JP2999674B2 - 自動開閉レンズカバーを備えた望遠鏡 - Google Patents
自動開閉レンズカバーを備えた望遠鏡Info
- Publication number
- JP2999674B2 JP2999674B2 JP6261042A JP26104294A JP2999674B2 JP 2999674 B2 JP2999674 B2 JP 2999674B2 JP 6261042 A JP6261042 A JP 6261042A JP 26104294 A JP26104294 A JP 26104294A JP 2999674 B2 JP2999674 B2 JP 2999674B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- lens
- cover
- lens cover
- hood
- telescope
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Classifications
-
- G—PHYSICS
- G02—OPTICS
- G02B—OPTICAL ELEMENTS, SYSTEMS OR APPARATUS
- G02B23/00—Telescopes, e.g. binoculars; Periscopes; Instruments for viewing the inside of hollow bodies; Viewfinders; Optical aiming or sighting devices
- G02B23/16—Housings; Caps; Mountings; Supports, e.g. with counterweight
- G02B23/18—Housings; Caps; Mountings; Supports, e.g. with counterweight for binocular arrangements
Landscapes
- Physics & Mathematics (AREA)
- Astronomy & Astrophysics (AREA)
- General Physics & Mathematics (AREA)
- Optics & Photonics (AREA)
- Telescopes (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、単眼、双眼の望遠鏡に
おいて対物レンズを保護するためのレンズカバーの自動
開閉機構に関する。
おいて対物レンズを保護するためのレンズカバーの自動
開閉機構に関する。
【0002】
【従来の技術】望遠鏡では、拡大像を網膜上に結像する
ために各種構造が採用されるが、基本的には単眼で観察
するものと双眼で観察するもの(双眼鏡)がある。そし
て、これらの望遠鏡の対物レンズには、保護キャップが
被せられており、この保護キャップにより、レンズ面に
傷が付かないように、またほこり等が付着しないように
保護することができる。
ために各種構造が採用されるが、基本的には単眼で観察
するものと双眼で観察するもの(双眼鏡)がある。そし
て、これらの望遠鏡の対物レンズには、保護キャップが
被せられており、この保護キャップにより、レンズ面に
傷が付かないように、またほこり等が付着しないように
保護することができる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の望遠鏡では、使用の際に外した保護キャップの取扱
いが不便であるという問題がある。即ち、保護キャップ
は観察開始時に外してバッグやポケット等に収め、観察
終了時には、収めた場所から取り出して本体に取り付け
なければならないことから、保護キャップをなくしてし
まうことも多く、管理が煩雑となっていた。
来の望遠鏡では、使用の際に外した保護キャップの取扱
いが不便であるという問題がある。即ち、保護キャップ
は観察開始時に外してバッグやポケット等に収め、観察
終了時には、収めた場所から取り出して本体に取り付け
なければならないことから、保護キャップをなくしてし
まうことも多く、管理が煩雑となっていた。
【0004】ところで、この保護キャップの管理を容易
にするために、保護キャップを鎖等で本体へつなぐこと
も考えられるが、この場合は観察時に保護キャップが邪
魔になるという不便がある。また、コンパクトカメラ等
では、保護キャップとしてのカバーが、例えば撮影レン
ズの直前で左右に摺動自在となるように本体に取り付け
られ、操作ツマミの操作によってカバーが開閉できる機
構が採用されている。しかし、このような機構を筒形の
望遠鏡に適用することは困難である。
にするために、保護キャップを鎖等で本体へつなぐこと
も考えられるが、この場合は観察時に保護キャップが邪
魔になるという不便がある。また、コンパクトカメラ等
では、保護キャップとしてのカバーが、例えば撮影レン
ズの直前で左右に摺動自在となるように本体に取り付け
られ、操作ツマミの操作によってカバーが開閉できる機
構が採用されている。しかし、このような機構を筒形の
望遠鏡に適用することは困難である。
【0005】本発明は上記問題点に鑑みてなされたもの
であり、その目的は、保護キャップを本体に対し着脱す
るという構成を廃止し、保護キャップの管理が不要とな
る自動開閉レンズカバーを備えた望遠鏡を提供すること
にある。
であり、その目的は、保護キャップを本体に対し着脱す
るという構成を廃止し、保護キャップの管理が不要とな
る自動開閉レンズカバーを備えた望遠鏡を提供すること
にある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、第1請求項記載の自動開閉レンズカバーを備えた望
遠鏡は、本体筒に沿って前後移動するように配置された
レンズフードと、本体筒の対物レンズを覆うように配置
された可動式レンズカバーと、上記レンズフードの前方
移動に連動してこのレンズカバーを光路外に退避させ、
かつ後方移動に連動して当該レンズカバーを対物レンズ
を覆う位置に移動させる機構と、を有することを特徴と
する。第2請求項記載の発明は、上記可動式レンズカバ
ーは双眼の対物レンズに対応して2個配置し、この2個
のレンズカバーを双眼中央部に軸支して回動動作させる
と共に、このレンズカバーの側面にはガイドピンを取り
付け、一方双眼レンズフードの内側には上記ガイドピン
を係合させてレンズフードの前後移動により上記レンズ
カバーの開閉動作を実行するためのガイド溝を設けたこ
とを特徴とする。
に、第1請求項記載の自動開閉レンズカバーを備えた望
遠鏡は、本体筒に沿って前後移動するように配置された
レンズフードと、本体筒の対物レンズを覆うように配置
された可動式レンズカバーと、上記レンズフードの前方
移動に連動してこのレンズカバーを光路外に退避させ、
かつ後方移動に連動して当該レンズカバーを対物レンズ
を覆う位置に移動させる機構と、を有することを特徴と
する。第2請求項記載の発明は、上記可動式レンズカバ
ーは双眼の対物レンズに対応して2個配置し、この2個
のレンズカバーを双眼中央部に軸支して回動動作させる
と共に、このレンズカバーの側面にはガイドピンを取り
付け、一方双眼レンズフードの内側には上記ガイドピン
を係合させてレンズフードの前後移動により上記レンズ
カバーの開閉動作を実行するためのガイド溝を設けたこ
とを特徴とする。
【0007】
【作用】上記の第1請求項記載の構成によれば、レンズ
フードを前方へ動かすと、対物レンズを覆っていたレン
ズカバーが上記レンズフードの動きに連動して開き、観
察が可能な状態となり、この観察可能な状態からレンズ
フードを後方へ動かすと、この動きに連動してレンズカ
バーが元の位置まで閉じることになる。従って、レンズ
フードのセット及び収納の動作によって、レンズカバー
の開閉が自動的に行われることになる。
フードを前方へ動かすと、対物レンズを覆っていたレン
ズカバーが上記レンズフードの動きに連動して開き、観
察が可能な状態となり、この観察可能な状態からレンズ
フードを後方へ動かすと、この動きに連動してレンズカ
バーが元の位置まで閉じることになる。従って、レンズ
フードのセット及び収納の動作によって、レンズカバー
の開閉が自動的に行われることになる。
【0008】また、第2請求項記載の構成は、双眼鏡に
適用されたものであり、レンズフードの動きはガイド溝
とガイドピンとの係合によってレンズカバーに伝達さ
れ、レンズフードを前方に動かすと、2枚のレンズカバ
ーが取付け軸を中心として中央部まで回動し開いた状態
となる。このとき、2枚のレンズカバーは双眼レンズフ
ードの中央仕切板としての役目をすることになる。一
方、この状態からレンズフードを後方に動かせば、レン
ズカバーが中央部から回動して閉じることになり、これ
によって対物レンズが覆われ、保護される。
適用されたものであり、レンズフードの動きはガイド溝
とガイドピンとの係合によってレンズカバーに伝達さ
れ、レンズフードを前方に動かすと、2枚のレンズカバ
ーが取付け軸を中心として中央部まで回動し開いた状態
となる。このとき、2枚のレンズカバーは双眼レンズフ
ードの中央仕切板としての役目をすることになる。一
方、この状態からレンズフードを後方に動かせば、レン
ズカバーが中央部から回動して閉じることになり、これ
によって対物レンズが覆われ、保護される。
【0009】
【実施例】図1〜図4には、第1実施例に係る自動開閉
レンズカバーを備えた双眼鏡の構成が示されており、図
1に示されるように、本体筒10の上面には倍率調整用
ツマミ11が配置されている。また、本体筒10の一端
には左右の接眼レンズ部12,13が設けられ、他端に
は図2及び図3に示されるように、対物レンズ14,1
5が設けられる。この対物レンズ14,15側の本体筒
10には、その外周上を摺動可能とされ、開口16を有
するレンズフード17が設けられており、このレンズフ
ード17は2個の対物レンズ14,15に対し斜め方向
から入射する不要な光を遮断する役目をするものであ
る。このレンズフード17は、その係止部18が本体筒
10側のストッパ19で停止される位置まで前方へ移動
するようになっている。
レンズカバーを備えた双眼鏡の構成が示されており、図
1に示されるように、本体筒10の上面には倍率調整用
ツマミ11が配置されている。また、本体筒10の一端
には左右の接眼レンズ部12,13が設けられ、他端に
は図2及び図3に示されるように、対物レンズ14,1
5が設けられる。この対物レンズ14,15側の本体筒
10には、その外周上を摺動可能とされ、開口16を有
するレンズフード17が設けられており、このレンズフ
ード17は2個の対物レンズ14,15に対し斜め方向
から入射する不要な光を遮断する役目をするものであ
る。このレンズフード17は、その係止部18が本体筒
10側のストッパ19で停止される位置まで前方へ移動
するようになっている。
【0010】そして、上記本体筒10における対物レン
ズ14,15の間の支持部20に、2枚のレンズカバー
22,23がそれぞれにおいて上下に配置された支持軸
24,25により取り付けられる。このレンズカバー2
2,23の上下側面には、ガイドピン26,27が取り
付けられる。一方、上述したレンズフード17の上側及
び下側の内面には、上記ガイドピン26が係合するガイ
ド溝28、ガイドピン27が係合するガイド溝29が形
成される(これらは、上側又は下側の一方のみに設けて
もよい)。このガイド溝28,29は、レンズフード1
7の前後移動の際にそれぞれに対応したガイドピン2
6,27を案内することにより、レンズカバー22,2
3を90度回動させて開閉動作することができる形状と
される。
ズ14,15の間の支持部20に、2枚のレンズカバー
22,23がそれぞれにおいて上下に配置された支持軸
24,25により取り付けられる。このレンズカバー2
2,23の上下側面には、ガイドピン26,27が取り
付けられる。一方、上述したレンズフード17の上側及
び下側の内面には、上記ガイドピン26が係合するガイ
ド溝28、ガイドピン27が係合するガイド溝29が形
成される(これらは、上側又は下側の一方のみに設けて
もよい)。このガイド溝28,29は、レンズフード1
7の前後移動の際にそれぞれに対応したガイドピン2
6,27を案内することにより、レンズカバー22,2
3を90度回動させて開閉動作することができる形状と
される。
【0011】実施例は以上の構成からなり、次にその作
用を説明する。図2及び図4は、未使用時にレンズフー
ド17を後方位置に収めた状態であり、この状態ではレ
ンズカバー22,23は対物レンズ14,15の開口部
を塞ぐ位置(閉時)に配置され、レンズフード17の先
端側外周の縁部がレンズカバー22,23を押える形に
なる。このようにして、対物レンズ14,15はその前
面がレンズカバー22,23により完全に遮蔽されて保
護される。一方、図3は使用時にレンズフード17を前
方位置に移動させた状態であり、このときには、ガイド
溝28,29に沿ってガイドピン26,27が中央部ま
で動かされる。従って、図示されるように、レンズカバ
ー22は90度右方向へ回動し、レンズカバー23は9
0度左方向へ回動し、中央部で重なる状態となって対物
レンズ14,15の光路から退避することになる。
用を説明する。図2及び図4は、未使用時にレンズフー
ド17を後方位置に収めた状態であり、この状態ではレ
ンズカバー22,23は対物レンズ14,15の開口部
を塞ぐ位置(閉時)に配置され、レンズフード17の先
端側外周の縁部がレンズカバー22,23を押える形に
なる。このようにして、対物レンズ14,15はその前
面がレンズカバー22,23により完全に遮蔽されて保
護される。一方、図3は使用時にレンズフード17を前
方位置に移動させた状態であり、このときには、ガイド
溝28,29に沿ってガイドピン26,27が中央部ま
で動かされる。従って、図示されるように、レンズカバ
ー22は90度右方向へ回動し、レンズカバー23は9
0度左方向へ回動し、中央部で重なる状態となって対物
レンズ14,15の光路から退避することになる。
【0012】このようにして、レンズフード17の前方
移動に連動してレンズカバー22,23は対物レンズ1
4,15の開口部を開く位置に動かされ、双眼鏡による
観察が可能な状態となる。このとき、中央部で重なった
2枚のレンズカバー22,23はレンズフード17の中
央部の仕切板としての役目をすることになり、良好な観
察が可能である。そして、観察が終了した後にレンズフ
ード17を後方へ移動させると、レンズカバー22,2
3は上記と反対の動作をして対物レンズ14,15の開
口部を閉める位置に動かされ、図2及び図4の状態とな
る。
移動に連動してレンズカバー22,23は対物レンズ1
4,15の開口部を開く位置に動かされ、双眼鏡による
観察が可能な状態となる。このとき、中央部で重なった
2枚のレンズカバー22,23はレンズフード17の中
央部の仕切板としての役目をすることになり、良好な観
察が可能である。そして、観察が終了した後にレンズフ
ード17を後方へ移動させると、レンズカバー22,2
3は上記と反対の動作をして対物レンズ14,15の開
口部を閉める位置に動かされ、図2及び図4の状態とな
る。
【0013】図5には、第2実施例の構成が示されてお
り、この第2実施例は双眼鏡において1枚のレンズカバ
ーを用いた例である。図示されるように、本体筒31側
にレンズカバー32が左右の支持軸33にて軸支され、
このレンズカバー32には左右側面にガイドピン34が
取り付けられる。一方、レンズフード35の両側面の内
側にはガイド溝36が形成されており、このガイド溝3
6に上記ガイドピン34が係合する構成となっている。
り、この第2実施例は双眼鏡において1枚のレンズカバ
ーを用いた例である。図示されるように、本体筒31側
にレンズカバー32が左右の支持軸33にて軸支され、
このレンズカバー32には左右側面にガイドピン34が
取り付けられる。一方、レンズフード35の両側面の内
側にはガイド溝36が形成されており、このガイド溝3
6に上記ガイドピン34が係合する構成となっている。
【0014】図6には、第3実施例の構成が示されてお
り、この第3実施例は単眼の望遠鏡の例で、上記第2実
施例と同様の構成とされたものである。即ち、単眼レン
ズ(44)が組み込まれた本体筒38に、レンズカバー
39が左右の支持軸40で取り付けられ、このレンズカ
バー39の左右側面にガイドピン41が取り付けられ
る。そして、レンズフード42の両側面の内側に上記ガ
イドピン41が係合するガイド溝43が形成される。
り、この第3実施例は単眼の望遠鏡の例で、上記第2実
施例と同様の構成とされたものである。即ち、単眼レン
ズ(44)が組み込まれた本体筒38に、レンズカバー
39が左右の支持軸40で取り付けられ、このレンズカ
バー39の左右側面にガイドピン41が取り付けられ
る。そして、レンズフード42の両側面の内側に上記ガ
イドピン41が係合するガイド溝43が形成される。
【0015】図7には、上記第2及び第3実施例の断面
(側面図)が示されており、ここでは第3実施例のみに
ついて説明する。即ち、レンズフード42を本体筒38
から前側へ出すと、ガイド溝43によってガイドピン4
1が動かされるので、レンズカバー39は垂直位置から
上側の水平位置まで90度回動する。これによって、レ
ンズカバー39が開くことになり、観察が可能な状態と
なる。逆に、レンズフード42を後側へ後退させると、
ガイド溝43の案内によりレンズカバー39は水平位置
から垂直位置まで90度回動し、これによって対物レン
ズ44の開口部が閉じられる。
(側面図)が示されており、ここでは第3実施例のみに
ついて説明する。即ち、レンズフード42を本体筒38
から前側へ出すと、ガイド溝43によってガイドピン4
1が動かされるので、レンズカバー39は垂直位置から
上側の水平位置まで90度回動する。これによって、レ
ンズカバー39が開くことになり、観察が可能な状態と
なる。逆に、レンズフード42を後側へ後退させると、
ガイド溝43の案内によりレンズカバー39は水平位置
から垂直位置まで90度回動し、これによって対物レン
ズ44の開口部が閉じられる。
【0016】上記各実施例では、レンズフード17,3
5,42を手動にて動かす例を示したが、このレンズフ
ード17,35,42は電気的に前後移動させてもよ
い。また、実施例ではレンズカバー22,23,32,
39が支持軸中心に回動するようにしたが、レンズフー
ドの動きに連動して、例えば上下に昇降するシャッター
のような形式にすることもできる。更に、上記図6の構
成を双眼鏡の左右のそれぞれのレンズ部に適用し、レン
ズカバーを別個に開閉することも可能である。
5,42を手動にて動かす例を示したが、このレンズフ
ード17,35,42は電気的に前後移動させてもよ
い。また、実施例ではレンズカバー22,23,32,
39が支持軸中心に回動するようにしたが、レンズフー
ドの動きに連動して、例えば上下に昇降するシャッター
のような形式にすることもできる。更に、上記図6の構
成を双眼鏡の左右のそれぞれのレンズ部に適用し、レン
ズカバーを別個に開閉することも可能である。
【0017】
【発明の効果】以上説明したように、第1請求項記載の
発明によれば、本体筒の対物レンズを覆うように配置さ
れた可動式レンズカバーを、レンズフードの前後方向の
移動に連動して動かすようにし、レンズフードの前方移
動時にレンズカバーを光路外に退避させ、後方移動時に
対物レンズを覆う位置に移動させるようにしたので、本
体筒に一体的に取り付けられた対物レンズカバーの開閉
を自動的に行うことが可能となる。従って、保護キャッ
プの使用及び管理が不要となると共に、カバーの開閉操
作も容易となる利点がある。
発明によれば、本体筒の対物レンズを覆うように配置さ
れた可動式レンズカバーを、レンズフードの前後方向の
移動に連動して動かすようにし、レンズフードの前方移
動時にレンズカバーを光路外に退避させ、後方移動時に
対物レンズを覆う位置に移動させるようにしたので、本
体筒に一体的に取り付けられた対物レンズカバーの開閉
を自動的に行うことが可能となる。従って、保護キャッ
プの使用及び管理が不要となると共に、カバーの開閉操
作も容易となる利点がある。
【0018】第2請求項記載の発明によれば、上記可動
式レンズカバーを2個配置して双眼鏡に適用し、レンズ
フード内面のガイド溝とレンズカバーのガイドピンを係
合させ、2個のレンズカバーを双眼中央部の支持軸を中
心として回動させることにより、開閉動作を実行するよ
うにしたので、簡単な構成で双眼鏡のレンズカバーを自
動的に開閉することが可能となる。しかも、開時の上記
レンズカバーを中央部に退避させたので、このレンズカ
バーがレンズフードの中央の仕切板としての役目をする
という利点がある。
式レンズカバーを2個配置して双眼鏡に適用し、レンズ
フード内面のガイド溝とレンズカバーのガイドピンを係
合させ、2個のレンズカバーを双眼中央部の支持軸を中
心として回動させることにより、開閉動作を実行するよ
うにしたので、簡単な構成で双眼鏡のレンズカバーを自
動的に開閉することが可能となる。しかも、開時の上記
レンズカバーを中央部に退避させたので、このレンズカ
バーがレンズフードの中央の仕切板としての役目をする
という利点がある。
【図1】本発明の第1実施例に係る自動開閉レンズカバ
ーを備えた望遠鏡(双眼鏡)の構成を示す斜視図であ
る。
ーを備えた望遠鏡(双眼鏡)の構成を示す斜視図であ
る。
【図2】第1実施例においてレンズカバーの閉時を示す
断面図(上面図)である。
断面図(上面図)である。
【図3】第1実施例においてレンズカバーの開時を示す
断面図(上面図)である。
断面図(上面図)である。
【図4】第1実施例においてレンズカバーの閉時を示す
斜視図である。
斜視図である。
【図5】第2実施例の双眼鏡の構成を示す斜視図であ
る。
る。
【図6】第3実施例の単眼望遠鏡の構成を示す斜視図で
ある。
ある。
【図7】第2及び第3実施例においてレンズカバーの開
時を示す断面図(側面図)である。
時を示す断面図(側面図)である。
10,31,38 … 本体筒、 14,15,44 … 対物レンズ、 17,35,42 … レンズフード、 22,23,32,39 … レンズカバー、 24,25,33,40 … 支持軸、 26,27,34,41 … ガイドピン、 28,29,36,43 … ガイド溝。
Claims (2)
- 【請求項1】 本体筒に沿って前後移動するように配置
されたレンズフードと、本体筒の対物レンズを覆うよう
に配置された可動式レンズカバーと、上記レンズフード
の前方移動に連動してこのレンズカバーを光路外に退避
させ、かつ後方移動に連動して当該レンズカバーを対物
レンズを覆う位置に移動させる機構と、を有する自動開
閉レンズカバーを備えた望遠鏡。 - 【請求項2】 上記可動式レンズカバーは双眼の対物レ
ンズに対応して2個配置し、この2個のレンズカバーを
双眼中央部に軸支して回動動作させると共に、このレン
ズカバーの側面にはガイドピンを取り付け、一方双眼レ
ンズフードの内側には上記ガイドピンを係合させてレン
ズフードの前後移動により上記レンズカバーの開閉動作
を実行するためのガイド溝を設けたことを特徴とする上
記第1請求項記載の自動開閉レンズカバーを備えた望遠
鏡。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6261042A JP2999674B2 (ja) | 1994-09-30 | 1994-09-30 | 自動開閉レンズカバーを備えた望遠鏡 |
US08/533,202 US5631772A (en) | 1994-09-30 | 1995-09-25 | Telescope provided with automatically opening and closing cover |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6261042A JP2999674B2 (ja) | 1994-09-30 | 1994-09-30 | 自動開閉レンズカバーを備えた望遠鏡 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08101349A JPH08101349A (ja) | 1996-04-16 |
JP2999674B2 true JP2999674B2 (ja) | 2000-01-17 |
Family
ID=17356252
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6261042A Expired - Fee Related JP2999674B2 (ja) | 1994-09-30 | 1994-09-30 | 自動開閉レンズカバーを備えた望遠鏡 |
Country Status (2)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US5631772A (ja) |
JP (1) | JP2999674B2 (ja) |
Families Citing this family (20)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH11337838A (ja) * | 1998-05-28 | 1999-12-10 | Olympus Optical Co Ltd | 双眼鏡 |
JPH11337834A (ja) * | 1998-05-28 | 1999-12-10 | Olympus Optical Co Ltd | 双眼鏡 |
JP2000131620A (ja) * | 1998-10-27 | 2000-05-12 | Olympus Optical Co Ltd | 望遠鏡 |
JP2000206421A (ja) * | 1999-01-08 | 2000-07-28 | Olympus Optical Co Ltd | 双眼鏡 |
US6238053B1 (en) * | 2000-05-09 | 2001-05-29 | Wendy Gail Crocquet | Protective assembly for an optical device |
DE10201515B4 (de) * | 2002-01-17 | 2006-11-02 | Steiner-Optik Gmbh | Fernglas oder Teleskop mit einer an der Objektiv-Vorderseite angelenkten Objektiv-Schutzkappe |
US6799854B1 (en) | 2003-06-20 | 2004-10-05 | Steiner-Optik Gmbh | Binoculars, telescope or the like with protective lens cap articulated to the front of the lens |
JP3938106B2 (ja) * | 2003-06-24 | 2007-06-27 | ソニー株式会社 | レンズフード及び撮像装置 |
JP2006301540A (ja) * | 2005-04-25 | 2006-11-02 | Olympus Corp | 対物レンズプロテクタおよび対物レンズユニット |
US20060198026A1 (en) * | 2004-11-18 | 2006-09-07 | Olympus Corporation | Objective lens protector and objective lens unit |
US8024885B1 (en) * | 2005-04-06 | 2011-09-27 | Gg & G, Inc. | Lens cover for an optical sight |
US20070091474A1 (en) * | 2005-10-21 | 2007-04-26 | Hubbard Ronald L | Apparatus for enhancing use of optical devices |
US20090244699A1 (en) * | 2008-03-27 | 2009-10-01 | Capon Robert S | Remote controlled telescope lens cover for small telescopes |
EP2148226B1 (en) * | 2008-07-25 | 2017-06-28 | Thales Alenia Space Italia S.p.A. | Device for protecting optical and/or electronic apparatuses, space telescope comprising said device, and device for removably occluding an aperture |
US7878719B1 (en) * | 2009-09-30 | 2011-02-01 | Shin Zu Shing Co., Ltd. | Sliding lens cap |
US8475063B1 (en) * | 2012-01-02 | 2013-07-02 | Chung Jen Chang | Lens cap |
FR2988809B1 (fr) * | 2012-03-28 | 2014-04-25 | Aml Systems | Mecanisme de coupure de module optique et module optique comprenant un tel mecanisme |
EP3006895B1 (de) * | 2014-10-10 | 2020-02-19 | Leica Geosystems AG | Lasertracker mit warmluft-durchströmungs-abschirmung für den messstrahl |
US10215991B2 (en) | 2015-12-31 | 2019-02-26 | Bertil R. L. Werjefelt | Hand-held emergency vision apparatus and system |
US10139197B1 (en) | 2017-07-12 | 2018-11-27 | Sellmark Corporation | Firearm sight with retractable sunshade |
Family Cites Families (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US3390931A (en) * | 1965-07-22 | 1968-07-02 | Army Usa | Telescopic eyepiece assembly with shutter means |
DE2640772A1 (de) * | 1976-09-10 | 1978-03-16 | Fritz Dipl Kfm Niggeloh | Handfernrohr |
JPS62244026A (ja) * | 1986-04-17 | 1987-10-24 | Canon Inc | カメラのレンズカバ−装置 |
US5003697A (en) * | 1989-12-04 | 1991-04-02 | William B. Hampton | Telescopic sight lens protector |
US5294954A (en) * | 1990-11-27 | 1994-03-15 | Asahi Kogaku Kogyo Kabushiki Kaisha | Rotatably controllable lens hood and cover unit |
-
1994
- 1994-09-30 JP JP6261042A patent/JP2999674B2/ja not_active Expired - Fee Related
-
1995
- 1995-09-25 US US08/533,202 patent/US5631772A/en not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH08101349A (ja) | 1996-04-16 |
US5631772A (en) | 1997-05-20 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP2999674B2 (ja) | 自動開閉レンズカバーを備えた望遠鏡 | |
TWI391771B (zh) | 彈出式稜鏡透鏡組 | |
JPH1068983A (ja) | カメラ | |
JP2000131620A (ja) | 望遠鏡 | |
JPH0434515Y2 (ja) | ||
GB2258543A (en) | Lens cover and cleaning apparatus for optical instruments | |
US6280040B1 (en) | Optical apparatus | |
US6213654B1 (en) | Camera | |
JP2593878Y2 (ja) | カメラのバリア装置 | |
JPS63194213A (ja) | ズ−ムレンズ鏡胴 | |
USRE34453E (en) | Photographic camera | |
US6175447B1 (en) | Binocular instrument including movable lens protective structure | |
JPH11149105A (ja) | 撮影機器の遮光カバー装置 | |
JP2000214371A (ja) | 視度調整機能付き双眼鏡 | |
JPS6131309Y2 (ja) | ||
JP2003043555A (ja) | レンズカバー装置及びカメラ | |
JP2000206420A (ja) | 視度調整機能付き双眼鏡 | |
JP2002040517A (ja) | バリア装置 | |
JPH0416532Y2 (ja) | ||
JPS6131310Y2 (ja) | ||
JP2594043Y2 (ja) | ケース一体型双眼鏡 | |
JPS638885Y2 (ja) | ||
JP3288761B2 (ja) | レンズ鏡筒の定位置回動環とその支持筒の結合装置 | |
JP2000137170A (ja) | ポロ2型実像式双眼鏡 | |
JPH10282547A (ja) | ズーム機能付カメラ |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |