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JP3010649B2 - 移動槽台車の移載装置 - Google Patents

移動槽台車の移載装置

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Publication number
JP3010649B2
JP3010649B2 JP1273784A JP27378489A JP3010649B2 JP 3010649 B2 JP3010649 B2 JP 3010649B2 JP 1273784 A JP1273784 A JP 1273784A JP 27378489 A JP27378489 A JP 27378489A JP 3010649 B2 JP3010649 B2 JP 3010649B2
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JP
Japan
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arm
drive arm
driven arm
moving tank
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Application number
JP1273784A
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English (en)
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JPH03138213A (ja
Inventor
和夫 田中
恒光 小野
節 蜂谷
Original Assignee
旭エンジニアリング株式会社
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Family has litigation
First worldwide family litigation filed litigation Critical https://patents.darts-ip.com/?family=17532537&utm_source=google_patent&utm_medium=platform_link&utm_campaign=public_patent_search&patent=JP3010649(B2) "Global patent litigation dataset” by Darts-ip is licensed under a Creative Commons Attribution 4.0 International License.
Application filed by 旭エンジニアリング株式会社 filed Critical 旭エンジニアリング株式会社
Priority to JP1273784A priority Critical patent/JP3010649B2/ja
Publication of JPH03138213A publication Critical patent/JPH03138213A/ja
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Publication of JP3010649B2 publication Critical patent/JP3010649B2/ja
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B01PHYSICAL OR CHEMICAL PROCESSES OR APPARATUS IN GENERAL
    • B01JCHEMICAL OR PHYSICAL PROCESSES, e.g. CATALYSIS OR COLLOID CHEMISTRY; THEIR RELEVANT APPARATUS
    • B01J19/00Chemical, physical or physico-chemical processes in general; Their relevant apparatus
    • B01J19/0006Controlling or regulating processes
    • B01J19/004Multifunctional apparatus for automatic manufacturing of various chemical products

Landscapes

  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Manufacturing & Machinery (AREA)
  • Organic Chemistry (AREA)
  • Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
  • Special Conveying (AREA)
  • Intermediate Stations On Conveyors (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 移動槽式回分生産方式において、自動搬送車に積載さ
れた移動槽台車に載置した移動槽を各工程のステーショ
ン架台上に前記の移動槽を載置した移動槽台車を移載し
たり、あるいはステーション架台上の移動槽台車を自動
搬送車に復帰せしめる移動槽台車の移載装置に関する。
[従来技術及びその問題点] 複数あるいは多数のステーションに被処理物を搬送車
で順次搬送してそれぞれのステーションにおいて所定の
作業を行い、作業終了後、前記の被処理物を他のステー
ションに搬送する方式は、従来、被処理物をトレイの上
に積載し、トレイごとコンベア・ローラで搬送車に積載
するのが一般的であった。
また、容器に各種原料製品などを投入・排出をする場
合、前記と同様な移載システムが用いられており、例え
ば第3図に示すように、移動台102と該移動台102上に載
置された容器103とによって移動容器101が構成され、該
移動容器101は自動搬送車104に積載されて作業場所であ
る各ステーション架台105まで搬送され、移動容器101は
自動搬送車104上よりステーション架台105上へと移載さ
れることとなるが、この移載は前記したステーション架
台105及び自動搬送車104上にローラコンベア装置あるい
はチエーンコンベア装置106,107が設けられ、また、前
記したコンベア装置106及び107を駆動する駆動装置108,
109がそれぞれステーション架台105及び自動搬送車104
に設けられており、前記の自動搬送車104に設けられて
いるコンベア駆動装置109を作動することにより、移動
容器101を自動搬送車104よりステーション架台105上
に、また、前記とは逆にステーション架台105上の移動
容器101を、ステーション架台105に設けられているコン
ベア駆動装置108を作動して自動搬送車104上に移載する
のが従来より一般的に実施されているものである。
しかしながら、前記した従来技術によると、大規模な
移動槽の回分式の生産方式においては、作業所であるス
テーション架台の数が非常に多くなり、その結果、ステ
ーション架台に設けられるコンベア駆動装置もその数だ
け必要となり、設備コストのうえでも多大となり、ま
た、各ステーション架台のコンベア装置を制御する必要
があり、そのため機構においても複雑となるばかりでな
くコストの点においても問題があった。
[発明が解決しようとする課題] 本発明は、前記した従来技術の問題点を解決し、搬送
車と移動槽の稼働率を向上させることを目的とし、更
に、重量のある移動槽を載置した移動槽台車を円滑かつ
安全に自動搬送車を取付けた移載装置により各工程のス
テーション架台に前記の搬送車に設けた移載装置により
移動槽台車を移載する移動槽台車の移載装置の提供を目
的とするものである。
[課題を解決するための手段] 本発明に係る移動槽台車の移載装置は、前記の目的を
達成するために、移動槽を載置した移動槽台車を搬送車
よりステーション架台に移載・復帰せしめる移動槽式回
分生産方式における移動槽台車の移載装置において、搬
送路を走行する搬送車に積載した前記移動槽台車と、前
記搬送車に設けた駆動手段によって回転せしめられる所
定の間隔で設けられた2基のピニオンによって移動せし
められる移載用駆動腕と、該移載用駆動腕の移動に伴っ
て前記移載用駆動腕と同一方向に該移載用駆動腕の移動
量の略2倍長移動せしめられる移載用従動腕と、該移載
用従動腕の上面中心に設けられた爪によって移載用従動
腕と移動槽台車とを係脱自在とした係脱手段とを備え、
前記の移載用従動腕の移動手段は、前記搬送車の一端と
移載用従動腕の一端とを移載用駆動腕の他端に配設した
プーリを介して張設した移載用連結線と、前記搬送車の
他端と移載用従動腕の他端とを移載用駆動腕の一端に配
設したプーリを介して張設した復帰用連結線とで構成
し、移載用駆動腕の移動に伴って移載用従動腕を介して
移動槽台車をステーション架台に移載・復帰させること
を特徴とし、さらに、移載用駆動腕と移載用従動腕との
揺動を防止し安全な移載を得るために、移載用駆動腕の
巾方向両側に垂下突設したそれぞれの支持部材の両側に
長手方向の溝を設け、移載用従動腕の巾方向両側に垂下
突設したそれぞれの支持部の内側に多数のガイドローラ
を設け、搬送車に所定の間隔で長手方向に設けられた2
本のレール状突出体にガイドローラを軸支し、前記移載
用駆動腕の支持部材の両側溝内に移載用従動腕のガイド
ローラ及び搬送車のレール状突出体のガイドローラをそ
れぞれ遊嵌して構成したことを特徴とするものである。
[作用] 本発明に係る移動槽台車の移載装置、移動槽を載置し
た移動槽台車を搬送車に積載し、該搬送車に設けた駆動
手段によって移動される両端にプーリを配設した移載用
駆動腕と、前記搬送車の一端と移載用従動腕一端とを移
載用駆動腕の他端に配設したプーリを介して移載用連結
線を張設し、前記搬送車の他端と移載用従動腕の他端と
を移載用駆動腕の一端に配設したプーリを介して復帰用
の連結線を張設し、前記の移載用駆動腕の移動によって
移載用従動腕は移動し、該移動により移載用従動腕と係
脱自在とされた移動槽台車の移載をおこなうようにした
もので、前記の移載用連結線、復帰用連結線の作用によ
り移載用駆動腕の移動長以上に移載用従動腕の移動距離
を伸ばすことができ、前記した移載用従動腕と係脱自在
とされる移動槽台車の移動距離も大きく伸ばすことがで
きるので移動槽台車を搬送車上よりステーション架台の
所定の位置に、また、ステーション架台上より搬送車上
にと移載・復帰できるものである。
[実施例] 本発明の実施例を図面に基づいて説明する。
第1図,第2図において、1は自動搬送車であり、該
自動搬送車1の上面中央部に所定の間隔を隔てて長手方
向に平行にレール状のガイドローラ取付用突出体2,2′
を設けるとともに、自動搬送車1に電動機3を設置し、
該電動機3の軸4には駆動用歯車5が軸止され、該駆動
用歯車5に中間歯車6及び7を噛合させ、前記中間歯車
7にピニオン8,9をそれぞれ噛合させ、前記の電動機3
の回転によって減速機を介して軸4を回転させ、該軸4
に軸止の駆動用歯車5を回転させて中間歯車6,7を介し
てピニオン8,9をそれぞれ同方向に回転せしめている。
そして、前記したピニオン8,9は、自動搬送車1の巾方
向に所定の間隔を隔てて設けられるものである。
10は、移載用駆動腕であり、該移載用駆動腕10の巾方
向の両端部を下方に垂下突設させて支持部材11,12を形
成するとともに移載用駆動腕10の中央部には底面にラッ
ク13を刻設した中央支持部14を下方に垂下突設し、前記
したラック13に前記のピニオン8,9を噛合させるように
構成してある。
前記した移載用駆動腕10の両端支持部材11,12のそれ
ぞれの内側部に長手方向に溝15,16を設け、更に前記両
端支持部材11,12の外側部に長手方向に溝17,18を設けて
ある。
19,19,……及び20,20,……は、前記した自動搬送車1
の上面に設けたレール状のガイドローラ取付用突出体2,
2′にそれぞれ所定の間隔を設けて回転自在に軸支した
ガイドローラであり、該ガイドローラ19,19,……及び2
0,20,……はそれぞれ前記した移載用駆動腕10の両端支
持部材11,12の内側に形成した溝15,16に遊嵌され、該移
載用駆動腕10を円滑に移行せしめるようにしている。
21は移載用従動腕であり、該移載用従動腕21の上面中
央部には上下に出入自在とされた爪22が設けられるとと
もに、移載用従動腕21の巾方向の両端は下方に垂下突設
されて支持部23,24を形成し、該支持部23,24のそれぞれ
の内側には長手方向に所定の間隔を隔てて第2ガイドロ
ーラ25,25,……及び26,26,……を回転自在に軸支し、前
記第2ガイドローラ25,25,……及び26,26,……を前記し
た移載用駆動腕10の両端支持部材11,12の外側に形成し
た長手方向溝17,18に遊嵌し、移載用従動腕21を移載用
駆動腕10に支持させるとともに、移載用従動腕21を円滑
に移行させるようにしている。
次に、移載用従動腕21の駆動手段について説明する
と、27は、前記した自動搬送車1の上部の一端に設けた
ワイヤ固定部であり、また、28は前記した移載用駆動腕
10の前記ワイヤ固定部27より遠い位置の他端部(移載方
向の下流側端部)に配設されたプーリであり、前記した
ワイヤ固定部27に一端を固定されたワイヤ29は、前記し
た移載用駆動腕10の端部の支持部材11と中央支持部14と
の間隙内を通過されるようにされ、前記の移載用駆動腕
10の略全長の長さでプーリ28を介して逆方向に伸長さ
れ、ワイヤ29の他端部は、前記した移載用従動腕21の一
端に設けられたワイヤ止め具30に固定されている。した
がって、前記のワイヤ29は、移載用駆動腕10の長手方向
長さの略2倍長の長さを有するものである。
前記した電動機3の駆動によってその回転は減速機を
介して軸4を回転させ、該軸4に軸止の駆動用歯車5を
回転させ、これと噛合する中間歯車6,7を介してピニオ
ン8,9を回転させ、該ピニオン8,9と噛合する移載用駆動
腕10の中央支持部14の底面に刻設したラック13により前
記の移載用駆動腕10をその長手方向に水平に移動せしめ
る。
なお、前記した一端及び他端については、本明細書に
おいては、前記した移載用駆動腕10が後述するステーシ
ョン架台36側の方向すなわち移載方向に向かって移動す
るとき、その移載用駆動腕10の移動方向の上流側に位置
する移載用従動腕21の端部30及び自動搬送車1の端部27
をそれぞれ移載用従動腕21の一端及び自動搬送車1の一
端と呼称することとし、前記した移載用駆動腕10の移動
方向下流側に位置する移載用従動腕21の端部30′及び自
動搬送車1の端部27′を移載用従動腕21の他端及び自動
搬送車1の他端と呼ぶこととし、また、移載用駆動腕10
の両端に配設の2個のプーリ28,28′についても移載用
駆動腕10の移動方向の上流側に位置するプーリ28′を一
端のプーリと言い、下流側のプーリ28を他端のプーリと
呼称することとしている。
そして前記したように、移載用駆動腕10に配設の他端
のプーリ28に巻き掛けたワイヤ29は自動搬送車1の一端
27と移載用従動腕21の一端30に固定されているため、前
記移載用駆動腕10の移動により、移載用従動腕21は移載
用駆動腕10の移動と同時に同方向に該移載用駆動腕10の
移動量の略2倍長水平に移動することとなる。
また、電動機3により駆動歯車5を前記と反対方向に
回転させ、前記した移載用従動腕21を元の位置に戻すた
めの手段として、移載用駆動腕10の端部支持部材12と中
央支持部14との間隙内のワイヤ29′の一端部を移載用従
動腕21の他端に設けた前記ワイヤ止め具30′に固定し、
前記した移載用駆動腕10に設けた他端のプーリ28の位置
とは長手方向反対側の位置すなわち一端のプーリ28′を
介して自動搬送車1の他端のワイヤ固定部27′に固定し
て移載用従動腕21を戻すようにしている。前記のワイヤ
29′についても上記したワイヤ29と同様に移載用駆動腕
10の長手方向の長さの略2倍長とされている。
また、31,31′は自動搬送車1の上部に敷設したレー
ルであり、移動槽台車32の両端下方に垂設した車輪支持
部33,33′に車輪34,34′を軸支し、該車輪34,34′を前
記レール31,31′上に乗せる。35は、前記した移動槽台
車32の下面中央部に設けた当板であり,該当板35の中間
部には前記した移載用従動腕21の上面中央部に設けられ
た爪22が係合可能な空隙部35′が形成され、前記爪22を
空隙部35′に係合させることにより、前記した移載用従
動腕21の移動に伴って移動槽台車32も同時に移動するも
のである。
36はステーション架台であり、37,37′は前記ステー
ション架台36上に敷設されるレールである。
本実施例は以上のように構成されるので、移動槽式回
分生産方式において、移動槽を載置した移動槽台車32を
積載した自動搬送車1は、所定の搬送路に沿って誘導さ
れて複数の工程のステーションを順次移動し、移動槽を
載置した移動槽台車32をステーション架台36に移載する
ものであるが、その移載に当たり、本実施例では、自動
搬送車1をステーション架台36の近傍で位置決め装置等
によって位置決めされた位置に停止させ、自動搬送車1
上のレール31,31′とステーション架台36上に敷設のレ
ール37,37′とを直線上で一致するようにし、自動搬送
車1に設けられた電動機3を駆動して減速機を介して躯
動軸4に軸止された駆動歯車5を回転し、該駆動歯車5
と噛合する中間歯車6,7を介してピニオン8,9を回転せし
め、該ピニオン8,9と噛合する移載用駆動腕10の中央支
持部底面に刻設したラック13により前記移載用駆動腕10
をその長手方向に水平にステーション架台36側に移動さ
せる。そして、この移動に当たっては、自動搬送車1の
上面長手方向にレール上に突設したガイドローラ取付用
突設体2,2′に設けた複数のガイドローラ19,19,……,2
0,20,……が移載用駆動腕10の両端支持部11,12のそれぞ
れの内側に設けられた長手方向溝15,16に遊嵌されてい
るので、前記した移載用駆動腕10は円滑に移動できると
ともに、移載用駆動腕10は前記のガイドローラ19,19,…
…及び20,20,……によってレール状ガイドローラ取付用
突出体2,2に支持されて揺動することがない。
そして、前記した、移載用駆動腕10の移動に伴って、
自動搬送車1の一端に固定されるワイヤ29は移載用駆動
腕10の他端に配設されるプーリ28を介して移載用従動腕
21の一端に固定されているので、前記移載用駆動腕10の
移動に伴って前記の移載用従動腕21は移載用駆動腕10の
移動量の略2倍長水平に移動することになり、この移載
用従動腕21と爪22にて係合される移動槽台車32もレール
31,31′上を移動して前記レール31,31′と直線状とされ
るステーション架台36上のレール37,37′に移載される
ことになる。
そして、前記の移載に際しては、移載用駆動腕10を移
動せしめるピニオン8,9は、前記したように自動搬送車
1の巾方向において所定の間隔を隔てて設けられている
ので、移載用駆動腕10の端部が一方のピニオン8を超え
ても他方のピニオン9と噛合しているので移載用駆動腕
10は更に移動してその移動量を伸ばすことができ、その
結果移載用従動腕21の移動量もその分延長させることが
できるものである。したがって、移動槽台車32はステー
ション架台36上の所定の位置までに完全に移載されるこ
ととなる。
また、上記した移載用従動腕21の移動時には、移載用
従動腕21の巾方向両端部の支持部23,24のそれぞれ内側
の長手方向に軸支した第2ガイドローラ25,25,……及び
26,26,……を前記した移載用駆動腕10の両端支持部11,1
2の外側に形成した長手方向溝17,18に遊嵌してあるの
で、移載用従動腕21の移動はきわめて円滑に行われるも
のであるとともに、移動槽台車32を移載・復帰させると
きに重量のある移動槽の揺動防止あるいは転倒防止に資
するものである。
前記したように、移動槽(図示しない)を積載した移
動槽台車32をステーション架台36上に移載し終わったと
き、移載用従動腕21の爪22を下降して、移動槽台車32と
の係合を解き、電動機3を作動して前記と逆方向に駆動
歯車5を回転させ、移載用駆動腕10を前述とは逆方向に
移動させて移載用従動腕21を元の位置に戻すと、移動槽
台車32はステーション架台36上に残ることになる。
そこで、空となった自動搬送車1を他の工程に用い、
前記移載された移動槽台車32に載置された移動槽内での
作業が終了すると、自動搬送車1をステーション架台36
まで搬送し、該移動槽台車32を自動搬送車1上に復帰せ
しめるものである。
なお、前記した移載用従動腕21の駆動手段であるワイ
ヤ29,29′及びプーリ28,28′の代わりにチェーンとスプ
ロケットを用いることもでき、要はワイヤやチエーンの
ような連結線であればよい。また、移載用駆動腕を駆動
するための駆動部として、電動機の代わりにガス圧利用
のモータ、油圧モータを利用することもできる。
また、自動搬送車1及びステーション架台36上に敷設
されたレール31,31′および37,37′の端部には車輪止め
具を設けて移動槽台車32が所定の位置で停止するように
している。
搬送車は自動搬送できるものであるが、搬送車を天井
クレーンより吊り下げる搬送方式としてもよい。
本実施例においては、移載用駆動腕10の移動は、前記
したように自動搬送車1の巾方向に所定の間隔で設けら
れている2基のピニオン8,9で移動させられるので、移
動方向の上流側のピニオン8を移載用駆動腕10の端部が
通過しても移動方向下流側のピニオン9と噛合している
移載用駆動腕10はさらに移動されることになるので、搬
送車の中央にピニオン1基を設けた方式に比し、移動量
を大きくすることができ、移動槽台車32をステーション
架台上の台所の位置まで完全に移載することができるも
のである。
また、本実施例においては、自動搬送車と移載用駆動
腕及び移載用駆動腕と移載用従動腕との揺動を防止し安
全な走行及び移載を行わせるために、移載用駆動腕の巾
方向両側に支持部材を垂下突設し、該それぞれの支持部
ノ両側に長手方向の溝を設け、移載用従動腕の巾方向両
側に支持部を垂下突設し、該それぞれの支持部の内側に
多数のガイドローラを設け、搬送車に所定の間隔で長手
方向に設けられた2本のレール状突出体にガイドローラ
を軸支し、前記移載用駆動腕の支持部の両側溝内に移載
用従動腕のガイドローラ及び搬送車のレール状突出体の
ガイドローラをそれぞれ遊嵌した構成としてあるので、
重量のある移動槽を載置した移動槽台車であっても移載
用従動腕の上面中心に設けた爪による移動槽台車と移載
用従動腕との係合と相俟って移載時の揺動は防止できる
ものである。
[発明の効果] 本発明に係る移動槽台車の移載装置は、移動槽を載置
した移動槽台車を積載した搬送車は所定の搬送路に沿っ
て誘導されながら複数の工程のステーションに順次移動
し、所定の間隔で設けられている2基のピニオンを駆動
して移載用駆動腕を水平方向に移動し、この移動に伴っ
て移動槽台車と係脱自在とされた移載用駆動腕を同時に
同方向に移動せしめるが、この移載用従動腕の駆動は、
搬送車の一端に固定される連結線が前記移載用駆動腕の
他端に配設されるプーリを介して移載用従動腕の一端に
固定されているので、前記移載用駆動腕の移動に伴って
前記の移載用従動腕は移載用駆動腕の移動距離の略2倍
長移動することになる。そして、前記の移載用駆動腕の
移動は、前記した所定の間隔で設けられた2基のピニオ
ンで移動させられるので、移動方向の上流側のピニオン
を移載用駆動腕の端部が通過しても移動方向下流側のピ
ニオンと噛合する移載用駆動腕はさらに移動されること
になるので、搬送車に1基のピニオンを設けた方式に比
し、移載用従動腕の移動距離を長くとることができ、移
動槽台車をステーション架台上の所定の位置までの完全
な移載が可能となるものである。
本発明においては、搬送車に設けられている前記した
移載装置を作動して移動槽台車に載置される移動槽を、
移動槽台車を介して搬送車からステーション架台へ、ま
た、ステーション架台から搬送車へと自在に移載される
ので、搬送車及び移動槽の稼働率が向上し、能率の高い
回分生産が可能となるものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の移動槽台車の移載装置の一実施例の正
面図、第2図は第1図のII−II断面図、第3図は従来技
術による容器の移載装置の説明図である。 1:搬送車、5:駆動歯車、6,7:中間歯車 8,9:ピニオン、10:移載用駆動腕、13:ラック 19,20,25,26:ガイドローラ、21:移載用従動腕 27,27′:ワイヤ固定部、28,28′:プーリ、29,29′ワ
イヤ 32:移動槽台車、36:ステーション架台
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 蜂谷 節 東京都港区高輪3丁目25番23号 旭エン ジニアリング株式会社内 (56)参考文献 特開 平1−172121(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B65G 47/52,47/82 B61D 47/00

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】移動槽を載置した移動槽台車を搬送車より
    ステーション架台に移載・復帰せしめる移動槽式回分生
    産方式における移動槽台車の移載装置において、搬送路
    を走行する搬送車に積載した前記移動槽台車と、前記搬
    送車に設けた駆動手段によって回転せしめられる所定の
    間隔で設けられた2基のピニオンによって移動せしめら
    れる移載用駆動腕と、該移載用駆動腕の移動に伴って前
    記移載用駆動腕と同一方向に該移載用駆動腕の移動量の
    略2倍長移動せしめられる移載用従動腕と、該移載用従
    動腕の上面中心に設けられた爪によって移載用従動腕と
    移動槽台車とを係脱自在とした係脱手段とを備え、前記
    の移載用従動腕の移動手段は、前記搬送車の一端と移載
    用従動腕の一端とを移載用駆動腕の他端に配設したプー
    リを介して張設した移載用連結線と、前記搬送車の他端
    と移載用従動腕の他端とを移載用駆動腕の一端に配設し
    たプーリを介して張設した復帰用連結線とで構成し、移
    載用駆動腕の移動に伴って移載用従動腕を介して移動槽
    台車をステーション架台に移載・復帰させることを特徴
    とする移動槽台車の移載装置。
  2. 【請求項2】移載用駆動腕の巾方向両側に垂下突設した
    それぞれの支持部材の両側に長手方向の溝を設け、移載
    用従動腕の巾方向両側に垂下突設したそれぞれの支持部
    の内側に多数のガイドローラを設け、搬送車に所定の間
    隔で長手方向に設けられた2本のレール状突出体にガイ
    ドローラを軸支し、前記移載用駆動腕の支持部材の両側
    溝内に移載用従動腕のガイドローラ及び搬送車のレール
    状突出体のガイドローラをそれぞれ遊嵌して構成したこ
    とを特徴とする前記請求項1記載の移動槽台車の移動装
    置。
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