[go: up one dir, main page]

JP3026627B2 - 無効課金の防止法 - Google Patents

無効課金の防止法

Info

Publication number
JP3026627B2
JP3026627B2 JP3062787A JP6278791A JP3026627B2 JP 3026627 B2 JP3026627 B2 JP 3026627B2 JP 3062787 A JP3062787 A JP 3062787A JP 6278791 A JP6278791 A JP 6278791A JP 3026627 B2 JP3026627 B2 JP 3026627B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
terminal
connection
response
network
network system
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP3062787A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH04298150A (ja
Inventor
朋介 野口
新一 佐藤
聡司 加藤
やよひ 下唐湊
Original Assignee
株式会社エヌ・ティ・ティ・データ
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 株式会社エヌ・ティ・ティ・データ filed Critical 株式会社エヌ・ティ・ティ・データ
Priority to JP3062787A priority Critical patent/JP3026627B2/ja
Publication of JPH04298150A publication Critical patent/JPH04298150A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3026627B2 publication Critical patent/JP3026627B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Communication Control (AREA)
  • Meter Arrangements (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、電話網を介して、ネッ
トワークサービスを提供する場合、特に、複数の端末が
それぞれ電話網とネットワークシステムを介して接続さ
れるネットワークシステムにおいて、電話網とネットワ
ークシステム接続における無効課金の防止技術に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】従来、ネットワークシステムは、電話網
収容端末からの着呼をV.25bisインタフェースに
よって受付ける。前記V.25.bisは、CCITT
で勧告されたものであり、V.24−100シリーズイ
ンタフェースを用いて、キャラクタコード制御による自
動ダイヤル発信、並びに自動着信応答を行うものであ
る。前記V.24とは、ネットワークユニット(以下、
NUという)とモデム(以下、DCEという)との間の
相互接続回路の定義とその動作条件を規程したもので、
本手法ではNUとDCEとの間の信号線である。
【0003】本手法の説明に必要な信号線の意味を以下
に説明する。
【0004】・CS(回路106):DCEはこの回路
をオン(ON)し、NUからデータを受け取る準備がで
きたことを示す。
【0005】・DR(回路107):DCEはこの回路
をオン(ON)し、NUとデータ転送をするための制御
信号のやりとりを行う準備ができたことを示す。
【0006】・ER(回路108/2):NUのデータ
送受信準備ができたときには、常にERをオンとしなけ
ればならない。また、このERのオンにより、DCEは
回路の準備をし、接続後はその状態を保持しなければな
らない。ERがオフ(OFF)のとき、DCEは回線を
開放する。
【0007】・CI(回路125):ERがオンのと
き、呼出信号(Incoming Ring)を受信中
であることを示す。
【0008】従来のネットワークシステムの概略構成及
びそのシーケンスを図7に示す。従来の手法では、図7
に示すように、ネットワークシステム6のNU5は、第
2DCE4からのCI(回路125)がオンになること
により、電話網2を介して収容する端末A(電話網収容
端末)1からの発呼による呼出信号(Incoming
Ring)を検出し、ER(回路108/2)をオン
にすることにより、データ送信準備ができたことを通知
する。第2DCE4はINCコマンドにより着呼通知を
行う。NU5は着呼通知により、端末B(相手端末)8
への発呼を行う。第2DCE4はINCコマンド送信後
にCI,CSがオフし、オフフック(電話網102に対
する応答で、課金の始まる契機)後、アンサトーンによ
り、発信側の第1DCE3に対し、応答を行い、DR
(回路107)をオンして接続を完了する。NU5は端
末B8からの肯定応答により接続を完了する。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記従
来の技術では、図8に示すようにネットワークシステム
6が端末A1からの発呼による呼出信号を検出し、オフ
フック後に接続要求を端末B8に伝えると、端末B8か
らの応答が否定であった場合には、接続を中止し、オン
フックすることになる。この間通信を行っていないにも
係わらず電話網2においては課金されてしまう(無効課
金)という問題があった。ここで、無効課金とは端末が
目的とするデータ通信を行っていないにもかかわらず、
電話料金が課金されることをいう。
【0010】無効課金を防止するには、端末B8との同
期をとってからオフフックする必要がある。これを利用
したものにおいては、図9に示すように、ERのオン
(ON)を遅らせる方法がある。
【0011】この方法では、呼が衝突した場合において
問題がある。この例を図10(端末A1の発呼を優先す
る一般的な方法の説明図)に示す。この例は、ネットワ
ークシステム5側の端末B8の発呼を先ず拒否してか
ら、端末A1の発呼を始める例であるが、端末B8が否
定応答をしているにも係わらず接続している。
【0012】また、DICコマンドを前もって送出する
方法があるが、この例を図10(DICコマンドを前も
って送信しておく方法を説明するための説明図)に示
す。この例では、処理Aをシステム立ち上げ時に行う必
要があり、処理Bを呼切断時に行う必要がある。
【0013】この手法の問題点は、処理Bの途中で端末
A1からの発呼があると接続してしまうタイミングがあ
り、また、モデムが電源瞬断などの理由により初期化さ
れてしまった場合に処理Aを行わなければならないが、
NU5でそれを判断するのは困難である。
【0014】本発明の目的は、複数の端末がそれぞれ電
話網とネットワークシステムを介して接続されるネット
ワークシステムにおいて、無効課金を防止することが可
能な技術を提供することにある。
【0015】本発明の前記ならびにその他の目的及び新
規な特徴は、本明細書の記述及び添付図面から明らかと
なるであろう。
【0016】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
に、本発明においては、複数の端末がそれぞれ電話網と
ネットワークシステムを介して接続されるネットワーク
システムにおいて、CCITTで勧告されたV.25b
isのDIC,CICコマンドを利用し、電話網接続と
ネットワークシステム接続の同期をとるNU(ネットワ
ークユニット)は、端末からの着信通知であるINCイ
ンディケーションを受信すると、相手端末の応答を確認
するまでDCE(モデム)がオフフックをしないよう
に、DICコマンドを送信し、応答動作を一時停止さ
せ、その後相手端末からの肯定応答を受信したならば、
CICコマンドを送信し応答動作を開始させ、もしDI
Cコマンド送信後の相手端末からの応答が否定であれ
ば、ER信号をオフして接続動作を中断させることを最
も主要な特徴とする。
【0017】
【作用】前述の手段によれば、NUは、端末からの着信
通知であるINCインディケーションを受信すると、相
手端末の応答を確認するまでDCEがオフフック(電話
網に対する応答で、課金の始まる契機)をしないよう
に、DICコマンドを送信し、応答動作を一時停止さ
せ、その後相手端末からの肯定応答を受信したならば、
CICコマンドを送信し応答動作を開始させ、もしDI
Cコマンド送信後の相手端末からの応答が否定であれ
ば、ER信号をオフして接続動作を中断させるので、電
話網とネットワークシステム接続における無効課金を防
止することができる。
【0018】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図面を用いて具体
的に説明する。
【0019】なお、全図において、同一機能を有するも
のは、同一符号を付け、その繰り返しの説明は省略す
る。
【0020】図1は、本発明の一実施例の端末と相手端
末とが電話網とネットワークシステムを用いてネットワ
ークサービスの概略構成を示す説明図であり、1は端末
A(電話回線網収容端末)、2は電話回線網、3は端末
A1と電話回線網2とを接続する第1DCE(モデ
ム)、4は電話回線網2とNU(ネットワークユニッ
ト)とを接続する第2DCE(モデム)、5はNU(ネ
ットワークユニット)、6はネットワークシステム、7
は当該第2DCE4,NU5以外のネットワークシステ
ムを構成するその他の機器(例えば交換器等)、8は端
末B(相手側端末)である。前記ネットワークシステム
6は、第2DCE4、NU5及びその他の機器7とで構
成される。
【0021】図2は、本実施例の無効課金の防止動作を
説明するための呼接続シーケンスである。
【0022】次に、本実施例のネットワークサービスシ
ステムの無効課金の防止動作を図2に基づいて説明す
る。
【0023】まず、接続の条件は、ネットワークシステ
ム6に対し、電話網を介して接続している端末が発呼す
る場合のV.25bisコマンドを使用している。
【0024】また、ネットワークシステム6は、端末A
1からの接続要求を受信すると、端末B8に接続要求の
あることを伝える。そして、端末B8の応答により、接
続するかしないかの判断を行うものとする。
【0025】CCITTで勧告されたV.25bisの
DIC,CICコマンドを利用し、電話網2の接続とネ
ットワークシステム6の接続の同期をとるNU5は、端
末A1からの着信通知であるINCインディケーション
を受信すると、端末B8の応答を確認するまで第2DC
E4がオフフック(電話網に対する応答で、課金の始ま
る契機)をしないように、DICコマンドを送信し、応
答動作を一時停止させ、その後、端末B8からの肯定応
答を受信したならば、CICコマンドを送信し応答動作
を開始させ、もしDICコマンド送信後の端末B8から
の応答が否定であれば、ER信号をオフして接続動作を
中断させる。
【0026】次に、本実施例の無効課金の防止法を応用
した他の解決法について説明する。一般のモデムでは現
在DICモード(応答しないモード)から始まるものは
ない。したがって、図2における本実施例の無効課金の
防止法の動作を考えた場合、前記DCE(モデム)の改
造により可能となる。
【0027】すなわち、図2においては、INC送信後
オフフックまで数秒の間があり、その間にDICコマン
ドを受けたらDICモードに変化し、オフフック動作を
一時停止する。図3では、初期状態がDICモードから
始めることができるようにモデムを改造することにより
実現できる。
【0028】本実施例におけるコマンドとインディケー
ションは、図4に示すように、アルファベット3文字と
パラメータで構成される。パラメータが付加されないコ
マンド/インディケーションも存在する。そのコマンド
の一例を図5に示し、インディケーションの一例を図6
に示す。
【0029】以上の説明からわかるように、本実施例に
よれば、NU5は、端末A1からの着信通知であるIN
Cインディケーションを受信すると、端末B8の応答を
確認するまで第2モデム4がオフフック(電話網2に対
する応答で、課金の始まる契機)をしないように、DI
Cコマンドを送信し、応答動作を一時停止させ、その後
端末B8からの肯定応答を受信したならば、CICコマ
ンドを送信し応答動作を開始させ、もし、DICコマン
ド送信後の端末B8からの応答が否定であれば、ER信
号をオフして接続動作を中断させるので、電話網2とネ
ットワークシステム6の接続における無効課金を防止す
ることができる。
【0030】以上、本発明を実施例に基づき具体的に説
明したが、本発明は前記実施例に限定されるものではな
く、その要旨を逸脱しない範囲において種々変更し得る
ことはいうまでもない。
【0031】
【発明の効果】以上、説明したように、本発明によれ
ば、電話網とネットワークシステムの接続における無効
課金を防止することができるので、相手端末が故障や、
ビジー状態等の理由で接続ができない場合に、電話料金
を支払う必要がなくなり、サービスの向上をはかること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の端末と相手端末とが電話網
とネットワークシステムを介して接続されるネットワー
クシステムの概略構成を示す説明図。
【図2】本実施例の無効課金の防止動作を説明するため
の呼接続シーケンス。
【図3】本実施例の無効課金の防止法を応用した他の解
決法を説明するための図。
【図4】コマンドとインディケーションの構成を説明す
るための図。
【図5】コマンドの一例を示す図。
【図6】インディケーションの一例を示す図。
【図7】従来の電話網とネットワークシステム接続にお
ける課金の問題点を説明するための図。
【図8】従来の電話網とネットワークシステム接続にお
ける課金の問題点を説明するための図。
【図9】従来の電話網とネットワークシステム接続にお
ける課金の問題点を説明するための図。
【図10】従来の電話網とネットワークシステム接続に
おける課金の問題点を説明するための図。
【図11】従来の電話網とネットワークシステム接続に
おける課金の問題点を説明するための図。
【符号の説明】
1…端末A、2…電話回線網、3…第1DCE、4…第
2DCE、5…NU、6…ネットワークシステム、7…
その他の機器、8…端末B。
フロントページの続き (72)発明者 下唐湊 やよひ 東京都港区虎ノ門1丁目26番5号 エ ヌ・ティ・ティ・データ通信株式会社内 (56)参考文献 特開 平2−19056(JP,A) 特開 平4−152746(JP,A) 特開 平4−51648(JP,A) 特開 平4−199954(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04M 11/00 - 11/10 H04M 15/00 - 15/38 H04L 29/08

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の端末がそれぞれ電話網とネットワ
    ークシステムを介して接続されるネットワークシステム
    において、CCITTで勧告されたV.25bisのD
    IC,CICコマンドを利用し、電話網接続とネットワ
    ークシステム接続の同期をとるネットワークユニット
    は、端末からの着信通知であるINCインディケーショ
    ンを受信すると、相手端末の応答を確認するまでモデム
    がオフフックをしないように、DICコマンドを送信
    し、応答動作を一時停止させ、その後相手端末からの肯
    定応答を受信したならば、CICコマンドを送信し応答
    動作を開始させ、もしDICコマンド送信後の相手端末
    からの応答が否定であれば、ER信号をオフして接続動
    作を中断させることを特徴とする無効課金の防止法。
JP3062787A 1991-03-27 1991-03-27 無効課金の防止法 Expired - Lifetime JP3026627B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3062787A JP3026627B2 (ja) 1991-03-27 1991-03-27 無効課金の防止法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3062787A JP3026627B2 (ja) 1991-03-27 1991-03-27 無効課金の防止法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH04298150A JPH04298150A (ja) 1992-10-21
JP3026627B2 true JP3026627B2 (ja) 2000-03-27

Family

ID=13210411

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP3062787A Expired - Lifetime JP3026627B2 (ja) 1991-03-27 1991-03-27 無効課金の防止法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3026627B2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPH04298150A (ja) 1992-10-21

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2575600B2 (ja) 広域通信網用公衆データ網を介する交換回線の接続管理
JP3559579B2 (ja) インタフェース装置
JP3026627B2 (ja) 無効課金の防止法
JP3249422B2 (ja) 電話回線接続器
US5223950A (en) Data communication apparatus
JP2526860B2 (ja) 端末通信不能判別方式
JPS62257257A (ja) 電話回線切換制御装置
JP2885922B2 (ja) 宅内端末間における内線通信方式およびその網終端装置
JP2509907B2 (ja) 端末制御装置
JP2551772B2 (ja) 加入者用電話機による課金通信方式
JP3578552B2 (ja) データ通信システム及び端末側データ通信装置
JP2998230B2 (ja) 課金信号紛失による無料通話防止方法
JP2594190B2 (ja) ファクシミリ装置
JPS60223372A (ja) フアクシミリ装置
JPS63199564A (ja) 情報伝送方式
JPH077552A (ja) 電話の自動着信発信装置
JP2000307498A (ja) Dama回線制御方式
JPS61274450A (ja) 網制御方式
JPH02256363A (ja) Isdn通信装置
JP2000124972A (ja) 電話装置
JPH01137867A (ja) 電話機併設データ伝送装置の回線切替方法
JPS60106256A (ja) 通信時間指定即時接続方式
JPH08289115A (ja) データ通信とファクシミリ通信用モデム装置
JPH01221059A (ja) ファクシミリ送信装置
JPS62239746A (ja) ダイヤル送出方式

Legal Events

Date Code Title Description
R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090128

Year of fee payment: 9

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090128

Year of fee payment: 9

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100128

Year of fee payment: 10

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110128

Year of fee payment: 11

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110128

Year of fee payment: 11

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120128

Year of fee payment: 12

EXPY Cancellation because of completion of term
FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120128

Year of fee payment: 12