JP3001040B2 - Cdmaセルラーシステム用閉ループ送信機電力制御ユニット - Google Patents
Cdmaセルラーシステム用閉ループ送信機電力制御ユニットInfo
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Description
システムに関し、より詳細には、符号分割多元接続(以
下、CDMAと呼ぶ)セルラー移動電話システムにおい
て閉ループ送信機の電力を制御するための制御ユニット
に関する。
無線通信システムの容量を改善するために応用されてい
るスペクトル拡散通信に基づく変調及び多元接続技術で
ある。直接シーケンスを利用したCDMAシステムは、
多数のシステムユーザが存在する通信を簡易化するため
の技術のうちの1つである。CDMAシステムでは、ユ
ーザはいずれも同一の符号を使用してそれぞれの情報シ
ーケンスを符号化したり復号化したりしており、符号と
も呼ばれる異なる疑似ランダムパターンを各送信信号に
重畳することによって共通のスペクトルで送信された信
号同士を区別している。したがって、特定の送信機で使
用されている疑似ランダムパターン、すなわちキーを知
ることで、送信された情報をこれに対応する受信機で再
生することができる。
の異なる現象、すなわち平均経路損失及びフェージング
を特徴とするものと考えることができる。平均経路損失
については、平均が経路距離の1/4に比例する対数正
規分布によって統計的に記述することができる。第2の
現象はレイリーフェージング特性である。レイリーフェ
ージングは物理環境によって引き起こされ、様々な方向
から異なる送信遅延で同時に到着する信号が複製され
る。これによって、経路間には有害な障害の可能性を伴
う顕著な位相差が生じ、深いフェージングが生じる。フ
ェージングはチャネルにとっては有害なものであり、フ
ェージングが生じるとチャネルの通信状態は悪くなる。
レイリーフェージングは、下り回線(セルから移動局
へ)及び上り回線(移動局からセルへ)の場合には互い
に無関係にもなり得るため、対数正規シャドウイングは
通常は相反性を呈する。
にリソースを分配して容量を最大化するには各ユーザの
電力を制御するしか方法がないため、電力制御は極めて
重要なシステム要件である。一定のシステム帯域におけ
る同時呼び数についてCDMAシステムの容量を最大限
にするために、各移動ユニットの信号が必要最小限の信
号対干渉比でセルサイトに到着するよう各移動ユニット
の送信電力を制御する。どのようなCDMAシステムで
も、基地局に地理的に近いユーザが遠いユーザを抑圧す
るのを防止して、遠近の問題を軽減するためには電力の
制御は必須である。
力には変動が生じるが、この変動は可能であるならば補
償しておかなければならないものである。受信電力を等
しくするために、開ループと閉ループとを組み合わせた
ものが使用されている。開ループを使う目的は、受信電
力の変化に応じて送信電力を調節することにある。上り
回線の開ループでは、移動局はセルサイトからの受信電
力レベルを測定し、全ての移動局の送信信号を同一のみ
かけ電力レベルでセルサイトに到着させるよう間接比例
的に自己の送信機電力を調節する。開ループ制御は、極
めて遅いシャドウ型のフェージングには対応できる。
は相対受信電力レベル、具体的には関連した各移動局の
EbIo(1ビットあたりの信号エネルギEbの干渉電力スペ
クトル密度Ioに対する比)を測定し、これを調節可能な
閾値と比較する。そして、パワーアップコマンド及びパ
ワーダウンコマンドを移動局に送信するための判定がな
される。電力調節コマンドは移動局に信号を送信し、予
め定められた量だけ移動局の送信電力をみかけ上増加さ
せたりあるいは減少させたりする。電力調節コマンド送
信速度は、遅いレイリーフェージングをも追尾できる程
度の十分な速さでなければならず、移動局に向かう下り
チャネルで1秒当たり約1000コマンド程度である。
移動局は、受信した調節コマンドと開ループ推定値とを
合成し、送信放射電力の最終値を得る。
維持するために開ループ推定値を迅速に補正することに
ある。この閉ループ補正は、ゲイン許容度及び下り回線
と上り回線との間の異なる伝搬損失に適合する。相対経
路損失の変動及びシャドウイング作用は、一般には遅い
ので十分制御対象とすることができる。遅いレイリーフ
ェージングも制御可能であるが、速いレイリーフェージ
ングに関連した変動は電力制御で追尾するには速度が速
すぎる。遅いレイリーフェージングによる電力の変動の
影響を抑制しようとすると、インターリービングと符号
化との組み合わせの効率は落ちる。低速(遅いフェージ
ング)では、電力制御は互いに作用しあってフェージン
グを補償する。電力制御及びインターリービング/符号
化は補足パラメータ領域において最も効果的であるの
で、速いレイリーフェージングと遅いレイリーフェージ
ングの両方に対する粗さの度合いとなる。閉ループ電力
制御は、遅いレイリーフェージングを抑制しようとする
には不可欠な要素である。電力制御を行うことのもう1
つの利点は、各ユーザは必要なエネルギだけを送信すれ
ばよいため、携帯型送信機のバッテリー寿命を延ばすこ
とができるということである。
けるBER/FER (ビット/フレーム誤り率)性能は、受信
電力の変動の影響を抑制しようとする上での閉ループ電
力制御効率に直接的に関連している。更に、電力を制御
することで不要なシステム干渉は最小限に抑えられ、全
体としてのシステム容量が増加する。閉ループ電力制御
の目的でのEbIo測定の精度はCDMAセルラーシステム
性能にとっては必須であるため、受信機は有害なフェー
ジングに対処することができ、所望の精度が得られる。
信号対干渉比が小さい場合のEbIo測定精度は大幅に低下
して電力制御に誤りが生じる。そこで、精確な電力制御
を行うためには、高精度かつ信頼できるEbIo測定を行う
必要がある。
いて、既知のパイロット符号は通常はデータ符号と一緒
に送信される。受信機側では、このパイロット符号を使
用してチャネルの伝達関数を推定し、推定された伝達関
数に基づいてデータ符号が検出される。これと同じパイ
ロット符号がEbIo測定値にも使用される。パイロット符
号の送信によって生じる損失を最小限に抑えるため送信
されたパイロット符号の送信されたデータ符号に対する
比は通常は小さくなっており、EbIo測定値にパイロット
信号のみを使用しても精確なEbIo測定値を得るための要
件が常に満たされるとは限らない。
わずかに小さい)で動作していると仮定し、EbIo測定の
プロセスにデータ符号判定を導入することによって、電
力推定の精度を高め、閉ループ電力制御性能を改善する
ことができる。重要なのは、電力調節コマンドを決定及
び送信する際の待ち時間(閉ループ遅延)は最小限であ
るためチャネル状態が移動ユニットの応答前に著しく変
化することはないということである。従って、EbIo測定
値に復号器からの出力データの再符号化を使用すること
はできない。これは、復号化/デインターリービングに
よる通常は長い遅延は、高速な電力制御に対する需要と
は矛盾するためである。電力制御コマンドは、これと同
じ理由で下り回線を利用して保護されていないという情
報を送信している。従って、高い誤り率でのデインター
リービング/復号化の前に、EbIo測定値のためにハード
データ判定を使用しなければならない。
せることで、電力推定精度は高まり、閉ループ電力制御
性能が改善される。受信された電力の変動のトラッキン
グも改善される。また、受信機のBER 性能が改善され、
受信信号電力偏差が小さくなる。しかしながら、EbIo値
は小さく受信信号には変動があるため、特に深いフェー
ジングの場合には、誤った判定の比率が高くなるとEbIo
測定にデータ判定を使用することで送信電力の制御がし
にくくなり、状態次第では送信信号が完全に遮断されて
しまうことにもなりかねない。このため、EbIo測定への
データ符号判定の使用を制御して選択できるようにすべ
きである。
極めて重要なシステム要件である。高容量、高品質、そ
の他の利点を達成するために、CDMAシステムは厳し
い電力制御を採用している。この電力制御によって、全
体のシステム容量に影響する不要なシステム干渉が軽減
される。
システムにおける閉ループ送信機での新規かつ改良され
た電力制御ユニットを提供することにある。
めるための新規かつ改良された電力制御ユニットを提供
することにある。
出スキームでの上り回線閉ループ送信機電力制御用に使
用することもできる。
された閉ループ電力制御ユニットを提供しようとするも
ので、閉ループ電力制御には、EbIo測定の信頼性及び精
度が重要である。ここに提案されたシステムを使用する
と、精確な電力制御が達成され、結果として受信機のBE
R/FER 性能が改善される。更に、受信電力偏差すなわち
電力制御誤りは小さくなる。これらの改良によってシス
テム容量は増加する。
DMA)スペクトル拡散通信信号を使用して情報信号を
互いにやり取りするセルラー移動電話システムにおける
閉ループ電力制御ユニットであって、それぞれのセルサ
イトの送信機/受信機に接続された閉ループ電力制御ユ
ニットにおいて、受信品質を測定するための手段と、対
応するセルサイトの受信品質測定値の、予め定められた
目標品質からの偏差に対応する電力調節コマンドを生成
するための手段とを備え、前記セルラー移動電話システ
ムの上り回線(移動局からセルヘ)には受信信号を逆変
調して位相をそろえた信号を用いて受信品質を測定する
ことを特徴とし、移動局は前記電力調節コマンドを受信
して該電力調節コマンドに対応して送信信号電力を調節
することを特徴とする。
たりの信号エネルギーの干渉電力スペクトル密度に対す
る比)の推定値を求める。
変調した信号の平均値の電力を信号電力とし、前記受信
信号を逆変調した信号と前記平均値の差の電力(前記逆
変調した信号の分散)を干渉電力として、その比からE
bIoの推定値を求める。
号を判定して再変調した信号の電力を信号電力とし、前
記受信信号と前記再変調した信号との差の電力を干渉電
力として、その比からEbIoの推定値を求めるように
しても良い。
ハードデータ判定を行うための手段と、データ符号及び
パイロット符号の両方を使用してEbIoを推定するための
第1の手段と、パイロット符号を使用してEbIoを推定す
るための第2の手段と、誤り率を推定するための手段
と、制御及び選択を行うための手段とを備え、キャリア
の推定及びEbIo測定のために、周期的に挿入される既知
の符号、あるいはパイロット符号が使用される。
トからのキャリア信号の提供あるいはダイバーシチ合成
器からのダイバーシチ合成信号の提供など、他の受信機
ユニットからの前記EbIo測定に必要な入力を提供するセ
ルサイトの受信機と接続するための手段を更に備えるこ
とを特徴とする閉ループ電力制御ユニットが得られる。
は、受信機のダイバーシチ合成器から提供される入力に
接続されてハードデータ判定を行う手段を備え、前記ハ
ードデータ判定は前記EbIo測定を行うためのものであ
り、前記ハードデータ判定はダイバーシチ合成信号を使
用して行われ、コヒーレント合成は、信号対干渉比を最
大限にするようなものである。
用してEbIoを推定するための前記第1の手段は第1のEb
Io推定器であり、受信信号推定のための手段と、干渉信
号推定のための手段と、信号電力を算出するための手段
と、干渉電力を算出するための手段と、EbIoを算出する
ための手段とを更に備え、EbIo測定には、データ符号に
対応するサンプル及びパイロット符号に対応するサンプ
ルの両方が使用される。
信号について、前記キャリア信号と前記ハード判定デー
タとパイロット符号とから、再変調された信号(補間基
準)を形成するための手段と、それぞれの前記キャリア
信号を使用して各前記再変調された信号に対して重み付
けを行うと共に、各パスについて重み付けされた信号の
推定信号を提供する手段と、前記重み付けされた信号の
推定信号を合成し、受信ダイバーシチ合成信号の推定信
号を提供する手段とを備える。
イバーシチ合成信号と前記受信ダイバーシチ合成信号の
推定信号との差を算出し、干渉信号の推定信号を提供す
る手段を備える。
記受信ダイバーシチ合成信号の推定信号を利用して信号
電力を算出する手段を備える。
記干渉信号の推定信号を利用して干渉電力を算出する手
段を備える。
信ダイバーシチ合成信号の推定信号の前記信号電力と、
前記干渉信号の推定信号の前記干渉電力とを使用してEb
Ioを算出する手段を備える。
する前記第2の手段は、前記第1のEbIo推定器と同様の
方法でEbIo算出を行う手段を備えると共に、既知のパイ
ロット信号のみをEbIo算出に使用する第2のEbIo推定器
であり、該第2のEbIo推定器におけるEbIo算出用のサン
プル数は少ないが、前記ハードデータ判定における誤り
によって引き起こされるEbIo測定精度の劣化はない。
ため、パイロット符号の累積及び平均化に基づく測定
を、前記再変調された信号を使用した測定の代わりに適
用し、EbIo算出処理が前記再変調された信号に基づく場
合には前記第1のEbIo推定器での算出処理の中間結果を
利用して前記第1のEbIo推定器の計算速度を高め、EbIo
推定器間で計算工程を共有することで、計算量の減少を
達成できる。
スロット間の漏洩積分あるいは平均化を行うための手段
を更に備え、測定された干渉電力偏差は積分あるいは平
均化によって減少する。
おける長時間平均測定誤りを補償するための手段を更に
備え、測定された前記干渉電力を該第2のEbIo推定器に
よって一定の補正係数で逓倍することによって補正がな
され、このような簡単な補正によって第1、第2のEbIo
推定器を等価なものとする。
判定の粗誤り率推定を行うための手段を備え、前記粗誤
り率推定は、パイロットサンプルと、これらのパイロッ
トサンプルを既知のパイロット符号と比較した比較結果
とに基づく。
記第1、第2の手段のうちの一方を選択し、1スロット
期間のあいだは選択した手段を使用し、この選択は前記
粗誤り率推定に基づいている。
記推定された誤り率を予め定められた誤り閾値と比較す
るための手段を更に備え、短時間の推定誤り率が前記閾
値よりも小さい場合には、前記第1の手段によって測定
されたEbIoを電力制御に使用し、推定された誤り率が前
記誤り閾値よりも大きい場合には、前記第2の手段によ
って推定されたEbIoをそのスロットの電力の制御に使用
する。
段は、前記EbIo測定手段に結合されて電力調節コマンド
を生成する手段を備え、前記第1の手段あるいは前記第
2の手段から選択されたEbIoを比較し、この比較結果に
基づいて電力制御ビットを生成し、移動局にコマンドを
送って送信電力を減少させるかあるいは増加させる。
データ符号判定を含ませる。データ符号及びパイロット
符号を電力制御グループ、すなわちスロットに分割す
る。1スロット分のEbIo測定結果に基づいて、パワーア
ップコマンドまたはパワーダウンコマンドが移動局に送
信される。補間されたパイロット符号を使用して受信パ
ス毎にキャリア信号を推定する。推定されたキャリア
を、レーキ受信機アーキテクチャにおけるコヒーレント
なダイバーシチ合成及び検出に利用する。また、EbIo測
定の目的でダイバーシチ合成信号をデータ符号のハード
データ判定に使用する。推定されたキャリアとデータ判
定結果とに基づいて、再変調された信号(補間基準)を
算出する。信号電力算出は、再変調された信号を利用し
て行われる。干渉電力の算出は、受信信号と再変調され
た信号との差異を利用して行われる。信号電力の推定値
及び干渉電力の推定値を得ることで、Eb及びIoの算出は
確実なものとなる。
ても測定される。パイロットサンプル及び既知のパイロ
ット符号とそのパイロットサンプルとを比較した比較結
果とについて、ハードデータ判定に基づいてスロット毎
のデータ判定誤りを大まかに推定する。このような短時
間の推定誤り率が閾値よりも小さく、データ判定がその
スロットのEbIo測定に使用されている場合に、推定され
た誤り率が閾値よりも大きいのであれば、EbIo測定には
パイロット符号のみが使用される。ここに提案された、
EbIo測定用のデータ判定の選択的かつ制御された利用に
よって、電力制御性能は改善される。
いる場合、EbIo推定の精度及び信頼性は、測定にデータ
符号判定を使用することで改善される。各移動局で使用
される所望のEbIoの値が誤り率性能に基づくように電力
を制御する。しかしながら、受信EbIo値が小さい場合に
は、突然の劣化や深いフェージングの際に誤った判断の
比率が大きくなると、全てのスロットのEbIo測定にデー
タ判定を使用することで送信電力を制御しにくくなり、
状態によっては信号を完全に遮断してしまうことにな
る。特定のスロットにおいてデータ符号の誤り数が多い
場合には、そのスロットのEbIo測定にはパイロット符号
のみを使用する方がよい。
いる。粗い誤り率推定は、パイロットサンプルと、既知
のパイロット符号とこのパイロットサンプルとを比較し
た比較結果とについての判定に基づいている。このよう
な推定誤り率が閾値よりも大きい場合には、そのスロッ
トのEbIo測定にはパイロット符号のみを使用する。
ータ判定を選択的に使用することで、電力制御誤り性能
は改善され、全てのスロットにデータ判定を使用する場
合に比べて電力制御は容易になる。EbIo値が小さい場合
やダイバーシチオーダーでも送信信号の遮断は起こらな
い。データ判定を選択的に使用することで、電力制御ル
ープは安定する。
おいて、各送信信号が最小の信号対干渉比で到着するよ
う送信電力を制御してデータ回復性能を許容範囲内にす
ると、容量を最大化することができる。受信電力が高す
ぎる場合には、その移動局の性能は許容範囲内ではある
が、その移動局とチャネルを共有している他の全ての移
動局の干渉妨害は増加し、他のユーザにとっては許容外
の性能となってしまう可能性もある。更に、フェージン
グチャネルの性質から電力の変動が生じるが、この変動
は、特に符号化/インターリービングがあまり効率的で
はないような遅いレイリーフェージングでは可能な限り
補償されなければならない。受信電力を等しくするため
に、閉ループ送信電力制御と開ループ送信電力制御とを
組み合わせて使用するのが一般的である。閉ループ電力
制御は遅いレイリーフェージングを抑制しようとするに
は必須の要素である。
し、全体のシステム容量に影響を及ぼす不要なシステム
干渉を減らすような、地上チャネルにおける閉ループ送
信電力制御用の新規かつ改良された制御ユニットが提供
される。
好ましい実施の形態について説明する。コヒーレント検
出スキームは、電力効率という点から見れば微分干渉ス
キームや非コヒーレントスキームよりも優れている。し
かしながら、コヒーレント検出に必要なキャリア再生
は、フェージングチャネルの時間変化特性に影響され
る。デジタル通信システムでは、受信機にキャリア同期
ユニットが備えられている場合に限って、コヒーレント
検出によって電力効率を得ることができる。高速フェー
ジングはデジタル移動通信における主要な問題である。
実用面で粗い位相推定アルゴリズムが不足しているた
め、フェージングチャネルには歴史的に微分干渉検出や
その他の非コヒーレント技術が使用されている。近似コ
ヒーレント復調が達成できれば顕著な性能の改善を達成
することができる。コヒーレント受信を利用しているM-
PSK やM-QAM などの線形変調スキームは、潜在的に極め
て好ましい通信スキームを形成する。非コヒーレント検
出よりもコヒーレント検出の方が依然として電力面では
有利であり、あるいはチャネルの符号化や同一チャネル
干渉が考慮されるときには、電力面での利点は実際に改
善される。レイリーフェージングによってチャネルが障
害を受けると、結果としてチャネル位相が高速に変化
し、検出を成功させるには受信信号からキャリア信号を
誘導する効率的なキャリア同期ユニットが必須となる。
ト符号を周期的に挿入し、受信機はこの符号を使用して
パイロット符号に対応するサンプルを抽出し、これらの
サンプルを補間してフェージングチャネル増倍歪みの推
定信号を形成する。これらのパイロット符号は、閉ルー
プ電力制御処理においてEbIo測定に使用される。このフ
レーム構造送信を図1に示す。送信機は、M個のパイロ
ット符号を送信し、次にN個のデータ符号を送信し、更
にM個の新たなパイロット符号を送信するといった具合
である。N/M比を15よりも大きくしておくこともで
きるので、既知の符号挿入による損失は無視することが
できる。1フレーム(スロット)あたりのパイロット符
号の数Mは、通常は1乃至5である。数Mが1よりも大
きい場合には、1つのスロットからのパイロット符号に
対応するサンプルを累積して平均化しておくべきであ
る。サンプルの平均をとることで、相加性ノイズによる
影響や干渉による影響は大幅に少なくなる。これらの平
均サンプルを補間に使用すると、パイロット符号補間ス
キームの性能が改善される。一般のパイロット符号補間
は、キャリア受信に関するものが当業者間で周知であ
り、本発明においては図示の目的で使用されているが、
キャリア推定用の他のデジタル技術も利用することがで
きる。ダイバーシチ受信及び最大比合成は、キャリア同
期ユニットを使用して簡単に実施することができる。こ
のユニットはチャネル利得についての最適な推定信号を
搬送するからである。補間されたパイロット符号から誘
導されるキャリア信号は簡単にEbIoに使用することがで
きる。
に測定されると仮定され、電力制御コマンドは移動ユニ
ットに送信されて1スロットについて1回ずつ送信電力
が調節されると仮定される。場合によっては、キャリア
推定を改善するためにはスロットの真ん中に他のパイロ
ット符号を挿入する方がよい場合もある。本発明は、こ
のような場合にも適用できる。
れたシステムの詳細な説明の前に、図2を参照して、閉
ループ電力制御ユニットの位置及び目的について簡単に
説明する。図2は、本発明の電力制御機能に対する特定
の基準を有するセルサイトにおける1つの受信機/送信
機のブロック図である。図2の受信機/送信機は1つの
特定の移動局との通信に使用される。図2は、ダイバー
シチ合成、コヒーレント検出、デインターリーブ及び粗
い判定のビタビ復号化を採用しているCDMA受信機の
概略ブロック図である。図2は、メインベースバンド処
理を示す。RF及びIF周波数での処理、アップ/ダウ
ン反転、タイミング回復、その他いくつかの機能につい
ては図示されていない。
個の独立した受信システムを使用してダイバーシチ受信
を行う。1及び2は受信機フィルタである。各受信機シ
ステムは、異なる伝搬遅延で到着する信号を別々に受信
して合成できるようにするレーキ受信機、すなわち図2
のレーキ10及びレーキ20を使用している。各パス受
信機(レーキフィンガ11乃至13及び21乃至23)
は、逆拡散処理を実施する。各パスについて、キャリア
推定器(参照符号41乃至46)は、既知のパイロット
信号を利用して受信信号から位相及び振幅を誘導する。
各キャリア推定器41〜46は、パイロット符号によっ
て提供されたチャネル測定信号を補間し、検出及びEbIo
測定用のキャリア基準を得る。ダイバーシチ受信及び最
大比合成は、ダイバーシチ合成器30によって実施され
る。ダイバーシチ合成器30は、信号対干渉比を最大限
にするような方法でパス信号を干渉合成する。ダイバー
シチ合成器30の出力は、デインターリーバー50及び
閉ループ電力制御ユニット80への入力となる。粗い判
定のビタビ復号器60は、最も尤度の高い情報シーケン
スを決定するために利用されている。
移動ユニットからの受信信号におけるEbIoを測定する。
測定されたEbIoに応答して、閉ループ電力制御ユニット
80は電力調節コマンドを生成する。この電力調節コマ
ンドは、送信変調器70への入力となる。上述したよう
に、電力調節コマンドのビットは、関連した移動局によ
って移動局送信電力の調整に使用される。電力調節コマ
ンドは、移動局に信号を送り、約1.0dBの予め定め
られた量(ステップサイズ)だけ電力を見かけ上増大さ
せたり少なくしたりする。閉ループ電力制御ユニット8
0は、パス毎に推定されたキャリア信号と、ダイバーシ
チ合成器30からの出力信号と、既知のパイロット符号
とを使用して、EbIoを測定する。受信EbIoの測定値がセ
ルサイトプロセッサ(図示せず)から供給される予め設
定されたレベルよりも小さい場合には、電力コマンドビ
ットが生成され、移動局の送信機電力の増大が必要であ
ることが示される。同様に、受信した測定値が予め設定
されたレベルよりも大きければ、移動局の送信機電力を
低下させるよう電力調節コマンドが生成される。送信変
調器70は、ユーザアドレス可能な情報信号を特定の移
動局に送信するためにスペクトル拡散変調を行う。ま
た、送信変調器70は、閉ループ電力制御ユニット80
からの電力調節コマンドビットも受信し、これらのビッ
トをスペクトル拡散変調して移動局に送信する。
ト幅の受信パイロット符号を使用した信号電力測定及び
干渉電力測定は、累積及び平均化によって実現できる。
M個のサンプル(1パイロット幅)の時間ではフェージ
ング歪みは一定であると仮定している。まず、パイロッ
ト符号は既知であるから、この既知のパイロット符号を
用いて受信サンプルを適宜逆変調(位相変調された受信
サンプルの位相を元に戻してキャリア成分を取り出す操
作)することで、まず受信サンプルの変調が除去され
る。この逆変調によって、全てのパイロット符号ベクト
ルが同位相となるように変換されるため、受信サンプル
の累積及び平均化を行うことができるようになる。次
に、受信サンプルを平均することにより平均値を算出す
る。このように算出された平均値の電力は信号電力の推
定値である。また、逆変調された受信サンプルと上記受
信サンプルの平均値の差の電力を算出する。このように
算出された差の電力は干渉電力の推定値である。
化を使用したEbIo測定について更に詳細に説明する。複
素値化ベースバンド線形変調受信信号{r1,r
2,...,rM}は以下のように表される。
信号はすべて、同相成分及び直角位相成分で複素値化さ
れている。
2a2*=...=aMaM*=1すなわち、M-PSK 変
調を仮定している。平均化によって、以下のように平均
値を算出する。
_R+...+rM_R)であり、推定された信号電力
Sは、 S=(VM )(VM )* であり、推定された干渉電力Iは、 I=(1/M){(r1_R−VM )(r1_R−VM )*+... +(rM_R−VM )(rM_R−VM )*} である。
及び推定された干渉電力Iを使用して、EbIoの推定
値を算出することができる。すなわち、EbIoの推定
値はSとIの比に変調方式で定められるあらかじめ定め
られた定数をかけることで求めることができる。例えば
4相位相変調(QPSK)を用いている場合は、EbI
o=(S/I)×0.5と表すことができる。
ど測定誤りは小さくなる。しかしながら、パイロット符
号の送信に伴う損失を最小限に抑えるために、パイロッ
ト符号の数は限られている。一定のキャリアについてみ
れば、この仮の解析のみのためにここで使用される非現
実的な条件、すなわち測定された信号電力の長期平均S
_ave は、 S_ave =S _real+(1/M)I_p で表される。ここで、S_realは平均信号電力であり、
I_pは平均干渉電力である。
_ave は、 I_ave =[(M−1)/M]I_p で表される。
とは異なる。この実際の電力からの偏差が原因で、制御
されたEbIoに誤りが生じるので、EbIoの平均値は予め設
定されたEbIo閾値とは異なる。また、測定誤りが原因
で、送信機の電力調節について誤ったコマンドが送信さ
れる。測定された干渉電力の精度は、漏洩積分を使用す
るか、あるいは2〜3スロット分の干渉電力の平均をと
るかによって改善することができる。このような平均化
/積分は、パイロット符号のみが測定に使用される場合
のように推定用のサンプルの数が少ない時にしか必要に
ならない。フェージングによって生じる受信電力の変化
をできるだけ追尾して補償するために、推定された信号
電力については平均化を行わない。電力測定誤りを減ら
すために、電力測定にアンドデータ符号を含ませること
でサンプルの数を増やす必要がある。
するための好ましい手法である。ダイバーシチ合成にお
いてEbIoに適用可能な方法には2つある。すなわち、ダ
イバーシチ合成信号についてEbIoを測定することと、各
パスについてEbとIoとを別々に測定して加算/平均化し
て全体のEbIoを推定することの2つである。最初の方
法、すなわちダイバーシチ合成信号を使用した測定の方
が、EbIoが低くパスの数も動的に変化する実際の条件に
は適している。合成信号のEbIoとBER との関係は、パス
の状態にはあまり依存しない。本発明において説明され
ている方法は第2の測定方法にも適用可能ではあるが、
ここでは上述したような理由からダイバーシチ合成信号
を利用した測定について更に検討する。
信号と平均値の差の電力とに基づく電力測定方法は、上
述した通りであり、あらゆるダイバーシチ合成に適用可
能である。乗算性フェージング歪みはM個のパイロット
符号幅にわたって一定であると仮定する。ダイバーシチ
合成の場合には、まず、最大比合成となるようにパス毎
に固有の重みをつけてフェージングひずみを補償し、パ
ス信号を加算合成する。次に、合成信号のサンプルを逆
変調して変調を除去する。続いて上述した方法と同様の
方法で電力を推定する。重み付けをすることで干渉信号
電力に変動が生じるが、2〜3スロット分の干渉電力の
平均化/積分も可能である。パス電力の合計値及び合成
信号から誘導されるS/Iから干渉信号電力を推定する
ことができる。このように、算出された干渉電力は重み
付けに影響することはなく、2〜3スロット分を平均化
/積分することもできる。干渉電力測定の精度は複数ス
ロットにわたって積分/平均化によって改善される。干
渉信号を積分/平均化しても、ダイバーシチ合成信号を
電力制御に使用することによる利点は維持される。
リア信号に基づいている。上述したものと同様の符号を
使用し、 {r1,r2,...,rM}は受信変調信号、 {p1,p2,...,pM}は補間パイロット符号か
ら誘導されたキャリア信号、 {d1,d2,...,dM}は既知のパイロット符号 であり、下記の再変調された信号を使用して信号電力が
推定される。
M} 受信信号と再変調信号との差{i1,i2,...,i
M}を使用して干渉電力が推定される。ここで、 i1=r1−p1d1, i2=r2−p2d2 ... iM=rM−pMdM である。
M}の電力によって推定される。
定は、キャリア信号推定がパイロット符号累積と線形補
間とに基づいている場合には再変調を使用したEbIo測定
とほぼ同一の性能を有する。EbIo推定の累積結果とキャ
リア推定の累積結果とは類似している。
たって一定になるとは考えられないので、EbIo測定にデ
ータ符号を更に含ませるためにはキャリア信号が必要で
ある。データ符号が測定に含まれる場合には、EbIo測定
方法は再変調に基づく上述した方法と類似する。信号電
力推定には補間基準(再変調信号)が利用される。干渉
電力推定には、受信信号と再変調信号との差が利用され
る。Kを1スロットにおける符号の総数とすると、K=
M+Nとなる。EbIo推定には、K個のサンプル、M個の
パイロット符号に対応するM個のサンプル及びN個のデ
ータ符号に対応するN個のサンプルが利用される。
{r1,r2,...,rK}を受信変調信号であると
仮定する。ここで、{r1,r2,...,rN}はデ
ータ符号に対応し、{rN+1,...,rK}はパイ
ロット符号に対応し、{p1,p2,...,pK}は
パイロット符号の補間から誘導されるキャリア信号であ
る。
dN}は、{r1,...,rN}及び{p
1,...,pN}を使用して得られる。パイロット符
号{dN+1,dN+2,...,dK}は既知である
が、サンプル{rN,rN+1,...,rK}を使用
して判定し、これらの判定を既知のパイロット符号{d
N+1,dN+2,...,dK}と比較し、粗い誤り
率推定を行う。
は、 i1=r1−p1d1, i2=r2−p2d2 ... iK=rK−pKdK となり、再変調信号は、{p1d1,p2d
2,...,pNdN,...,pKdK}となる。
れる。干渉電力は、{i1,i2,...,iK}の電
力から推定される。
ついてのものである。ダイバーシチ合成の拡張は以下の
通りである。同様の符号を使用し、2本のパス(a及び
b)しかないと仮定すると、第1のパス(a)で、 {r1a,r2a,...,rKa}受信変調信号、 {p1a,p2a,...,pKa}干渉パイロット符
号から誘導されたキャリア信号、 第2のパス(b)で、 {r1b,r2b,...,rKb}受信変調信号、 {p1b,p2b,...,pKb}干渉パイロット符
号から誘導されたキャリア信号となる。
け後の受信信号{r1c,r2c,...,rKc}
は、 r1c=r1ap1a*+r1bp1b* r2c=r2ap2a*+r2bp2b* ... rKc=rKapKa*+rKbpKb* となる。
dN}は、{r1c,r2c,...,rNc}を使用
して得られる。
全くない場合には、干渉信号{i1,i2,...,i
K}は、 i1=r1c−m1 i2=r2c−m2 ... iK=rKc−mK となる。ここで、{r1c,r2c,...,rKc}
は、先に定義したようなダイバーシチ合成信号であり、
{m1,m2,...,mK}は、ダイバーシチ合成信
号の推定(再変調信号と重み付け信号との合成)であ
る。ダイバーシチ合成信号の推定値{m1,m
2,...,mK}は、以下のようにして算出される。
よって推定される。信号電力Sは、{m1,m
2,...,mK}の電力を使用して推定される。
出される。
1be*)}{r1cd1*−(p1aep1ae*+
p1bep1be*)}+...であり、ここで、d1
d1*=d2d2*=..=dKdK*=1である。
EbIo測定法と同様に、変調方式に応じてあらかじめ
定められた定数を、上記で説明した方法で推定したS/
Iに乗ずることによりEbIoの推定値を算出すること
ができる。
される。この方法を使用する場合にEbIo測定誤りが生じ
る主な理由は、キャリア受信プロセスでの推定誤り及び
データ判定誤りによって引き起こされる推定誤りの2つ
である。この方法を使用すると、サンプルの数が増える
という利点がある。受信機が相応の符号誤りの領域内で
動作するように電力を制御すると、サンプル数の増加に
よってEbIo測定誤りは大幅に少なくなる。
の処理を説明するための構成を示す。すなわち図3は、
図2に示す閉ループ電力制御ユニット80を詳細に示す
図である。閉ループ電力制御ユニットは、ダイバーシチ
合成器30から供給される入力ダイバーシチ合成信号と
して、キャリア推定器から供給されるキャリア信号と、
パイロット符号とを使用する。適用されたレーキ受信機
の各パスについてのキャリア信号は、キャリア推定器に
よって閉ループ電力制御ユニットに供給される。
EbIo測定ブロック100と電力制御コマンド発生器10
7とを備える。信号対干渉比を最大限にするような方法
でパス信号をコヒーレントに合成することによって得ら
れるダイバーシチ合成信号は、EbIo測定の目的でハード
データ判定を行うためのスライサ101によってデータ
符号のハード判定に使用される。合成器102は、第1
のEbIo推定器103におけるEbIo推定のために、このよ
うなハード検出符号と既知のパイロット符号とを合成す
る。EbIo測定ブロック100は、2つのEbIo推
定器103,104を含んでいる。第1のEbIo推定
器103は、データ符号に対応する受信サンプルと予め
既知のパイロット符号に対応する受信サンプルとを使用
してEbIoを算出する。一方、第2のEbIo推定器
104は予め既知のパイロット符号のみに対応する受信
サンプルを使用してEbIoを算出するものである。2
つのEbIo推定器によって推定されたEbIo推定値
は、誤り推定器105により推定されるパイロット符号
の誤り率に応じてスイッチ106により切り替えら れ、
いずれか片方のEbIo推定値が電力制御コマンド生成
器107に渡される。
力の算出は、再変調信号を使用して行われる。干渉電力
の算出は、受信信号と再変調信号との差を使用して行わ
れる。第2のEbIo推定器104では、パイロット符
号に対応した受信サンプルを使用してEbIoを測定す
る。逆変調したパイロットサンプルの平均値の電力及び
分散を使用したEbIo測定方法、あるいは第1のEb
Io推定器103と同様に再変調信号を使用したEbI
o測定方法のいずれの測定方法も適応可能である。上述
したような線形補間用のこれら2つの方法の性能はほと
んど同じである。再変調に基づく2つ目の方法を利用す
ると、第1のEbIo推定器103についての計算の中
間結果を使用して、第2のEbIo推定器104の計算
を行うことができる。推定器間の計算を共有化すること
で計算量を減らすことができる。逆変調に基づく1つ目
の方法においては、同期検波のためのキャリア推定とE
bIo測定とを共通処理することにより計算量を削減す
ることが可能である。Io推定の信頼性を高めるため
に、第2のEbIo推定器104は2〜3スロット分の
推定干渉電力を移動平均する。この平均化によって、測
定された干渉電力の偏差は小さくなる。Io測定におけ
る長期平均誤りは、測定に使用されるサンプルの数によ
って変わり、上述したように第1、第2のEbIo推定
器103、104では異なっている。第1および第2の
EbIo推定器によって測定された干渉電力は互いに一
定の補正値をかけることによって簡単に補正することが
できる。例えば、第2のEbIo推定器104の出力に
このような簡単な補正をすることで、2つの推定器が等
価なものとなり、スイッチ106でどちらのEbIo推
定値が選択されていても電力制御コマンド生成器107
では同じように制御されることになる。
判定誤りが少ない場合には、第1のEbIo推定器103に
よって測定されるEbIoの精度は第2のEbIo推定器104
によって測定されるEbIoの精度よりもかなり高い。しか
しながら、誤った判断の比率が高くなると、第2のEbIo
推定器104によって測定されたEbIoの精度のほうがよ
くなる。粗い誤り率推定は、パイロットサンプルについ
てはハードデータ判定に基づいており、最後の2つの符
号グループについては誤り率推定器105による既知の
パイロット符号との比較結果に基づいている。誤り率推
定器105はスイッチ106を制御する。短期間推定誤
り率が誤り閾値Err _THよりも小さい場合には、第1の
EbIo推定器103によって測定されたEbIoを電力制御に
使用する。推定誤り率が誤り閾値よりも大きい場合に
は、第2のEbIo推定器104によって測定されたEbIoを
そのスロットの電力を制御するために使用する。選択さ
れたEbIoはスイッチ106の出力によって電力制御コマ
ンド発生器107に供給される。電力制御コマンド発生
器107は、選択されたEbIoと所望のEbIoについて制御
プロセッサ(図示せず)によって予め設定された閾値Eb
_Io_THとを比較し、この比較結果に基づいて電力制御
ビットを生成し、移動局の電力を落とすかあるいは多く
するようコマンドを送信する。電力制御ビットは、送信
変調器70においてデータビットと合成され、移動局に
送信される。
4に示す。これは、2本のパスでのダイバーシチ合成に
ついての計算であり、より高いダイバーシチオーダーに
ついての拡張が確実になる。入力複素ベクトルは、ダイ
バーシチ合成信号RC={r1c,r2c,...,r
Kc}、データ符号とパイロット符号との合成ベクトル
DP={d1,d2,...,dK}及びキャリア推定
ベクトルPP1={p1a,p2a,...,pKa}
及びPP2={p1b,p2b,...,pKb}であ
る。
ルについて共役処理を実行する。ブロック203、20
4及び206(複素ベクトル乗算器)は、入力複素ベク
トルの点別の逓倍を実行する。ブロック205(複素ベ
クトル加算器)は、2つの複素ベクトルを加算する。ブ
ロック207(複素ベクトル減算器)は、2つの複素ベ
クトルの点別の減算を行う。受信ダイバーシチ合成信号
の推定は、以下のようにして実行される。
ア推定と掛け合わせて各パス毎に再変調信号を形成す
る。再変調信号を複素共役キャリアと掛け合わせ、各パ
スを重み付けし、最後に2つのパス信号を加算する。こ
のような受信信号の推定値の算出は、受信信号推定器2
20によって示されている。受信信号推定器220は、
ブロック201、202、203、204、205及び
206を備えている。ここで、いくつかの計算の順序は
最終的な結果に影響することなく変えることができる。
ブロック208(信号電力算出器)は、このような推定
された信号を使用して信号電力を算出する。ダイバーシ
チ合成信号と推定受信信号との差は、ブロック207に
よって算出される。この差を利用して、ブロック209
(干渉電力算出器)は干渉電力を算出する。算出された
信号電力と算出された干渉電力とに基づいて、ブロック
210(EbIo算出器)はEbIoを算出する。
ルを使用して示されているが、いくつかの中間ベクトル
は実数であるため、計算量の減少も可能である。
プルのみを処理に使用する以外は同様の処理を図3にお
ける第2のEbIo推定器104にも適用する。提案された
EbIo測定は、デジタル実施に極めて適しており、全ての
デジタル実現要件を満たす。
されたシステムによりEbIo測定の精度が改善される。提
案されているシステムを使用することで、精確な電力制
御が達成され、結果として受信機のBER/FER 性能が改善
され、受信機の偏差を減少、すなわち電力制御誤りを減
少させることができる。
ませることによってEbIo測定用のサンプルの数を増やす
ことができる。サンプル数が増えれば増えるほど、EbIo
測定の精度も改善され、結果として閉ループ電力制御性
能が改善される。閉ループ電力制御ユニットは、キャリ
ア同期ユニットによって新たなコストをかけることなく
提供される信号キャリア推定値を利用する。
的に使用することによって、データ判定を全てのスロッ
トの測定に使用した場合よりも電力制御の精度は高くな
る。EbIo値が小さい場合やダイバーシチオーダーが高い
場合にも送信信号の遮断は起こらない。データ判定を選
択的に使用することで電力制御ループが安定する。
いフェージングの間、1つのスロットにおける誤ったデ
ータ判定数は多くなり、このような誤ったデータ判定を
使用することで測定の劣化率が高くなる。しかし、提案
された誤り推定では、データ判定の誤り数の多いスロッ
トを検出し、このようなスロットについてはデータ判定
をEbIo測定には含めずにおく。このように、1つのスロ
ットにおける誤ったデータ判定の数が多くなっても、劣
化率を高めることなくデータ符号を使用することによる
利点が維持される。
造を示す。
基準を有するセルサイトにおけるCDMA送信機/受信
機の概略ブロック図である。
例を示すブロック図である。
けるEbIo測定に対する処理の詳細を説明するためのブロ
ック図である。
Claims (21)
- 【請求項1】 ユーザが符号分割多元接続(CDMA)
スペクトル拡散通信信号を使用して情報信号を互いにや
り取りするセルラー移動電話システムにおける閉ループ
電力制御ユニットであって、それぞれのセルサイトの送
信機/受信機に接続された閉ループ電力制御ユニットに
おいて、受信品質を測定するための手段と、 対応するセルサイトの受信品質測定値の、予め定められ
た目標品質からの偏差に対応する電力調節コマンドを生
成するための手段とを備え、 前記セルラー移動電話システムの上り回線(移動局から
セルヘ)には受信信号を逆変調して位相をそろえた信号
を用いて受信品質を測定することを特徴とし、移動局は
前記電力調節コマンドを受信して該電力調節コマンドに
対応して送信信号電力を調節することを特徴とする閉ル
ープ電力制御ユニット。 - 【請求項2】 受信品質として、EbIo(1ビット当
たりの信号エネルギーの干渉電力スペクトル密度に対す
る比)の推定値を求めることを特徴とする請求項1記載
の閉ループ電力制御ユニット。 - 【請求項3】 受信品質の測定において、受信信号を逆
変調した信号の平均値の電力を信号電力とし、前記受信
信号を逆変調した信号と前記平均値の差の電力(前記逆
変調した信号の分散)を干渉電力として、その比からE
bIoの推定値を求めることを特徴とする請求項1記載
の閉ループ電力制御ユニット。 - 【請求項4】 受信品質の測定において、受信信号を判
定して再変調した信号の電力を信号電力とし、前記受信
信号と前記再変調した信号との差の電力を干渉電力とし
て、その比からEbIoの推定値を求めることを特徴と
する請求項1記載の閉ループ電力制御ユニット。 - 【請求項5】 前記EbIoを測定するための手段は、 ハードデータ判定を行うための手段と、 データ符号及びパイロット符号の両方を使用してEbIoを
推定するための第1の手段と、 パイロット符号を使用してEbIoを推定するための第2の
手段と、 誤り率を推定するための手段と、 制御及び選択を行うための手段とを備え、 キャリアの推定及びEbIo測定のために、周期的に挿入さ
れる既知の符号、あるいはパイロット符号が使用される
ことを特徴とする請求項1記載の閉ループ電力制御ユニ
ット。 - 【請求項6】 キャリア推定ユニットからのキャリア信
号の提供あるいはダイバーシチ合成器からのダイバーシ
チ合成信号の提供など、他の受信機ユニットからの前記
EbIo測定に必要な入力を提供するセルサイトの受信機と
接続するための手段を更に備えることを特徴とする請求
項1記載の閉ループ電力制御ユニット。 - 【請求項7】 前記ハードデータ判定を行うための手段
は、受信機のダイバーシチ合成器から提供される入力に
接続されてハードデータ判定を行う手段を備え、前記ハ
ードデータ判定は前記EbIo測定を行うためのものであ
り、前記ハードデータ判定はダイバーシチ合成信号を使
用して行われ、コヒーレント合成は、信号対干渉比を最
大限にするようなものであることを特徴とする請求項5
記載の閉ループ電力制御ユニット。 - 【請求項8】 データ符号及びパイロット符号の両方を
使用してEbIoを推定するための前記第1の手段は第1の
EbIo推定器であり、 受信信号推定のための手段と、 干渉信号推定のための手段と、 信号電力を算出するための手段と、 干渉電力を算出するための手段と、 EbIoを算出するための手段とを更に備え、 EbIo測定には、データ符号に対応するサンプル及びパイ
ロット符号に対応するサンプルの両方が使用されること
を特徴とする請求項5記載の閉ループ電力制御ユニッ
ト。 - 【請求項9】 前記受信信号推定のための手段は、 各パス信号について、前記キャリア信号と前記ハード判
定データとパイロット 符号とから、再変調された信号
(補間基準)を形成するための手段と、 それぞれの前記キャリア信号を使用して各前記再変調さ
れた信号に対して重み付けを行うと共に、各パスについ
て重み付けされた信号の推定信号を提供する手段と、 前記重み付けされた信号の推定信号を合成し、受信ダイ
バーシチ合成信号の推定信号を提供する手段とを備える
ことを特徴とする請求項8記載の閉ループ電力制御ユニ
ット。 - 【請求項10】 前記干渉信号推定のための手段は、 前記ダイバーシチ合成信号と前記受信ダイバーシチ合成
信号の推定信号との差を算出し、干渉信号の推定信号を
提供する手段を備えることを特徴とする請求項8記載の
閉ループ電力制御ユニット。 - 【請求項11】 前記信号電力を算出するための手段
は、前記受信ダイバーシチ合成信号の推定信号を利用し
て信号電力を算出する手段を備えることを特徴とする請
求項8記載の閉ループ電力制御ユニット。 - 【請求項12】 前記干渉電力を算出するための手段
は、前記干渉信号の推定信号を利用して干渉電力を算出
する手段を備えることを特徴とする請求項8記載の閉ル
ープ電力制御ユニット。 - 【請求項13】 前記EbIoを算出するための手段は、前
記受信ダイバーシチ合成信号の推定信号の前記信号電力
と、前記干渉信号の推定信号の前記干渉電力とを使用し
てEbIoを算出する手段を備えることを特徴とする請求項
8記載の閉ループ電力制御ユニット。 - 【請求項14】 パイロット符号のみを使用してEbIoを
推定する前記第2の手段は、前記第1のEbIo推定器と同
様の方法でEbIo算出を行う手段を備えると共に、既知の
パイロット信号のみをEbIo算出に使用する第2のEbIo推
定器であり、該第2のEbIo推定器におけるEbIo算出用の
サンプル数は少ないが、前記ハードデータ判定における
誤りによって引き起こされるEbIo測定精度の劣化はない
ことを特徴とする請求項5記載の閉ループ電力制御ユニ
ット。 - 【請求項15】 前記第2のEbIo推定器におけるEbIo算
出のため、パイロット符号の累積及び平均化に基づく測
定を、前記再変調された信号を使用した測定 の代わりに
適用し、EbIo算出処理が前記再変調された信号に基づく
場合には前記第1のEbIo推定器での算出処理の中間結果
を利用して前記第1のEbIo推定器の計算速度を高め、Eb
Io推定器間で計算工程を共有することで、計算量の減少
を達成できることを特徴とする請求項14記載の閉ルー
プ電力制御ユニット。 - 【請求項16】 前記第2のEbIo推定器は、前記干渉電
力のスロット間の漏洩積分あるいは平均化を行うための
手段を更に備え、測定された干渉電力偏差は積分あるい
は平均化によって減少することを特徴とする請求項14
記載の閉ループ電力制御ユニット。 - 【請求項17】 前記第2のEbIo推定器は、前記干渉電
力における長時間平均測定誤りを補償するための手段を
更に備え、測定された前記干渉電力を該第2のEbIo推定
器によって一定の補正係数で逓倍することによって補正
がなされ、このような簡単な補正によって第1、第2の
EbIo推定器を等価なものとすることを特徴とする請求項
14記載の閉ループ電力制御ユニット。 - 【請求項18】 前記誤り率推定手段は、前記ハードデ
ータ判定の粗誤り率推定を行うための手段を備え、前記
粗誤り率推定は、パイロットサンプルと、これらのパイ
ロットサンプルを既知のパイロット符号と比較した比較
結果とに基づくことを特徴とする請求項5記載の閉ルー
プ電力制御ユニット。 - 【請求項19】 前記制御及び選択を行うための手段
は、前記第1、第2の手段のうちの一方を選択し、1ス
ロット期間のあいだは選択した手段を使用し、この選択
は前記粗誤り率推定に基づいていることを特徴とする請
求項18記載の閉ループ電力制御ユニット。 - 【請求項20】 前記制御及び選択を行うための手段
は、前記推定された誤り率を予め定められた誤り閾値と
比較するための手段を更に備え、短時間の推定誤り率が
前記閾値よりも小さい場合には、前記第1の手段によっ
て測定されたEbIoを電力制御に使用し、推定された誤り
率が前記誤り閾値よりも大きい場合には、前記第2の手
段によって推定されたEbIoをそのスロットの電力の制御
に使用することを特徴とする請求項19記載の閉ループ
電力制御ユニット。 - 【請求項21】 前記電力調節コマンドを生成するため
の手段は、前記EbIo測定手段に結合されて電力調節コマ
ンドを生成する手段を備え、前記第1の手段 あるいは前
記第2の手段から選択されたEbIoを比較し、この比較結
果に基づいて電力制御ビットを生成し、移動局にコマン
ドを送って送信電力を減少させるかあるいは増加させる
ことを特徴とする請求項5記載の閉ループ電力制御ユニ
ット。
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