JP2982326B2 - 直流帰還増幅器 - Google Patents
直流帰還増幅器Info
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- JP2982326B2 JP2982326B2 JP3019606A JP1960691A JP2982326B2 JP 2982326 B2 JP2982326 B2 JP 2982326B2 JP 3019606 A JP3019606 A JP 3019606A JP 1960691 A JP1960691 A JP 1960691A JP 2982326 B2 JP2982326 B2 JP 2982326B2
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- bipolar transistor
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、直流帰還増幅器に関
し、特に、周波数特性およびS/N比を改善した直流帰
還増幅器の回路構成に関する。
し、特に、周波数特性およびS/N比を改善した直流帰
還増幅器の回路構成に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の直流帰還増幅器の一例の回路図を
図2に示す。この直流帰還増幅器は、図2に示すよう
に、出力端子1を出力とするバイポーラトランジスタ
(以後トランジスタと記す)Q21および抵抗21からなる
エミッタ接地増幅器2、負荷抵抗R22、出力端子1およ
び基準電圧端子3を入力とするコンパレータ4、充電用
のコンデンサC、並びにトランジスタQ22およびQ23と
からなる。
図2に示す。この直流帰還増幅器は、図2に示すよう
に、出力端子1を出力とするバイポーラトランジスタ
(以後トランジスタと記す)Q21および抵抗21からなる
エミッタ接地増幅器2、負荷抵抗R22、出力端子1およ
び基準電圧端子3を入力とするコンパレータ4、充電用
のコンデンサC、並びにトランジスタQ22およびQ23と
からなる。
【0003】以下にこの直流帰還増幅器の動作の説明を
行なう。
行なう。
【0004】この従来の直流帰還増幅器では、基準電圧
端子3の電位と出力端子1の電位との差電圧がコンパレ
ータ4の入力に印加される。このコンパレータ4は制御
端子5から入力される制御電圧によってオン・オフさ
れ、出力は電流出力形式で出力される。
端子3の電位と出力端子1の電位との差電圧がコンパレ
ータ4の入力に印加される。このコンパレータ4は制御
端子5から入力される制御電圧によってオン・オフさ
れ、出力は電流出力形式で出力される。
【0005】コンデンサCは、コンパレータ4がオン状
態の時、コンパレータ4への差電圧入力に応じて充電ま
たは放電される。ここで、制御端子5には所定のパルス
が入力され、このパルスがハイレベルであるかロウレベ
ルであるかに応じてコンパレータ4がオン状態またはオ
フ状態となる。
態の時、コンパレータ4への差電圧入力に応じて充電ま
たは放電される。ここで、制御端子5には所定のパルス
が入力され、このパルスがハイレベルであるかロウレベ
ルであるかに応じてコンパレータ4がオン状態またはオ
フ状態となる。
【0006】コンパレータ4がオフ状態の時には、コン
デンサCの電荷はトランジスタQ22のベース電流で放電
されることになるが、トランジスタQ22およびQ23がダ
ーリントン構成となっているので、トランジスタQ22の
ベース電流が非常に小さく、コンデンサCの電位はホー
ルドされる。
デンサCの電荷はトランジスタQ22のベース電流で放電
されることになるが、トランジスタQ22およびQ23がダ
ーリントン構成となっているので、トランジスタQ22の
ベース電流が非常に小さく、コンデンサCの電位はホー
ルドされる。
【0007】又、制御端子5への制御入力により、コン
パレータ4がオン状態にある時は、コンデンサCには、
出力端子1と基準電圧端子3との間の電位差に応じてコ
ンパレータ4の出力からの充電電流または放電電流が流
れ、トランジスタQ22のベース電位が変化する。
パレータ4がオン状態にある時は、コンデンサCには、
出力端子1と基準電圧端子3との間の電位差に応じてコ
ンパレータ4の出力からの充電電流または放電電流が流
れ、トランジスタQ22のベース電位が変化する。
【0008】ここで、コンパレータ4並びにトランジス
タQ22およびQ23は直流的に負帰還回路を形成している
ため、制御端子5への入力パルスの数の増加に伴って出
力端子1の電位は限りなく基準電圧端子3の電位に近ず
くことになる。
タQ22およびQ23は直流的に負帰還回路を形成している
ため、制御端子5への入力パルスの数の増加に伴って出
力端子1の電位は限りなく基準電圧端子3の電位に近ず
くことになる。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】従来の直流帰還増幅器
では、上述のように直流帰還が形成されるが大きく2つ
の欠点があった。以下にその説明を行なう。
では、上述のように直流帰還が形成されるが大きく2つ
の欠点があった。以下にその説明を行なう。
【0010】第1の欠点は、出力端子1にトランジスタ
Q23のコレクタ・接地間の寄生容量が付くことによって
エミッタ接地増幅器2の周波数特性が劣化してしまうこ
とである。
Q23のコレクタ・接地間の寄生容量が付くことによって
エミッタ接地増幅器2の周波数特性が劣化してしまうこ
とである。
【0011】この寄生容量は、場合によっては3〜4p
Fの値となり、負荷抵抗R22と相まって、エミッタ接地
増幅器2の電圧利得の−3dB遮断周波数が3〜5MH
z程度となってしまうことがある。
Fの値となり、負荷抵抗R22と相まって、エミッタ接地
増幅器2の電圧利得の−3dB遮断周波数が3〜5MH
z程度となってしまうことがある。
【0012】第2の欠点は、トランジスタQ22およびQ
23が等価的に高利得のエミッタ接地増幅器を構成してい
るため、コンパレータ4並びにトランジスタQ22および
Q23で発生するノイズ成分が増幅されて出力端子1に表
れ、結果としてエミッタ接地増幅器2のS/N比を劣化
させてしまうことである。
23が等価的に高利得のエミッタ接地増幅器を構成してい
るため、コンパレータ4並びにトランジスタQ22および
Q23で発生するノイズ成分が増幅されて出力端子1に表
れ、結果としてエミッタ接地増幅器2のS/N比を劣化
させてしまうことである。
【0013】以上の周波数特性およびS/N比の劣化
は、この直流帰還増幅器を、例えば画像信号処理部に用
いた場合、画質の劣化を招くこととなり、大きな問題で
ある。
は、この直流帰還増幅器を、例えば画像信号処理部に用
いた場合、画質の劣化を招くこととなり、大きな問題で
ある。
【0014】本発明は、従来の直流帰還増幅器が持つ上
記の2つの欠点を大幅に改善することを目的とする。
記の2つの欠点を大幅に改善することを目的とする。
【0015】
【課題を解決するための手段】本発明の直流帰還増幅器
は、第1及び第2のバイポーラトランジスタを有し、そ
れぞれのトランジスタのエミッタ間には第1の抵抗が接
続され、それぞれのトランジスタのベースを入力とし、
少なくとも一方のトランジスタのコレクタと負荷回路と
の接続点を出力とする差動増幅器と、第3および第4の
バイポーラトランジスタと、これらのトランジスタのそ
れぞれのエミッタと接地との間に接続された第2および
第3の抵抗とを有し、前記第3のバイポーラトランジス
タのコレクタが前記第1のバイポーラトランジスタのエ
ミッタに接続され、前記第4のバイポーラトランジスタ
のコレクタが前記第2のバイポーラトランジスタのエミ
ッタに接続されて前記差動増幅器に定電流を供給する定
電流源と、動作状態が外部からの制御信号によって制御
され、前記差動増幅器の出力と外部からの基準電位を入
力として比較するコンパレータと、一端が接地に接続さ
れた容量とを含み、前記コンパレータは、第1の入力に
は前記外部からの基準電位が入力され、第2の入力には
前記差動増幅器の出力が入力され、出力が前記容量の他
端と前記第3のバイポーラトランジスタのベースと前記
第4のバイポーラトランジスタのベースとに接続されて
いることを特徴とする。
は、第1及び第2のバイポーラトランジスタを有し、そ
れぞれのトランジスタのエミッタ間には第1の抵抗が接
続され、それぞれのトランジスタのベースを入力とし、
少なくとも一方のトランジスタのコレクタと負荷回路と
の接続点を出力とする差動増幅器と、第3および第4の
バイポーラトランジスタと、これらのトランジスタのそ
れぞれのエミッタと接地との間に接続された第2および
第3の抵抗とを有し、前記第3のバイポーラトランジス
タのコレクタが前記第1のバイポーラトランジスタのエ
ミッタに接続され、前記第4のバイポーラトランジスタ
のコレクタが前記第2のバイポーラトランジスタのエミ
ッタに接続されて前記差動増幅器に定電流を供給する定
電流源と、動作状態が外部からの制御信号によって制御
され、前記差動増幅器の出力と外部からの基準電位を入
力として比較するコンパレータと、一端が接地に接続さ
れた容量とを含み、前記コンパレータは、第1の入力に
は前記外部からの基準電位が入力され、第2の入力には
前記差動増幅器の出力が入力され、出力が前記容量の他
端と前記第3のバイポーラトランジスタのベースと前記
第4のバイポーラトランジスタのベースとに接続されて
いることを特徴とする。
【0016】
【実施例】次に、本発明の最適な実施例について、図面
を参照して説明する。図1は、本発明の一実施例の回路
図である。
を参照して説明する。図1は、本発明の一実施例の回路
図である。
【0017】本実施例は、図1に示すように、差動増幅
器6,定電流源7,コンパレータ4およびベース電流供
給回路8からなる。
器6,定電流源7,コンパレータ4およびベース電流供
給回路8からなる。
【0018】差動増幅器6は、トランジスタQ1 および
Q2 ,エミッタ間抵抗R1 並びに負荷抵抗R2 から構成
されている。定電流源7は、トランジスタQ3 およびQ
4 並びに抵抗R3 およびR4 とからなる。
Q2 ,エミッタ間抵抗R1 並びに負荷抵抗R2 から構成
されている。定電流源7は、トランジスタQ3 およびQ
4 並びに抵抗R3 およびR4 とからなる。
【0019】コンパレータ4およびコンデンサCは、直
流帰還部を構成している。ここで、コンパレータ4は、
トランジスタQ9 とQ10からなる差動対,トランジスタ
Q11およびQ12からなる能動負荷,トランジスタQ13お
よびQ14からなる電流源,トランジスタQ9 およびQ10
のエミッタ間抵抗R6 ,トランジスタQ10のベース抵抗
R7 からなっている。
流帰還部を構成している。ここで、コンパレータ4は、
トランジスタQ9 とQ10からなる差動対,トランジスタ
Q11およびQ12からなる能動負荷,トランジスタQ13お
よびQ14からなる電流源,トランジスタQ9 およびQ10
のエミッタ間抵抗R6 ,トランジスタQ10のベース抵抗
R7 からなっている。
【0020】このコンパレータ4の一方の入力には、基
準電圧端子3に印加された電位が直接入力され、また他
方の入力には、この直流帰還増幅器の出力端子1の出力
電圧が、トランジスタQ15と抵抗R8 とからなるバッフ
ァ回路を介して入力されている。
準電圧端子3に印加された電位が直接入力され、また他
方の入力には、この直流帰還増幅器の出力端子1の出力
電圧が、トランジスタQ15と抵抗R8 とからなるバッフ
ァ回路を介して入力されている。
【0021】コンパレータ4の出力は、トランジスタQ
9 のコレクタとトランジスタQ10のコレクタとの接続点
であり、従来の直流帰還増幅器と同様に、電流出力形式
の構成となっている。
9 のコレクタとトランジスタQ10のコレクタとの接続点
であり、従来の直流帰還増幅器と同様に、電流出力形式
の構成となっている。
【0022】このコンパレータ4は、制御端子5に印加
される制御入力によってオン・オフされる。
される制御入力によってオン・オフされる。
【0023】今、例えば、制御端子5の制御入力に応じ
て、コンパレータ4がオフ状態(トランジスタQ13およ
びQ14がオフ状態)にある時、コンデンサCの電荷はト
ランジスタQ3 およびQ4 のベース電流で放電されるこ
とになる。
て、コンパレータ4がオフ状態(トランジスタQ13およ
びQ14がオフ状態)にある時、コンデンサCの電荷はト
ランジスタQ3 およびQ4 のベース電流で放電されるこ
とになる。
【0024】しかし、本実施例では、トランジスタQ3
およびQ4 のベースには、トランジスタQ5 ,Q6 ,Q
7 およびQ8 並びに抵抗R5 からなるベース電流供給回
路8が備えられているので、見掛け上、コンデンサCか
らの放電電流が極めて小さくなってコンデンサCの電位
(節点9の電位)はホールド状態となる。
およびQ4 のベースには、トランジスタQ5 ,Q6 ,Q
7 およびQ8 並びに抵抗R5 からなるベース電流供給回
路8が備えられているので、見掛け上、コンデンサCか
らの放電電流が極めて小さくなってコンデンサCの電位
(節点9の電位)はホールド状態となる。
【0025】次に、制御端子5への制御入力によりコン
パレータ4がオン状態(トランジスタQ13およびQ14が
オン状態)になっている時は、コンデンサCには、コン
パレータ4の入力電圧、すなわち基準電圧端子3とトラ
ンジスタQ15のエミッタの電位との電位差に応じて、コ
ンパレータ4から充電電流または放電電流が流れ、コン
デンサCの電位が変化することになる。
パレータ4がオン状態(トランジスタQ13およびQ14が
オン状態)になっている時は、コンデンサCには、コン
パレータ4の入力電圧、すなわち基準電圧端子3とトラ
ンジスタQ15のエミッタの電位との電位差に応じて、コ
ンパレータ4から充電電流または放電電流が流れ、コン
デンサCの電位が変化することになる。
【0026】このコンデンサCの電位は、差動増幅器6
の定電流源7を構成するトランジスタQ3 およびQ4 の
ベースに加わり、2つのトランジスタのコレクタ電流を
増減させ、これによって差動増幅器6の出力端子1の電
位を変化させる。
の定電流源7を構成するトランジスタQ3 およびQ4 の
ベースに加わり、2つのトランジスタのコレクタ電流を
増減させ、これによって差動増幅器6の出力端子1の電
位を変化させる。
【0027】このようにして、差動増幅器6,コンパレ
ータ4およびベース電流供給回路8によって直流帰還回
路が形成される。
ータ4およびベース電流供給回路8によって直流帰還回
路が形成される。
【0028】ここで、制御端子5の制御入力として、パ
ルス波形の入力電圧を印加すると、コンデンサCが充放
電を繰り返しし、コンパレータ4の2つの入力(基準電
圧端子3およびトランジスタQ10のベース)の電位が一
致するように直流帰還が掛かる。
ルス波形の入力電圧を印加すると、コンデンサCが充放
電を繰り返しし、コンパレータ4の2つの入力(基準電
圧端子3およびトランジスタQ10のベース)の電位が一
致するように直流帰還が掛かる。
【0029】本実施例は大きく以下の利点を持つ。第1
に、本実施例では、出力端子1にはハイインピーダンス
のトランジスタQ15のベースが接続されているだけであ
る。従って、従来の直流帰還増幅器で問題になった出力
端子1の寄生容量が非常に小さくなるので、差動増幅器
6のゲインの−3dB遮断周波数の低下が少なく、周波
数特性の優れた直流帰還増幅器を実現することができ
る。
に、本実施例では、出力端子1にはハイインピーダンス
のトランジスタQ15のベースが接続されているだけであ
る。従って、従来の直流帰還増幅器で問題になった出力
端子1の寄生容量が非常に小さくなるので、差動増幅器
6のゲインの−3dB遮断周波数の低下が少なく、周波
数特性の優れた直流帰還増幅器を実現することができ
る。
【0030】第2に、定電流源7を構成するトランジス
タQ3 およびQ4 のベースが節点9を介してコンデンサ
Cの一方の端子に接続されているので、節点9に生ずる
雑音成分を小さくすることができる。
タQ3 およびQ4 のベースが節点9を介してコンデンサ
Cの一方の端子に接続されているので、節点9に生ずる
雑音成分を小さくすることができる。
【0031】又、たとえ節点9に小さな雑音が発生した
としても、負荷抵抗R2 に対する抵抗R3 およびR4 の
値の比を小さくすることによって、節点9の雑音成分は
トランジスタQ3 およびQ4 を介しても増幅されないで
済む。従って、従来問題となった増幅器2でのS/N比
の劣化は本実施例では問題にならず、S/N比の優れた
直流帰還増幅器が得られる。
としても、負荷抵抗R2 に対する抵抗R3 およびR4 の
値の比を小さくすることによって、節点9の雑音成分は
トランジスタQ3 およびQ4 を介しても増幅されないで
済む。従って、従来問題となった増幅器2でのS/N比
の劣化は本実施例では問題にならず、S/N比の優れた
直流帰還増幅器が得られる。
【0032】
【発明の効果】以上説明したように、本発明は、差動増
幅器の出力と基準電位とを入力とし、出力が差動増幅器
の定電流源を構成するトランジスタのベースおよび一端
が接地された容量の他端に接続されたコンパレータを有
している。
幅器の出力と基準電位とを入力とし、出力が差動増幅器
の定電流源を構成するトランジスタのベースおよび一端
が接地された容量の他端に接続されたコンパレータを有
している。
【0033】このことによって、本発明によれば、従来
の直流帰還増幅器に比べて周波数特性が良く、S/N比
の良好な直流帰還増幅器を提供することができる。
の直流帰還増幅器に比べて周波数特性が良く、S/N比
の良好な直流帰還増幅器を提供することができる。
【図1】本発明の実施例の回路図である。
【図2】従来の直流帰還増幅器の回路図である。
1 出力端子 2 エミッタ接地増幅器 3 基準電圧端子 4 コンパレータ 5 制御端子 6 差動増幅器 7 定電流源 8 ベース電流供給回路 9 節点
Claims (2)
- 【請求項1】 第1および第2のバイポーラトランジス
タを有し、それぞれのトランジスタのエミッタ間には第
1の抵抗が接続され、それぞれのトランジスタのベース
を入力とし、少なくとも一方のトランジスタのコレクタ
と負荷回路との接続点を出力とする差動増幅器と、第3
および第4のバイポーラトランジスタと、これらのトラ
ンジスタのそれぞれのエミッタと接地との間に接続され
た第2および第3の抵抗とを有し、前記第3のバイポー
ラトランジスタのコレクタが前記第1のバイポーラトラ
ンジスタのエミッタに接続され、前記第4のバイポーラ
トランジスタのコレクタが前記第2のバイポーラトラン
ジスタのエミッタに接続されて前記差動増幅器に定電流
を供給する定電流源と、動作状態が外部からの制御信号
によって制御され、前記差動増幅器の出力と外部からの
基準電位を入力として比較するコンパレータと、一端が
接地に接続された容量とを含み、前記コンパレータは、
第1の入力には前記外部からの基準電位が入力され、第
2の入力には前記差動増幅器の出力が入力され、出力が
前記容量の他端と前記第3のバイポーラトランジスタの
ベースと前記第4のバイポーラトランジスタのベースと
に接続されていることを特徴とする直流帰還増幅器。 - 【請求項2】 請求項1記載の直流帰還増幅器におい
て、エミッタが第4の抵抗を介して接地され、ベースが
前記第3および第4のバイポーラトランジスタのベース
に接続された第5のバイポーラトランジスタと、エミッ
タが前記第5のバイポーラトランジスタのコレクタに接
続され、コレクタが高位側電源端子に接続された第6の
バイポーラトランジスタと、前記第1,2,3,4,5
および6のバイポーラトランジスタとは反対導電型の第
7および第8のバイポーラトランジスタを有し、シンク
電流が前記第6のバイポーラトランジスタのベースから
入力されて前記第5のバイポーラトランジスタのベース
に電流出力を供給する電流ミラー回路とからなるベース
電流供給回路を備えたことを特徴とする直流帰還増幅回
路。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3019606A JP2982326B2 (ja) | 1991-02-13 | 1991-02-13 | 直流帰還増幅器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3019606A JP2982326B2 (ja) | 1991-02-13 | 1991-02-13 | 直流帰還増幅器 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04258005A JPH04258005A (ja) | 1992-09-14 |
JP2982326B2 true JP2982326B2 (ja) | 1999-11-22 |
Family
ID=12003860
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3019606A Expired - Lifetime JP2982326B2 (ja) | 1991-02-13 | 1991-02-13 | 直流帰還増幅器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2982326B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
FR2714548B1 (fr) * | 1993-12-23 | 1996-03-15 | Sgs Thomson Microelectronics | Amplificateur à correction de tension de décalage. |
JP4728737B2 (ja) * | 2005-08-17 | 2011-07-20 | Necエンジニアリング株式会社 | 振幅制御回路 |
-
1991
- 1991-02-13 JP JP3019606A patent/JP2982326B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH04258005A (ja) | 1992-09-14 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 19990824 |