JP3021487B2 - コンパクトなズームレンズ - Google Patents
コンパクトなズームレンズInfo
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- JP3021487B2 JP3021487B2 JP1266604A JP26660489A JP3021487B2 JP 3021487 B2 JP3021487 B2 JP 3021487B2 JP 1266604 A JP1266604 A JP 1266604A JP 26660489 A JP26660489 A JP 26660489A JP 3021487 B2 JP3021487 B2 JP 3021487B2
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Description
【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明はズームレンズに関するものであり、更に詳し
くはズームレンズ内蔵型レンズシャッターカメラ用のズ
ームレンズに関するものである。
くはズームレンズ内蔵型レンズシャッターカメラ用のズ
ームレンズに関するものである。
従来の技術 ズームレンズ内蔵型レンズシャッターカメラのコンパ
クト化,低コスト化を達成するために、撮影レンズのコ
ンパクト化,低コスト化が要望されている。ズーミング
のための移動量も含め、レンズ系をコンパクト化するた
めには、各群の屈折力を強くする必要があるが、性能を
維持しつつ屈折力を強くするというのは、レンズ枚数を
増加させる方向であると言える。一方、低コスト化のた
めには、レンズ枚数を削減するのが効果的である。この
ように、レンズ系のコンパクト化と低コスト化には、相
反する要素が多分に含まれている。
クト化,低コスト化を達成するために、撮影レンズのコ
ンパクト化,低コスト化が要望されている。ズーミング
のための移動量も含め、レンズ系をコンパクト化するた
めには、各群の屈折力を強くする必要があるが、性能を
維持しつつ屈折力を強くするというのは、レンズ枚数を
増加させる方向であると言える。一方、低コスト化のた
めには、レンズ枚数を削減するのが効果的である。この
ように、レンズ系のコンパクト化と低コスト化には、相
反する要素が多分に含まれている。
例えば、特開昭56−128911号公報,同60−191216号公
報、同61−87119号公報,同61−87120号公報,同62−25
1710号公報等において提案されているような前群3枚後
群2枚の2成分ズームレンズは、コンパクト化が達成さ
れていない。また、従来の38〜90mm仕様のズームレンズ
は、7〜8枚のレンズで構成されているため、低コスト
化が達成されていない。
報、同61−87119号公報,同61−87120号公報,同62−25
1710号公報等において提案されているような前群3枚後
群2枚の2成分ズームレンズは、コンパクト化が達成さ
れていない。また、従来の38〜90mm仕様のズームレンズ
は、7〜8枚のレンズで構成されているため、低コスト
化が達成されていない。
発明が解決しようとする課題 斯る状況に鑑み、本発明の目的はコンパクトなレンズ
シャッターカメラ用ズームレンズを、少ない枚数で構成
することにある。例えば、ズーム比が2を越えるズーム
レンズを前群3枚後群2枚の計5枚で達成することにあ
る。
シャッターカメラ用ズームレンズを、少ない枚数で構成
することにある。例えば、ズーム比が2を越えるズーム
レンズを前群3枚後群2枚の計5枚で達成することにあ
る。
課題を解決するための手段 上記目的を達成するため本発明では、物体側より順
に、正の屈折力を有する前群と、負の屈折力を有する後
群と、から成り、前群と後群との間隔を変化させること
によって全系の焦点距離を変化させるズームレンズにお
いて、前記前群は物体側より順に互いに独立した正レン
ズ,負レンズ及び正レンズの3枚のレンズから成り、前
記後群は互いに独立した2枚のレンズから成ると共に、
以下の条件式及び,条件式′及び,又は条件式
及び′を満足する構成としている。
に、正の屈折力を有する前群と、負の屈折力を有する後
群と、から成り、前群と後群との間隔を変化させること
によって全系の焦点距離を変化させるズームレンズにお
いて、前記前群は物体側より順に互いに独立した正レン
ズ,負レンズ及び正レンズの3枚のレンズから成り、前
記後群は互いに独立した2枚のレンズから成ると共に、
以下の条件式及び,条件式′及び,又は条件式
及び′を満足する構成としている。
ここで、φW:広角端における全系の屈折力、 φT:望遠端における全系の屈折力、 φ1:前群の屈折力、 φ2:後群の屈折力、 β:ズーム比、 但し、β=φW/φT φ2<0 である。
これらは、レンズ全長(広角端でのレンズ前頂点から
フィルム面までの距離),ズーミングのための移動量,
バックフォーカス及び諸収差の補正状態を良好なバラン
スに保つための条件である。そして、条件式′は条件
式の条件範囲のなかでも更に望ましい条件範囲を示し
ており、条件式′は条件の条件範囲のなかでも更に
望ましい条件範囲を示している。
フィルム面までの距離),ズーミングのための移動量,
バックフォーカス及び諸収差の補正状態を良好なバラン
スに保つための条件である。そして、条件式′は条件
式の条件範囲のなかでも更に望ましい条件範囲を示し
ており、条件式′は条件の条件範囲のなかでも更に
望ましい条件範囲を示している。
条件式,′の下限を越えると、広角端でバックフ
ォーカスを適切な値(広角端における焦点距離の15%以
上)に保つことが困難となって、後端レンズ径の増大を
招く。また、条件式′の上限を越えると、前群及び後
群のズーミングによる移動量が過大となり、鏡胴構成上
不利となる。さらに条件式の上限を越えると、その傾
向が更に増大する。
ォーカスを適切な値(広角端における焦点距離の15%以
上)に保つことが困難となって、後端レンズ径の増大を
招く。また、条件式′の上限を越えると、前群及び後
群のズーミングによる移動量が過大となり、鏡胴構成上
不利となる。さらに条件式の上限を越えると、その傾
向が更に増大する。
条件式,′の下限を越えると、ペッツバール和が
負の大きな値をとるようになり、像面が正方向に倒れる
傾向が著しくなり、加えて広角端での歪曲収差が正の大
きな値をとるようになる。また、条件式′の上限を越
えると、ズーミングに伴う前・後群間の間隔変化を大き
くとることが必要となり、広角端において前・後群間が
大きく離れるために、レンズ全長の増大を招く。さらに
条件式の上限を越えると、その傾向が更に増大する。
負の大きな値をとるようになり、像面が正方向に倒れる
傾向が著しくなり、加えて広角端での歪曲収差が正の大
きな値をとるようになる。また、条件式′の上限を越
えると、ズーミングに伴う前・後群間の間隔変化を大き
くとることが必要となり、広角端において前・後群間が
大きく離れるために、レンズ全長の増大を招く。さらに
条件式の上限を越えると、その傾向が更に増大する。
また、本発明では、前記後群が物体側より順に、正レ
ンズ及び負レンズから成るものであってもよい。
ンズ及び負レンズから成るものであってもよい。
前記前群及び後群のそれぞれに1面以上の非球面を有
し、前記前群中の非球面のうち少なくとも1面は以下の
条件式を満足することが望ましい。条件式は、非球
面の最大有効径をymaxとするとき、0.7ymax<y<1.0y
maxなる任意の光軸垂直方向高さyに対して、 ここで、 1:前群の屈折力 N :非球面の物体側媒質の屈折率 N′:非球面の像側媒質の屈折率 x(y):非球面の面形状 x0(y):非球面の参照球面形状 但し、 r :非球面の基準曲率半径 ε:2次曲面パラメータ Ai :非球面係数 :非球面の近軸曲率半径 である。
し、前記前群中の非球面のうち少なくとも1面は以下の
条件式を満足することが望ましい。条件式は、非球
面の最大有効径をymaxとするとき、0.7ymax<y<1.0y
maxなる任意の光軸垂直方向高さyに対して、 ここで、 1:前群の屈折力 N :非球面の物体側媒質の屈折率 N′:非球面の像側媒質の屈折率 x(y):非球面の面形状 x0(y):非球面の参照球面形状 但し、 r :非球面の基準曲率半径 ε:2次曲面パラメータ Ai :非球面係数 :非球面の近軸曲率半径 である。
前記条件式は、前群中の非球面が周辺ほど正の屈折
力が弱く(負の屈折力が強く)なるということを意味
し、球面収差を補正するための条件である。上限を越え
ると、球面収差がズーム全域で補正不足の傾向が著しく
なり、下限を越えると、球面収差がズーム全域で補正過
剰の傾向が著しくなる。
力が弱く(負の屈折力が強く)なるということを意味
し、球面収差を補正するための条件である。上限を越え
ると、球面収差がズーム全域で補正不足の傾向が著しく
なり、下限を越えると、球面収差がズーム全域で補正過
剰の傾向が著しくなる。
また、前記前群及び後群のそれぞれに1面以上の非球
面を有し、前記後群中の非球面のうち少なくとも1面は
以下の条件式を満足することが望ましい。条件式
は、非球面の最大有効径をymaxとするとき、0.8ymax<
y<1.0ymaxなる任意の光軸垂直方向高さyに対して、 ここで、2:後群の屈折力 である。
面を有し、前記後群中の非球面のうち少なくとも1面は
以下の条件式を満足することが望ましい。条件式
は、非球面の最大有効径をymaxとするとき、0.8ymax<
y<1.0ymaxなる任意の光軸垂直方向高さyに対して、 ここで、2:後群の屈折力 である。
前記条件式は、後群中の非球面が周辺ほど負の屈折
力が弱く(正の屈折力が強く)なるということを意味
し、歪曲収差と像面湾曲とをバランスよく補正するため
の条件である。上限を越えると、広角端における歪曲収
差が正の大きな値をとるようになり、下限を越えると、
ズーム全域で像面が負の方向に湾曲する傾向が著しくな
る。
力が弱く(正の屈折力が強く)なるということを意味
し、歪曲収差と像面湾曲とをバランスよく補正するため
の条件である。上限を越えると、広角端における歪曲収
差が正の大きな値をとるようになり、下限を越えると、
ズーム全域で像面が負の方向に湾曲する傾向が著しくな
る。
前群中のすべての非球面は、次の条件式を満足する
ことが望ましい。
ことが望ましい。
条件式は、非球面の最大有効径をymaxとするとき、
y<0.7ymaxなる任意の光軸垂直方向高さyに対して、 である。
y<0.7ymaxなる任意の光軸垂直方向高さyに対して、 である。
条件式の上限を越えると、輪帯球面収差が負の大き
な値を持つようになり、絞り込みによるピント位置のず
れが問題となる。また、下限を越えると、輪帯光束に対
する球面収差補正効果が過剰となり、諸収差と球面収差
をバランスよく補正するのが困難となり、球面収差が波
うったような形になりやすくなる。
な値を持つようになり、絞り込みによるピント位置のず
れが問題となる。また、下限を越えると、輪帯光束に対
する球面収差補正効果が過剰となり、諸収差と球面収差
をバランスよく補正するのが困難となり、球面収差が波
うったような形になりやすくなる。
後群中のすべての非球面は、次の条件式を満足する
ことが望ましい。
ことが望ましい。
条件式は、非球面の最大有効径をymaxとするとき、
y<0.8ymaxなる任意の光軸垂直方向高さyに対して、 である。
y<0.8ymaxなる任意の光軸垂直方向高さyに対して、 である。
条件式の上限を越えると、広角端〜中間焦点距離領
域の中間画角帯において、正の歪曲収差及び像面湾曲の
正偏移傾向が大きくなる。また、下限を越えると、中間
焦点距離域〜望遠端で、負の歪曲収差が大きくなり、加
えて全ズーム域で像面湾曲の負偏移傾向が著しくなる。
域の中間画角帯において、正の歪曲収差及び像面湾曲の
正偏移傾向が大きくなる。また、下限を越えると、中間
焦点距離域〜望遠端で、負の歪曲収差が大きくなり、加
えて全ズーム域で像面湾曲の負偏移傾向が著しくなる。
以下の条件式及び,条件式′及び,又は条件
式及び′を満足することも、レンズ全長,ズーミン
グのための移動量,バックフォーカス及び諸収差の補正
状態を良好なバランスに保つために有効である。
式及び′を満足することも、レンズ全長,ズーミン
グのための移動量,バックフォーカス及び諸収差の補正
状態を良好なバランスに保つために有効である。
1.2<φ1/φW<2.4 … 1.4<φ1/φW<2.4 …′ 1.2<|φ2/φW|<2.4 … 1.4<|φ2/φW|<2.4 …′ 但し、φ2<0 である。
条件式,′は、広角端における全系の屈折力と前
群の屈折力との比を規定するものであり、条件式の条
件範囲のなかでも更に望ましい条件範囲を条件式′が
示している。条件式,′の上限を越えると、前群屈
折力が過大となり、前群中の比球面をもってしても前群
で発生する諸収差、特に球面収差の補正が困難となる。
また、条件式′の下限を越えると、画面周辺で下方性
のコマ収差が発生する傾向が著しくなる。さらに条件式
の下限を越えると、その傾向は更に増大する。
群の屈折力との比を規定するものであり、条件式の条
件範囲のなかでも更に望ましい条件範囲を条件式′が
示している。条件式,′の上限を越えると、前群屈
折力が過大となり、前群中の比球面をもってしても前群
で発生する諸収差、特に球面収差の補正が困難となる。
また、条件式′の下限を越えると、画面周辺で下方性
のコマ収差が発生する傾向が著しくなる。さらに条件式
の下限を越えると、その傾向は更に増大する。
条件式,′は、広角端における全系の屈折力と後
群の屈折力との比を規定するものであり、条件式の条
件範囲のなかでも更に望ましい条件範囲を条件式′が
示している。条件式,′の上限を越えると、後群屈
折力が過大となり、後群中の比球面をもってしても後群
で発生する諸収差、特に像面湾曲と歪曲収差の補正が困
難となる。また、条件式′の下限を越えると、下方性
のコマ収差の発生が著しくなると共に、充分なバックフ
ォーカスの確保が困難となる。さらに条件式の下限を
越えると、その傾向は更に増大する。
群の屈折力との比を規定するものであり、条件式の条
件範囲のなかでも更に望ましい条件範囲を条件式′が
示している。条件式,′の上限を越えると、後群屈
折力が過大となり、後群中の比球面をもってしても後群
で発生する諸収差、特に像面湾曲と歪曲収差の補正が困
難となる。また、条件式′の下限を越えると、下方性
のコマ収差の発生が著しくなると共に、充分なバックフ
ォーカスの確保が困難となる。さらに条件式の下限を
越えると、その傾向は更に増大する。
実 施 例 以下、本発明に係るコンパクトなズームレンズの実施
例を示す。
例を示す。
但し、各実施例において、r1〜r11は物体側から数え
た面の曲率半径、d1〜d10は物体側から数えた軸上面間
隔を示し、N1〜N5,ν1〜ν5は物体側から数えた各レ
ンズのd線に対する屈折率,アッベ数を示す。また、f
は全系の焦点距離、FNOは開放Fナンバーを示す。
た面の曲率半径、d1〜d10は物体側から数えた軸上面間
隔を示し、N1〜N5,ν1〜ν5は物体側から数えた各レ
ンズのd線に対する屈折率,アッベ数を示す。また、f
は全系の焦点距離、FNOは開放Fナンバーを示す。
なお、実施例中、曲率半径に*印を付した面は非球面
で構成された面であることを示し、前記非球面の面形状
(x(y))を表わす式で定義するものとする。
で構成された面であることを示し、前記非球面の面形状
(x(y))を表わす式で定義するものとする。
<実施例1> 非球面係数 r6 :ε=0 A4=0.28799×10-4 A6=0.10540×10-6 A8=−0.74715×10-9 A10=−0.12474×10-10 A12=0.22951×10-12 r8 :ε=0.10000×10 A4=0.43638×10-4 A6=0.13233×10-6 A8=−0.17788×10-9 A10=−0.39761×10-10 A12=0.38362×10-12 r10:ε=0.10000×10 A4=0.29123×10-5 A6=0.98436×10-7 A8=−0.45252×10-8 A10=0.78497×10-10 A12=0.12647×10-12 <実施例2> 非球面係数 r1 :ε=0.25000×10 r6 :ε=0 A4=0.37578×10-4 A6=0.72107×10-7 A8=−0.64255×10-9 A10=−0.12552×10-10 A12=0.22453×10-12 r8 :ε=0.10000×10 A4=0.43632×10-4 A6=0.24093×10-6 A8=−0.41143×10-9 A10=−0.40459×10-10 A12=0.43122×10-12 r10:ε=0.10000×10 A4=0.53459×10-5 A6=0.10294×10-6 A8=−0.46518×10-8 A10=0.77993×10-10 A12=0.13476×10-12 <実施例3> 非球面係数 r1 :ε=0.25000×10 A4=−0.12226×10-4 A6=−0.10475×10-7 A8=0.49965×10-10 r4 :ε=0.10000×10 A4=0.21838×10-6 A6=0.20884×10-7 A8=0.57958×10-10 r6 :ε=0 A4=0.36500×10-4 A6=0.58936×10-7 A8=−0.48977×10-9 A10=−0.14097×10-10 A12=0.20479×10-12 r8 :ε=0.10000×10 A4=0.50828×10-4 A6=0.30784×10-6 A8=−0.13168×10-8 A10=−0.40828×10-10 A12=0.46214×10-12 r10:ε=0.10000×10 A4=0.10283×10-4 A6=0.12446×10-6 A8=−0.48134×10-8 A10=0.78053×10-10 A12=0.16921×10-12 <実施例4> 非球面係数 r1 :ε=0.25000×10 r6 :ε=0 A4=0.43878×10-4 A6=0.63853×10-7 A8=−0.91277×10-9 A10=−0.12947×10-10 A12=0.22813×10-12 r8 :ε=0.10000×10 A4=0.43511×10-4 A6=0.92644×10-7 A8=−0.16787×10-9 A10=−0.38739×10-10 A12=0.41589×10-12 r10:ε=0.10000×10 A4=0.58142×10-5 A6=0.93781×10-7 A8=−0.46268×10-8 A10=0.78204×10-10 A12=0.13156×10-12 第1図〜第4図は、前記実施例1〜4に対応するレン
ズ構成図であり、図中、(A)は絞りを示す。
ズ構成図であり、図中、(A)は絞りを示す。
尚、第1図〜第4図中、矢印は前記前群及び後群の最
広角端(S)から最望遠端(L)にかけての移動を模式
的に示している。更に、第4図についてはフローティン
グに係る前群の移動をも併せて示す。
広角端(S)から最望遠端(L)にかけての移動を模式
的に示している。更に、第4図についてはフローティン
グに係る前群の移動をも併せて示す。
実施例1は物体側より順に、物体側に凸の正メニスカ
スレンズより成る第1レンズ,物体側に凹の負メニスカ
スレンズより成る第2レンズ,両凸の正の第3レンズ及
び絞り(A)から成る前群と、第4レンズ及び第5レン
ズから成る後群とから構成されている。前記第4レンズ
は、ノンパワーに近い正のレンズで構成され、また第5
レンズは、物体側に凹の負メニスカスレンズで構成され
ている。尚、正の第3レンズの像側の面,正の第4レン
ズの物体側の面及び負の第5レンズの物体側の面は非球
面である。
スレンズより成る第1レンズ,物体側に凹の負メニスカ
スレンズより成る第2レンズ,両凸の正の第3レンズ及
び絞り(A)から成る前群と、第4レンズ及び第5レン
ズから成る後群とから構成されている。前記第4レンズ
は、ノンパワーに近い正のレンズで構成され、また第5
レンズは、物体側に凹の負メニスカスレンズで構成され
ている。尚、正の第3レンズの像側の面,正の第4レン
ズの物体側の面及び負の第5レンズの物体側の面は非球
面である。
実施例2は物体側より順に、物体側に凸の正メニスカ
スレンズより成る第1レンズ,物体側に凹の負メニスカ
スレンズより成る第2レンズ,両凸の正の第3レンズ及
び絞り(A)から成る前群と、第4レンズ及び第5レン
ズから成る後群とから構成されている。前記第4レンズ
は、ノンパワーに近い正のレンズで構成され、また第5
レンズは、物体側に凹の負メニスカスレンズで構成され
ている。尚、正の第1レンズの物体側の面,正の第3レ
ンズの像側の面,正の第4レンズの物体側の面及び負の
第5レンズの物体側の面は非球面である。
スレンズより成る第1レンズ,物体側に凹の負メニスカ
スレンズより成る第2レンズ,両凸の正の第3レンズ及
び絞り(A)から成る前群と、第4レンズ及び第5レン
ズから成る後群とから構成されている。前記第4レンズ
は、ノンパワーに近い正のレンズで構成され、また第5
レンズは、物体側に凹の負メニスカスレンズで構成され
ている。尚、正の第1レンズの物体側の面,正の第3レ
ンズの像側の面,正の第4レンズの物体側の面及び負の
第5レンズの物体側の面は非球面である。
実施例3は物体側より順に、物体側に強パワーの正の
第1レンズ,物体側に凹の負メニスカスレンズより成る
第2レンズ、像側に強パワーの正の第3レンズ及び絞り
(A)から成る前群と、第4レンズ及び第5レンズから
成る後群とから構成されている。前記第4レンズは、ノ
ンパワーに近い正のレンズで構成され、また第5レンズ
は、物体側に凹の負メニスカスレンズで構成されてい
る。尚、正の第1レンズの物体側の面,負の第2レンズ
の像側の面,正の第3レンズの像側の面,正の第4レン
ズの物体側の面及び負の第5レンズの物体側の面は非球
面である。
第1レンズ,物体側に凹の負メニスカスレンズより成る
第2レンズ、像側に強パワーの正の第3レンズ及び絞り
(A)から成る前群と、第4レンズ及び第5レンズから
成る後群とから構成されている。前記第4レンズは、ノ
ンパワーに近い正のレンズで構成され、また第5レンズ
は、物体側に凹の負メニスカスレンズで構成されてい
る。尚、正の第1レンズの物体側の面,負の第2レンズ
の像側の面,正の第3レンズの像側の面,正の第4レン
ズの物体側の面及び負の第5レンズの物体側の面は非球
面である。
実施例4は物体側より順に、物体側に凸の正メニスカ
スレンズより成る第1レンズ,物体側に凹の負メニスカ
スレンズより成る第2レンズ,両凸の正の第3レンズ及
び絞り(A)から成る前群と、第4レンズ及び第5レン
ズから成る後群とから構成されている。前記第4レンズ
は、ノンパワーに近い正のレンズで構成され、また第5
レンズは、物体側に凹の負メニスカスレンズで構成され
ている。尚、正の第1レンズの物体側の面,正の第3レ
ンズの像側の面,正の第4レンズの物体側の面及び負の
第5レンズの物体側の面は非球面である。また、前群の
空気間隔(d4)が微小量変化しているのは、フローティ
ングによるものである。
スレンズより成る第1レンズ,物体側に凹の負メニスカ
スレンズより成る第2レンズ,両凸の正の第3レンズ及
び絞り(A)から成る前群と、第4レンズ及び第5レン
ズから成る後群とから構成されている。前記第4レンズ
は、ノンパワーに近い正のレンズで構成され、また第5
レンズは、物体側に凹の負メニスカスレンズで構成され
ている。尚、正の第1レンズの物体側の面,正の第3レ
ンズの像側の面,正の第4レンズの物体側の面及び負の
第5レンズの物体側の面は非球面である。また、前群の
空気間隔(d4)が微小量変化しているのは、フローティ
ングによるものである。
第5図〜第8図は前記実施例1〜4に対応する収差図
で、それぞれ(S)は広角端焦点距離,(M)は中間焦
点距離,(L)は望遠端焦点距離での収差を示してい
る。また、実線(d)はd線に対する収差を表わし、点
線(SC)は正弦条件を表わす。更に点線(DM)と実線
(DS)はメリディオナル面とサジタル面での非点収差を
それぞれ表わしている。
で、それぞれ(S)は広角端焦点距離,(M)は中間焦
点距離,(L)は望遠端焦点距離での収差を示してい
る。また、実線(d)はd線に対する収差を表わし、点
線(SC)は正弦条件を表わす。更に点線(DM)と実線
(DS)はメリディオナル面とサジタル面での非点収差を
それぞれ表わしている。
第1表〜第4表はそれぞれ実施例1〜4に対応して、
前記yの値に対する各非球面における条件式中の 条件式中の の値を示している。
前記yの値に対する各非球面における条件式中の 条件式中の の値を示している。
また、第5表は実施例1〜4における条件式中の 条件式中の 条件式中の 及び条件式中の の値をそれぞれ示している。
上記のように実施例1〜4は、およそ焦点距離が38〜
90mmの仕様を中心としている。前述の如く従来のこの仕
様のズームレンズは、7〜8枚程度のレンズで構成され
ているが、本発明によれば、レンズの構成枚数を5枚と
し、レンズ全長を5〜10mm短縮することが可能となる。
90mmの仕様を中心としている。前述の如く従来のこの仕
様のズームレンズは、7〜8枚程度のレンズで構成され
ているが、本発明によれば、レンズの構成枚数を5枚と
し、レンズ全長を5〜10mm短縮することが可能となる。
発明の効果 以上説明したように、本発明によれば高い光学性能を
維持しながら、少ない枚数のレンズでコンパクトなズー
ムレンズを実現することができる。例えば、ズーム比が
2を越えるズームレンズを前群3枚後群2枚の計5枚で
実現することができる。また、本発明に係るズームレン
ズを、ズームレンズ内蔵型レンズシャッターカメラに適
用すれば、該カメラのコンパクト化,低コスト化を達成
することができる。
維持しながら、少ない枚数のレンズでコンパクトなズー
ムレンズを実現することができる。例えば、ズーム比が
2を越えるズームレンズを前群3枚後群2枚の計5枚で
実現することができる。また、本発明に係るズームレン
ズを、ズームレンズ内蔵型レンズシャッターカメラに適
用すれば、該カメラのコンパクト化,低コスト化を達成
することができる。
第1図,第2図,第3図及び第4図は、それぞれ本発明
の実施例1〜4に対応するレンズ構成図である。第5
図,第6図,第7図及び第8図は、それぞれ実施例1〜
4に対応する収差図である。
の実施例1〜4に対応するレンズ構成図である。第5
図,第6図,第7図及び第8図は、それぞれ実施例1〜
4に対応する収差図である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 橋村 淳司 大阪府大阪市中央区安土町2丁目3番13 号 大阪国際ビル ミノルタカメラ株式 会社内 (72)発明者 梅田 宏 大阪府大阪市中央区安土町2丁目3番13 号 大阪国際ビル ミノルタカメラ株式 会社内 (72)発明者 升本 久幸 大阪府大阪市中央区安土町2丁目3番13 号 大阪国際ビル ミノルタカメラ株式 会社内 (56)参考文献 特開 昭56−128911(JP,A) 特開 昭60−191216(JP,A) 特開 昭61−87119(JP,A) 特開 昭61−87120(JP,A) 特開 昭62−251710(JP,A) 特開 平2−18511(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G02B 9/00 - 17/08 G02B 21/02 - 21/04 G02B 25/00 - 25/04
Claims (9)
- 【請求項1】物体側より順に、正の屈折力を有する前群
と、負の屈折力を有する後群と、から成り、前群と後群
との間隔を変化させることによって全系の焦点距離を変
化させるズームレンズにおいて、前記前群は物体側より
順に互いに独立した正レンズ,負レンズ及び正レンズの
3枚のレンズから成り、前記後群は互いに独立した2枚
のレンズから成ると共に、前記前群及び後群のそれぞれ
に1面以上の非球面を有し、前記前群中の非球面のうち
少なくとも1面は、非球面の最大有効径をymaxとすると
き、0.7ymax<y<1.0ymaxなる任意の光軸垂直方向の高
さyに対して、以下の条件式: ここで、 φ 1:前群の屈折力、 N :非球面の物体側媒質の屈折率、 N′:非球面の像側媒質の屈折率、 x(y):非球面の面形状、 x0(y):非球面の参照球面形状、 r :非球面の基準曲率半径、 ε:2次曲面パラメータ、 Ai :非球面係数、 :非球面の近軸曲率半径{(1/)=(1/r)+2
A2}、 を満足し、さらに、以下の条件式を満足することを特徴
とするズームレンズ; ここで、φW:広角端における全系の屈折力、 φT:望遠端における全系の屈折力、 φ2:後群の屈折力、 β:ズーム比、 但し、β=φW/φT φ2<0 である。 - 【請求項2】物体側より順に、正の屈折力を有する前群
と、負の屈折力を有する後群と、から成り、前群と後群
との間隔を変化させることによって全系の焦点距離を変
化させるズームレンズにおいて、前記前群は物体側より
順に互いに独立した正レンズ,負レンズ及び正レンズの
3枚のレンズから成り、前記後群は互いに独立した2枚
のレンズから成ると共に、前記前群及び後群のそれぞれ
に1面以上の非球面を有し、前記後群中の非球面のうち
少なくとも1面は、非球面の最大有効径をymaxとすると
き、0.8ymax<y<1.0ymaxなる任意の光軸垂直方向の高
さyに対して、以下の条件式: ここで、 φ 2:後群の屈折力、 N :非球面の物体側媒質の屈折率、 N′:非球面の像側媒質の屈折率、 x(y):非球面の面形状、 x0(y):非球面の参照球面形状、 r :非球面の基準曲率半径、 ε:2次曲面パラメータ、 Ai :非球面係数、 :非球面の近軸曲率半径{(1/)=(1/r)+2
A2}、 を満足し、さらに、以下の条件式を満足することを特徴
とするズームレンズ; ここで、φW:広角端における全系の屈折力、 φT:望遠端における全系の屈折力、 φ1:前群の屈折力、 β:ズーム比、 但し、β=φW/φT φ2<0 である。 - 【請求項3】物体側より順に、正の屈折力を有する前群
と、負の屈折力を有する後群と、から成り、前群と後群
との間隔を変化させることによって全系の焦点距離を変
化させるズームレンズにおいて、前記前群は物体側より
順に互いに独立した正レンズ,負レンズ及び正レンズの
3枚のレンズから成り、前記後群は互いに独立した2枚
のレンズから成ると共に、前記前群及び後群のそれぞれ
に1面以上の非球面を有し、前記前群中の非球面のうち
少なくとも1面は、非球面の最大有効径をymaxとすると
き、0.7ymax<y<1.0ymaxなる任意の光軸垂直方向の高
さyに対して、以下の条件式: ここで、 φ 1:前群の屈折力、 N :非球面の物体側媒質の屈折率、 N′:非球面の像側媒質の屈折率、 x(y):非球面の面形状、 x0(y):非球面の参照球面形状、 r :非球面の基準曲率半径、 ε:2次曲面パラメータ、 Ai :非球面係数、 :非球面の近軸曲率半径{(1/)=(1/r)+2
A2}、 を満足し、さらに、以下の条件式を満足することを特徴
とするズームレンズ; ここで、φW:広角端における全系の屈折力、 φT:望遠端における全系の屈折力、 φ2:後群の屈折力、 β:ズーム比、 但し、β=φW/φT φ2<0 である。 - 【請求項4】物体側より順に、正の屈折力を有する前群
と、負の屈折力を有する後群と、から成り、前群と後群
との間隔を変化させることによって全系の焦点距離を変
化させるズームレンズにおいて、前記前群は物体側より
順に互いに独立した正レンズ,負レンズ及び正レンズの
3枚のレンズから成り、前記後群は互いに独立した2枚
のレンズから成ると共に、前記前群及び後群のそれぞれ
に1面以上の非球面を有し、前記後群中の非球面のうち
少なくとも1面は、非球面の最大有効径をymaxとすると
き、0.8ymax<y<1.0ymaxなる任意の光軸垂直方向の高
さyに対して、以下の条件式: ここで、 φ 2:後群の屈折力、 N :非球面の物体側媒質の屈折率、 N′:非球面の像側媒質の屈折率、 x(y):非球面の面形状、 x0(y):非球面の参照球面形状、 r :非球面の基準曲率半径、 ε:2次曲面パラメータ、 Ai :非球面係数、 :非球面の近軸曲率半径{(1/)=(1/r)+2
A2}、 を満足し、さらに、以下の条件式を満足することを特徴
とするズームレンズ; ここで、φW:広角端における全系の屈折力、 φT:望遠端における全系の屈折力、 φ1:前群の屈折力、 β:ズーム比、 但し、β=φW/φT φ2<0 である。 - 【請求項5】物体側より順に、正の屈折力を有する前群
と、負の屈折力を有する後群と、から成り、前群と後群
との間隔を変化させることによって全系の焦点距離を変
化させるズームレンズにおいて、前記前群は物体側より
順に互いに独立した正レンズ,負レンズ及び正レンズの
3枚のレンズから成り、前記後群は互いに独立した2枚
のレンズから成ると共に、前記前群及び後群のそれぞれ
に1面以上の非球面を有し、前記前群中の非球面のうち
少なくとも1面は、非球面の最大有効径をymaxとすると
き、0.7ymax<y<1.0ymaxなる任意の光軸垂直方向の高
さyに対して、以下の条件式: ここで、 φ 1:前群の屈折力、 N :非球面の物体側媒質の屈折率、 N′:非球面の像側媒質の屈折率、 x(y):非球面の面形状、 x0(y):非球面の参照球面形状、 r :非球面の基準曲率半径、 ε:2次曲面パラメータ、 Ai :非球面係数、 :非球面の近軸曲率半径{(1/)=(1/r)+2
A2}、 を満足し、さらに、以下の条件式を満足することを特徴
とするズームレンズ; 1.4<φ1/φW<2.4 1.2<|φ2/φW|<2.4 ここで、φW:広角端における全系の屈折力、 φT:望遠端における全系の屈折力、 φ2:後群の屈折力、 β:ズーム比、 但し、β=φW/φT φ2<0 である。 - 【請求項6】物体側より順に、正の屈折力を有する前群
と、負の屈折力を有する後群と、から成り、前群と後群
との間隔を変化させることによって全系の焦点距離を変
化させるズームレンズにおいて、前記前群は物体側より
順に互いに独立した正レンズ,負レンズ及び正レンズの
3枚のレンズから成り、前記後群は互いに独立した2枚
のレンズから成ると共に、前記前群及び後群のそれぞれ
に1面以上の非球面を有し、前記後群中の非球面のうち
少なくとも1面は、非球面の最大有効径をymaxとすると
き、0.8ymax<y<1.0ymaxなる任意の光軸垂直方向の高
さyに対して、以下の条件式: ここで、 φ 2:後群の屈折力、 N :非球面の物体側媒質の屈折率、 N′:非球面の像側媒質の屈折率、 x(y):非球面の面形状、 x0(y):非球面の参照球面形状、 r :非球面の基準曲率半径、 ε:2次曲面パラメータ、 Ai :非球面係数、 :非球面の近軸曲率半径{(1/)=(1/r)+2
A2}、 を満足し、さらに、以下の条件式を満足することを特徴
とするズームレンズ; 1.4<φ1/φW<2.4 1.2<|φ2/φW|<2.4 ここで、φW:広角端における全系の屈折力、 φT:望遠端における全系の屈折力、 φ1:前群の屈折力、 β:ズーム比、 但し、β=φW/φT φ2<0 である。 - 【請求項7】物体側より順に、正の屈折力を有する前群
と、負の屈折力を有する後群と、から成り、前群と後群
との間隔を変化させることによって全系の焦点距離を変
化させるズームレンズにおいて、前記前群は物体側より
順に互いに独立した正レンズ,負レンズ及び正レンズの
3枚のレンズから成り、前記後群は互いに独立した2枚
のレンズから成ると共に、前記前群及び後群のそれぞれ
に1面以上の非球面を有し、前記前群中の非球面のうち
少なくとも1面は、非球面の最大有効径をymaxとすると
き、0.7ymax<y<1.0ymaxなる任意の光軸垂直方向の高
さyに対して、以下の条件式: ここで、 φ 1:前群の屈折力、 N :非球面の物体側媒質の屈折率、 N′:非球面の像側媒質の屈折率、 x(y):非球面の面形状、 x0(y):非球面の参照球面形状、 r :非球面の基準曲率半径、 ε:2次曲面パラメータ、 Ai :非球面係数、 :非球面の近軸曲率半径{(1/)=(1/r)+2
A2}、 を満足し、さらに、以下の条件式を満足することを特徴
とするズームレンズ; 1.2<φ1/φW<2.4 1.4<|φ2/φW|<2.4 ここで、φW:広角端における全系の屈折力、 φT:望遠端における全系の屈折力、 φ2:後群の屈折力、 β:ズーム比、 但し、β=φW/φT φ2<0 である。 - 【請求項8】物体側より順に、正の屈折力を有する前群
と、負の屈折力を有する後群と、から成り、前群と後群
との間隔を変化させることによって全系の焦点距離を変
化させるズームレンズにおいて、前記前群は物体側より
順に互いに独立した正レンズ,負レンズ及び正レンズの
3枚のレンズから成り、前記後群は互いに独立した2枚
のレンズから成ると共に、前記前群及び後群のそれぞれ
に1面以上の非球面を有し、前記後群中の非球面のうち
少なくとも1面は、非球面の最大有効径をymaxとすると
き、0.8ymax<y<1.0ymaxなる任意の光軸垂直方向の高
さyに対して、以下の条件式: ここで、 φ 2:後群の屈折力、 N :非球面の物体側媒質の屈折率、 N′:非球面の像側媒質の屈折率、 x(y):非球面の面形状、 x0(y):非球面の参照球面形状、 r :非球面の基準曲率半径、 ε:2次曲面パラメータ、 Ai :非球面係数、 :非球面の近軸曲率半径{(1/)=(1/r)+2
A2}、 を満足し、さらに、以下の条件式を満足することを特徴
とするズームレンズ; 1.2<φ1/φW<2.4 1.4<|φ2/φW|<2.4 ここで、φW:広角端における全系の屈折力、 φT:望遠端における全系の屈折力、 φ1:前群の屈折力、 β:ズーム比、 但し、β=φW/φT φ2<0 である。 - 【請求項9】前記後群が物体側より順に、正レンズ及び
負レンズから成ることを特徴とする請求項1〜8のいず
れか1項に記載のズームレンズ。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1266604A JP3021487B2 (ja) | 1989-10-13 | 1989-10-13 | コンパクトなズームレンズ |
US07/595,389 US5327290A (en) | 1989-10-13 | 1990-10-10 | Compact size zoom lens system |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1266604A JP3021487B2 (ja) | 1989-10-13 | 1989-10-13 | コンパクトなズームレンズ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH03127010A JPH03127010A (ja) | 1991-05-30 |
JP3021487B2 true JP3021487B2 (ja) | 2000-03-15 |
Family
ID=17433122
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1266604A Expired - Fee Related JP3021487B2 (ja) | 1989-10-13 | 1989-10-13 | コンパクトなズームレンズ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3021487B2 (ja) |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP3365837B2 (ja) * | 1993-10-26 | 2003-01-14 | オリンパス光学工業株式会社 | 3群ズームレンズのフォーカシング方式 |
JPH07306361A (ja) * | 1994-05-11 | 1995-11-21 | Canon Inc | 小型のズームレンズ |
JP3412939B2 (ja) * | 1994-12-22 | 2003-06-03 | キヤノン株式会社 | ズームレンズ |
JP3414552B2 (ja) * | 1995-06-06 | 2003-06-09 | オリンパス光学工業株式会社 | 変倍レンズ |
JP3435364B2 (ja) * | 1998-12-24 | 2003-08-11 | ペンタックス株式会社 | ズームレンズ系 |
-
1989
- 1989-10-13 JP JP1266604A patent/JP3021487B2/ja not_active Expired - Fee Related
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Publication number | Publication date |
---|---|
JPH03127010A (ja) | 1991-05-30 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
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LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |