel Corporation | Control system for vehicle safety device |
JPH04221251A (ja) * | 1990-12-21 | 1992-08-11 | Zexel Corp | 乗員保護装置の作動装置 |
CA2060340C (en) * | 1991-01-31 | 1995-12-05 | Manabu Hirao | Vehicle collision detecting apparatus |
-
1993
- 1993-01-25 JP JP5010278A patent/JP3036278B2/ja not_active Expired - Fee Related
-
1994
- 1994-01-06 US US08/178,171 patent/US5407228A/en not_active Expired - Lifetime
-
1995
- 1995-01-06 US US08/369,445 patent/US5542700A/en not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH06219238A (ja) | 1994-08-09 |
US5542700A (en) | 1996-08-06 |
US5407228A (en) | 1995-04-18 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP3036278B2 (ja) | 乗員拘束装置の制御装置 | |
CN100393554C (zh) | 乘员保护装置用开启控制装置 | |
JP3444344B2 (ja) | 車両のエアバッグ装置 | |
US6270115B1 (en) | Air bag suppression system | |
JP2002104130A (ja) | 乗員保護装置の起動制御装置 | |
JP2000127891A (ja) | 車両用乗員保護装置の点火制御方法 | |
JPH0924792A (ja) | 車両用乗員保護システム | |
JP3324220B2 (ja) | 乗員拘束装置の制御装置 | |
JP3348697B2 (ja) | 車両用側突エアバッグ装置の起動制御システム | |
CA2417891C (en) | Activation control apparatus and method of air bag system | |
JP3156390B2 (ja) | 乗員拘束装置の制御装置 | |
JP3459625B2 (ja) | エアバッグ装置の起動制御装置 | |
JP2001171476A (ja) | 乗員保護装置の起動装置 | |
JPH1067295A (ja) | 車両の乗員保護装置 | |
JP2806172B2 (ja) | 乗員拘束装置の制御装置 | |
JP2953215B2 (ja) | 乗員拘束装置の制御装置 | |
JPH11208413A (ja) | 衝突規模検知方法、シートベルト装置及びエアバッグ装置 | |
JP2842085B2 (ja) | 乗員拘束装置の制御装置 | |
JP2541828Y2 (ja) | 衝突安全装置の制御装置 | |
KR20070060569A (ko) | 조수석 에어백 전개 제어방법 | |
KR100369546B1 (ko) | 차량상태에따른조수석의에어백제어방법 | |
KR0180156B1 (ko) | 차량의 에어백 시스템 | |
KR19990030615A (ko) | 에어백과 승객 간의 거리조절 장치 및 그 방법 | |
JPH05319200A (ja) | 乗員拘束装置の制御装置 | |
KR20030050261A (ko) | 차량용 에어백 전개 판단 방법 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |