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JP3022865B1 - 二周波数網方式とその送信装置 - Google Patents

二周波数網方式とその送信装置

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Publication number
JP3022865B1
JP3022865B1 JP11000179A JP17999A JP3022865B1 JP 3022865 B1 JP3022865 B1 JP 3022865B1 JP 11000179 A JP11000179 A JP 11000179A JP 17999 A JP17999 A JP 17999A JP 3022865 B1 JP3022865 B1 JP 3022865B1
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
transmission
frequency
frequency band
same
stations
Prior art date
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Expired - Lifetime
Application number
JP11000179A
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English (en)
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JP2000201130A (ja
Inventor
裕二 樋口
徹 保科
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NEC Corp
Original Assignee
NEC Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by NEC Corp filed Critical NEC Corp
Priority to JP11000179A priority Critical patent/JP3022865B1/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3022865B1 publication Critical patent/JP3022865B1/ja
Publication of JP2000201130A publication Critical patent/JP2000201130A/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

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    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02DCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN INFORMATION AND COMMUNICATION TECHNOLOGIES [ICT], I.E. INFORMATION AND COMMUNICATION TECHNOLOGIES AIMING AT THE REDUCTION OF THEIR OWN ENERGY USE
    • Y02D30/00Reducing energy consumption in communication networks
    • Y02D30/70Reducing energy consumption in communication networks in wireless communication networks

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  • Radio Transmission System (AREA)

Abstract

【要約】 【課題】 OFDMによる周波数ダイバーシティ方式に
おいて、ダイバーシティの効果を得やすく、また安価な
受信機の製造が可能であり、かつ周波数利用効率の低下
を押さえた二周波数網方式を提供する。 【解決手段】 送信局A、B、C、Dは周波数帯f1、
f2によりそれぞれSFNを構成する。周波数帯f1、
f2により送信される情報の内、高い受信品質を要求さ
れる情報については、f1、f2の両者により送信さ
れ、受信点Rでは、周波数f1、f2をダイバーシティ
受信する。各送信局においては、f1、f2の送信電力
を異なったものとすることにより、受信点Rにおけるf
1、f2の受信信号の相関値を低くし、効果的なダイバ
ーシティ受信を可能にする。f1、f2に関しては、そ
れらの周波数帯を使用して送られる情報の一部のみが同
一であるので、周波数の利用効率の低減を少なくことが
できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、OFDM(直交周
波数分割多重)方式を使用したデジタル放送またはデジ
タル通信に供される二周波数網方式に関し、特に周波数
ダイバーシティ受信を可能とする網の構築方法に関す
る。
【0002】
【従来の技術】OFDM方式は、マルチキャリア方式の
一つであり、各キャリアの変調速度が単一キャリアの場
合に比較して遅くなるため、ガードインターバルと呼ば
れる時間軸上の冗長期間を設けることにより、マルチパ
スに対する耐性を持たせることができる。これにより、
OFDM方式は単一の周波数により放送網を構築できる
可能性が有ると言われている。
【0003】図7(A)に単一周波数網の例を示す。こ
の単一周波数網は、図7(A)に示す通り、各送信局
(A局、B局、C局、D局)が同一周波数帯f1を用い
て送信を行なうものである。しかしながら、例えば受信
点Rが図7(A)に示すように各局の中央にある場合に
は、各局からの電波の合成により、周波数軸上に周期が
各局からの電波の遅延時間差に依存する大きなリップル
を生じ、ディプとなるキャリアにおいて受信電力が低下
する。この結果、ディプとなったキャリアにおいて、C
/Nが低下することによって誤りが集中して生じ、全体
の受信品質が劣化する。尚、OFDM方式は、マルチパ
スに対する耐性があるが、これはシンボル間干渉を避け
ることができるのみであり、周波数軸上のリップルに対
する耐性を有するものではない。
【0004】このため、図7(B)に示す二つの周波数
帯f1、f2を用いて網を構築する二周波数網も提案さ
れている。しかしながら、二周波数網は、二つの周波数
帯を使用することにより、基本的に周波数利用効率が悪
いという欠点がある。特に、現行のアナログ放送からデ
ジタル放送への移行期間(アナログ放送とデジタル放送
の両者を行なう期間)には、周波数の確保が困難であ
る。また、移動体において受信する場合には、移動に伴
い、受信周波数を変えなければならないという欠点があ
る。
【0005】一方、移動体受信における受信品質の改善
方法として、ダイバーシティ受信が知られている。特に
OFDM方式はマルチキャリア方式であることから、各
キャリアごとにダイバーシティ受信を行なうことができ
る。
【0006】ここで、ダイバーシティ受信にあっては、
ダイバーシティの効果を高めるためにはダイバーシティ
受信する複数の受信信号の間の相関が低いことが必要で
あり、アンテナダイバーシティよりも周波数ダイバーシ
ティやルートダイバーシティの方がダイバーシティの効
果が高いと考えられる。しかしながら、このようなダイ
バーシティ受信を行なうには、受信高周波部やFFTが
周波数帯ごとに必要となり、受信装置が高価になるとい
う問題がある。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】以上述べたように、単
一周波数網では、複数の送信局からの電波の干渉によ
り、受信品質が劣化するという課題がある。また、従来
の二周波数網では、現行のアナログ放送からデジタル放
送への移行期間(アナログ放送とデジタル放送の両者を
行なう期間)には周波数の確保が困難であるうえ、二つ
の周波数帯を使用するため、周波数利用効率が悪いとい
う課題がある。また移動に伴い、受信周波数を変える必
要があるという課題がある。また、ダイバーシティ受信
を行なう場合には、受信高周波部やFFTが周波数帯ご
とに必要となり、受信装置が高価になるという課題があ
る。
【0008】そこで、本発明は上記の課題を解決し、周
波数利用効率の向上を図り、さらには移動体受信におけ
る受信周波数の変更処理を不要とし、ダイバーシティ受
信による受信装置のコスト低減を実現する二周波数網方
式とその送信装置を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、本発明は以下のような特徴的構成を有する。
【0010】(1)OFDM(直交周波数分割多重)方
式を使用したデジタル放送またはデジタル通信に供され
る二周波数網方式であって、第1の周波数帯を用いて互
いに同一内容の送信を行なうN(2以上の整数)局の第
1の送信局群と、前記第1の周波数帯とは異なる第2の
周波数帯を用いて前記第1の送信局群による送信内容と
同一内容の送信を行なうM(1以上N未満の整数)局の
第2の送信局群とから構成され、前記第2の送信局群の
少なくともいずれかの局は、前記第1の送信局群のうち
のいずれかの局と同一または近傍の送信局舎に設置さ
れ、前記第1の周波数帯による送信エリア内に前記第2
の周波数帯による送信エリアが部分的に形成されること
を特徴とする。
【0011】(2)OFDM方式を使用したデジタル放
送またはデジタル通信に供される二周波数網方式であっ
て、第1の周波数帯を用いて互いに同一内容の送信を行
なうN(1以上の整数)局の第1の送信局群と、前記第
1の周波数帯とは異なる第2の周波数帯を用いて前記第
1の送信局群による送信内容と一部同一内容の送信を行
なうM(1以上の整数)局の第2の送信局群とから構成
され、前記第2の送信局群の少なくともいずれかの局
は、前記第1の送信局群のうちのいずれかの局と同一ま
たは近傍の送信局舎に設置され、前記第1の周波数帯に
よる送信エリア内に前記第2の周波数帯による送信エリ
アが形成されることを特徴とする。
【0012】
【0013】()OFDM方式を使用したデジタル放
送またはデジタル通信に供される二周波数網方式であっ
て、第1の周波数帯を用いて同一内容の送信を行なうN
(2以上の整数)局の第1の送信局群と、前記第1の周
波数帯とは異なる第2の周波数帯を用いて前記第1の送
信局群による送信内容と同一内容の送信を行なうM(2
以上の整数)局の第2の送信局群とから構成され、前記
第1の送信局群及び第2の送信局群の各送信局はそれぞ
れ同一または近傍の送信局舎に設置され、前記同一また
は近傍の送信局舎に設置された第1の送信局と第2の送
信局とで互いに異なる電力で送信することを特徴とす
る。
【0014】()OFDM方式を使用したデジタル放
送またはデジタル通信に供される二周波数網方式であっ
て、第1の周波数帯を用いて同一内容の送信を行なうN
(2以上の整数)局の第1の送信局群と、前記第1の周
波数帯とは異なる第2の周波数帯を用いて前記第1の送
信局群による送信内容と一部同一内容の送信を行なうM
(2以上の整数)局の第2の送信局群とから構成され、
前記第1の送信局群及び第2の送信局群の各送信局はそ
れぞれ同一または近傍の送信局舎に設置され、前記同一
または近傍の送信局舎に設置された第1の送信局と第2
の送信局とで互いに異なる電力で送信することを特徴と
する。
【0015】()上記(2)(4)のいずれかの構成
において、前記第1の送信局群の送信内容と前記第2の
送信局群の送信内容との間で、異なる送信内容が音声で
あり、同一の送信内容が画像またはデータであることを
特徴とする。
【0016】()上記(2)(4)のいずれかの構成
において、前記第1の送信局群の送信内容と前記第2の
送信局群の送信内容との間で、異なる送信内容の少なく
ともいずれかが映像の情報源階層符号化による高精彩情
報であり、同一の送信内容が映像の情報源階層符号化に
よるベイシック情報であることを特徴とする。
【0017】()上記(2)()のいずれかの構成
において、前記第1の送信局群の送信内容と前記第2の
送信局群の送信内容との間で、異なる送信内容の少なく
ともいずれかが映像情報であり、同一の送信内容が前記
映像情報と同一の素材でありかつ前記映像情報よりも情
報量が少ない映像情報であることを特徴とする。
【0018】()上記(1)〜()のいずれかの構
成において、前記第1、第2の周波数帯として、ガード
バンドを挟む場合も含む隣接する周波数帯域を使用する
ことを特徴とする。
【0019】()上記(1)〜()のいずれかの二
周波数網方式に使用される送信装置であって、前記同一
または近傍の送信局舎に設置される第1、第2の送信局
として共用され、前記第1、第2の周波数帯の送信信号
を同一系統の増幅回路により同時に増幅することを特徴
とする。
【0020】すなわち、本発明に係る二周波数網方式
は、単一の周波数帯の受信においてもサービスを受けら
れるとともに、周波数ダイバーシティ受信を行なう場合
には品質の良い受信を可能とする網の構築を行ない、受
信装置においてダイバーシティ受信を行なう場合には、
複数の周波数の信号を一つの高周波信号として処理を行
なうことを可能にすることもできる。
【0021】この為の手段として、(A)第1の周波数
帯による単一周波数網に第2の周波数帯による送信を加
え、周波数ダイバーシティ受信を可能にする。(B)高
品質な受信が必要な情報のみ複数の周波数で送信を行な
い、周波数ダイバーシティ受信を可能にする。(C)ダ
イバーシティ受信の効果を高める置局、送信電力とす
る。(D)使用する二つの周波数帯を隣接した周波数と
し、受信装置の構成を単純にすることを可能とする。
【0022】上記(A)の場合には、アナログ放送から
デジタル放送への移行期間には、二周波数網を構築する
為の周波数を確保することが困難と考えられるので、移
行期間には第1の周波数帯による単一周波数網による放
送を行ない、移行完了後に第2の周波数帯による送信を
開始し、周波数ダイバーシティによる受信を可能にす
る。この時、第1の周波数帯を使用する複数の送信局に
よる干渉により受信品質が低下する場所と、第2の周波
数帯を使用する複数の送信局による干渉により受信品質
が低下する場所とを異なった場所とし、これにより各周
波数帯の受信信号の相関を低くし、ダイバーシティ受信
の効果を高める。
【0023】上記(B)の場合には、例えば音声の様に
それほど受信品質が良くなくてもサービスが可能な情報
については単一の周波数帯で送信を行ない、データの様
に高い受信品質が要求される情報については複数の周波
数帯で送信を行ない、後者のみについては周波数ダイバ
ーシティによる受信を可能にする。またこれにより、周
波数利用効率の低下を押さえることを可能にする。
【0024】上記(C)の場合には、それぞれの周波数
帯において、置局または送信電力を異なったものとし、
これによりそれぞれの周波数帯における受信品質が悪く
なる受信点を異なった場所とし、ダイバーシティ受信の
効果を高める。
【0025】上記(D)の場合には、使用する二つの周
波数帯をガードバンドを挟む場合も含む隣接した周波数
帯とすることにより、二つの周波数帯の信号を一つの高
周波信号として周波数変換やFFT処理を行なことを可
能とし、安価なダイバーシティ受信装置の製造を可能と
する。
【0026】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施の形態を詳細に説明する。
【0027】まず、本発明に係る第1の実施の形態につ
いて説明する。
【0028】図1は、第1の実施の形態として、本発明
の二周波数網方式を用いた放送網の概念的な構成を示す
ものである。図1において、送信局A、B、C、Dはい
ずれも第1の周波数帯f1を用いて同一内容を送信する
ことで単一周波数網を形成するものである。このうち、
A局及びC局は、第1の周波数帯f1とは異なる第2の
周波数帯f2を用いて第1の周波数帯f1による送信内
容と同一内容を送信する送信局群を構成する。図1は移
動体向けの放送網の場合を示しており、送信局A、B、
C、Dは例えば高速道路に沿って配置される。
【0029】次に、上記構成による放送網の動作につい
て説明する。
【0030】図1において、周波数帯f1を用いた送信
局A、B、C、Dにより、単一周波数網が構築されてい
る。しかしながら、単一周波数網の場合には、複数の同
一周波数の電波が同時に受信されるので、それぞれの局
からの電波が逆相となる場合には、互いに打ち消しあ
い、受信電界強度が低下する。一方、それぞれの局から
の電波が同相となる場合には、加算され受信電界強度が
上昇する。
【0031】それぞれの局からの電波に到来の時間差が
ある場合には、打ち消しあう周波数と強めあう周波数と
を生ずるため、受信周波数帯域内にリップルを生ずる。
このリップルの周期は、各局からの信号の遅延時間差に
依存する。OFDMによるデジタル伝送の場合には、受
信電界強度が低下した周波数のキャリアで伝送されるデ
ータにおいて、多くの誤りを生じ、帯域全体の伝送品質
を劣化させる。
【0032】例えば、2つの信号を受信する場合には、
2つの信号の振幅が等しい場合において伝送品質の劣化
が最大になる。図1において、周波数帯f1の送信電力
がそれぞれ等しい場合には、Rで示す送信局間の中央で
最も受信品質が低下する。一方、周波数帯f2を使用す
る送信局A、Cを考えると、受信点Rは送信局A、Cの
中央ではないため、リップルの落ち込みは小さい。した
がって、周波数帯f1と周波数帯f2とは相関が低く、
ダイバーシティ受信により、受信点Rにおいても良好な
受信品質を得ることことができる。
【0033】以上説明した二周波数網は、周波数帯f1
についてのみを考えれば単一周波数網であるので、二周
波数網に比較して受信品質はおとるが、周波数帯f1の
みの受信は可能である。したがって、サービス開始時に
は周波数帯f1のみによるサービスを行ない、周波数帯
f2による送信が経済的かつ電波の割当てにおいて可能
となった段階で、周波数帯f2による送信を開始し、受
信品質の向上を図ることもできる。
【0034】尚、図1においては、周波数帯f1、f2
の信号を異なった電波塔から送信する場合を示している
が、同一の電波塔から送信することも可能であり、また
同一の送信装置により、周波数帯f1、f2の信号を同
時に増幅して送信することも可能である。
【0035】次に、本発明に係る第2の実施の形態につ
いて説明する。
【0036】図2は、第2の実施の形態として、本発明
の他の二周波数網方式を用いた放送網の概念的な構成を
示すものである。図2において、送信局A、B、C、D
はいずれも第1の周波数帯f1を用いて同一内容を送信
することで単一周波数網を形成するものであるが、さら
に第1の周波数帯f1とは異なる第2の周波数帯f2を
用いて第1の周波数帯f1による送信内容と同一内容を
送信する送信局群を構成する。
【0037】ここで、各送信局A、B、C、Dにおいて
は、それぞれ第1の周波数帯f1の送信電力と第2の周
波数帯f2の送信電力とが異なった送信電力となってい
る。尚、図2における楕円の円周は各送信局からの電波
の強さが等しい場所を示している。
【0038】次に、上記構成による放送網の動作につい
て説明する。
【0039】図2において、周波数帯f1についてのみ
考えると、周波数帯f1を用いた送信局A、B、C、D
により、単一周波数網が構築されている。同様に周波数
帯f2についてのみ考えると、周波数帯f2を用いた送
信局A、B、C、Dにより、単一周波数網が構築されて
いる。
【0040】ここで、各送信局A、B、C、Dにおい
て、周波数帯f1と周波数帯f2の送信電力は互いに異
なったものとなっているため、図より明らかな通り、周
波数帯f1について複数の送信局からの電波が干渉し、
受信品質が低下する点と、周波数帯f2について同様に
受信品質が低下する点とが異なった場所となっている。
したがって、周波数帯f1と周波数帯f2とをダイバー
シティ受信する場合には、周波数帯f1と周波数帯f2
との受信電力の相関が低いため、良好なダイバーシティ
効果が期待できる。
【0041】例えば、受信点Rにおいて、周波数帯f1
の受信信号には大きなリップルを生ずることが予想され
るが、周波数f2については送信局Bからの電波が支配
的であり、送信局Cからの電波との受信電力の差が大き
く、大きなリップルを生ずることはない。したがって、
受信点Rでは、周波数帯f1において大きなディップを
生ずるキャリアにおいて伝送される情報と同一の情報が
伝送される周波数帯f2のキャリアを受信することによ
り、良好なダイバーシティ受信ができる。
【0042】尚、図2においては、図1に示した第1の
実施の形態と同様に、周波数帯f1、f2の信号を異な
った電波塔から送信する場合を示しているが、同一の電
波塔から送信することも可能であり、また同一の送信装
置により、周波数帯f1、f2の信号を同時に増幅して
送信することも可能である。
【0043】以上は二つの周波数帯f1、f2を使用す
る場合について述べたが、三つ以上の周波数を使用して
同様に放送網を構築できることは明らかである。
【0044】次に、第2の実施の形態につき、送信内容
に関する実施例について図3を参照して説明する。
【0045】図3に示す実施例は、地上デジタルテレビ
ジョン放送における例である。日本の地上デジタルテレ
ビジョン放送の放送方式は、約5.6MHzの放送帯域
を13セグメントに分割したセグメント構造とし、この
13セグメントの中央の1セグメントは、そのセグメン
トのみを受信する部分受信も可能な方式となることが見
込まれる。この中央の1セグメントは独立音声放送やデ
ータ放送に利用することができる。
【0046】図3(A)は、13セグメントからなる約
5.6MHzの周波数帯f1とf2との2つの放送チャ
ンネル1、2を図示しており、それぞれの中央に部分受
信が可能な1セグメント3、4を示している。図3
(B)は、f1とf2との2つの放送チャンネルの中央
の部分受信が可能な1セグメント3、4を異なった局部
発振周波数により周波数変換し、周波数軸上に再配列し
た部分受信可能なセグメントを示している。
【0047】図3(B)において、それぞれのセグメン
トには音声とデータが割り当てられている。つまり、セ
グメント3は音声が割り当てられた部分5とデータが割
り当てられた部分7とから構成され、セグメント4は音
声が割り当てられた部分6とデータが割り当てられた部
分8とから構成される。この時、音声については、それ
ぞれのセグメントについては異なった番組である音声
1、音声2とし、データについては同一の内容とする。
この結果、データが伝送される部分については、周波数
ダイバーシティ受信が可能となる。
【0048】尚、この図はイメージ図であり、実際に
は、周波数インターリーブが行なわれるため、図の様に
周波数軸上で音声が伝送される部分5、6とデータが伝
送される部分7、8とが、図に示す様に明確に分離され
ているものではないが、音声とデータはそれぞれ異なっ
たキャリア群により伝送されるので、ダイバーシティ受
信が可能となる。
【0049】尚、図3に示す実施例では、セグメント
3、4を異なった局部発振周波数により周波数変換し、
周波数軸上に再配列しているため、一つのFFT回路に
より、セグメント3、4の情報のOFDM復調を一括処
理することも可能であり、FFT処理により、各キャリ
アごとの情報に変換した後にダイバーシティ受信の処理
が行なわれる。ダイバーシティ受信の構成の詳細につい
ては後述する。
【0050】以上は独立音声放送とデータ放送とを行な
う場合について述べたが、中央の1セグメントを除く1
2セグメントの中で映像を伝送し、この映像を準動画や
静止画にすることにより、または解像度を低下させるこ
とにより情報量を少なくして中央の1セグメントで伝送
するものとし、さらに、この中央の1セグメントについ
ては、他の放送チャンネルのセグメント群の中央の1セ
グメントについても同じ内容のデータを伝送することに
より、中央の1セグメントについては周波数ダーバーシ
ティ受信を可能とし、階層伝送することができる。ここ
でいう階層伝送とは、受信条件が良い場合には通常の画
像を受信し、受信条件が悪くなった場合には準動画や静
止画を受信することをいう。
【0051】同様に情報源階層符号化を行なう場合にあ
っては、中央の1セグメントを除く12セグメントの中
で高精彩情報を伝送し、複数のセグメント群の中央の1
セグメントを用いてベイシック情報を放送することによ
り、ベイシック情報について周波数ダイバーシティ受信
を可能にすることもできる。この場合も上記の例と同様
に、受信条件が良い場合には高精彩画像を受信し、受信
条件が悪くなった場合にはベイシック情報のみによる画
像を受信する。
【0052】次に、第2の実施の形態につき、送信内容
に関する他の実施例について図4を参照して説明する。
【0053】図4に示す実施例は、地上デジタル音声放
送における例である。日本の地上デジタル音声放送の放
送方式は、周波数帯域幅約429kHzのセグメントを
基本とし、1セグメントのみまたは3セグメントのセグ
メント群での放送が可能な方式となることが見込まれ
る。尚、3セグメントの構造とする場合には、テレビの
場合と同様に、中央の1セグメントはそのセグメントの
みを受信する部分受信も可能な方式となることが見込ま
れる。
【0054】図4(A)は、周波数帯f1とf2との各
々約429kHzのセグメント9、10が隣接して配置
された場合の例を示すものであり、図4(B)に示すよ
うにそれぞれのセグメントに音声とデータとが割り当て
られている。つまり、セグメント9は音声が割り当てら
れた部分11とデータが割り当てられた部分13とから
構成され、セグメント10は音声が割り当てられた部分
12とデータが割り当てられた部分14とから構成され
る。この時、音声については、それぞれのセグメントに
ついては異なった番組である音声1、音声2とし、デー
タについては同一の内容とする。この結果、データが伝
送される部分については周波数ダイバーシティ受信が可
能となる。
【0055】尚、先の実施例と同様に、この図はイメー
ジ図であり、実際には、周波数インターリーブが行なわ
れるため、図の様に周波数軸上で音声が伝送される部分
11、12と、データが伝送される部分13、14とが
明確に分離されているものではない。
【0056】また、以上に示した実施例においても、2
つのセグメントは一つのFFT回路によりOFDM復調
を一括処理することが可能である。以下にOFDM復調
を一括処理する受信装置の構成について述べる。
【0057】図5は各種のダイバーシティ受信機の構成
例を示すものである。
【0058】図5(A)はRF合成によるアンテナダイ
バーシティの構成例を示すものであり、2つのアンテナ
20、21で受信した高周波信号をそれぞれの受信高周
波部22、23で増幅並びに周波数変換した後、合成器
24により加算合成し、FFT25によるOFDMの復
調、復調器27による各キャリア毎の復調、誤り訂正回
路28による誤り訂正処理を行なうものである。
【0059】図5(B)はFFT後の合成によるアンテ
ナダイバーシティの構成例を示すものであり、2つのア
ンテナ20、21で受信した高周波信号をそれぞれの受
信高周波部22、23で増幅並びに周波数変換し、それ
ぞれFFT25、26によるOFDMの復調の後、合成
器29により加算または選択合成し、復調器27による
各キャリア毎の復調、誤り訂正回路28による誤り訂正
処理を行なうものである。
【0060】図5(C)は周波数ダイバーシティにより
送信された信号を一系統のFFTにより一括処理を行な
うダイバーシティ受信機の構成例を示すものであり、ア
ンテナ20で受信した周波数ダイバーシティにより送信
された高周波信号を受信高周波部22で一括して増幅並
びに周波数変換した後、FFT30により一括してOF
DMの復調を行ない、合成器29により加算または選択
合成し、復調器27による各キャリア毎の復調、誤り訂
正回路28による誤り訂正処理を行なうものである。
【0061】以上の(A)、(B)、(C)の構成を比
較して判る通り、周波数ダイバーシティの場合には、受
信高周波部とFFTとを一系統にすることができ、回路
構成が単純になることから、受信装置を安価に提供する
ことができる。
【0062】次に本発明の第3の実施の形態について図
6を参照して詳細に説明する。
【0063】図6に示す実施の形態は、上記二周波数網
方式に使用される送信装置であって、二つの周波数帯の
送信信号を同一系統の増幅回路により、同時に増幅する
送信装置の実施の形態を示している。図6を参照する
と、本発明の第3の実施の形態は、二つの周波数により
送信される番組1と番組2が、誤り訂正回路31、32
を経てマッピング回路33、34に入力され、その各出
力はIFFT(逆フーリエ変換回路)37の入力端子3
5、36に供給され、IFFT37において一括して時
間軸上の信号に変換される。その出力は直交変調回路3
8において直交変調されOFDM信号となる。この信号
は周波数変換回路39により所要の周波数に変換された
後、増幅回路40により電力増幅され、空中線41から
送信される。
【0064】次に、上記構成による送信装置の処理内容
について説明する。図6における番組1、番組2はそれ
ぞれ音声とデータとから構成される。音声は音声1と音
声2の異なった内容であり、データについては同一の内
容である。これにより、データについてはダイバーシテ
ィ受信を可能にしている。これらの番組1、番組2はそ
れぞれ誤り訂正回路31、32において誤り訂正のため
の冗長度を付加し、マッピング回路33、34に入力さ
れる。
【0065】マッピング回路33、34では、例えばQ
PSKのコンスタレーションに応じたマッピングを行う
ことにより、OFDM信号を形成する各キャリアの変調
が行われる。マッピング回路33、34の出力はOFD
M信号を形成する各キャリア毎の信号であり、最終的な
出力である空中線41から送信される信号の各キャリア
毎の電力は、このマッピング回路33、34の出力の振
幅により制御できる。したがって、番組1と番組2との
送信電力を異なった電力とする場合には、マッピング回
路33、34においてその出力の振幅に一定の乗率を乗
ずることにより行える。また、予め一定の乗率を乗じた
位置にマッピングすることによっても行える。
【0066】IFFT37の入力端子35、36には、
各周波数のキャリアに対応した信号が供給されるので、
IFFT37の入力にマッピング回路33、34の出力
を並べて入力することにより、番組1と番組2とを周波
数分割多重することができ、IFFT37の出力は番組
1が伝送される周波数帯と番組2が伝送される周波数帯
とが加算された時間軸上の信号となる。IFFT37の
出力は直交変調回路38において直交変調され、OFD
Mの信号とされた後に周波数変換回路39により送信周
波数に変換され、増幅回路40において電力増幅された
後に空中線41から送信される。
【0067】尚、二つの周波数帯において同一の内容を
送信する場合には、図6において、例えばマッピング回
路33の出力をIFFT37の入力端子35、36に並
列に入力すれば、二つの周波数帯において同一内容の番
組を送信することが可能となる。また、三つ以上の周波
数帯の信号を同時に増幅する送信装置を実現できること
は明らかである。
【0068】
【発明の効果】本発明の第1の効果は、ダイバーシティ
を効果的に行なう二周波数網を実現することにある。
【0069】本発明の第2の効果は、品質の良い受信が
必要な部分についてのみ周波数ダイバーシティを行なう
ことにより、必要な受信品質を確保しつつ、周波数の有
効利用が可能な二周波数網を実現することにある。
【0070】本発明の第3の効果は、OFDM信号を周
波数ダイバーシティにより受信する場合に必要な高周波
回路、FFT回路を、各々一つの高周波回路、FFT回
路で構成できる二周波数網を実現することにある。
【0071】本発明の第4の効果は、上記の二周波数網
方式に使用される送信装置にあっては、第1、第2の周
波数帯の送信信号を同一系統の増幅回路により同時に増
幅することで、同一または近傍の送信局舎に設置される
第1、第2の送信局として共用できることにある。
【0072】以上のように本発明によれば、周波数利用
効率の向上を図り、さらには移動体受信における受信周
波数の変更処理を不要とし、ダイバーシティ受信による
受信装置のコスト低減を実現する二周波数網方式とその
送信装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係る二周波数網方式の第1の実施の
形態とする放送網の構成を示す概念図。
【図2】 本発明に係る二周波数網方式の第2の実施の
形態とする放送網の構成を示す概念図。
【図3】 上記第2の実施の形態の送信内容に関する実
施例を示す図。
【図4】 上記第2の実施の形態の送信内容に関する他
の実施例を示す図。
【図5】 本発明に係る二周波数網方式に利用可能なダ
イバーシティ受信機の複数の構成例を示すブロック図。
【図6】 本発明に係る第3の実施の形態として、上記
二周波数網方式に用いられる送信装置の構成例を示すブ
ロック図。
【図7】 単一周波数網および従来の二周波数網を示す
図。
【符号の説明】
1、2…放送チャンネル 3、4…セグメント 5、6…音声割り当て部分 7、8…データ割り当て部分 9、10…セグメント 11、12…音声割り当て部分 13、14…データ割り当て部分 20、21…アンテナ 22、23…受信高周波部 24…合成器 25、26…FFT 27…復調器 28…誤り訂正回路 29…合成器 30…FFT 31、32…誤り訂正回路 33、34…マッピング回路 35、36…IFFTの入力端子 37…IFFT 38…直交変調回路 39…周波数変換回路 40…増幅回路 41…空中線
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 保科 徹 東京都港区芝五丁目7番1号 日本電気 株式会社内 (56)参考文献 “OFDMによる地上ディジタル放送 −二周波数放送波中継(DFN)の検討 −”,1995年電子情報通信総合大会講演 論文集,通信2,p363 “移動体向け地上デジタル放送網の一 検討”,映像情報メディア学会技術研究 報告,vol.23,No.7,p35〜40 “階層多重変調を用いた移動体向け放 送網の検討”,映像情報メディア学会技 術研究報告,vol.22,No.64,p 65〜72 (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04J 11/00

Claims (9)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 OFDM(直交周波数分割多重)方式を
    使用したデジタル放送またはデジタル通信に供される二
    周波数網方式であって、 第1の周波数帯を用いて互いに同一内容の送信を行なう
    N(2以上の整数)局の第1の送信局群と、前記第1の
    周波数帯とは異なる第2の周波数帯を用いて前記第1の
    送信局群による送信内容と同一内容の送信を行なうM
    (1以上N未満の整数)局の第2の送信局群とから構成
    され、 前記第2の送信局群の少なくともいずれかの局は、前記
    第1の送信局群のうちのいずれかの局と同一または近傍
    の送信局舎に設置され、前記第1の周波数帯による送信
    エリア内に前記第2の周波数帯による送信エリアが部分
    的に形成されることを特徴とする二周波数網方式。
  2. 【請求項2】 OFDM方式を使用したデジタル放送ま
    たはデジタル通信に供される二周波数網方式であって、 第1の周波数帯を用いて互いに同一内容の送信を行なう
    N(1以上の整数)局の第1の送信局群と、前記第1の
    周波数帯とは異なる第2の周波数帯を用いて前記第1の
    送信局群による送信内容と一部同一内容の送信を行なう
    M(1以上の整数)局の第2の送信局群とから構成さ
    れ、前記第2の送信局群の少なくともいずれかの局は、前記
    第1の送信局群のうちのいずれかの局と同一または近傍
    の送信局舎に設置され、 前記第1の周波数帯による送信
    エリア内に前記第2の周波数帯による送信エリアが形成
    されることを特徴とする二周波数網方式。
  3. 【請求項3】 OFDM方式を使用したデジタル放送ま
    たはデジタル通信に供される二周波数網方式であって、 第1の周波数帯を用いて同一内容の送信を行なうN(2
    以上の整数)局の第1の送信局群と、前記第1の周波数
    帯とは異なる第2の周波数帯を用いて前記第1の送信局
    群による送信内容と同一内容の送信を行なうM(2以上
    の整数)局の第2の送信局群とから構成され、 前記第1の送信局群及び第2の送信局群の各送信局はそ
    れぞれ同一または近傍の送信局舎に設置され、 前記同一または近傍の送信局舎に設置された第1の送信
    局と第2の送信局とで互いに異なる電力で送信すること
    を特徴とする二周波数網方式。
  4. 【請求項4】 OFDM方式を使用したデジタル放送ま
    たはデジタル通信に供される二周波数網方式であって、 第1の周波数帯を用いて同一内容の送信を行なうN(2
    以上の整数)局の第1の送信局群と、前記第1の周波数
    帯とは異なる第2の周波数帯を用いて前記第1の送信局
    群による送信内容と一部同一内容の送信を行なうM(2
    以上の整数)局の第2の送信局群とから構成され、 前記第1の送信局群及び第2の送信局群の各送信局はそ
    れぞれ同一または近傍の送信局舎に設置され、 前記同一または近傍の送信局舎に設置された第1の送信
    局と第2の送信局とで互いに異なる電力で送信すること
    を特徴とする二周波数網方式。
  5. 【請求項5】 前記第1の送信局群の送信内容と前記第
    2の送信局群の送信内容との間で、異なる送信内容が音
    声であり、同一の送信内容が画像またはデータであるこ
    とを特徴とする請求項2、のいずれか記載の二周波数
    網方式。
  6. 【請求項6】 前記第1の送信局群の送信内容と前記第
    2の送信局群の送信内容との間で、異なる送信内容の少
    なくともいずれかが映像の情報源階層符号化による高精
    彩情報であり、同一の送信内容が映像の情報源階層符号
    化によるベイシック情報であることを特徴とする請求項
    2、のいずれか記載の二周波数網方式。
  7. 【請求項7】 前記第1の送信局群の送信内容と前記第
    2の送信局群の送信内容との間で、異なる送信内容の少
    なくともいずれかが映像情報であり、同一の送信内容が
    前記映像情報と同一の素材でありかつ前記映像情報より
    も情報量が少ない映像情報であることを特徴とする請求
    項2、のいずれか記載の二周波数網方式。
  8. 【請求項8】 前記第1、第2の周波数帯として、ガー
    ドバンドを挟む場合も含む隣接する周波数帯域を使用す
    ることを特徴とする請求項1乃至のいずれか記載の二
    周波数網方式。
  9. 【請求項9】 請求項1乃至のいずれか記載の二周波
    数網方式に使用される送信装置であって、前記同一また
    は近傍の送信局舎に設置される第1、第2の送信局とし
    て共用され、前記第1、第2の周波数帯の送信信号を同
    一系統の増幅回路により同時に増幅することを特徴とす
    る送信装置。
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