JP3022158B2 - 低温庫の配線取付装置 - Google Patents
低温庫の配線取付装置Info
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- JP3022158B2 JP3022158B2 JP6099373A JP9937394A JP3022158B2 JP 3022158 B2 JP3022158 B2 JP 3022158B2 JP 6099373 A JP6099373 A JP 6099373A JP 9937394 A JP9937394 A JP 9937394A JP 3022158 B2 JP3022158 B2 JP 3022158B2
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Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F25—REFRIGERATION OR COOLING; COMBINED HEATING AND REFRIGERATION SYSTEMS; HEAT PUMP SYSTEMS; MANUFACTURE OR STORAGE OF ICE; LIQUEFACTION SOLIDIFICATION OF GASES
- F25D—REFRIGERATORS; COLD ROOMS; ICE-BOXES; COOLING OR FREEZING APPARATUS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- F25D2400/00—General features of, or devices for refrigerators, cold rooms, ice-boxes, or for cooling or freezing apparatus not covered by any other subclass
- F25D2400/40—Refrigerating devices characterised by electrical wiring
Landscapes
- Devices That Are Associated With Refrigeration Equipment (AREA)
- Connector Housings Or Holding Contact Members (AREA)
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】 本発明は、低温ショーケース
等の低温庫における配線取付装置に関するものである。
等の低温庫における配線取付装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来よりこの種低温ショーケース等にお
いては、例えば特公平2−28782号公報(F25D
11/00)に示されるように、冷却器と熱交換した冷
気を送風機にて庫内に循環させて庫内を所定の温度に冷
却しており、また、前記庫内を照明するための蛍光灯
や、壁面への結露を防止するためのヒータ等の種々の電
装部品も取り付けられている。
いては、例えば特公平2−28782号公報(F25D
11/00)に示されるように、冷却器と熱交換した冷
気を送風機にて庫内に循環させて庫内を所定の温度に冷
却しており、また、前記庫内を照明するための蛍光灯
や、壁面への結露を防止するためのヒータ等の種々の電
装部品も取り付けられている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記の如き
電装部品、例えば蛍光灯への電気回路の途中には従来よ
りカプラが設けられ、このカプラの一方と他方を電気的
に接続することによって配線作業が行われているが、前
述の如く庫内は低温に冷却されるため、電気回路のリー
ド線表面、及び、これらリード線等が設置される固定面
には結露が生じる。
電装部品、例えば蛍光灯への電気回路の途中には従来よ
りカプラが設けられ、このカプラの一方と他方を電気的
に接続することによって配線作業が行われているが、前
述の如く庫内は低温に冷却されるため、電気回路のリー
ド線表面、及び、これらリード線等が設置される固定面
には結露が生じる。
【0004】係る結露がリード線を伝ってカプラ内に流
れ込んだり、カプラ自体が固定面上の結露水内に没して
しまうと、カプラ内の端子同志が短絡したり、充電部で
あるカプラ内の端子と非充電部である固定面とが短絡し
て漏電故障が発生する。そのため、従来ではカプラ全体
をビニール袋に挿入し、且つ、当該袋へのリード線入口
を下方に配置する等によってカプラへの結露水の流入を
防止しており、配線作業が極めて煩雑なものとなってい
た。
れ込んだり、カプラ自体が固定面上の結露水内に没して
しまうと、カプラ内の端子同志が短絡したり、充電部で
あるカプラ内の端子と非充電部である固定面とが短絡し
て漏電故障が発生する。そのため、従来ではカプラ全体
をビニール袋に挿入し、且つ、当該袋へのリード線入口
を下方に配置する等によってカプラへの結露水の流入を
防止しており、配線作業が極めて煩雑なものとなってい
た。
【0005】また、前記蛍光灯の安定器として鉄芯型の
ものを用いた場合、電源の周波数(50HZ/60H
Z)に応じて安定器への給電回路を切り換える必要があ
るが、従来ではこの切換部分が低温ショーケースの機械
室内の電装ボックス付近等に設置されていた。そのた
め、切換作業を機器や配線が込み入った機械室内で行わ
なければならず、また、切換作業も工具を用いて行わな
ければならなかったため、その作業性は著しく煩雑なも
のであった。
ものを用いた場合、電源の周波数(50HZ/60H
Z)に応じて安定器への給電回路を切り換える必要があ
るが、従来ではこの切換部分が低温ショーケースの機械
室内の電装ボックス付近等に設置されていた。そのた
め、切換作業を機器や配線が込み入った機械室内で行わ
なければならず、また、切換作業も工具を用いて行わな
ければならなかったため、その作業性は著しく煩雑なも
のであった。
【0006】本発明は、係る従来の技術的課題を解決す
るために成されたものであり、結露水による故障の発生
を未然に防止することができ、且つ、配線作業性も向上
させた低温庫の配線取付装置を提供することを目的とす
る。
るために成されたものであり、結露水による故障の発生
を未然に防止することができ、且つ、配線作業性も向上
させた低温庫の配線取付装置を提供することを目的とす
る。
【0007】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明の低温庫
の配線取付装置は、貯蔵室内を照明するために反射板の
下面に取り付けられた蛍光灯と、反射板の上面に取り付
けられた安定器と、蛍光灯及び安定器にて構成される電
気回路の途中に設けられたカプラと、反射板の上面に起
立して設けられた取付板と、反射板の上方に離間した位
置の取付板に形成された係合孔とを備えており、カプラ
の一方に係合腕を形成し、この係合腕を係合孔に係合さ
せて前記カプラの一方を取付板に取り付けたものであ
る。
の配線取付装置は、貯蔵室内を照明するために反射板の
下面に取り付けられた蛍光灯と、反射板の上面に取り付
けられた安定器と、蛍光灯及び安定器にて構成される電
気回路の途中に設けられたカプラと、反射板の上面に起
立して設けられた取付板と、反射板の上方に離間した位
置の取付板に形成された係合孔とを備えており、カプラ
の一方に係合腕を形成し、この係合腕を係合孔に係合さ
せて前記カプラの一方を取付板に取り付けたものであ
る。
【0008】請求項2の発明の低温庫の配線取付装置
は、貯蔵室内を照明するために反射板の下面に取り付け
られた蛍光灯と、反射板の上面に取り付けられた鉄芯型
の安定器と、この安定器への給電回路の途中に設けられ
た電源周波数切換用のカプラと、反射板に穿設された透
孔と、この透孔を下方から閉塞するよう反射板に着脱自
在に取り付けられた閉塞板と、この閉塞板上面より起立
して前記透孔から反射板上方に延在する取付壁と、閉塞
板が反射板に取り付けられた状態で、反射板の上方に離
間する位置の取付壁に形成された係合部とを備えてお
り、カプラの一方に係合腕を形成し、この係合腕を係合
部に係合させて前記カプラの一方を取付壁に取り付けた
ものである。
は、貯蔵室内を照明するために反射板の下面に取り付け
られた蛍光灯と、反射板の上面に取り付けられた鉄芯型
の安定器と、この安定器への給電回路の途中に設けられ
た電源周波数切換用のカプラと、反射板に穿設された透
孔と、この透孔を下方から閉塞するよう反射板に着脱自
在に取り付けられた閉塞板と、この閉塞板上面より起立
して前記透孔から反射板上方に延在する取付壁と、閉塞
板が反射板に取り付けられた状態で、反射板の上方に離
間する位置の取付壁に形成された係合部とを備えてお
り、カプラの一方に係合腕を形成し、この係合腕を係合
部に係合させて前記カプラの一方を取付壁に取り付けた
ものである。
【0009】本発明によれば、カプラの一方は反射板の
上方に離間した位置にて取付板に取り付けられ、蛍光灯
と安定器の電気回路のリード線はカプラから下方に垂れ
下がることになる。従って、カプラ自体に結露し難くな
ると共に、リード線表面や反射板上面に付着した結露水
がリード線を伝ってカプラ内に流入したり、カプラが反
射板上の結露水に没することが無くなり、従来の如くビ
ニール袋にてカプラを包むこと無く、短絡や漏電故障の
発生を未然に回避することができるようになる。
上方に離間した位置にて取付板に取り付けられ、蛍光灯
と安定器の電気回路のリード線はカプラから下方に垂れ
下がることになる。従って、カプラ自体に結露し難くな
ると共に、リード線表面や反射板上面に付着した結露水
がリード線を伝ってカプラ内に流入したり、カプラが反
射板上の結露水に没することが無くなり、従来の如くビ
ニール袋にてカプラを包むこと無く、短絡や漏電故障の
発生を未然に回避することができるようになる。
【0010】特に、カプラの一方には係合腕が設けら
れ、この係合腕を取付板の係合孔に係合させてカプラの
一方を取り付けるようにしたので、カプラの取付作業が
向上し、総じて低温庫の配線作業性を著しく向上させる
ことができる。
れ、この係合腕を取付板の係合孔に係合させてカプラの
一方を取り付けるようにしたので、カプラの取付作業が
向上し、総じて低温庫の配線作業性を著しく向上させる
ことができる。
【0011】また、反射板の上面に取付板を設けている
ので、蛍光灯や安定器の近傍にてカプラの接続作業を行
うことができるようになり、配線作業性が一層向上する
と共に、安定器からの発熱によって各カプラ及び取付板
は加温されることになるので、それらへの結露の発生は
一層良好に防止若しくは抑制されるようになる。
ので、蛍光灯や安定器の近傍にてカプラの接続作業を行
うことができるようになり、配線作業性が一層向上する
と共に、安定器からの発熱によって各カプラ及び取付板
は加温されることになるので、それらへの結露の発生は
一層良好に防止若しくは抑制されるようになる。
【0012】更に、請求項2の発明によればこれに加え
て、閉塞板を反射板から取り外し、取付壁を反射板下方
に引き出した状態で、カプラの接続を切り換えることに
より、安定器の電源周波数切換を行うことができるよう
になるので、従来に比して切換作業性を著しく改善する
ことができるようになる。
て、閉塞板を反射板から取り外し、取付壁を反射板下方
に引き出した状態で、カプラの接続を切り換えることに
より、安定器の電源周波数切換を行うことができるよう
になるので、従来に比して切換作業性を著しく改善する
ことができるようになる。
【0013】
【発明の実施の形態】 以下、図面に基づき本発明の実施
例を詳述する。図1は本発明を適用する低温庫の実施例
としての低温ショーケース1の斜視図、図2は低温ショ
ーケース1の縦断側面図、図3は反射板46部分の平面
図をそれぞれ示している。各図において、低温ショーケ
ース1は例えばコンビニエンスストア等において、アイ
スクリーム等を陳列保存するために用いられるものであ
り、上方に開放した横長矩形状の断熱箱体2から構成さ
れている。この断熱箱体2は、金属製の外箱3と、この
外箱3内に間隔を存して組み込まれた金属製の内箱6
と、両箱3、6間に現場発泡方式にて充填された発泡ポ
リウレタン等の発泡断熱材7とから構成されている。
例を詳述する。図1は本発明を適用する低温庫の実施例
としての低温ショーケース1の斜視図、図2は低温ショ
ーケース1の縦断側面図、図3は反射板46部分の平面
図をそれぞれ示している。各図において、低温ショーケ
ース1は例えばコンビニエンスストア等において、アイ
スクリーム等を陳列保存するために用いられるものであ
り、上方に開放した横長矩形状の断熱箱体2から構成さ
れている。この断熱箱体2は、金属製の外箱3と、この
外箱3内に間隔を存して組み込まれた金属製の内箱6
と、両箱3、6間に現場発泡方式にて充填された発泡ポ
リウレタン等の発泡断熱材7とから構成されている。
【0014】前記内箱6の前後面内側には間隔を存して
ダクト板8、9が取り付けられており、ダクト板8、9
の下端間には底板11が着脱可能に架設され、これによ
って、内箱6の内側には底面から前後に立ち上がる一連
のダクト12が構成されると共に、これらダクト板8、
9と底板11の内側に貯蔵室22が画成される。一方、
前記断熱箱体2の底壁13は前部に低位部13Aと、後
部に高位部13Bを有した段差形状とされており、前記
底板11は前記高位部13Bより上方に位置する。
ダクト板8、9が取り付けられており、ダクト板8、9
の下端間には底板11が着脱可能に架設され、これによ
って、内箱6の内側には底面から前後に立ち上がる一連
のダクト12が構成されると共に、これらダクト板8、
9と底板11の内側に貯蔵室22が画成される。一方、
前記断熱箱体2の底壁13は前部に低位部13Aと、後
部に高位部13Bを有した段差形状とされており、前記
底板11は前記高位部13Bより上方に位置する。
【0015】そして、前記低位部13Aの上面にはドレ
ンパン14が設けられ、このドレンパン14の最も低い
位置には断熱箱体2外下方に連通した排水孔16が形成
されている。このドレンパン14上には前記ダクト12
内に位置して横長のプレートフィン型冷却器17が配設
され、この冷却器17の前側に設けたファンケース18
内には吸込型のプロペラファンから成る送風機19が取
り付けられている。
ンパン14が設けられ、このドレンパン14の最も低い
位置には断熱箱体2外下方に連通した排水孔16が形成
されている。このドレンパン14上には前記ダクト12
内に位置して横長のプレートフィン型冷却器17が配設
され、この冷却器17の前側に設けたファンケース18
内には吸込型のプロペラファンから成る送風機19が取
り付けられている。
【0016】前記冷却器17の後側となる高位部13B
と低位部13Aの段差部分は上部が冷却器17から離間
するように傾斜面13Cとされている。また、前記ダク
ト板9の上端は吐出口9A、ダクト板8の上端は吸込口
8Aとされると共に、吐出口9Aには内側に湾曲した風
向板21、21が所定間隔で取り付けられている。
と低位部13Aの段差部分は上部が冷却器17から離間
するように傾斜面13Cとされている。また、前記ダク
ト板9の上端は吐出口9A、ダクト板8の上端は吸込口
8Aとされると共に、吐出口9Aには内側に湾曲した風
向板21、21が所定間隔で取り付けられている。
【0017】一方、前記断熱箱体2の開口両側には透明
アクリル樹脂の厚板から成る側板41、41が立設され
ている。この側板41、41は前後辺41A、41Bの
上部が近接するように傾斜した略山型を呈しており、そ
れらの上端部間にはステンレス製の天板42がこれもス
テンレス製の飾り43、43を介して側方からネジ止め
されている。
アクリル樹脂の厚板から成る側板41、41が立設され
ている。この側板41、41は前後辺41A、41Bの
上部が近接するように傾斜した略山型を呈しており、そ
れらの上端部間にはステンレス製の天板42がこれもス
テンレス製の飾り43、43を介して側方からネジ止め
されている。
【0018】この天板42は側板41、41上部の形状
に沿った断面山型形状を呈しており、その下面には前後
のステンレス製上部支持板44、44を介して固定面と
してのこれもステンレス製の反射板46が取り付けられ
ている。この上部支持板44、44は天板42下面と所
定の間隔を存しており、その先端は側板41の前後辺4
1A、41Bの傾斜に略沿ってそれぞれ下方に低く傾斜
している。そして、反射板46の下面には横長の蛍光灯
51、51及びグロースタータ50、50が収納配設さ
れると共に、上面には鉄芯型の安定器52、52が配設
されている。尚、図3で55、55は後述するリード線
93を通すための孔である。
に沿った断面山型形状を呈しており、その下面には前後
のステンレス製上部支持板44、44を介して固定面と
してのこれもステンレス製の反射板46が取り付けられ
ている。この上部支持板44、44は天板42下面と所
定の間隔を存しており、その先端は側板41の前後辺4
1A、41Bの傾斜に略沿ってそれぞれ下方に低く傾斜
している。そして、反射板46の下面には横長の蛍光灯
51、51及びグロースタータ50、50が収納配設さ
れると共に、上面には鉄芯型の安定器52、52が配設
されている。尚、図3で55、55は後述するリード線
93を通すための孔である。
【0019】他方、断熱箱体2の前後開口縁にはレール
63、63が左右に渡って取り付けられており、これら
レール63、63と前記天板42間において低温ショー
ケース1の貯蔵室22は前後方向に開放(開口64、6
4)する。係る構成により低温ショーケース1の貯蔵室
22の前後開口64、64上縁は下縁よりも奥方に位置
して斜め上方に開放しており、前記レール63、63は
これら開口64、64の下縁に位置し、前記上部支持板
44、44及び反射板46の前後側面は開口64、64
の上縁に位置することになる。
63、63が左右に渡って取り付けられており、これら
レール63、63と前記天板42間において低温ショー
ケース1の貯蔵室22は前後方向に開放(開口64、6
4)する。係る構成により低温ショーケース1の貯蔵室
22の前後開口64、64上縁は下縁よりも奥方に位置
して斜め上方に開放しており、前記レール63、63は
これら開口64、64の下縁に位置し、前記上部支持板
44、44及び反射板46の前後側面は開口64、64
の上縁に位置することになる。
【0020】そして、このレール63上には例えば透明
アクリル樹脂板、或いは透明ガラスから成る複数枚の引
き戸式扉73・・が摺動自在に載置支持される。この場
合、実施例では内外に2枚ずつ前後合わせて8枚の扉7
3が支持されると共に、内側に支持された扉73の上部
は前記反射板46の前後側面に支持され、外側に支持さ
れた扉73の上部は前記上部支持板44に支持される。
アクリル樹脂板、或いは透明ガラスから成る複数枚の引
き戸式扉73・・が摺動自在に載置支持される。この場
合、実施例では内外に2枚ずつ前後合わせて8枚の扉7
3が支持されると共に、内側に支持された扉73の上部
は前記反射板46の前後側面に支持され、外側に支持さ
れた扉73の上部は前記上部支持板44に支持される。
【0021】前記断熱箱体2の下端前後には多数の透孔
24・・が穿設されたキックプレート26、26が取り
付けられ、このキックプレート26、26間に位置して
断熱箱体2の下方には機械室27が構成されている。そ
して、前記高位部13B下方に位置する機械室27内に
は、前記冷却器17と共に周知の冷凍サイクルを構成す
る圧縮機(図示せず)、凝縮器29及び凝縮器用送風機
31、電装箱(図示せず)等が配設されると共に、この
機械室27の後面は複数枚のパネル36〜38にて開閉
自在に閉塞され、圧縮機はパネル38に、凝縮器29は
パネル37後側に位置している。また、前記パネル3
7、38にはスリット39・・が複数形成されている。
24・・が穿設されたキックプレート26、26が取り
付けられ、このキックプレート26、26間に位置して
断熱箱体2の下方には機械室27が構成されている。そ
して、前記高位部13B下方に位置する機械室27内に
は、前記冷却器17と共に周知の冷凍サイクルを構成す
る圧縮機(図示せず)、凝縮器29及び凝縮器用送風機
31、電装箱(図示せず)等が配設されると共に、この
機械室27の後面は複数枚のパネル36〜38にて開閉
自在に閉塞され、圧縮機はパネル38に、凝縮器29は
パネル37後側に位置している。また、前記パネル3
7、38にはスリット39・・が複数形成されている。
【0022】前記圧縮機及び送風機19、31が運転さ
れると、冷却器17にて冷却された冷気は傾斜面13C
からダクト12内を後方に吹き上げられ、ダクト板9上
端の吐出口9Aから貯蔵室22の上部に向かって吐出さ
れる。そして、貯蔵室22内を循環した冷気はダクト板
8上端の吸込口8Aからダクト12内に吸い込まれ、送
風機19に帰還する循環(図2中破線矢印で示す)を行
う。これによって、貯蔵室22内は例えば−20℃等の
凍結温度に冷却される。
れると、冷却器17にて冷却された冷気は傾斜面13C
からダクト12内を後方に吹き上げられ、ダクト板9上
端の吐出口9Aから貯蔵室22の上部に向かって吐出さ
れる。そして、貯蔵室22内を循環した冷気はダクト板
8上端の吸込口8Aからダクト12内に吸い込まれ、送
風機19に帰還する循環(図2中破線矢印で示す)を行
う。これによって、貯蔵室22内は例えば−20℃等の
凍結温度に冷却される。
【0023】次に、図4は蛍光灯51、51関係の低温
ショーケース1の電気回路を示している。単相交流10
0V電源ACは端子板91に接続され、端子板91には
カプラ92を介してリード線93により蛍光灯スイッチ
94の2番接点(コモン)が接続されている。この蛍光
灯スイッチ94の3番接点はリード線93により電源周
波数切換用の二ピンカプラ97の雄側97Aに接続さ
れ、この雄側97Aはカプラ97を構成する50HZ用
の雌側97Bか、60HZ用の雌側97Cの何れか一方
に選択的に接続される。ここでは雌側97Bに接続され
ているものとする。
ショーケース1の電気回路を示している。単相交流10
0V電源ACは端子板91に接続され、端子板91には
カプラ92を介してリード線93により蛍光灯スイッチ
94の2番接点(コモン)が接続されている。この蛍光
灯スイッチ94の3番接点はリード線93により電源周
波数切換用の二ピンカプラ97の雄側97Aに接続さ
れ、この雄側97Aはカプラ97を構成する50HZ用
の雌側97Bか、60HZ用の雌側97Cの何れか一方
に選択的に接続される。ここでは雌側97Bに接続され
ているものとする。
【0024】カプラ97の雌側97B、97Cはリード
線93により、四ピンのカプラ98、99を構成する雄
側98A、99Aにいずれも接続されており、カプラ9
8、99の雌側98B、99Bはリード線93により各
安定器52、52にそれぞれ接続されている。
線93により、四ピンのカプラ98、99を構成する雄
側98A、99Aにいずれも接続されており、カプラ9
8、99の雌側98B、99Bはリード線93により各
安定器52、52にそれぞれ接続されている。
【0025】カプラ98、99の雄側98A、99Aは
また、リード線93により二ピンカプラ101、102
の雄側101A、102Aにそれぞれ接続されている。
カプラ101、102の雌側101B、102Bはリー
ド線93により各グロースタータ50、50にそれぞれ
接続され、グロースタータ50、50は各蛍光灯51、
51にそれぞれ接続されている。カプラ101、102
の雄側101A、102Aはまた、リード線93により
カプラ98、99の雄側98A、99A及びカプラ92
に接続される。
また、リード線93により二ピンカプラ101、102
の雄側101A、102Aにそれぞれ接続されている。
カプラ101、102の雌側101B、102Bはリー
ド線93により各グロースタータ50、50にそれぞれ
接続され、グロースタータ50、50は各蛍光灯51、
51にそれぞれ接続されている。カプラ101、102
の雄側101A、102Aはまた、リード線93により
カプラ98、99の雄側98A、99A及びカプラ92
に接続される。
【0026】尚、104、104は蛍光灯51、51が
収納された図示しない蛍光灯カバーを加温するのヒータ
であり、カプラ106、107の雄側106A、107
A及び雌側106B、107Bを介して蛍光灯スイッチ
94の1番接点とカプラ92に接続されている。
収納された図示しない蛍光灯カバーを加温するのヒータ
であり、カプラ106、107の雄側106A、107
A及び雌側106B、107Bを介して蛍光灯スイッチ
94の1番接点とカプラ92に接続されている。
【0027】以上の構成(ここで、電源ACの周波数は
50HZであるものとする)で蛍光灯スイッチ94が3
番接点に閉じられると、各安定器52、52に給電され
(これによって各安定器52、52は発熱を生じる)、
グロースタータ50、50により各蛍光灯51、51が
点灯される。また、電源ACの周波数が60HZの地域
ではカプラ97の雄側97Aを雌側97Bから外して雌
側97Cに接続すれば良い。一方、蛍光灯スイッチ94
が1番接点に閉じられると、各安定器52、52への給
電は断たれ、それによって各蛍光灯51、51は消灯す
る。一方、今度は各ヒータ104、104に通電され、
蛍光灯51、51のカバーを加温して結露を防止すると
共に、蛍光灯51、51周囲の温度を高く維持する。
50HZであるものとする)で蛍光灯スイッチ94が3
番接点に閉じられると、各安定器52、52に給電され
(これによって各安定器52、52は発熱を生じる)、
グロースタータ50、50により各蛍光灯51、51が
点灯される。また、電源ACの周波数が60HZの地域
ではカプラ97の雄側97Aを雌側97Bから外して雌
側97Cに接続すれば良い。一方、蛍光灯スイッチ94
が1番接点に閉じられると、各安定器52、52への給
電は断たれ、それによって各蛍光灯51、51は消灯す
る。一方、今度は各ヒータ104、104に通電され、
蛍光灯51、51のカバーを加温して結露を防止すると
共に、蛍光灯51、51周囲の温度を高く維持する。
【0028】ここで、反射板46の上面には各安定器5
2、52の近傍に位置して取付壁としての取付板11
1、111が図3及び図5の如く取り付けられている。
この取付板111は、図5に示す如く直角に折曲された
ステンレス板から成り、その底壁111Aを反射板46
の上面にスポット溶接して固定されている。取付板11
1の垂直壁111Bには図6に示す如く上端部に幅の狭
い係合部としての係合孔112、113が並設され、そ
の下方に幅の広い係合部としての係合孔114が穿設さ
れている。
2、52の近傍に位置して取付壁としての取付板11
1、111が図3及び図5の如く取り付けられている。
この取付板111は、図5に示す如く直角に折曲された
ステンレス板から成り、その底壁111Aを反射板46
の上面にスポット溶接して固定されている。取付板11
1の垂直壁111Bには図6に示す如く上端部に幅の狭
い係合部としての係合孔112、113が並設され、そ
の下方に幅の広い係合部としての係合孔114が穿設さ
れている。
【0029】各係合孔112〜114は何れも矩形状を
呈しており、その左右の中央部は外側に拡開されてい
る。そして、これら何れの係合孔112〜114も底壁
111Aから上方に離間している。
呈しており、その左右の中央部は外側に拡開されてい
る。そして、これら何れの係合孔112〜114も底壁
111Aから上方に離間している。
【0030】また、一方の安定器52に並んだ位置の反
射板46には矩形状の透孔116が穿設され、この透孔
116の一側方にはネジ孔117が形成され、ネジ孔1
17には化粧ビス118が下方(貯蔵室22側)から螺
合されている。また、図7〜図10において、121は
矩形状のステンレス板から成る閉塞板であり、前記透孔
116に略一致し、且つ、透孔116内に挿入可能な縦
幅と、透孔116よりも大きい横幅を有している。この
閉塞板121の一側中央には切込121Aが形成されて
おり、他側は階段状に上方に折曲されて段差部121B
が形成されている。
射板46には矩形状の透孔116が穿設され、この透孔
116の一側方にはネジ孔117が形成され、ネジ孔1
17には化粧ビス118が下方(貯蔵室22側)から螺
合されている。また、図7〜図10において、121は
矩形状のステンレス板から成る閉塞板であり、前記透孔
116に略一致し、且つ、透孔116内に挿入可能な縦
幅と、透孔116よりも大きい横幅を有している。この
閉塞板121の一側中央には切込121Aが形成されて
おり、他側は階段状に上方に折曲されて段差部121B
が形成されている。
【0031】そして、この閉塞板121上面にも前記取
付板111が図7〜図10の如く取り付けられている。
ここで取付板111は、透孔116よりも狭い縦幅を有
しており、この場合その底壁111Aを閉塞板121の
上面にスポット溶接して固定されている。
付板111が図7〜図10の如く取り付けられている。
ここで取付板111は、透孔116よりも狭い縦幅を有
しており、この場合その底壁111Aを閉塞板121の
上面にスポット溶接して固定されている。
【0032】係る閉塞板121は他側の段差部121B
及び取付板111を透孔116内に挿入し、段差部12
1Bを反射板46の上面に当接させた状態で、切込部1
21A内に化粧ビス118を通し、この化粧ビス118
を締め付けることによって図7の如く反射板46に着脱
自在に取り付けられる。この状態で、閉塞板121は透
孔116を下方から閉塞しており、取付板111は反射
板46より上方に起立する。
及び取付板111を透孔116内に挿入し、段差部12
1Bを反射板46の上面に当接させた状態で、切込部1
21A内に化粧ビス118を通し、この化粧ビス118
を締め付けることによって図7の如く反射板46に着脱
自在に取り付けられる。この状態で、閉塞板121は透
孔116を下方から閉塞しており、取付板111は反射
板46より上方に起立する。
【0033】そして、前記安定器52、52の近傍に設
けた各取付板111、111の一方には、その各係合孔
112〜114にカプラ101、106及び98の各雌
側101B、106B及び98B(他方の取付板111
にはカプラ102、107及び99の各雌側102B、
107B及び99B)がそれぞれ取り付けられる。ま
た、閉塞板121上面の取付板111には各係合孔11
2、113にカプラ97の各雌側97B、97Cがそれ
ぞれ取り付けられる。
けた各取付板111、111の一方には、その各係合孔
112〜114にカプラ101、106及び98の各雌
側101B、106B及び98B(他方の取付板111
にはカプラ102、107及び99の各雌側102B、
107B及び99B)がそれぞれ取り付けられる。ま
た、閉塞板121上面の取付板111には各係合孔11
2、113にカプラ97の各雌側97B、97Cがそれ
ぞれ取り付けられる。
【0034】このとき、各雌側101B、106B、9
8B、97B及び97C(雌側102B、107B及び
99Bも同様)の両側面には、係合腕としてのパネルロ
ック(弾性爪)131、131が形成されており、各雌
側101B、106B、98B、97B及び97Cを各
係合孔112〜114、112、113に図5及び図7
中左側から挿入し、前記パネルロック131、131を
各係合孔112〜114、112、113の両側に係合
することによって、簡単に各雌側101B、106B、
98B、97B及び97C(102B、107B、99
Bも同様)を取付板111、111に取り付けることが
できる。
8B、97B及び97C(雌側102B、107B及び
99Bも同様)の両側面には、係合腕としてのパネルロ
ック(弾性爪)131、131が形成されており、各雌
側101B、106B、98B、97B及び97Cを各
係合孔112〜114、112、113に図5及び図7
中左側から挿入し、前記パネルロック131、131を
各係合孔112〜114、112、113の両側に係合
することによって、簡単に各雌側101B、106B、
98B、97B及び97C(102B、107B、99
Bも同様)を取付板111、111に取り付けることが
できる。
【0035】そして、各雄側101A、106A、98
A(雄側102A、107A、99Aも同様)はこのよ
うに固定された各雌側に接続される。尚、カプラ97の
雄側97Aは前述の如く雌側97B或いは97Cに択一
的に接続する。この状態で各カプラ101、106、9
8及び97(102、107及び99も同様)は、何れ
も反射板46から上方に離間しており、各リード線93
はそれらから下方に垂れ下がることになる。
A(雄側102A、107A、99Aも同様)はこのよ
うに固定された各雌側に接続される。尚、カプラ97の
雄側97Aは前述の如く雌側97B或いは97Cに択一
的に接続する。この状態で各カプラ101、106、9
8及び97(102、107及び99も同様)は、何れ
も反射板46から上方に離間しており、各リード線93
はそれらから下方に垂れ下がることになる。
【0036】従って、各カプラ101、106、98、
97、102、107及び99は反射板46上方に浮く
かたちとなり、それら自体の表面に結露し難くなると共
に、リード線93表面や反射板46上面に付着した結露
水がリード線93を伝ってカプラ101、106、9
8、97、102、107及び99内に流入したり、カ
プラ101、106、98、97、102、107及び
99が反射板46上の結露水に没することが無くなり、
従来の如くビニール袋にてカプラを包むこと無く、短絡
や漏電故障の発生を未然に回避することができるように
なる。
97、102、107及び99は反射板46上方に浮く
かたちとなり、それら自体の表面に結露し難くなると共
に、リード線93表面や反射板46上面に付着した結露
水がリード線93を伝ってカプラ101、106、9
8、97、102、107及び99内に流入したり、カ
プラ101、106、98、97、102、107及び
99が反射板46上の結露水に没することが無くなり、
従来の如くビニール袋にてカプラを包むこと無く、短絡
や漏電故障の発生を未然に回避することができるように
なる。
【0037】特に、安定器52、52からの発熱によっ
て各カプラ101、106、98、97、102、10
7、99、及び取付板111は加温されるので、それら
への結露の発生は一層良好に防止若しくは抑制される。
また、各カプラ101、106、98、97、102、
107及び99の接続を蛍光灯51や安定器52の近傍
の反射板46上にて一括して行うことができるので配線
作業性が一層向上する。
て各カプラ101、106、98、97、102、10
7、99、及び取付板111は加温されるので、それら
への結露の発生は一層良好に防止若しくは抑制される。
また、各カプラ101、106、98、97、102、
107及び99の接続を蛍光灯51や安定器52の近傍
の反射板46上にて一括して行うことができるので配線
作業性が一層向上する。
【0038】また、安定器52の電源周波数を切り換え
る場合には、化粧ビス118を緩めて閉塞板121を反
射板46から下方に取り外し、取付板111を反射板4
6下方に引き出した状態で、貯蔵室22側にてカプラ9
7の接続を切り換えることができる。従って、従来に比
して切換作業性を著しく改善することができるようにな
る。
る場合には、化粧ビス118を緩めて閉塞板121を反
射板46から下方に取り外し、取付板111を反射板4
6下方に引き出した状態で、貯蔵室22側にてカプラ9
7の接続を切り換えることができる。従って、従来に比
して切換作業性を著しく改善することができるようにな
る。
【0039】尚、実施例では低温ショーケースの蛍光灯
用の電気回路に本発明を適用したが、それに限らず、冷
蔵庫その他の各種低温庫の各種電装部品の電気回路に対
して本発明は有効である。
用の電気回路に本発明を適用したが、それに限らず、冷
蔵庫その他の各種低温庫の各種電装部品の電気回路に対
して本発明は有効である。
【0040】
【発明の効果】以上詳述した如く本発明によれば、カプ
ラの一方は反射板の上方に離間した位置にて取付板に取
り付けられ、蛍光灯と安定器の電気回路のリード線はカ
プラから下方に垂れ下がることになる。従って、カプラ
自体に結露し難くなると共に、リード線表面や反射板上
面に付着した結露水がリード線を伝ってカプラ内に流入
したり、カプラが反射板上の結露水に没することが無く
なり、従来の如くビニール袋にてカプラを包むこと無
く、短絡や漏電故障の発生を未然に回避することができ
るようになる。
ラの一方は反射板の上方に離間した位置にて取付板に取
り付けられ、蛍光灯と安定器の電気回路のリード線はカ
プラから下方に垂れ下がることになる。従って、カプラ
自体に結露し難くなると共に、リード線表面や反射板上
面に付着した結露水がリード線を伝ってカプラ内に流入
したり、カプラが反射板上の結露水に没することが無く
なり、従来の如くビニール袋にてカプラを包むこと無
く、短絡や漏電故障の発生を未然に回避することができ
るようになる。
【0041】特に、カプラの一方には係合腕が設けら
れ、この係合腕を取付板の係合孔に係合させてカプラの
一方を取り付けるようにしたので、カプラの取付作業が
向上し、総じて低温庫の配線作業性を著しく向上させる
ことができる。
れ、この係合腕を取付板の係合孔に係合させてカプラの
一方を取り付けるようにしたので、カプラの取付作業が
向上し、総じて低温庫の配線作業性を著しく向上させる
ことができる。
【0042】また、反射板の上面に取付板を設けている
ので、蛍光灯や安定器の近傍にてカプラの接続作業を行
うことができるようになり、配線作業性が一層向上する
と共に、安定器からの発熱によって各カプラ及び取付板
は加温されることになるので、それらへの結露の発生は
一層良好に防止若しくは抑制されるようになる。
ので、蛍光灯や安定器の近傍にてカプラの接続作業を行
うことができるようになり、配線作業性が一層向上する
と共に、安定器からの発熱によって各カプラ及び取付板
は加温されることになるので、それらへの結露の発生は
一層良好に防止若しくは抑制されるようになる。
【0043】更に、請求項2の発明によればこれらに加
えて、閉塞板を反射板から取り外し、取付壁を反射板下
方に引き出した状態で、カプラの接続を切り換えること
により、安定器の電源周波数切換を行うことができるの
で、従来に比して切換作業性を著しく改善することがで
きるようになるものである。
えて、閉塞板を反射板から取り外し、取付壁を反射板下
方に引き出した状態で、カプラの接続を切り換えること
により、安定器の電源周波数切換を行うことができるの
で、従来に比して切換作業性を著しく改善することがで
きるようになるものである。
【図1】本発明を適用した低温ショーケースの斜視図で
ある。
ある。
【図2】本発明を適用した低温ショーケースの縦断側面
図である。
図である。
【図3】本発明を適用した低温ショーケースの反射板部
分の平面図である。
分の平面図である。
【図4】本発明を適用した低温ショーケースの蛍光灯関
係の電気回路図である。
係の電気回路図である。
【図5】取付板部分の反射板の縦断正面図である。
【図6】取付板の正面図である。
【図7】透孔部分の反射板の縦断正面図である。
【図8】透孔部分の反射板の平面図である。
【図9】閉塞板とこの閉塞板に取り付けた取付板の正面
図である。
図である。
【図10】閉塞板の平面図である。
1 低温ショーケース 2 断熱箱体 17 冷却器 46 反射板 51 蛍光灯 52 安定器 93 リード線 97〜99 カプラ 101、102 カプラ 106、107 カプラ 111 取付板 112〜114 係合孔 116 透孔 118 化粧ビス 121 閉塞板 131 パネルロック(係合腕)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 実開 平3−575(JP,U) 実開 平4−110380(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) F25D 23/00 305 F25D 27/00 - 29/00 A47F 3/04 A47F 11/06 - 11/10
Claims (2)
- 【請求項1】 貯蔵室内を照明するために反射板の下面
に取り付けられた蛍光灯と、前記反射板の上面に取り付
けられた安定器と、前記蛍光灯及び安定器にて構成され
る電気回路の途中に設けられたカプラと、前記反射板の
上面に起立して設けられた取付板と、前記反射板の上方
に離間した位置の前記取付板に形成された係合孔とを備
え、前記カプラの一方に係合腕を形成し、この係合腕を
前記係合孔に係合させて前記カプラの一方を前記取付板
に取り付けたことを特徴とする低温庫の配線取付装置。 - 【請求項2】 貯蔵室内を照明するために反射板の下面
に取り付けられた蛍光灯と、前記反射板の上面に取り付
けられた鉄芯型の安定器と、この安定器への給電回路の
途中に設けられた電源周波数切換用のカプラと、前記反
射板に穿設された透孔と、この透孔を下方から閉塞する
よう前記反射板に着脱自在に取り付けられた閉塞板と、
この閉塞板上面より起立して前記透孔から前記反射板上
方に延在する取付壁と、前記閉塞板が前記反射板に取り
付けられた状態で、反射板の上方に離間する位置の前記
取付壁に形成された係合部とを備え、前記カプラの一方
に係合腕を形成し、この係合腕を前記係合部に係合させ
て前記カプラの一方を前記取付壁に取り付けたことを特
徴とする低温庫の配線取付装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6099373A JP3022158B2 (ja) | 1994-04-12 | 1994-04-12 | 低温庫の配線取付装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6099373A JP3022158B2 (ja) | 1994-04-12 | 1994-04-12 | 低温庫の配線取付装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07280425A JPH07280425A (ja) | 1995-10-27 |
JP3022158B2 true JP3022158B2 (ja) | 2000-03-15 |
Family
ID=14245740
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6099373A Expired - Fee Related JP3022158B2 (ja) | 1994-04-12 | 1994-04-12 | 低温庫の配線取付装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3022158B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP5050083B2 (ja) | 2010-08-09 | 2012-10-17 | シャープ株式会社 | 部品の取付部構造及び機能ユニット |
JP5230718B2 (ja) | 2010-12-24 | 2013-07-10 | シャープ株式会社 | 取付機構および機能ユニット |
-
1994
- 1994-04-12 JP JP6099373A patent/JP3022158B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH07280425A (ja) | 1995-10-27 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
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