JP3010148U - トラックミラーの畳み込み駆動装置 - Google Patents
トラックミラーの畳み込み駆動装置Info
- Publication number
- JP3010148U JP3010148U JP1994004406U JP440694U JP3010148U JP 3010148 U JP3010148 U JP 3010148U JP 1994004406 U JP1994004406 U JP 1994004406U JP 440694 U JP440694 U JP 440694U JP 3010148 U JP3010148 U JP 3010148U
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- cylinder
- engraved
- end side
- case
- base end
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- Expired - Lifetime
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- Rear-View Mirror Devices That Are Mounted On The Exterior Of The Vehicle (AREA)
Abstract
(57)【要約】 (修正有)
【目的】 モーターの回転をネジとカムとで減速する機
構を採用し、歯車の多用とリンク機構の採用を避けて構
造の簡潔化に基づく軽量化を図り、車両に取り付け易く
するとともに、低廉化を実現する。 【構成】 円筒(5)の元端側の外周に刻設したガイド
溝(3)と、ケース(10)の内周に突設した廻止片
(11)とが係合するように、円筒(5)をケース(1
0)内の基端側に収容し、円筒(5)の元端側の内周に
刻設した雌ネジ(4)と、モーター(1)の回転軸に接
続したネジ棒(12)の周面に刻設した雄ネジ(2)と
が螺合するように、ネジ棒(12)を円筒(5)の元端
側に挿入し、一方、駆動アーム(9)と一体で回転する
レバーシャフト(8)の外周に突設した従動子(7)
と、円筒(5)の先端側の内周に刻設したカム(6)と
が係合するように、レバーシャフト(8)を円筒(5)
の先端側に、ネジ棒(12)と同軸上に挿入した。
構を採用し、歯車の多用とリンク機構の採用を避けて構
造の簡潔化に基づく軽量化を図り、車両に取り付け易く
するとともに、低廉化を実現する。 【構成】 円筒(5)の元端側の外周に刻設したガイド
溝(3)と、ケース(10)の内周に突設した廻止片
(11)とが係合するように、円筒(5)をケース(1
0)内の基端側に収容し、円筒(5)の元端側の内周に
刻設した雌ネジ(4)と、モーター(1)の回転軸に接
続したネジ棒(12)の周面に刻設した雄ネジ(2)と
が螺合するように、ネジ棒(12)を円筒(5)の元端
側に挿入し、一方、駆動アーム(9)と一体で回転する
レバーシャフト(8)の外周に突設した従動子(7)
と、円筒(5)の先端側の内周に刻設したカム(6)と
が係合するように、レバーシャフト(8)を円筒(5)
の先端側に、ネジ棒(12)と同軸上に挿入した。
Description
【考案の詳細な説明】 [考案の目的] (産業上の利用分野) この考案は、トラックミラーの畳み込み駆動装置に関し、モーターの回転をネ ジとカムとで減速し、ミラーを駆動しようとするもので、運転席に座ったまま、 道幅または障害物などの状況に応じてミラーを畳み込み、または拡げることがで きるようにしたものである。
(従来の技術) 従来のトラックミラーの畳み込み駆動装置にあっては、モーターの回転を数段 の歯車で減速し、さらにリンク機構で駆動アームの角運動を得ているものであっ たために、歯車の多用とリンク機構の採用とで全体の構造が複雑で、重量が重く 、車両に取り付け難いうえ、コスト高を招来する難点があった。
(考案が解決しようとする課題) この考案は、モーターの回転をネジとカムとで減速する機構を採用することに よって、歯車の多用とリンク機構の採用とを避け、構造の簡潔化に基づく重量の 軽量化を図り、車両に取り付け易くするとともに、コストの低廉化を実現しよう とするものである。
[考案の構成] 円筒の元端側の外周に刻設したガイド溝と、ケースの内周に突設した廻止片と が係合するように、円筒をケース内の元端側に収容し、円筒の元端側の内周に刻 設した雌ネジと、モーターの回転軸に接続したネジ棒の周面に刻設した雄ネジと が螺合するように、ネジ棒を円筒の元端側に挿入し、一方、駆動アームと一体で 回転するレバーシャフトの外周に突設した従動子と、円筒の先端側の内周に刻設 したカムとが係合するように、レバーシャフトを円筒の先端側に、ネジ棒と同軸 上に挿入したことを特徴とするものである。
(実施例) 円筒(5)の元端側の外周には、長さ方向の対向する位置に二条のガイド溝( 3):(3)が刻設されている。また、ケース(10)の内周には、円筒(5) のガイド溝(3):(3)に対応する位置に二個の廻止片(11):(11)が 突設されている。そして、円筒(5)のガイド溝(3):(3)にケース(10 )の廻止片(11):(11)がそれぞれ係合するように、ケース(10)の元 端側に円筒(5)が収容されている。
円筒(5)の元端側の内周には、雌ネジ(4)が刻設されている。また、モー ター(1)の回転軸(図示しない)に接続されたネジ棒(12)の周面には雄ネ ジ(2)が刻設されている。そして、円筒(5)の雌ネジ(4)にネジ棒(12 )の雄ネジ(2)が螺合するように、円筒(5)の元端側にネジ棒(12)が挿 入されている。したがって、ケース(10)の元端側にモーター(1)が取り付 けられ、ケース外に露出している。
円筒(5)の先端側の内周には、長さ方向の対向する二本の直線(A):(A )に対し所要の角度(θ)で交差する二条の捩じれカム(6):(6)が刻設さ れている。また、駆動アーム(9)と一体で回転するレバーシャフト(8)の外 周には、円筒(5)のカム(6):(6)に対応する位置に二個の従動子(7) :(7)が突設されている。そして、円筒(5)のカム(6):(6)にレバー シャフト(8)の従動子(7):(7)が係合するように、円筒(5)の先端側 に、ネジ棒(12)と同軸上にレバーシャフト(8)が挿入されている。したが って、カム(6):(6)の交差角度(θ)、つまり直線(A):(A)に対す る「捩じれ」によって、レバーシャフト(8)の回転幅、つまり駆動レバー(9 )の傾倒角度幅が決められるのである。また、レバーシャフト(8)はケース( 10)内に収容され、ケース(10)の先端側に駆動アーム(9)が露出してい る。なお、(13)はケース(10)内においてレーバーシャフト(8)を支承 するベアリングである。また、(14)は駆動アーム(9)をレバーシャフト( 8)の回転と関係なく倒すことのできるエマジェンシー可倒クラッチである。な お、駆動アーム(9)にはミラー(図示しない)が取り付けられている。
(作用) この考案は、このように構成されているので、モーター(1)を所要方向に回 転させると、回転軸(図示しない)を介して雄ネジ(2)を有するネジ棒(12 )が回転する。すると、雄ネジ(2)が螺合され、挿入されている雌ネジ(4) を有する円筒(5)も回転しようとするが、しかし、円筒(5)はその外周のガ イド溝(3):(3)とケース(10)の外周の廻止片(11):(11)との 係合によって廻り止めされているので回転できない。そこで、さらにモーター( 1)によるネジ棒(12)の回転によって、雄ネジ(2)および雌ネジ(4)を 介して円筒(5)はケース(10)の長さ方向に直線運動を誘起され、ガイド溝 (3):(3)によって案内されつつ、これに係合したケース(10)の廻止片 (11):(11)に規制され、ケース(10)の先端側へ向かって直線運動を 始める。すると、レバーシャフト(8)は円筒(5)の先端側の内周にある捩じ れカム(6):(6)に案内されつつ、これに係合したレバーシャフト(8)の 従動子(7):(7)に規制され、カム(6):(6)の交差角度(θ)だけ回 転する。この回転によってレバーシャフト(8)と一体で回転する駆動アーム( 9)も所要角度だけ回転して傾倒し、駆動アーム(9)に取り付けられたミラー (図示しない)が所要の畳み込み動作を果たすのである。
続いて、モーター(1)を逆方向に回転させると、ネジ棒(12)、雄ネジ( 2)、雌ネジ(4)円筒(5)、ガイド溝(3):(3)、廻止片(11):( 11)、カム(6):(6)、従動子(7):(7)、レバーシャフト(8)、 および駆動アーム(9)の各要素において、上述の作動と逆の作動が実現され、 ミラー(図示しない)は元の位置に拡げられるのである。
[効果] このように、この考案によれば、従来装置が歯車を多用しかつリンク機構を採 用していたことによって有していた上述の難点を見事に解消し、機構が簡潔で重 量が軽いうえ、車両に取り付け易くコストの安い、トラックミラーの畳み込み駆 動装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】 図面は、この考案の実施の一例を示すもので、第1図は
一部に断面を示す全体の側面図であり、第2図の(イ)
は一部に断面を示すケース(10)の一部の斜面図、
(ロ)は一部に断面を示す円筒(5)の斜面図、(ハ)
はネジ棒(12)の一部の斜面図およびレバーシャフト
(8)の斜面図、であり、第3図は円筒(5)の展開
図、である。 図面において、(1)〜モーター、(2)〜雄ネジ、
(3):(3)〜ガイド溝、(4)〜雌ネジ、(5)〜
円筒、(6):(6)〜カム、(7):(7)〜従動
子、(8)〜レバーシャフト、(9)〜駆動アーム、
(10)〜ケース、(11):(11)〜廻止片、(1
2)ネジ棒、(13)〜ベアリング、(14)〜エマゼ
ンシー可倒クラッチ、(θ)〜カム(6):(6)の直
線A−Aに対する交差角度、である。
一部に断面を示す全体の側面図であり、第2図の(イ)
は一部に断面を示すケース(10)の一部の斜面図、
(ロ)は一部に断面を示す円筒(5)の斜面図、(ハ)
はネジ棒(12)の一部の斜面図およびレバーシャフト
(8)の斜面図、であり、第3図は円筒(5)の展開
図、である。 図面において、(1)〜モーター、(2)〜雄ネジ、
(3):(3)〜ガイド溝、(4)〜雌ネジ、(5)〜
円筒、(6):(6)〜カム、(7):(7)〜従動
子、(8)〜レバーシャフト、(9)〜駆動アーム、
(10)〜ケース、(11):(11)〜廻止片、(1
2)ネジ棒、(13)〜ベアリング、(14)〜エマゼ
ンシー可倒クラッチ、(θ)〜カム(6):(6)の直
線A−Aに対する交差角度、である。
Claims (1)
- 円筒(5)の元端側の外周に刻設したガイド溝(3)
と、ケース(10)の内周に突設した廻止片(11)と
が係合するように、円筒(5)をケース(10)内の元
端側に収容し、円筒(5)の元端側の内周に刻設した雌
ネジ(4)と、モーター(1)の回転軸に接続したネジ
棒(12)の周面に刻設した雄ネジ(2)とが螺合する
ように、ネジ棒(12)を円筒(5)の元端側に挿入
し、一方、駆動アーム(9)と一体で回転するレバーシ
ャフト(8)の外周に突設した従動子(7)と、円筒
(5)の先端側の内周に刻設したカム(6)とが係合す
るように、レバーシャフト(8)を円筒(5)の先端側
に、ネジ棒(12)と同軸上に挿入したことを特徴とす
る、トラックミラーの畳み込み駆動装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1994004406U JP3010148U (ja) | 1994-03-18 | 1994-03-18 | トラックミラーの畳み込み駆動装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1994004406U JP3010148U (ja) | 1994-03-18 | 1994-03-18 | トラックミラーの畳み込み駆動装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP3010148U true JP3010148U (ja) | 1995-04-25 |
Family
ID=43145919
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1994004406U Expired - Lifetime JP3010148U (ja) | 1994-03-18 | 1994-03-18 | トラックミラーの畳み込み駆動装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3010148U (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2016056242A1 (ja) * | 2014-10-09 | 2016-04-14 | 株式会社デンソー | 駆動装置 |
-
1994
- 1994-03-18 JP JP1994004406U patent/JP3010148U/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2016056242A1 (ja) * | 2014-10-09 | 2016-04-14 | 株式会社デンソー | 駆動装置 |
JP2016075449A (ja) * | 2014-10-09 | 2016-05-12 | 株式会社デンソー | 駆動装置 |
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