JP2979903B2 - 金属帯冷却方法 - Google Patents
金属帯冷却方法Info
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Description
ける金属帯の冷却方法に関する。
60−52530号では、金属帯の板巾方向温度分布制
御方法として、冷却ロールに鋼帯等の金属帯を接触させ
つつ、該ロールに接触する金属帯に対向して配置したガ
スジェット装置から冷却ガスを金属帯に吹き付け、板巾
方向に均一な温度分布となるように冷却する方法が開示
されている。
59−129737号の方法では、図10及び図11に
示される様に各冷却ロール2に接触させた金属帯1に対向
して金属帯巾方向に分割されて設置されたガスジェット
装置3のノズル31a乃至31eの分割数が有限であるため、
(1) 金属帯巾方向の不均一温度領域とそれに対応するガ
スジェット装置3の分割されたノズル31a乃至31eの位置
とが一致せず、ガスジェット装置3から吹き付けられた
冷却ガスにより局部的に過冷却の領域が発生し均一な板
温分布を 得るのが難しい、(2) ノズル31のロール胴
長方向の分割数を増せば上記問題は解決されるが、設備
費が大巾に増大することになる。また分割数が少なけれ
ば以上の問題は助長されるばかりでなく、ガス風量の増
をまねき運転費が増大することになる、等の問題があ
る。
して板厚0.5〜2.3mm、板幅850〜1575mm、冷却装置入口
板温550〜680℃、冷却装置出口板温350〜480℃の条件で
冷却ロールのみによる金属帯の冷却実験を行なった結
果、全ての場合において、図12に示される様に板両端
部ならびに板中央部が板幅方向平均板温に対し、高くな
るw型の板温プロフィルになることが判明した。
および冷却条件にかかわらず、略板幅のある範囲内で板
幅方向平均板温に対し正の板温偏差が生ずる。又、板両
端部においては、板厚、速度或いは冷却装置での板温降
下量が大きくなる程、板幅方向平均板温に対する板温偏
差が大きくなる。
行なった結果以下のことが分かった。冷却ロールに金属
帯を巻付けると板厚方向に引張/圧縮の応力分布を生ず
るが、この応力によるポアソン比変形によってそれと直
角方向すなわち板幅方向に逆に圧縮/引張応力分布が誘
起され、図13に示される様に主曲げと直角方向に逆の
曲げ変形(以降鞍型変形と呼ぶ)が起こる。
両端部付近において接触不良を起こし、冷却不足状態と
なり、板幅方向平均板温に対し正の板温偏差を生ずる。
冷却ロールのみの冷却においては、次の冷却ロールに金
属帯が進行すると、正の板温偏差に起因した金属帯長手
方向の伸び差による接触不良に更に上記鞍型変形による
接触不良が付加され、大きな正の板温偏差に発展してい
く。
部での金属帯と冷却ロールの非接触長さLならびに両端
部での浮き上がり量Zは、次式数20及び数21で表わ
され、例えば板厚1.0mm、冷却ロール半径800mm、板温60
0℃の条件の場合、非接触長さLは約15mm、浮き上がり
量Zは約0.1mmとなる。
は、各冷却ロールに金属帯が接触する過程の前半部分に
おいて金属帯巾方向の中央部を、又その後半部において
金属帯巾方向の両端部を冷媒吹き付けにより冷却してい
るため、1.0mm超えの板厚の厚い金属帯の場合、冷却能
力が不足し、冷却ロール群出側では金属帯巾方向に均一
冷却することが困難であった等の問題がある。
み創案されたもので広範囲なサイズに対し、安価な運転
費で金属帯巾方向板温分布を目標板温分布に近づけつつ
急速冷却できる冷却方法を提供しようとするものであ
る。
金属帯冷却方法を基本発明として提案する。すなわち、
移動により接触長調整可能な1以上の冷却ロールに接触
する金属帯に対向して設置され、前記冷却ロールの胴長
方向に移動可能な複数の幅狭ノズルヘッダが設けられた
ガス冷却装置を用いて、金属帯と冷却ロールの接触長を
調整することで金属帯の中央部板温を調整しつつ、前記
各ノズルヘッダから冷却ガスを吹き付けることで金属帯
を冷却するにあたり、前記ノズルヘッダのうち両端部側
のノズルヘッダの位置を下記数1及び数2に示される冷
却巾となるように金属帯両端部に移動させ、その位置で
吹き付け冷却することにより、目標板温分布との偏差に
基づく板温分布制御を行うことを特徴とするものであ
る。
両端部にできるホットポイントの幅が狭く、従来構成の
ように、金属帯幅方向にノズルが複数設けられている
と、その仕切壁の部分に相当する箇所に該ホットポイン
トがある場合、その部分の冷却がしにくく、無理に冷却
しようとすると、該ホットポイント周りの部分が過冷却
となる。上記構成では、基本的にホットポイントの直上
にガス冷却装置の幅狭のノズルヘッダを移動させて、冷
却ガスを該ホットポイントに向けて吹き出させることに
より、その部分の集中的な冷却を行わせ、温度分布不均
一を効率的に解消せんとするものである。この時金属帯
に対し所定の熱処理を実施するために設定された目標板
温と金属帯中央部板温とを比較し、金属帯と冷却ロール
の接触長を調整することで、該板温偏差に基づく中央部
の板温調整を行なう。
ズルヘッダから冷却ガスを吹き付けてその背面冷却を実
施するに当たり、冷却ロールの位置とノズルヘッダの位
置とから金属帯と該ノズルヘッダの離間距離を調整させ
るのがよい。そして、前記冷却ロールの入側、出側の少
なくとも一方で金属帯幅方向の温度分布を常時監視して
おき、目標板温分布(この目標板温分布についてもプリ
セットされたものを用いても良いが、例えば板幅中央部
の目標温度の他、実測された中央部の板温、或いはその
温度より0℃〜20℃低い温度を板幅両端部の目標温度
とし、これらによって目標板温分布を決定しても良い)
との温度偏差をなくす位置(後述する数1乃至数3等に
よって得られる最適位置)に該ノズルヘッダを移動する
ことで、板温分布制御(即ち板温分布均一化)を行う。
ール胴長方向(金属帯幅方向)へのノズルヘッダの移動
の他、その温度偏差に基づくノズルヘッダ内部の冷却ガ
ス圧力又はガス流量調整を行って、金属帯に冷却ガスを
吹き付ける構成を併せて実施しても良い。
動方向に移動自在な構成であっても良い。これは、冷却
ロールがその接触長を変えるために金属帯パスラインに
直交する方向に移動できるようになっており、ロール背
面冷却に適した距離を前記ノズルヘッダが常に取れるよ
うにすることが必要なこと(この場合冷却ロールの移動
に合わせて同じ方向へ移動する)と、該ヘッダが金属帯
に接触しないようにするため(冷却ロールが金属帯パス
ラインから離れる場合その直前にノズルヘッダは前記リ
トラクト位置方向へ逆向きに移動する。尚冷却ロールが
金属帯パスラインに接触し始める時はそのリトラクト位
置から該冷却ロールに接近するようにノズルヘッダが逆
方向に移動する)である。
布制御に関して行われる両端側のノズルヘッダの移動
は、金属帯両端部における目標板温分布との温度偏差を
対象に、これをなくす位置に、具体的には後述する数1
及び数2によって得られる位置に設定して行う。上記の
w型の板温分布の不均一は中央部より両端部の方が一般
的に高く、それ故両端部へのノズルヘッダの移動を優先
させて行うことにしたものである。
部のそれより通常温度が低い他、金属帯の板幅変更があ
ってもその位置を変えることはほとんどない。それ故上
述のような両端部のノズルヘッダを設ける他、不均一温
度分布解消のために板幅方向中央部にノズルヘッダを別
に設けても良い。その場合は、ロール胴長方向には動か
ない構成(冷却ロール移動方向でのみ動くものでも良
い)のものを設け、目標板温分布との偏差に基づく板温
分布制御に関しても、該中央部ノズルヘッダでは、温度
偏差に基づくヘッダ内部の冷却ガス圧力又はガス流量調
整のみを行って、金属帯に対する冷却ガスの吹き付けを
行うものとする。
成だけではなく、2以上有する構成にも適用でき、複数
の冷却ロールを有する構成の場合は、そのうち少なくと
も最初の冷却ロールに対してノズルヘッダを3つ設けて
上記のヘッダ配置構成とすれば良いし、更にこれらの冷
却ロールを前段部と後段部の2つの区分けを設けて、前
段部の冷却ロールについてはノズルヘッダを3つ設けて
上記のヘッダ配置とすると共に、その後段部の冷却ロー
ルについてはノズルヘッダを2つとして同2つの場合の
ヘッダ配置とすると良い。以上のように少なくとも最初
の冷却ロール或いは前段の冷却ロールに対するノズルヘ
ッダ構成を3つにするのは、冷却ロール接触開始時に金
属帯中央部が中膨らみ[図6(a)に示されるように、
板形状不良により板xが接触していないロールyの胴部
分は接触している部分より冷却ロール内部の冷媒により
冷やされ、たとえ板形状が良くなっても同図(b)のよ
うに板x中央部は冷やされず、幅方向板温差により板中
央部は板両端部に比べ伸びを生じて、同図(c)のよう
になる。これを中膨らみという。特に剛性の低い薄物の
場合ひどい物では絞りが発生する]になると不均一温度
分布が発生し、冷却ロールの特性上一旦この不均一温度
分布が発生するとその後不均一温度分布が増長するの
で、ロール接触開始初期における該板形状不良をなくす
ことを目的に、少なくとも最初の冷却ロール或いは前段
の冷却ロールに対しては中央部にもノズルヘッダを設
け、その部分の集中的な冷却及び背面からのガス吹き付
けを行うことによって、その中膨らみの問題が解決され
るからである(厚物であっても特に最初のロールで有効
である)。逆に少なくとも最初の冷却ロール或いは前段
の冷却ロールに対し中央ノズルヘッダを含む3つのノズ
ルヘッダ構成としておけば、そのあとに続く冷却ロール
では金属帯両端部に対して夫々ノズルヘッダを設ければ
足りることになる。
されている場合、前段のノズルヘッダのロール移動方向
への移動と後段のノズルヘッダの移動とでは、その移動
の態様を異なるように設定することもできる。即ち前述
のように、金属帯と冷却ロールとの接触開始付近におけ
る板形状を早期に解消する目的(その他非常に熱負荷が
低く、前段の冷却ロールだけでさえ、これらが最大押し
込み量に達し得ない状態で冷却することもあること)か
ら、前段のロール背面冷却についてもできるだけその冷
却量を大きくしておく必要があり、冷却ロールの移動に
伴って該ロールとの離間距離が一定になるように前段に
おけるノズルヘッダがその移動に追従できる構成とし、
前段における冷却効果を高いものとなるようにする。一
方後段のノズルヘッダにはこのような要請が必ずしもな
く、固定しておいても良いのであるが、他方冷却ロール
が最大押し込み量になった時に対向するノズルヘッダの
長さが最大になるように該ヘッダが設計されている場
合、ある冷却ロールが使用できなくなり、その直前或い
は直後にある冷却ロールの押し込み量が浅くなると、そ
れに追従するノズルヘッダ又はその背面に固定されてい
るノズルヘッダは金属帯と接触してしまうことになるた
め、待避できるようにしておく必要がある。従って後段
のノズルヘッダについては通常冷却時に所定箇所に移動
させ、非常時或いは冷却を行わない時のみ前記リトラク
ト位置に待避させるように設定し、冷却ロールの移動に
追従させないようにしておくこともできる。
の不均一温度分布を解消するには、該変形の発生元とな
る上流側でできるだけ冷却量を大きく取り、且つ板幅方
向に均一冷却の行える背面冷却を該上流側で重点的に行
うべきである。従って前段側の特に第1冷却ロールを中
心に上流側の冷却ロールから順次押し込んで冷却長を大
きく取るだけでなく、上流側のノズルヘッダから順にそ
のガス噴出能力をmaxにして冷却し、不足分を下流側
の方で補うようにすると良い。また第1冷却ロールより
順に巻付長を大きく取る冷却ロールの押し込み方法を用
いるため、熱負荷(即ちt/h)が低い時、下流側の冷
却ロールは背面冷却用のノズルヘッダと金属帯の距離が
大きくなる。この時のエネルギーロスを少なくするた
め、ノズルヘッダと冷却ロール間の距離がある距離以上
離れると、各ノズルヘッダに設置した遮断弁を閉止して
いる。
方向に移動可能な3つ以上のノズルヘッダを用いてロー
ル背面冷却を行う場合には、上記3つのホットポイント
を対象にした平均板温制御を行うことも可能である。そ
の場合金属帯と冷却ロールの接触長を調整することで該
制御を実施するが、各冷却ロールに対向して設置された
ガス冷却装置のノズルヘッダを冷却ロールに巻付いた金
属帯の軌跡に対応して適正な離間距離を保持しながら位
置調整することが熱伝達上有効である。尚ノズルヘッダ
と金属帯との離間距離を5〜50mmとすると、冷却ロール
及びノズルヘッダの各移動調整の精度や、形状不良(例
えばエッジウェイブ)の起きた金属帯とノズルヘッダと
の接触防止を図る点で有効である。
分布との偏差に基づく板温分布制御を実施する。この場
合、ノズルヘッダの移動による冷却幅の調整が重要とな
る。金属帯に鋼帯を用いて冷却ロールによる冷却実験お
よび解析を行なった結果、下式数4で定義される鋼帯端
部に生ずる平均板温偏差(数4)は図7に示すように冷
却巾及び板厚によって大きく変化し、平均板温偏差の適
正範囲にはそれら要因と一定の相関関係(下式数1及び
数2)のあることがわかった。このため、同図に示す適
正範囲に入るような設定値、すなわち数1及び数2によ
って得られる冷却巾において集中的に冷却が行われれば
目標板温分布との偏差が減少するものとなる。そこで、
この知見によって得られた数1及び数2を用い両端側の
ノズルヘッダの位置を調整するものとする。さらに、冷
却ロールの位置とノズルヘッダの位置とから金属帯と該
ノズルヘッダの離間距離を調整させつつ、該冷却ロール
入側、出側の少なくとも一方で金属帯両端部位置を常時
監視しておき、金属帯両端部に対し各ガス冷却装置の両
端部のノズルヘッダの位置を下式数1及び数2に示され
る冷却巾となるように移動調整することによって板温偏
差を最小にすることも出来る。
領域はほとんどの場合、金属帯巾方向中心線に対し対称
であるために、金属帯巾方向中心と中央部のノズルヘッ
ダの中心が一致するように移動させればよい。また、板
温偏差の領域は図8に示されるように金属帯の巾に対し
て下式数3に示す範囲であり、その部分を冷却すること
が好適である。
調整と共に、冷却ロール出側で金属帯巾方向の板温分布
を常時監視しておき、目標板温分布との偏差に基づいて
これらのノズルヘッダ内部の冷却ガス圧力又はガス流量
調整を行って、金属帯に冷却ガスを吹き付けることで、
板温分布不均一は解消される。また以上の構成は、ロー
ル背面冷却を行う前記ガス冷却装置の構成で板温分布不
均一が解消されない場合に冷却ロール出側に補助的に設
けられる補助ガス冷却装置(金属帯巾方向に移動可能な
3つ以上のノズルヘッダを該金属帯表裏面に夫々有して
いる)を設置した場合にも適用できる。
されており、金属帯巾方向に複数個に分割されたガスジ
ェット装置による冷却と、以上に説明した本発明構成に
よる冷却との比較実験を行い、図9に示す結果(本発明
1)を得た。その場合の実験条件を下記表1に示す。同
図は金属帯端部近傍の板温分布を描いたものであるが、
本発明1は従来技術に比べ、過冷却の領域も少なく板温
分布の均一化が図られていることがわかる。
法も提案する。すなわち、金属帯の形状不良等を原因と
する各冷却ロールとの接触不均一に伴う金属帯巾方向の
板温分布の変化に対応するために、冷却ロール出側で金
属帯巾方向の板温分布を常時監視しておき、目標板温に
対し端部及び中央部において温度偏差の生じている領域
の板温偏差の重心位置を夫々求め、ガス冷却装置及び補
助ガス冷却装置の端部側のノズルヘッダにつき、金属帯
端部から該重心位置までの距離の2倍の長さが端部側に
おける冷却巾となるようにこれを移動させ、中央部のノ
ズルヘッダにつき、その中心位置が金属帯中央部にある
前記重心位置と一致するようにこれを移動させて、これ
らの各ノズルヘッダから金属帯に対し冷却ガスの吹き付
けを行うこととし、それによって上記課題の解決を図る
ものである。この冷却方法に係る発明は、板温分布実績
値に基づいたフィーバッグ制御を行うものであり、ノズ
ル冷却幅の予測調整を行う上記発明(図9の本発明1)
と比較して金属帯両端側のの冷却効果をより向上させる
ことを可能としている。すなわち、実操業においては同
一板厚の条件下でも金属帯と冷却ロールの接触状態によ
って板温分布は微妙に変化するが、この方法では、実際
の板温分布値から最適冷却巾を設定することで、実操業
にもっとも適った冷却を可能にするのである。この方法
において、金属帯両端側の冷却巾を、金属帯端部から温
度偏差領域の重心位置までの距離の2倍の長さとして設
定するのは、図5に示すように、目標温度より高温とな
る金属帯両端部の温度偏差領域(−1〜X1、X4〜
1)では端部に行けば行くほど偏差の大きい分布とな
り、その重心位置は偏差中心より端部側となる。ところ
で、その温度偏差領域のうち目標温度(T’(x))と
の一致箇所(X1,X4)近傍の冷却では、温度偏差領
域以外の部分は目標温度以下なのでその近傍部分は過冷
却になる可能性が大きい。そこで、端部から重心位置ま
での距離(例えば図5の左端部の偏差範囲では−1から
重心位置までの距離)の2倍の長さまでであれば、目標
温度との一致箇所(X1,X4)には至らない偏差領域
となり、その範囲の冷却では少なくとも目標温度との一
致箇所(X1,X4)を冷却しないのでその近傍部分の
過冷却を有効に防止できることになる。そこで、その範
囲を冷却巾としたものである。
よび中央部の板温偏差が生じている領域の板温偏差の重
心位置をそれぞれ求め、ガス冷却装置や補助ガス冷却装
置の各ノズルヘッダの位置を移動調整する方法を実施し
た場合、たとえば端部ノズルヘッダを例にとって説明す
ると、前記表1の条件下では図9中の本発明2のよう
に、上記本発明1にも増して板温分布の均一化が図られ
ることとなった。すなわち、上記数1及び数2を用いて
冷却を施す本発明1の補充も十分可能となっている。
き図1乃至図3を用いて説明する。
方法の実施構成の概略を示す説明図である。加熱均熱後
徐冷された金属帯1は、本構成の入側及び出側に設置し
たブライドルロール16a〜16fによって張力が付与され
る。
一温度分布が生じ易く、またその前段のガスジェット帯
(図示無し)でそのような不均一温度分布が生じていた
場合はこのロール冷却設備でそれが助長されることにな
るため、本実施例では以下に示す金属帯冷却構成でロー
ル背面冷却を行う。
温計15aで金属帯1の巾方向板温分布を検出し、その温度
信号に基づき板温制御演算装置12によって金属帯中央部
板温と目標板温とを比較し、その板温偏差に基づく平均
板温制御に関しては、冷却ロール群2の各ロールと金属
帯1との接触長の調整を接触長調整装置4により行なう。
関しては、まず冷却ロール2に対向して設置されたガス
冷却装置3のノズルヘッダと金属帯1とが接触しないよう
に、冷却ロール群2の各ロールの位置からこれらの冷却
ロール2に巻付いた金属帯1の軌跡を求め、適正な離間距
離となるように、進退調整装置5を用いて該ガス冷却装
置3の各ノズルヘッダを冷却ロール移動方向で動かし、
その位置を調整する。
した金属帯両端部位置検出器14で検出された金属帯両端
部の位置信号から、前記ガス冷却装置3及び冷却ロール
群2の出側に設置された補助ガス冷却装置7のそれぞれの
位置における金属帯1の両端部及び巾方向中心について
位置制御演算装置13で推定し、上記ガス冷却装置3及び
補助ガス冷却装置7の各ノズルヘッダと連結された移動
調整装置6及び8を用いて、両端部側のノズルヘッダ及び
中央部のノズルヘッダを金属帯巾方向に動かし、両端部
側のノズルヘッダについては前記数1あるいは数2の式
に示される冷却巾(ノズルヘッダと金属帯の重なった部
分の冷却幅)となるように、又中央部のノズルヘッダに
ついては金属帯巾方向の中心とノズルヘッダの中心が一
致するように夫々位置調整を行なう。図2及び図3を用
いて具体的に説明すると、冷却ロールに対向して設置さ
れた各ガス冷却装置3のうちの両端部側のノズルヘッダ3
1a及び31cは、該移動調整装置6のうち両端部ノズルヘッ
ダに連結された移動調整装置61a及び61cを用いて位置調
整され、又中央部のノズルヘッダ31bは、該移動調整装
置6のうち中央部ノズルヘッダに連結された移動調整装
置61bを用いて位置調整される。同様に冷却ロール群2の
出側に設置された補助ガス冷却装置7のうち両端部側の
ノズルヘッダ71a及び71cは、該移動調整装置8のうち両
端部ノズルヘッダに連結された移動調整装置81a及び81c
を用いて位置調整され、又中央部のノズルヘッダ71b
は、該移動調整装置8のうち中央部ノズルヘッダに連結
された移動調整装置81bを用いて位置調整される。
板温計15a及び補助ガス冷却装置7の出側に設置された板
温計15bで検出された金属帯1の巾方向温度信号を基に板
温制御演算装置12によってその測定板温の温度分布と目
標板温分布とを比較し、その板温偏差に対応させて各ガ
ス冷却装置3及び補助ガス冷却装置7のノズルヘッダ内部
の冷却ガス圧力(圧力計は省略)につき冷却ガス供給ブ
ロワ10a及び10bの回転数或いは圧力調節弁9a〜9eの開度
のうち少なくとも一方を用いてその調整を行ない、その
調整された冷却ガスを金属帯1に吹き付ける。尚冷却ガ
スは炉内(図1では省略)より熱交換装置11、冷却ガス
供給ブロワ10を通して各ガス冷却装置3及び補助ガス冷
却装置7へ供給される。
側及び補助ガス冷却装置7の出側にそれぞれ設置してい
るが、補助ガス冷却装置7の出側のみに設置する構成で
あっても良い。
装置3のノズルヘッダの最適位置(即ち、最適離間距
離)の演算方法について図4を用いて説明する。
半径をF1及びF2、ロールの中心間の距離をL0、ロー
ル2と金属帯1を接触させない場合の基準線からロール2
がノズルヘッダ30a、30b側にはみ出ている長さをL1及
びL2、ロール2と金属帯1の巻付け角度θ、ノズルヘッ
ダ30a、30bの角度η1及びη2とする。この様な状況での
下側のノズルヘッダ30bについて考える。
であるA点の座標は下式数5で表わされる。
であるB点の座標は下式数6で表わされる。
数7で表わされることになる。
に示される様になる。
られる。
隔をGとすると、該ノズルヘッダ30bの最適位置は以下
の様になる。
場合 即ち、θ≧(η1)/2となる場合、ノズルヘッダ30b
の中心の位置E点と 金属帯1の距離がGとなる様な
ノズルヘッダ30bの位置が最適位置である。 2) 巻付け長がノズルヘッダ30bより短い場合 即ち、θ<(η1)/2となる場合、D点の座標、C点
の座標、E点の座標は次式数11、数12及び数13に
示される様になる。
と金属帯1の距離が|X5|となる様なノズルヘッダ30b
の位置が最適位置である。
して、特に金属帯1巾方向板温分布形状の変化に対応す
るための各ガス冷却装置3及び補助ガス冷却装置7の金属
帯巾方向におけるノズルヘッダの最適位置の演算方法に
ついて図5を用いて説明する。
属帯巾方向の板温分布は、次式数14で示す4次のべき
級数で表すことができる。
15)の測定結果より最小二乗法を用いて求めている。
最適位置の算出 次に、ノズルヘッダの金属帯巾方向位置の算出を行な
う。上記定量化によって求められた冷却ロール群出側の
板巾方向の板温分布は図5に示される様になった場合、
目標板温分布T’(x)より高温側の温度不良域は、 −1≦X≦X1 X2≦X≦X3 X4≦X≦1 但し、X1、X2、X3、X4:高温側板温不良領域境
界の領域に分割される(図5斜線領域参照)。
重心位置Xe1、Xe2と中央部の板温偏差が生じている領
域の重心位置Xcは次式数15、数16および数17の
重心演算により求められる。
および数19となるように、端部ノズルヘッダ31a、31c
をそれぞれ調整し、中央部のノズルヘッダ31bはその中
心をXcの位置へ移動調整し、それぞれの領域での板温
偏差に対応させて各ノズルヘッダ内部の冷却ガス圧力を
調整し、その圧力調整のなされた冷却ガスを金属帯1に
吹き付けることによって板温分布形状の変化にも対応で
きる。
に対し、金属帯巾方向板温分布を目標板温分布に合わせ
つつ、急速冷却することが可能となった。
図である。
の斜視図である。
置の斜視図である。
冷却装置のノズルヘッダとの位置関係を示す説明図であ
る。
示すグラフである。
フである。
成の概略図である。
ェット装置の構成を示す斜視図である。
板温分布を示すグラフである。
の変形状態を示す斜視図である。
Claims (6)
- 【請求項1】 移動により接触長調整可能な1以上の冷
却ロールに接触する金属帯に対向して設置され、前記冷
却ロールの胴長方向に移動可能な複数の幅狭ノズルヘッ
ダが設けられたガス冷却装置を用いて、金属帯と冷却ロ
ールの接触長を調整することで金属帯の中央部板温を調
整しつつ、前記各ノズルヘッダから冷却ガスを吹き付け
ることで金属帯を冷却するにあたり、前記ノズルヘッダ
のうち両端部側のノズルヘッダの位置を下記数22及び
数23に示される冷却巾となるように金属帯両端部に移
動させ、その位置で吹き付け冷却することにより、目標
板温分布との偏差に基づく板温分布制御を行うことを特
徴とする金属帯冷却方法。 【数22】6≦W E ≦45 但し、t<1.3(ここで、W E は両端部ノズルヘッダ冷
却幅(mm)、tは金属帯の板厚(mm)を各示す) 【数23】12t−9.6≦W E ≦22t+16.4 但し、t≧1.3(ここで、W E は両端部ノズルヘッダ冷
却幅(mm)、tは金属帯の板厚(mm)を各示す) - 【請求項2】 請求項1の金属帯冷却方法を実施するに
あたり、前記ノズルヘッダの他に、金属帯幅方向中央部
に相当する位置に、ロール胴長方向には動かない幅狭ノ
ズルヘッダを設け、目標板温分布との偏差に基づく板温
分布制御に関し、前記中央部のノズルヘッダでは、温度
偏差に基づくヘッダ内部の冷却ガス圧力又はガス流量調
整のみを行って、金属帯に対する冷却ガスの吹き付けを
行うことを特徴とする金属帯冷却方法。 - 【請求項3】 移動により接触長調整可能な1以上の冷
却ロールに接触する金属帯に対向して設置され、前記冷
却ロールの胴長方向に移動可能な3以上の幅狭ノズルヘ
ッダが設けられたガス冷却装置を用いて、金属帯と冷却
ロールの接触長を調整することで金属帯の中央部板温を
調整しつつ、前記各ノズルヘッダから冷却ガスを吹き付
けることで金属帯を冷却するにあたり、前記ノズルヘッ
ダのうち両端部側のノズルヘッダの位置を下記数24及
び数25に示される冷却巾となるように金属帯両端部に
移動させるとともに、中央部のノズルヘッダの位置をそ
の中心が金属帯巾方向中心位置と一致するようにしかつ
下記数26に示される冷却巾となるように移動させ、そ
れらの位置で吹き付け冷却することにより、目標板温分
布との偏差に基づく板温分布制御を行うことを特徴とす
る金属帯冷却方法。 【数24】6≦W E ≦45 但し、t<1.3(ここで、W E は両端部ノズルヘッダ冷
却幅(mm)、tは金属帯の板厚(mm)を各示す) 【数25】12t−9.6≦W E ≦22t+16.4 但し、t≧1.3(ここで、W E は両端部ノズルヘッダ冷
却幅(mm)、tは金属帯の板厚(mm)を各示す) 【数26】0.09B≦W C ≦0.27B(ここで、W C は中央
部ノズルヘッダの冷却幅(mm)、Bは金属帯の幅(mm)を各
示す) - 【請求項4】 移動により接触長調整可能な1以上の冷
却ロールに接触する金属帯に対向して設置され、前記冷
却ロールの胴長方向に移動可能な3つ以上の幅狭ノズル
ヘッダの設けられたガス冷却装置を用いて、これらの各
ノズルヘッダから冷却ガスを吹き付けることで金属帯を
冷却するに当り、金属帯の目標板温との偏差に基づく平
均板温制御に関しては、金属帯と冷却ロールの接触長を
調整することで行ない、目標板温分布との偏差に基づく
板温分布制御に関しては、冷却ロールの位置とノズルヘ
ッダの位置とから金属帯と該ノズルヘッダの離間距離を
調整させつつ、該冷却ロール入側、出側の少なくとも一
方で金属帯両端部位置を常時監視しておき、これらのノ
ズルヘッダのうち両端部側のノズルヘッダの位置を下記
数27及び数28に示される冷却巾となるように金属帯
両端部に移動させると共に、中央部のノズルヘッダの中
心位置を金属帯巾方向中心位置と一致するように移動さ
せて下記数29に示される冷却巾とし、冷却ロール出側
で金属帯巾方向の板温分布を常時監視しておき、目標板
温分布との偏差に基づいてこれらのノズルヘッダ内部の
冷却ガス圧力又はガス流量調整を行って、金属帯に冷却
ガスを吹き付けることを特徴とする金属帯冷却方法。 【数27】6≦W E ≦45 但し、t<1.3(ここで、W E は両端部ノズルヘッダ冷
却幅(mm)、tは金属帯の板厚(mm)を各示す) 【数28】12t−9.6≦W E ≦22t+16.4 但し、t≧1.3(ここで、W E は両端部ノズルヘッダ冷
却幅(mm)、tは金属帯の板厚(mm)を各示す) 【数29】0.09B≦W C ≦0.27B(ここで、W C は中央
部ノズルヘッダの冷却幅(mm)、Bは金属帯の幅(mm)を各
示す) - 【請求項5】 移動により接触長調整可能な1以上の冷
却ロールに接触する金属帯に対向して設置され、前記冷
却ロールの胴長方向に移動可能な3つ以上の幅狭ノズル
ヘッダの設けられたガス冷却装置と、冷却ロールの出側
に設置され、金属帯巾方向に移動可能な3つ以上のノズ
ルヘッダが該金属帯表裏面に夫々設けられた補助ガス冷
却装置とを用いて、これらの各ノズルヘッダから冷却ガ
スを吹き付けることで金属帯を冷却するに当り、金属帯
の目標板温との偏差に基づく平均板温制御に関しては、
金属帯と冷却ロールの接触長を調整することで行ない、
目標板温分布との偏差に基づく板温分布制御に関して
は、冷却ロールの位置とガス冷却装置のノズルヘッダの
位置とから金属帯とこれらのノズルヘッダの離間距離を
調整させつつ、該冷却ロール入側、出側の少なくとも一
方で金属帯両端部位置を常時監視しておき、ガス冷却装
置及び補助ガス冷却装置のノズルヘッダのうち両端部側
のノズルヘッダの位置を下記数30及び数31に示され
る冷却巾となるように金属帯両端部に移動させると共
に、中央部のノズルヘッダの中心位置を金属帯巾方向中
心位置と一致するように移動させて下記数32に示され
る冷却巾とし、冷却ロール出側で金属帯巾方向の板温分
布を常時監視しておき、目標板温分布との偏差に基づい
てガス冷却装置及び補助ガス冷却装置の各ノズルヘッダ
内部の冷却ガス圧力又はガス流量調整を行って、金属帯
に冷却ガスを吹き付けることを特徴とする金属帯冷却方
法。 【数30】6≦W E ≦45 但し、t<1.3(ここで、W E は両端部ノズルヘッダ冷
却幅(mm)、tは金属帯の板厚(mm)を各示す) 【数31】12t−9.6≦W E ≦22t+16.4 但し、t≧1.3(ここで、W E は両端部ノズルヘッダ冷
却幅(mm)、tは金属帯の板厚(mm)を各示す) 【数32】0.09B≦W C ≦0.27B(ここで、W C は中央
部ノズルヘッダの冷却幅(mm)、Bは金属帯の幅(mm)を各
示す) - 【請求項6】 移動により接触長調整可能な1以上の冷
却ロールに接触する金属帯に対向して設置され、前記冷
却ロールの胴長方向に移動可能な3つ以上の幅狭ノズル
ヘッダの設けられたガス冷却装置を用いて、これらの各
ノズルヘッダから冷却ガスを吹き付けることで金属帯を
冷却するにあたり、金属帯の目標板温との偏差に基づく
平均板温制御に関しては、金属帯と冷却ロールの接触長
を調整することで行ない、目標板温分布との偏差に基づ
く板温分布制御に関しては、冷却ロールの位置とノズル
ヘッダの位置とから金属帯と該ノズルヘッダの離間距離
を調整させつつ、冷却ロール出側で金属帯巾方向の板温
分布を常時監視しておき、目標板温に対し端部及び中央
部において温度偏差の生じている領域の板温偏差の重心
位置を夫々求め、ガス冷却装置の端部側のノズルヘッダ
につき、金属帯端部から前記重心位置までの距離の2倍
の長さが端部側における冷却巾となるようにこれを移動
させ、中央部のノズルヘッダにつき、その中心位置が金
属帯中央部にある前記重心位置と一致するようにこれを
移動させて、これらの各ノズルヘッダから金属帯に対し
冷却ガスの吹き付けを行うことを特徴とする金属帯冷却
方法。
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JPS6320894A (ja) * | 1986-07-14 | 1988-01-28 | 三菱電機株式会社 | 電気回路を有するサンドイツチ板の製造方法 |
JPH03207821A (ja) * | 1990-01-09 | 1991-09-11 | Kawasaki Steel Corp | 連続焼鈍の冷却帯でのストリップの冷却制御方法 |
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-
1993
- 1993-06-03 JP JP5156362A patent/JP2979903B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
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