JP2996403B2 - 吸収性物品 - Google Patents
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- Absorbent Articles And Supports Therefor (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、使い捨ておむつ等の吸収性物品に関し、特
に、表面材の上方に、孔を有するシート(有孔シート)
を配設し、表面材と有孔シートとの間に排泄物を保持す
る空間部を設け、排泄物に対する漏れ防止性能を向上さ
せた吸収性物品に関する。
に、表面材の上方に、孔を有するシート(有孔シート)
を配設し、表面材と有孔シートとの間に排泄物を保持す
る空間部を設け、排泄物に対する漏れ防止性能を向上さ
せた吸収性物品に関する。
従来、使い捨ておむつについては、排泄物の漏れを防
止する方法が種々提案されている。例えば、ウエスト部
からの漏れを防止するために、吸収体と表面材との間に
フィルムを入れて漏れを防止する方法や、吸収体側部に
延出するサイドフラップ部の表面材を撥水性にすること
により、該サイドフラップ部からの尿のにじみを防止す
る方法等が提案されている。
止する方法が種々提案されている。例えば、ウエスト部
からの漏れを防止するために、吸収体と表面材との間に
フィルムを入れて漏れを防止する方法や、吸収体側部に
延出するサイドフラップ部の表面材を撥水性にすること
により、該サイドフラップ部からの尿のにじみを防止す
る方法等が提案されている。
しかし、これらの方法によっては、着用者、とりわけ
幼児が活動すること等によっておむつがずれ落ちたり、
ウエスト部やレッグ部に隙間が生じたりした場合には、
排泄物の漏れを完全に防止することはできない。また、
上記方法は、吸収体によって吸収することがほとんどで
きないような便の場合には効果がない。
幼児が活動すること等によっておむつがずれ落ちたり、
ウエスト部やレッグ部に隙間が生じたりした場合には、
排泄物の漏れを完全に防止することはできない。また、
上記方法は、吸収体によって吸収することがほとんどで
きないような便の場合には効果がない。
また、肌とおむつとの間にすきまを生じないようにギ
ャザーを立体化し、幼児の活動によっておむつがずれ落
ちたとしても漏れが生じないようにする方法(特開昭63
−182401号公報)も提案されているが、排泄物、特に便
を保持する空間が無いかあるいは少ないために漏れを防
止することは必ずしも十分ではなかった。
ャザーを立体化し、幼児の活動によっておむつがずれ落
ちたとしても漏れが生じないようにする方法(特開昭63
−182401号公報)も提案されているが、排泄物、特に便
を保持する空間が無いかあるいは少ないために漏れを防
止することは必ずしも十分ではなかった。
従って、本発明の目的は、排泄物について、特に吸収
体に殆ど吸収されないような便についても確実に漏れを
防止できる吸収性物品を提供することにある。
体に殆ど吸収されないような便についても確実に漏れを
防止できる吸収性物品を提供することにある。
本発明者は、液透過性の表面材、液不透過性の裏面材
及び該両者間に位置する吸収体を有する吸収性物品にお
いて、孔を中央部に設けたシートを表面材の上方に配
し、且つその周囲を表面材と接着して該シートと表面材
との間に保持空間を設けてあり、上記シートの上記孔の
周囲には、その全周に亘って、シート端部を折り曲げ且
つ先端を接着して形成した袋状部が設けられ、該袋状部
に伸縮性の弾性材が挿通・配設されていることを特徴と
する吸収性物品を提供することにより上記目的を達成し
たものである。
及び該両者間に位置する吸収体を有する吸収性物品にお
いて、孔を中央部に設けたシートを表面材の上方に配
し、且つその周囲を表面材と接着して該シートと表面材
との間に保持空間を設けてあり、上記シートの上記孔の
周囲には、その全周に亘って、シート端部を折り曲げ且
つ先端を接着して形成した袋状部が設けられ、該袋状部
に伸縮性の弾性材が挿通・配設されていることを特徴と
する吸収性物品を提供することにより上記目的を達成し
たものである。
本発明の吸収性物品においては、液透過性の表面材の
上方に有孔シートを配設して、表面材と有孔シートとの
間に空間を設けたので、排泄物は上記孔を通して上記空
間に収容され且つ保持されることになり、排泄物の漏れ
が防止される。
上方に有孔シートを配設して、表面材と有孔シートとの
間に空間を設けたので、排泄物は上記孔を通して上記空
間に収容され且つ保持されることになり、排泄物の漏れ
が防止される。
以下、図面を参照しながら、本発明の実施例を詳細に
説明する。但し、本発明は以下の実施例に限定されるも
のではない。
説明する。但し、本発明は以下の実施例に限定されるも
のではない。
第1図は本発明の一実施例である吸収性物品の概略を
示す平面図、第2図は第1図におけるX−X断面図、第
3図は一部を省略して示す第1図におけるY−Y断面
図、第4図は自然状態の上記吸収性物品を示す斜視図、
第5図は本発明の他の実施例である吸収性物品の概略を
示す平面図である。
示す平面図、第2図は第1図におけるX−X断面図、第
3図は一部を省略して示す第1図におけるY−Y断面
図、第4図は自然状態の上記吸収性物品を示す斜視図、
第5図は本発明の他の実施例である吸収性物品の概略を
示す平面図である。
上記一実施例の吸収性物品は、第1図〜第4図に示す
ように、全体が縦長の実質的に矩形のつかいすておむつ
である。本実施例のおむつは、図中1で示す液透過性の
表面材、2で示す液不透過性の裏面材、及びこれら両者
の間に配された吸収体3によりその基本が構成されてお
り、更に該吸収体3の両側部それぞれに沿って縦方向に
弾性体4が付設され、且つ図中8で示す着用時の固定に
用いる固着テープが付設されている。
ように、全体が縦長の実質的に矩形のつかいすておむつ
である。本実施例のおむつは、図中1で示す液透過性の
表面材、2で示す液不透過性の裏面材、及びこれら両者
の間に配された吸収体3によりその基本が構成されてお
り、更に該吸収体3の両側部それぞれに沿って縦方向に
弾性体4が付設され、且つ図中8で示す着用時の固定に
用いる固着テープが付設されている。
本実施例では、上記表面材4の上方に、大きさが該表
面材1と略等しく、孔9を中央部に有する有孔シート5
が配され、その周縁、即ち縦横それぞれの方向に延びる
接着部7及び10で上記表面材に接着されている。そし
て、上記有孔シート5の孔9の周囲には、シート端部を
折り曲げ且つ先端を接着して形成した袋状部に、伸縮性
の弾性材6が挿通・配設されている。
面材1と略等しく、孔9を中央部に有する有孔シート5
が配され、その周縁、即ち縦横それぞれの方向に延びる
接着部7及び10で上記表面材に接着されている。そし
て、上記有孔シート5の孔9の周囲には、シート端部を
折り曲げ且つ先端を接着して形成した袋状部に、伸縮性
の弾性材6が挿通・配設されている。
上述した本実施例のおむつは、表面材1と有孔シート
5との間に排泄物を収容、保持することが可能な保持空
間が形成されているため、ウエスト部、レッグ部からの
排泄物の漏れを有効に防止できる。上記おむつは、便に
対する漏れ防止効果が特に大きいが、尿に対しても十分
な漏れ防止効果を発揮する。例えば、男児の場合、朝に
腹部分から尿漏れを生ずることが多いが、こういった大
量の尿を突然に噴出する場合でも、有孔シート5が防漏
壁の役割を果たすため、結果として吸収体3の効率的利
用を可能とするからである。
5との間に排泄物を収容、保持することが可能な保持空
間が形成されているため、ウエスト部、レッグ部からの
排泄物の漏れを有効に防止できる。上記おむつは、便に
対する漏れ防止効果が特に大きいが、尿に対しても十分
な漏れ防止効果を発揮する。例えば、男児の場合、朝に
腹部分から尿漏れを生ずることが多いが、こういった大
量の尿を突然に噴出する場合でも、有孔シート5が防漏
壁の役割を果たすため、結果として吸収体3の効率的利
用を可能とするからである。
また、本実施例の更なる効果として、幼児や寝たきり
老人等の着用者のおむつかぶれを少なくする利点があ
る。即ち、排泄された便、尿により特に不衛生になり易
いおむつの排泄ポイントに有孔シート5が接触しない構
成となっているため、着用者の体表面が便等に接し難く
なるからである。また、有孔シート5と表面材1との間
には前記空間が形成されているため、着用者の尻部分と
表面材1が接することが少なくなるが、このこともおむ
つかぶれ防止に効果がある。尚、ここで、排泄ポイント
とは、着用者によりおむつにおける排尿位置及び排便位
置を意味する。
老人等の着用者のおむつかぶれを少なくする利点があ
る。即ち、排泄された便、尿により特に不衛生になり易
いおむつの排泄ポイントに有孔シート5が接触しない構
成となっているため、着用者の体表面が便等に接し難く
なるからである。また、有孔シート5と表面材1との間
には前記空間が形成されているため、着用者の尻部分と
表面材1が接することが少なくなるが、このこともおむ
つかぶれ防止に効果がある。尚、ここで、排泄ポイント
とは、着用者によりおむつにおける排尿位置及び排便位
置を意味する。
本実施例のつかいすておむつについて更に詳述する
と、有孔シート5としては、不織布、織布、フィルム、
発泡体、弾性体等の単体または複合体等からなるシート
材を、特に制限なく利用できるが、中でも体の動きにフ
ィットする伸縮性のあるシート材が望ましい。
と、有孔シート5としては、不織布、織布、フィルム、
発泡体、弾性体等の単体または複合体等からなるシート
材を、特に制限なく利用できるが、中でも体の動きにフ
ィットする伸縮性のあるシート材が望ましい。
また、有孔シート5は、おむつを装着した状態におい
て、孔9の内側に排泄ポイントが位置するように該孔9
が形成されていることが必要である。そのため、孔9の
大きさは幅30mm以上、長さ50mm以上であることが好まし
い。これより小さいと着用時に、着用者の排泄部位を上
記シート5がふさぐために漏れを生じる危険性があるか
らである。
て、孔9の内側に排泄ポイントが位置するように該孔9
が形成されていることが必要である。そのため、孔9の
大きさは幅30mm以上、長さ50mm以上であることが好まし
い。これより小さいと着用時に、着用者の排泄部位を上
記シート5がふさぐために漏れを生じる危険性があるか
らである。
また、上記孔9の大きさの上限は、特に限定するもの
でないが、通常、吸収体の大きさの範囲内であることが
好ましく、幅150mm以下、長さ150mm以下であることが好
ましい。
でないが、通常、吸収体の大きさの範囲内であることが
好ましく、幅150mm以下、長さ150mm以下であることが好
ましい。
更に、シート5と表面材1の接着部は前記のように、
有孔シート5の周縁部における接着部7及び10に限られ
るものでなく、好ましくはおむつ長手方向、幅方向の何
れにおいても吸収体3より外側であればよく、より好ま
しくは弾性部材4より外側であればよい。上記接着部が
内側になるほど有孔シート5と表面材1との間に形成さ
れる保持空間が少なくなって排泄物の保持効果が減少す
るからである。
有孔シート5の周縁部における接着部7及び10に限られ
るものでなく、好ましくはおむつ長手方向、幅方向の何
れにおいても吸収体3より外側であればよく、より好ま
しくは弾性部材4より外側であればよい。上記接着部が
内側になるほど有孔シート5と表面材1との間に形成さ
れる保持空間が少なくなって排泄物の保持効果が減少す
るからである。
本実施例において、前記有孔シート5を除く、前述の
液透過性の表面材1、液不透過性の裏面材2及び吸収体
3としては、それぞれ通常つかいすておむつの構成材料
として用いられるものを特に制限なく利用でき、また、
弾性材4としても、紐状やシート状のゴム等の通常用い
られる伸縮性弾性材を制限なく利用できる。
液透過性の表面材1、液不透過性の裏面材2及び吸収体
3としては、それぞれ通常つかいすておむつの構成材料
として用いられるものを特に制限なく利用でき、また、
弾性材4としても、紐状やシート状のゴム等の通常用い
られる伸縮性弾性材を制限なく利用できる。
本発明の吸収性物品は、前記実施例のつかいすておむ
つに限られるものでなく、例えば、上記弾性体6は、前
記弾性体4と同様に任意の伸縮性弾性材で形成すること
ができる。
つに限られるものでなく、例えば、上記弾性体6は、前
記弾性体4と同様に任意の伸縮性弾性材で形成すること
ができる。
次に、本発明の吸収性物品の効果を明らかにするため
に、更に具体的な実施例1〜3について説明する。尚、
下記評価基準に基づいて各実施例について行った性能試
験の結果を、比較例の場合とともに、下記表1〜2に記
載した。
に、更に具体的な実施例1〜3について説明する。尚、
下記評価基準に基づいて各実施例について行った性能試
験の結果を、比較例の場合とともに、下記表1〜2に記
載した。
(評価基準) 後述する各実施例のおむつについて、第5図に示し
た、体重10kgの幼児をもとに作成した、排尿管11及び排
便管12を通して女児の排尿部位及び排便部位にそれぞれ
人工尿及び人工便を所定の速度で排出可能になされてい
る女児ベビーモデルA(試験装置)を用い、以下のよう
にして尿漏れ及び便漏れの試験を行った。
た、体重10kgの幼児をもとに作成した、排尿管11及び排
便管12を通して女児の排尿部位及び排便部位にそれぞれ
人工尿及び人工便を所定の速度で排出可能になされてい
る女児ベビーモデルA(試験装置)を用い、以下のよう
にして尿漏れ及び便漏れの試験を行った。
各実施例のおむつを、上記ベビーモデルAに装着し、
人工軟便を3g/secの速度で排出させ、該モデルAを横寝
状態及び仰向け状態にしたそれぞれの場合について、人
工軟便が漏れ出るまでに吸収された人工軟便の量により
便漏れを評価し、その結果を表1に記載した。尚、人工
軟便としてはカルボキシエチルセルロースによって粘度
を10cpに調整したベントナイト3wt%を含む懸濁液を用
いた。
人工軟便を3g/secの速度で排出させ、該モデルAを横寝
状態及び仰向け状態にしたそれぞれの場合について、人
工軟便が漏れ出るまでに吸収された人工軟便の量により
便漏れを評価し、その結果を表1に記載した。尚、人工
軟便としてはカルボキシエチルセルロースによって粘度
を10cpに調整したベントナイト3wt%を含む懸濁液を用
いた。
また、生理食塩水を4g/secの速度で排出させる以外は
上記人工軟便の場合と同様にして尿漏れを評価し、その
結果を表2に記載した。
上記人工軟便の場合と同様にして尿漏れを評価し、その
結果を表2に記載した。
実施例1 前記第1図〜第4図に示したと同様のつかいすておむ
つを下記構成で作成し、実施例1の吸収性物品とした。
つを下記構成で作成し、実施例1の吸収性物品とした。
液透過性の表面材1としてはポリエチレン/ポリプロ
ピレン繊維でできた不織布(35g/m2)を、吸収体3とし
てはパルプと高吸収性ポリマー(ポリアクリル酸Na架橋
体)の複合体を、液不透過性の裏面材2としては1軸延
伸ポリエチレンフィルム(厚さ40μ)を、また、レッグ
弾性材4としてはウレタンの平ゴムをそれぞれ用いて、
第1図の平面図の状態で、縦450mm、横(ウエスト部
位)300mmのおむつ本体を作成した。
ピレン繊維でできた不織布(35g/m2)を、吸収体3とし
てはパルプと高吸収性ポリマー(ポリアクリル酸Na架橋
体)の複合体を、液不透過性の裏面材2としては1軸延
伸ポリエチレンフィルム(厚さ40μ)を、また、レッグ
弾性材4としてはウレタンの平ゴムをそれぞれ用いて、
第1図の平面図の状態で、縦450mm、横(ウエスト部
位)300mmのおむつ本体を作成した。
次いで、上記おむつ本体に、ポリエチレン及びポリプ
ロピレンよりなる複合型合成繊維(3デニール×51mm)
を用いて熱融着法で製造した目付25g/m2の不織布からな
る上記表面材1と同じ形状のものの中央部に孔9を設け
た有孔シート5を作成し、該有孔シート5を前記第3図
及び第4図に示すように、おむつの上記本体の周辺端部
に位置する接着部7、10で上記表面材1に接着させた。
上記接着の方法としてはホットメルト法を用いた。
ロピレンよりなる複合型合成繊維(3デニール×51mm)
を用いて熱融着法で製造した目付25g/m2の不織布からな
る上記表面材1と同じ形状のものの中央部に孔9を設け
た有孔シート5を作成し、該有孔シート5を前記第3図
及び第4図に示すように、おむつの上記本体の周辺端部
に位置する接着部7、10で上記表面材1に接着させた。
上記接着の方法としてはホットメルト法を用いた。
尚、上記孔9は、その大きさが幅50mm、長さ70mmであ
り、しかも、少なくとも作成されたおむつの装着状態に
おいて排泄ポイントに重ならない位置に形成されてい
る。
り、しかも、少なくとも作成されたおむつの装着状態に
おいて排泄ポイントに重ならない位置に形成されてい
る。
また、上記有孔シート5の孔9の周縁には第3図、第
4図に示すように弾性材4として伸張率140%の糸ゴム
が挿入し配設されている 実施例2 有孔シート5として、厚さ25μのポリエチレンフィル
ムを用いた以外は前記実施例1の場合と同様にしてつか
いすておむつを作成し、実施例3の吸収性物品とした。
4図に示すように弾性材4として伸張率140%の糸ゴム
が挿入し配設されている 実施例2 有孔シート5として、厚さ25μのポリエチレンフィル
ムを用いた以外は前記実施例1の場合と同様にしてつか
いすておむつを作成し、実施例3の吸収性物品とした。
実施例3 有孔シート5として、撥水性を有する不織布を用いた
以外は前記実施例1の場合と同様にしてつかいすておむ
つを作成し、実施例5の吸収性物品とした。
以外は前記実施例1の場合と同様にしてつかいすておむ
つを作成し、実施例5の吸収性物品とした。
比較例1 有効シート5を配設する前のおむつ本体を比較例1の
吸収性物品とした。
吸収性物品とした。
上記表1及び表2より明らかなように、本発明の吸収
性物品は優れた便漏れ防止効果及び尿漏れ防止効果を発
揮している。
性物品は優れた便漏れ防止効果及び尿漏れ防止効果を発
揮している。
尚、上述した具体的な実施例では、着用者として幼児
を想定して説明したが、本発明の吸収性物品は、着用者
が幼児に限られるものでない。
を想定して説明したが、本発明の吸収性物品は、着用者
が幼児に限られるものでない。
本発明のつかいすておむつ(吸収性物品)は、表面材
と有孔シートの間に保持空間を有するため、排泄物につ
いて、特に吸収体に殆ど吸収されないような便について
も確実に漏れを防止できる。
と有孔シートの間に保持空間を有するため、排泄物につ
いて、特に吸収体に殆ど吸収されないような便について
も確実に漏れを防止できる。
第1図は本発明の一実施例である吸収性物品の概略を示
す平面図、第2図は第1図におけるX−X断面図、第3
図は一部を省略して示す第1図におけるY−Y断面図、
第4図は自然状態の上記吸収性物品を示す斜視図、第5
図は実施例の評価試験に用いたベビーモデルを示す平面
図である。 1;表面材、2;裏面材 3;吸収体、4;弾性材 5;有孔シート、6;弾性材 7;接着部、8;固着テープ 9;孔、10;接着部 11;排尿管、12;排便管 A;ベビーモデル
す平面図、第2図は第1図におけるX−X断面図、第3
図は一部を省略して示す第1図におけるY−Y断面図、
第4図は自然状態の上記吸収性物品を示す斜視図、第5
図は実施例の評価試験に用いたベビーモデルを示す平面
図である。 1;表面材、2;裏面材 3;吸収体、4;弾性材 5;有孔シート、6;弾性材 7;接着部、8;固着テープ 9;孔、10;接着部 11;排尿管、12;排便管 A;ベビーモデル
Claims (1)
- 【請求項1】液透過性の表面材、液不透過性の裏面材及
び該両者間に位置する吸収体を有する吸収性物品におい
て、孔を中央部に設けたシートを表面材の上方に配し、
且つその周囲を表面材と接着して該シートと表面材との
間に保持空間を設けてあり、上記シートの上記孔の周囲
には、その全周に亘って、シート端部を折り曲げ且つ先
端を接着して形成した袋状部が設けられ、該袋状部に伸
縮性の弾性材が挿通・配設されていることを特徴とする
吸収性物品。
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