JP2991147B2 - スタンダードセルのレイアウト方式 - Google Patents
スタンダードセルのレイアウト方式Info
- Publication number
- JP2991147B2 JP2991147B2 JP9032787A JP3278797A JP2991147B2 JP 2991147 B2 JP2991147 B2 JP 2991147B2 JP 9032787 A JP9032787 A JP 9032787A JP 3278797 A JP3278797 A JP 3278797A JP 2991147 B2 JP2991147 B2 JP 2991147B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- wiring
- integrated circuit
- semiconductor integrated
- block
- aluminum
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Landscapes
- Design And Manufacture Of Integrated Circuits (AREA)
- Semiconductor Integrated Circuits (AREA)
- Metal-Oxide And Bipolar Metal-Oxide Semiconductor Integrated Circuits (AREA)
Description
関し、特に、スタンダードセル方式の半導体集積回路の
レイアウト方式に関する。
積回路においては、MOSトランジスタのソース・ドレ
インが低抵抗化されていなかったため、MOSトランジ
スタのソース・ドレイン電極に多くのコンタクトを打つ
必要があり、ファンクションブロック内部で1アルミ配
線を使っていた。
い場合、例えば特開平5−152439号公報(同公報
図1のレイアウト図参照)、あるいは特開平2−285
656号公報(同公報第3図の配線レイアウト参照)等
に記載されているように、ブロック列間に配線領域を設
ける必要があり、結果として、集積度を低下させてい
た。
スタンダードセル方式の半導体集積回路においては、下
記記載の問題点を有している。
線領域を設ける必要があり、チップ全体の集積度を低下
させている、ということである。
インに多くのコンタクトを打つ必要があるためである。
レインを低抵抗化する技術があったとしても、単なる従
来方式の延長線上の技術のままでは、ファンクションブ
ロック内部で1アルミを使い切ってしまい、ブロック間
配線に1アルミを使用することができない、ということ
である。
な低抵抗化技術が用いられていなかったため、この低抵
抗化技術をスタンダードセル方式のLSIの配線等に有
効に利用する方法が、開発されていないためである。
てなされたものであって、その目的は、上記問題点を解
消し、集積度を向上するスタンダードセル方式の半導体
集積回路及びレイアウト方式を提供することにある。
明は、その概要を述べれば、ファンクションブロックを
構成する全てのトランジスタにおいて、同一のY座標で
1アルミを使用しない、ようにしたものである。より詳
細には、本発明は、スタンダードセル方式の半導体集積
回路において、ソース・ドレインにシリサイド化など低
抵抗化技術が施され低抵抗化されてなるMOSトランジ
スタを備え、ファンクションブロック内部の前記低抵抗
化されてなるMOSトランジスタの上に配線通過可能領
域を備え、前記配線通過可能領域を通過配線が前記ファ
ンクションブロックを貫通して通過してなる、ことを特
徴とする。
ば、ファンクションブロック内部にブロック間配線の1
アルミが横方向に貫通できるトラックを確保することが
できる。
いて図面を参照して以下に説明する。図1は、本発明の
実施の形態を説明するための図であり、スタンダードセ
ル列及びその配線の状態を示す図である。図1におい
て、1は1アルミ電源配線、2は1アルミグランド配
線、3は1アルミ通過配線、破線で囲んだ領域10はブ
ロック内の1アルミ通過配線領域、a、bはファンクシ
ョンブロックを示している。1アルミ電源配線1および
アルミグランド配線2によってセル列に電源を供給して
いる。
おいては、ファンクションブロックaおよびファンクシ
ョンブロックbはそれぞれ等しいy座標位置に1アルミ
配線通過可能領域10を持つ。1アルミ配線通過可能領
域10を使用し、通過配線3がファンクションブロック
aおよびファンクションブロックb上を通過している。
は、ファンクションブロック内部に配線通過トラックを
設け、ファンクションブロック内部にブロック間配線用
の1アルミが横方向に貫通できるトラックを確保するこ
とができ、集積度を向上している。
細に説明すべく、本発明の実施例について以下に説明す
る。図2は、本発明の一実施例を説明するためのレイア
ウト図であり、ファンクションブロックの具体例を示し
たものである。図2には、2入力NAND回路のレイア
ウトの一例が示されている。
タQ1、Q2およびN型MOSトランジスタQ3、Q4
のソースおよびドレインはシリサイド化されており、抵
抗が低いため、従来のようにコンタクトをたくさん打つ
必要がない。これを利用して、トランジスタQ1および
Q2上に通過配線領域10を設ける。
ず、またブロック内1アルミ配線も使用しない。
ョンブロックで等しいy座標位置に設定する。これによ
り、ファンクションブロックを横にならべた場合、通過
配線領域10を1アルミが横方向に貫通して通過でき
る。
る配線例を示す。図3は、電源・グランドを上下の列で
共有する場合の例を示し、図4は、電源・グランドを上
下の列で共有しない場合の例を示している。
源配線、2は1アルミグランド配線、3は1アルミ通過
配線、10はブロック内の1アルミ通過配線領域、a、
b、c、dはファンクションブロックを示している。図
中上側のファンクションブロックa、bはそれぞれ互い
に等しいy座標位置に1アルミ配線通過可能領域10を
持ち、図中下側のファンクションブロックc、dはそれ
ぞれ互いに等しいy座標位置に1アルミ配線通過可能領
域10を持ち、この1アルミ配線通過可能領域10を使
用し、1アルミ通過配線3が横方向にファンクションブ
ロック上を貫通して通過している。
ルミ通過配線3が通過できる例を示したが、この本数は
任意である。
記記載の効果を奏する。
術(特開平5−152439号公報)の図に示される配
線領域13を不要としている、ことによる。
内部を横方向に配線が通過することができるようにした
ためである。
上を図ることができる、ということである。
線通過トラックがない場合に比べ、横方向の配線トラッ
クを多くすることができ、これにより集積度の向上を図
ることができる、ためである。
図である。
クの作成の一例を示すレイアウト図である。
上下の列で共有する場合の配線例を示す図である。
上下の列で共有しない場合の配線例を示す図である。
Claims (4)
- 【請求項1】スタンダードセル方式の半導体集積回路に
おいて、ソース・ドレインにシリサイド化など低抵抗化技術が施
され低抵抗化されてなるMOSトランジスタを備え、 ファンクションブロック内部の前記低抵抗化されてなる
MOSトランジスタの上に配線通過可能領域を備え、 前記配線通過可能領域を 通過配線が前記ファンクション
ブロックを貫通して通過してなる、ことを特徴とする半
導体集積回路。 - 【請求項2】ソース及びドレインが低抵抗化されてなる
MOSトランジスタを含むスタンダードセル方式の半導
体集積回路のレイアウト方式において、 電源及びグランド配線間に横方向(これをx方向とす
る)に並置される複数のファンクションブロック内部の
前記低抵抗化されてなるMOSトランジスタ上のそれぞ
れ等しいy座標位置に、配線通過可能領域を備え、 通過配線が、前記並置されたファンクションブロック上
の前記配線通過可能領域をx方向に貫通して通過するよ
うにしたことを特徴とする半導体集積回路のレイアウト
方式。 - 【請求項3】前記配線通過可能領域にはコンタクトを設
けず、且つブロック内配線を用いないようにしたことを
特徴とする請求項2記載の半導体集積回路のレイアウト
方式。 - 【請求項4】前記配線通過可能領域にはコンタクト及び
ブロック内配線が設けられていない、ことを特徴とする
請求項1記載の半導体集積回路。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9032787A JP2991147B2 (ja) | 1997-01-30 | 1997-01-30 | スタンダードセルのレイアウト方式 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9032787A JP2991147B2 (ja) | 1997-01-30 | 1997-01-30 | スタンダードセルのレイアウト方式 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH10214903A JPH10214903A (ja) | 1998-08-11 |
JP2991147B2 true JP2991147B2 (ja) | 1999-12-20 |
Family
ID=12368572
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP9032787A Expired - Fee Related JP2991147B2 (ja) | 1997-01-30 | 1997-01-30 | スタンダードセルのレイアウト方式 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2991147B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP4497791B2 (ja) * | 2002-05-09 | 2010-07-07 | 株式会社ルネサステクノロジ | 半導体集積回路 |
JP5638760B2 (ja) * | 2008-08-19 | 2014-12-10 | ルネサスエレクトロニクス株式会社 | 半導体装置 |
-
1997
- 1997-01-30 JP JP9032787A patent/JP2991147B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH10214903A (ja) | 1998-08-11 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
TWI517344B (zh) | 半導體裝置中通孔定距之軟體及方法 | |
KR850000799A (ko) | 호출 전용 메모리 | |
KR930003235A (ko) | 마스터 슬라이스형 반도체 집적회로 장치의 기본셀 형성을 위한 트랜지스터 배치와 마스터 슬라이스형 반도체 집적회로 장치 | |
JP2991147B2 (ja) | スタンダードセルのレイアウト方式 | |
KR100808605B1 (ko) | 주변회로지역의 반도체 소자 | |
JPH0558582B2 (ja) | ||
JP3181000B2 (ja) | 半導体集積回路装置 | |
JP3075930B2 (ja) | 半導体メモリ装置 | |
JPH03278579A (ja) | 半導体装置 | |
JPH04164371A (ja) | 半導体集積回路 | |
JP3773387B2 (ja) | センスアンプ装置 | |
JP2800244B2 (ja) | ゲートアレイの基本セル | |
JP2911345B2 (ja) | 半導体集積回路装置 | |
KR980006276A (ko) | 가변 드레인 전류형 트랜지스터를 갖는 반도체 장치 | |
JPH01235275A (ja) | Mos型半導体装置 | |
JPH0352225B2 (ja) | ||
JP2510040B2 (ja) | Cmosマスタスライス | |
KR970018577A (ko) | 오픈 비트선 반도체소자 | |
JPH08222640A (ja) | 半導体集積回路装置 | |
JPH0250626B2 (ja) | ||
JPH02106966A (ja) | 半導体記憶装置 | |
JPH0255953B2 (ja) | ||
JPH01274450A (ja) | 半導体集積回路 | |
JPH09167836A (ja) | 半導体集積装置 | |
JP2510001B2 (ja) | 敷詰型ゲ―トアレイ装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 19990914 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20071015 Year of fee payment: 8 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20081015 Year of fee payment: 9 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20091015 Year of fee payment: 10 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20091015 Year of fee payment: 10 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20101015 Year of fee payment: 11 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |