JP3017447U - 押し花定着用具及び押し花を定着した装飾品 - Google Patents
押し花定着用具及び押し花を定着した装飾品Info
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Landscapes
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Abstract
(57)【要約】
【目的】押し花を定着した装飾品の製作を熱接着による
ものとして作業を簡易化し技術的に巧拙のない出来ばえ
を約束する。 【構成】押し花定着用具Xが押し花2を台材1に熱接着
するようにした所謂製作キットであり、基台11の片面又
は両面に熱可塑性樹脂12を被覆した台材1と、押圧可能
な平面熱源4と、押し花2を載置した台材1と平面熱源
4との面間に一時的に介在させる伝熱シート3を具備し
たものである。好適には、基台11が紙類を含む繊維素材
又は皮革等の可撓性素材であり、平面熱源4が家庭用ア
イロンであり、伝熱シート3がシリコン紙である。出来
上がったものは、基台11と押し花2との間に熱可塑性樹
脂層12を設けて押し花2を熱接着してなる押し花を定着
した装飾品であり、そのまま実用に供することができ
る。
ものとして作業を簡易化し技術的に巧拙のない出来ばえ
を約束する。 【構成】押し花定着用具Xが押し花2を台材1に熱接着
するようにした所謂製作キットであり、基台11の片面又
は両面に熱可塑性樹脂12を被覆した台材1と、押圧可能
な平面熱源4と、押し花2を載置した台材1と平面熱源
4との面間に一時的に介在させる伝熱シート3を具備し
たものである。好適には、基台11が紙類を含む繊維素材
又は皮革等の可撓性素材であり、平面熱源4が家庭用ア
イロンであり、伝熱シート3がシリコン紙である。出来
上がったものは、基台11と押し花2との間に熱可塑性樹
脂層12を設けて押し花2を熱接着してなる押し花を定着
した装飾品であり、そのまま実用に供することができ
る。
Description
【0001】
本考案は、押し花を台材に熱接着してそのまま装飾品として実用に供するよう にした押し花定着用具及び押し花を定着した装飾品に関する。
【0002】
従来より、押し花を種々の台材、例えば色紙(台紙)やはがき等に定着させ、 装飾品又は装飾を施した実用規格品として提供しようとする試みがあった。
【0003】 この押し花を定着するための手法は、以下に説明するとおり概して手芸的であ りそれぞれに欠点があった。
【0004】 台板の上にスポンジを置き、その上に紙等を置き、その上に押し花を並べ、 その上にガラス等の透明板を置いて、台板と透明板を額縁等枠体で固定する。
【0005】 この場合、乾湿の影響や衝撃により押し花がずれて(移動し)、デザインが崩 れてしまうとう欠点があった。
【0006】 台紙等の上に押し花を並べ、その上から感圧接着用の透明フィルム又は熱接 着用の透明フィルム等を張り付け固定する。
【0007】 この場合、押し花とフィルムとの間に隙間が生じて見栄えが悪くなり、しかも フィルムを通して観賞するために色彩的な美観が低下するとい欠点があった。ま た、定着作業においてフィルムに静電気が発生し、押し花を位置決めし難いとい う欠点があった。
【0008】 押し花に接着剤を直接塗布して台紙に貼り付け固定する。
【0009】 この場合、接着剤のはみ出しや汚れが避けがたく、手間と熟練を要して出来ば えが左右されるという欠点があった。
【0010】
本考案は、このような事情に鑑みなされたものであって、上記欠点を解消し、 押し花を台材に熱接着してそのまま装飾品として実用に供することが可能な押し 花定着用具及び押し花を定着した装飾品を提供することを目的とするものである 。
【0011】
上記目的を達成するために本考案は、押し花を台材に熱接着してそのまま装飾 品として実用に供するようにした押し花定着用具であって、基台の片面又は両面 に熱可塑性樹脂を被覆した台材と、押圧可能な平面熱源と、押し花を載置した台 材と平面熱源との面間に一時的に介在させる伝熱シートを具備したことを特徴と するものである。
【0012】 ここで、上記基台が紙類を含む繊維素材又は皮革等の可撓性素材であり、押圧 可能な上記平面熱源がアイロンであり、上記伝熱シートがシリコン紙である。
【0013】 また、押し花を台材に熱接着してそのまま装飾品として実用に供するようにし た押し花を定着した装飾品であって、基台と押し花との間に熱可塑性樹脂層を設 けて押し花を熱接着してなることを特徴とするものである。
【0014】 ここで、上記基台が紙類を含む繊維素材又は皮革等の可撓性素材であって、し おり、はがき、カレンダー、色紙、ギフトカードを含むメッセージカード、のれ ん、タペストリーを含む壁掛け等の実用に供される各単一物品の寸法形状を含む 規格素材又は自由素材として選択・用意されるものである。
【0015】
【作用】 基台の片面又は両面に熱可塑性樹脂を被覆した台材に、押し花を載置して伝熱 シートを覆い、その上から平面熱源を押圧加熱することにより、台材表面に押し 花を熱接着する。そして、伝熱シートを取り外すことにより、押し花を定着した 台材をそのまま装飾品として実用に供することができる。
【0016】
本考案の一実施例について添付図面を参照して以下説明する。
【0017】 図1は押し花定着用具を説明する構成概略図である。
【0018】 ここで、1が台材、11が基台、12が熱可塑性樹脂(層)、2が押し花、3がシ リコン紙(伝熱シート)、4がアイロン(平面熱源)及びXが押し花定着用具で ある。
【0019】 図示するように、本考案は押し花(2)を台材(1)に熱接着してそのまま装 飾品として実用に供するようにした押し花定着用具(X)である。
【0020】 台材(1)が紙類を含む繊維素材又は皮革等の可撓性素材を基台(11)として 、押し花(2)を載置する片面又は両面には熱可塑性樹脂(12)を被覆したもの である。
【0021】 押圧可能な平面熱源(4)が例えば家庭用アイロンであって、手作業によりア イロンがけをおこなえる程度のものが好ましい。
【0022】 伝熱シート(3)が例えばシリコン紙であって、押し花(2)を載置した台材 (1)と平面熱源(4)との面間に一時的に介在させ、上記平面熱源(4)によ り押し花(2)を台材(1)に定着後取り外すものである。したがって、シリコ ン紙に代表されるように伝熱性を有するが熱可塑性樹脂(12)との間には接着性 を有しない素材であればよい。
【0023】 上記押し花定着用具(X)の一構成要素である台材(1)は、その基台(11) が紙類を含む繊維素材又は皮革等の可撓性素材であって、しおり、はがき、カレ ンダー、色紙、ギフトカードを含むメッセージカード、のれん、タペストリーを 含む壁掛け等の実用に供される各単一物品の寸法形状を含む規格素材又は自由素 材として選択・用意されるものである。
【0024】 そして、押し花(2)を台材(1)に定着して出来上がったものは、そのまま 装飾品(後述のY)として実用に供することができる。
【0025】 図2は押し花を定着した装飾品(はがき)を説明する平面図である。
【0026】 ここで、Yが押し花を定着した装飾品(はがき)である。図1における本考案 の実施例用具(X)の構成要素と共通するものは同符号で示した。
【0027】 図示のものは、はがき用基台(11)と押し花(2)との間に熱可塑性樹脂層( 12)を設けて押し花(2)を熱接着してなる装飾品(Y)であり、絵はがきと同 様に郵便はがき(Y)として実用に供することができる。
【0028】 このように、本考案用具(X)及び本考案装飾品(Y)は、押し花(2)を台 材(1)に直接かつ全面定着する(した)点で、従来の手法に比して格段に簡略 化され、また出来ばえに巧拙がないといえる。換言すると、出来ばえは押し花( 2)の選定や配置等デザインに係る作品の創作性にのみ依存し、技術面では巧拙 を問わず誰もが容易に製作できるものであるといえる。
【0029】
本考案は以上の構成よりなるものであり、これによれば従来手法を一変し、簡 単作業で作者の創作性を忠実に反映した装飾品を巧拙なく製作でき、しかも台材 は実用に供される多種多用途の基台素材から選択できるので、利便性、汎用性及 び市場性等に優れた効果を期待できる。
【0030】 また、本考案用具は製作キットとして考慮すればよく、台材を入手すれば手軽 に本考案装飾品が製作できるので、この台材を手芸教室等の教材や画材を含む文 房具として市場に提供することもでき、産業上の利用価値が高いものである。
【図1】一実施例用具を説明する構成概略図である。
【図2】一実施例装飾品(はがき)を説明する平面図で
ある。
ある。
1 台材 11 基台 12 熱可塑性樹脂(層) 2 押し花 3 シリコン紙(伝熱シート) 4 アイロン(平面熱源) X 押し花定着用具 Y 押し花を定着した装飾品(はがき)
Claims (4)
- 【請求項1】 押し花を台材に熱接着してそのまま装飾
品として実用に供するようにした押し花定着用具であっ
て、基台の片面又は両面に熱可塑性樹脂を被覆した台材
と、押圧可能な平面熱源と、押し花を載置した台材と平
面熱源との面間に一時的に介在させる伝熱シートを具備
したことを特徴とする押し花定着用具。 - 【請求項2】 基台が紙類を含む繊維素材又は皮革等の
可撓性素材であり、押圧可能な平面熱源がアイロンであ
り、伝熱シートがシリコン紙である請求項1記載の押し
花定着用具。 - 【請求項3】 押し花を台材に熱接着してそのまま装飾
品として実用に供するようにした押し花を定着した装飾
品であって、基台と押し花との間に熱可塑性樹脂層を設
けて押し花を熱接着してなることを特徴とする押し花を
定着した装飾品。 - 【請求項4】 基台が紙類を含む繊維素材又は皮革等の
可撓性素材であって、しおり、はがき、カレンダー、色
紙、ギフトカードを含むメッセージカード、のれん、タ
ペストリーを含む壁掛け等の実用に供される各単一物品
の寸法形状を含む規格素材又は自由素材として選択・用
意されるものである請求項3記載の押し花を定着した装
飾品。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1995005001U JP3017447U (ja) | 1995-04-26 | 1995-04-26 | 押し花定着用具及び押し花を定着した装飾品 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1995005001U JP3017447U (ja) | 1995-04-26 | 1995-04-26 | 押し花定着用具及び押し花を定着した装飾品 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP3017447U true JP3017447U (ja) | 1995-10-31 |
Family
ID=43152927
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1995005001U Expired - Lifetime JP3017447U (ja) | 1995-04-26 | 1995-04-26 | 押し花定着用具及び押し花を定着した装飾品 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3017447U (ja) |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS63189300A (ja) * | 1987-02-02 | 1988-08-04 | 河村 健三郎 | 加飾片 |
-
1995
- 1995-04-26 JP JP1995005001U patent/JP3017447U/ja not_active Expired - Lifetime
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS63189300A (ja) * | 1987-02-02 | 1988-08-04 | 河村 健三郎 | 加飾片 |
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