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JP2999554B2 - α―スルホ脂肪酸アルキルエステルアルカリ金属塩の高濃度ペーストの製法 - Google Patents

α―スルホ脂肪酸アルキルエステルアルカリ金属塩の高濃度ペーストの製法

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JP2999554B2
JP2999554B2 JP3509187A JP50918791A JP2999554B2 JP 2999554 B2 JP2999554 B2 JP 2999554B2 JP 3509187 A JP3509187 A JP 3509187A JP 50918791 A JP50918791 A JP 50918791A JP 2999554 B2 JP2999554 B2 JP 2999554B2
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fatty acid
alkyl ester
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コリグノン、ディートマー
ドラ、エーリヒ
パンテル、ギュンター
シュミット、ヴォルフガング
ヴレーデ、ノルベルト
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ヘンケル・コマンディットゲゼルシャフト・アウフ・アクチェン
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    • C07ORGANIC CHEMISTRY
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    • C07C303/00Preparation of esters or amides of sulfuric acids; Preparation of sulfonic acids or of their esters, halides, anhydrides or amides
    • C07C303/32Preparation of esters or amides of sulfuric acids; Preparation of sulfonic acids or of their esters, halides, anhydrides or amides of salts of sulfonic acids
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    • C07CACYCLIC OR CARBOCYCLIC COMPOUNDS
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    • C07C309/01Sulfonic acids
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    • C07C309/03Sulfonic acids having sulfo groups bound to acyclic carbon atoms of an acyclic saturated carbon skeleton
    • C07C309/17Sulfonic acids having sulfo groups bound to acyclic carbon atoms of an acyclic saturated carbon skeleton containing carboxyl groups bound to the carbon skeleton

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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、洗浄活性物質を60〜70重量%含有するα−
スルホ脂肪酸アルキルエステルアルカリ金属塩の流動性
ペーストの製法であって、酸性のα−スルホ脂肪酸アル
キルエステルを、所定のpH条件下に、アルカリ金属水酸
化物水溶液で中和する方法に関する。本発明において、
洗浄活性物質(WAS)とは、中和したα−スルホ脂肪酸
エステル中の、α−スルホ脂肪酸アルキルエステルアル
カリ金属塩と、常に副生成物として存在するα−スルホ
脂肪酸二アルカリ金属塩との総体であると理解される。
α−スルホ脂肪酸アルキルエステルアルカリ金属塩
は、再生し得る天然原料から製造する洗剤および清浄製
剤用の界面活性剤として、重要性が高まりつつある。α
−スルホ脂肪酸アルキルエステルアルカリ金属塩は、既
知の方法で、低級脂肪酸アルキルエステルと気体状SO3
との反応によって合成し得るα−スルホ脂肪酸アルキル
エステルを中和することにより、水溶液またはペースト
の形態で得られる。究極的に分析すると、α−スルホ脂
肪酸アルキルエステルアルカリ金属塩の製造の主原料
は、天然物由来の脂肪および油である。それを脂肪分解
後、遊離脂肪酸を低級アルカノールでエステル化する
か、または天然トリグリセリドを低級アルカノールでエ
ステル交換することによって、低級脂肪酸アルキルエス
テルを得る。いずれの反応においても、低級アルカノー
ルとしてメタノールを使用することが好ましい。低級脂
肪酸アルキルエステルは、脂肪酸残基がC6-22であるも
のの混合物であり、その鎖長分布は、天然脂肪または油
の原料によって異なる。多くの場合、そのような脂肪酸
エステル混合物は、そのままよりもむしろ特定のフラク
ションの形態で合成のために使用する。脂肪酸エステル
混合物を気体状SO3でスルホン化すると、酸性のα−ス
ルホ脂肪酸アルキルエステルが生成し、これをpH値6〜
8に中和することによって、α−スルホ脂肪酸アルキル
エステルアルカリ金属塩の水性ペーストに変換する。粗
α−スルホ脂肪酸アルキルエステルおよびそのアルカリ
金属塩は、多少着色した生成物であり、通例、中和の前
および/または後に通常の漂白剤(例えば過酸化水素ま
たはアルカリ金属次亜塩素酸塩)で処理しなければなら
ない。
α−スルホ脂肪酸アルキルエステルアルカリ金属塩の
水性ペーストの製造および取扱いに伴う一つの難点は、
固体濃度に影響される粘性挙動に由来する。水性組成物
において、従来の工業的方法で製造したα−スルホ脂肪
酸アルキルエステルアルカリ金属塩(以下、略してエス
テルスルホネートとも称する)が、工業的工程を確実に
妨害無く完了するように充分に流動性の低粘度溶液また
は懸濁液を形成するのは、WAS含量が約40重量%までの
場合、およびWAS含量が約55重量%を越えた場合に限ら
れる。中間の濃度範囲、すなわちWAS含量約40〜55重量
%においては、エステルスルホネートの水性組成物は非
常に高い粘度を示し、撹拌もポンプ輸送もできない多少
固体ゲルの形態を呈する。更に、最高粘度でのWAS含量
の下限および上限は、場合により±5重量%変化し得
る。この濃度/粘度挙動の故に、WAS含量が35〜40重量
%を越えるエステルスルホネートペーストは、酸性のα
−スルホ脂肪酸アルキルエステルを計算量のアルカリ金
属水酸化物水溶液で単に中和することによって得ること
はできない。最高粘度となる下限を越えると、反応混合
物は、その撹拌性および混和性を失う。撹拌性および混
和性が失われると、中和熱の充分かつ急速な放散が妨げ
られる。局部的な濃度および温度の上昇は、望ましくな
い副反応、とりわけ、エステルスルホネート中に存在す
るエステル結合の分解をもたらし、それにより最終生成
物中の遊離α−スルホ脂肪酸のアルカリ金属二塩の濃度
が高まり、不都合である。粘度の上昇によって流動性を
失ったエステルスルホネートペーストのその後の工程も
当然損なわれる。すなわち、そのような水性組成物がも
はや流動もポンプ輸送も不可能であるという事実の故
に、その後の工程は不可能である。
遊離α−スルホ脂肪酸アルキルエステルの二塩の生成
は、いくつかの理由で望ましくない。二塩は、水への溶
解度が非常に低い上に、界面活性性も不充分である。と
りわけ、エステルスルホネートペースト中の副生成物と
しての二塩は、顕著な粘度上昇作用を有する。
エステルスルホネートの濃度/粘度挙動、およびα−
スルホ脂肪酸二塩の望ましくない生成によって生じる不
都合な効果を少なくとも大部分排除するための試みが、
これまで数多くなされてきた。すなわち、エステルスル
ホネートの水性組成物の流動性を、流動助剤の添加によ
り改善することが提案されている。西独公特許第330543
0号によると、粘度調整剤として、炭素原子数8〜40お
よび水酸基数1〜6の脂肪族アルコール、アルキルフェ
ノール、並びに前記アルコールおよびアルキルフェノー
ルのエチレンオキシドおよび/またはプロピレンオキシ
ド20モルまでの付加物を使用する。
酸性のα−スルホ脂肪酸アルキルエステルの処理中
の、二塩の望ましくない生成に関して、西独公開特許第
3123681号には、中和処理を2工程で行なう方法が記載
されている。第1工程においては、スルホン化生成物の
重量に対して5〜20重量%の量のC1-4アルコール(好ま
しくはメタノール)の存在下に、15〜50重量%アルカリ
金属水酸化物溶液で中和を行って、pH値を2.5〜4と
し、次いで、第2中和工程において、希釈度のより高い
アルカリ金属水酸化物溶液を用いて、最終的なpH値6〜
7に調節する。この方法により、エステルスルホネート
組成物中の二塩含量を、洗浄活性物質に対して5重量%
またはそれ以下に低下することが可能であると記載され
ている。この方法の重大な欠点は明白である:すなわ
ち、そのようにして製造したエステルスルホネートペー
ストは、多量のアルコールを含有し、それは、噴霧乾燥
による洗剤混合物の製造において、望ましくないプルー
ミング(Pluming)を起こし得るので不都合である。最
終生成物中のアルコール含量を抑制するために、西独公
開特許第3334517号は、含量30〜40重量%で、α−スル
ホ脂肪酸エステル塩の重量に対して低級アルコールスル
フェート5〜15重量%および低級アルコール8〜40重量
%を含有する水性スラリーが得られるような量の低級ア
ルコールの存在下に、粗α−スルホ脂肪酸アルキルエス
テルの任意の漂白工程および中和を行なうことを提案し
ている。最終的に、水性スラリーは、α−スルホ脂肪酸
エステル塩を40〜65重量%、低級アルコールスルフェー
トを2〜10重量%、および低級アルコールを2重量%ま
で含有する程度に濃縮すると記載されている。
西独公開特許第3432324号によると、水性媒体で処理
する前の粗スルホン化生成物を、α−スルホン化に使わ
れていないSO3に対して少なくとも0.5モル当量のアルコ
ールを用いるエステル交換反応に付すことによって、α
−スルホ脂肪酸アルキルエステルアルカリ金属塩ペース
トの二塩含量を調節および低下できる。西独公開特許第
3538910号によると、粗エステルスルホネートを、西独
公開特許第3432324号に従ってエステル交換に付し、次
いで、中和(その前もしくは後に漂白を行うか、または
行わない)による処理中に水性ペースト中の固体含量を
35重量%よりも高めることによって、固体含量が35重量
%を越えるα−スルホ脂肪酸アルキルエステル塩ペース
トを製造することができる。
粗スルホン化生成物の処理中に低級アルコールを加え
るα−スルホ脂肪酸アルキルエステルアルカリ金属塩の
製法には、通常の漂白剤では充分に薄色化できないペー
スト状の組成物が得られるという不都合が伴う。
本発明の課題は、アルカリ金属水酸化物水溶液による
酸性α−スルホ脂肪酸アルキルエステルの直接の中和に
よって、「異種」物質、例えば比較的長鎖の脂肪族モノ
−およびポリアルコールおよびそれらのアルキレンオキ
シド付加物、アルキルフェノールおよびそのアルキレン
オキシド付加物または短鎖アルコールの添加を必要とす
ることなく、WAS含量60〜70重量%のポンプ輸送可能な
流動性のエステルスルホネートペーストを得ることを可
能にする方法を見出すことであった。本発明の教示は、
中和中に既存の水相に酸性スルホン化生成物およびアル
カリ金属水酸化物水溶液を導入し、かつ水相のpH値が事
実に特定の範囲内になるようにすることによって前記課
題を解決し得るという驚くべき観察に基づく。
本発明は、脂肪酸アルキルエステルを気体状SO3と反
応させ、次いで液相中で後反応させ、アルカリ金属水酸
化物水溶液で中和することによるα−スルホ脂肪酸アル
キルエステルアルカリ金属塩の容易に漂白可能な高濃度
ペーストの製法であって、スルホン化生成物およびアル
カリ金属水酸化物水溶液を、pH値範囲2〜8で、洗浄活
性物質の初期含量0〜55重量%の水相に中和中に導入し
て、60〜70重量%、好ましくは60〜65重量%の洗浄活性
物質含量を達成する方法に関する。
本発明の好ましい一態様においては、スルホン化生成
物およびアルカリ金属水酸化物水溶液を、洗浄活性物質
の初期含量0重量%の水相、すなわち水に導入する。
洗浄活性物質を含有する溶液を中和の開始時に水相と
して使用する場合は、溶液のpH値を予め2〜8の範囲に
調節すべきである。
本発明の好ましい一態様においては、洗浄活性物質含
量が55〜65重量%、好ましくは48〜52重量%に達するま
での、中和工程中の水相のpH値を2〜6、好ましくは3
〜5の範囲に保つ。他の好ましい態様においては、洗浄
活性物質含量が55〜65重量%、好ましくは60〜65重量%
に達した後は、水相のpH値を5〜8、好ましくは5.5〜
7.5の範囲に保つ。
α−スルホ脂肪酸アルキルエステルの中和は、95℃ま
での温度、好ましくは60〜90℃の範囲の温度で行なうこ
とが有利である。中和塩基としては、水酸化ナトリウム
を使用することが好ましい。
水相のpH値は、α−スルホ脂肪酸アルキルエステルお
よびアルカリ金属水酸化物水溶液の供給速度の変化によ
り保持することが好ましい。
酸性のα−スルホ脂肪酸アルキルエステルの中和は、
第1図に図式的に示すような中和ループ内で行なうこと
が好ましい。水相の主部分を撹拌タンク1に入れ、その
中で撹拌機2によって連続的に撹拌する。水相を、循環
ポンプ4により循環パイプ3から連続的に除去し、反応
温度調節のために設置した冷却器5内で、必要な程度に
冷却する。中和すべきα−スルホ脂肪酸アルキルエステ
ルを、循環した水相流に、パイプ6から導入する。標準
的な濃度のアルカリ金属水酸化物水溶液、例えば50重量
%水酸化ナトリウム溶液を、パイプ7から回路に導入す
る。標準的なアルカリ金属水酸化物溶液の濃度は、生成
物回路への導入前に、パイプ8から水を導入することに
より、所望の値まで低下することができる。酸性α−ス
ルホ脂肪酸アルキルエステル、アルカリ金属水酸化物溶
液および循環した水相の混合物は、次いで更に均質化す
るためにミキサー9に入れ、ミキサ−9から、循環パイ
プ3の最終部分を通して撹拌タンク1に移す。中和中に
生成したα−スルホ脂肪酸アルキルエステルアルカリ金
属塩ペーストは、パイプ10から除去し得る。上記のよう
な中和ループは、専ら標準的な装置、設備およびパイプ
から成っていてよい。pH値および反応温度の必要なモニ
タリングのため、並びに生成物および冷却液流の調節の
ために、化学的工程用の既知の測定および調節方法を使
用し得る。
本発明において、脂肪酸アルキルエステルとは、飽和
脂肪酸の低級アルキルエステル、とりわけ炭素原子数10
〜18の脂肪酸と、炭素原子数1〜4の飽和脂肪族アルコ
ールとのエステルであると理解される。基本的には、個
々の脂肪酸アルキルエステルを出発物質として使用し得
る。しかし、通例、天然物由来の脂肪および油を、エス
テル分解した後、低級アルカノールでエステル化するこ
とによるか、または低級アルカノールでエステル交換す
ることによって既知の方法で得られるようなエステル混
合物を出発物質として使用する。そのような脂肪酸のメ
チルエステル混合物が好ましい。このようにして得た脂
肪酸エステル混合物が、炭素原子数10未満の脂肪酸のエ
ステルを比較的多量に含有する場合は、そのような「脂
肪酸エステルのヘッドフラクション」を通例、留去す
る。脂肪酸エステルは、エステル基のα位に存在するCH
2基以外に、硫酸化またはスルホン化し得る基を有する
べきではない。従って、ヒドロキシ脂肪酸エステル、ま
たはヒドロキシ脂肪酸エステルを含有する混合物は、出
発物質として適当ではない。不飽和脂肪酸のエステルを
無視できない量で含有する脂肪酸エステル混合物、とり
わけヨウ素価が5を越えるエステルは、既知の方法を用
いて水素化によって硬化して二重結合を飽和しなけれ
ば、出発物質として適当ではない。水素化によって、エ
ステル混合物のヨウ素価を0.2またはそれ以下に低下す
ることが好ましい。
脂肪酸エステルは、30〜100℃の範囲の温度で、スル
ホン化剤としての気体状SO3でスルホン化する。SO3は、
空気または窒素で希釈して、好ましくはSO3を1〜10体
積%含有する気体混合物の形態で、脂肪酸エステルと接
触させる。SO3の量は、脂肪酸エステルとSO3とのモル比
が1:1.2ないし1:1.8の範囲となるように調節する。この
反応は、有機化合物、例えば脂肪アルコール、アルキル
ベンゼンまたはオレフィンのスルホン化に適当な標準的
な反応器、とりわけ流下フィルム反応器、または撹拌タ
ンク反応器の多段階カスケード内で行ない得る。
スルホン化反応器から排出した粗スルホン化生成物
は、まだ所望のスルホン化度を有していない。このた
め、この粗反応生成物を、スルホン化直後に適当な装置
に移し、所望のスルホン化度に達するまで機械的に撹拌
しながら、温度調節を伴う後反応に20〜40分間、好まし
くは25〜35分間付す。この反応工程に要する装置は、加
熱および冷却回路付きの標準的な反応器、標準的な温度
調節コイル管、または撹拌タンクの標準的なカスケード
から成り得る。後反応は、60〜100℃の温度で行う。ス
ルホン化生成物は、後反応中に、掻き混ぜにより、生成
物を加圧下に導入することにより、装置内にじゃま板を
取り付けることにより、またはコイル管を使用する場合
には乱流を起こすことにより、機械的に撹拌し得る。ス
ルホン化生成物の後反応は、少なくとも90%、好ましく
は94〜98%のスルホン化度を達成するように、前記パラ
メータ、とりわけ反応時間を適当に選択することによっ
て調節し得る。
後反応の後、熟成したスルホン化生成物を、本発明に
従って中和に付す。
中和後に得られるエステルスルホネートペーストは、
多少濃く着色した物質であり、後の加工の前に漂白しな
ければならない。漂白は、通常の漂白剤、例えば次亜塩
素酸ナトリウム水溶液または好ましくは過酸化水素水溶
液を用いて、既知の方法で行う。過酸化水素による漂白
は、酸性範囲のpH値、好ましくは5を越えるpH値で行
う。
本発明の好ましい態様を次に示す。
1.請求項1記載の方法。
2.スルホン化生成物およびアルカリ金属水酸化物水溶液
を、洗浄活性物質の初期含量が0重量%である水相に導
入する上記第1項記載の方法。
3.洗浄活性物質含量が55〜65重量%、好ましくは60〜65
重量%に達するまでは、水相のpH値を2〜6の範囲、好
ましくは3〜5の範囲に保つ上記第1項または第2項記
載の方法。
4.洗浄活性物質含量が55〜65重量%、好ましくは60〜65
重量%に達した後は、水相のpH値を5〜8の範囲、好ま
しくは5.5〜7.5の範囲に保つ上記第1〜3項のいずれか
に記載の方法。
5.中和を95℃未満の温度、好ましくは60〜90℃の範囲の
温度で行なう上記第1〜4項のいずれかに記載の方法。
6.α−スルホ脂肪酸アルキルエステルおよびアルカリ金
属水酸化物水溶液の供給速度を変化することによって、
水相のpH値を調節する上記第1〜5項のいずれかに記載
の方法。
7.脂肪酸メチルエステルを出発物質として使用する上記
第1〜6項のいずれかに記載の方法。
8.天然脂肪および/または油をメタノールでエステル交
換することによって得られる脂肪酸メチルエステル混合
物を出発物質として使用する上記第1〜7項のいずれか
に記載の方法。
9.脂肪酸アルキルエステルを、標準的なスルホン化反応
器内で、少なくとも10モル%過剰のSO3と反応させる上
記第1〜8項のいずれかに記載の方法。
10.SO3を1〜10体積%含有するSO3/空気混合物またはSO
3/窒素混合物をスルホン化試薬として使用する上記第1
〜9項いずれかに記載の方法。
11.SO3との反応は、脂肪酸エステルとSO3とのモル比1:
1.2ないし1:1.8で行なう上記第1〜10項のいずれかに記
載の方法。
12.SO3との反応は、流下フィルム反応器または多段階ス
ルホン化カスケード内で行う上記第1〜11項のいずれか
に記載の方法。
13.スルホン化反応器から排出した粗スルホン化生成物
を、適当な装置内で、所望のスルホン化度に達するまで
機械的に撹拌して、温度調節を伴う後反応に付す上記第
1〜12項のいずれかに記載の方法。
14.加熱および冷却回路、温度調節コイル管または撹拌
タンクのカスケードから成る反応器内で後反応を行う上
記第1〜13項のいずれかに記載の方法。
15.後反応を60〜100℃で行う上記第1〜14項のいずれか
に記載の方法。
16.スルホン化生成物を、後反応中に、掻き混ぜによ
り、生成物を加圧下に導入することにより、装置内にじ
ゃま板を取り付けることにより、またはコイル管内で乱
流を起こすことにより、機械的に撹拌する上記第1〜15
項のいずれかに記載の方法。
17.スルホン化生成物を、スルホン化度が少なくとも90
%、好ましくは94〜98%になるまで後反応させる上記第
1〜16項のいずれかに記載の方法。
18.得られるα−スルホ脂肪酸アルキルエステルアルカ
リ金属塩ペーストを、漂白により更に処理する上記第1
〜17項のいずれかに記載の方法。
19.過酸化水素水溶液を用いてペーストを漂白する上記
第1〜18項のいずれかに記載の方法。
20.漂白は、5を越えるpHで行う上記第18項または第19
項記載の方法。
実施例 実施例1 用いた出発物質は、工業用パルミチン酸/ステアリン
酸メチルエステルであった(脂肪酸部分の鎖長分布(重
量%):0.2C12;1.2C14;61.4C16;0.9C17;35.9C18;0.4
C20;平均分子量281.5:酸価1.1:ヨウ素価0.1;ケン化価20
2.1)。この脂肪酸メチルエステルを、標準的な流下フ
ィルム反応器内で80℃の温度で、SO3/空気混合物(SO35
体積%)により、モル比1:1.25で連続的にスルホン化し
た。得られた反応混合物を、4個の撹拌タンクの滞留カ
スケード内で、滞留時間25分間で後反応に付した。その
後、スルホン化生成物の酸価は198であった。スルホン
化度は96%であった。
前記のような中和ループに水195kgを導入し、ポンプ
循環した。前記の熟成したスルホン化生成物1090kgおよ
び50重量%水酸化ナトリウム溶液300kgを、水相のpH値
を4.5〜5.5に保つような速さで、水相の回路に最初に供
給した。水相のWAS含量が63重量%に達したら、水相のp
H値が6となるように、スルホン化生成物および水酸化
ナトリウム溶液の流入速度を調節した。酸性のスルホン
化生成物全部を中和回路に導入した後、残部の水酸化ナ
トリウム溶液を加えることにより、水相のpH値を7.5に
上昇した。中和工程の間、反応温度は80〜83℃に保っ
た。中和工程の間、水相は常時容易に撹拌およびポンプ
循環することができた。
WAS含量が63.1重量%(α−スルホ脂肪酸メチルエス
テルナトリウム塩51.6重量%およびα−スルホ脂肪酸二
ナトリウム塩11.5重量%)の、撹拌およびポンプ輸送可
能なα−スルホ脂肪酸メチルエステルナトリウム塩ペー
スト1585kgを得た。
実施例2 実施例1のα−スルホ脂肪酸メチルエステルナトリウ
ム塩ペースト792kgを、水792kgに導入することにより、
ペーストのWAS含量が31.6重量%となるように希釈し
た。この希釈したペーストを水相として中和ループに導
入し、ポンプ循環した。実施例1の熟成したスルホン化
生成物792kgおよび50重量%水酸化ナトリウム溶液150kg
を、水相のpH値を5に保つような速さで、水相の回路に
最初に供給した。水相のWAS含量が60重量%に達した
ら、水相のpH値が6となるように、流入速度を調節し
た。酸性のスルホン化生成物全部を水相に導入した後、
残部の水酸化ナトリウムを加えることにより、水相のpH
値を7.5に上昇した。反応温度は90〜93℃であった。中
和工程の間、水相は常時容易に撹拌およびポンプ循環す
ることができた。
洗浄活性物質含量が63.1重量%(α−スルホ脂肪酸メ
チルエステルナトリウム塩51.6重量%およびα−スルホ
脂肪酸二ナトリウム塩11.5重量%)の、撹拌およびポン
プ輸送可能なα−スルホ脂肪酸メチルエステルナトリウ
ム塩ペースト1585kgを得た。
フロントページの続き (72)発明者 パンテル、ギュンター ドイツ連邦共和国 ディ―5657 ハー ン、ボレンベルガー・ブッシュ 7番 (72)発明者 シュミット、ヴォルフガング ドイツ連邦共和国 ディ―4019 モンハ イム 2、ザントシュトラアセ 63番 (72)発明者 ヴレーデ、ノルベルト ドイツ連邦共和国 ディ―4000 デュッ セルドルフ 13、アム・ネットヒェスフ ェルト 21番 (56)参考文献 特開 昭61−118355(JP,A) 特開 昭50−84527(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) C07C 309/17,303/32

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】脂肪酸アルキルエステルを気体状SO3と反
    応させ、次いで液相中で後反応させ、アルカリ金属水酸
    化物水溶液で中和することによるα−スルホ脂肪酸アル
    キルエステルアルカリ金属塩の容易に漂白可能な高濃度
    ペーストの製法であって、中和を行うために、スルホン
    化生成物およびアルカリ金属水酸化物水溶液を、洗浄活
    性物質の初期含量0〜55重量%の水相に導入して、水相
    のpH値を、洗浄活性物質含量が初期含量よりも高い55〜
    65重量%に達するまでは2〜6に保ち、その後5〜8
    (ただし、先のpH値よりも高い)に保つことによって、
    洗浄活性物質含量60〜70重量%のポンプ輸送可能なペー
    ストを製造することを特徴とする方法。
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