JP3018454B2 - 電気掃除機 - Google Patents
電気掃除機Info
- Publication number
- JP3018454B2 JP3018454B2 JP2260984A JP26098490A JP3018454B2 JP 3018454 B2 JP3018454 B2 JP 3018454B2 JP 2260984 A JP2260984 A JP 2260984A JP 26098490 A JP26098490 A JP 26098490A JP 3018454 B2 JP3018454 B2 JP 3018454B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- vacuum cleaner
- fan
- main body
- exhaust port
- air passage
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
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- Electric Suction Cleaners (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、電気掃除機における騒音を低減させる技術
に関するものである。
に関するものである。
(従来の技術) 従来、電気掃除機が発生する騒音を低減させるため、
排気するまでの通路長を長くする構造として、騒音の要
因である排気風の音を距離減衰させていた。
排気するまでの通路長を長くする構造として、騒音の要
因である排気風の音を距離減衰させていた。
(発明が解決しようとする課題) しかしながら、従来の上記構成では、電気掃除機の限
られたスペース内で音を低減させる程の通路長を長くす
ることは難しく、外観形状を大きくするなどの構成が取
られていた。
られたスペース内で音を低減させる程の通路長を長くす
ることは難しく、外観形状を大きくするなどの構成が取
られていた。
本発明の課題は外観形状を大きくすることなく、低騒
音にできる電気掃除機を提供することにある。
音にできる電気掃除機を提供することにある。
(課題を解決するための手段) かかる課題を解決した本発明の要旨は、上下の筐体よ
り成る電気掃除機本体に設けた先方の吸気口と後方の排
出口とを結ぶ空気通路途中に,集塵室と吸引圧発生用フ
ァンとを順に設けた電気掃除機であって、ファン後方の
空気通路と排気口との間の隔壁をファンの側部に設ける
とともに、ファン後方空気通路と排気口とを連絡する連
通口を前記電気掃除機本体の上側の筐体の前記隔壁の後
方位置に設けかつ前記排気口を前記電気掃除機本体の下
側の筐体に設けたことを特徴とする電気掃除機にある。
り成る電気掃除機本体に設けた先方の吸気口と後方の排
出口とを結ぶ空気通路途中に,集塵室と吸引圧発生用フ
ァンとを順に設けた電気掃除機であって、ファン後方の
空気通路と排気口との間の隔壁をファンの側部に設ける
とともに、ファン後方空気通路と排気口とを連絡する連
通口を前記電気掃除機本体の上側の筐体の前記隔壁の後
方位置に設けかつ前記排気口を前記電気掃除機本体の下
側の筐体に設けたことを特徴とする電気掃除機にある。
(作用) 本発明では、ファンが発生する負圧によって吸気口か
ら導入されたゴミを含んだ空気流は集塵室に流入し、ゴ
ミが除去されファンの方へ吸引される。ファン後方の排
気風は隔壁に当たってこの隔壁内面に沿って後方へ送ら
れ、隔壁後方に位置した連通口より隔壁と排気口との間
の空間に流入し、その後排気口から大気に吐出されるも
のである。この様に、ファン後方の排気風の騒音は隔壁
のため直接に排気口より出ないため、隔壁が遮音壁とし
て機能し、騒音の洩出を少なくしている。又、空気通路
は隔壁に沿って迂回して排気口に達するので電気掃除機
本体の長さを長くせずに通路長を長くでき音の距離減衰
を図っている。よって、低騒音とすることができた。
ら導入されたゴミを含んだ空気流は集塵室に流入し、ゴ
ミが除去されファンの方へ吸引される。ファン後方の排
気風は隔壁に当たってこの隔壁内面に沿って後方へ送ら
れ、隔壁後方に位置した連通口より隔壁と排気口との間
の空間に流入し、その後排気口から大気に吐出されるも
のである。この様に、ファン後方の排気風の騒音は隔壁
のため直接に排気口より出ないため、隔壁が遮音壁とし
て機能し、騒音の洩出を少なくしている。又、空気通路
は隔壁に沿って迂回して排気口に達するので電気掃除機
本体の長さを長くせずに通路長を長くでき音の距離減衰
を図っている。よって、低騒音とすることができた。
(実施例) 以下、実施例を図面に基づいて説明する。
本実施例の電気掃除機本体の下側本体ケース1aと上側
本体ケース1bとに分割され、着脱自在に連結されてい
る。
本体ケース1bとに分割され、着脱自在に連結されてい
る。
下側本体ケース1aに吸引圧発生用ファン2aとこのファ
ン2aを駆動するモータ2bを防振ゴム3a,3bにより支持し
ている。排気口8は本体ケース1aの側部に設けられ、隔
壁4aで覆われている。上側本体ケース1bにも同様に隔壁
4bが設けてあるが、この後方位置には連通口7が有り、
排気が通るようになっている。したがって、モータの側
方部のスペースに消音装置が形成される事となり、スペ
ースの有効利用が図れる。
ン2aを駆動するモータ2bを防振ゴム3a,3bにより支持し
ている。排気口8は本体ケース1aの側部に設けられ、隔
壁4aで覆われている。上側本体ケース1bにも同様に隔壁
4bが設けてあるが、この後方位置には連通口7が有り、
排気が通るようになっている。したがって、モータの側
方部のスペースに消音装置が形成される事となり、スペ
ースの有効利用が図れる。
以上のように構成した本発明の実施例について、その
動作を説明する。
動作を説明する。
ファン2aの回転により、本体の空気通路内に負圧が発
生し、吸気口9からゴミと空気が吸引される。ゴミはフ
ァンモータ前方の集塵室5に集められ、空気のみがファ
ン2aを通過し、隔壁4a,4bに衝突する。ここで、音が遮
音され、更に、空気は本体内リブ6に衝突する。衝突し
た空気は、上側本体ケース1bに設けられた隔壁4bの連通
口7へ流れ出す。しかし、排気口8は下側本体ケース1a
に設けられているため、空気は上側本体ケース1bの隔壁
4bから下側本体ケース1aの隔壁4aへと流れ、下側本体ケ
ース1aの排気口8より排出される。
生し、吸気口9からゴミと空気が吸引される。ゴミはフ
ァンモータ前方の集塵室5に集められ、空気のみがファ
ン2aを通過し、隔壁4a,4bに衝突する。ここで、音が遮
音され、更に、空気は本体内リブ6に衝突する。衝突し
た空気は、上側本体ケース1bに設けられた隔壁4bの連通
口7へ流れ出す。しかし、排気口8は下側本体ケース1a
に設けられているため、空気は上側本体ケース1bの隔壁
4bから下側本体ケース1aの隔壁4aへと流れ、下側本体ケ
ース1aの排気口8より排出される。
(発明の効果) 以上のように本発明は、排気口の側面に設けた隔壁に
排気風を当てて音を遮音し、かつこの遮音壁によって、
電気掃除機の外観形状を大きくすることなしに、通路長
を長くでき、音の距離減衰の効果を高め、低騒音化をは
かるものである。
排気風を当てて音を遮音し、かつこの遮音壁によって、
電気掃除機の外観形状を大きくすることなしに、通路長
を長くでき、音の距離減衰の効果を高め、低騒音化をは
かるものである。
第1図は、実施例の上側本体ケースを取り外した状態を
示す平面図、第2図は上側本体ケースの底面図、第3図
は本実施例の連通口の位置での断面図、第4図は本実施
例の要部を示す横断面図、第5図は同要部の縦断面図で
ある。 1a,1b:本体ケース 2a:ファン 2b:モータ 3a,3b:防振ゴム 4a,4b:隔壁 5:集塵室 6:本体リブ 7:連通口 8:排気口 9:吸気口
示す平面図、第2図は上側本体ケースの底面図、第3図
は本実施例の連通口の位置での断面図、第4図は本実施
例の要部を示す横断面図、第5図は同要部の縦断面図で
ある。 1a,1b:本体ケース 2a:ファン 2b:モータ 3a,3b:防振ゴム 4a,4b:隔壁 5:集塵室 6:本体リブ 7:連通口 8:排気口 9:吸気口
Claims (1)
- 【請求項1】上下の筐体より成る電気掃除機本体に設け
た先方の吸気口と後方の排気口とを結ぶ空気通路途中
に、集塵室と吸引発生用ファンとを順に設けた電気掃除
機であって、ファン後方の空気通路と排気口との間の隔
壁を前記ファン後方の空気通路に沿って設けるととも
に、ファン後方空気通路と排気口とを連絡する連通口を
前記電気掃除機本体の上側の筐体の前記隔壁の後方位置
に設けかつ前記排気口を前記電気掃除機本体の下側の筐
体に設けたことを特徴とする電気掃除機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2260984A JP3018454B2 (ja) | 1990-09-28 | 1990-09-28 | 電気掃除機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2260984A JP3018454B2 (ja) | 1990-09-28 | 1990-09-28 | 電気掃除機 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04138122A JPH04138122A (ja) | 1992-05-12 |
JP3018454B2 true JP3018454B2 (ja) | 2000-03-13 |
Family
ID=17355462
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2260984A Expired - Fee Related JP3018454B2 (ja) | 1990-09-28 | 1990-09-28 | 電気掃除機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3018454B2 (ja) |
-
1990
- 1990-09-28 JP JP2260984A patent/JP3018454B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH04138122A (ja) | 1992-05-12 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |